JPH042721B2 - - Google Patents
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- JPH042721B2 JPH042721B2 JP25442285A JP25442285A JPH042721B2 JP H042721 B2 JPH042721 B2 JP H042721B2 JP 25442285 A JP25442285 A JP 25442285A JP 25442285 A JP25442285 A JP 25442285A JP H042721 B2 JPH042721 B2 JP H042721B2
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Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 技術分野
この発明は単軌条運搬車の高架レール敷設構造
に関する。
に関する。
単軌条運搬車は、単軌条(モノレール)の上を
動力車と台車とが自力で走行する運搬車である。
動力車と台車とが自力で走行する運搬車である。
レールの敷設は容易で、狭隘な場所も通過でき
る、という特長がある。
る、という特長がある。
果樹園などの傾斜の多い丘陵地には最適の運搬
手段である。
手段である。
たとえば、みかん園では、200Kg積みの単軌条
運搬車が広く用いられている。
運搬車が広く用いられている。
動力車は自走するための車両である。動力車
は、原動機構と、動力伝達機構と、駆動ピニオン
と、レールに動力車を支持するための上下の車輪
と、これらを収納するフレーム等よりなる。
は、原動機構と、動力伝達機構と、駆動ピニオン
と、レールに動力車を支持するための上下の車輪
と、これらを収納するフレーム等よりなる。
レールの側面又は下面には連続してラツクが溶
接してある。動力車の駆動ピニオンがラツクに噛
合う。
接してある。動力車の駆動ピニオンがラツクに噛
合う。
駆動ピニオンが回転すると、動力車はラツクか
ら推進力を受けて前進し或は後進する。
ら推進力を受けて前進し或は後進する。
台車は荷物を積んで運ぶものである。上下前後
の車輪と、これによつて支持される荷物台とから
なつている。
の車輪と、これによつて支持される荷物台とから
なつている。
台車と動力車は1本の棒からなる連結器で連結
されている。
されている。
みかん園などで使用する場合は、荷重が200Kg
で、軽いから、動力車や台車も軽く、レールも1
本で足りた。当然、レールを支持する機構なども
単純であつた。
で、軽いから、動力車や台車も軽く、レールも1
本で足りた。当然、レールを支持する機構なども
単純であつた。
単軌条運搬車は、さらに、土木用としての有用
性が認められつつある。急傾斜が多く狭隘な山地
に於て、単軌条運搬車は最適であると考えられる
からである。また無人走行できるという便利な長
所も魅力的である。
性が認められつつある。急傾斜が多く狭隘な山地
に於て、単軌条運搬車は最適であると考えられる
からである。また無人走行できるという便利な長
所も魅力的である。
山間に於ける工事に、生コン、石材などを運搬
するために使うことができる。また砕石などを採
取した場合、これを運搬するのに使う事もでき
る。
するために使うことができる。また砕石などを採
取した場合、これを運搬するのに使う事もでき
る。
土木工事用に単軌条運搬車を利用する場合、よ
り積載荷重が大きくなる。1ton程度の積荷を運ぶ
という事が望まれる。
り積載荷重が大きくなる。1ton程度の積荷を運ぶ
という事が望まれる。
荷重が大きくなると、動力車、台車の構造を大
きく堅牢にしなければならない。
きく堅牢にしなければならない。
動力車の駆動力が増加するから、レールの構造
も強くする必要がある。ラツクに大きな荷重がか
かるので、駆動ピニオンの数を増して、推進力を
分散させなければならない。
も強くする必要がある。ラツクに大きな荷重がか
かるので、駆動ピニオンの数を増して、推進力を
分散させなければならない。
ラツクの破損を避けるため、本発明は、前後の
ピニオンに力が等分配される2輪駆動単軌条動力
車を発明した(特公昭58−23267号、特公昭60−
33702)。
ピニオンに力が等分配される2輪駆動単軌条動力
車を発明した(特公昭58−23267号、特公昭60−
33702)。
またレール構造を強くするため、本発明者は、
上レールと下レールとを組あわせた上下レール構
造の単軌条運搬車を発明した(特公昭58−
23268)。
上レールと下レールとを組あわせた上下レール構
造の単軌条運搬車を発明した(特公昭58−
23268)。
単軌条とはいいながら上下2本のレールを使つ
ている。上レールを車輪ではさみ、下レールは左
右側面をローラで接触してゆくようにしている。
荷重は上レールによつて直接うける。下レールは
横方向の揺れを防ぐ。
ている。上レールを車輪ではさみ、下レールは左
右側面をローラで接触してゆくようにしている。
荷重は上レールによつて直接うける。下レールは
横方向の揺れを防ぐ。
このようにして、動力車、台車、レールの問題
を次々と解決していつた。
を次々と解決していつた。
しかし、未だレール敷設の問題が残つている。
(イ) 従来技術とその問題点
レールは地表から浮かして敷設しなければなら
ない。
ない。
そこで、地面を堀り基礎コンクリートを打ちこ
んで、支柱を立てる。支柱は、数メートルおきに
立てる。
んで、支柱を立てる。支柱は、数メートルおきに
立てる。
レールは支柱の上部側方にブラケツトによつて
固定する。
固定する。
みかん園など軽荷重の単軌条運搬車の場合、土
地の形状もあまり複雑でないから、支柱は低い。
地の形状もあまり複雑でないから、支柱は低い。
低い支柱であるから、地面に対して直角に立て
ても、動力の方向に立ててもよい。
ても、動力の方向に立ててもよい。
地面に対して直角という事は、レールに対して
も直角という事である。支柱とレールを結合する
ブラケツトの構造は簡単である。
も直角という事である。支柱とレールを結合する
ブラケツトの構造は簡単である。
支柱は動力の方向に立てる場合は、レールと支
柱とが直角にならない。この場合ブラケツトの構
造が、少し複雑になる。
柱とが直角にならない。この場合ブラケツトの構
造が、少し複雑になる。
ブラケツトは支柱に固定される筒体と、レール
に固定される部材と、筒体と部材とを回動可能に
枢着するピン又はボルト・ナツトよりなる。
に固定される部材と、筒体と部材とを回動可能に
枢着するピン又はボルト・ナツトよりなる。
このブラケツトは、ある面内で筒が回転できる
ようになつているが、一次元運動である。二次元
の自由度をもつていない。
ようになつているが、一次元運動である。二次元
の自由度をもつていない。
また、支柱は1本ずつ立てていたから、レール
の幅方向の傾きは問題にならなかつた。
の幅方向の傾きは問題にならなかつた。
さて、1ton用の実用的な単軌条運搬車を製作し
たのは本発明者が最初であろうと思われる。前記
したように、上下2本レール構造であつたから、
レール自体は堅牢である。
たのは本発明者が最初であろうと思われる。前記
したように、上下2本レール構造であつたから、
レール自体は堅牢である。
レール支持機構は、レールの堅牢さ、運搬車の
重さに応じて、頑丈にするのは難しいことではな
い。しかし、そうすると、角度や高さについて調
節可能性が少なくなつてくる。
重さに応じて、頑丈にするのは難しいことではな
い。しかし、そうすると、角度や高さについて調
節可能性が少なくなつてくる。
第11図は本発明者が1ton用の単軌条運搬車の
レール支柱構造として、採用したものを示す(特
開昭58−20201、昭和58年3月24日公開)。
レール支柱構造として、採用したものを示す(特
開昭58−20201、昭和58年3月24日公開)。
上レール1と、下レール2とが適数の結合リブ
3によつて一体化されている。レール長は例えば
3mである。
3によつて一体化されている。レール長は例えば
3mである。
レールの継目には結合プレート4が溶接してあ
る。隣接レールの結合プレート4をボルト5で固
定することによつてレールは結合される。
る。隣接レールの結合プレート4をボルト5で固
定することによつてレールは結合される。
下レール2の下には三角形のリブを持つ押え板
200が溶接してある。水平方向に長いレール受
け6が、押え板200によつて両側から挟まれボ
ルトによつて固定されている。
200が溶接してある。水平方向に長いレール受
け6が、押え板200によつて両側から挟まれボ
ルトによつて固定されている。
レール受け6の両端にはジヤツキベース201
があつて、レール受け6の端部を昇降可能に支持
する。ジヤツキベース201の下端は地中に設け
たキリ202よつて固定される。
があつて、レール受け6の端部を昇降可能に支持
する。ジヤツキベース201の下端は地中に設け
たキリ202よつて固定される。
このようなレール敷設構造は堅牢である。
しかし、傾斜地に用いると、支柱がレールに直
角であるから、動力の方向と支柱の方向が喰い違
う、という難点がある。
角であるから、動力の方向と支柱の方向が喰い違
う、という難点がある。
このように支柱が短かければあまり問題がな
い。
い。
本発明者は、重い単軌条運搬車を、高架レール
によつて走行あせる、という課題を与えられた。
によつて走行あせる、という課題を与えられた。
(ウ) 解決すべき問題点
なぜ重い単軌条運搬車が必要か?という事は既
に述べた。傾斜地、山林、山間での土木工事に使
うためである。
に述べた。傾斜地、山林、山間での土木工事に使
うためである。
もうひとつ高架レール、高架支柱という課題が
新しく与えられた。従来の単軌条運搬車は地表よ
り数十cmの高さを走行するようになつていた。レ
ールも低く敷設してある。高架でないので、支柱
の傾きなどもあまり問題ではない。
新しく与えられた。従来の単軌条運搬車は地表よ
り数十cmの高さを走行するようになつていた。レ
ールも低く敷設してある。高架でないので、支柱
の傾きなどもあまり問題ではない。
樹木が多く繁茂し、傾斜も大きく、凹凸に富
み、道路も狭い山林に於て、単軌条運搬車を敷設
するとする。
み、道路も狭い山林に於て、単軌条運搬車を敷設
するとする。
みかん園のように平坦な傾斜ではなく、不規則
な凹凸がある。傾斜角も40〜45゜に達することが
ある。
な凹凸がある。傾斜角も40〜45゜に達することが
ある。
レールはできだけ真直である方がよい。
山林であるから小道もある。このような山道の
通行を妨げてはならない。山道と交差しなければ
よいのであるが、レールが長いと道と交差するこ
ともある。
通行を妨げてはならない。山道と交差しなければ
よいのであるが、レールが長いと道と交差するこ
ともある。
この場合、レールは山道の上を通るようにしな
ければならない。
ければならない。
このようなわけで、山林地での工事用という場
合、レールを低い位置に敷設すると、不便であ
る。
合、レールを低い位置に敷設すると、不便であ
る。
高架レールが採用される理由は以上のごとくで
ある。もちろん、現在のところ、無人の荷物運搬
用の単軌条運搬車を高架レールで走行させている
という例はない。それは、山間での土木工事に、
未だ殆ど使われていないからであろう。
ある。もちろん、現在のところ、無人の荷物運搬
用の単軌条運搬車を高架レールで走行させている
という例はない。それは、山間での土木工事に、
未だ殆ど使われていないからであろう。
1tonの重荷重用の単軌条運搬車を高架レール、
高架支柱によつて走行させるという課題自体が新
しいのである。
高架支柱によつて走行させるという課題自体が新
しいのである。
レールの存在が邪魔にならないために高架にす
るのであるから、2〜3mの高さが要求される。
るのであるから、2〜3mの高さが要求される。
支柱の高さがこのように長いと、動力の方向と
支柱の方向とが喰い違う第11図に示すようなレ
ール支持構造は採用できない。
支柱の方向とが喰い違う第11図に示すようなレ
ール支持構造は採用できない。
支柱が彎曲してしまうからである。
荷重が大きいから、ひとつの支持点で用いられ
る支柱の数は2本である。第11図も2本の支柱
がレールの左右に立てられている。
る支柱の数は2本である。第11図も2本の支柱
がレールの左右に立てられている。
山地であるから、左右の支柱の高さが同じであ
るとは限らない。左右の地面の高さが異なること
もある。
るとは限らない。左右の地面の高さが異なること
もある。
山地の上に、できるだけ直線に近い高架レール
を敷設する。このため、レールの長手方向に沿つ
て、レールと地表までの距離が著しく変化する。
を敷設する。このため、レールの長手方向に沿つ
て、レールと地表までの距離が著しく変化する。
このようなわけで、支柱の長さが自在に調節で
きるようになつていなければならない。
きるようになつていなければならない。
もちろん、従来のようにジヤツキベースを用い
る事は有効である。しかし、ジヤツキの場合、ね
じ面を切つた棒材を使うから、長いものは作りに
くい。せいぜい調節可能長さは数十cmの程度であ
る。
る事は有効である。しかし、ジヤツキの場合、ね
じ面を切つた棒材を使うから、長いものは作りに
くい。せいぜい調節可能長さは数十cmの程度であ
る。
高架支柱とするのであるから、支柱はそもそも
長いのである。しかも、凹凸に富む山地であるか
ら、支柱の長さの調節可能範囲は1m〜2mも必要
である。
長いのである。しかも、凹凸に富む山地であるか
ら、支柱の長さの調節可能範囲は1m〜2mも必要
である。
支柱とレールが直角でないことがあるので、レ
ールを受ける部材(枕木またはレール受け)は、
支柱に対して回転可能であつて、しかも、任意の
角度に固定できるものでなければならない。
ールを受ける部材(枕木またはレール受け)は、
支柱に対して回転可能であつて、しかも、任意の
角度に固定できるものでなければならない。
支柱とレール受け部材がレール受け部材の中心
軸のまわりに回転可能であるとしても、これだけ
では十分でない。
軸のまわりに回転可能であるとしても、これだけ
では十分でない。
さらに、支柱は鉛直に立たず、斜めになること
もある。従つて支柱とレール受け部材との間の結
合は二次元的な回転自由度を持つことが望まれ
る。
もある。従つて支柱とレール受け部材との間の結
合は二次元的な回転自由度を持つことが望まれ
る。
モノレールのレール支柱とレールの角度を任意
に変える事のできる球型の連結装置は、例えば、
実公昭54−34323(昭和54年10月20日公告)に於て
提案されている。
に変える事のできる球型の連結装置は、例えば、
実公昭54−34323(昭和54年10月20日公告)に於て
提案されている。
半球型の凸座金と、球面の一部を持つ凹座金と
を、組合わせて、センターピンで連結している。
球面部分で凹凸座金は接触しているから、両者は
二次元的な運動の自由度を持つている。
を、組合わせて、センターピンで連結している。
球面部分で凹凸座金は接触しているから、両者は
二次元的な運動の自由度を持つている。
これは、レールの下に直接取り付ける球型連結
装置である。支柱に対して、レールを前後方向
に、或は側方に傾けて支持することができる。
装置である。支柱に対して、レールを前後方向
に、或は側方に傾けて支持することができる。
しかし、この球型連結装置は、センターピンを
締めて上下の座金を固定するものであるから、セ
ンターピンの上にレールを取りつけてしまうと、
センターピンをねじることができない。つまり、
上下の座金を強く固定できない。
締めて上下の座金を固定するものであるから、セ
ンターピンの上にレールを取りつけてしまうと、
センターピンをねじることができない。つまり、
上下の座金を強く固定できない。
荷重が大きいのであるから、上座金と下座金と
が固定されていないといけない。
が固定されていないといけない。
本発明は、これらの問題点を解決する。
(エ) 目 的
高さ調節が広い範囲にわたつており、しかも微
細な調節ができるようにした支柱を含む単軌条運
搬車の高架レール敷設構造を与える事が本発明の
目的である。
細な調節ができるようにした支柱を含む単軌条運
搬車の高架レール敷設構造を与える事が本発明の
目的である。
支柱とレール受けの上下方向の角度調整を自在
に行ないうるようにした単軌条運搬車の高架レー
ル敷設構造を与える事が本発明の第2の目的であ
る。
に行ないうるようにした単軌条運搬車の高架レー
ル敷設構造を与える事が本発明の第2の目的であ
る。
さらに支柱の角度を二次元的に調整可能である
ようにし、支柱を立てる位置についての自由度を
高めるようにした単軌条運搬車の高架レール敷設
構造を与える事が本発明の第3の目的である。
ようにし、支柱を立てる位置についての自由度を
高めるようにした単軌条運搬車の高架レール敷設
構造を与える事が本発明の第3の目的である。
(オ) 構 成
以下、図面によつて本発明の構成を説明する。
第1図は本発明の単軌条運搬車の高架レール敷
設構造の一部を示す正面図である。第2図は側面
図である。
設構造の一部を示す正面図である。第2図は側面
図である。
レール7は、上レール1と下レール2及びこれ
らを結合する結合リブ3とよりなつている。
らを結合する結合リブ3とよりなつている。
上下レール構造にするのは、上下方向の曲げ剛
性を増大させることにより、大きい荷重に耐える
ようにするためである。もうひとつの理由は、単
軌条運搬車の下方に設けた一対のローラが下レー
ル2の側面を転動してゆくようにし、運搬車の横
転を防ぐことである。
性を増大させることにより、大きい荷重に耐える
ようにするためである。もうひとつの理由は、単
軌条運搬車の下方に設けた一対のローラが下レー
ル2の側面を転動してゆくようにし、運搬車の横
転を防ぐことである。
第3の理由は、レールのねじれに対する剛性を
増すことである。
増すことである。
レールの単位長さは2〜4mであつてよい。
レールの継ぎ目には結合プレート4が上下レー
ルにわたつて溶接してある。ボルト5が隣接レー
ルの結合プレート4を結合するので、レールがつ
ながれてゆく。
ルにわたつて溶接してある。ボルト5が隣接レー
ルの結合プレート4を結合するので、レールがつ
ながれてゆく。
レール受け6は、レールと直角方向に延びる角
柱形の部材である。継ぎ目に於て、レール端がレ
ール受け6に乗つている。さらに押え板200が
ボルトによつてレール受け6の側面に固着され
る。
柱形の部材である。継ぎ目に於て、レール端がレ
ール受け6に乗つている。さらに押え板200が
ボルトによつてレール受け6の側面に固着され
る。
つまり、レール受け6は、2つのレールの継ぎ
目に設けられるのである。
目に設けられるのである。
レール受け6は、より太く、横に長い、角柱で
あるレール受親バリ8の上に置かれ、バンド9,
9によつて結合される。
あるレール受親バリ8の上に置かれ、バンド9,
9によつて結合される。
レール受親バリ8の方が、レール受け6よりも
長いのは、左右の支柱12,12間の間隔を広く
とつて、高架レールの横方向の安定性を高めるた
めである。
長いのは、左右の支柱12,12間の間隔を広く
とつて、高架レールの横方向の安定性を高めるた
めである。
さらに、後に述べるように、レール受け6を、
レール受親バリ8の上に於て左右に動かし、任意
の位置に固着できるためである。
レール受親バリ8の上に於て左右に動かし、任意
の位置に固着できるためである。
レール受親バリ8の両端には、レール受角度調
節機構10がある。これは球形ジヨイント11を
経てパイプ支柱12により支持される。
節機構10がある。これは球形ジヨイント11を
経てパイプ支柱12により支持される。
レール受親バリ8は、軸のまわりに回転でき、
任意の角度ψに於て固定できる。このようにする
のがレール受角度調節機構10である。
任意の角度ψに於て固定できる。このようにする
のがレール受角度調節機構10である。
第2図のようにレール7が長手方向に水平では
なく、傾角ψを持つときには、レール受親バリ8
自体を、水平面に対して、傾角ψだけ傾むける。
なく、傾角ψを持つときには、レール受親バリ8
自体を、水平面に対して、傾角ψだけ傾むける。
球形ジヨイント11は、これより上部と、下部
とを二次元的(θ,φ)に角度調節できるように
結合するものである。
とを二次元的(θ,φ)に角度調節できるように
結合するものである。
パイプ支柱12の下端は基礎13により支持さ
れる。
れる。
傾斜地25に立てるから左右のパイプ支柱12
の長さが異なることも多い。
の長さが異なることも多い。
そこでパイプ支柱12は、外管14と、この内
管に挿入された内管15とを組合わせた構造にな
つている。
管に挿入された内管15とを組合わせた構造にな
つている。
内管15には、複数個の止め穴16が等間隔に
穿孔されている。
穿孔されている。
外管14の下端が基礎13に固定される。内管
15の上端は球形ジヨイント11を支持する。
15の上端は球形ジヨイント11を支持する。
外管14の上端には支柱高さ調整装置17が設
けられている。これは支柱の高さZを調整する。
けられている。これは支柱の高さZを調整する。
支柱12は、動力の方向、つまり鉛直方向に立
てる。これが原則であるが、場所により、少し斜
めになることもある。
てる。これが原則であるが、場所により、少し斜
めになることもある。
高架であるから、支柱12だけでは安定しな
い。長手方向、横方向の力に対して弱いからであ
る。
い。長手方向、横方向の力に対して弱いからであ
る。
長手方向の補強のため、隣接する2本のパイプ
支柱を、4本のステーパイプ18〜21によつて
結合してある。
支柱を、4本のステーパイプ18〜21によつて
結合してある。
縦ステーパイプ18、縦ステーパイプ19は、
レールにほぼ平行であつて、上方、下方に於て隣
接パイプ支柱12,12を結合する。
レールにほぼ平行であつて、上方、下方に於て隣
接パイプ支柱12,12を結合する。
それぞれのステーパイプの両端はパイプ止め金
具22があつて支柱に固結してある。
具22があつて支柱に固結してある。
さらに、筋交いステーパイプ20,21が、ス
テーパイプ18,19の固結点を対角線方向に結
合している。
テーパイプ18,19の固結点を対角線方向に結
合している。
ステーパイプによつて4つの力の三角形ができ
る。このため、レールに平行な力に対してきわめ
て堅牢である。
る。このため、レールに平行な力に対してきわめ
て堅牢である。
このような、長手方向の補強構造は、第3図、
第4図に示すように、2本づつの支柱に対して設
けるだけでよい。
第4図に示すように、2本づつの支柱に対して設
けるだけでよい。
こうすると、パイプ支柱の間にステーパイプの
ない空間ができて通行の邪魔にならない。
ない空間ができて通行の邪魔にならない。
もちろん、全ての隣接支柱間にこのような長手
方向の補強を施してもよい。
方向の補強を施してもよい。
その場合であつても、第4図に示すように、山
道27が存在する時は、この部分を空けておく必
要がある。
道27が存在する時は、この部分を空けておく必
要がある。
横方向には、左右の支柱間に横ステーパイプ2
3がさしわたしてある。
3がさしわたしてある。
第1図に於ては、レールと平行に山道26があ
るので、横ステーパイプ23は通行を妨げないよ
う、十分上方に設けられている。
るので、横ステーパイプ23は通行を妨げないよ
う、十分上方に設けられている。
横ステーパイプ23だけでは、力の三角形を作
らないから、さらに短い筋交いパイプ24,24
によつて、横ステーパイプ23と支柱12とを斜
めに結合している。
らないから、さらに短い筋交いパイプ24,24
によつて、横ステーパイプ23と支柱12とを斜
めに結合している。
本発明の高架レール敷設構造は、支柱高さZ、
レール受親バリ傾角ψ、球形ジヨイント傾角θ,
φ、レール受親バリに於けるレール位置変位X、
が任意に設定できる変数になつている。
レール受親バリ傾角ψ、球形ジヨイント傾角θ,
φ、レール受親バリに於けるレール位置変位X、
が任意に設定できる変数になつている。
これらの調整可能な変数を、調節機構の構造と
ともに説明する。
ともに説明する。
第5図はレール受親バリと支柱上方の結合部の
構造を示す正面図である。第6図は同じものの側
面図である。
構造を示す正面図である。第6図は同じものの側
面図である。
まず、レール受角度調節機構10について説明
する。
する。
レール受親ハリ8は角柱筒体であるが、両端に
端板30が溶接40してある。端板30には中心
に穴が穿孔されている。
端板30が溶接40してある。端板30には中心
に穴が穿孔されている。
レール受角度調節ピン31は、径の大きいフラ
ンジ部32とより小さい径の挿入軸部33を有
し、反対側に雄螺部34が設けてある。
ンジ部32とより小さい径の挿入軸部33を有
し、反対側に雄螺部34が設けてある。
挿入軸部33が端板30の中心穴に入り、フラ
ンジ部32が端板30の側面に当たるようにし、
端板30とピン31を溶接41してある。
ンジ部32が端板30の側面に当たるようにし、
端板30とピン31を溶接41してある。
円筒形のレール受角度調節メタル35は、短い
鉛直の継棒36と溶接42してある。
鉛直の継棒36と溶接42してある。
レール受角度調節ピン31に、レール受角度調
節メタル35を嵌込み、さらに、ワツシヤ37、
皿バネ38を雄螺部34に差入れてナツト39で
締める。
節メタル35を嵌込み、さらに、ワツシヤ37、
皿バネ38を雄螺部34に差入れてナツト39で
締める。
レール受角度調節ピン31は円柱面になつてい
る。レール受角度調節メタル35は円筒面になつ
ている。ピン31に対して、レール受角度調節メ
タル35は回転できる。
る。レール受角度調節メタル35は円筒面になつ
ている。ピン31に対して、レール受角度調節メ
タル35は回転できる。
レール受親ハリ8は、レール受角度調節メタル
35に固結されているから、レール受親ハリ8
は、その軸のまわりに回転できる。傾き角の最適
値ψが決まれば、ナツト39を緊締する。こうす
れば、ψが固定される。レール受親ハリ8はもは
や回転しない。
35に固結されているから、レール受親ハリ8
は、その軸のまわりに回転できる。傾き角の最適
値ψが決まれば、ナツト39を緊締する。こうす
れば、ψが固定される。レール受親ハリ8はもは
や回転しない。
球形ジヨイント11は、球軸44と、上メタル
45、下メタル46、ボルト47などよりなる。
45、下メタル46、ボルト47などよりなる。
上メタル45は、凹球面を下半に形成した有孔
盤である。上方の穴には、継棒36の小径部が挿
入される。継棒36と上メタル45は溶接43さ
れている。
盤である。上方の穴には、継棒36の小径部が挿
入される。継棒36と上メタル45は溶接43さ
れている。
下メタル46はやはり凹球面を形成した有孔盤
である。
である。
球軸44は上端に球体が形成された軸である。
球体の上半部に上メタル45が、下半に下メタ
ル46が接触する。
ル46が接触する。
ボルト47は、下メタル46の通し穴49を通
り、上メタル45の雌螺穴4に螺合している。
り、上メタル45の雌螺穴4に螺合している。
上メタル、下メタルは凹球面をなし、球軸44
と球面接触している。このため、上メタル、下メ
タルは球軸に対し、傾いたり(θ)、中心軸のま
わりに回転(φ)したりできる。
と球面接触している。このため、上メタル、下メ
タルは球軸に対し、傾いたり(θ)、中心軸のま
わりに回転(φ)したりできる。
つまり、継棒36、レール受角度調節メタル3
5が、支柱12に対し、θ,φの角度変位できる
ことになる。
5が、支柱12に対し、θ,φの角度変位できる
ことになる。
角度調節をするためには、ボルト47を少し緩
めればよい。調節をした後は、ボルト47を締め
て、球軸44を上メタル45、下メタル46の間
に固定する。
めればよい。調節をした後は、ボルト47を締め
て、球軸44を上メタル45、下メタル46の間
に固定する。
ボルトが外に出ているので、角度調節後に、ボ
ルトを締めて角度を固定できる。この点が実公昭
54−34323などとは異なる。
ルトを締めて角度を固定できる。この点が実公昭
54−34323などとは異なる。
球軸44の下端は、フランジ50に溶接54さ
れている。パイプ支柱12の内管15の上端には
他のフランジ51が溶接55されている。
れている。パイプ支柱12の内管15の上端には
他のフランジ51が溶接55されている。
フランジ50とフランジ51は重なりあつてお
り、ボルト52とナツト53によつて固結され
る。
り、ボルト52とナツト53によつて固結され
る。
第7図に角度変位している状態を示す。
球形ジヨイントの最大傾き角は、第7図の例で
は15゜となつているが、10〜20゜程度あれば十分で
ある。
は15゜となつているが、10〜20゜程度あれば十分で
ある。
軸まわりの回転角φの方は0〜360゜の変域をも
つている。
つている。
立体角で言うとΘm=15゜で0.21ステラジアン、
10゜で0.095ステラジアン、20゜で0.38ステラジアン
である。
10゜で0.095ステラジアン、20゜で0.38ステラジアン
である。
したがつて望ましい変域は0.095〜0.38ステラ
ジアンの程度である。
ジアンの程度である。
第8図によつて、レール受親ハリ8に対するレ
ールの位置Xが可変である事を説明する。
ールの位置Xが可変である事を説明する。
レール受けの長さをM、レール受親ハリの長さ
をNとする。レール受親ハリの中心にレール7の
位置する状態をX=0と定義する。
をNとする。レール受親ハリの中心にレール7の
位置する状態をX=0と定義する。
N>Mであるから、Xは、−(N−M)/2から
(N−M)/2の間の任意の値をとる事ができる。
(N−M)/2の間の任意の値をとる事ができる。
このようにできるのは、レール受親ハリ8に直
接レール7を固着するのではないからである。
接レール7を固着するのではないからである。
もうひとつの理由は、レール受けよりレール受
親ハリ8がずつと長い事による。高架レール(2
〜3m)であるから、左右の安定性を確保するた
めに、レール受親ハリ8は長くならざるを得な
い。
親ハリ8がずつと長い事による。高架レール(2
〜3m)であるから、左右の安定性を確保するた
めに、レール受親ハリ8は長くならざるを得な
い。
レール受け6は、従来の、地面近くのレール敷
設用(高さ数十cm)のものを用いるので、左右の
安定性を考えても、短かくてよい。したがつて
(N−M)の値が大きくなる。
設用(高さ数十cm)のものを用いるので、左右の
安定性を考えても、短かくてよい。したがつて
(N−M)の値が大きくなる。
レールを直接、レール受親ハリに固定しようと
すれば、レール受親ハリ8に多数のボルト穴を穿
たなければならない。
すれば、レール受親ハリ8に多数のボルト穴を穿
たなければならない。
しかし、このようにしていると、レール受け6
に必要な数だけのボルト穴を穿てばよいだけであ
る。
に必要な数だけのボルト穴を穿てばよいだけであ
る。
第8図のように、レール7を偏らせて固定する
事の意義について述べる。
事の意義について述べる。
複雑な地形の山地に敷設するのであるから、支
柱の立てられない場所がある。
柱の立てられない場所がある。
レールがここを通らないようにすればよいが、
レールはできるだけ直線である事が望ましいの
で、その場所を避けられないという事もある。
レールはできるだけ直線である事が望ましいの
で、その場所を避けられないという事もある。
ところが(N−M)だけ支柱の位置を左右に振
らせる事ができる。
らせる事ができる。
そして、穴や木の株などを避けて支柱を立てる
ようにする。
ようにする。
こういうように、第8図に示すように、レール
受親ハリ8の偏つた位置にレールが固定されるこ
ともある。
受親ハリ8の偏つた位置にレールが固定されるこ
ともある。
さらに、支柱を立て、レールを取り付けてみた
が、他の支柱との関連から、レールの固定箇所を
変えた方がよい、という場合もある。
が、他の支柱との関連から、レールの固定箇所を
変えた方がよい、という場合もある。
この場合、地面を堀りかえして支柱を立て直す
必要がない。
必要がない。
レール受け6と、レール受親ハリ8とは、この
例ではバンド9によつて固着してある。しかし、
そうではなくて、正しく位置決めした後、溶接す
ることとしてもよい。
例ではバンド9によつて固着してある。しかし、
そうではなくて、正しく位置決めした後、溶接す
ることとしてもよい。
次に、支柱の高さ調整装置17について述べ
る。
る。
パイプ支柱12は、内管15と外管14とを組
合わせてなる。外管14の方が下にあり基礎13
に固結されている。内管15は、外管14の中へ
挿入されている。内管15は外管14の中で摺動
できる。
合わせてなる。外管14の方が下にあり基礎13
に固結されている。内管15は、外管14の中へ
挿入されている。内管15は外管14の中で摺動
できる。
外管14の内径と、内管15の外径がほぼ等し
い。
い。
外管14の地表に現われた長さをL1とする。
内管15の長さをL2とする。内管の長さの内、
ステーパイプなどを取りつけるために必要な長さ
をL3とする。
内管15の長さをL2とする。内管の長さの内、
ステーパイプなどを取りつけるために必要な長さ
をL3とする。
支柱の高さZの最小値は(L1+L3)である。
最大値は(L1+L2)である。
最大値は(L1+L2)である。
従つて、(L2−L3)の範囲で支柱の高さを調節
できる。これはかなり長い距離である。
できる。これはかなり長い距離である。
連続可能であるようにしたところに本発明の妙
がある。
がある。
粗調整と微調整とを組合わす。
内管15には間隔Eごとに止め穴16が穿たれ
ている。
ている。
支柱高さ調整装置17は外管14の上に設けら
れる。第9図に正面図を示す。第10図は第9図
中のX−X断面図である。
れる。第9図に正面図を示す。第10図は第9図
中のX−X断面図である。
外管14の上は、雄螺条60が、長さGにわた
つて刻設してある。
つて刻設してある。
雄螺条60の中に長さFの縦穴62が直径方向
の表裏面に穿たれている。これは止めピン63を
通し、上下運動を可能にするための縦穴である。
の表裏面に穿たれている。これは止めピン63を
通し、上下運動を可能にするための縦穴である。
止めピン63は縦穴62から、内管15の止め
穴16へ挿通される。
穴16へ挿通される。
止めピン63を下から支えるために、雄螺条6
0に螺合するハンドルナツト64が設けられてい
る。ハンドルナツト64は、円筒形のスリーブ状
であるが、手で廻すためのハンドルがついてい
る。
0に螺合するハンドルナツト64が設けられてい
る。ハンドルナツト64は、円筒形のスリーブ状
であるが、手で廻すためのハンドルがついてい
る。
止めピン63が動かないように、さらに上方か
ら、ロツクナツト65によつて押えるようにして
いる。
ら、ロツクナツト65によつて押えるようにして
いる。
こうして、止めピン63が、外管14にて対し
て固結される。
て固結される。
止めピン63は内管15の止め穴16を貫いて
いるから、これによつて内管15と外管14とが
固結されたことになる。
いるから、これによつて内管15と外管14とが
固結されたことになる。
止めピン63を、内管15の何番目の止め穴1
6に挿入するか、という事によつて、支柱の高さ
を、Eの整数倍だけ変化させる事ができる。
6に挿入するか、という事によつて、支柱の高さ
を、Eの整数倍だけ変化させる事ができる。
これは粗調整である。粗調整をデイスクリート
に行なう。
に行なう。
微調整は、止めピン63を縦穴62の中で昇降
させることによつて行なう。
させることによつて行なう。
ロツクナツト65を緩めて、ハンドルナツト6
4を廻す。ハンドルナツト64を右に廻せば、止
めピン63が下降する。
4を廻す。ハンドルナツト64を右に廻せば、止
めピン63が下降する。
ハンドルナツト64を左に廻せば、止めピン6
3が上昇する。結局、ハンドルナツト64の操作
によつて、可変距離Fだけ、連続可能に支柱の高
さZを調整することができる。
3が上昇する。結局、ハンドルナツト64の操作
によつて、可変距離Fだけ、連続可能に支柱の高
さZを調整することができる。
可変距離Fが止め穴16のピツチEより大きい
ようにする。このようにすれば、支柱の高さZ
は、(L1+L3)から(L1+L2)の間の任意の高さ
に固定できる。
ようにする。このようにすれば、支柱の高さZ
は、(L1+L3)から(L1+L2)の間の任意の高さ
に固定できる。
止めピン63は、頭部68と、反対側に小孔6
9とを備える。
9とを備える。
止めピン63を、一方の縦穴62から、内管1
5の適当な止め穴16に挿通し、尾部を他方の縦
穴62から突出す。小孔69に割ピン66を押し
こむ。これで止めピン63が抜け止めされる。
5の適当な止め穴16に挿通し、尾部を他方の縦
穴62から突出す。小孔69に割ピン66を押し
こむ。これで止めピン63が抜け止めされる。
ロツクナツト65は予め雄螺条60の最上部へ
上げておく。
上げておく。
内管15の高さを定めて、その目標高さまで、
ハンドルナツト64を廻して、止めピン63を昇
降する。
ハンドルナツト64を廻して、止めピン63を昇
降する。
位置が定まると、ロツクナツト65を下して止
めピン63を押えつける。
めピン63を押えつける。
(カ) 効果
(1) 高架レール構造としたから、山道などがあつ
ても、通行の邪魔にならない。
ても、通行の邪魔にならない。
(2) 高架レール構造としたから、凹凸の多い山間
であつても、レールを複雑に彎曲させる事な
く、ほぼまつすぐに保つことができる。
であつても、レールを複雑に彎曲させる事な
く、ほぼまつすぐに保つことができる。
(3) 支柱の高さを比較的広い範囲にわたつてしか
も連続的に調節できるようにしている。左右の
支柱の高さが異なつていても差支えない。
も連続的に調節できるようにしている。左右の
支柱の高さが異なつていても差支えない。
また、長手方向に起伏の多い地形であつて
も、自由に高さ調整し、真直ぐなレール敷設す
ることができる。
も、自由に高さ調整し、真直ぐなレール敷設す
ることができる。
(4) レール受親ハリの回転角ψを連続的に調整で
きるから、レールの長手方向の水平線となす角
度がいかなるものであつても、支柱を重力の方
向に立てることができる。
きるから、レールの長手方向の水平線となす角
度がいかなるものであつても、支柱を重力の方
向に立てることができる。
(5) 球形ジヨイントが、傾角θと、傾角の方向φ
とを調整可能としている。これは、次のような
時に有効である。
とを調整可能としている。これは、次のような
時に有効である。
レールが彎曲するところである。
カーブの曲率半径は、最小でR=6mの場合
がある。そうでなくてもR=10m程度のところ
は多い。遠心力で倒れないように、カーブの内
側へ、レールを少し傾ける必要がある。
がある。そうでなくてもR=10m程度のところ
は多い。遠心力で倒れないように、カーブの内
側へ、レールを少し傾ける必要がある。
200Kg荷重の軽い単軌条運搬車の場合、レー
ルを15〜20゜も傾けていた。
ルを15〜20゜も傾けていた。
しかし、1tonもの荷重のある場合、あまり傾
けすぎてはいけない。
けすぎてはいけない。
3〜4゜、多くても5゜程度である。
左右のレールが、これだけ傾くのであるか
ら、支柱の高さを左右で変えなければならな
い。
ら、支柱の高さを左右で変えなければならな
い。
さらに、球形ジヨイント11の傾き角θを調
整する。
整する。
カーブと直線部の変化点で、急にレール傾き
が0になるのは望ましくない。そこで、少しず
つ直線部へ近づくに従つてレール傾きを0に近
づけてゆく。
が0になるのは望ましくない。そこで、少しず
つ直線部へ近づくに従つてレール傾きを0に近
づけてゆく。
このため、左右の支柱の高さの差を少なくし
てゆき、球形ジヨイントの傾角θを少なくして
ゆく。
てゆき、球形ジヨイントの傾角θを少なくして
ゆく。
直線部は3mのレールを、カーブでは2mのレ
ールを使うというように、カーブでの単位レー
ルを短かくしてもよい。すると、支柱の間隔が
狭くなり、角度θの変化をより滑らかにでき
る。
ールを使うというように、カーブでの単位レー
ルを短かくしてもよい。すると、支柱の間隔が
狭くなり、角度θの変化をより滑らかにでき
る。
(6) レール受親ハリの範囲で、レール受けを左右
に動かすことができるから、支柱を立てる位置
についての自由度が拡がる。
に動かすことができるから、支柱を立てる位置
についての自由度が拡がる。
(7) ステーパイプで隣接支柱を結合するから高架
であるのに水平方向の力や斜めからの力に対し
てよく耐える。
であるのに水平方向の力や斜めからの力に対し
てよく耐える。
このため、地表からレールまでの高さが例え
ば最高5.3Mに達するものを危険性なく構築で
きる。
ば最高5.3Mに達するものを危険性なく構築で
きる。
レール構造が頑強にできるので、1tonのモノ
レールで、レールの傾きが40゜であつても、良
好に運行できる。
レールで、レールの傾きが40゜であつても、良
好に運行できる。
レール高さが2〜6mになるものを敷設でき
る。
る。
(8) 地形の変化、台風、水害などで基礎部がもと
の位置からずれてゆくこともある。
の位置からずれてゆくこともある。
この場合も支柱の角度、長さの調整自由度が
高いから、場所をかえて修理し、新たな基礎部
から支柱を立てることができる。
高いから、場所をかえて修理し、新たな基礎部
から支柱を立てることができる。
第1図は本発明の単軌条運搬車のレール敷設構
造を示す正面図。第2図は同じものの側面図。第
3図は同じレール敷設構造の側面図。第4図は山
道がある場合のレール敷設構造の側面図。第5図
はレール受角度調節機構と球形ジヨイントの縦断
正面図。第6図はレール受角度調節機構と球形ジ
ヨイントの側面図。第7図は球形ジヨイントの傾
角状態を示す縦断面図。第8図はレール受親ハリ
の上で、レール受けを偏よらせた状態を示す正面
図。第9図は支柱高さ調整装置の拡大正面図。第
10図は第9図のX−X断面図。第11図は本発
明者がかつて発明し現在使用しているレール敷設
構造(高架でない)の側面図。 1……上レール、2……下レール、3……結合
リブ、4……結合プレート、5……ボルト、6…
…レール受け、7……レール、8……レール受親
ハリ、9……バンド、10……レール受角度調節
機構、11……球形ジヨイント、12……パイプ
支柱、13……基礎、14……外管、15……内
管、16……止め穴、17……支柱高さ調整装
置、18〜23……ステーパイプ、24……筋交
いパイプ、25……傾斜地、26,27……山
道、30……端板、31……レール受角度調節ピ
ン、32……フランジ部、33……挿入軸部、3
4……雄螺部、35……レール受角度調節メタ
ル、36……継棒、37……ワツシヤ、38……
皿バネ、39……ナツト、40〜43……溶接、
44……球軸、45……上メタル、46……下メ
タル、47……ボルト、48……雌螺穴、50,
51……フランジ、52……ボルト、53……ナ
ツト、60……雄螺条、61……カバー、62…
…縦穴、63……止めピン、64……ハンドルナ
ツト、65……ロツクナツト、66……割りピ
ン、68……頭部、69……小孔。
造を示す正面図。第2図は同じものの側面図。第
3図は同じレール敷設構造の側面図。第4図は山
道がある場合のレール敷設構造の側面図。第5図
はレール受角度調節機構と球形ジヨイントの縦断
正面図。第6図はレール受角度調節機構と球形ジ
ヨイントの側面図。第7図は球形ジヨイントの傾
角状態を示す縦断面図。第8図はレール受親ハリ
の上で、レール受けを偏よらせた状態を示す正面
図。第9図は支柱高さ調整装置の拡大正面図。第
10図は第9図のX−X断面図。第11図は本発
明者がかつて発明し現在使用しているレール敷設
構造(高架でない)の側面図。 1……上レール、2……下レール、3……結合
リブ、4……結合プレート、5……ボルト、6…
…レール受け、7……レール、8……レール受親
ハリ、9……バンド、10……レール受角度調節
機構、11……球形ジヨイント、12……パイプ
支柱、13……基礎、14……外管、15……内
管、16……止め穴、17……支柱高さ調整装
置、18〜23……ステーパイプ、24……筋交
いパイプ、25……傾斜地、26,27……山
道、30……端板、31……レール受角度調節ピ
ン、32……フランジ部、33……挿入軸部、3
4……雄螺部、35……レール受角度調節メタ
ル、36……継棒、37……ワツシヤ、38……
皿バネ、39……ナツト、40〜43……溶接、
44……球軸、45……上メタル、46……下メ
タル、47……ボルト、48……雌螺穴、50,
51……フランジ、52……ボルト、53……ナ
ツト、60……雄螺条、61……カバー、62…
…縦穴、63……止めピン、64……ハンドルナ
ツト、65……ロツクナツト、66……割りピ
ン、68……頭部、69……小孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基礎13に固定された外管14と、下部が外
管14の内部に挿入された内管15と、内管15
の高さZを調節する支柱高さ調整装置17とより
なりレール7の左右に一対ずつ、レール7の長手
方向に多数設けられるパイプ支柱12,12,…
…と、パイプ支柱12,12,……の間を結合補
強するステーパイプ18,19,……と、パイプ
支柱12の上端に設けられ上下部材の傾角θと傾
きの方向φとを連続的に変化させそのまま固定で
きる球形ジヨイント11と、単軌条運搬車のレー
ル7を下面から支持するレール受け6と、レール
受け6を支持するレール受けより長いレール受親
バリ8と、球形ジヨイント11の上部に設けられ
レール受親バリ8の傾角ψを変化させそのまま固
定できるようレール受親バリ8の両端を支持する
レール受角度調節機構10とよりなる事を特徴と
する単軌条運搬車の高架レール敷設構造。 2 レール7の長手方向には、上下2本の縦ステ
ーパイプ18,19と、これらに対し対角線をな
す方向に筋交いステーパイプ20,21とを設け
て隣設支柱12,12間を補強した特許請求の範
囲第1項記載の単軌条運搬車の高架レール敷設構
造。 3 左右2本の支柱12,12の間には横ステー
パイプ23を水平に設け、さらに横ステーパイプ
23と支柱12の間に短い筋交いパイプ24を設
けて左右支柱間を補強した特許請求の範囲第1項
又は第2項に記載の単軌条運搬車の高架レール敷
設構造。 4 地表よりのレールの高さが2m〜6mである特
許請求の範囲第1項記載の単軌条運搬車の高架レ
ール敷設構造。 5 レール7が、上レール1と下レール2と両者
の間を固結する結合リブ3とより成る上下2本レ
ール構造である特許請求の範囲第1項記載の単軌
条運搬車の高架レール敷設構造。 6 球形ジヨイント11が、球形の頭部をもつ球
軸44と、球軸44に対応する凹部をもつ上メタ
ル45、下メタル46と、ボルト47とよりな
り、球形頭部を、上メタル45と下メタル46で
挟みボルト47によつて上、下メタル45,46
を緊締して上下メタル45,46と球軸44の角
度関係θ,φを固定でき、ボルト47を緩めて前
記角度関係θ,φを変化できるようにした特許請
求の範囲第1項記載の単軌条運搬車の高架レール
敷設構造。 7 支柱高さ調整装置17は、内管15に等間隔
に穿孔された止め穴16と、外管14の上端に刻
設された雄螺条60と、雄螺条60の中に直径方
向表裏面に設けられた縦穴62と、縦穴62から
止め穴16へ挿通された止めピン63と、雄螺条
60に螺合し止めピン63を支持するハンドルナ
ツト64と、止めピン63を上から押えるロツク
ナツト65とよりなる特許請求の範囲第1項記載
の単軌条運搬車の高架レール敷設構造。 8 止め穴16の間隔Eより、縦穴60の長さF
が長いものである特許請求の範囲第7項記載の単
軌条運搬車の高架レール敷設構造。 9 彎曲部での単位レール長さを、直線部での単
位レール長さより短かくした特許請求の範囲第1
項記載の単軌条運搬車の高架レール敷設構造。 10 球形ジヨイントの角度調整可能な範囲が
0.095〜0.38ステラジアンである特許請求の範囲
第1項記載の単軌条運搬車の高架レール敷設構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25442285A JPS62112801A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 単軌条運搬車の高架レ−ル敷設構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25442285A JPS62112801A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 単軌条運搬車の高架レ−ル敷設構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62112801A JPS62112801A (ja) | 1987-05-23 |
| JPH042721B2 true JPH042721B2 (ja) | 1992-01-20 |
Family
ID=17264757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25442285A Granted JPS62112801A (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | 単軌条運搬車の高架レ−ル敷設構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62112801A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2629248B1 (fr) * | 1988-03-25 | 1992-04-24 | Sgs Thomson Microelectronics | Procede de test de memoire a programmation unique et memoire correspondante |
| JP4582563B2 (ja) * | 2001-02-16 | 2010-11-17 | 株式会社ニッカリ | レールベース及びこのレールベースによるレール敷設方法 |
| JP5582609B2 (ja) * | 2010-09-13 | 2014-09-03 | 株式会社ニッカリ | 噛合式軌条走行車の軌条架設構造 |
| JP6727619B2 (ja) * | 2018-10-19 | 2020-07-22 | 株式会社Ymek | パラソル |
-
1985
- 1985-11-12 JP JP25442285A patent/JPS62112801A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62112801A (ja) | 1987-05-23 |
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