JPH04272533A - 防振装置 - Google Patents
防振装置Info
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- JPH04272533A JPH04272533A JP3021091A JP3021091A JPH04272533A JP H04272533 A JPH04272533 A JP H04272533A JP 3021091 A JP3021091 A JP 3021091A JP 3021091 A JP3021091 A JP 3021091A JP H04272533 A JPH04272533 A JP H04272533A
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Landscapes
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のエンジンマウン
ト等に用いられ、振動発生部からの振動を減衰吸収する
防振装置に関する。
ト等に用いられ、振動発生部からの振動を減衰吸収する
防振装置に関する。
【0002】
【従来技術】自動車のエンジンには、エンジンと車体と
の間にエンジンマウントとしての防振装置が配設され、
エンジンの振動が車体に伝達されるのを阻止している。
の間にエンジンマウントとしての防振装置が配設され、
エンジンの振動が車体に伝達されるのを阻止している。
【0003】この防振装置の内部にはエンジン側に配置
された主液室及び車体側に配置された副液室が形成され
、主液室及び副液室には液体が充填されているものがあ
る(特開昭61−55427号)。この防振装置では、
主液室及び副液室は各々シエイク振動を吸収するための
第1の制限通路及びシエイク振動よりも周波数の高いア
イドル振動を吸収するための第2の制限通路を通して連
結されている。この第2の制限通路には主液室と副液室
とを連通状態及び非連通状態にする開閉部材が副液室内
に設けられている。
された主液室及び車体側に配置された副液室が形成され
、主液室及び副液室には液体が充填されているものがあ
る(特開昭61−55427号)。この防振装置では、
主液室及び副液室は各々シエイク振動を吸収するための
第1の制限通路及びシエイク振動よりも周波数の高いア
イドル振動を吸収するための第2の制限通路を通して連
結されている。この第2の制限通路には主液室と副液室
とを連通状態及び非連通状態にする開閉部材が副液室内
に設けられている。
【0004】上記防振装置では、車両が高速で走行され
るなどしてシエイク振動が発生している場合には、開閉
部材により第2の制限通路が非連通状態、すなわち、第
1の制限通路のみを通して液体が主液室及び副液室とを
行き来する状態にされる。シエイク振動は、液体が第1
の制限通路を通過する際の抵抗又は液柱共振により吸収
される。一方、車両が停止又は例えば時速5キロ程度の
低速で走行されるなどしてアイドル振動が発生している
場合には、第1の制限通路は目詰まり状態となるが、開
閉部材により第2の制限通路が連通状態にされて、液体
は第2の制限通路を通して主液室及び副液室とを行き来
するようになる。したがって、アイドル振動は、液体が
第2の制限通路を通過する際の抵抗又は液柱共振により
吸収される。
るなどしてシエイク振動が発生している場合には、開閉
部材により第2の制限通路が非連通状態、すなわち、第
1の制限通路のみを通して液体が主液室及び副液室とを
行き来する状態にされる。シエイク振動は、液体が第1
の制限通路を通過する際の抵抗又は液柱共振により吸収
される。一方、車両が停止又は例えば時速5キロ程度の
低速で走行されるなどしてアイドル振動が発生している
場合には、第1の制限通路は目詰まり状態となるが、開
閉部材により第2の制限通路が連通状態にされて、液体
は第2の制限通路を通して主液室及び副液室とを行き来
するようになる。したがって、アイドル振動は、液体が
第2の制限通路を通過する際の抵抗又は液柱共振により
吸収される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記防振装置では、シ
エイク振動が発生している場合には、開閉部材が副液室
側から第2の制限通路を閉止した状態となる。ところで
、主液室は、上記の如く、振動源としてのエンジン側に
配置されている。そのため、振動により主液室側から副
液室側へ向けて大きな圧力が働き、副液室側で第2の制
限通路を閉止している開閉部材は、主液室側から副液室
側へ向けて大きな力を受ける。したがって、開閉部材に
よる第2の制限通路の閉止を充分な信頼性の下で行うの
は困難である。
エイク振動が発生している場合には、開閉部材が副液室
側から第2の制限通路を閉止した状態となる。ところで
、主液室は、上記の如く、振動源としてのエンジン側に
配置されている。そのため、振動により主液室側から副
液室側へ向けて大きな圧力が働き、副液室側で第2の制
限通路を閉止している開閉部材は、主液室側から副液室
側へ向けて大きな力を受ける。したがって、開閉部材に
よる第2の制限通路の閉止を充分な信頼性の下で行うの
は困難である。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、開閉部材によ
る制限通路の閉止が確実に行なえる防振装置を得ること
が目的である。
る制限通路の閉止が確実に行なえる防振装置を得ること
が目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、振動
発生部と振動受部の一方へ連結される第1の部材と、振
動発生部及び振動受部の他方へ連結される第2の部材と
、前記第1の部材と第2の部材との間に設けられて振動
発生時に変形する弾性体と、この弾性体を隔壁の少なく
とも一部とし拡縮可能な主液室と、この主液室と隔離さ
れた副液室と、前記主液室と副液室とを連通する第1及
び第2の制限通路と、前記主液室内に設けられ第2の制
限通路の開口部周縁へ主液室側から押圧されて第2の制
限通路を開閉可能な開閉部材と、前記振動発生部による
振動の周波数に応じて第2の制限通路が閉止される第1
の状態及び第2の制限通路が開放される第2の状態に前
記開閉部材を制御する制御手段を、を有することを特徴
としている。
発生部と振動受部の一方へ連結される第1の部材と、振
動発生部及び振動受部の他方へ連結される第2の部材と
、前記第1の部材と第2の部材との間に設けられて振動
発生時に変形する弾性体と、この弾性体を隔壁の少なく
とも一部とし拡縮可能な主液室と、この主液室と隔離さ
れた副液室と、前記主液室と副液室とを連通する第1及
び第2の制限通路と、前記主液室内に設けられ第2の制
限通路の開口部周縁へ主液室側から押圧されて第2の制
限通路を開閉可能な開閉部材と、前記振動発生部による
振動の周波数に応じて第2の制限通路が閉止される第1
の状態及び第2の制限通路が開放される第2の状態に前
記開閉部材を制御する制御手段を、を有することを特徴
としている。
【0008】請求項2の発明は、振動発生部と振動受部
の一方へ連結される第1の部材と、振動発生部及び振動
受部の他方へ連結される第2の部材と、前記第1の部材
と第2の部材との間に設けられて振動発生時に変形する
弾性体と、この弾性体を隔壁の少なくとも一部とし拡縮
可能な主液室と、この主液室と隔離された副液室と、前
記主液室と副液室とを連通する第1及び第2の制限通路
と、前記主液室内に設けられ第2の制限通路の開口部周
縁へ主液室側から押圧されて第2の制限通路を開閉可能
な第1の開閉部材と、前記副液室に設けられ第2の制限
通路の開口部周縁へ副液室側から押圧されて第2の制限
通路を開閉可能な第2の開閉部材と、前記第1の開閉部
材と第2の開閉部材との間に設けられ内部の圧力の大き
さに応じて第1及び第2の開閉部材により第2の制限通
路の両端部が閉止される第1の位置と第1及び第2の開
閉部材より第2の制限通路の両端部が開放される第2の
位置とへ拡縮可能な拡縮部材と、前記振動発生部による
振動の周波数に応じて前記拡縮部材の内部の圧力を変更
する圧力変更手段と、を有することを特徴としている。
の一方へ連結される第1の部材と、振動発生部及び振動
受部の他方へ連結される第2の部材と、前記第1の部材
と第2の部材との間に設けられて振動発生時に変形する
弾性体と、この弾性体を隔壁の少なくとも一部とし拡縮
可能な主液室と、この主液室と隔離された副液室と、前
記主液室と副液室とを連通する第1及び第2の制限通路
と、前記主液室内に設けられ第2の制限通路の開口部周
縁へ主液室側から押圧されて第2の制限通路を開閉可能
な第1の開閉部材と、前記副液室に設けられ第2の制限
通路の開口部周縁へ副液室側から押圧されて第2の制限
通路を開閉可能な第2の開閉部材と、前記第1の開閉部
材と第2の開閉部材との間に設けられ内部の圧力の大き
さに応じて第1及び第2の開閉部材により第2の制限通
路の両端部が閉止される第1の位置と第1及び第2の開
閉部材より第2の制限通路の両端部が開放される第2の
位置とへ拡縮可能な拡縮部材と、前記振動発生部による
振動の周波数に応じて前記拡縮部材の内部の圧力を変更
する圧力変更手段と、を有することを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1の発明に係る防振装置では、振動発生
部により振動が発生すると、振動の周波数に応じて第2
の制限通路が閉止される第1の状態及び第2の制限通路
が開放される第2の状態に開閉部材が制御される。
部により振動が発生すると、振動の周波数に応じて第2
の制限通路が閉止される第1の状態及び第2の制限通路
が開放される第2の状態に開閉部材が制御される。
【0010】第1の状態では、液体が第1の制限通路の
みを通して主液室と副液室とを行き来する。したがって
、振動発生部により発生した振動は、液体が第1の制限
通路を通過する際の抵抗又は液柱共振により吸収される
。この場合、主液室内の液体により主液室から副液室へ
向けて大きな圧力が作用するが、この圧力が開閉部材に
より、第2の制限通路を閉止する力として作用するため
、第2の制限通路の閉止が確実に行なえる。第2の状態
では、液体が第2の制限通路を通して主液室と副液室と
を行き来する。したがって、振動発生部より発生した振
動は、液体が第2の制限通路を通過する際の抵抗あるい
は液柱共振により吸収される。
みを通して主液室と副液室とを行き来する。したがって
、振動発生部により発生した振動は、液体が第1の制限
通路を通過する際の抵抗又は液柱共振により吸収される
。この場合、主液室内の液体により主液室から副液室へ
向けて大きな圧力が作用するが、この圧力が開閉部材に
より、第2の制限通路を閉止する力として作用するため
、第2の制限通路の閉止が確実に行なえる。第2の状態
では、液体が第2の制限通路を通して主液室と副液室と
を行き来する。したがって、振動発生部より発生した振
動は、液体が第2の制限通路を通過する際の抵抗あるい
は液柱共振により吸収される。
【0011】請求項2の発明に係る防振装置では、振動
発生部により振動が発生すると、振動の周波数に応じて
第1及び第2の開閉部材により第2の制限通路の両端部
が閉止される第1の位置と第1及び第2の開閉部材によ
り第2の制限通路の両端部が開放される第2の位置とな
るように拡縮部材の内部の圧力が圧力変更手段により変
更される。
発生部により振動が発生すると、振動の周波数に応じて
第1及び第2の開閉部材により第2の制限通路の両端部
が閉止される第1の位置と第1及び第2の開閉部材によ
り第2の制限通路の両端部が開放される第2の位置とな
るように拡縮部材の内部の圧力が圧力変更手段により変
更される。
【0012】第1の位置では、液体が第1の制限通路の
みを通して主液室と副液室とを行き来する。したがって
、振動発生部により発生した振動は、液体が第1の制限
通路を通過する際の抵抗又は液柱共振により吸収される
。この場合、主液室内の液体により主液室から副液室へ
向けて大きな圧力が作用するが、この圧力が開閉部材に
より、第2の制限通路を閉止する力として作用するため
、第2の制限通路の閉止が確実に行なえる。さらに、第
2の制限通路は、第1及び第2の開閉部材により、主液
室及び副液室の両側から閉止されるので、第2の制限通
路の閉止がより確実に行なえる。第2の位置では、液体
が第2の制限通路を通して主液室と副液室とを行き来す
る。したがって、振動発生部より発生した振動は、液体
が第2の制限通路を通過する際の抵抗あるいは液柱共振
により吸収される。
みを通して主液室と副液室とを行き来する。したがって
、振動発生部により発生した振動は、液体が第1の制限
通路を通過する際の抵抗又は液柱共振により吸収される
。この場合、主液室内の液体により主液室から副液室へ
向けて大きな圧力が作用するが、この圧力が開閉部材に
より、第2の制限通路を閉止する力として作用するため
、第2の制限通路の閉止が確実に行なえる。さらに、第
2の制限通路は、第1及び第2の開閉部材により、主液
室及び副液室の両側から閉止されるので、第2の制限通
路の閉止がより確実に行なえる。第2の位置では、液体
が第2の制限通路を通して主液室と副液室とを行き来す
る。したがって、振動発生部より発生した振動は、液体
が第2の制限通路を通過する際の抵抗あるいは液柱共振
により吸収される。
【0013】
【実施例】図1には本発明の第1実施例に係る防振装置
が断面図で示されている。防振装置では、ベースプレー
ト10が車体(図示せず)へ固着されるようになってい
る。
が断面図で示されている。防振装置では、ベースプレー
ト10が車体(図示せず)へ固着されるようになってい
る。
【0014】ベースプレート10の周囲から立設される
フランジ部10Aには軸心が垂直とされたアウタープレ
ート18の下端部がかしめ固着されている。このアウタ
ープレート18の上端部内周にはゴム20の外周が加硫
接着されている。このゴム20は中央上部にトツププレ
ート22が設けられており、このトツププレート22上
へ図示しない自動車用エンジンが搭載されると共に、ト
ツププレート22から立設されるボルト24でこのエン
ジンがトツププレート22へ固着されるようになってい
る。
フランジ部10Aには軸心が垂直とされたアウタープレ
ート18の下端部がかしめ固着されている。このアウタ
ープレート18の上端部内周にはゴム20の外周が加硫
接着されている。このゴム20は中央上部にトツププレ
ート22が設けられており、このトツププレート22上
へ図示しない自動車用エンジンが搭載されると共に、ト
ツププレート22から立設されるボルト24でこのエン
ジンがトツププレート22へ固着されるようになってい
る。
【0015】アウタープレート18とベースプレート1
0との間にはダイヤフラム26の周囲が固定されており
、このダイヤフラム26、アウタープレート18及びゴ
ム20によって区画される中空成形体の内部を液室28
としている。この液室28内には、水、オイル等の非圧
縮性の液体が封入されている。
0との間にはダイヤフラム26の周囲が固定されており
、このダイヤフラム26、アウタープレート18及びゴ
ム20によって区画される中空成形体の内部を液室28
としている。この液室28内には、水、オイル等の非圧
縮性の液体が封入されている。
【0016】液室28内には、仕切板30が設けられ、
この仕切板30により液室28が区画されて上方に主液
室28A、下方に副液室28Bが配置されている。仕切
板30は上板29を備えた筒部31及び筒部31の上板
29と反対側の端部から半径方向外方に広がったフラン
ジ部33を備えている。このフランジ部33がダイヤフ
ラム26とアウタープレート18との間に挟持固定され
ている。
この仕切板30により液室28が区画されて上方に主液
室28A、下方に副液室28Bが配置されている。仕切
板30は上板29を備えた筒部31及び筒部31の上板
29と反対側の端部から半径方向外方に広がったフラン
ジ部33を備えている。このフランジ部33がダイヤフ
ラム26とアウタープレート18との間に挟持固定され
ている。
【0017】筒部31の略中央部には、円形貫通孔であ
る第2の制限通路36が設けられている。筒部31のフ
ランジ部33との接続部付近は厚肉とされ、内部に長手
方向が第2の制限通路36回りにC字状の空隙である第
1の制限通路11が形成されて、この第1の制限通路1
1は開口部11Aを介して主液室28Aと、開口部11
Bを介して副液室28Bと連通している。したがって、
第1の制限通路11は、主液室28Aと副液室28Bと
を連通している。
る第2の制限通路36が設けられている。筒部31のフ
ランジ部33との接続部付近は厚肉とされ、内部に長手
方向が第2の制限通路36回りにC字状の空隙である第
1の制限通路11が形成されて、この第1の制限通路1
1は開口部11Aを介して主液室28Aと、開口部11
Bを介して副液室28Bと連通している。したがって、
第1の制限通路11は、主液室28Aと副液室28Bと
を連通している。
【0018】主液室28A内には、第1の開閉部材とし
ての蓋体34が配置されている。蓋体34は上板35を
備えた円筒状に形成されている。上板35の略中央部に
は貫通孔35Aが穿設されている。蓋体34の上板35
と反対側は開放され、開口部34Aとされている。
ての蓋体34が配置されている。蓋体34は上板35を
備えた円筒状に形成されている。上板35の略中央部に
は貫通孔35Aが穿設されている。蓋体34の上板35
と反対側は開放され、開口部34Aとされている。
【0019】副液室28B内には、第2の開閉部材とし
ての蓋体38が配置されている。蓋体38は下板39を
備えた円筒状に形成されている。下板39の略中央部に
は貫通孔39Aが穿設されている。蓋体38の下板39
と反対側は開放され、開口部38Aとされている。
ての蓋体38が配置されている。蓋体38は下板39を
備えた円筒状に形成されている。下板39の略中央部に
は貫通孔39Aが穿設されている。蓋体38の下板39
と反対側は開放され、開口部38Aとされている。
【0020】上記蓋体34と蓋体38との間には、開口
部41を備えた拡縮部材としての袋体40が設けられて
いる。袋体40は、ゴムなどの伸縮可能な材料によって
形成されている。袋体40には、開口部41と反対側に
リング状の溝部40A、開口部41側に溝部40Bが形
成されている。この溝部40Aが貫通孔35Aの内壁及
び上板35の貫通孔35Aの周縁部に密着されかつ溝部
40Bが貫通孔39Aの内壁及び下板39の貫通孔39
Aの周縁部に密着されている。前記蓋体34及蓋体38
は、袋体40が縮小された状態では、図1の状態にされ
る。図1の状態では、蓋体34の下端面は上板29の第
2の制限通路36の周縁部全体に上方から密着されて第
2の制限通路36の主液室28A側が閉止される。さら
に、図1の状態では、蓋体38の上端面が上板29の第
2の制限通路36の周縁部全体に下方から密着されて第
2の制限通路36の副液室28側が閉止される。
部41を備えた拡縮部材としての袋体40が設けられて
いる。袋体40は、ゴムなどの伸縮可能な材料によって
形成されている。袋体40には、開口部41と反対側に
リング状の溝部40A、開口部41側に溝部40Bが形
成されている。この溝部40Aが貫通孔35Aの内壁及
び上板35の貫通孔35Aの周縁部に密着されかつ溝部
40Bが貫通孔39Aの内壁及び下板39の貫通孔39
Aの周縁部に密着されている。前記蓋体34及蓋体38
は、袋体40が縮小された状態では、図1の状態にされ
る。図1の状態では、蓋体34の下端面は上板29の第
2の制限通路36の周縁部全体に上方から密着されて第
2の制限通路36の主液室28A側が閉止される。さら
に、図1の状態では、蓋体38の上端面が上板29の第
2の制限通路36の周縁部全体に下方から密着されて第
2の制限通路36の副液室28側が閉止される。
【0021】袋体40が膨張した状態では、蓋体34の
下端面及び蓋体38の上端面が上板29から離間して、
第2の制限通路36の主液室28A側及び副液室28B
側が開放されて、第2の制限通路36を介して主液室2
8Aと副液室28Bとが連通される。前記開口部41に
は、圧縮機44から供給されるエアの通路としてのパイ
プ42の一端が開口部42Aに密着して取付けられてい
る。パイプ42は弾性変形可能な樹脂等により形成され
ており、パイプ42の他端部は、圧縮機44のエア吹出
し口(図示省略)に連結されている。パイプ42の途中
部42Aは、ダイヤフラム26及びアウタープレート1
8に形成された貫通孔の内壁に密着されている。前記圧
縮機41は、制御手段46に接続されている。制御手段
46はエンジンの振動の周波数に応じて、袋体40の内
部の圧力が所定値になるように圧縮機44を制御する。 圧縮機44は、袋体40の内部の圧力を低い状態及び高
い状態にでき、蓋体34及び蓋体38を前記図1及び図
2に示す位置に配置できるようになっている。
下端面及び蓋体38の上端面が上板29から離間して、
第2の制限通路36の主液室28A側及び副液室28B
側が開放されて、第2の制限通路36を介して主液室2
8Aと副液室28Bとが連通される。前記開口部41に
は、圧縮機44から供給されるエアの通路としてのパイ
プ42の一端が開口部42Aに密着して取付けられてい
る。パイプ42は弾性変形可能な樹脂等により形成され
ており、パイプ42の他端部は、圧縮機44のエア吹出
し口(図示省略)に連結されている。パイプ42の途中
部42Aは、ダイヤフラム26及びアウタープレート1
8に形成された貫通孔の内壁に密着されている。前記圧
縮機41は、制御手段46に接続されている。制御手段
46はエンジンの振動の周波数に応じて、袋体40の内
部の圧力が所定値になるように圧縮機44を制御する。 圧縮機44は、袋体40の内部の圧力を低い状態及び高
い状態にでき、蓋体34及び蓋体38を前記図1及び図
2に示す位置に配置できるようになっている。
【0022】以下に本実施例の作用を説明する。車両が
例えば時速70キロ以上の高速で走行すると、シエイク
振動が生じる。制御手段46は振動がシエイク振動か否
かを判断する。シエイク振動が発生していると判断され
ると、蓋体34、38が図1に示す状態となるように、
すなわち、袋体40内部の圧力を低くして蓋体34、3
8によって第2の制限通路36が閉止状態となるように
圧縮機41が制御される。
例えば時速70キロ以上の高速で走行すると、シエイク
振動が生じる。制御手段46は振動がシエイク振動か否
かを判断する。シエイク振動が発生していると判断され
ると、蓋体34、38が図1に示す状態となるように、
すなわち、袋体40内部の圧力を低くして蓋体34、3
8によって第2の制限通路36が閉止状態となるように
圧縮機41が制御される。
【0023】この結果、液体は第2の制限通路36を通
って主液室28Aと副液室28Bとを行き来するのが阻
止される。したがって、液体は第1の制限通路11のみ
を通って主液室28Aと副液室28Bとを行き来するよ
うになる。そのため、液体が第1の制限通路11を通過
する際の抵抗又は液柱共振でシエイク振動が有効に吸収
される。シエイク振動を吸収する過程では、液室28内
の一部の液体は主液室28A側から副液室28B側へ向
かう力及び副液室28B側から主液室28A側へ向かう
力を交互に受ける。液体に対する主液室28Aから副液
室28Bへ向かう力は、蓋体34の上板35に作用して
蓋体による第2の制限通路36の閉止力を強めるように
作用するので、第2の制限通路36の閉止を確実に行な
えしかも、確実な閉止を行うための機構が不要となる。 また、液体に対する副液室28B側から主液室28A側
へ向かう力を受けるが、この力は、蓋体38の下板39
に作用して蓋体38による第2の制限通路36の閉止力
を強めるように作用するので、第2の制限通路36の閉
止を確実に行なえる。さらに、本実施例では、第2の制
限通路36を主液室28A側及び副液室28B側の両方
から閉止するので、第2の制限通路36の閉止がより確
実に行なえる。
って主液室28Aと副液室28Bとを行き来するのが阻
止される。したがって、液体は第1の制限通路11のみ
を通って主液室28Aと副液室28Bとを行き来するよ
うになる。そのため、液体が第1の制限通路11を通過
する際の抵抗又は液柱共振でシエイク振動が有効に吸収
される。シエイク振動を吸収する過程では、液室28内
の一部の液体は主液室28A側から副液室28B側へ向
かう力及び副液室28B側から主液室28A側へ向かう
力を交互に受ける。液体に対する主液室28Aから副液
室28Bへ向かう力は、蓋体34の上板35に作用して
蓋体による第2の制限通路36の閉止力を強めるように
作用するので、第2の制限通路36の閉止を確実に行な
えしかも、確実な閉止を行うための機構が不要となる。 また、液体に対する副液室28B側から主液室28A側
へ向かう力を受けるが、この力は、蓋体38の下板39
に作用して蓋体38による第2の制限通路36の閉止力
を強めるように作用するので、第2の制限通路36の閉
止を確実に行なえる。さらに、本実施例では、第2の制
限通路36を主液室28A側及び副液室28B側の両方
から閉止するので、第2の制限通路36の閉止がより確
実に行なえる。
【0024】また、エンジンがアイドル運転の場合や車
速が時速5キロ以下の場合にはアイドル振動(20〜3
0Hz)が生じる。アイドル振動が発生している場合に
は、第1の制限通路11は目詰まり状態にされる。制御
手段46は、振動がアイドル振動か否かを判断する。ア
イドル振動が発生していると判断されると、蓋体34、
38が図2に示す状態となるように、すなわち、袋体4
0内の圧力を高めて蓋体34、38による第2の制限通
路36の閉止状態が解除されるように圧縮機41が制御
される。
速が時速5キロ以下の場合にはアイドル振動(20〜3
0Hz)が生じる。アイドル振動が発生している場合に
は、第1の制限通路11は目詰まり状態にされる。制御
手段46は、振動がアイドル振動か否かを判断する。ア
イドル振動が発生していると判断されると、蓋体34、
38が図2に示す状態となるように、すなわち、袋体4
0内の圧力を高めて蓋体34、38による第2の制限通
路36の閉止状態が解除されるように圧縮機41が制御
される。
【0025】図2の状態では、液体は第2の制限通路3
6を通って主液室28Aと副液室28Bとを行き来する
ようになる。そのため、液体が第2の制限通路36を通
過する際の抵抗又は液柱共振でアイドル振動が有効に吸
収される。
6を通って主液室28Aと副液室28Bとを行き来する
ようになる。そのため、液体が第2の制限通路36を通
過する際の抵抗又は液柱共振でアイドル振動が有効に吸
収される。
【0026】上記実施例では、圧縮機44により袋体4
0内の圧力を変更しているが、エンジンの吸入負圧を利
用してもよい。
0内の圧力を変更しているが、エンジンの吸入負圧を利
用してもよい。
【0027】図3及び図4には、本発明の第2実施例が
示されている。第2実施例の防振装置は、上板29(図
1)に下方から固定される蓋体48が前記第1実施例の
蓋体39に代えて用いられている。蓋体48は、下板4
7を備えた円筒状に形成されている。蓋体48は、下板
47と反対側の端面が(図3の状態から上下が逆転され
て)上板29の第2の制限通36の周縁部に下方から固
着されている。この場合、蓋体48は上板29と一体に
形成してもよい。
示されている。第2実施例の防振装置は、上板29(図
1)に下方から固定される蓋体48が前記第1実施例の
蓋体39に代えて用いられている。蓋体48は、下板4
7を備えた円筒状に形成されている。蓋体48は、下板
47と反対側の端面が(図3の状態から上下が逆転され
て)上板29の第2の制限通36の周縁部に下方から固
着されている。この場合、蓋体48は上板29と一体に
形成してもよい。
【0028】下板47には、中央部に、袋体40の溝部
40B(図1)が密着される円孔47Aが形成され、さ
らに円孔47Aの周囲に下板47の周方向に沿って複数
の長孔47Bが形成されている。したがって、本実施例
では、蓋体34が第2の制限通路36を開放している状
態において、液体は長孔47Bを介して主液室28Aと
副液室28Bとを行き来するようになる。
40B(図1)が密着される円孔47Aが形成され、さ
らに円孔47Aの周囲に下板47の周方向に沿って複数
の長孔47Bが形成されている。したがって、本実施例
では、蓋体34が第2の制限通路36を開放している状
態において、液体は長孔47Bを介して主液室28Aと
副液室28Bとを行き来するようになる。
【0029】以下に図1を参照して第2実施例の作用を
説明する。制御手段46によりシエイク振動が発生して
いると判断されると、蓋体34が図1に示す状態となる
ように、すなわち、蓋体34によって第2の制限通路3
6が閉止状態となるように圧縮機44が制御される。
説明する。制御手段46によりシエイク振動が発生して
いると判断されると、蓋体34が図1に示す状態となる
ように、すなわち、蓋体34によって第2の制限通路3
6が閉止状態となるように圧縮機44が制御される。
【0030】この結果、液体は第1の制限通路11のみ
を通って主液室28Aと副液室28Bとを行き来するよ
うになる。そのため、液体が第1の制限通路11を通過
する際の抵抗又は液柱共振でシエイク振動が有効に吸収
される。
を通って主液室28Aと副液室28Bとを行き来するよ
うになる。そのため、液体が第1の制限通路11を通過
する際の抵抗又は液柱共振でシエイク振動が有効に吸収
される。
【0031】一方、制御手段46により、アイドル振動
が発生していると判断されると、蓋体34が第2の制限
通路36を開放するように図1上方に移動されるように
、すなわち、蓋体34による第2の制限通路36の閉止
状態が解除されるように圧縮機44が制御される。
が発生していると判断されると、蓋体34が第2の制限
通路36を開放するように図1上方に移動されるように
、すなわち、蓋体34による第2の制限通路36の閉止
状態が解除されるように圧縮機44が制御される。
【0032】この結果、液体は第2の制限通路36及び
長孔47Bを通って主液室28Aと副液室28Bとを行
き来するようになる。そのため、液体が第2の制限通路
36を通過する際の抵抗又は液柱共振でアイドル振動が
有効に吸収される。以上のように本実施例では、蓋体3
8が上板29に固定されているので、図1及び図2の状
態を交互に繰り返してもパイプ42が変形しないのでパ
イプ42の耐久性が向上する。さらに蓋体48が固定さ
れているので、蓋体34の上板29に対するずれ量が少
なくなる。
長孔47Bを通って主液室28Aと副液室28Bとを行
き来するようになる。そのため、液体が第2の制限通路
36を通過する際の抵抗又は液柱共振でアイドル振動が
有効に吸収される。以上のように本実施例では、蓋体3
8が上板29に固定されているので、図1及び図2の状
態を交互に繰り返してもパイプ42が変形しないのでパ
イプ42の耐久性が向上する。さらに蓋体48が固定さ
れているので、蓋体34の上板29に対するずれ量が少
なくなる。
【0033】次に本発明の第3実施例を図5に従って説
明する。図5に示される如く、本実施例の防振装置では
、ベースプレート50の周囲から立設されるフランジ部
50Aには、アウタープレート58の下端部が車体上下
方向上側から固着されている。アウタープレート58の
内部には、中空部58Aが形成されている。アウタープ
レート58は、中空部58Aの底部が段部58Bを介し
て内径が拡大された拡径部58Cとされている。この拡
径部58C内には、アウタープレート58の下方から仕
切部70が挿入され、ベースプレート50がアウタープ
レート58の下面へ固着されることによって、この仕切
部材70がアウタープレート58へ固定されている。 この仕切部材70とベースプレート50との間にはダイ
ヤフラム66の周縁部が挟持されている。
明する。図5に示される如く、本実施例の防振装置では
、ベースプレート50の周囲から立設されるフランジ部
50Aには、アウタープレート58の下端部が車体上下
方向上側から固着されている。アウタープレート58の
内部には、中空部58Aが形成されている。アウタープ
レート58は、中空部58Aの底部が段部58Bを介し
て内径が拡大された拡径部58Cとされている。この拡
径部58C内には、アウタープレート58の下方から仕
切部70が挿入され、ベースプレート50がアウタープ
レート58の下面へ固着されることによって、この仕切
部材70がアウタープレート58へ固定されている。 この仕切部材70とベースプレート50との間にはダイ
ヤフラム66の周縁部が挟持されている。
【0034】アウタープレート58の中空部58Aの頂
部は上方にむけて次第に内径が拡大されたテーパ面とさ
れており、このテーパ面にゴム60の外周が加硫接着さ
れている。このゴム60は一体的に延長されて垂下した
延長部60Aが中空部58A及び拡径部58Cの内周へ
配置されている。
部は上方にむけて次第に内径が拡大されたテーパ面とさ
れており、このテーパ面にゴム60の外周が加硫接着さ
れている。このゴム60は一体的に延長されて垂下した
延長部60Aが中空部58A及び拡径部58Cの内周へ
配置されている。
【0035】このゴム60は中央部にスリーブ64が貫
通固着されている。また、アウタープレート58の中空
部58A、ゴム60、ダイヤフラム66で液室68が構
成され、内部に水、オイル等の非圧縮性の液体が充填さ
れており、ダイヤフラム66とベースプレート50との
間は空気室67とされ、必要に応じて外気と連通される
ようになっている。アウタープレート58は一例として
自動車の車体へ、スリーブ64は一例として自動車のエ
ンジンへ夫々固定されている。
通固着されている。また、アウタープレート58の中空
部58A、ゴム60、ダイヤフラム66で液室68が構
成され、内部に水、オイル等の非圧縮性の液体が充填さ
れており、ダイヤフラム66とベースプレート50との
間は空気室67とされ、必要に応じて外気と連通される
ようになっている。アウタープレート58は一例として
自動車の車体へ、スリーブ64は一例として自動車のエ
ンジンへ夫々固定されている。
【0036】また、アウタープレート58の頂部には、
カバー62の両端部62A、62Bが固着され、スリー
ブ64の最大ストロークを制限している。
カバー62の両端部62A、62Bが固着され、スリー
ブ64の最大ストロークを制限している。
【0037】仕切部材70の下端部には、外側に広がっ
たフランジ部70Bが設けられており、このフランジ部
70Bがベースプレート50とアウタプレート58との
間に挟持固着されている。また、仕切部材70のフラン
ジ部70Bとアウタプレート58との間には、ゴム60
の下端縁部60Cが挟持されている。
たフランジ部70Bが設けられており、このフランジ部
70Bがベースプレート50とアウタプレート58との
間に挟持固着されている。また、仕切部材70のフラン
ジ部70Bとアウタプレート58との間には、ゴム60
の下端縁部60Cが挟持されている。
【0038】仕切部材70の中央部には、第1の制限通
路74が形成されており、この第1の制限通路74には
、蓋体78が仕切部材70の上側から当接され、第1の
位置(図5の想像線の位置)となるようになっている。 また、通常状態では蓋体78は第1の位置となっており
、これによって液室68が主液室68A、及び副液室6
8Bに区画されている。なお、本実施例では、蓋体は副
液室68B側には設けられておらず、主液室68A側に
のみ設けられている。
路74が形成されており、この第1の制限通路74には
、蓋体78が仕切部材70の上側から当接され、第1の
位置(図5の想像線の位置)となるようになっている。 また、通常状態では蓋体78は第1の位置となっており
、これによって液室68が主液室68A、及び副液室6
8Bに区画されている。なお、本実施例では、蓋体は副
液室68B側には設けられておらず、主液室68A側に
のみ設けられている。
【0039】蓋体78は駆動軸52の先端部へ固着され
ており、この駆動軸52は、ギアボツクス54に連結さ
れている。ギアボツクス54の外周部にはダイヤフラム
66が加硫接着等により固着されており、ギアボツクス
54の下部はベースプレート50の中央部に固着されて
いる。また、ギアボツクス54はベースプレート50の
中央下部に固着されたブラケツト56によって支持され
たモータ57に連結されており、ギアボツクス54は、
モータ57の回転を駆動軸52の軸に沿った方向の移動
に変換するようになっている。
ており、この駆動軸52は、ギアボツクス54に連結さ
れている。ギアボツクス54の外周部にはダイヤフラム
66が加硫接着等により固着されており、ギアボツクス
54の下部はベースプレート50の中央部に固着されて
いる。また、ギアボツクス54はベースプレート50の
中央下部に固着されたブラケツト56によって支持され
たモータ57に連結されており、ギアボツクス54は、
モータ57の回転を駆動軸52の軸に沿った方向の移動
に変換するようになっている。
【0040】従って、モータ57が駆動源として作用し
、駆動軸52を軸に沿った方向へ移動することによって
、蓋体78を第1の制限通路74と接離し、第1の位置
と第2の位置(図5の実線の位置)とへ移動可能として
おり、蓋体78が第2の位置にある場合には、蓋体78
と主液室68Aの室壁(アウタープレート58の中空部
58Aのゴム60の延長部60A)との間に第1の制限
通路74の開口面積より広い開口面積の間隙79が形成
されるようになっている。また、蓋体78と仕切部材7
0との当接部には、シール部材72が設けられており、
蓋体78が仕切部材70と当接した場合のシール性を向
上させている。
、駆動軸52を軸に沿った方向へ移動することによって
、蓋体78を第1の制限通路74と接離し、第1の位置
と第2の位置(図5の実線の位置)とへ移動可能として
おり、蓋体78が第2の位置にある場合には、蓋体78
と主液室68Aの室壁(アウタープレート58の中空部
58Aのゴム60の延長部60A)との間に第1の制限
通路74の開口面積より広い開口面積の間隙79が形成
されるようになっている。また、蓋体78と仕切部材7
0との当接部には、シール部材72が設けられており、
蓋体78が仕切部材70と当接した場合のシール性を向
上させている。
【0041】仕切部材70には外周部にリング溝70C
が形成されており、ゴム60の下部60Bとの間にリン
グ状のオリフイス51を形成している。このオリフイス
51は平面形状がC字状となっており、その一端は仕切
部材70の第1の制限通路74に隣接して形成される円
孔53を介して主液室68Aと連通しており、他端部付
近はリング溝70Cの内周部に形成される円孔55を介
して副液室68Bと連通されている。従って、オリフイ
ス51は主液室68Aと副液室68Bとを連通する制限
通路としての役目を有している。
が形成されており、ゴム60の下部60Bとの間にリン
グ状のオリフイス51を形成している。このオリフイス
51は平面形状がC字状となっており、その一端は仕切
部材70の第1の制限通路74に隣接して形成される円
孔53を介して主液室68Aと連通しており、他端部付
近はリング溝70Cの内周部に形成される円孔55を介
して副液室68Bと連通されている。従って、オリフイ
ス51は主液室68Aと副液室68Bとを連通する制限
通路としての役目を有している。
【0042】次に本実施例の作用を説明する。スリーブ
64へ取付けられる自動車エンジンが低い周波数(本実
施例では15Hz未満に設定)で振動すると、この振動
によって圧力が上昇する主液室68A内の液体は、オリ
フイス51を通って副液室68Bへ至る場合に、または
逆に副液室68Bから主液室68Aへ至る場合にオリフ
イス51において粘性抵抗及び液柱共振に基づく減衰作
用が生じるため、低周波振動(シエイク振動)を有効に
吸収することができる。この場合、液室68内の一部の
液体は主液室68A側から副液室68B側へ向かう力が
蓋体78に作用して蓋体78による第1の制限通路74
の閉止力を強めるように作用するので、第1の制限通路
74の閉止を確実に行なえる。
64へ取付けられる自動車エンジンが低い周波数(本実
施例では15Hz未満に設定)で振動すると、この振動
によって圧力が上昇する主液室68A内の液体は、オリ
フイス51を通って副液室68Bへ至る場合に、または
逆に副液室68Bから主液室68Aへ至る場合にオリフ
イス51において粘性抵抗及び液柱共振に基づく減衰作
用が生じるため、低周波振動(シエイク振動)を有効に
吸収することができる。この場合、液室68内の一部の
液体は主液室68A側から副液室68B側へ向かう力が
蓋体78に作用して蓋体78による第1の制限通路74
の閉止力を強めるように作用するので、第1の制限通路
74の閉止を確実に行なえる。
【0043】自動車エンジンの振動の周波数が高くなる
と(20〜数100Hz)、オリフイス51内の液体が
目詰まり状態となる可能性がある。この場合にはモータ
57を駆動し、ギアボツクス54を介して駆動軸52を
主液室68A内へ押し上げ、蓋体78を第1の位置から
第2の位置へ移動することにより、蓋体78を第1の制
限通路74から離間し、この第1の制限通路74を介し
て主液室68Aと副液室68Bとを連通状態にする。こ
れによって主液室68Aと副液室68Bとの液体はこの
第1の制限通路74を通して流通することができ、この
第1の制限通路74付近の液体が液柱共振を生じて振動
が減衰される。従って、アイドル振動、こもり音の発生
原因となる高周波振動を吸収することができる。
と(20〜数100Hz)、オリフイス51内の液体が
目詰まり状態となる可能性がある。この場合にはモータ
57を駆動し、ギアボツクス54を介して駆動軸52を
主液室68A内へ押し上げ、蓋体78を第1の位置から
第2の位置へ移動することにより、蓋体78を第1の制
限通路74から離間し、この第1の制限通路74を介し
て主液室68Aと副液室68Bとを連通状態にする。こ
れによって主液室68Aと副液室68Bとの液体はこの
第1の制限通路74を通して流通することができ、この
第1の制限通路74付近の液体が液柱共振を生じて振動
が減衰される。従って、アイドル振動、こもり音の発生
原因となる高周波振動を吸収することができる。
【0044】本実施例では、主液室側にのみ蓋体78が
設けられているが、振動により液体に主液室68A側か
ら副液室68B側に向かう力が作用しても、蓋体78に
よる第1の制限通路74の閉止を強める方向に作用する
ため、第1の制限通路74の閉止を確実に行なえる。
設けられているが、振動により液体に主液室68A側か
ら副液室68B側に向かう力が作用しても、蓋体78に
よる第1の制限通路74の閉止を強める方向に作用する
ため、第1の制限通路74の閉止を確実に行なえる。
【0045】次に本発明の第4実施例を図6に従って説
明する。なお、図5と同一部材については同一符号を付
して説明を省略する。駆動軸52の弁体78と反対側の
端部にワイヤ80の一端部が連結され、ワイヤ80の他
端部がシリンダ82内を往復移動するピストン84に連
結されている。ワイヤ80の駆動軸52との連結部近傍
はベースプレート50に固着された略L字状のガイド管
86に挿入されている。ピストン84のワイヤ80と反
対側の面には、一端部がシリンダ82に固着されたコイ
ルばね88の他端部が連結されている。シリンダ82に
は管路90が連通されている。そして、自動車エンジン
が低い周波数のときに管路90を介してシリンダ82に
エンジンの吸入負圧が付与される共にエンジンの周波数
が高くなると吸引負圧の付与が遮断されるように図示し
ない制御手段により制御される。この吸引負圧が付与さ
れた状態で、弁体78により第1の制限通路74が閉止
され、吸引負圧が遮断された状態でコイルばね88の付
勢力で弁体78が主液室68側に押し上げられ第1の制
限通路74が開放される。
明する。なお、図5と同一部材については同一符号を付
して説明を省略する。駆動軸52の弁体78と反対側の
端部にワイヤ80の一端部が連結され、ワイヤ80の他
端部がシリンダ82内を往復移動するピストン84に連
結されている。ワイヤ80の駆動軸52との連結部近傍
はベースプレート50に固着された略L字状のガイド管
86に挿入されている。ピストン84のワイヤ80と反
対側の面には、一端部がシリンダ82に固着されたコイ
ルばね88の他端部が連結されている。シリンダ82に
は管路90が連通されている。そして、自動車エンジン
が低い周波数のときに管路90を介してシリンダ82に
エンジンの吸入負圧が付与される共にエンジンの周波数
が高くなると吸引負圧の付与が遮断されるように図示し
ない制御手段により制御される。この吸引負圧が付与さ
れた状態で、弁体78により第1の制限通路74が閉止
され、吸引負圧が遮断された状態でコイルばね88の付
勢力で弁体78が主液室68側に押し上げられ第1の制
限通路74が開放される。
【0046】次に本実施例の作用を説明する。自動車エ
ンジンが低い周波数(本実施例では15Hz未満に設定
)で振動すると、主液室68A内の液体は、オリフイス
51を通って副液室68Bへ至る場合に、または逆に副
液室68Bから主液室68Aへ至る場合にオリフイス5
1において粘性抵抗及び液柱共振に基づく減衰作用が生
じるため、低周波振動(シエイク振動)を有効に吸収す
ることができる。この場合、第1の制限通路74はエン
ジンの吸引負圧により弁体78が仕切部材70に密着さ
れ、閉止されている。
ンジンが低い周波数(本実施例では15Hz未満に設定
)で振動すると、主液室68A内の液体は、オリフイス
51を通って副液室68Bへ至る場合に、または逆に副
液室68Bから主液室68Aへ至る場合にオリフイス5
1において粘性抵抗及び液柱共振に基づく減衰作用が生
じるため、低周波振動(シエイク振動)を有効に吸収す
ることができる。この場合、第1の制限通路74はエン
ジンの吸引負圧により弁体78が仕切部材70に密着さ
れ、閉止されている。
【0047】自動車エンジンの振動の周波数が高くなる
と(20〜数100Hz)、オリフイス51内の液体が
目詰まり状態となる可能性がある。この場合、図示しな
い制御手段による制御によりシリンダ82に対するエン
ジンの吸引負圧の付与が遮断され、コイルばね88の付
勢力により駆動軸52を主液室68A内へ押し上げ、蓋
体78が主液室68A側へ移動される。これにより、第
1の制限通路74が開放され、第1の制限通路74を介
して主液室68Aと副液室68Bとが連通状態にされる
。 したがって、主液室68Aと副液室68Bとの液体はこ
の第1の制限通路74を通して流通することができ、こ
の第1の制限通路74付近の液体が液柱共振を生じて振
動が減衰される。従って、アイドル振動、こもり音の発
生原因となる高周波振動を吸収することができる。
と(20〜数100Hz)、オリフイス51内の液体が
目詰まり状態となる可能性がある。この場合、図示しな
い制御手段による制御によりシリンダ82に対するエン
ジンの吸引負圧の付与が遮断され、コイルばね88の付
勢力により駆動軸52を主液室68A内へ押し上げ、蓋
体78が主液室68A側へ移動される。これにより、第
1の制限通路74が開放され、第1の制限通路74を介
して主液室68Aと副液室68Bとが連通状態にされる
。 したがって、主液室68Aと副液室68Bとの液体はこ
の第1の制限通路74を通して流通することができ、こ
の第1の制限通路74付近の液体が液柱共振を生じて振
動が減衰される。従って、アイドル振動、こもり音の発
生原因となる高周波振動を吸収することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明した如く請求項1及び請求項2
の本発明は、第2の制限通路を開閉可能な開閉部材を主
液室側に設けたので、開閉部材による第2の制限通路の
閉止が確実に行なえる防振装置を得ることができるとい
う優れた効果を有する。
の本発明は、第2の制限通路を開閉可能な開閉部材を主
液室側に設けたので、開閉部材による第2の制限通路の
閉止が確実に行なえる防振装置を得ることができるとい
う優れた効果を有する。
【図1】本発明の第1実施例に係る防振装置の断面図で
ある。
ある。
【図2】図1の作動図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る防振装置の蓋体を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】図3の蓋体がの断面図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る防振装置の断面図で
ある。
ある。
【図6】本発明の第4実施例に係る防振装置の断面図で
ある。
ある。
10 ベースプレート
11 第2の制限通路
20 ゴム
22 トツププレート
30 仕切板
34 蓋体
36 第2の制限通路
38 蓋体
40 袋体
44 圧縮機
46 制御手段
Claims (2)
- 【請求項1】 振動発生部と振動受部の一方へ連結さ
れる第1の部材と、振動発生部及び振動受部の他方へ連
結される第2の部材と、前記第1の部材と第2の部材と
の間に設けられて振動発生時に変形する弾性体と、この
弾性体を隔壁の少なくとも一部とし拡縮可能な主液室と
、この主液室と隔離された副液室と、前記主液室と副液
室とを連通する第1及び第2の制限通路と、前記主液室
内に設けられ第2の制限通路の開口部周縁へ主液室側か
ら押圧されて第2の制限通路を開閉可能な開閉部材と、
前記振動発生部による振動の周波数に応じて第2の制限
通路が閉止される第1の状態及び第2の制限通路が開放
される第2の状態に前記開閉部材を制御する制御手段を
、を有する防振装置。 - 【請求項2】 振動発生部と振動受部の一方へ連結さ
れる第1の部材と、振動発生部及び振動受部の他方へ連
結される第2の部材と、前記第1の部材と第2の部材と
の間に設けられて振動発生時に変形する弾性体と、この
弾性体を隔壁の少なくとも一部とし拡縮可能な主液室と
、この主液室と隔離された副液室と、前記主液室と副液
室とを連通する第1及び第2の制限通路と、前記主液室
内に設けられ第2の制限通路の開口部周縁へ主液室側か
ら押圧されて第2の制限通路を開閉可能な第1の開閉部
材と、前記副液室に設けられ第2の制限通路の開口部周
縁へ副液室側から押圧されて第2の制限通路を開閉可能
な第2の開閉部材と、前記第1の開閉部材と第2の開閉
部材との間に設けられ内部の圧力の大きさに応じて第1
及び第2の開閉部材により第2の制限通路の両端部が閉
止される第1の位置と第1及び第2の開閉部材より第2
の制限通路の両端部が開放される第2の位置とへ拡縮可
能な拡縮部材と、前記振動発生部による振動の周波数に
応じて前記拡縮部材の内部の圧力を変更する圧力変更手
段と、を有する防振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3021091A JPH04272533A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3021091A JPH04272533A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 防振装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04272533A true JPH04272533A (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=12297372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3021091A Pending JPH04272533A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 防振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04272533A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6439554B1 (en) | 1999-05-27 | 2002-08-27 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Switchable liquid-filled vibration isolating mount |
| US6592110B2 (en) * | 2000-02-01 | 2003-07-15 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Switchable liquid-filled vibration absorbing mount |
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| JP2007071313A (ja) * | 2005-09-07 | 2007-03-22 | Bridgestone Corp | 防振装置 |
| JP2009092235A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-30 | Tokai Rubber Ind Ltd | 流体封入式防振装置 |
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| DE10253249B4 (de) * | 2002-11-15 | 2014-01-30 | Audi Ag | Hydraulisch gedämpftes Elastomerlager zur Lagerung einer Brennkraftmaschine in einem Fahrzeug |
-
1991
- 1991-02-25 JP JP3021091A patent/JPH04272533A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6439554B1 (en) | 1999-05-27 | 2002-08-27 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Switchable liquid-filled vibration isolating mount |
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| US9273744B2 (en) * | 2012-07-13 | 2016-03-01 | Dtr Vms Limited | Hydraulically damped mounting device |
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