JPH04272849A - 繊維補強熱可塑性樹脂多層積層板の製造方法及び装置 - Google Patents
繊維補強熱可塑性樹脂多層積層板の製造方法及び装置Info
- Publication number
- JPH04272849A JPH04272849A JP3055846A JP5584691A JPH04272849A JP H04272849 A JPH04272849 A JP H04272849A JP 3055846 A JP3055846 A JP 3055846A JP 5584691 A JP5584691 A JP 5584691A JP H04272849 A JPH04272849 A JP H04272849A
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- thermoplastic resin
- sheet
- reinforced thermoplastic
- resin
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続繊維に熱可塑性樹
脂を含浸した繊維補強熱可塑性樹脂多層積層板を連続し
て製造する方法及び装置に関する。
脂を含浸した繊維補強熱可塑性樹脂多層積層板を連続し
て製造する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】繊維に熱可塑性樹脂を含浸
させた繊維補強熱可塑性樹脂積層板を製造する方法とし
ては、繊維補強熱可塑性樹脂シートを複数枚重ねて金型
に投入して成形する、いわゆるマッチドダイ成形や、真
空下で加圧して成形するオートクレーブ成形がある。
させた繊維補強熱可塑性樹脂積層板を製造する方法とし
ては、繊維補強熱可塑性樹脂シートを複数枚重ねて金型
に投入して成形する、いわゆるマッチドダイ成形や、真
空下で加圧して成形するオートクレーブ成形がある。
【0003】しかしながら、成形装置の大きさの制約か
ら長い板を製造することが出来ないという問題点がある
。
ら長い板を製造することが出来ないという問題点がある
。
【0004】
【問題を解決するための手段】本発明は、前述した従来
技術が持っている欠点が解決された繊維補強熱可塑性樹
脂多層板を得るものである。すなわち、長いサイズの繊
維補強熱可塑性樹脂多層板を得る方法に於て、熱溶融含
浸装置から出てきた直後の温度の高い状態の繊維補強熱
可塑性樹脂シートに、既に製造された繊維補強熱可塑性
樹脂シート又は該シートを含む積層板を、該シートの上
又は下の両面か、いずれか一方の面から該樹脂シートが
持っている熱を利用して、熱接着させて一体化させて繊
維補強熱可塑性樹脂多層積層板を連続して製造する方法
及び装置を提供するものである。
技術が持っている欠点が解決された繊維補強熱可塑性樹
脂多層板を得るものである。すなわち、長いサイズの繊
維補強熱可塑性樹脂多層板を得る方法に於て、熱溶融含
浸装置から出てきた直後の温度の高い状態の繊維補強熱
可塑性樹脂シートに、既に製造された繊維補強熱可塑性
樹脂シート又は該シートを含む積層板を、該シートの上
又は下の両面か、いずれか一方の面から該樹脂シートが
持っている熱を利用して、熱接着させて一体化させて繊
維補強熱可塑性樹脂多層積層板を連続して製造する方法
及び装置を提供するものである。
【0005】
【発明の詳細な開示】本発明に於て使用する補強繊維と
は、繊維を構成するフィラメントの集合体であるロービ
ング、ヤーン、トウという名称で知られているものを複
数用いるもので、フィラメントが充分に長くて、使用す
る条件で溶融熱可塑性樹脂塗膜に接して引っ張るのに充
分な強さを有するものである。好ましい材料としては、
ガラス繊維、炭素繊維、高弾性の合成樹脂繊維が挙げら
れるが、無機繊維の炭化ケイ素繊維、アルミナ繊維、チ
タン繊維、ボロン繊維及びステンレス繊維等の金属繊維
を用いることが出来る。
は、繊維を構成するフィラメントの集合体であるロービ
ング、ヤーン、トウという名称で知られているものを複
数用いるもので、フィラメントが充分に長くて、使用す
る条件で溶融熱可塑性樹脂塗膜に接して引っ張るのに充
分な強さを有するものである。好ましい材料としては、
ガラス繊維、炭素繊維、高弾性の合成樹脂繊維が挙げら
れるが、無機繊維の炭化ケイ素繊維、アルミナ繊維、チ
タン繊維、ボロン繊維及びステンレス繊維等の金属繊維
を用いることが出来る。
【0006】合成繊維は、含浸する熱可塑性樹脂と接着
性を有する様に表面処理されていることが好ましく、更
に使用する熱可塑性樹脂の溶融温度で強度等の性能が変
化しないことが必要である。合成繊維としては、例えば
アラミド繊維(登録商標「ケプラー」)等が挙げられる
。
性を有する様に表面処理されていることが好ましく、更
に使用する熱可塑性樹脂の溶融温度で強度等の性能が変
化しないことが必要である。合成繊維としては、例えば
アラミド繊維(登録商標「ケプラー」)等が挙げられる
。
【0007】前記ガラス繊維や炭素繊維は、使用する熱
可塑性樹脂に合わせて樹脂との密着性を向上させるため
に繊維表面にシラン系やチタン系のカップリング剤等の
表面処理剤を塗布することが好ましい。また、ロービン
グやトウが取扱時にほぐれないように集束剤を用いるこ
とは取扱上好ましい。
可塑性樹脂に合わせて樹脂との密着性を向上させるため
に繊維表面にシラン系やチタン系のカップリング剤等の
表面処理剤を塗布することが好ましい。また、ロービン
グやトウが取扱時にほぐれないように集束剤を用いるこ
とは取扱上好ましい。
【0008】本発明において連続繊維は、複数本が、例
えば機械方向の一方向に並列に配置され、お互いに交叉
しないように制御されて巾方向に広げられ、適当な厚み
に調整されてシート状に形成される。具体的には連続繊
維は複数のボビンに巻かれており、各々のボビンから適
当な張力をかけながら繊維が繰り出され、機械方向の適
当な巾で一列にふるいの目のごとき形状を有した整列機
を通してシート状に配列されることが好ましい。
えば機械方向の一方向に並列に配置され、お互いに交叉
しないように制御されて巾方向に広げられ、適当な厚み
に調整されてシート状に形成される。具体的には連続繊
維は複数のボビンに巻かれており、各々のボビンから適
当な張力をかけながら繊維が繰り出され、機械方向の適
当な巾で一列にふるいの目のごとき形状を有した整列機
を通してシート状に配列されることが好ましい。
【0009】シートの厚みは用いた繊維の太さにも依存
するが、ロービングやトウの巾方向の配列、密度によっ
て制御出来る。厚み精度は含浸状態のバラツキに影響す
るため、目標厚みに対して±10%以内が好ましい。特
に厚みは10μmから1000μmの範囲であれば、繊
維が破断せず、樹脂の含浸性も良好でボイドも少なく、
成形欠陥が生じない。
するが、ロービングやトウの巾方向の配列、密度によっ
て制御出来る。厚み精度は含浸状態のバラツキに影響す
るため、目標厚みに対して±10%以内が好ましい。特
に厚みは10μmから1000μmの範囲であれば、繊
維が破断せず、樹脂の含浸性も良好でボイドも少なく、
成形欠陥が生じない。
【0010】かくして得られたシートは各ロービングや
トウが交叉しないように各ロービングやトウにも均一な
張力が付与されることが必要である。
トウが交叉しないように各ロービングやトウにも均一な
張力が付与されることが必要である。
【0011】次に該シートに熱可塑性樹脂を含浸するに
於て、用いられる熱可塑性樹脂は、ポリスチレン、ポリ
塩化ビニル、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ナ
イロン、ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンテレフタレート、ポリサルフォン、ポ
リエーテルサルフォン、ポリエーテルエーテルケトン、
ポリイミド等が用いられるが、これらに限定されない。 これらの樹脂を用いる場合、予め乾燥を行うのが好まし
い。
於て、用いられる熱可塑性樹脂は、ポリスチレン、ポリ
塩化ビニル、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ナ
イロン、ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンテレフタレート、ポリサルフォン、ポ
リエーテルサルフォン、ポリエーテルエーテルケトン、
ポリイミド等が用いられるが、これらに限定されない。 これらの樹脂を用いる場合、予め乾燥を行うのが好まし
い。
【0012】熱可塑性樹脂は押出機で溶融され、押出機
先端に設けられたダイから押し出され、加熱された例え
ば下ベルトの表面に塗布される。樹脂温度は均一な樹脂
塗膜を形成する様、各々の樹脂特性に応じて決められる
ものである。樹脂塗膜の巾は繊維シートの巾と同等以上
であればよく、塗膜の厚みは繊維シートの厚みに対応し
て適当な厚みに調整される。この厚みは、最終的に得ら
れた繊維補強樹脂シート中の樹脂含有率の目標設定によ
って実験的に決められる値である。一方、厚み精度は巾
方向の前記した樹脂含有量に大きく影響するために、設
定厚みに対して±10%が好ましく、更に好ましくは、
±5%以内がよい。
先端に設けられたダイから押し出され、加熱された例え
ば下ベルトの表面に塗布される。樹脂温度は均一な樹脂
塗膜を形成する様、各々の樹脂特性に応じて決められる
ものである。樹脂塗膜の巾は繊維シートの巾と同等以上
であればよく、塗膜の厚みは繊維シートの厚みに対応し
て適当な厚みに調整される。この厚みは、最終的に得ら
れた繊維補強樹脂シート中の樹脂含有率の目標設定によ
って実験的に決められる値である。一方、厚み精度は巾
方向の前記した樹脂含有量に大きく影響するために、設
定厚みに対して±10%が好ましく、更に好ましくは、
±5%以内がよい。
【0013】かくして繊維シートは樹脂塗膜を付与され
た、例えば下ベルトを介してロールに圧接され、繊維に
樹脂の含浸が開始される。樹脂塗膜が繊維シートを構成
するフィラメント間を通り、繊維シートの裏面まで達す
ることによって含浸が達成される。
た、例えば下ベルトを介してロールに圧接され、繊維に
樹脂の含浸が開始される。樹脂塗膜が繊維シートを構成
するフィラメント間を通り、繊維シートの裏面まで達す
ることによって含浸が達成される。
【0014】樹脂を塗布された繊維シートは、次いで上
下ベルトに挟まれた状態で例えば1個又は2個以上の加
熱ロールに圧接され含浸を向上させた後、含浸装置部分
から引き出される。これらの加熱ロールの温度は含浸さ
れる樹脂の軟化点以上である。本明細書において軟化点
とはメルトインデックス測定機を用いて荷重5kgで測
定し得る最低の温度をいう。このようにして得られた繊
維シートの繊維含有率は通常60〜90重量%である。
下ベルトに挟まれた状態で例えば1個又は2個以上の加
熱ロールに圧接され含浸を向上させた後、含浸装置部分
から引き出される。これらの加熱ロールの温度は含浸さ
れる樹脂の軟化点以上である。本明細書において軟化点
とはメルトインデックス測定機を用いて荷重5kgで測
定し得る最低の温度をいう。このようにして得られた繊
維シートの繊維含有率は通常60〜90重量%である。
【0015】含浸装置部分から引き出された直後の繊維
補強熱可塑性樹脂シートを構成する樹脂は軟化点以上で
あり、この状態で予め製造してある繊維補強熱可塑性樹
脂シートを、含浸装置から引き出された直後の繊維補強
熱可塑性樹脂シートの上又は下の両面か、いずれか一方
の面から重ねて一対の積層用ロール間を通すことにより
熱圧着させて積層板を連続的に製造することが出来る。 この場合、重ねるものは繊維補強熱可塑性樹脂シートに
限らず、既に積層された板を使用することでも差し支え
ない。
補強熱可塑性樹脂シートを構成する樹脂は軟化点以上で
あり、この状態で予め製造してある繊維補強熱可塑性樹
脂シートを、含浸装置から引き出された直後の繊維補強
熱可塑性樹脂シートの上又は下の両面か、いずれか一方
の面から重ねて一対の積層用ロール間を通すことにより
熱圧着させて積層板を連続的に製造することが出来る。 この場合、重ねるものは繊維補強熱可塑性樹脂シートに
限らず、既に積層された板を使用することでも差し支え
ない。
【0016】積層用ロールは、ロール表面への樹脂分付
着を防止するために、ポリテトラフロロエチレン、ポリ
エーテルエーテルケトン等の樹脂コーティング、或いは
セラミックスコーティング等をすることが好ましい。ま
た、積層を完全に行うために、積層用ロールは、処理す
る樹脂に対応した温度に上げられる様に、電気ヒーター
、誘導加熱等の直接的熱源又は熱風の如き間接的熱源が
必要である。この工程で、重ね合わせる繊維補強シート
がずれないようにエッジポジションコントロール機構を
装備して自動的にシートが重なるようにすることが好ま
しい。含浸装置部分から引き出された直後の繊維補強熱
可塑性樹脂シートの放熱を防止する目的で含浸装置出口
から、積層用ロール部分まで断熱壁を設けること、或い
は、積極的に加熱をする為の炉を設けることは樹脂シー
ト同志の一体化を促進するので好ましい。さらには、積
層用ロール入口の直前で熱風、遠赤外線ヒータ等の熱源
で各々の樹脂シートの間隙を補助的に加熱することも樹
脂シート同志の一体化を促進するのでさらに好ましい。
着を防止するために、ポリテトラフロロエチレン、ポリ
エーテルエーテルケトン等の樹脂コーティング、或いは
セラミックスコーティング等をすることが好ましい。ま
た、積層を完全に行うために、積層用ロールは、処理す
る樹脂に対応した温度に上げられる様に、電気ヒーター
、誘導加熱等の直接的熱源又は熱風の如き間接的熱源が
必要である。この工程で、重ね合わせる繊維補強シート
がずれないようにエッジポジションコントロール機構を
装備して自動的にシートが重なるようにすることが好ま
しい。含浸装置部分から引き出された直後の繊維補強熱
可塑性樹脂シートの放熱を防止する目的で含浸装置出口
から、積層用ロール部分まで断熱壁を設けること、或い
は、積極的に加熱をする為の炉を設けることは樹脂シー
ト同志の一体化を促進するので好ましい。さらには、積
層用ロール入口の直前で熱風、遠赤外線ヒータ等の熱源
で各々の樹脂シートの間隙を補助的に加熱することも樹
脂シート同志の一体化を促進するのでさらに好ましい。
【0017】繊維補強熱可塑性樹脂シート一層は容易に
巻き上げられるが、積層板は厚い場合容易に巻き上げら
れないので、巻き取り機構の他に定尺で切断する機能を
付加することが好ましい。
巻き上げられるが、積層板は厚い場合容易に巻き上げら
れないので、巻き取り機構の他に定尺で切断する機能を
付加することが好ましい。
【0018】次に本発明の詳細を図面に示した代表的実
施例にて説明する。
施例にて説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施態様を示す概略側
面図である。
面図である。
【0020】図1に示すごとく、本発明法を実施するた
めの製造装置は繊維繰り出し部1、供給部2、樹脂含浸
部3、積層一体化部4、および引き取り部5とから成る
。
めの製造装置は繊維繰り出し部1、供給部2、樹脂含浸
部3、積層一体化部4、および引き取り部5とから成る
。
【0021】繊維繰り出し部1は、架台6に取り付けら
れた複数のボビン7に巻かれた連続繊維8を必要な繊維
数だけ繰り出す機能を有するものである。連続繊維8は
ガイドロール9で水平に並べられ、整列機10により任
意繊維間隔及び任意の厚みに整列されて繊維シート11
を形成する。整列機10は額縁状の枠に多数の鋼線を張
ったもので、連続繊維8は該鋼線の間隙を一本ずつ通る
ことにより整列させられる。
れた複数のボビン7に巻かれた連続繊維8を必要な繊維
数だけ繰り出す機能を有するものである。連続繊維8は
ガイドロール9で水平に並べられ、整列機10により任
意繊維間隔及び任意の厚みに整列されて繊維シート11
を形成する。整列機10は額縁状の枠に多数の鋼線を張
ったもので、連続繊維8は該鋼線の間隙を一本ずつ通る
ことにより整列させられる。
【0022】次に繊維シート11はブレーキ12を有す
る張力調整ロール13により巾全体に亘り均一な張力に
制御され、樹脂含浸部3に供給される。張力調整ロール
13の表面は摩擦抵抗による張力調整が行い易いように
材質としてゴム等を用いることが好ましい。張力は特に
規制は無く、繊維シート11が樹脂含浸部3の含浸過程
において繊維間の乱れが無い程度であればよい。繊維シ
ート11は樹脂含浸部3に入り、押出機(図示せず)で
可塑化された熱可塑性樹脂をダイ14を経由して表面に
該樹脂の薄膜が塗布された下ベルト15と接触し、かつ
該ベルト15を介して加熱ロール17に圧接されて該樹
脂を含浸し、次いで上ベルト16を介して加熱ロール1
8に、さらに下ベルト15を介して加熱ロール19に圧
接され樹脂の含浸を行わせしめた後、含浸工程を終る。 ダイ14及び17、18、19、20、21、22、2
3は使用する熱可塑性樹脂の溶融粘度に応じた温度に加
熱されており、加熱方法としては伝熱ヒーター又は誘導
加熱ロール等が適している。尚、ロール24、25はベ
ルトの張力を調整するものであり、加熱する必要はない
。
る張力調整ロール13により巾全体に亘り均一な張力に
制御され、樹脂含浸部3に供給される。張力調整ロール
13の表面は摩擦抵抗による張力調整が行い易いように
材質としてゴム等を用いることが好ましい。張力は特に
規制は無く、繊維シート11が樹脂含浸部3の含浸過程
において繊維間の乱れが無い程度であればよい。繊維シ
ート11は樹脂含浸部3に入り、押出機(図示せず)で
可塑化された熱可塑性樹脂をダイ14を経由して表面に
該樹脂の薄膜が塗布された下ベルト15と接触し、かつ
該ベルト15を介して加熱ロール17に圧接されて該樹
脂を含浸し、次いで上ベルト16を介して加熱ロール1
8に、さらに下ベルト15を介して加熱ロール19に圧
接され樹脂の含浸を行わせしめた後、含浸工程を終る。 ダイ14及び17、18、19、20、21、22、2
3は使用する熱可塑性樹脂の溶融粘度に応じた温度に加
熱されており、加熱方法としては伝熱ヒーター又は誘導
加熱ロール等が適している。尚、ロール24、25はベ
ルトの張力を調整するものであり、加熱する必要はない
。
【0023】ロール17と20、ロール18と21、ロ
ール19と22の各々向き合う一対のロールはその間隔
を調整することが出来る機構が付属しており、使用する
補強繊維の種類、補強繊維の含有率に応じて間隔を変え
ることができる。
ール19と22の各々向き合う一対のロールはその間隔
を調整することが出来る機構が付属しており、使用する
補強繊維の種類、補強繊維の含有率に応じて間隔を変え
ることができる。
【0024】2個のロール19、22はモーター26に
より駆動され各ロールは同一周速で回転し上下ベルトは
これらのロールの回転により搬送される。次いで、この
様にして得られた繊維補強樹脂シート11を引き取り部
5の駆動モーター34で動かされる引き取りロール32
で張力をかけながら引き取られ、巻き取り軸33に巻き
取られ、積層用繊維補強熱可塑性樹脂シートとして用い
られる。
より駆動され各ロールは同一周速で回転し上下ベルトは
これらのロールの回転により搬送される。次いで、この
様にして得られた繊維補強樹脂シート11を引き取り部
5の駆動モーター34で動かされる引き取りロール32
で張力をかけながら引き取られ、巻き取り軸33に巻き
取られ、積層用繊維補強熱可塑性樹脂シートとして用い
られる。
【0025】積層一体化部4で前記したようにして準備
した積層用繊維補強熱可塑性樹脂シート或いは下記に説
明する方法により得られた繊維補強熱可塑性樹脂多層積
層板を、巻き出し機27に装着し、樹脂含浸部3から出
てきた繊維補強熱可塑性樹脂シートの上或いは下の両面
または片面に導き、積層用ロール28に通し積層一体化
する。巻き出しロールから巻き出される繊維補強樹脂シ
ートと、含浸部からの繊維補強樹脂シートがずれずに重
なり合うように、エッジポジションコントロール29を
設備している。保温装置30は、繊維補強熱可塑性樹脂
シートの温度が放熱により低下しないように、電気ヒー
ター等を熱源とした炉であり、特に高温の軟化点を持つ
熱可塑性樹脂を扱うときには有効である。補助熱源31
は、繊維補強熱可塑性樹脂シートが一体化する直前で、
シートの間隙に熱を吹き込み一体化を促進させるもので
あり、特に高温の軟化点を持つ熱可塑性樹脂を扱うとき
には有効である。このようにして得られた繊維補強熱可
塑性樹脂積層板は引き取り部5の引き取りロール32で
張力をかけながら引き取られ、巻き取り軸33に巻き取
られる。
した積層用繊維補強熱可塑性樹脂シート或いは下記に説
明する方法により得られた繊維補強熱可塑性樹脂多層積
層板を、巻き出し機27に装着し、樹脂含浸部3から出
てきた繊維補強熱可塑性樹脂シートの上或いは下の両面
または片面に導き、積層用ロール28に通し積層一体化
する。巻き出しロールから巻き出される繊維補強樹脂シ
ートと、含浸部からの繊維補強樹脂シートがずれずに重
なり合うように、エッジポジションコントロール29を
設備している。保温装置30は、繊維補強熱可塑性樹脂
シートの温度が放熱により低下しないように、電気ヒー
ター等を熱源とした炉であり、特に高温の軟化点を持つ
熱可塑性樹脂を扱うときには有効である。補助熱源31
は、繊維補強熱可塑性樹脂シートが一体化する直前で、
シートの間隙に熱を吹き込み一体化を促進させるもので
あり、特に高温の軟化点を持つ熱可塑性樹脂を扱うとき
には有効である。このようにして得られた繊維補強熱可
塑性樹脂積層板は引き取り部5の引き取りロール32で
張力をかけながら引き取られ、巻き取り軸33に巻き取
られる。
【0026】積層板が厚い場合、あるいは積層板の剛性
が高くて巻き上げられない場合は定尺切断機35を使用
する。
が高くて巻き上げられない場合は定尺切断機35を使用
する。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。
【0028】実施例1
図1に示した装置の各部の仕様がボビン数100個、押
出機30mmφ、ロール17〜25の巾400mm、ロ
ール径240mm、上下ベルト15、16の厚み0.6
mm、巾350mmのものを用いた。熱ロール17と2
3、18と21、及び19と22の間隙を調整して、上
ベルトと下ベルトの間隙を0.4mmにした。連続繊維
はガラス繊維(フィラメント径13μm、1800本集
束)を用い、熱可塑性樹脂としてポリプロピレン樹脂を
用いた。前記100個のボビンから繰り出された連続繊
維を整列させて200mm巾の繊維シートと成した。一
方、押出機で200℃に加熱溶融されたポリプロピレン
樹脂を、コートハンガーダイから230℃に加熱された
ロール23上で2m/分の速度で移動する下ベルトに塗
膜厚さ100μmで塗布した。100kgの張力をかけ
られた前記繊維シートは、上下ベルト15、16に挟ま
れた状態で230℃に加熱されたロール17〜22間を
図1に示した状態で通過させて繊維シート内にポリプロ
ピレン樹脂を含浸せしめ、巻き取りロール34に繊維補
強樹脂シートを巻き上げながら運転を継続した。次いで
、巻き取りロールに蓄積された繊維補強熱可塑性樹脂シ
ートを、巻き出し機27に装着し、積層一体化部4で、
繊維補強熱可塑性樹脂シートの上下面に導きポリテトラ
エチレンフロライドを表面に処理した積層一体化ロール
28を80度に加熱して積層一体化させながら、積層板
を連続的に製造した。この場合は、保温装置30、補助
熱源31は使用しなかった。
出機30mmφ、ロール17〜25の巾400mm、ロ
ール径240mm、上下ベルト15、16の厚み0.6
mm、巾350mmのものを用いた。熱ロール17と2
3、18と21、及び19と22の間隙を調整して、上
ベルトと下ベルトの間隙を0.4mmにした。連続繊維
はガラス繊維(フィラメント径13μm、1800本集
束)を用い、熱可塑性樹脂としてポリプロピレン樹脂を
用いた。前記100個のボビンから繰り出された連続繊
維を整列させて200mm巾の繊維シートと成した。一
方、押出機で200℃に加熱溶融されたポリプロピレン
樹脂を、コートハンガーダイから230℃に加熱された
ロール23上で2m/分の速度で移動する下ベルトに塗
膜厚さ100μmで塗布した。100kgの張力をかけ
られた前記繊維シートは、上下ベルト15、16に挟ま
れた状態で230℃に加熱されたロール17〜22間を
図1に示した状態で通過させて繊維シート内にポリプロ
ピレン樹脂を含浸せしめ、巻き取りロール34に繊維補
強樹脂シートを巻き上げながら運転を継続した。次いで
、巻き取りロールに蓄積された繊維補強熱可塑性樹脂シ
ートを、巻き出し機27に装着し、積層一体化部4で、
繊維補強熱可塑性樹脂シートの上下面に導きポリテトラ
エチレンフロライドを表面に処理した積層一体化ロール
28を80度に加熱して積層一体化させながら、積層板
を連続的に製造した。この場合は、保温装置30、補助
熱源31は使用しなかった。
【0029】実施例2
ポリプロピレン樹脂の代わりにポリエーテルエーテルケ
トン樹脂、ガラス繊維の代わりに炭素繊維(フィラメン
ト径7μm、集束本数6000本)を使用し、押出機温
度380℃、ロール温度400℃、保温装置30の温度
を380℃、積層一体化ロール28は表面をセラミック
ス処理したものを使用し、温度は160℃に加熱し、補
助熱源31を360℃とし、積層板を巻き上げでなく、
定尺切断機35を使用して得た以外は実施例1と同様な
方法で連続積層板を製造した。
トン樹脂、ガラス繊維の代わりに炭素繊維(フィラメン
ト径7μm、集束本数6000本)を使用し、押出機温
度380℃、ロール温度400℃、保温装置30の温度
を380℃、積層一体化ロール28は表面をセラミック
ス処理したものを使用し、温度は160℃に加熱し、補
助熱源31を360℃とし、積層板を巻き上げでなく、
定尺切断機35を使用して得た以外は実施例1と同様な
方法で連続積層板を製造した。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、プレス等の成形設備を
使用せずに、長尺の繊維補強熱可塑性樹脂積層板を連続
して得ることが出来る。
使用せずに、長尺の繊維補強熱可塑性樹脂積層板を連続
して得ることが出来る。
【図1】本発明の一実施態様を示す概略側面図を示す。
1 繊維繰り出し部
2 供給部
3 樹脂含浸部
4 積層一体化部
5 引き取り部
6 架台
7 ボビン
8 連続繊維
9 ガイドロール
10 整列機
11 繊維シート
12 ブレーキ
13 張力調整ロール
14 ダイ
15 下ベルト
16 上ベルト
17〜23 加熱ロール
24〜25 ベルト張力調整ロール
26 駆動モーター
27 巻き出し機
28 積層一体化ロール
29 エッジポジションコントローラー30 保温
装置 31 補助熱源 32 引き取りロール 33 駆動モーター 34 駆動モーター 35 定尺切断機
装置 31 補助熱源 32 引き取りロール 33 駆動モーター 34 駆動モーター 35 定尺切断機
Claims (2)
- 【請求項1】熱可塑性樹脂を補強繊維に熱溶融含浸し、
繊維補強熱可塑性樹脂シートを連続して製造する方法に
おいて、熱溶融含浸工程の最終段階で樹脂シートを構成
する熱可塑性樹脂が溶融状態にあるうちに、既に製造さ
れた繊維補強熱可塑性樹脂シート又は該シートを含む積
層板を、該シートの上又は下の両面か、いずれか一方の
面から熱接着させて一体化させることを特徴とする繊維
補強熱可塑性樹脂多層積層板の製造方法。 - 【請求項2】熱可塑性樹脂を補強繊維に熱溶融含浸し、
繊維補強熱可塑性樹脂シートを連続して製造する装置に
おいて、熱溶融含浸工程の最終段階で樹脂シートを構成
する熱可塑性樹脂が溶融状態にあるうちに、既に製造さ
れた繊維補強熱可塑性樹脂シート又は該シートを含む積
層板を、該シートの上又は下の両面か、いずれか一方の
面から熱接着させて一体化させる手段を有することを特
徴とする繊維補強熱可塑性樹脂多層積層板の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3055846A JPH04272849A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 繊維補強熱可塑性樹脂多層積層板の製造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3055846A JPH04272849A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 繊維補強熱可塑性樹脂多層積層板の製造方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04272849A true JPH04272849A (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=13010393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3055846A Pending JPH04272849A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 繊維補強熱可塑性樹脂多層積層板の製造方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04272849A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0919964A (ja) * | 1995-05-01 | 1997-01-21 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 積層シートの製造方法 |
| JP2010517823A (ja) * | 2007-02-05 | 2010-05-27 | アレニア・アエロナウティカ・ソシエタ・ペル・アチオニ | 半結晶基材及びアモルファス表層を有する予備含浸物質 |
| JP2020117689A (ja) * | 2015-11-02 | 2020-08-06 | テイジン カーボン アメリカ、インコーポレイテッド | 複合オーバーラップツールのための熱可塑性複合in−situ溶融処理法 |
| US11465315B2 (en) * | 2015-03-10 | 2022-10-11 | Fibre Reinforced Thermoplastics B.V. | Spreader element for manufacturing unidirectional fiber-reinforced tapes |
-
1991
- 1991-02-27 JP JP3055846A patent/JPH04272849A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0919964A (ja) * | 1995-05-01 | 1997-01-21 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 積層シートの製造方法 |
| JP2010517823A (ja) * | 2007-02-05 | 2010-05-27 | アレニア・アエロナウティカ・ソシエタ・ペル・アチオニ | 半結晶基材及びアモルファス表層を有する予備含浸物質 |
| US11465315B2 (en) * | 2015-03-10 | 2022-10-11 | Fibre Reinforced Thermoplastics B.V. | Spreader element for manufacturing unidirectional fiber-reinforced tapes |
| JP2020117689A (ja) * | 2015-11-02 | 2020-08-06 | テイジン カーボン アメリカ、インコーポレイテッド | 複合オーバーラップツールのための熱可塑性複合in−situ溶融処理法 |
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