JPH04276410A - 高分子シートの板厚制御方法 - Google Patents
高分子シートの板厚制御方法Info
- Publication number
- JPH04276410A JPH04276410A JP3751691A JP3751691A JPH04276410A JP H04276410 A JPH04276410 A JP H04276410A JP 3751691 A JP3751691 A JP 3751691A JP 3751691 A JP3751691 A JP 3751691A JP H04276410 A JPH04276410 A JP H04276410A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distribution
- width direction
- polymer sheet
- roll
- thickness
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高分子材料のシート
製造法に関し、特にその板厚制御方法に関する。
製造法に関し、特にその板厚制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、PC(ポリカーボネイト)等の
透明シート7は、図2に示すようなカレンダー法で成形
する。これは、溶融樹脂を複数のロール3,4,5に巻
き付けることにより、ロール表面を転写させて、表面性
状の良好な透明シートを製造する方法である。これらの
シートを製造する際には、溶融樹脂がダイ2からロール
に流入した直後に、バンク6と呼ばれる「たまり」がで
きる。1は押出し機である。このバンクの板幅方向の分
布(ロール胴長方向の分布)は、シート板厚分布等に大
きく関与する。したがって、バンク部の幅方向分布を把
握することは、板厚を制御する上で非常に重要なことで
ある。従来、バンク部に関する測定は、肉眼あるいはV
TRカメラによって行なわれているが、精度などの点で
、さらに解決すべき問題があった。
透明シート7は、図2に示すようなカレンダー法で成形
する。これは、溶融樹脂を複数のロール3,4,5に巻
き付けることにより、ロール表面を転写させて、表面性
状の良好な透明シートを製造する方法である。これらの
シートを製造する際には、溶融樹脂がダイ2からロール
に流入した直後に、バンク6と呼ばれる「たまり」がで
きる。1は押出し機である。このバンクの板幅方向の分
布(ロール胴長方向の分布)は、シート板厚分布等に大
きく関与する。したがって、バンク部の幅方向分布を把
握することは、板厚を制御する上で非常に重要なことで
ある。従来、バンク部に関する測定は、肉眼あるいはV
TRカメラによって行なわれているが、精度などの点で
、さらに解決すべき問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】肉眼による観察は、次
に示すような問題点がある。まず、観察部が地上から2
〜3mの高いところにあり、さらにダイが視界を遮るた
めに、人が常時観察するのが困難である。また、測定器
を用いることができないので、観察はあくまでも定性的
、感覚的なものである。加えて、記録が非常に困難であ
る。VTRカメラによる測定では、連続的な記録は可能
であるが、溶融樹脂が透明なことから、ピントを合わせ
にくく、正確な像を得ることが困難である。また、樹脂
によっては、気化によるガス発生が生じ、像が遮蔽され
ることもある。本発明は、以上の点に鑑み、バンク部の
板幅方向分布を正確で、効率よく検出し、高精度の板厚
制御ができる方法を提供しようとするものである。
に示すような問題点がある。まず、観察部が地上から2
〜3mの高いところにあり、さらにダイが視界を遮るた
めに、人が常時観察するのが困難である。また、測定器
を用いることができないので、観察はあくまでも定性的
、感覚的なものである。加えて、記録が非常に困難であ
る。VTRカメラによる測定では、連続的な記録は可能
であるが、溶融樹脂が透明なことから、ピントを合わせ
にくく、正確な像を得ることが困難である。また、樹脂
によっては、気化によるガス発生が生じ、像が遮蔽され
ることもある。本発明は、以上の点に鑑み、バンク部の
板幅方向分布を正確で、効率よく検出し、高精度の板厚
制御ができる方法を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とする処は
、高分子シートを製造するカレンダー成形において、バ
ンク部の溶融樹脂の幅方向分布を輻射温度計を用いて検
出することを特徴とする板厚の制御方法にある。
、高分子シートを製造するカレンダー成形において、バ
ンク部の溶融樹脂の幅方向分布を輻射温度計を用いて検
出することを特徴とする板厚の制御方法にある。
【0005】以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明
する。本発明者らは、多くの実験の結果、輻射温度計を
用いれば、見かけの温度分布により、バンク部における
樹脂の板幅方向分布が検出できることを発見した。これ
は、金属であるロールと樹脂の輻射率が異なることから
、実際の温度は同一でも、表示される見かけの温度が異
なることを利用したものである。
する。本発明者らは、多くの実験の結果、輻射温度計を
用いれば、見かけの温度分布により、バンク部における
樹脂の板幅方向分布が検出できることを発見した。これ
は、金属であるロールと樹脂の輻射率が異なることから
、実際の温度は同一でも、表示される見かけの温度が異
なることを利用したものである。
【0006】発明者らは、まず、ロールと高分子を同一
の輻射率で温度を測定する実験を行った。表1に、輻射
率ε=0.98とした場合の、同一温度のロールと高分
子材を輻射温度計で測定した結果を示す。この輻射率は
、PP(ポリプロピレン)の正確な温度が測定できるよ
うに定めた値である。したがって、ロールの見かけ温度
は真の値より約40℃低い値を示している。この見かけ
の温度を画像処理して、CRTに表示すれば、ロールと
高分子との温度差により、バンク部の幅方向分布を観察
することが可能となる。また、CRTの温度レンジを調
節すれば、例えば、ロール部は青色、樹脂部は赤色で表
示することができ、観察も容易になる。
の輻射率で温度を測定する実験を行った。表1に、輻射
率ε=0.98とした場合の、同一温度のロールと高分
子材を輻射温度計で測定した結果を示す。この輻射率は
、PP(ポリプロピレン)の正確な温度が測定できるよ
うに定めた値である。したがって、ロールの見かけ温度
は真の値より約40℃低い値を示している。この見かけ
の温度を画像処理して、CRTに表示すれば、ロールと
高分子との温度差により、バンク部の幅方向分布を観察
することが可能となる。また、CRTの温度レンジを調
節すれば、例えば、ロール部は青色、樹脂部は赤色で表
示することができ、観察も容易になる。
【0007】
【表1】
【0008】以上の結果から、発明者らは、同一温度で
ロールに接するバンク部の溶融樹脂の分布を、正確に検
出し、これを利用して板厚制御を行う方法を発明した。
ロールに接するバンク部の溶融樹脂の分布を、正確に検
出し、これを利用して板厚制御を行う方法を発明した。
【0009】図1に本発明における、溶融樹脂の幅方向
分布の測定方法を示す。輻射温度計8,8′は、バンク
6の上下に設置され、見かけの温度を測定する。この時
の輻射率は、ロール3,4と高分子との見かけの温度差
が明確となるよう設定する。通常は、高分子の真の温度
が測定できる輻射率に設定すれば良い。11はCRTを
示す。
分布の測定方法を示す。輻射温度計8,8′は、バンク
6の上下に設置され、見かけの温度を測定する。この時
の輻射率は、ロール3,4と高分子との見かけの温度差
が明確となるよう設定する。通常は、高分子の真の温度
が測定できる輻射率に設定すれば良い。11はCRTを
示す。
【0010】図3に、PCを用いた場合の温度分布を示
す。樹脂温度260℃とロール温度140℃は120℃
の温度差があるが、バンク6とロール3との境界10近
傍では、樹脂の層が薄いため、樹脂とロールはほぼ同一
温度となっている。しかし、輻射温度計で測定した見か
けの温度は、両者で大きく異なるため(輻射率ε=0.
98)、CRTで画像処理すれば、明確な境界10(す
なわち、バンクの板幅方向分布)を測定することができ
る。
す。樹脂温度260℃とロール温度140℃は120℃
の温度差があるが、バンク6とロール3との境界10近
傍では、樹脂の層が薄いため、樹脂とロールはほぼ同一
温度となっている。しかし、輻射温度計で測定した見か
けの温度は、両者で大きく異なるため(輻射率ε=0.
98)、CRTで画像処理すれば、明確な境界10(す
なわち、バンクの板幅方向分布)を測定することができ
る。
【0011】この測定値を基準として、樹脂が過剰ある
いは不足な位置の、ダイからの流出量を調整すれば、バ
ンク部の幅方向の樹脂分布は一定となり、その結果幅方
向の板精度が優れたシートを製造することができる。樹
脂の幅方向の流出量は、図4に示すように、ダイボルト
9の締結度合いでギャップ11を調整することができる
。また、ダイボルトの代わりに油圧装置を用いることも
できる。
いは不足な位置の、ダイからの流出量を調整すれば、バ
ンク部の幅方向の樹脂分布は一定となり、その結果幅方
向の板精度が優れたシートを製造することができる。樹
脂の幅方向の流出量は、図4に示すように、ダイボルト
9の締結度合いでギャップ11を調整することができる
。また、ダイボルトの代わりに油圧装置を用いることも
できる。
【0012】
【実施例】本発明の測定法を用いて幅方向のダイギャッ
プを調整し、板厚3mm、板幅1200mmのPCシー
トを製造した。その結果、板厚精度が高い(板厚偏差±
0.5%)シートを製造することができた。
プを調整し、板厚3mm、板幅1200mmのPCシー
トを製造した。その結果、板厚精度が高い(板厚偏差±
0.5%)シートを製造することができた。
【0013】[比較例]従来の測定法(VTRの監視)
を用いて幅方向のダイギャップを調整し、板厚3mm、
板幅1200mmのPCシートを製造した。その結果、
板厚精度はあまり高くなかった(板厚偏差±1.2%)
。
を用いて幅方向のダイギャップを調整し、板厚3mm、
板幅1200mmのPCシートを製造した。その結果、
板厚精度はあまり高くなかった(板厚偏差±1.2%)
。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、カレンダー成形にお
けるバンク部の幅方向分布を明確に検出することを可能
にしたので、板厚精度、表面性状が優れた板を効率よく
量産できる効果がある。
けるバンク部の幅方向分布を明確に検出することを可能
にしたので、板厚精度、表面性状が優れた板を効率よく
量産できる効果がある。
【図1】本発明における測定方式の説明図である。
【図2】カレンダーによる高分子シート成形法の従来の
説明図である。
説明図である。
【図3】本発明を用いたバンクの幅方向分布の想定模式
図である。
図である。
【図4】ダイギャップの調整法の説明図である。
1 押出し機
2 ダイ
3 上ロール
4 中ロール
5 下ロール
6 バンク
7 シート
8 輻射温度計
9 ダイボルト
10 境界
Claims (1)
- 【請求項1】 高分子シートを製造するカレンダー成
形において、バンク部の溶融樹脂の幅方向分布を輻射温
度計を用いて検出することを特徴とする板厚の制御方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3751691A JPH04276410A (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 高分子シートの板厚制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3751691A JPH04276410A (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 高分子シートの板厚制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04276410A true JPH04276410A (ja) | 1992-10-01 |
Family
ID=12499704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3751691A Withdrawn JPH04276410A (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 高分子シートの板厚制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04276410A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006056929A (ja) * | 2004-08-17 | 2006-03-02 | Asahi Kasei Chemicals Corp | ポリオレフィン製微多孔膜の製造方法 |
| JP2006076262A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 樹脂板の製造方法 |
-
1991
- 1991-03-04 JP JP3751691A patent/JPH04276410A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006056929A (ja) * | 2004-08-17 | 2006-03-02 | Asahi Kasei Chemicals Corp | ポリオレフィン製微多孔膜の製造方法 |
| JP2006076262A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 樹脂板の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |