JPH04277173A - 油圧エレベータ制御装置 - Google Patents
油圧エレベータ制御装置Info
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- JPH04277173A JPH04277173A JP3037666A JP3766691A JPH04277173A JP H04277173 A JPH04277173 A JP H04277173A JP 3037666 A JP3037666 A JP 3037666A JP 3766691 A JP3766691 A JP 3766691A JP H04277173 A JPH04277173 A JP H04277173A
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- hydraulic
- hydraulic pump
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モータ及び油圧ポン
プを圧油内に浸漬させたサブマージ形の油圧パワーユニ
ットを用いると共に、VVVF制御によりモータを駆動
して速度制御するようにした油圧エレベータ制御装置に
関し、特に省エネルギ且つ省スペースにより効率の向上
を実現させた油圧エレベータ制御装置に関するものであ
る。
プを圧油内に浸漬させたサブマージ形の油圧パワーユニ
ットを用いると共に、VVVF制御によりモータを駆動
して速度制御するようにした油圧エレベータ制御装置に
関し、特に省エネルギ且つ省スペースにより効率の向上
を実現させた油圧エレベータ制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、都市部の中小規模のビルやマンシ
ョンの高さは、土地を有効活用するために3〜4階建て
から5〜6階建てへと次第に高くなる傾向にある。又、
高齢者人口の増加と共に、5階建て以下のビルにもエレ
ベータが多く設置されるようになってきており、このこ
とから、油圧エレベータが注目されつつある。
ョンの高さは、土地を有効活用するために3〜4階建て
から5〜6階建てへと次第に高くなる傾向にある。又、
高齢者人口の増加と共に、5階建て以下のビルにもエレ
ベータが多く設置されるようになってきており、このこ
とから、油圧エレベータが注目されつつある。
【0003】一般に、油圧エレベータは、ロープ式エレ
ベータと異なりビルの屋上に機械室を設置する必要がな
いため、日影規制による斜線制限範囲内でビルの高さを
有効に利用できる。従って、ここ数年の油圧エレベータ
設置台数は、年率約20%の増加傾向を示しており、例
えば、1988年度で約3200台であったものが、1
989年度には約4700台となっている。
ベータと異なりビルの屋上に機械室を設置する必要がな
いため、日影規制による斜線制限範囲内でビルの高さを
有効に利用できる。従って、ここ数年の油圧エレベータ
設置台数は、年率約20%の増加傾向を示しており、例
えば、1988年度で約3200台であったものが、1
989年度には約4700台となっている。
【0004】ところで、従来の油圧エレベータの速度制
御は、一定速度で回転する油圧ポンプの吐出流量を流量
制御バルブ内の制御弁で調整することにより行われてい
る。即ち、上昇運転時には、油圧ポンプから吐出される
圧油流量を上昇制御弁によって制御し、下降運転時には
、かごの重量で油圧ジャッキから油タンクへ還流される
圧油流量を下降制御弁によって制御する。
御は、一定速度で回転する油圧ポンプの吐出流量を流量
制御バルブ内の制御弁で調整することにより行われてい
る。即ち、上昇運転時には、油圧ポンプから吐出される
圧油流量を上昇制御弁によって制御し、下降運転時には
、かごの重量で油圧ジャッキから油タンクへ還流される
圧油流量を下降制御弁によって制御する。
【0005】この速度制御方式の場合、かご内の乗客数
や油温(即ち、油の圧力や粘度)に応じて制御弁の開閉
動作時間が変化し、かごの加速時間及び減速時間が変化
する。従って、加減速時間の変化を抑制するために、油
圧バルブに圧力補償機能を組み込んだり、又、所望階床
でかごを精度良く着床させるために、着床前の一定区間
かごを低速で走行させる低速走行区間を設ける必要があ
る。
や油温(即ち、油の圧力や粘度)に応じて制御弁の開閉
動作時間が変化し、かごの加速時間及び減速時間が変化
する。従って、加減速時間の変化を抑制するために、油
圧バルブに圧力補償機能を組み込んだり、又、所望階床
でかごを精度良く着床させるために、着床前の一定区間
かごを低速で走行させる低速走行区間を設ける必要があ
る。
【0006】図3は定格速度(60m/min)で定格
負荷上昇時における流量制御バルブによる速度制御特性
を示しており、起動から停止までのかご内速度指令[m
/mim]には、全速走行区間の後に低速走行区間が設
けられている。しかし、低速走行区間はエレベータの走
行時間を延長して運転効率を低下させるため、改善が望
まれている。又、この場合、かご内加速度[G]が大き
く変動していることも、乗心地の悪い振動を与えること
になり、問題点の1つである。
負荷上昇時における流量制御バルブによる速度制御特性
を示しており、起動から停止までのかご内速度指令[m
/mim]には、全速走行区間の後に低速走行区間が設
けられている。しかし、低速走行区間はエレベータの走
行時間を延長して運転効率を低下させるため、改善が望
まれている。又、この場合、かご内加速度[G]が大き
く変動していることも、乗心地の悪い振動を与えること
になり、問題点の1つである。
【0007】又、油圧エレベータの定格速度は、従来は
30〜40[m/min]が主流であったが、ビルが高
くなるにつれて、より速い60[m/min]が徐々に
増えてきている。このため、スムーズな走行性能や省エ
ネルギ化、並びに機械室等の静粛化も要求されている。 一方、パワーエレクトロニクス技術の進歩により、圧油
供給駆動用の交流モータの回転速度は、VVVF(可変
電圧可変周波数)インバータでスムーズに制御できるよ
うになってきている。 以上の市場動向及び技術背景から、中低層ビルに最適な
VVVF制御方式による油圧エレベータが提案されてい
る。
30〜40[m/min]が主流であったが、ビルが高
くなるにつれて、より速い60[m/min]が徐々に
増えてきている。このため、スムーズな走行性能や省エ
ネルギ化、並びに機械室等の静粛化も要求されている。 一方、パワーエレクトロニクス技術の進歩により、圧油
供給駆動用の交流モータの回転速度は、VVVF(可変
電圧可変周波数)インバータでスムーズに制御できるよ
うになってきている。 以上の市場動向及び技術背景から、中低層ビルに最適な
VVVF制御方式による油圧エレベータが提案されてい
る。
【0008】即ち、具体的な仕様として、(1)定格速
度を45〜60[m/min]とし、かごの速度制御を
、流量制御バルブに代えて、油圧ポンプの吐出流量によ
り行い、VVVF制御されたモータで油圧ポンプを駆動
する。 (2)主要駆動機器となる油圧パワーユニット(モータ
及び油圧ポンプを含む)を、油タンク内に浸漬してサブ
マージ形とする。
度を45〜60[m/min]とし、かごの速度制御を
、流量制御バルブに代えて、油圧ポンプの吐出流量によ
り行い、VVVF制御されたモータで油圧ポンプを駆動
する。 (2)主要駆動機器となる油圧パワーユニット(モータ
及び油圧ポンプを含む)を、油タンク内に浸漬してサブ
マージ形とする。
【0009】図4は定格速度(60m/min)で定格
負荷上昇時におけるVVVFによる速度制御特性を示し
ている。 この場合、かご速度指令には全速走行区間があるのみで
、低速走行区間は設けられておらず、所望階に直接着床
することができる。又、かご内加速度もスムーズとなり
、不快な振動も軽減されている。このように、油圧ポン
プ駆動用のモータをVVVF制御することにより、着床
前の低速走行区間を無くすことができ、走行時間が短縮
されると共に、乗心地性能が向上し且つ省エネルギ化を
実現することができる。又、モータの発熱も抑制される
。
負荷上昇時におけるVVVFによる速度制御特性を示し
ている。 この場合、かご速度指令には全速走行区間があるのみで
、低速走行区間は設けられておらず、所望階に直接着床
することができる。又、かご内加速度もスムーズとなり
、不快な振動も軽減されている。このように、油圧ポン
プ駆動用のモータをVVVF制御することにより、着床
前の低速走行区間を無くすことができ、走行時間が短縮
されると共に、乗心地性能が向上し且つ省エネルギ化を
実現することができる。又、モータの発熱も抑制される
。
【0010】一方、騒音発生源となる油圧ポンプ及びモ
ータを油中に浸漬したサブマージ形の場合、圧油による
吸音効果並びに油タンクの鉄板での透過損失があるため
、モータ及び油圧ポンプを油タンク外に配置したドライ
形に比べて、機械室の騒音レベルが低くなるという利点
を有する。
ータを油中に浸漬したサブマージ形の場合、圧油による
吸音効果並びに油タンクの鉄板での透過損失があるため
、モータ及び油圧ポンプを油タンク外に配置したドライ
形に比べて、機械室の騒音レベルが低くなるという利点
を有する。
【0011】図5はドライ形に対するサブマージ形の騒
音低減量を示す説明図であり、横軸は騒音(オクターブ
バンド)周波数[Hz]、縦軸は騒音低減量[dB]で
ある。又、条件としては、かご速度が60[m/mm]
、かご内が無負荷状態であり、○が上昇運転時、×が下
降運転時を示している。これより、200〜8000H
zの騒音に対して10〜20dB程度低減されることが
分かる。
音低減量を示す説明図であり、横軸は騒音(オクターブ
バンド)周波数[Hz]、縦軸は騒音低減量[dB]で
ある。又、条件としては、かご速度が60[m/mm]
、かご内が無負荷状態であり、○が上昇運転時、×が下
降運転時を示している。これより、200〜8000H
zの騒音に対して10〜20dB程度低減されることが
分かる。
【0012】又、ドライ形においては、モータ及び油圧
ポンプは油タンクの下に配置され、モータと油圧ポンプ
との間の動力伝達はベルトで行われている。従って、か
ごの定格速度や電源周波数の変更に応じて、モータ側と
油圧ポンプ側のベルトプーリを変更したり、調整機構を
付加してベルト張力を調整する必要があり、部品点数が
多く構造が複雑となるうえ、ベルトの定期的調整が必要
となる。又、ベルトの張力が油圧ポンプの主軸に直角方
向に加わるので、油圧ポンプ軸をハウジングとの隙間が
大きくなり効率が低下する。
ポンプは油タンクの下に配置され、モータと油圧ポンプ
との間の動力伝達はベルトで行われている。従って、か
ごの定格速度や電源周波数の変更に応じて、モータ側と
油圧ポンプ側のベルトプーリを変更したり、調整機構を
付加してベルト張力を調整する必要があり、部品点数が
多く構造が複雑となるうえ、ベルトの定期的調整が必要
となる。又、ベルトの張力が油圧ポンプの主軸に直角方
向に加わるので、油圧ポンプ軸をハウジングとの隙間が
大きくなり効率が低下する。
【0013】これに対し、サブマージ形の油圧パワーユ
ニットにおいては、モータ及び油圧ポンプの軸が直結さ
れており、駆動部分が無調整化されて部品が削減され、
省スペース化が実現するという利点を有する。又、油圧
ポンプとハウジングとの間の隙間も小さくなり効率が向
上する。しかし、この反面、油中でモータが回転するこ
とから、モータの撹拌ロスにより消費電力が約15%も
大きくなる欠点がある。
ニットにおいては、モータ及び油圧ポンプの軸が直結さ
れており、駆動部分が無調整化されて部品が削減され、
省スペース化が実現するという利点を有する。又、油圧
ポンプとハウジングとの間の隙間も小さくなり効率が向
上する。しかし、この反面、油中でモータが回転するこ
とから、モータの撹拌ロスにより消費電力が約15%も
大きくなる欠点がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の油圧エレベータ
制御装置は以上のように、VVVF制御方式及びサブマ
ージ方式を組み合わせた場合、モータ内に撹拌ロスを生
じ、油圧パワーユニットの効率が低下するというという
問題点があった。
制御装置は以上のように、VVVF制御方式及びサブマ
ージ方式を組み合わせた場合、モータ内に撹拌ロスを生
じ、油圧パワーユニットの効率が低下するというという
問題点があった。
【0015】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、VVVF方式及びサブマージ方
式を組み合わせた場合に、サブマージ方式の特長を損な
うことなく油中撹拌ロスを低減させて、消費電力の小さ
い油圧エレベータ制御装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、VVVF方式及びサブマージ方
式を組み合わせた場合に、サブマージ方式の特長を損な
うことなく油中撹拌ロスを低減させて、消費電力の小さ
い油圧エレベータ制御装置を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る油圧エレ
ベータ制御装置は、モータ及び油圧ポンプの回転軸を直
結すると共に、モータと油圧ポンプとの間の接続部にオ
イルシール軸受を設けてモータを密閉構造としたもので
ある。
ベータ制御装置は、モータ及び油圧ポンプの回転軸を直
結すると共に、モータと油圧ポンプとの間の接続部にオ
イルシール軸受を設けてモータを密閉構造としたもので
ある。
【0017】
【作用】この発明においては、モータ内への圧油の侵入
を防止し、モータ撹拌ロスを無くす。
を防止し、モータ撹拌ロスを無くす。
【0018】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例を示す構成図であり、
1はエレベータのかご、2はかご1を昇降駆動する油圧
ジャッキ、3は油圧ジャッキ2との間の圧油授受の開閉
を行うチェック弁、4はかご1の位置信号S及び速度信
号Vを発生するパルス発生器、5はチェック弁3の出力
側で油圧ジャッキ2内のジャッキ圧力PJを検出する圧
力センサである。
する。図1はこの発明の一実施例を示す構成図であり、
1はエレベータのかご、2はかご1を昇降駆動する油圧
ジャッキ、3は油圧ジャッキ2との間の圧油授受の開閉
を行うチェック弁、4はかご1の位置信号S及び速度信
号Vを発生するパルス発生器、5はチェック弁3の出力
側で油圧ジャッキ2内のジャッキ圧力PJを検出する圧
力センサである。
【0019】6はチェック弁3との間で授受される圧油
が充填された油タンクであり、モータ7と、モータ7に
より駆動される油圧ポンプ8と、モータ7の回転速度信
号Rを発生するパルス発生器9とを内蔵している。モー
タ7及び油圧ポンプ8は、互いに回転軸が直結され、一
括して圧油内に浸漬された油圧パワーユニットを構成し
ている。又、パルス発生器9は、モータ7及び油圧ポン
プ8の回転軸と直結され、且つ、モータ7の内部に封入
されている。10は油圧ポンプ8から出力される圧油の
ポンプ圧力PPを検出する圧力センサである。
が充填された油タンクであり、モータ7と、モータ7に
より駆動される油圧ポンプ8と、モータ7の回転速度信
号Rを発生するパルス発生器9とを内蔵している。モー
タ7及び油圧ポンプ8は、互いに回転軸が直結され、一
括して圧油内に浸漬された油圧パワーユニットを構成し
ている。又、パルス発生器9は、モータ7及び油圧ポン
プ8の回転軸と直結され、且つ、モータ7の内部に封入
されている。10は油圧ポンプ8から出力される圧油の
ポンプ圧力PPを検出する圧力センサである。
【0020】11はモータ7をVVVF制御するトラン
ジスタを含むインバータ、12及び13はインバータ1
1の出力電流Iを検出する変流器、14は変流器12及
び13からの電流信号I及びフィードバック系(後述す
る)からの電流指令Ioに基づいてインバータ11を制
御するPWM制御回路である。15は3相交流の商用電
源、16は商用電源15を整流するためのダイオードを
含むコンバータ、17はコンバータ16の出力電圧を平
滑化して直流電圧にする平滑コンデンサである。平滑コ
ンデンサ17の両端間の直流電圧は、インバータ11に
印加されている。
ジスタを含むインバータ、12及び13はインバータ1
1の出力電流Iを検出する変流器、14は変流器12及
び13からの電流信号I及びフィードバック系(後述す
る)からの電流指令Ioに基づいてインバータ11を制
御するPWM制御回路である。15は3相交流の商用電
源、16は商用電源15を整流するためのダイオードを
含むコンバータ、17はコンバータ16の出力電圧を平
滑化して直流電圧にする平滑コンデンサである。平滑コ
ンデンサ17の両端間の直流電圧は、インバータ11に
印加されている。
【0021】20はフィードバック系を構成するマイク
ロコンピュータであり、かご位置信号Sに基づいてかご
速度指令Voを発生する速度指令発生回路21と、ジャ
ッキ圧力PJ、ポンプ圧力PP、モータ回転速度信号R
、かご速度信号V及びかご速度指令Voに基づいて電流
指令Ioを出力する速度制御回路22とを備えている。
ロコンピュータであり、かご位置信号Sに基づいてかご
速度指令Voを発生する速度指令発生回路21と、ジャ
ッキ圧力PJ、ポンプ圧力PP、モータ回転速度信号R
、かご速度信号V及びかご速度指令Voに基づいて電流
指令Ioを出力する速度制御回路22とを備えている。
【0022】図1において、かご1の速度制御は、油圧
バルブ流量制御方式ではなく、モータ7のVVVF駆動
制御に基づく油圧ポンプ8の可変吐出流量方式である。 又、油圧パワーユニットとして、モータ7及び油圧ポン
プ8を油タンク6内に浸漬したサブマージ形を採用して
いる。又、以下に述べるように、モータ7と油圧ポンプ
8との間はオイルシール構造となっている。
バルブ流量制御方式ではなく、モータ7のVVVF駆動
制御に基づく油圧ポンプ8の可変吐出流量方式である。 又、油圧パワーユニットとして、モータ7及び油圧ポン
プ8を油タンク6内に浸漬したサブマージ形を採用して
いる。又、以下に述べるように、モータ7と油圧ポンプ
8との間はオイルシール構造となっている。
【0023】図2は油圧パワーユニットの構造を詳細に
示す断面図であり、7aはモータ7の回転軸、7bは回
転軸7aに固定されたロータ、7cはロータ7bに対向
配置されたステータである。9aはパルス発生器9のフ
ォトセンサ、9bは回転軸7aに固定され且つフォトセ
ンサ9aに対向配置されたエンコード円板である。
示す断面図であり、7aはモータ7の回転軸、7bは回
転軸7aに固定されたロータ、7cはロータ7bに対向
配置されたステータである。9aはパルス発生器9のフ
ォトセンサ、9bは回転軸7aに固定され且つフォトセ
ンサ9aに対向配置されたエンコード円板である。
【0024】30及び31はモータ7の回転軸7aの両
端を支持する軸受であり、油圧ポンプ8との接続部の軸
受30は、モータ7を密閉構造にするためのオイルシー
ル軸受となっている。32及び33はモータ7の上部に
設けられた大気流通用の連通管、34はモータ7の下部
に設けられた油抜き用のチューブ、35はチューブ34
の端部を油タンク6の側壁から外部に導くプラグである
。プラグ35の位置は、少なくともモータ7の底面より
低く設定されていることが望ましい。
端を支持する軸受であり、油圧ポンプ8との接続部の軸
受30は、モータ7を密閉構造にするためのオイルシー
ル軸受となっている。32及び33はモータ7の上部に
設けられた大気流通用の連通管、34はモータ7の下部
に設けられた油抜き用のチューブ、35はチューブ34
の端部を油タンク6の側壁から外部に導くプラグである
。プラグ35の位置は、少なくともモータ7の底面より
低く設定されていることが望ましい。
【0025】次に、図1及び図2に示したこの発明の一
実施例の動作について説明する。まず、商用電源15か
ら供給された3相交流電圧は、コンバータ16及び平滑
コンデンサ17により一旦直流電圧に変換された後、イ
ンバータ11に印加される。インバータ11は、直流電
圧に対してPWM制御回路14に基づくパルス幅変調を
行い、直流電圧をVVVFの3相交流電圧に変換し、油
圧ポンプ8を駆動するためのモータ7に印加する。そし
て、モータ7の回転に伴い、フォトセンサ9a及びエン
コード円板9bからなるパルス発生器9は、モータ回転
速度信号Rをマイクロコンピュータ20内の速度制御回
路22にフィードバックする。
実施例の動作について説明する。まず、商用電源15か
ら供給された3相交流電圧は、コンバータ16及び平滑
コンデンサ17により一旦直流電圧に変換された後、イ
ンバータ11に印加される。インバータ11は、直流電
圧に対してPWM制御回路14に基づくパルス幅変調を
行い、直流電圧をVVVFの3相交流電圧に変換し、油
圧ポンプ8を駆動するためのモータ7に印加する。そし
て、モータ7の回転に伴い、フォトセンサ9a及びエン
コード円板9bからなるパルス発生器9は、モータ回転
速度信号Rをマイクロコンピュータ20内の速度制御回
路22にフィードバックする。
【0026】これにより、速度制御回路22は、モータ
回転速度信号Rがかご速度指令Voに応じた値となるよ
うに電流指令Ioを出力し、モータ7の回転速度は、か
ご速度指令Voに応じて変化する。従って、かご1の上
昇運転時には油圧ポンプ8から油圧ジャッキ2に送出さ
れる圧油流量が、又、下降運転時には油圧ジャッキ2か
ら油圧ポンプ8に還流される圧油流量が、それぞれスム
ーズに制御され、かご1の起動から着床までの運転動作
がスムーズに制御される。尚、停止中のかご1を確実に
保持するため、油圧ポンプ8及び油圧ジャッキ2間の主
油路に設けられたチェック弁3は、かご1の起動及び停
止に同期して開閉される。
回転速度信号Rがかご速度指令Voに応じた値となるよ
うに電流指令Ioを出力し、モータ7の回転速度は、か
ご速度指令Voに応じて変化する。従って、かご1の上
昇運転時には油圧ポンプ8から油圧ジャッキ2に送出さ
れる圧油流量が、又、下降運転時には油圧ジャッキ2か
ら油圧ポンプ8に還流される圧油流量が、それぞれスム
ーズに制御され、かご1の起動から着床までの運転動作
がスムーズに制御される。尚、停止中のかご1を確実に
保持するため、油圧ポンプ8及び油圧ジャッキ2間の主
油路に設けられたチェック弁3は、かご1の起動及び停
止に同期して開閉される。
【0027】このように油圧ポンプ8の吐出流量により
かご1の速度が可変制御されるが、高性能演算処理機能
を有するマイクロコンピュータ20は、モータ回転速度
信号Rのフィードバックループの他にもいくつかの制御
ループを実行している。
かご1の速度が可変制御されるが、高性能演算処理機能
を有するマイクロコンピュータ20は、モータ回転速度
信号Rのフィードバックループの他にもいくつかの制御
ループを実行している。
【0028】例えば、かご1が起動する際にチェック弁
3の開口直後のショックを抑制するため、油圧ジャッキ
2側のジャッキ圧力PJと油圧ポンプ8側のポンプ圧力
PPとを予めバランスさせている。即ち、各圧力センサ
5及び10から得られるジャッキ圧力PJとポンプ圧力
PPとが、かご1の起動前に一致するように、ポンプ圧
力PPを制御する。これにより、かご1の停止階の違い
や乗客の乗降等によってジャッキ圧力PJが変化しても
、チェック弁3の開口時にかご1を停止階に保持するこ
とができ、かご速度指令に応じたスムーズな起動が実現
する。
3の開口直後のショックを抑制するため、油圧ジャッキ
2側のジャッキ圧力PJと油圧ポンプ8側のポンプ圧力
PPとを予めバランスさせている。即ち、各圧力センサ
5及び10から得られるジャッキ圧力PJとポンプ圧力
PPとが、かご1の起動前に一致するように、ポンプ圧
力PPを制御する。これにより、かご1の停止階の違い
や乗客の乗降等によってジャッキ圧力PJが変化しても
、チェック弁3の開口時にかご1を停止階に保持するこ
とができ、かご速度指令に応じたスムーズな起動が実現
する。
【0029】又、油圧エレベータにおいて、駆動源(モ
ータ7)と制御対象(かご1)との間には、油圧ポンプ
8、配管及び油圧ジャッキ2等からなる油圧系と、主索
(ロープ)を含む弾性体からなる機械系とが介在してお
り、モータ7から見た負荷系は非常に剛性の低い系を構
成している。このため、油圧ジャッキ2の部分、又は、
かご1のガイドローラとレールとの間で機械的な外乱が
発生すると、かご1に低周波の振動を誘発して乗心地が
悪くなり易い。
ータ7)と制御対象(かご1)との間には、油圧ポンプ
8、配管及び油圧ジャッキ2等からなる油圧系と、主索
(ロープ)を含む弾性体からなる機械系とが介在してお
り、モータ7から見た負荷系は非常に剛性の低い系を構
成している。このため、油圧ジャッキ2の部分、又は、
かご1のガイドローラとレールとの間で機械的な外乱が
発生すると、かご1に低周波の振動を誘発して乗心地が
悪くなり易い。
【0030】この振動を防止するため、油圧系及び機械
系を数式モデル化し、伝達特性を解析して振動抑制のた
めの制御則を導出し、これをマイクロコンピュータ20
に予め格納しておく。マイクロコンピュータ20は、解
析結果に基づいて振動抑制制御ループを構成し、ジャッ
キ圧力PJに含まれる振動成分と、かご速度信号Vに含
まれる振動成分とを抽出し、電流指令Ioにフィードバ
ックする。これにより、機械的な外乱が発生しても、か
ご1の振動は効果的に抑制される。
系を数式モデル化し、伝達特性を解析して振動抑制のた
めの制御則を導出し、これをマイクロコンピュータ20
に予め格納しておく。マイクロコンピュータ20は、解
析結果に基づいて振動抑制制御ループを構成し、ジャッ
キ圧力PJに含まれる振動成分と、かご速度信号Vに含
まれる振動成分とを抽出し、電流指令Ioにフィードバ
ックする。これにより、機械的な外乱が発生しても、か
ご1の振動は効果的に抑制される。
【0031】又、圧油流量制御において、油圧ジャッキ
2に供給される実際の圧油流量は、油圧ポンプ8の吐出
量より漏れ流量だけ少ないが、漏れ流量は、モータ回転
速度Rやポンプ圧力PP及び油温等によって変化する。 このため、モータ回転速度Rをフィードバック制御する
のみでは、漏れ流量の変化によって生じるかご1の速度
変動を補償することができない。
2に供給される実際の圧油流量は、油圧ポンプ8の吐出
量より漏れ流量だけ少ないが、漏れ流量は、モータ回転
速度Rやポンプ圧力PP及び油温等によって変化する。 このため、モータ回転速度Rをフィードバック制御する
のみでは、漏れ流量の変化によって生じるかご1の速度
変動を補償することができない。
【0032】このため、マイクロコンピュータ20は、
更に、かご速度信号Vを用いた漏れ流量補償制御ループ
を具備している。この結果、図4に示したように、安定
したかご速度制御性能及び着床精度を達成すると共に、
図5に示したように、安定した加減速制御性能が得られ
る。
更に、かご速度信号Vを用いた漏れ流量補償制御ループ
を具備している。この結果、図4に示したように、安定
したかご速度制御性能及び着床精度を達成すると共に、
図5に示したように、安定した加減速制御性能が得られ
る。
【0033】このように、VVVF制御によるポンプ吐
出流量制御と速度フィードバック制御とを組み合わせる
ことにより、油圧バルブ制御方式と比べて、乗心地が大
幅に向上し、かご1の階間走行時間が約20%短縮され
ると共に、約15%の省エネルギが達成される。
出流量制御と速度フィードバック制御とを組み合わせる
ことにより、油圧バルブ制御方式と比べて、乗心地が大
幅に向上し、かご1の階間走行時間が約20%短縮され
ると共に、約15%の省エネルギが達成される。
【0034】次に、この発明によるサブマージ形の油圧
パワーユニットの利点について、更に具体的に説明する
。この場合、機械室のみならず、かご1内及び居室内の
騒音を抑制するために、油圧ポンプ8の基本構造を、ド
ライ形の油圧パワーユニットに使用される低脈動スクリ
ューポンプとし、吐出流量の脈動レベルを抑制している
。
パワーユニットの利点について、更に具体的に説明する
。この場合、機械室のみならず、かご1内及び居室内の
騒音を抑制するために、油圧ポンプ8の基本構造を、ド
ライ形の油圧パワーユニットに使用される低脈動スクリ
ューポンプとし、吐出流量の脈動レベルを抑制している
。
【0035】又、モータ7を密閉構造とするため、モー
タ7とポンプ8との間の接続部分には、オイルシール軸
受30が設けられ、圧油がモータ7内浸入するのを防止
している。しかし、油温変動等でモータ7内の温度が変
動すると、モータ7内の空気が膨張及び収縮し、特に収
縮時に、オイルシール軸受30を介して油タンク6内の
圧油がモータ7内に侵入するおそれがある。
タ7とポンプ8との間の接続部分には、オイルシール軸
受30が設けられ、圧油がモータ7内浸入するのを防止
している。しかし、油温変動等でモータ7内の温度が変
動すると、モータ7内の空気が膨張及び収縮し、特に収
縮時に、オイルシール軸受30を介して油タンク6内の
圧油がモータ7内に侵入するおそれがある。
【0036】従って、モータ7内の空気の膨張及び収縮
を防止するため、連通管32及び33を介してモータ7
内と大気とを連通し、大気をモータ7内に吸排気して、
モータ7内の気圧を一定に保持している。これにより、
圧油がモータ7内に侵入することはない。又、連通管3
2及び33を介してモータ7を冷却することにより、モ
ータ7内の空気温度上昇を許容値以下にすることができ
る。
を防止するため、連通管32及び33を介してモータ7
内と大気とを連通し、大気をモータ7内に吸排気して、
モータ7内の気圧を一定に保持している。これにより、
圧油がモータ7内に侵入することはない。又、連通管3
2及び33を介してモータ7を冷却することにより、モ
ータ7内の空気温度上昇を許容値以下にすることができ
る。
【0037】又、万一、オイルシール軸受30の劣化等
により、圧油がモータ7内に漏れたとしても、油抜き用
のチューブ34及びプラグ35が設けられているので、
保守時にプラグ35により油漏れをチェックすることが
できる。 そして、もし油が漏れていれば、モータ7内の油をプラ
グ35から油タンク6外に排出することができる。又、
油漏れ量が所定値以上であれば、オイルシール軸受30
を交換し、再びモータ7内に圧油がたまるのを防止する
ことができる。
により、圧油がモータ7内に漏れたとしても、油抜き用
のチューブ34及びプラグ35が設けられているので、
保守時にプラグ35により油漏れをチェックすることが
できる。 そして、もし油が漏れていれば、モータ7内の油をプラ
グ35から油タンク6外に排出することができる。又、
油漏れ量が所定値以上であれば、オイルシール軸受30
を交換し、再びモータ7内に圧油がたまるのを防止する
ことができる。
【0038】尚、上記実施例では、パルス発生器9を軸
受31の内側に設けたが、軸受31の外側に設けてもよ
い。 又、パルス発生器9を必要としないエンコーダレスVV
VFを用いれば、モータ7の構造を更に簡略化すること
ができる。
受31の内側に設けたが、軸受31の外側に設けてもよ
い。 又、パルス発生器9を必要としないエンコーダレスVV
VFを用いれば、モータ7の構造を更に簡略化すること
ができる。
【0039】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、モータ
及び油圧ポンプの回転軸を直結すると共に、モータと油
圧ポンプとの間の接続部にオイルシール軸受を設けてモ
ータを密閉構造とし、モータ内への圧油の侵入を防止し
てモータ撹拌ロスを無くすようにしたので、VVVF制
御及びサブマージ形の油圧パワーユニットの利点を損な
うことなく、省スペース且つ省エネルギで高効率の油圧
エレベータ制御装置が得られる効果がある。
及び油圧ポンプの回転軸を直結すると共に、モータと油
圧ポンプとの間の接続部にオイルシール軸受を設けてモ
ータを密閉構造とし、モータ内への圧油の侵入を防止し
てモータ撹拌ロスを無くすようにしたので、VVVF制
御及びサブマージ形の油圧パワーユニットの利点を損な
うことなく、省スペース且つ省エネルギで高効率の油圧
エレベータ制御装置が得られる効果がある。
【図1】この発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1内の油圧パワーユニットの構造を具体的に
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】従来の油圧バルブ制御方式の油圧エレベータ制
御装置による速度制御特性を示す特性図である。
御装置による速度制御特性を示す特性図である。
【図4】VVVF制御方式の油圧エレベータ制御装置に
よる速度制御特性を示す特性図である。
よる速度制御特性を示す特性図である。
【図5】サブマージ形の油圧パワーユニットの騒音改善
性を示す説明図である。
性を示す説明図である。
1 かご
2 油圧ジャッキ
6 油タンク
7 モータ
7a 回転軸
8 油圧ポンプ
11 インバータ
14 PWM制御回路
20 マイクロコンピュータ
30 オイルシール軸受
32、33 連通管
34 チューブ
35 プラグ
S かご位置信号
V かご速度信号
R モータ回転速度信号
Io 電流指令
Claims (3)
- 【請求項1】 かごを昇降駆動するための油圧ジャッ
キと、この油圧ジャッキとの間で圧油の授受を行う油圧
ポンプと、この油圧ポンプからの前記圧油の流量を制御
するためのモータと、前記油圧ポンプ及び前記モータを
一括して前記圧油に浸漬して収納する油タンクと、前記
モータをVVVF制御により駆動するインバータと、こ
のインバータを制御するPWM制御回路と、前記かごの
位置信号及び速度信号と前記モータの回転速度とに基づ
いて前記PWM制御回路に対する電流指令を出力するマ
イクロコンピュータとを備えた油圧エレベータ制御装置
において、前記モータ及び前記油圧ポンプの回転軸を直
結すると共に、前記モータと前記油圧ポンプとの間の接
続部にオイルシール軸受を設け、前記モータを密閉構造
としたことを特徴とする油圧エレベータ制御装置。 - 【請求項2】 前記モータの内部と大気を連通する連
通管を前記モータの上部に設けたことを特徴とする請求
項1の油圧エレベータ制御装置。 - 【請求項3】 前記モータの内部底面から導出された
チューブと、このチューブの端部を前記油タンクの側壁
を介して前記油タンクの外に導くためのプラグとを設け
たことを特徴とする請求項1又は2の油圧エレベータ制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3037666A JPH04277173A (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 油圧エレベータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3037666A JPH04277173A (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 油圧エレベータ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04277173A true JPH04277173A (ja) | 1992-10-02 |
Family
ID=12503957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3037666A Pending JPH04277173A (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 油圧エレベータ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04277173A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100336358B1 (ko) * | 1999-09-30 | 2002-05-13 | 장병우 | 유압 엘리베이터의 제어장치 및 방법 |
| CN106837894A (zh) * | 2017-01-22 | 2017-06-13 | 山东科技大学 | 一种多级蓄能装置及其应用 |
-
1991
- 1991-03-05 JP JP3037666A patent/JPH04277173A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100336358B1 (ko) * | 1999-09-30 | 2002-05-13 | 장병우 | 유압 엘리베이터의 제어장치 및 방법 |
| CN106837894A (zh) * | 2017-01-22 | 2017-06-13 | 山东科技大学 | 一种多级蓄能装置及其应用 |
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