JPH04277339A - 防振装置の制御方法 - Google Patents
防振装置の制御方法Info
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- JPH04277339A JPH04277339A JP3631091A JP3631091A JPH04277339A JP H04277339 A JPH04277339 A JP H04277339A JP 3631091 A JP3631091 A JP 3631091A JP 3631091 A JP3631091 A JP 3631091A JP H04277339 A JPH04277339 A JP H04277339A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの防振装置に係
り、振動発生部と振動受部との間に複数の小液室が設け
られ、これらの小液室間を移動する液体の流動抵抗で振
動を吸収する防振装置の制御方法に関する。
り、振動発生部と振動受部との間に複数の小液室が設け
られ、これらの小液室間を移動する液体の流動抵抗で振
動を吸収する防振装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジンマウント、キヤブマウ
ント、ボデイマウント等に用いられる防振装置として、
一部が弾性体で形成された液室を設けたものがある(特
開昭60−113835号公報等)。この液室は仕切部
材によって複数の小液室に分割されており、これらの小
液室は制限通路で連通されている。このため振動発生時
に一方の小液室の液体が制限通路を通って他方の小液室
へ向けて移動する場合の抵抗で振動が減衰されるように
なっている。
ント、ボデイマウント等に用いられる防振装置として、
一部が弾性体で形成された液室を設けたものがある(特
開昭60−113835号公報等)。この液室は仕切部
材によって複数の小液室に分割されており、これらの小
液室は制限通路で連通されている。このため振動発生時
に一方の小液室の液体が制限通路を通って他方の小液室
へ向けて移動する場合の抵抗で振動が減衰されるように
なっている。
【0003】また、この防振装置では、制限通路が目づ
まり状態となる高周波振動発生時には、仕切部材に設け
られた可動体が小液室を拡縮する方向へ微移動すること
により、液室内の圧力上昇を制限してこもり音等の高周
波振動を吸収するようになっている。
まり状態となる高周波振動発生時には、仕切部材に設け
られた可動体が小液室を拡縮する方向へ微移動すること
により、液室内の圧力上昇を制限してこもり音等の高周
波振動を吸収するようになっている。
【0004】ところがこの防振装置では、エンジンを始
動する際のトルク変動により低周波大振幅振動(所謂ク
ランキング振動)が作用すると液室内の急激な圧力変化
によって可動体が仕切部材に衝突して異音を発生する問
題がある。また、エンジンの回転が停止する際(エンジ
ンの回転がアイドリング時の回転数から0に落ちるまで
)にもエンジンのトルク変動により低周波大振幅振動が
発生するので、このときにも液室内の急激な圧力変化に
よって可動体が仕切部材に衝突して異音を発生する。
動する際のトルク変動により低周波大振幅振動(所謂ク
ランキング振動)が作用すると液室内の急激な圧力変化
によって可動体が仕切部材に衝突して異音を発生する問
題がある。また、エンジンの回転が停止する際(エンジ
ンの回転がアイドリング時の回転数から0に落ちるまで
)にもエンジンのトルク変動により低周波大振幅振動が
発生するので、このときにも液室内の急激な圧力変化に
よって可動体が仕切部材に衝突して異音を発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮し、エンジンを始動する際及びエンジンが停止する
際に可動体と仕切部材との衝突による異音の発生を阻止
できる防振装置の制御方法を提供することが目的である
。
考慮し、エンジンを始動する際及びエンジンが停止する
際に可動体と仕切部材との衝突による異音の発生を阻止
できる防振装置の制御方法を提供することが目的である
。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
振動発生部と振動受部との間に設けられ仕切部材によっ
て複数の小液室に区画された液室と、これらの小液室を
連通する制限通路と、前記液室内に充填され印加される
電界の大きさに応じて粘性の変化する電気粘性流体と、
前記小液室の間に配設されかつ前記仕切部材に対して微
小移動可能に支持された可動体と、この可動体を挟むよ
うに設けられ前記電気粘性流体へ通電するための可動体
用の電極と、を有する防振装置における前記電気粘性流
体の粘度を制御する前記可動体用の電極への通電制御方
法であって、エンジンの始動及び又はエンジンの回転が
停止する際に前記可動体用の電極に電圧を印加すること
を特徴としている。
振動発生部と振動受部との間に設けられ仕切部材によっ
て複数の小液室に区画された液室と、これらの小液室を
連通する制限通路と、前記液室内に充填され印加される
電界の大きさに応じて粘性の変化する電気粘性流体と、
前記小液室の間に配設されかつ前記仕切部材に対して微
小移動可能に支持された可動体と、この可動体を挟むよ
うに設けられ前記電気粘性流体へ通電するための可動体
用の電極と、を有する防振装置における前記電気粘性流
体の粘度を制御する前記可動体用の電極への通電制御方
法であって、エンジンの始動及び又はエンジンの回転が
停止する際に前記可動体用の電極に電圧を印加すること
を特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明は、振動発生部と振動
受部との間に設けられ仕切部材によって複数の小液室に
区画された液室と、これらの小液室を連通する制限通路
と、前記液室内に充填され印加される電界の大きさに応
じて粘性の変化する電気粘性流体と、前記制限通路に設
けられ前記電気粘性流体へ通電するための制限通路用の
電極と、前記小液室の間に配設されかつ前記仕切部材に
対して微小移動可能に支持された可動体と、この可動体
を挟むように設けられ前記電気粘性流体へ通電するため
の可動体用の電極と、を有する防振装置における前記電
気粘性流体の粘度を制御する前記制限通路用の電極及び
可動体用の電極への通電制御方法であって、エンジンの
始動及び又はエンジンの回転が停止する際には前記制限
通路用の電極及び前記可動体用の電極に電圧を印加し、
振動発生部の振動がシエイク振動のときには前記制限通
路用の電極及び前記可動体用の電極に電圧を印加し、振
動発生部の振動がアイドル振動のときには前記制限通路
用の電極には電圧を印加せず前記可動体用の電極に電圧
を印加し、振動発生部の振動が高周波振動のときには前
記制限通路用の電極及び前記可動体用の電極には電圧を
印加しないことを特徴としている。
受部との間に設けられ仕切部材によって複数の小液室に
区画された液室と、これらの小液室を連通する制限通路
と、前記液室内に充填され印加される電界の大きさに応
じて粘性の変化する電気粘性流体と、前記制限通路に設
けられ前記電気粘性流体へ通電するための制限通路用の
電極と、前記小液室の間に配設されかつ前記仕切部材に
対して微小移動可能に支持された可動体と、この可動体
を挟むように設けられ前記電気粘性流体へ通電するため
の可動体用の電極と、を有する防振装置における前記電
気粘性流体の粘度を制御する前記制限通路用の電極及び
可動体用の電極への通電制御方法であって、エンジンの
始動及び又はエンジンの回転が停止する際には前記制限
通路用の電極及び前記可動体用の電極に電圧を印加し、
振動発生部の振動がシエイク振動のときには前記制限通
路用の電極及び前記可動体用の電極に電圧を印加し、振
動発生部の振動がアイドル振動のときには前記制限通路
用の電極には電圧を印加せず前記可動体用の電極に電圧
を印加し、振動発生部の振動が高周波振動のときには前
記制限通路用の電極及び前記可動体用の電極には電圧を
印加しないことを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、振動の周波数が低い
場合には小液室と小液室とを連通する制限通路を移動す
る電気粘性流体の通過抵抗および液柱共振により振動が
減衰される。振動の周波数が高くなると制限通路が目詰
まり状態となるが、可動体が振動によって微小移動する
ことによって液室の圧力上昇が抑えられ、低動ばね定数
が得られる。
場合には小液室と小液室とを連通する制限通路を移動す
る電気粘性流体の通過抵抗および液柱共振により振動が
減衰される。振動の周波数が高くなると制限通路が目詰
まり状態となるが、可動体が振動によって微小移動する
ことによって液室の圧力上昇が抑えられ、低動ばね定数
が得られる。
【0009】また、エンジンを始動する際及び回転を停
止する際には可動体用の電極に電圧を印加して可動体周
辺部の電気粘性流体の粘性を高めることにより可動体を
固定して可動体の移動を阻止する。このため、エンジン
を始動する際及び又はエンジンが停止する際のエンジン
のトルク変動が防振装置に作用して液室内の液体に急激
な圧力変化が生じても可動体と仕切部材とが衝突しない
ので異音が発生しない。
止する際には可動体用の電極に電圧を印加して可動体周
辺部の電気粘性流体の粘性を高めることにより可動体を
固定して可動体の移動を阻止する。このため、エンジン
を始動する際及び又はエンジンが停止する際のエンジン
のトルク変動が防振装置に作用して液室内の液体に急激
な圧力変化が生じても可動体と仕切部材とが衝突しない
ので異音が発生しない。
【0010】請求項2記載の発明では、振動の周波数が
低い場合には小液室と小液室とを連通する制限通路を移
動する電気粘性流体の通過抵抗又は液柱共振により振動
が減衰される。振動の周波数が高くなると制限通路が目
詰まり状態となるが、可動体が振動によって微小移動す
ることによって液室の圧力上昇が抑えられ、低動ばね定
数が得られる。
低い場合には小液室と小液室とを連通する制限通路を移
動する電気粘性流体の通過抵抗又は液柱共振により振動
が減衰される。振動の周波数が高くなると制限通路が目
詰まり状態となるが、可動体が振動によって微小移動す
ることによって液室の圧力上昇が抑えられ、低動ばね定
数が得られる。
【0011】エンジンを始動する際及び回転を停止する
際には、可動体用の電極に電圧を印加して可動体周辺部
の電気粘性流体の粘性を高めることにより可動体を固定
して可動体の移動を阻止する。このため、エンジンを始
動する際及び又はエンジンが停止する際のエンジンのト
ルク変動が防振装置に作用して液室内の液体に急激な圧
力変化が生じても可動体と仕切部材とが衝突しないので
異音が発生しない。さらに、制限通路用の電極に所定の
電圧を印加して制限通路内の電気粘性流体の粘性を高め
る。このため、制限通路を移動する電気粘性流体の通過
抵抗が大きくなる。したがって、制限通路を移動する電
気粘性流体の大きな通過抵抗によって高い減衰力を得る
ことができ、エンジンの始動する際及び回転を停止する
際の低周波数の振動が効果的に吸収される。
際には、可動体用の電極に電圧を印加して可動体周辺部
の電気粘性流体の粘性を高めることにより可動体を固定
して可動体の移動を阻止する。このため、エンジンを始
動する際及び又はエンジンが停止する際のエンジンのト
ルク変動が防振装置に作用して液室内の液体に急激な圧
力変化が生じても可動体と仕切部材とが衝突しないので
異音が発生しない。さらに、制限通路用の電極に所定の
電圧を印加して制限通路内の電気粘性流体の粘性を高め
る。このため、制限通路を移動する電気粘性流体の通過
抵抗が大きくなる。したがって、制限通路を移動する電
気粘性流体の大きな通過抵抗によって高い減衰力を得る
ことができ、エンジンの始動する際及び回転を停止する
際の低周波数の振動が効果的に吸収される。
【0012】振動発生部の振動がシエイク振動である場
合には、制限通路用の電極及び可動体用の電極に電圧を
印加する。このとき、可動体用の電極に印加する電圧を
高くすることにより可動体周辺部の電気粘性流体の粘性
を高めることにより可動体を固定する。これによって、
電気粘性流体は制限通路のみを介して小液室と小液室と
の間を流れる。さらに、制限通路用の電極に所定の電圧
を印加して制限通路内の電気粘性流体の粘性を高める。 このため、制限通路を移動する電気粘性流体の通過抵抗
が大きくなり、制限通路内を移動する電気粘性流体の大
きな通過抵抗および液柱共振によって高い減衰力を得る
ことができ、シエイク振動が効果的に吸収される。
合には、制限通路用の電極及び可動体用の電極に電圧を
印加する。このとき、可動体用の電極に印加する電圧を
高くすることにより可動体周辺部の電気粘性流体の粘性
を高めることにより可動体を固定する。これによって、
電気粘性流体は制限通路のみを介して小液室と小液室と
の間を流れる。さらに、制限通路用の電極に所定の電圧
を印加して制限通路内の電気粘性流体の粘性を高める。 このため、制限通路を移動する電気粘性流体の通過抵抗
が大きくなり、制限通路内を移動する電気粘性流体の大
きな通過抵抗および液柱共振によって高い減衰力を得る
ことができ、シエイク振動が効果的に吸収される。
【0013】振動発生部の振動がアイドル振動である場
合には、制限通路用の電極には電圧を印加せず可動体用
の電極にのみ電圧を印加する。このとき、可動体用の電
極に印加する電圧を高くすることにより可動体周辺部の
電気粘性流体の粘性を高めることにより可動体を固定す
る。これによって、電気粘性流体は制限通路のみを介し
て小液室と小液室との間を流れる。また、制限通路用の
電極には電圧が印加されていないので制限通路内の電気
粘性流体の粘性は低い状態となってる。このため、制限
通路を多量の電気粘性流体を通過することになり、その
際の通過抵抗および液柱共振によってアイドル振動が効
果的に吸収される。
合には、制限通路用の電極には電圧を印加せず可動体用
の電極にのみ電圧を印加する。このとき、可動体用の電
極に印加する電圧を高くすることにより可動体周辺部の
電気粘性流体の粘性を高めることにより可動体を固定す
る。これによって、電気粘性流体は制限通路のみを介し
て小液室と小液室との間を流れる。また、制限通路用の
電極には電圧が印加されていないので制限通路内の電気
粘性流体の粘性は低い状態となってる。このため、制限
通路を多量の電気粘性流体を通過することになり、その
際の通過抵抗および液柱共振によってアイドル振動が効
果的に吸収される。
【0014】振動発生部の振動が高周波振動である場合
には、制限通路用の電極及び可動体用の電極には電圧を
印加しない。高周波振動時には制限通路が目詰まり状態
となるため、電気粘性流体は制限通路を流れない。一方
、可動体用の電極に電圧が印加されないため、可動体用
の電極周辺の電気粘性流体の粘性は低い状態となり可動
板は移動可能な状態となる。このため、可動板が高周波
振動によって微小移動して液室の圧力上昇を抑えること
ができ、低動ばね定数が得られる。
には、制限通路用の電極及び可動体用の電極には電圧を
印加しない。高周波振動時には制限通路が目詰まり状態
となるため、電気粘性流体は制限通路を流れない。一方
、可動体用の電極に電圧が印加されないため、可動体用
の電極周辺の電気粘性流体の粘性は低い状態となり可動
板は移動可能な状態となる。このため、可動板が高周波
振動によって微小移動して液室の圧力上昇を抑えること
ができ、低動ばね定数が得られる。
【0015】
【実施例】〔第1実施例〕図1乃至図3には本発明に係
る防振装置10の第1実施例が示されている。図1に示
す如くこの防振装置10の底板11は中央下部に取付ボ
ルト12が突出され、一例として自動車のボデイへ固定
されるようになっている。
る防振装置10の第1実施例が示されている。図1に示
す如くこの防振装置10の底板11は中央下部に取付ボ
ルト12が突出され、一例として自動車のボデイへ固定
されるようになっている。
【0016】底板11の周囲は直角に屈曲された筒状の
立壁部11Aとなっており、この立壁部11Aの上端部
は外側へ直角に屈曲された立上部11Cを有するフラン
ジ部11Bが連結されている。
立壁部11Aとなっており、この立壁部11Aの上端部
は外側へ直角に屈曲された立上部11Cを有するフラン
ジ部11Bが連結されている。
【0017】このフランジ部11Bには外筒24の下端
部に形成されたフランジ部24Aがかしめ固着されてお
り、前記フランジ部11Bとフランジ部24Aとの間に
はダイヤフラム16の周縁部16Aが挟持されている。 このダイヤフラム16と底板11との間は空気室18と
され、必要に応じて外部と連通されるようになっている
。
部に形成されたフランジ部24Aがかしめ固着されてお
り、前記フランジ部11Bとフランジ部24Aとの間に
はダイヤフラム16の周縁部16Aが挟持されている。 このダイヤフラム16と底板11との間は空気室18と
され、必要に応じて外部と連通されるようになっている
。
【0018】外筒24の上端部は内径がしだいに拡大さ
れた拡開部24Bとなっており、吸振主体26の外周が
加硫接着されている。この吸振主体26は一例としてゴ
ムで形成されており、内周部には支持台28の外周部が
加硫接着されている。この支持台28は図示しない自動
車エンジンの搭載部であり、取付ボルト30が突出され
ており、自動車エンジンを固定するようになっている。
れた拡開部24Bとなっており、吸振主体26の外周が
加硫接着されている。この吸振主体26は一例としてゴ
ムで形成されており、内周部には支持台28の外周部が
加硫接着されている。この支持台28は図示しない自動
車エンジンの搭載部であり、取付ボルト30が突出され
ており、自動車エンジンを固定するようになっている。
【0019】ここに外筒24の内周部、吸振主体26の
下端部及びダイヤフラム16とによって液室32が画成
されている。この液室32内には電気粘性流体が充填さ
れている。
下端部及びダイヤフラム16とによって液室32が画成
されている。この液室32内には電気粘性流体が充填さ
れている。
【0020】この液室32内には図2に示すような仕切
部材としてのハット状の仕切体34が配置されて液室3
2を小液室としての主液室32Aと副液室32Bとに区
画している。この仕切体34は図3に示すような軸心を
通る垂直面で切断した半ハット状の仕切体片34Aを2
個結合することによりハツト形状に形成され、そのフラ
ンジ部34Bは放射方向に延設されて、前記ダイヤフラ
ム16の周縁部16Aと共に底板11のフランジ部11
Bと外筒24のフランジ部24Aとによって挟持固定さ
れている(図1参照)。この仕切体34は合成樹脂、セ
ラミツクス等の絶縁材料で製作されており、仕切体34
の平板頂部34Cの中央部には円孔36が形成されてい
る。
部材としてのハット状の仕切体34が配置されて液室3
2を小液室としての主液室32Aと副液室32Bとに区
画している。この仕切体34は図3に示すような軸心を
通る垂直面で切断した半ハット状の仕切体片34Aを2
個結合することによりハツト形状に形成され、そのフラ
ンジ部34Bは放射方向に延設されて、前記ダイヤフラ
ム16の周縁部16Aと共に底板11のフランジ部11
Bと外筒24のフランジ部24Aとによって挟持固定さ
れている(図1参照)。この仕切体34は合成樹脂、セ
ラミツクス等の絶縁材料で製作されており、仕切体34
の平板頂部34Cの中央部には円孔36が形成されてい
る。
【0021】図1に示すように、仕切体34の立上部3
4Dは厚肉に形成されておりこの立上部34Dには仕切
体34の軸心を回るように制限通路としてのオリフイス
38が形成されている。また、オリフイス38に対応す
る仕切体34の平板頂部34C及び立上部34Dには貫
通孔22及び貫通孔22が各々形成されている。このた
めオリフイス38は貫通孔20を介して主液室32Aと
連通し、貫通孔22を介して副液室32Bと連通するよ
うになっている。
4Dは厚肉に形成されておりこの立上部34Dには仕切
体34の軸心を回るように制限通路としてのオリフイス
38が形成されている。また、オリフイス38に対応す
る仕切体34の平板頂部34C及び立上部34Dには貫
通孔22及び貫通孔22が各々形成されている。このた
めオリフイス38は貫通孔20を介して主液室32Aと
連通し、貫通孔22を介して副液室32Bと連通するよ
うになっている。
【0022】このオリフイス38の両側面には対向して
制限通路用の電極としての電極板40、42が取り付け
られている。これらの電極板40、42は導電線40A
、42Aを介して制御装置51へ連結されている。制御
装置51はイグニツシヨンスイツチ52、エンジン回転
数検出センサ53、車速検出センサ54及びスタータ5
5に接続されている。制御装置51はこれらイグニツシ
ヨンスイツチ52、エンジン回転数検出センサ53、車
速検出センサ54及びスタータ55からの信号を受けて
エンジンの振動がアイドル振動(例えば、車速0〜5k
m/h、エンジン回転550〜900RPM付近で発生
する周波数20〜40Hzで振幅±0.1mmの振動)
であるか、高周波こもり音の原因となる高周波振動(例
えば、車速100km/h以上、エンジン回転3000
RPM以上で発生する周波数80Hz以上で振幅±0.
05mmの振動)であるか、シエイク振動(例えば、車
速80〜120km/h、エンジン回転2500〜35
00RPM付近で発生する周波数15Hz未満で振幅±
1mmの振動)であるかを判断することができ、またエ
ンジンが始動中(スタータ55が回転中)であるか、イ
グニツシヨンスイツチ52のOFFによってエンジンが
停止されるかを判断して、電極板40、42への印加電
圧のON、OFF、通電時間及び電圧値を制御できる。 なお、エンジンの振動は周波数の低い方から、シエイク
振動、アイドル振動、高周波振動とされている。
制限通路用の電極としての電極板40、42が取り付け
られている。これらの電極板40、42は導電線40A
、42Aを介して制御装置51へ連結されている。制御
装置51はイグニツシヨンスイツチ52、エンジン回転
数検出センサ53、車速検出センサ54及びスタータ5
5に接続されている。制御装置51はこれらイグニツシ
ヨンスイツチ52、エンジン回転数検出センサ53、車
速検出センサ54及びスタータ55からの信号を受けて
エンジンの振動がアイドル振動(例えば、車速0〜5k
m/h、エンジン回転550〜900RPM付近で発生
する周波数20〜40Hzで振幅±0.1mmの振動)
であるか、高周波こもり音の原因となる高周波振動(例
えば、車速100km/h以上、エンジン回転3000
RPM以上で発生する周波数80Hz以上で振幅±0.
05mmの振動)であるか、シエイク振動(例えば、車
速80〜120km/h、エンジン回転2500〜35
00RPM付近で発生する周波数15Hz未満で振幅±
1mmの振動)であるかを判断することができ、またエ
ンジンが始動中(スタータ55が回転中)であるか、イ
グニツシヨンスイツチ52のOFFによってエンジンが
停止されるかを判断して、電極板40、42への印加電
圧のON、OFF、通電時間及び電圧値を制御できる。 なお、エンジンの振動は周波数の低い方から、シエイク
振動、アイドル振動、高周波振動とされている。
【0023】なお、本実施例では電極板40がプラス極
、電極板42がマイナス極に設定されている。また、前
記液室32に充填された電気粘性流体は一例として40
〜60重量%のケイ酸、30〜50重量%の低沸点の有
機相、50〜10重量%の水、及び5重量%の分散媒か
らなる混合物が適用でき、例えばイソドデカン(iso
dodekan) が適用できる。この電気粘性流体は
電極を介して通電していない場合に普通の液圧流体の粘
性を有し、通電時に電界強さに応じて粘性が変化して固
くなる特性を有する。したがって、電極板40、42へ
の印加電圧を制御することにより、オリフイス38内の
電気粘性流体の粘度を増大させ、通過抵抗を大きくでき
る。また、場合によっては電気粘性流体を固化させるこ
とによって主液室32Aと副液室32Bとの間を実質的
に遮断することができる。
、電極板42がマイナス極に設定されている。また、前
記液室32に充填された電気粘性流体は一例として40
〜60重量%のケイ酸、30〜50重量%の低沸点の有
機相、50〜10重量%の水、及び5重量%の分散媒か
らなる混合物が適用でき、例えばイソドデカン(iso
dodekan) が適用できる。この電気粘性流体は
電極を介して通電していない場合に普通の液圧流体の粘
性を有し、通電時に電界強さに応じて粘性が変化して固
くなる特性を有する。したがって、電極板40、42へ
の印加電圧を制御することにより、オリフイス38内の
電気粘性流体の粘度を増大させ、通過抵抗を大きくでき
る。また、場合によっては電気粘性流体を固化させるこ
とによって主液室32Aと副液室32Bとの間を実質的
に遮断することができる。
【0024】一方、仕切体34の立上部34Dの内周面
には全周に亘って断面コ字状の可動板遊嵌溝44が形成
されている。この可動板遊嵌溝44には前記仕切体34
と共に液室32を区画する可動体としての可動板50の
外周部50Aが遊嵌されている。なお、この可動板50
は硬質の樹脂材で形成されている。
には全周に亘って断面コ字状の可動板遊嵌溝44が形成
されている。この可動板遊嵌溝44には前記仕切体34
と共に液室32を区画する可動体としての可動板50の
外周部50Aが遊嵌されている。なお、この可動板50
は硬質の樹脂材で形成されている。
【0025】前記可動板遊嵌溝44の上面及び下面には
対向して可動板用の電極としての電極板46、48が取
り付けられており、これらの電極板46、48は導電線
46A、48Aを介して制御装置51へ連結されている
。なお、この実施例では電極板46がプラス極、電極板
48がマイナス極に設定されている。したがって、電極
板46、48への印加電圧を制御することにより、可動
板50の外周部50A近傍にある電気粘性流体の粘性を
増大させ、場合によっては固化させることによって可動
板50の移動を阻止できる。
対向して可動板用の電極としての電極板46、48が取
り付けられており、これらの電極板46、48は導電線
46A、48Aを介して制御装置51へ連結されている
。なお、この実施例では電極板46がプラス極、電極板
48がマイナス極に設定されている。したがって、電極
板46、48への印加電圧を制御することにより、可動
板50の外周部50A近傍にある電気粘性流体の粘性を
増大させ、場合によっては固化させることによって可動
板50の移動を阻止できる。
【0026】次に本実施例の作用を説明する。底板11
は取付ボルト12を介して図示しない車体へ固着され、
支持台28上へ搭載されるエンジンが取付ボルト30で
固定される。エンジンに発生する振動は支持台28を介
して吸振主体26へ伝えられ、吸振主体26の内部摩擦
で振動が吸収される。また、この振動は吸振主体26を
介して液室32へ伝達されるので、液室32内の電気粘
性流体はオリフイス38を通して互に移動することにな
り、この移動時の通過抵抗で振動が吸収される。エンジ
ンの振動が高周波になると、オリフイス38は目づまり
状態となる。この場合には、可動板50が微小移動する
ことによって主液室32A、副液室32B内の液圧の上
昇が制限されて低動ばね定数が得られる。
は取付ボルト12を介して図示しない車体へ固着され、
支持台28上へ搭載されるエンジンが取付ボルト30で
固定される。エンジンに発生する振動は支持台28を介
して吸振主体26へ伝えられ、吸振主体26の内部摩擦
で振動が吸収される。また、この振動は吸振主体26を
介して液室32へ伝達されるので、液室32内の電気粘
性流体はオリフイス38を通して互に移動することにな
り、この移動時の通過抵抗で振動が吸収される。エンジ
ンの振動が高周波になると、オリフイス38は目づまり
状態となる。この場合には、可動板50が微小移動する
ことによって主液室32A、副液室32B内の液圧の上
昇が制限されて低動ばね定数が得られる。
【0027】以下に防振装置10の制御について図4の
フローチヤートにしたがって説明する。
フローチヤートにしたがって説明する。
【0028】まず、ステツプ100でイグニツシヨンス
イツチ52がONにされスタータがONになったか否か
が判断される。ステツプ100でスタータがONになっ
ていると判断されるとステツプ102へ進みエンジンの
回転が550RPM未満であるか否かが判断される。ス
テツプ102でエンジンの回転が550RPM未満(エ
ンジンが始動中)であると判断されるとステツプ104
に進み電極板40、42、46、48の印加電圧がON
されステツプ100へ戻る。ステツプ104では、電極
板46、48に印加する電圧が高くされて可動板50周
辺の電気粘性流体が固化されて可動板50の移動が阻止
される。したがって、エンジンの始動時にトルク変動に
よる急激な圧力変化が液室内に生じても可動板50と仕
切体34との衝突による異音が生じない。また、電極板
46、48近傍の電気粘性流体が固化されるので、電気
粘性流体はオリフイス38だけを通過して小液室として
の主液室86と副液室76とを行き来する。このとき、
電極板40、42に印加する電圧を制御してオリフイス
38内の電気粘性流体を所定の粘度に上げる。これによ
って、粘度の上げられた電気粘性流体がオリフイス38
内で大きな通過抵抗を受け、エンジン始動時の振動(所
謂、クランキング振動)が効果的に吸収される。
イツチ52がONにされスタータがONになったか否か
が判断される。ステツプ100でスタータがONになっ
ていると判断されるとステツプ102へ進みエンジンの
回転が550RPM未満であるか否かが判断される。ス
テツプ102でエンジンの回転が550RPM未満(エ
ンジンが始動中)であると判断されるとステツプ104
に進み電極板40、42、46、48の印加電圧がON
されステツプ100へ戻る。ステツプ104では、電極
板46、48に印加する電圧が高くされて可動板50周
辺の電気粘性流体が固化されて可動板50の移動が阻止
される。したがって、エンジンの始動時にトルク変動に
よる急激な圧力変化が液室内に生じても可動板50と仕
切体34との衝突による異音が生じない。また、電極板
46、48近傍の電気粘性流体が固化されるので、電気
粘性流体はオリフイス38だけを通過して小液室として
の主液室86と副液室76とを行き来する。このとき、
電極板40、42に印加する電圧を制御してオリフイス
38内の電気粘性流体を所定の粘度に上げる。これによ
って、粘度の上げられた電気粘性流体がオリフイス38
内で大きな通過抵抗を受け、エンジン始動時の振動(所
謂、クランキング振動)が効果的に吸収される。
【0029】また、ステツプ100でスタータがONで
はないと判断された場合、及びステツプ102でエンジ
ンの回転が550RPM未満でない(すなわち、完爆し
た)と判断されるとステツプ106へ進み、エンジンの
振動がアイドル振動であるか否かが判断される。ステツ
プ106でエンジンの振動がアイドル振動であると判断
されるとステツプ108に進み、電極板40、42の印
加電圧はOFFされ、電極板40、42の印加電圧はO
Nされてステツプ110へ進む。このため、可動板50
の周辺部の電気粘性流体が固化され、可動板50の移動
が阻止される。これによって、主液室86、副液室76
内の圧力上昇によって多量の電気粘性流体がオリフイス
38を通過することになり、電気粘性流体がオリフイス
38の通過抵抗を受けアイドル振動が吸収される。
はないと判断された場合、及びステツプ102でエンジ
ンの回転が550RPM未満でない(すなわち、完爆し
た)と判断されるとステツプ106へ進み、エンジンの
振動がアイドル振動であるか否かが判断される。ステツ
プ106でエンジンの振動がアイドル振動であると判断
されるとステツプ108に進み、電極板40、42の印
加電圧はOFFされ、電極板40、42の印加電圧はO
Nされてステツプ110へ進む。このため、可動板50
の周辺部の電気粘性流体が固化され、可動板50の移動
が阻止される。これによって、主液室86、副液室76
内の圧力上昇によって多量の電気粘性流体がオリフイス
38を通過することになり、電気粘性流体がオリフイス
38の通過抵抗を受けアイドル振動が吸収される。
【0030】また、ステツプ106でエンジンの振動が
アイドル振動でないと判断されるとステツプ112へ進
みシエイク振動であるか否かが判断される。
アイドル振動でないと判断されるとステツプ112へ進
みシエイク振動であるか否かが判断される。
【0031】ステツプ112でエンジンの振動がシエイ
ク振動であると判断されるとステツプ114へ進み電極
板40、42、46、48の印加電圧はONされてステ
ツプ110へ進む。このとき電極板46、48に印加す
る電圧を高くすることによって可動板50周辺の電気粘
性流体が固化されて可動板50の移動が阻止される。こ
れと同時に電極板40、42に印加する電圧を制御する
ことによってオリフイス38内の電気粘性流体を所定の
粘度に上げる。電気粘性流体はオリフイス38だけを流
れ、粘度の上げられた電気粘性流体がオリフイス38内
で大きな通過抵抗を受けることによりシエイク振動が吸
収される。
ク振動であると判断されるとステツプ114へ進み電極
板40、42、46、48の印加電圧はONされてステ
ツプ110へ進む。このとき電極板46、48に印加す
る電圧を高くすることによって可動板50周辺の電気粘
性流体が固化されて可動板50の移動が阻止される。こ
れと同時に電極板40、42に印加する電圧を制御する
ことによってオリフイス38内の電気粘性流体を所定の
粘度に上げる。電気粘性流体はオリフイス38だけを流
れ、粘度の上げられた電気粘性流体がオリフイス38内
で大きな通過抵抗を受けることによりシエイク振動が吸
収される。
【0032】また、ステツプ112でエンジンの振動が
シエイク振動でないと判断されると、ステツプ116へ
進み電極板40、42、46、48の印加電圧はOFF
されてステツプ110へ進む。すなわち、エンジンの振
動はアイドル振動やシエイク振動ではない高周波こもり
音の原因となる高周波振動であると判断される。これに
よって、可動板50の上下動が可能となり可動板50の
微小振動により主液室86または副液室76の圧力上昇
が制限されて高周波小振幅振動時における低動ばね定数
が得られる。
シエイク振動でないと判断されると、ステツプ116へ
進み電極板40、42、46、48の印加電圧はOFF
されてステツプ110へ進む。すなわち、エンジンの振
動はアイドル振動やシエイク振動ではない高周波こもり
音の原因となる高周波振動であると判断される。これに
よって、可動板50の上下動が可能となり可動板50の
微小振動により主液室86または副液室76の圧力上昇
が制限されて高周波小振幅振動時における低動ばね定数
が得られる。
【0033】一方、ステツプ110ではイグニツシヨン
がOFFされたか否かが判断される。イグニツシヨンが
OFFされていないと判断されるとステツプ100へ戻
る。また、イグニツシヨンがOFFされたと判断される
と、ステツプ102へ進み、電極板40、42、46、
48の印加電圧を所定時間(本実施例では3秒間)ON
する。このとき、電極板46、48に印加する電圧を高
くすることによって可動板50周辺の電気粘性流体が固
化されて可動板50の移動が阻止される。したがって、
エンジンが停止される際のトルク変動によって急激な圧
力変化が液室内に生じても可動板50と仕切体34とが
衝突しないので、防振装置10から異音が発生しない。 また、電極板46、48近傍の電気粘性流体が固化され
るので、電気粘性流体はオリフイス38だけを通過して
主液室86と副液室76とを行き来する。このとき、電
極板40、42に印加する電圧を制御してオリフイス3
8内の電気粘性流体を所定の粘度に上げる。このため、
粘度の上げられた電気粘性流体がオリフイス38内で大
きな通過抵抗を受け、エンジンが停止する際の振動が吸
収される。
がOFFされたか否かが判断される。イグニツシヨンが
OFFされていないと判断されるとステツプ100へ戻
る。また、イグニツシヨンがOFFされたと判断される
と、ステツプ102へ進み、電極板40、42、46、
48の印加電圧を所定時間(本実施例では3秒間)ON
する。このとき、電極板46、48に印加する電圧を高
くすることによって可動板50周辺の電気粘性流体が固
化されて可動板50の移動が阻止される。したがって、
エンジンが停止される際のトルク変動によって急激な圧
力変化が液室内に生じても可動板50と仕切体34とが
衝突しないので、防振装置10から異音が発生しない。 また、電極板46、48近傍の電気粘性流体が固化され
るので、電気粘性流体はオリフイス38だけを通過して
主液室86と副液室76とを行き来する。このとき、電
極板40、42に印加する電圧を制御してオリフイス3
8内の電気粘性流体を所定の粘度に上げる。このため、
粘度の上げられた電気粘性流体がオリフイス38内で大
きな通過抵抗を受け、エンジンが停止する際の振動が吸
収される。
【0034】また、この実施例では仕切体34を図3に
示すような半ハット状の仕切体片34Aを2個組み合わ
せることにより形成したが、最初から1個のハット状の
仕切体34で形成してもよい。
示すような半ハット状の仕切体片34Aを2個組み合わ
せることにより形成したが、最初から1個のハット状の
仕切体34で形成してもよい。
【0035】〔第2実施例〕図5乃至図7には本発明に
係る防振装置10の第2実施例が示されている。図5に
示す如く、この防振装置10では外筒60と内筒62と
が平行軸状態で配置され一方が図示しない自動車の車体
へ、他方がエンジンへ連結されるようになっている。
係る防振装置10の第2実施例が示されている。図5に
示す如く、この防振装置10では外筒60と内筒62と
が平行軸状態で配置され一方が図示しない自動車の車体
へ、他方がエンジンへ連結されるようになっている。
【0036】外筒60と内筒62との間には中間筒64
が配設され、また外筒60と内筒62との間には弾性体
としての本体ゴム66が配設されて、この本体ゴム66
は内筒62の外周面を包囲すると共に中間筒64の一部
を埋設している。この本体ゴム66は耐久性等に優れた
性質を有する天然ゴムを主成分としたゴム材から形成さ
れている。
が配設され、また外筒60と内筒62との間には弾性体
としての本体ゴム66が配設されて、この本体ゴム66
は内筒62の外周面を包囲すると共に中間筒64の一部
を埋設している。この本体ゴム66は耐久性等に優れた
性質を有する天然ゴムを主成分としたゴム材から形成さ
れている。
【0037】また、本体ゴム66の内筒62の上方(図
5上側)には空洞部68が形成されており、空洞部68
は図5に示す如く、防振装置10の軸線方向を貫通して
いる。
5上側)には空洞部68が形成されており、空洞部68
は図5に示す如く、防振装置10の軸線方向を貫通して
いる。
【0038】前記中間筒64は軸線方向両側の端部64
Aが拡径形状であり、端部64Aの外周面には本体ゴム
66の一部が加硫接着されて外筒60の内周面に圧入さ
れている。
Aが拡径形状であり、端部64Aの外周面には本体ゴム
66の一部が加硫接着されて外筒60の内周面に圧入さ
れている。
【0039】図7に示す如く、中間筒64の軸線方向中
間部には縮径凹部72が形成され、この縮径凹部72に
は矩形状の切欠部74が内筒62を挟んだ両側(図7上
下方向)に夫々形成されている。このうち上方の切欠部
74には、図5に示すように副液室76の構成部材の一
つであるダイヤフラム78が嵌合されている。
間部には縮径凹部72が形成され、この縮径凹部72に
は矩形状の切欠部74が内筒62を挟んだ両側(図7上
下方向)に夫々形成されている。このうち上方の切欠部
74には、図5に示すように副液室76の構成部材の一
つであるダイヤフラム78が嵌合されている。
【0040】このため、図5に示すようにダイヤフラム
78の周囲を除く大部分は空洞部68に突出するように
なっている。
78の周囲を除く大部分は空洞部68に突出するように
なっている。
【0041】図5に示す如く前記中間筒64の縮径凹部
72には合成樹脂、セラミツクス等の絶縁材料で製作さ
れた仕切部材としてのオリフイスユニツト80が嵌合さ
れている。図7に示すようにこのオリフイスユニツト8
0は半円状の一対のオリフイスユニツト片80A、80
Bから構成され、オリフイスユニツト片80A、80B
の一端部が当接されて略C字状を呈するようになってい
る。これらのオリフイスユニツト片80A、80B内に
は溝部が形成され、制限通路としてのオリフイス82と
されている。オリフイス82には対向して電極板40、
42が取り付けられており、これらは図示しない導電線
を介して制御装置51(第1実施例と同一構成であり、
図5乃至図7では図示を省略している)へ連結されてい
る。なお、この実施例では電極板40がプラス極、電極
板42がマイナス極に設定されている。
72には合成樹脂、セラミツクス等の絶縁材料で製作さ
れた仕切部材としてのオリフイスユニツト80が嵌合さ
れている。図7に示すようにこのオリフイスユニツト8
0は半円状の一対のオリフイスユニツト片80A、80
Bから構成され、オリフイスユニツト片80A、80B
の一端部が当接されて略C字状を呈するようになってい
る。これらのオリフイスユニツト片80A、80B内に
は溝部が形成され、制限通路としてのオリフイス82と
されている。オリフイス82には対向して電極板40、
42が取り付けられており、これらは図示しない導電線
を介して制御装置51(第1実施例と同一構成であり、
図5乃至図7では図示を省略している)へ連結されてい
る。なお、この実施例では電極板40がプラス極、電極
板42がマイナス極に設定されている。
【0042】また、図5に示す如く、防振装置10の下
部(図5下側)ではダイヤフラム84の外周部が外筒6
0の内周面に加硫接着され、本体ゴム66とダイヤフラ
ム84とで主液室86が形成されるようになっている。 図6に示す如く、この主液室86にはオリフイスユニツ
ト片80A、80Bの他端部が離間して配設され、他端
部には断面コ字状の可動板遊嵌溝88が形成されている
。この可動板遊嵌溝88には可動体としての可動板90
の外周部90Aが遊嵌されるようになっている。前記可
動板遊嵌溝88の上面及び下面には対向して電極板46
、48が取り付けられており、これらは図示しない導電
線を介して制御装置51(図示省略)へ連結されている
。この実施例では電極板46がプラス極、電極板48が
マイナス極に設定されている。また、前記副液室76と
主液室86とはオリフイス82の端部に形成された開口
部82A、82Bを通して互いに連通し、電気粘性流体
が副液室76と主液室86とを行き来できる。
部(図5下側)ではダイヤフラム84の外周部が外筒6
0の内周面に加硫接着され、本体ゴム66とダイヤフラ
ム84とで主液室86が形成されるようになっている。 図6に示す如く、この主液室86にはオリフイスユニツ
ト片80A、80Bの他端部が離間して配設され、他端
部には断面コ字状の可動板遊嵌溝88が形成されている
。この可動板遊嵌溝88には可動体としての可動板90
の外周部90Aが遊嵌されるようになっている。前記可
動板遊嵌溝88の上面及び下面には対向して電極板46
、48が取り付けられており、これらは図示しない導電
線を介して制御装置51(図示省略)へ連結されている
。この実施例では電極板46がプラス極、電極板48が
マイナス極に設定されている。また、前記副液室76と
主液室86とはオリフイス82の端部に形成された開口
部82A、82Bを通して互いに連通し、電気粘性流体
が副液室76と主液室86とを行き来できる。
【0043】次に、第2実施例の作用について説明する
。外筒60は図示しない車体へ固着され、内筒62がエ
ンジンへ連結される。エンジンに発生する振動は内筒6
2を介して本体ゴム66へ伝えられ、本体ゴム66の内
部摩擦で振動が吸収される。また、この振動は本体ゴム
66を介して液室へ伝達されるので、液室内の電気粘性
流体はオリフイス82を通して互に移動することになり
、この移動時の通過抵抗で振動が吸収される。エンジン
の振動が高周波になると、オリフイス82は目づまり状
態となる。この場合には、可動板90が微小移動するこ
とによって主液室86、副液室76内の液圧の上昇が制
限されて低動ばね定数が得られる。
。外筒60は図示しない車体へ固着され、内筒62がエ
ンジンへ連結される。エンジンに発生する振動は内筒6
2を介して本体ゴム66へ伝えられ、本体ゴム66の内
部摩擦で振動が吸収される。また、この振動は本体ゴム
66を介して液室へ伝達されるので、液室内の電気粘性
流体はオリフイス82を通して互に移動することになり
、この移動時の通過抵抗で振動が吸収される。エンジン
の振動が高周波になると、オリフイス82は目づまり状
態となる。この場合には、可動板90が微小移動するこ
とによって主液室86、副液室76内の液圧の上昇が制
限されて低動ばね定数が得られる。
【0044】以下、第2実施例の防振装置10の制御に
ついて図4のフローチヤートにしたがって説明する。
ついて図4のフローチヤートにしたがって説明する。
【0045】まず、ステツプ100でイグニツシヨンス
イツチ52がONにされスタータがONになったか否か
が判断される。ステツプ100でスタータがONになっ
ていると判断されるとステツプ102へ進みエンジンの
回転が550RPM未満であるか否かが判断される。ス
テツプ102でエンジンの回転が550RPM未満(エ
ンジンが始動中)であると判断されるとステツプ104
に進み電極板40、42、46、48の印加電圧がON
されステツプ100へ戻る。ステツプ104では、電極
板46、48に印加する電圧が高くされて可動板90周
辺の電気粘性流体が固化されて可動板90の移動が阻止
される。したがって、エンジンの始動時にトルク変動に
よる急激な圧力変化が液室内に生じても可動板90とオ
リフイスユニツト80との衝突による異音が生じない。 また、電極板46、48近傍の電気粘性流体が固化され
るので、電気粘性流体はオリフイス82だけを通過して
主液室86と副液室76とを行き来する。このとき、電
極板40、42に印加する電圧を制御してオリフイス8
2内の電気粘性流体を所定の粘度に上げる。これによっ
て、粘度の上げられた電気粘性流体がオリフイス82内
で大きな通過抵抗を受け、エンジン始動時の振動(所謂
、クランキング振動)が効果的に吸収される。
イツチ52がONにされスタータがONになったか否か
が判断される。ステツプ100でスタータがONになっ
ていると判断されるとステツプ102へ進みエンジンの
回転が550RPM未満であるか否かが判断される。ス
テツプ102でエンジンの回転が550RPM未満(エ
ンジンが始動中)であると判断されるとステツプ104
に進み電極板40、42、46、48の印加電圧がON
されステツプ100へ戻る。ステツプ104では、電極
板46、48に印加する電圧が高くされて可動板90周
辺の電気粘性流体が固化されて可動板90の移動が阻止
される。したがって、エンジンの始動時にトルク変動に
よる急激な圧力変化が液室内に生じても可動板90とオ
リフイスユニツト80との衝突による異音が生じない。 また、電極板46、48近傍の電気粘性流体が固化され
るので、電気粘性流体はオリフイス82だけを通過して
主液室86と副液室76とを行き来する。このとき、電
極板40、42に印加する電圧を制御してオリフイス8
2内の電気粘性流体を所定の粘度に上げる。これによっ
て、粘度の上げられた電気粘性流体がオリフイス82内
で大きな通過抵抗を受け、エンジン始動時の振動(所謂
、クランキング振動)が効果的に吸収される。
【0046】また、ステツプ100でスタータがONで
はないと判断された場合、及びステツプ102でエンジ
ンの回転が550RPM未満でない(すなわち、完爆し
た)と判断されるとステツプ106へ進み、エンジンの
振動がアイドル振動であるか否かが判断される。ステツ
プ106でエンジンの振動がアイドル振動であると判断
されるとステツプ108に進み、電極板40、42の印
加電圧はOFFされ、電極板40、42の印加電圧はO
Nされてステツプ110へ進む。このため、可動板90
の周辺部の電気粘性流体が固化され、可動板90の移動
が阻止される。これによって、主液室86、副液室76
内の圧力上昇によって多量の電気粘性流体がオリフイス
82を通過することになり、電気粘性流体がオリフイス
82の通過抵抗を受けアイドル振動が吸収される。
はないと判断された場合、及びステツプ102でエンジ
ンの回転が550RPM未満でない(すなわち、完爆し
た)と判断されるとステツプ106へ進み、エンジンの
振動がアイドル振動であるか否かが判断される。ステツ
プ106でエンジンの振動がアイドル振動であると判断
されるとステツプ108に進み、電極板40、42の印
加電圧はOFFされ、電極板40、42の印加電圧はO
Nされてステツプ110へ進む。このため、可動板90
の周辺部の電気粘性流体が固化され、可動板90の移動
が阻止される。これによって、主液室86、副液室76
内の圧力上昇によって多量の電気粘性流体がオリフイス
82を通過することになり、電気粘性流体がオリフイス
82の通過抵抗を受けアイドル振動が吸収される。
【0047】また、ステツプ106でエンジンの振動が
アイドル振動でないと判断されるとステツプ112へ進
みシエイク振動であるか否かが判断される。
アイドル振動でないと判断されるとステツプ112へ進
みシエイク振動であるか否かが判断される。
【0048】ステツプ112でエンジンの振動がシエイ
ク振動であると判断されるとステツプ114へ進み電極
板40、42、46、48の印加電圧はONされてステ
ツプ110へ進む。このとき電極板46、48に印加す
る電圧を高くすることによって可動板90周辺の電気粘
性流体が固化されて可動板90の移動が阻止される。こ
れと同時に電極板40、42に印加する電圧を制御する
ことによってオリフイス82内の電気粘性流体を所定の
粘度に上げる。電気粘性流体はオリフイス82だけを流
れ、粘度の上げられた電気粘性流体がオリフイス82内
で大きな通過抵抗を受けることによりシエイク振動が吸
収される。
ク振動であると判断されるとステツプ114へ進み電極
板40、42、46、48の印加電圧はONされてステ
ツプ110へ進む。このとき電極板46、48に印加す
る電圧を高くすることによって可動板90周辺の電気粘
性流体が固化されて可動板90の移動が阻止される。こ
れと同時に電極板40、42に印加する電圧を制御する
ことによってオリフイス82内の電気粘性流体を所定の
粘度に上げる。電気粘性流体はオリフイス82だけを流
れ、粘度の上げられた電気粘性流体がオリフイス82内
で大きな通過抵抗を受けることによりシエイク振動が吸
収される。
【0049】また、ステツプ112でエンジンの振動が
シエイク振動でないと判断されると、ステツプ116へ
進み電極板40、42、46、48の印加電圧はOFF
されてステツプ110へ進む。すなわち、エンジンの振
動はアイドル振動やシエイク振動ではない高周波こもり
音の原因となる高周波振動であると判断される。これに
よって、可動板90の上下動が可能となり可動板90の
微小振動により主液室86または副液室76の圧力上昇
が制限されて高周波小振幅振動時における低動ばね定数
が得られる。
シエイク振動でないと判断されると、ステツプ116へ
進み電極板40、42、46、48の印加電圧はOFF
されてステツプ110へ進む。すなわち、エンジンの振
動はアイドル振動やシエイク振動ではない高周波こもり
音の原因となる高周波振動であると判断される。これに
よって、可動板90の上下動が可能となり可動板90の
微小振動により主液室86または副液室76の圧力上昇
が制限されて高周波小振幅振動時における低動ばね定数
が得られる。
【0050】一方、ステツプ110ではイグニツシヨン
がOFFされたか否かが判断される。イグニツシヨンが
OFFされていないと判断されるとステツプ100へ戻
る。また、イグニツシヨンがOFFされたと判断される
と、ステツプ102へ進み、電極板40、42、46、
48の印加電圧を所定時間(本実施例では3秒間)ON
する。このとき、電極板46、48に印加する電圧を高
くすることによって可動板90周辺の電気粘性流体が固
化されて可動板90の移動が阻止される。したがって、
エンジンが停止される際のトルク変動によって急激な圧
力変化が液室内に生じても可動板90とオリフイスユニ
ツト80とが衝突しないので、防振装置10から異音が
発生しない。また、電極板46、48近傍の電気粘性流
体が固化されるので、電気粘性流体はオリフイス82だ
けを通過して主液室86と副液室76とを行き来する。 このとき、電極板40、42に印加する電圧を制御して
オリフイス82内の電気粘性流体を所定の粘度に上げる
。このため、粘度の上げられた電気粘性流体がオリフイ
ス82内で大きな通過抵抗を受け、エンジンが停止する
際の振動が吸収される。
がOFFされたか否かが判断される。イグニツシヨンが
OFFされていないと判断されるとステツプ100へ戻
る。また、イグニツシヨンがOFFされたと判断される
と、ステツプ102へ進み、電極板40、42、46、
48の印加電圧を所定時間(本実施例では3秒間)ON
する。このとき、電極板46、48に印加する電圧を高
くすることによって可動板90周辺の電気粘性流体が固
化されて可動板90の移動が阻止される。したがって、
エンジンが停止される際のトルク変動によって急激な圧
力変化が液室内に生じても可動板90とオリフイスユニ
ツト80とが衝突しないので、防振装置10から異音が
発生しない。また、電極板46、48近傍の電気粘性流
体が固化されるので、電気粘性流体はオリフイス82だ
けを通過して主液室86と副液室76とを行き来する。 このとき、電極板40、42に印加する電圧を制御して
オリフイス82内の電気粘性流体を所定の粘度に上げる
。このため、粘度の上げられた電気粘性流体がオリフイ
ス82内で大きな通過抵抗を受け、エンジンが停止する
際の振動が吸収される。
【0051】〔第3実施例〕図8及び図9には本発明に
係る防振装置10の第3実施例が示されている。
係る防振装置10の第3実施例が示されている。
【0052】図8及び図9に示す如く、この防振装置1
0も第2実施例に示されてた防振装置10と同様に外筒
60と内筒62とが平行軸状態で配置され一方が図示し
ない自動車の車体へ、他方がエンジンへ連結されるよう
になっている。
0も第2実施例に示されてた防振装置10と同様に外筒
60と内筒62とが平行軸状態で配置され一方が図示し
ない自動車の車体へ、他方がエンジンへ連結されるよう
になっている。
【0053】外筒60と内筒62との間には中間筒64
が配設され、また外筒60と内筒62との間には弾性体
としての本体ゴム66が配設されている。
が配設され、また外筒60と内筒62との間には弾性体
としての本体ゴム66が配設されている。
【0054】図8及び図9に示す如く、中間筒64の軸
線方向中間部に形成された縮径凹部72の下部(図8下
側)にはストツパ体98が一体形成されている。
線方向中間部に形成された縮径凹部72の下部(図8下
側)にはストツパ体98が一体形成されている。
【0055】このストツパ体98は中間筒64にエンジ
ンが連結された場合にエンジンの荷重により中間筒64
が下方に下ってもストツパ体98が中間筒64、本体ゴ
ム66を支持することにより可動板90、ダイヤフラム
78等を保護することができるようになっている。その
他の作用については第2実施例の防振装置10と同様と
なっているので説明を省略する。
ンが連結された場合にエンジンの荷重により中間筒64
が下方に下ってもストツパ体98が中間筒64、本体ゴ
ム66を支持することにより可動板90、ダイヤフラム
78等を保護することができるようになっている。その
他の作用については第2実施例の防振装置10と同様と
なっているので説明を省略する。
【0056】なお、この実施例では、イグニツシヨンス
イツチ52がONからOFFにされた際に電極板40、
42、46、48に電圧を所定時間印加するようにした
が、本発明はこれに限らず、エンジン回転数検出センサ
53からの信号によりエンジンが停止するまで電極板4
0、42、46、48に電圧を印加するように制御して
もよい。この場合であってもエンジンが停止する際に可
動板50、90の移動が阻止されるので、衝突音が発生
しない。
イツチ52がONからOFFにされた際に電極板40、
42、46、48に電圧を所定時間印加するようにした
が、本発明はこれに限らず、エンジン回転数検出センサ
53からの信号によりエンジンが停止するまで電極板4
0、42、46、48に電圧を印加するように制御して
もよい。この場合であってもエンジンが停止する際に可
動板50、90の移動が阻止されるので、衝突音が発生
しない。
【0057】また、本実施例ではエンジンが始動される
際及び停止する際に制御装置51によって電極板40、
46、42、48に電圧を印加するようにしたが、本発
明はこれに限らず、エンジンが始動される際及び停止す
る際には少なくとも電極板46、48に電圧を印加すれ
ば可動板50、90の移動を阻止して異音の発生を防止
することができるので、電極板40、42には必ずしも
電圧を印加しなくてもよい。
際及び停止する際に制御装置51によって電極板40、
46、42、48に電圧を印加するようにしたが、本発
明はこれに限らず、エンジンが始動される際及び停止す
る際には少なくとも電極板46、48に電圧を印加すれ
ば可動板50、90の移動を阻止して異音の発生を防止
することができるので、電極板40、42には必ずしも
電圧を印加しなくてもよい。
【0058】また、本実施例では電極板40、46をプ
ラス極、電極板42、48をマイナス極に設定したが、
本発明はこれに限らず電極板40、46をマイナス極、
電極板42、48をプラス極に設定してもよい。
ラス極、電極板42、48をマイナス極に設定したが、
本発明はこれに限らず電極板40、46をマイナス極、
電極板42、48をプラス極に設定してもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る防振装置
の制御方法は、エンジンの始動の際及びエンジンが停止
する際に可動体と仕切部材との衝突による異音の発生を
阻止できる優れた効果を有する。
の制御方法は、エンジンの始動の際及びエンジンが停止
する際に可動体と仕切部材との衝突による異音の発生を
阻止できる優れた効果を有する。
【図1】本発明の第1実施例に係る防振装置を示す縦断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る防振装置の仕切体を
示す全体斜視図である。
示す全体斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る防振装置の仕切体片
を示す全体斜視図である。
を示す全体斜視図である。
【図4】防振装置の制御を示すフローチヤートである。
【図5】本発明の第2実施例に係る防振装置を示し、図
6のV−V線断面図である。
6のV−V線断面図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る防振装置を示し、図
5のVI−VI線断面図である。
5のVI−VI線断面図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る防振装置を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図8】本発明の第3実施例に係る防振装置を示し、図
9のVIII−VIII線断面図である。
9のVIII−VIII線断面図である。
【図9】本発明の第3実施例に係る防振装置を示し、図
8のIX−IX線断面図である。
8のIX−IX線断面図である。
10 防振装置
32 液室
32A 主液室(小液室)
32B 副液室(小液室)
34 仕切体(仕切部材)
38 オリフイス(制限通路)40
電極板(制限通路用の電極)42 電極
板(制限通路用の電極)46 電極板(可動
板用の電極)48 電極板(可動板用の電極
)50 可動板(可動体) 76 副液室(小液室) 80 オリフイスユニツト(仕切部材)82
オリフイス(制限通路)86
主液室(小液室) 90 可動板(可動体)
電極板(制限通路用の電極)42 電極
板(制限通路用の電極)46 電極板(可動
板用の電極)48 電極板(可動板用の電極
)50 可動板(可動体) 76 副液室(小液室) 80 オリフイスユニツト(仕切部材)82
オリフイス(制限通路)86
主液室(小液室) 90 可動板(可動体)
Claims (2)
- 【請求項1】 振動発生部と振動受部との間に設けら
れ仕切部材によって複数の小液室に区画された液室と、
これらの小液室を連通する制限通路と、前記液室内に充
填され印加される電界の大きさに応じて粘性の変化する
電気粘性流体と、前記小液室の間に配設されかつ前記仕
切部材に対して微小移動可能に支持された可動体と、こ
の可動体を挟むように設けられ前記電気粘性流体へ通電
するための可動体用の電極と、を有する防振装置におけ
る前記電気粘性流体の粘度を制御する前記可動体用の電
極への通電制御方法であって、エンジンの始動及び又は
エンジンの回転が停止する際に前記可動体用の電極に電
圧を印加することを特徴とした防振装置の制御方法。 - 【請求項2】 振動発生部と振動受部との間に設けら
れ仕切部材によって複数の小液室に区画された液室と、
これらの小液室を連通する制限通路と、前記液室内に充
填され印加される電界の大きさに応じて粘性の変化する
電気粘性流体と、前記制限通路に設けられ前記電気粘性
流体へ通電するための制限通路用の電極と、前記小液室
の間に配設されかつ前記仕切部材に対して微小移動可能
に支持された可動体と、この可動体を挟むように設けら
れ前記電気粘性流体へ通電するための可動体用の電極と
、を有する防振装置における前記電気粘性流体の粘度を
制御する前記制限通路用の電極及び前記可動体用の電極
への通電制御方法であって、エンジンの始動及び又はエ
ンジンの回転が停止する際には前記制限通路用の電極及
び前記可動体用の電極に電圧を印加し、振動発生部の振
動がシエイク振動のときには前記制限通路用の電極及び
前記可動体用の電極に電圧を印加し、振動発生部の振動
がアイドル振動のときには前記制限通路用の電極には電
圧を印加せず前記可動体用の電極に電圧を印加し、振動
発生部の振動が高周波振動のときには前記制限通路用の
電極及び前記可動体用の電極には電圧を印加しないこと
を特徴とした防振装置の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3631091A JPH04277339A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 防振装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3631091A JPH04277339A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 防振装置の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04277339A true JPH04277339A (ja) | 1992-10-02 |
Family
ID=12466277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3631091A Pending JPH04277339A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 防振装置の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04277339A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003004090A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-08 | Yamashita Rubber Co Ltd | 液封防振装置 |
| JP2003004089A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-08 | Yamashita Rubber Co Ltd | 液封防振装置 |
-
1991
- 1991-03-01 JP JP3631091A patent/JPH04277339A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003004090A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-08 | Yamashita Rubber Co Ltd | 液封防振装置 |
| JP2003004089A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-08 | Yamashita Rubber Co Ltd | 液封防振装置 |
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