JPH04277956A - 位相オフセットキャンセル回路 - Google Patents
位相オフセットキャンセル回路Info
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- JPH04277956A JPH04277956A JP3062494A JP6249491A JPH04277956A JP H04277956 A JPH04277956 A JP H04277956A JP 3062494 A JP3062494 A JP 3062494A JP 6249491 A JP6249491 A JP 6249491A JP H04277956 A JPH04277956 A JP H04277956A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
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- 238000012549 training Methods 0.000 description 3
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- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バースト伝送された多
値位相変調信号を受信して数値演算処理復調するために
用いられ、送信機と受信機の間の位相オフセットを除去
する機能を有する位相オフセットキャンセル回路に関す
る。
値位相変調信号を受信して数値演算処理復調するために
用いられ、送信機と受信機の間の位相オフセットを除去
する機能を有する位相オフセットキャンセル回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、位相変調信号の復調器においては
同期検波復調方式の復調器等が用いられている。上記同
期検波復調器には、検波時に発生する受信機内基準信号
と受信信号との間の位相オフセットを補正し、キャリア
同期を担う回路としてコスタスループ回路等が設備され
る。
同期検波復調方式の復調器等が用いられている。上記同
期検波復調器には、検波時に発生する受信機内基準信号
と受信信号との間の位相オフセットを補正し、キャリア
同期を担う回路としてコスタスループ回路等が設備され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の復調器にお
いては、時分割多元接続方式(TDMA:Time
Divison Multiple Access
)通信のようなバースト伝送波を受信復調する場合、上
記キャリア同期動作に供するため、情報を伝達しない特
定のトレーニング信号を用いなければならないので、情
報の伝送効率が低下するという問題点がある。本発明は
、バースト伝送波を受信復調する場合に上記従来の復調
方式において生ずるトレーニング信号による情報伝送効
率低下の問題を解決しようとするもので、トレーニング
信号を用いないにもかかわらず、送受信間のオフセット
すなわち受信機の局部発振周波数の周波数ずれによる位
相オフセット(Δf)をキャンセルすることのできる位
相オフセットキャンセル回路を提供することを目的とす
る。
いては、時分割多元接続方式(TDMA:Time
Divison Multiple Access
)通信のようなバースト伝送波を受信復調する場合、上
記キャリア同期動作に供するため、情報を伝達しない特
定のトレーニング信号を用いなければならないので、情
報の伝送効率が低下するという問題点がある。本発明は
、バースト伝送波を受信復調する場合に上記従来の復調
方式において生ずるトレーニング信号による情報伝送効
率低下の問題を解決しようとするもので、トレーニング
信号を用いないにもかかわらず、送受信間のオフセット
すなわち受信機の局部発振周波数の周波数ずれによる位
相オフセット(Δf)をキャンセルすることのできる位
相オフセットキャンセル回路を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の位相オフセット
キャンセル回路は、多値位相変調された受信信号の位相
オフセットをキャンセルするために、シンボルタイミン
グiでアナログ/ディジタル変換された前記受信信号の
位相成分θiを記憶する受信位相メモリと、該記位相成
分θi をK逓倍し次式 φi =[K・θi +π]MOD2π−πに従って加
工する位相逓倍回路と、該位相逓倍回路からの出力を記
憶する逓倍位相メモリと、該逓倍位相メモリの出力の差
分から次式 K・Δωi =[φi −φi−1 +π]MOD2π
−πによって得られる周波数オフセット成分K・Δωi
を計算する差分回路と、該周波数オフセット成分K・
Δωi の平均値<K・Δω>を計算する第1の平均回
路と、該平均値<K・Δω>を時系列iで積算した値<
K・Δω>・iを出力する第1の積算回路と、 次式 K・θ0i=[φi −<K・Δω>・i
+π]MOD2π−πによって前記逓倍位相メモリから
の出力φi から周波数オフセット成分<K・Δω>・
iを除去した初期位相成分K・θ0iを出力する初期位
相算出回路と、該初期位相算出回路の出力K・θ0iの
平均値<K・θ0 >を求める第2の平均回路と、該第
2の平均回路の出力<K・θ0 >を前記初期位相算出
回路の出力K・θ0iから減算して初期位相成分をキャ
ンセルした値φ’i を出力する加算器と、該加算器の
出力φ’i とステップ関数との相関値を計算し、該相
関値が所定のしきい値の範囲を超えている場合、該加算
器出力に2πラジアンに該相関値の極性に対応する符号
(±)を乗じた値(±2π)を加算し、補正した値で前
記位相逓倍メモリの内容を更新する位相ジャンプ補正回
路と、前記差分回路から前記位相ジャンプ補正回路まで
の一連のループ動作毎に前記周波数オフセットの平均値
<K・Δω>を積算した値Σj <K・Δω>を得る第
2の積算回路と、前記差分回路から前記位相ジャンプ補
正回路までの一連のループ動作毎に前記初期位相の平均
値<K・Δθ0 >を積算した値ΣJ <K・θ0 >
を得る第3の積算回路と、前記第2の積算回路の出力Σ
j <K・Δω>と前記第3の積算回路の出力Σj <
K・θ0 >を用いて前記受信信号の位相を1/K・{
<K・Δω>i+<K・θ0 >}ラジアンだけ逆に回
転させて前記位相オフセットのキャンセルされた出力を
得る位相回転回路とを備えたことを特徴とするものであ
る。
キャンセル回路は、多値位相変調された受信信号の位相
オフセットをキャンセルするために、シンボルタイミン
グiでアナログ/ディジタル変換された前記受信信号の
位相成分θiを記憶する受信位相メモリと、該記位相成
分θi をK逓倍し次式 φi =[K・θi +π]MOD2π−πに従って加
工する位相逓倍回路と、該位相逓倍回路からの出力を記
憶する逓倍位相メモリと、該逓倍位相メモリの出力の差
分から次式 K・Δωi =[φi −φi−1 +π]MOD2π
−πによって得られる周波数オフセット成分K・Δωi
を計算する差分回路と、該周波数オフセット成分K・
Δωi の平均値<K・Δω>を計算する第1の平均回
路と、該平均値<K・Δω>を時系列iで積算した値<
K・Δω>・iを出力する第1の積算回路と、 次式 K・θ0i=[φi −<K・Δω>・i
+π]MOD2π−πによって前記逓倍位相メモリから
の出力φi から周波数オフセット成分<K・Δω>・
iを除去した初期位相成分K・θ0iを出力する初期位
相算出回路と、該初期位相算出回路の出力K・θ0iの
平均値<K・θ0 >を求める第2の平均回路と、該第
2の平均回路の出力<K・θ0 >を前記初期位相算出
回路の出力K・θ0iから減算して初期位相成分をキャ
ンセルした値φ’i を出力する加算器と、該加算器の
出力φ’i とステップ関数との相関値を計算し、該相
関値が所定のしきい値の範囲を超えている場合、該加算
器出力に2πラジアンに該相関値の極性に対応する符号
(±)を乗じた値(±2π)を加算し、補正した値で前
記位相逓倍メモリの内容を更新する位相ジャンプ補正回
路と、前記差分回路から前記位相ジャンプ補正回路まで
の一連のループ動作毎に前記周波数オフセットの平均値
<K・Δω>を積算した値Σj <K・Δω>を得る第
2の積算回路と、前記差分回路から前記位相ジャンプ補
正回路までの一連のループ動作毎に前記初期位相の平均
値<K・Δθ0 >を積算した値ΣJ <K・θ0 >
を得る第3の積算回路と、前記第2の積算回路の出力Σ
j <K・Δω>と前記第3の積算回路の出力Σj <
K・θ0 >を用いて前記受信信号の位相を1/K・{
<K・Δω>i+<K・θ0 >}ラジアンだけ逆に回
転させて前記位相オフセットのキャンセルされた出力を
得る位相回転回路とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0005】
【実施例】図1は本発明による位相オフセットキャンセ
ル回路の一構成例図である。図において、11はシンボ
ルタイミングiの受信信号の位相成分θi を記憶する
受信位相メモリ、12は上記θi をK倍に逓倍した値
φi を出力する位相逓倍回路、13は位相逓倍回路1
2の出力φi を記憶する逓倍位相メモリ、14は逓倍
位相メモリ13の出力の差分をとることによりK逓倍さ
れた周波数オフセット成分K・Δωi を計算する差分
回路、15は上記K・Δωi の平均値<K・Δω>を
得る平均回路、16は上記角速度の平均値<K・Δω>
をシンボルi毎に積算した値<K・Δω>・iを出力す
る積算回路、17は上記<K・Δω>・iを用いて上記
逓倍位相メモリ13の出力φi から周波数オフセット
成分を除去した値K・θ0iを出力する初期位相算出回
路、18は上記K・θ0iの平均値<K・θ0 >を出
力する平均回路、19は上記<K・θ0 >を初期位相
算出回路17の出力K・θ0iから減算した値φ’i
を出力する加算器、20は加算器19の出力に含まれる
位相ジャンプ成分を除去した結果の出力φ”i を用い
て逓倍位相メモリ13の内容を更新する位相ジャンプ補
正回路、21は上記14から20までの回路の処理が一
巡するごとに上記平均値<K・Δω>を積算する積算回
路、22は上記14から20までの回路の処理が一巡す
るごとに上記初期位相の平均値<K・θ0 >を積算す
る積算回路、23は積算回路21の出力Σj <K・Δ
ω>と積算回路22の出力Σj <K・θ0 >を入力
し、受信位相メモリ11に記憶された受信信号の位相θ
i を1/K・{<K・Δω>i+<K・θ0 >}ラ
ジアンだけ逆に回転させる位相回転させる位相回転回路
である。
ル回路の一構成例図である。図において、11はシンボ
ルタイミングiの受信信号の位相成分θi を記憶する
受信位相メモリ、12は上記θi をK倍に逓倍した値
φi を出力する位相逓倍回路、13は位相逓倍回路1
2の出力φi を記憶する逓倍位相メモリ、14は逓倍
位相メモリ13の出力の差分をとることによりK逓倍さ
れた周波数オフセット成分K・Δωi を計算する差分
回路、15は上記K・Δωi の平均値<K・Δω>を
得る平均回路、16は上記角速度の平均値<K・Δω>
をシンボルi毎に積算した値<K・Δω>・iを出力す
る積算回路、17は上記<K・Δω>・iを用いて上記
逓倍位相メモリ13の出力φi から周波数オフセット
成分を除去した値K・θ0iを出力する初期位相算出回
路、18は上記K・θ0iの平均値<K・θ0 >を出
力する平均回路、19は上記<K・θ0 >を初期位相
算出回路17の出力K・θ0iから減算した値φ’i
を出力する加算器、20は加算器19の出力に含まれる
位相ジャンプ成分を除去した結果の出力φ”i を用い
て逓倍位相メモリ13の内容を更新する位相ジャンプ補
正回路、21は上記14から20までの回路の処理が一
巡するごとに上記平均値<K・Δω>を積算する積算回
路、22は上記14から20までの回路の処理が一巡す
るごとに上記初期位相の平均値<K・θ0 >を積算す
る積算回路、23は積算回路21の出力Σj <K・Δ
ω>と積算回路22の出力Σj <K・θ0 >を入力
し、受信位相メモリ11に記憶された受信信号の位相θ
i を1/K・{<K・Δω>i+<K・θ0 >}ラ
ジアンだけ逆に回転させる位相回転させる位相回転回路
である。
【0006】以下本発明の作用について説明する。アナ
ログ/ディジタル変換器を用いて所定の周期でサンプリ
ングされた多値位相変調信号の位相成分θiは、変調成
分θMiと周波数オフセット成分Δω・iと初期位相オ
フセット成分θ0 とからなる位相オフセットに大別さ
れる。上記位相成分θi の式を式(1)に示す。 θi =θMi+Δω・i+θ0
……………(1)
ログ/ディジタル変換器を用いて所定の周期でサンプリ
ングされた多値位相変調信号の位相成分θiは、変調成
分θMiと周波数オフセット成分Δω・iと初期位相オ
フセット成分θ0 とからなる位相オフセットに大別さ
れる。上記位相成分θi の式を式(1)に示す。 θi =θMi+Δω・i+θ0
……………(1)
【0007】上記θi から演算処理によってΔωとθ
0 を推定し、その値を用いて位相オフセットをキャン
セルする手段を提供することが本発明の目的であり、そ
の手段を以下に示す。■ θi は、位相逓倍回路1
2でK倍に逓倍されることにより変調成分が除去された
後、逓倍位相信号φi として逓倍位相メモリ13に記
憶される。 上記逓倍処理を式(2)に示す。 φi =[K・θi +π]MOD2π−π
……………(2)ここで[・]
MOD2πは2πラジアンを法とする剰余(非負値)を
表し、その領域は0≦[・]MOD2π<2πである。 ■ 次に、差分回路14と第1の平均回路15により
、上記(2)式のφi の差分値から周波数オフセット
成分K・Δωi とその平均値<K・Δω>が求められ
る。その処理を式(3)に示す。 <K・Δω>=<[φi −φi−1 +π]
MOD2π−π> ……(3)上式で< >は算術
平均を表す。■ ここで第1の積算回路16と初期位
相算出回路17において、上記(3)式の<K・Δω>
を用いて(2)式のφi から周波数オフセット成分を
除去することにより、初期位相オフセット成分が求めら
れる。その処理を式(4)に示す。 K・θ0i=[θi−<K・Δω>i+π]M
OD2π−π ……(4)第2の平均回路18によっ
て求められる上記K・θ0iの平均値<K・θ0 >が
初期位相オフセット成分となる。 ■ 以上の処理により、位相オフセットのキャンセル
に必要な初期位相<K・θ0 >と周波数オフセット<
K・Δω>が求まるが、θi にはフェージングや雑音
の位相成分も含まれているため、上記各処理において不
適切な位相間のジャンプが発生することがある。その一
例を図2に示す。図2は横軸が時系列番号i、縦軸がK
・θ0iであって、矢印で示す箇所に−2πのジャンプ
が発生している。これは、雑音による位相変動が変調成
分として処理されたことによる。上記不適切位相ジャン
プの結果<K・θ0 >と<K・Δω>の値にも不適切
な誤差が生じる。従って、不適切位相ジャンプの影響を
回避するため、本発明では以下の処理が行われる。 (i) 加算器19において、上記<K・θ0 >を用
いて上記φi の位相オフセットを次式(5)に従って
キャンセルし、φ’iとする。 φ’i =K・θ0i−<K・θ0 >
……………(5)(ii) 位相
ジャンプ補正回路20により、上記φ’に対して位相間
ジャンプをキャンセルする処理を行う。 まず、上記φ’i とステップ関数 S(t)=
+1 t≧0
−1 t<0との任意長(nシンボル)の小区間で
の相関値mを次式(6)によって求める。 但し、pはシフトレジスタの先頭に格納されているデー
タの時系列番号を示す。この用途に用いる位相ジャンプ
補正回路20の詳細を示す構成例を図3に示す。図にお
いて、31はK逓倍された位相成分φ’i をnシンボ
ル長保持するシフトレジスタ、32は上記シフトレジス
タ31の出力の極性を反転する極性反転回路、33は極
性反転回路出力32のnシンボル長保持するシフトレジ
スタ、34は上記2組のシフトレジスタ31,33に保
持されているφ’i の総和をとる加算器、35は上記
加算器34の出力のレベルを判定して位相ジャンプ補正
値2πを出力する判定回路、36は位相ジャンプを補正
するタイミングを合わせるためにφ’i をnシンボル
遅延させるシフトレジスタ、37は上記シフトレジスタ
36の出力と上記補正値を加算する加算器である。この
ように構成することにより、φ’i を入力とするnシ
ンボル長のシフトレジスタの中間に符号反転回路32を
挿入し各シフトレジスタ出力の総和をとっているので、
その出力は(6)式に示した相関値mと同一となること
が明らかである。次に判定回路35では、上記相関値m
が既定のしきい値の範囲を超えている場合は不適切な位
相ジャンプが発生していると見なし、mの極性に対応し
た符号を付した2πラジアンの値(±2π)を補正値と
して出力する。上記補正値は、上記φ’i を位相ジャ
ンプ点とのタイミングをとるためにnシンボル長遅延し
たものと加えられることにより、不適切位相ジャンプを
キャンセルしφ”i として出力する。 (iii) φ”i を上記位相逓倍メモリ13に更新
記憶し上記■から■の処理を繰り返すことにより、再び
<K・θ0 >j と<K・Δω>j を求める。ここ
でjは繰り返しの番号である。φ”i から求めた<K
・θ0 >j と<K・Δω>j は、前回φから求め
た<K・θ0 >j−1 と<K・Δω>j−1 の不
適切位相ジャンプの影響による誤差の補正値となる。 (iv) 上記■から■の処理ループのj回目に得ら
れる<K・Δω>と<K・θ0>の値を<K・Δω>j
、<K・θ0>j とおくと、積算回路21,22に
より<K・Δω>j と<K・θ0 >j のそれぞれ
の合計Σj <K・Δω>j とΣj <K・θ0 >
j とが求められ最終的な位相オフセット量となる。 ■ 上記■から■までの処理ループを所定回数繰り返
して得られるΣj <K・Δω>j ,Σj <K・θ
0 >j を用いて位相回転回路23により受信位相メ
モリ11の出力θi 中の位相オフセット成分による回
転を逆回転することによりキャンセルする。
0 を推定し、その値を用いて位相オフセットをキャン
セルする手段を提供することが本発明の目的であり、そ
の手段を以下に示す。■ θi は、位相逓倍回路1
2でK倍に逓倍されることにより変調成分が除去された
後、逓倍位相信号φi として逓倍位相メモリ13に記
憶される。 上記逓倍処理を式(2)に示す。 φi =[K・θi +π]MOD2π−π
……………(2)ここで[・]
MOD2πは2πラジアンを法とする剰余(非負値)を
表し、その領域は0≦[・]MOD2π<2πである。 ■ 次に、差分回路14と第1の平均回路15により
、上記(2)式のφi の差分値から周波数オフセット
成分K・Δωi とその平均値<K・Δω>が求められ
る。その処理を式(3)に示す。 <K・Δω>=<[φi −φi−1 +π]
MOD2π−π> ……(3)上式で< >は算術
平均を表す。■ ここで第1の積算回路16と初期位
相算出回路17において、上記(3)式の<K・Δω>
を用いて(2)式のφi から周波数オフセット成分を
除去することにより、初期位相オフセット成分が求めら
れる。その処理を式(4)に示す。 K・θ0i=[θi−<K・Δω>i+π]M
OD2π−π ……(4)第2の平均回路18によっ
て求められる上記K・θ0iの平均値<K・θ0 >が
初期位相オフセット成分となる。 ■ 以上の処理により、位相オフセットのキャンセル
に必要な初期位相<K・θ0 >と周波数オフセット<
K・Δω>が求まるが、θi にはフェージングや雑音
の位相成分も含まれているため、上記各処理において不
適切な位相間のジャンプが発生することがある。その一
例を図2に示す。図2は横軸が時系列番号i、縦軸がK
・θ0iであって、矢印で示す箇所に−2πのジャンプ
が発生している。これは、雑音による位相変動が変調成
分として処理されたことによる。上記不適切位相ジャン
プの結果<K・θ0 >と<K・Δω>の値にも不適切
な誤差が生じる。従って、不適切位相ジャンプの影響を
回避するため、本発明では以下の処理が行われる。 (i) 加算器19において、上記<K・θ0 >を用
いて上記φi の位相オフセットを次式(5)に従って
キャンセルし、φ’iとする。 φ’i =K・θ0i−<K・θ0 >
……………(5)(ii) 位相
ジャンプ補正回路20により、上記φ’に対して位相間
ジャンプをキャンセルする処理を行う。 まず、上記φ’i とステップ関数 S(t)=
+1 t≧0
−1 t<0との任意長(nシンボル)の小区間で
の相関値mを次式(6)によって求める。 但し、pはシフトレジスタの先頭に格納されているデー
タの時系列番号を示す。この用途に用いる位相ジャンプ
補正回路20の詳細を示す構成例を図3に示す。図にお
いて、31はK逓倍された位相成分φ’i をnシンボ
ル長保持するシフトレジスタ、32は上記シフトレジス
タ31の出力の極性を反転する極性反転回路、33は極
性反転回路出力32のnシンボル長保持するシフトレジ
スタ、34は上記2組のシフトレジスタ31,33に保
持されているφ’i の総和をとる加算器、35は上記
加算器34の出力のレベルを判定して位相ジャンプ補正
値2πを出力する判定回路、36は位相ジャンプを補正
するタイミングを合わせるためにφ’i をnシンボル
遅延させるシフトレジスタ、37は上記シフトレジスタ
36の出力と上記補正値を加算する加算器である。この
ように構成することにより、φ’i を入力とするnシ
ンボル長のシフトレジスタの中間に符号反転回路32を
挿入し各シフトレジスタ出力の総和をとっているので、
その出力は(6)式に示した相関値mと同一となること
が明らかである。次に判定回路35では、上記相関値m
が既定のしきい値の範囲を超えている場合は不適切な位
相ジャンプが発生していると見なし、mの極性に対応し
た符号を付した2πラジアンの値(±2π)を補正値と
して出力する。上記補正値は、上記φ’i を位相ジャ
ンプ点とのタイミングをとるためにnシンボル長遅延し
たものと加えられることにより、不適切位相ジャンプを
キャンセルしφ”i として出力する。 (iii) φ”i を上記位相逓倍メモリ13に更新
記憶し上記■から■の処理を繰り返すことにより、再び
<K・θ0 >j と<K・Δω>j を求める。ここ
でjは繰り返しの番号である。φ”i から求めた<K
・θ0 >j と<K・Δω>j は、前回φから求め
た<K・θ0 >j−1 と<K・Δω>j−1 の不
適切位相ジャンプの影響による誤差の補正値となる。 (iv) 上記■から■の処理ループのj回目に得ら
れる<K・Δω>と<K・θ0>の値を<K・Δω>j
、<K・θ0>j とおくと、積算回路21,22に
より<K・Δω>j と<K・θ0 >j のそれぞれ
の合計Σj <K・Δω>j とΣj <K・θ0 >
j とが求められ最終的な位相オフセット量となる。 ■ 上記■から■までの処理ループを所定回数繰り返
して得られるΣj <K・Δω>j ,Σj <K・θ
0 >j を用いて位相回転回路23により受信位相メ
モリ11の出力θi 中の位相オフセット成分による回
転を逆回転することによりキャンセルする。
【0008】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、位相オフセット補正終了までのトレーニング信
号を必要としないので、より効率的なデータ転送を行う
ことが可能である。また、処理に乗算,除算を本質的に
含まないので回路規模を小さくすることができるばかり
でなく高速処理を達成することができる等の効果がある
。
よれば、位相オフセット補正終了までのトレーニング信
号を必要としないので、より効率的なデータ転送を行う
ことが可能である。また、処理に乗算,除算を本質的に
含まないので回路規模を小さくすることができるばかり
でなく高速処理を達成することができる等の効果がある
。
【図1】本発明の一実施例を示す回路の構成例図である
。
。
【図2】位相ジャンプの説明図である。
【図3】本発明の一部詳細を示す回路例図である。
11 受信位相メモリ
12 位相逓倍回路
13 逓倍位相メモリ
14 差分回路
15 平均回路
16 積算回路
17 初期位相算出回路
18 平均回路
19 加算器
20 位相ジャンプ補正回路
21 積算回路
22 積算回路
23 位相回転回路
31 シフトレジスタ
32 極性反転回路
33 シフトレジスタ
34 シフトレジスタ
35 判定回路
36 遅延回路
37 加算器
Claims (1)
- 【請求項1】 多値位相変調された受信信号の位相オ
フセットをキャンセルするために、シンボルタイミング
iでアナログ/ディジタル変換された前記受信信号の位
相成分θi を記憶する受信位相メモリと、該記位相成
分θiをK逓倍し次式 φi =[K・θi +π]MOD2π−πに従って加
工する位相逓倍回路と、該位相逓倍回路からの出力を記
憶する逓倍位相メモリと、該逓倍位相メモリの出力の差
分から次式 K・Δωi =[φi −φi−1 +π]MOD2π
−πによって得られる周波数オフセット成分K・Δωi
を計算する差分回路と、該周波数オフセット成分K・
Δωi の平均値<K・Δω>を計算する第1の平均回
路と、該平均値<K・Δω>を時系列iで積算した値<
K・Δω>・iを出力する第1の積算回路と、 次式 K・θ0i=[φi −<K・Δω>・i
+π]MOD2π−πによって前記逓倍位相メモリから
の出力φi から周波数オフセット成分<K・Δω>・
iを除去した初期位相成分K・θ0iを出力する初期位
相算出回路と、該初期位相算出回路の出力K・θ0iの
平均値<K・θ0 >を求める第2の平均回路と、該第
2の平均回路の出力<K・θ0 >を前記初期位相算出
回路の出力K・θ0iから減算して初期位相成分をキャ
ンセルした値φ’i を出力する加算器と、該加算器の
出力φ’i とステップ関数との相関値を計算し、該相
関値が所定のしきい値の範囲を超えている場合、該加算
器出力に2πラジアンに該相関値の極性に対応する符号
(±)を乗じた値(±2π)を加算し、補正した値で前
記位相逓倍メモリの内容を更新する位相ジャンプ補正回
路と、前記差分回路から前記位相ジャンプ補正回路まで
の一連のループ動作毎に前記周波数オフセットの平均値
<K・Δω>を積算した値Σj <K・Δω>を得る第
2の積算回路と、前記差分回路から前記位相ジャンプ補
正回路までの一連のループ動作毎に前記初期位相の平均
値<K・Δθ0 >を積算した値ΣJ <K・θ0 >
を得る第3の積算回路と、前記第2の積算回路の出力Σ
j <K・Δω>と前記第3の積算回路の出力Σj <
K・θ0 >を用いて前記受信信号の位相を1/K・{
<K・Δω>i+<K・θ0 >}ラジアンだけ逆に回
転させて前記位相オフセットのキャンセルされた出力を
得る位相回転回路とを備えた位相オフセットキャンセル
回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3062494A JPH04277956A (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 位相オフセットキャンセル回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3062494A JPH04277956A (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 位相オフセットキャンセル回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04277956A true JPH04277956A (ja) | 1992-10-02 |
Family
ID=13201781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3062494A Pending JPH04277956A (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 位相オフセットキャンセル回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04277956A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6400778B1 (en) | 1997-12-04 | 2002-06-04 | Nec Corporation | DC-offset canceller |
| JP2004502346A (ja) * | 2000-06-27 | 2004-01-22 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 位相シーケンスにおける位相ジャンプの検出及び訂正 |
-
1991
- 1991-03-05 JP JP3062494A patent/JPH04277956A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6400778B1 (en) | 1997-12-04 | 2002-06-04 | Nec Corporation | DC-offset canceller |
| JP2004502346A (ja) * | 2000-06-27 | 2004-01-22 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 位相シーケンスにおける位相ジャンプの検出及び訂正 |
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