JPH04278120A - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
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- JPH04278120A JPH04278120A JP3840291A JP3840291A JPH04278120A JP H04278120 A JPH04278120 A JP H04278120A JP 3840291 A JP3840291 A JP 3840291A JP 3840291 A JP3840291 A JP 3840291A JP H04278120 A JPH04278120 A JP H04278120A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被加熱物の仕上がりを
検知するために用いる絶対湿度センサーを備える高周波
加熱装置に関し、特に、絶対湿度センサーの温度ドリフ
トを補正できる高周波加熱装置に関する。
検知するために用いる絶対湿度センサーを備える高周波
加熱装置に関し、特に、絶対湿度センサーの温度ドリフ
トを補正できる高周波加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高周波加熱装置を図面に基づいて
説明する。図6は従来の高周波加熱装置3を正面から見
た概略構成図、図7,8は上記高周波加熱装置3の簡略
化した回路図、図9,10は高周波加熱装置3がオーブ
ン・グリルの複合機能を有することを示す回路図である
。図7の(1),(2)の箇所は、夫々図8の(1),
(2)の箇所に継ながる。また、図9の(1)〜(5)
の箇所は、夫々図10の(1)〜(5)の箇所に継がる
。
説明する。図6は従来の高周波加熱装置3を正面から見
た概略構成図、図7,8は上記高周波加熱装置3の簡略
化した回路図、図9,10は高周波加熱装置3がオーブ
ン・グリルの複合機能を有することを示す回路図である
。図7の(1),(2)の箇所は、夫々図8の(1),
(2)の箇所に継ながる。また、図9の(1)〜(5)
の箇所は、夫々図10の(1)〜(5)の箇所に継がる
。
【0003】図6および図7,9に示す絶対湿度センサ
ー2は、大気中に露出された開放型のサーミスタR1と
乾燥した空気中に封じ込められた密閉型のサーミスタR
2からなる第1直列回路SR1からなる。この第1直列
回路SR1は、2つの抵抗R3とR4とからなる第2直
列回路SR2と並列に接続されて、ブリッジ回路4を形
成する。このブリッジ回路4の中点M1およびM2は比
較増幅器5の入力部−および+にそれぞれ接続されてい
る。第1直列回路SR1と第2直列回路SR2との接続
点M3とM4の間に、電流制限抵抗R5を介して絶対湿
度センサー2に電流を供給する直流電源6を接続してい
る。加熱制御回路7はRAM,CPUおよびROMを含
む。この加熱制御回路7は、A/D変換器8およびイン
ターフェース9を介して、絶対湿度センサー2からの絶
対湿度検出信号Vを受ける。上記加熱制御回路7は、絶
対湿度検出信号Vに応答して被加熱物1の加熱時間を制
御するようになっている。10は、加熱制御回路7から
の加熱用および停止用の運転制御信号によりマグネトロ
ン12を含むマイクロ波発生回路への駆動電源の供給を
制御するスイッチ回路であるマイクロ波リレー10であ
る。11は、マグネトロン12を冷却するとともに加熱
室19に送風する冷却ファンモータ17への駆動電源の
供給を制御するスイッチ回路であるFMリレー11であ
る。一般的に、上記直流電源6は、加熱制御回路7およ
び上記各スイッチ回路を駆動する電源と同様に、交流電
源に接続するトランスと整流回路からなる。
ー2は、大気中に露出された開放型のサーミスタR1と
乾燥した空気中に封じ込められた密閉型のサーミスタR
2からなる第1直列回路SR1からなる。この第1直列
回路SR1は、2つの抵抗R3とR4とからなる第2直
列回路SR2と並列に接続されて、ブリッジ回路4を形
成する。このブリッジ回路4の中点M1およびM2は比
較増幅器5の入力部−および+にそれぞれ接続されてい
る。第1直列回路SR1と第2直列回路SR2との接続
点M3とM4の間に、電流制限抵抗R5を介して絶対湿
度センサー2に電流を供給する直流電源6を接続してい
る。加熱制御回路7はRAM,CPUおよびROMを含
む。この加熱制御回路7は、A/D変換器8およびイン
ターフェース9を介して、絶対湿度センサー2からの絶
対湿度検出信号Vを受ける。上記加熱制御回路7は、絶
対湿度検出信号Vに応答して被加熱物1の加熱時間を制
御するようになっている。10は、加熱制御回路7から
の加熱用および停止用の運転制御信号によりマグネトロ
ン12を含むマイクロ波発生回路への駆動電源の供給を
制御するスイッチ回路であるマイクロ波リレー10であ
る。11は、マグネトロン12を冷却するとともに加熱
室19に送風する冷却ファンモータ17への駆動電源の
供給を制御するスイッチ回路であるFMリレー11であ
る。一般的に、上記直流電源6は、加熱制御回路7およ
び上記各スイッチ回路を駆動する電源と同様に、交流電
源に接続するトランスと整流回路からなる。
【0004】高周波加熱装置3が交流電源に接続される
ことにより、直流電源6が駆動する。すると、サーミス
タR1およびサーミスタR2に電流I1が流れる。サー
ミスタR1およびサーミスタR2は電流I1によって自
己発熱して、その抵抗値を下げる。このことは、電流I
1を増加させ、上記サーミスタR1およびR2はさらに
自己発熱を増加させてゆく。やがて、電流制限抵抗R5
によって電流I1が安定して、一定となり、上記自己発
熱も一定となるため、サーミスタR1およびサーミスタ
R2の抵抗値が一定となる。
ことにより、直流電源6が駆動する。すると、サーミス
タR1およびサーミスタR2に電流I1が流れる。サー
ミスタR1およびサーミスタR2は電流I1によって自
己発熱して、その抵抗値を下げる。このことは、電流I
1を増加させ、上記サーミスタR1およびR2はさらに
自己発熱を増加させてゆく。やがて、電流制限抵抗R5
によって電流I1が安定して、一定となり、上記自己発
熱も一定となるため、サーミスタR1およびサーミスタ
R2の抵抗値が一定となる。
【0005】また、第2直列回路SR2を構成する抵抗
R3およびR4のうち一方は、加熱制御回路7からの制
御でその抵抗値を自在に変化する可変抵抗としている。 上記加熱制御回路7は、第1直列回路SR1と第2直列
回路SR2とを並列に接続してなるブリッジ回路4の中
点M1とM2との間の電位差を一定の範囲内に収めるよ
うに、第2直列回路SR2の一方の抵抗の抵抗値を変化
させる。上記中点M1とM2との間の電位差は、比較増
幅器5によって200倍前後に増幅されてから、A/D
変換器8,インターフェース9を介して加熱制御回路7
へ入力される。
R3およびR4のうち一方は、加熱制御回路7からの制
御でその抵抗値を自在に変化する可変抵抗としている。 上記加熱制御回路7は、第1直列回路SR1と第2直列
回路SR2とを並列に接続してなるブリッジ回路4の中
点M1とM2との間の電位差を一定の範囲内に収めるよ
うに、第2直列回路SR2の一方の抵抗の抵抗値を変化
させる。上記中点M1とM2との間の電位差は、比較増
幅器5によって200倍前後に増幅されてから、A/D
変換器8,インターフェース9を介して加熱制御回路7
へ入力される。
【0006】マイクロ波加熱を行う場合、加熱制御回路
7からの制御信号によってFMリレー11を閉じて冷却
ファンモータ17を駆動する。冷却ファンモータ17に
よって外部から導入された外気はマグネトロン12を冷
却した後、加熱室19内に送り込まれる。同時に上記加
熱制御回路7はマイクロ波リレー10を閉じて、高圧ト
ランス13と高圧コンデンサ14と高圧ダイオード15
からなる半波倍電圧回路16に電源を接続して、マグネ
トロン12に高電圧を印加して、マグネトロン12を高
周波で発振させる。マグネトロン12から発せられたマ
イクロ波は、導波管18によって加熱室19に導かれ、
被加熱物1の水分子を振動させて被加熱物1を加熱する
。加熱室19内に送り込まれた外気は、被加熱物1の温
度上昇とともに被加熱物1内部より発生した水蒸気を含
んで、排気口20より排気ダクト21に送り出され、高
周波加熱装置3の外へ排出される。排気ダクト21には
絶対湿度センサー2を設けている。この絶対湿度センサ
ー2は被加熱物1から発せられて、加熱室19から排出
される水蒸気を含んだ空気にさらされる構造となってい
る。加熱室19内に送り込まれる空気の量は一定である
ので、被加熱物1の温度上昇に伴なって、被加熱物1か
ら発せられる水蒸気の量が増えると、排出される空気に
含まれる水蒸気量が多くなり、絶対湿度センサー2がさ
らされる排出空気が、その単位体積あたり含む水蒸気量
が増加する。絶対湿度センサー2がさらされる空気が、
その単位体積あたりに含む水蒸気量が変化すると、大気
中に露出した開放型のサーミスタR1の表面から放熱量
が変化してサーミスタR1の抵抗値が変化する。すると
、サーミスタR1とサーミスタR2の分圧比が変化して
サーミスタR1とサーミスタR2からなる第1直列回路
SR1と、2つの抵抗R3とR4とからなる第2直列回
路SR2とを並列に接続してなるブリッジ回路4の中点
M1とM2間の電圧が変化し、比較増幅器5によって増
幅された絶対湿度検出信号Vが変化する。加熱制御回路
7は、A/D変換器8およびインターフェース9を介し
て与えられる絶対湿度検出信号Vに応答して被加熱物1
の仕上がり状態を判断すると共に被加熱物1の加熱時間
を制御するようになっている。上記加熱制御回路7が被
加熱物1が仕上がったと判断すると、加熱制御回路7は
、その停止の制御信号によってFMリレー11を開いて
冷却ファンモータ17を停止すると共にマイクロ波リレ
ー10を開いて高圧トランス13と高圧コンデンサ14
と高圧ダイオード15とで構成される半波倍電圧回路1
6への電力の供給を停止し加熱を終了する。
7からの制御信号によってFMリレー11を閉じて冷却
ファンモータ17を駆動する。冷却ファンモータ17に
よって外部から導入された外気はマグネトロン12を冷
却した後、加熱室19内に送り込まれる。同時に上記加
熱制御回路7はマイクロ波リレー10を閉じて、高圧ト
ランス13と高圧コンデンサ14と高圧ダイオード15
からなる半波倍電圧回路16に電源を接続して、マグネ
トロン12に高電圧を印加して、マグネトロン12を高
周波で発振させる。マグネトロン12から発せられたマ
イクロ波は、導波管18によって加熱室19に導かれ、
被加熱物1の水分子を振動させて被加熱物1を加熱する
。加熱室19内に送り込まれた外気は、被加熱物1の温
度上昇とともに被加熱物1内部より発生した水蒸気を含
んで、排気口20より排気ダクト21に送り出され、高
周波加熱装置3の外へ排出される。排気ダクト21には
絶対湿度センサー2を設けている。この絶対湿度センサ
ー2は被加熱物1から発せられて、加熱室19から排出
される水蒸気を含んだ空気にさらされる構造となってい
る。加熱室19内に送り込まれる空気の量は一定である
ので、被加熱物1の温度上昇に伴なって、被加熱物1か
ら発せられる水蒸気の量が増えると、排出される空気に
含まれる水蒸気量が多くなり、絶対湿度センサー2がさ
らされる排出空気が、その単位体積あたり含む水蒸気量
が増加する。絶対湿度センサー2がさらされる空気が、
その単位体積あたりに含む水蒸気量が変化すると、大気
中に露出した開放型のサーミスタR1の表面から放熱量
が変化してサーミスタR1の抵抗値が変化する。すると
、サーミスタR1とサーミスタR2の分圧比が変化して
サーミスタR1とサーミスタR2からなる第1直列回路
SR1と、2つの抵抗R3とR4とからなる第2直列回
路SR2とを並列に接続してなるブリッジ回路4の中点
M1とM2間の電圧が変化し、比較増幅器5によって増
幅された絶対湿度検出信号Vが変化する。加熱制御回路
7は、A/D変換器8およびインターフェース9を介し
て与えられる絶対湿度検出信号Vに応答して被加熱物1
の仕上がり状態を判断すると共に被加熱物1の加熱時間
を制御するようになっている。上記加熱制御回路7が被
加熱物1が仕上がったと判断すると、加熱制御回路7は
、その停止の制御信号によってFMリレー11を開いて
冷却ファンモータ17を停止すると共にマイクロ波リレ
ー10を開いて高圧トランス13と高圧コンデンサ14
と高圧ダイオード15とで構成される半波倍電圧回路1
6への電力の供給を停止し加熱を終了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな絶対湿度センサー2を有する高周波加熱装置3では
、加熱室19から排出される空気は、加熱室19内に熱
気を、第1直列回路SR1からなる絶対湿度センサー2
へと押し出すので、上記加熱室19から排出される空気
は、大気中に露出した開放型のサーミスタR1および乾
燥した空気中に封じ込められた密閉型のサーミスタR2
の温度を上昇させることになる。このサーミスタR1お
よびR2のB定数が同じであれば、絶対湿度センサー2
の温度が変化してもサーミスタR1およびR2の抵抗値
は同じ比率で変化する。このため、サーミスタR1とサ
ーミスタR2とからなる第1直列回路SR1と、2つの
抵抗R3とR4とからなる第2直列回路SR2とを並列
に接続してなるブリッジ回路4のバランスがくずれず、
中点M1とM2との間の出力値に変化はない。ところが
、サーミスタR1とR2のB定数が異なる場合には、絶
対湿度センサー2の温度変化に伴なって、サーミスタR
1およびR2が構成する第1直列回路SR1の分圧比が
変化する。このことは、絶対湿度検出信号Vの温度ドリ
フトを生じさせ、絶対湿度検出信号Vに絶対湿度量の変
化とは無関係の変化を与える。このため、絶対湿度セン
サー2の単体での選別および第1直列回路SR1への補
正抵抗の追加等の補正、更に、高周波加熱装置3への絶
対湿度センサー2の取り付け位置,方向の調整,選択に
よって絶対湿度センサー2の温度ドリフトを少なくする
方法が取られている。
うな絶対湿度センサー2を有する高周波加熱装置3では
、加熱室19から排出される空気は、加熱室19内に熱
気を、第1直列回路SR1からなる絶対湿度センサー2
へと押し出すので、上記加熱室19から排出される空気
は、大気中に露出した開放型のサーミスタR1および乾
燥した空気中に封じ込められた密閉型のサーミスタR2
の温度を上昇させることになる。このサーミスタR1お
よびR2のB定数が同じであれば、絶対湿度センサー2
の温度が変化してもサーミスタR1およびR2の抵抗値
は同じ比率で変化する。このため、サーミスタR1とサ
ーミスタR2とからなる第1直列回路SR1と、2つの
抵抗R3とR4とからなる第2直列回路SR2とを並列
に接続してなるブリッジ回路4のバランスがくずれず、
中点M1とM2との間の出力値に変化はない。ところが
、サーミスタR1とR2のB定数が異なる場合には、絶
対湿度センサー2の温度変化に伴なって、サーミスタR
1およびR2が構成する第1直列回路SR1の分圧比が
変化する。このことは、絶対湿度検出信号Vの温度ドリ
フトを生じさせ、絶対湿度検出信号Vに絶対湿度量の変
化とは無関係の変化を与える。このため、絶対湿度セン
サー2の単体での選別および第1直列回路SR1への補
正抵抗の追加等の補正、更に、高周波加熱装置3への絶
対湿度センサー2の取り付け位置,方向の調整,選択に
よって絶対湿度センサー2の温度ドリフトを少なくする
方法が取られている。
【0008】しかし、絶対湿度センサー2の単体での選
別や補正抵抗の追加では上記温度ドリフトをある程度押
えることはできても完全になくすことはできない上に、
歩留りの悪さと作業量の多さから、高周波加熱装置をコ
スト高なものにするという問題がある。また、絶対湿度
センサー2の取り付け位置,方向の調整,選択は高周波
加熱装置3の設計上の大きな制約となるという問題があ
る。
別や補正抵抗の追加では上記温度ドリフトをある程度押
えることはできても完全になくすことはできない上に、
歩留りの悪さと作業量の多さから、高周波加熱装置をコ
スト高なものにするという問題がある。また、絶対湿度
センサー2の取り付け位置,方向の調整,選択は高周波
加熱装置3の設計上の大きな制約となるという問題があ
る。
【0009】さらに、近年、オーブン・グリル加熱の機
能を複合した高周波加熱装置3において、図9,10に
示すように、被加熱物1のオーブン・グリル加熱時の仕
上がりの検知手段として絶対湿度センサー2を使用する
ことが提案されている。
能を複合した高周波加熱装置3において、図9,10に
示すように、被加熱物1のオーブン・グリル加熱時の仕
上がりの検知手段として絶対湿度センサー2を使用する
ことが提案されている。
【0010】しかし、■オーブン・グリル加熱時には、
絶対湿度センサー2の雰囲気温度上昇量は、マイクロ波
加熱時に較べてはるかに大きいので、オーブン・グリル
加熱時には、マイクロ波加熱時に較べて温度ドリフトも
大きくなる。したがって、絶対湿度センサー2の単体の
選別や補正抵抗の追加を実施しても、上記温度ドリフト
を許容範囲内に抑えることができない。
絶対湿度センサー2の雰囲気温度上昇量は、マイクロ波
加熱時に較べてはるかに大きいので、オーブン・グリル
加熱時には、マイクロ波加熱時に較べて温度ドリフトも
大きくなる。したがって、絶対湿度センサー2の単体の
選別や補正抵抗の追加を実施しても、上記温度ドリフト
を許容範囲内に抑えることができない。
【0011】■マイクロ波加熱時には、高周波加熱装置
3の本体の温度上昇が緩やかなので、高周波加熱装置3
の本体を介して絶対湿度センサー2に直接伝わる熱は、
開放型のサーミスタR1と密閉型のサーミスタR2に、
上記熱の電導方向とは関係なく同様に伝わる。しかし、
オーブン・グリル加熱時には、本体の温度上昇が急激で
あるので、開放型のサーミスタR1と密閉型のサーミス
タR2のうち、熱源であるヒーターに近い側のサーミス
タと遠い側のサーミスタとで温度差を生じるため、サー
ミスタR1とR2とのB定数が異なる場合と同様に、サ
ーミスタR1とR2が構成する第1直列回路SR1の分
圧比が変化して、絶対湿度検出信号Vが温度ドリフトす
る。また、熱源であるオーブンとグリルの位置が異なる
場合は、加熱モードによって温度ドリフト量が異なる。
3の本体の温度上昇が緩やかなので、高周波加熱装置3
の本体を介して絶対湿度センサー2に直接伝わる熱は、
開放型のサーミスタR1と密閉型のサーミスタR2に、
上記熱の電導方向とは関係なく同様に伝わる。しかし、
オーブン・グリル加熱時には、本体の温度上昇が急激で
あるので、開放型のサーミスタR1と密閉型のサーミス
タR2のうち、熱源であるヒーターに近い側のサーミス
タと遠い側のサーミスタとで温度差を生じるため、サー
ミスタR1とR2とのB定数が異なる場合と同様に、サ
ーミスタR1とR2が構成する第1直列回路SR1の分
圧比が変化して、絶対湿度検出信号Vが温度ドリフトす
る。また、熱源であるオーブンとグリルの位置が異なる
場合は、加熱モードによって温度ドリフト量が異なる。
【0012】上記■,■の理由で、オーブン・グリル加
熱時の仕上がり検知手段として絶対湿度センサーを使用
した高周波加熱装置を実現することが困難であった。
熱時の仕上がり検知手段として絶対湿度センサーを使用
した高周波加熱装置を実現することが困難であった。
【0013】そこで、本発明の目的は、絶対湿度センサ
ーの選別および絶対湿度センサーの取り付け位置の調整
,選択および補正抵抗の追加を実施することなく、絶対
湿度センサーの温度ドリフトを補正できる上に、温度上
昇および温度上昇速度が大きいオーブン・グリル加熱時
にも絶対湿度センサーを被加熱物の仕上がり検知に使用
できる。高周波加熱装置を提供することにある。
ーの選別および絶対湿度センサーの取り付け位置の調整
,選択および補正抵抗の追加を実施することなく、絶対
湿度センサーの温度ドリフトを補正できる上に、温度上
昇および温度上昇速度が大きいオーブン・グリル加熱時
にも絶対湿度センサーを被加熱物の仕上がり検知に使用
できる。高周波加熱装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明の高周波加熱装置は、被加熱物を加熱する加熱
手段と、上記被加熱物が発生する水蒸気によって抵抗値
が変化する開放型のサーミスタと上記被加熱物が発生す
る水蒸気によって抵抗値が変化しない密閉型のサーミス
タとを直列に接続してなる絶対湿度センサーと、上記開
放型のサーミスタの抵抗値と密閉型のサーミスタの抵抗
値との比を検出して、この比に応じた湿度検出信号を発
生する湿度検出信号発生手段と、上記湿度検出信号発生
手段からの湿度検出信号を受けて、この湿度検出信号に
基づいて被加熱物の仕上がり具合を判断すると共に、上
記加熱手段を制御する加熱制御手段を備えた高周波加熱
装置において、上記密閉型のサーミスタの抵抗値を検出
して、この抵抗値を表わす抵抗値信号を発生する抵抗値
検出手段と、上記加熱手段の加熱によって被加熱物から
水蒸気が発生しない場合における上記密閉型のサーミス
タの抵抗値の変化量に対する上記湿度検出信号の変化量
を表わす温度ドリフト情報を格納した温度ドリフト情報
格納手段と、上記抵抗値検出手段からの抵抗値信号を受
けて、この抵抗値信号の変化量と上記温度ドリフト情報
格納手段が格納する温度ドリフト情報とに基づいて、上
記絶対湿度センサーの温度変化に対する上記湿度検出信
号の変化量を算出して、算出した上記変化量に基づいて
、上記湿度検出信号を補正する湿度検出信号補正手段と
を備えることを特徴としている。
、本発明の高周波加熱装置は、被加熱物を加熱する加熱
手段と、上記被加熱物が発生する水蒸気によって抵抗値
が変化する開放型のサーミスタと上記被加熱物が発生す
る水蒸気によって抵抗値が変化しない密閉型のサーミス
タとを直列に接続してなる絶対湿度センサーと、上記開
放型のサーミスタの抵抗値と密閉型のサーミスタの抵抗
値との比を検出して、この比に応じた湿度検出信号を発
生する湿度検出信号発生手段と、上記湿度検出信号発生
手段からの湿度検出信号を受けて、この湿度検出信号に
基づいて被加熱物の仕上がり具合を判断すると共に、上
記加熱手段を制御する加熱制御手段を備えた高周波加熱
装置において、上記密閉型のサーミスタの抵抗値を検出
して、この抵抗値を表わす抵抗値信号を発生する抵抗値
検出手段と、上記加熱手段の加熱によって被加熱物から
水蒸気が発生しない場合における上記密閉型のサーミス
タの抵抗値の変化量に対する上記湿度検出信号の変化量
を表わす温度ドリフト情報を格納した温度ドリフト情報
格納手段と、上記抵抗値検出手段からの抵抗値信号を受
けて、この抵抗値信号の変化量と上記温度ドリフト情報
格納手段が格納する温度ドリフト情報とに基づいて、上
記絶対湿度センサーの温度変化に対する上記湿度検出信
号の変化量を算出して、算出した上記変化量に基づいて
、上記湿度検出信号を補正する湿度検出信号補正手段と
を備えることを特徴としている。
【0015】
【作用】温度ドリフト情報格納手段が格納する温度ドリ
フト情報は、加熱手段の加熱によって被加熱物から水蒸
気が発生しない場合における密閉型のサーミスタの抵抗
値の変化量に対する湿度検出信号の変化量を表わす。ま
た、抵抗値検出手段は、上記密閉型のサーミスタの抵抗
値を検出して、この抵抗値を表わす抵抗値信号を発生す
る。そして、湿度検出信号補正手段は、上記温度ドリフ
ト情報と上記抵抗値信号の変化量とに基づいて、絶対湿
度センサーの温度変化に対する湿度検出信号の変化量を
算出して、算出した上記変化量に基づいて上記湿度検出
信号を補正する。したがって、絶対湿度センサーの選別
および絶対湿度センサーの取り付け位置の調整,選択お
よび補正抵抗の追加を実施することなく、絶対湿度セン
サーの温度ドリフトを正確に補正することが可能になる
。また、絶対湿度センサーの取り付け位置の調整,選択
を行なわないので、上記取り付け位置の調整,選択によ
る設計上の制約をなくすることができる。しかも、温度
上昇量および温度上昇速度が大きいオーブン・グリル加
熱時にも絶対湿度センサーを被加熱物の仕上がり検知に
使用することが可能になる。
フト情報は、加熱手段の加熱によって被加熱物から水蒸
気が発生しない場合における密閉型のサーミスタの抵抗
値の変化量に対する湿度検出信号の変化量を表わす。ま
た、抵抗値検出手段は、上記密閉型のサーミスタの抵抗
値を検出して、この抵抗値を表わす抵抗値信号を発生す
る。そして、湿度検出信号補正手段は、上記温度ドリフ
ト情報と上記抵抗値信号の変化量とに基づいて、絶対湿
度センサーの温度変化に対する湿度検出信号の変化量を
算出して、算出した上記変化量に基づいて上記湿度検出
信号を補正する。したがって、絶対湿度センサーの選別
および絶対湿度センサーの取り付け位置の調整,選択お
よび補正抵抗の追加を実施することなく、絶対湿度セン
サーの温度ドリフトを正確に補正することが可能になる
。また、絶対湿度センサーの取り付け位置の調整,選択
を行なわないので、上記取り付け位置の調整,選択によ
る設計上の制約をなくすることができる。しかも、温度
上昇量および温度上昇速度が大きいオーブン・グリル加
熱時にも絶対湿度センサーを被加熱物の仕上がり検知に
使用することが可能になる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。図1,2は本発明の実施例の高周波加熱装置の
簡略化した回路図、図3,4は上記高周波加熱装置がオ
ーブン・グリルの複合機能を有することを示す回路図、
図5は上記高周波加熱装置を側面から見た概略構成図で
ある。図1の(1),(2)の箇所は、夫々図2の(1
),(2)の箇所に継ながる。また、図3の(1)〜(
5)の箇所は、夫々図4の(1)〜(5)の箇所に継な
がる。図1〜5に示す上記実施例において、図6〜図1
0に示す従来例と同一の部品には、同一番号を付してい
る。
明する。図1,2は本発明の実施例の高周波加熱装置の
簡略化した回路図、図3,4は上記高周波加熱装置がオ
ーブン・グリルの複合機能を有することを示す回路図、
図5は上記高周波加熱装置を側面から見た概略構成図で
ある。図1の(1),(2)の箇所は、夫々図2の(1
),(2)の箇所に継ながる。また、図3の(1)〜(
5)の箇所は、夫々図4の(1)〜(5)の箇所に継な
がる。図1〜5に示す上記実施例において、図6〜図1
0に示す従来例と同一の部品には、同一番号を付してい
る。
【0017】オーブン・グリルの複合機能を有する高周
波加熱装置300の絶対湿度センサー2は、大気中に露
出された開放型のサーミスタR1と乾燥した空気中に閉
じ込められた密閉型のサーミスタR2とからなる第1直
列回路SR1からなる。上記高周波加熱装置300は、
2つの抵抗R3とR4とからなる第2直列回路SR2と
、上記第1直列回路SR1とを並列に接続してなるブリ
ッジ回路4を備えている。このブリッジ回路4の中点M
1およびM2は比較増幅器5の入力部−および+にそれ
ぞれ接続されている。第1直列回路SR1と第2直列回
路SR2との接続点M3とM4の間に、電流制限抵抗R
5を介して絶対湿度センサー2に電流を供給する直流電
源6を接続している。加熱制御回路700はRAM,C
PUおよびROMを含む。加熱制御回路700は、A/
D変換器8およびインターフェース9を介して、比較増
幅器5からの絶対湿度検出信号Vを受ける。一方、絶対
湿度センサー2をなす第1直列回路SR1の中点M1か
らサーミスタ信号VR2がA/D変換器80およびイン
ターフェース9を介して加熱制御回路700に与えられ
る。また、加熱制御回路700には電気信号によって、
記憶内容を書き換えることのできるエレクトリカリィ・
イレーザブル・プログラマブルROM(以下、「E2P
ROM」という。)220が接続されている。このE2
PROM220は、加熱制御回路700およびE2PR
OM220への電源供給が遮断された後も、その記憶内
容を保持し続ける機能を有している。
波加熱装置300の絶対湿度センサー2は、大気中に露
出された開放型のサーミスタR1と乾燥した空気中に閉
じ込められた密閉型のサーミスタR2とからなる第1直
列回路SR1からなる。上記高周波加熱装置300は、
2つの抵抗R3とR4とからなる第2直列回路SR2と
、上記第1直列回路SR1とを並列に接続してなるブリ
ッジ回路4を備えている。このブリッジ回路4の中点M
1およびM2は比較増幅器5の入力部−および+にそれ
ぞれ接続されている。第1直列回路SR1と第2直列回
路SR2との接続点M3とM4の間に、電流制限抵抗R
5を介して絶対湿度センサー2に電流を供給する直流電
源6を接続している。加熱制御回路700はRAM,C
PUおよびROMを含む。加熱制御回路700は、A/
D変換器8およびインターフェース9を介して、比較増
幅器5からの絶対湿度検出信号Vを受ける。一方、絶対
湿度センサー2をなす第1直列回路SR1の中点M1か
らサーミスタ信号VR2がA/D変換器80およびイン
ターフェース9を介して加熱制御回路700に与えられ
る。また、加熱制御回路700には電気信号によって、
記憶内容を書き換えることのできるエレクトリカリィ・
イレーザブル・プログラマブルROM(以下、「E2P
ROM」という。)220が接続されている。このE2
PROM220は、加熱制御回路700およびE2PR
OM220への電源供給が遮断された後も、その記憶内
容を保持し続ける機能を有している。
【0018】また、上記高周波加熱装置300は、図4
に示すように、高圧トランス13と高圧コンデンサ14
と高圧ダイオード15からなる半波倍電圧回路16への
駆動電源供給を制御するマイクロ波リレー10と、マグ
ネトロン12を冷却するとともに加熱室19に送風する
ための冷却ファンモータ17への駆動電源供給を制御す
るFMリレー11と、コンベクションモータ23への駆
動電源供給を制御するスイッチ回路であるCMリレー2
7と、オーブン用ヒーター24への駆動電源供給を制御
するスイッチ回路であるオーブンリレー28と、グリル
用ヒーター30への駆動電源供給を制御するスイッチ回
路であるグリルリレー29とを備えている。上記マイク
ロ波リレー10とFMリレー11とCMリレー27とオ
ーブンリレー28とグリルリレー29は、上記加熱制御
回路700が発生する加熱用および停止用の運転制御信
号により制御される。
に示すように、高圧トランス13と高圧コンデンサ14
と高圧ダイオード15からなる半波倍電圧回路16への
駆動電源供給を制御するマイクロ波リレー10と、マグ
ネトロン12を冷却するとともに加熱室19に送風する
ための冷却ファンモータ17への駆動電源供給を制御す
るFMリレー11と、コンベクションモータ23への駆
動電源供給を制御するスイッチ回路であるCMリレー2
7と、オーブン用ヒーター24への駆動電源供給を制御
するスイッチ回路であるオーブンリレー28と、グリル
用ヒーター30への駆動電源供給を制御するスイッチ回
路であるグリルリレー29とを備えている。上記マイク
ロ波リレー10とFMリレー11とCMリレー27とオ
ーブンリレー28とグリルリレー29は、上記加熱制御
回路700が発生する加熱用および停止用の運転制御信
号により制御される。
【0019】加熱室19の後面には、オーブン用ヒータ
ー24とコンベクションモータ23とコンベクションフ
ァン25と、これらを固定すると共に風向を整えるコン
ベクションファンダクト26を設けている。また、加熱
室19の天面にはグリル加熱の熱源であるグリル用ヒー
ター30が設けられ、さらにそれを覆うかたちで反射板
32が設けられている。
ー24とコンベクションモータ23とコンベクションフ
ァン25と、これらを固定すると共に風向を整えるコン
ベクションファンダクト26を設けている。また、加熱
室19の天面にはグリル加熱の熱源であるグリル用ヒー
ター30が設けられ、さらにそれを覆うかたちで反射板
32が設けられている。
【0020】マイクロ波加熱を行う場合、上記高周波加
熱装置300は、加熱制御回路700からの運転制御信
号によってFMリレー11を閉じて冷却ファンモータ1
7を駆動する。冷却ファンモータ17によって外部から
導入された外気はマグネトロン12を冷却した後、加熱
室19内に送り込まれる。同時に、上記加熱制御回路7
00は、マイクロ波リレー10を閉じて、高圧トランス
13と高圧コンデンサ14と高圧ダイオード15からな
る半波倍電圧回路16に電源を接続して、マグネトロン
12に高電圧を印加して、マグネトロン12を高周波で
発振させる。マグネトロン12から発せられたマイクロ
波は、導波管によって加熱室19に導かれ、被加熱物1
の水分子を振動させて被加熱物1を加熱する。加熱室1
9内に送り込まれた外気は、被加熱物1の温度上昇とと
もに被加熱物1内部より発生した水蒸気を含んで、排気
口20より排気ダクト21に送り出され、高周波加熱装
置300の外へ排出される。
熱装置300は、加熱制御回路700からの運転制御信
号によってFMリレー11を閉じて冷却ファンモータ1
7を駆動する。冷却ファンモータ17によって外部から
導入された外気はマグネトロン12を冷却した後、加熱
室19内に送り込まれる。同時に、上記加熱制御回路7
00は、マイクロ波リレー10を閉じて、高圧トランス
13と高圧コンデンサ14と高圧ダイオード15からな
る半波倍電圧回路16に電源を接続して、マグネトロン
12に高電圧を印加して、マグネトロン12を高周波で
発振させる。マグネトロン12から発せられたマイクロ
波は、導波管によって加熱室19に導かれ、被加熱物1
の水分子を振動させて被加熱物1を加熱する。加熱室1
9内に送り込まれた外気は、被加熱物1の温度上昇とと
もに被加熱物1内部より発生した水蒸気を含んで、排気
口20より排気ダクト21に送り出され、高周波加熱装
置300の外へ排出される。
【0021】オーブン加熱を行う場合、加熱制御回路7
00は、運転制御信号によってオーブンリレー28およ
びCMリレー27をオンして、オーブン用ヒーター24
を発熱させると供にコンベクションモータ23を回転さ
せる。上記コンベクションモータ23の回転軸に固定し
たコンベクションファン25は、オーブン用ヒーター2
4が暖めた熱風を、加熱室19の後板の送風口31から
噴き出す。この熱風は、加熱室19内の被加熱物1を焼
き上げる。被加熱物1から発せられる水蒸気の量は被加
熱物1の温度上昇とともに増加し、コンベクションモー
タ23の送風によって排気ダクト21に送り出される。 一方、オーブン用ヒーター24の熱はコンベクションダ
クト26を介して加熱室19の後面に伝わり排気ダクト
21を介して絶対湿度センサー2へと伝わっていく。
00は、運転制御信号によってオーブンリレー28およ
びCMリレー27をオンして、オーブン用ヒーター24
を発熱させると供にコンベクションモータ23を回転さ
せる。上記コンベクションモータ23の回転軸に固定し
たコンベクションファン25は、オーブン用ヒーター2
4が暖めた熱風を、加熱室19の後板の送風口31から
噴き出す。この熱風は、加熱室19内の被加熱物1を焼
き上げる。被加熱物1から発せられる水蒸気の量は被加
熱物1の温度上昇とともに増加し、コンベクションモー
タ23の送風によって排気ダクト21に送り出される。 一方、オーブン用ヒーター24の熱はコンベクションダ
クト26を介して加熱室19の後面に伝わり排気ダクト
21を介して絶対湿度センサー2へと伝わっていく。
【0022】グリル加熱を行う場合、加熱制御回路70
0は制御信号によってグリルリレー29およびFMリレ
ー11をオンして、グリル用ヒーター30および冷却フ
ァンモータ17へ電力を供給する。すると、グリル用ヒ
ーター30は、グリル用ヒーター30から発せられる熱
線によって、被加熱物1を加熱する。また、冷却ファン
モータ17によって外部から導入された外気は、冷却フ
ァンモータ17による送風によってマグネトロン12を
通過した後、加熱室19内に導かれ、加熱室19内の水
蒸気,煙り,臭い等を含んで排気ダクト21に、排気と
して送り出される。この排気に含まれる水蒸気の量は、
オーブン加熱時およびマイクロ波加熱時と同様に被加熱
物1の温度上昇とともに増加する。一方、グリル用ヒー
ター30が発生する熱は反射板32を介して加熱室19
の天面に伝わり排気ダクト21を介して絶対湿度センサ
ー2へと伝わって行く。
0は制御信号によってグリルリレー29およびFMリレ
ー11をオンして、グリル用ヒーター30および冷却フ
ァンモータ17へ電力を供給する。すると、グリル用ヒ
ーター30は、グリル用ヒーター30から発せられる熱
線によって、被加熱物1を加熱する。また、冷却ファン
モータ17によって外部から導入された外気は、冷却フ
ァンモータ17による送風によってマグネトロン12を
通過した後、加熱室19内に導かれ、加熱室19内の水
蒸気,煙り,臭い等を含んで排気ダクト21に、排気と
して送り出される。この排気に含まれる水蒸気の量は、
オーブン加熱時およびマイクロ波加熱時と同様に被加熱
物1の温度上昇とともに増加する。一方、グリル用ヒー
ター30が発生する熱は反射板32を介して加熱室19
の天面に伝わり排気ダクト21を介して絶対湿度センサ
ー2へと伝わって行く。
【0023】上記高周波加熱装置300は工場出荷前に
、絶対湿度センサー2によって仕上がり検知を行う各加
熱モードにおいて、負荷のない状態もしくは水蒸気を発
生しない負荷において一定時間の加熱を行う。この状態
で加熱された高周波加熱装置300は水蒸気量が一定で
ある加熱室19内の熱気を排気ダクト21に送り出し絶
対湿度センサー2の温度を上昇させる。一方、上述の様
に、オーブン用ヒーター24やグリル用ヒーター30か
ら高周波加熱装置300の本体を伝導して伝わる熱によ
ってサーミスタR1とサーミスタR2とに温度差が発生
し、絶対湿度検出信号VおよびサーミスタR1とR2の
中点M1の電位であるサーミスタ信号VR2が変化する
。このときの、サーミスタ信号VR2の変化量Vthと
、絶対湿度検出信号Vの変化量Vahおよび補正係数Q
との関係式を次の数1に示す。
、絶対湿度センサー2によって仕上がり検知を行う各加
熱モードにおいて、負荷のない状態もしくは水蒸気を発
生しない負荷において一定時間の加熱を行う。この状態
で加熱された高周波加熱装置300は水蒸気量が一定で
ある加熱室19内の熱気を排気ダクト21に送り出し絶
対湿度センサー2の温度を上昇させる。一方、上述の様
に、オーブン用ヒーター24やグリル用ヒーター30か
ら高周波加熱装置300の本体を伝導して伝わる熱によ
ってサーミスタR1とサーミスタR2とに温度差が発生
し、絶対湿度検出信号VおよびサーミスタR1とR2の
中点M1の電位であるサーミスタ信号VR2が変化する
。このときの、サーミスタ信号VR2の変化量Vthと
、絶対湿度検出信号Vの変化量Vahおよび補正係数Q
との関係式を次の数1に示す。
【0024】
【数1】Q=Vah/Vth
【0025】そして、上記関係式を、上記E2PROM
220に記憶させる。上記加熱の直前における中点M1
の電位をVR20とすると、加熱制御回路700は上記
サーミスタ信号VR2と上記E2PROM220から受
ける補正係数Qに基づき、絶対湿度検出信号Vに対して
、次の数2に示す内容の補正を行う。
220に記憶させる。上記加熱の直前における中点M1
の電位をVR20とすると、加熱制御回路700は上記
サーミスタ信号VR2と上記E2PROM220から受
ける補正係数Qに基づき、絶対湿度検出信号Vに対して
、次の数2に示す内容の補正を行う。
【0026】
【数2】Vh=V−(VR20−VR2)×Q
【002
7】加熱制御回路700は、この補正済の絶対湿度検出
信号Vhに基づいて被加熱物1の仕上がり具合を判断す
る。このように、上記高周波加熱装置300は、絶対湿
度センサー2の選別や絶対湿度センサー2の取り付け位
置の調整,選択および補正抵抗の追加を行うことなく、
上記E2PROM220に格納した補正係数Qに基づい
て上記絶対湿度センサー2の温度ドリフトを正確に補正
できる。また、絶対湿度センサーの取り付け位置の調整
,選択を行なわないので、上記取り付け位置の調整,選
択による設計上の制約をなくすることができる。また、
各加熱モード毎に補正係数Qを設定することで絶対湿度
検出信号Vの温度ドリフトを完全に補正することができ
る。したがって、上記実施例は、安価で信頼性の高い高
性能な絶対湿度検知システムを実現することができる。 また、上述の様に、上記高周波加熱装置300は、温度
上昇量および温度上昇速度が大きいオーブン・グリル加
熱時にも、絶対湿度センサー2の温度ドリフトを補正で
きるので、オーブン・グリル加熱時に絶対湿度センサー
2を被加熱物1の仕上がり検知に使用できる。
7】加熱制御回路700は、この補正済の絶対湿度検出
信号Vhに基づいて被加熱物1の仕上がり具合を判断す
る。このように、上記高周波加熱装置300は、絶対湿
度センサー2の選別や絶対湿度センサー2の取り付け位
置の調整,選択および補正抵抗の追加を行うことなく、
上記E2PROM220に格納した補正係数Qに基づい
て上記絶対湿度センサー2の温度ドリフトを正確に補正
できる。また、絶対湿度センサーの取り付け位置の調整
,選択を行なわないので、上記取り付け位置の調整,選
択による設計上の制約をなくすることができる。また、
各加熱モード毎に補正係数Qを設定することで絶対湿度
検出信号Vの温度ドリフトを完全に補正することができ
る。したがって、上記実施例は、安価で信頼性の高い高
性能な絶対湿度検知システムを実現することができる。 また、上述の様に、上記高周波加熱装置300は、温度
上昇量および温度上昇速度が大きいオーブン・グリル加
熱時にも、絶対湿度センサー2の温度ドリフトを補正で
きるので、オーブン・グリル加熱時に絶対湿度センサー
2を被加熱物1の仕上がり検知に使用できる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の高周波加熱装置は、温度ドリフト情報格納手段が格納
する温度ドリフト情報は、加熱手段の加熱によって被加
熱物から水蒸気が発生しない場合における密閉型のサー
ミスタの抵抗値の変化量に対する湿度検出信号の変化量
を表わす。また、抵抗値検出手段は、上記密閉型のサー
ミスタの抵抗値を検出して、この抵抗値を表わす抵抗値
信号を発生する。そして、湿度検出信号補正手段は、上
記温度ドリフト情報と上記抵抗値信号の変化量とに基づ
いて、絶対湿度センサーの温度変化に対する湿度検出信
号の変化量を算出して、算出した上記変化量に基づいて
上記湿度検出信号を補正する。
の高周波加熱装置は、温度ドリフト情報格納手段が格納
する温度ドリフト情報は、加熱手段の加熱によって被加
熱物から水蒸気が発生しない場合における密閉型のサー
ミスタの抵抗値の変化量に対する湿度検出信号の変化量
を表わす。また、抵抗値検出手段は、上記密閉型のサー
ミスタの抵抗値を検出して、この抵抗値を表わす抵抗値
信号を発生する。そして、湿度検出信号補正手段は、上
記温度ドリフト情報と上記抵抗値信号の変化量とに基づ
いて、絶対湿度センサーの温度変化に対する湿度検出信
号の変化量を算出して、算出した上記変化量に基づいて
上記湿度検出信号を補正する。
【0029】したがって、本発明によれば、絶対湿度セ
ンサーの選別および絶対湿度センサーの取り付け位置の
調整,選択および補正抵抗の追加を実施することなく、
絶対湿度センサーの温度ドリフトを正確に補正すること
ができて、安価で信頼性の高い高性能な絶対湿度検知シ
ステムを備えた高周波加熱装置を実現できる。また、絶
対湿度センサーの取り付け位置の調整,選択を行なう必
要がないので、上記取り付け位置の調整,選択による設
計上の制約をなくすることができる。しかも、温度上昇
量および温度上昇速度が大きいオーブン・グリル加熱時
にも絶対湿度センサーを被加熱物の仕上がり検知に使用
することができる。
ンサーの選別および絶対湿度センサーの取り付け位置の
調整,選択および補正抵抗の追加を実施することなく、
絶対湿度センサーの温度ドリフトを正確に補正すること
ができて、安価で信頼性の高い高性能な絶対湿度検知シ
ステムを備えた高周波加熱装置を実現できる。また、絶
対湿度センサーの取り付け位置の調整,選択を行なう必
要がないので、上記取り付け位置の調整,選択による設
計上の制約をなくすることができる。しかも、温度上昇
量および温度上昇速度が大きいオーブン・グリル加熱時
にも絶対湿度センサーを被加熱物の仕上がり検知に使用
することができる。
【図1】 本発明の高周波加熱装置の一実施例の簡略
化した回路図である。
化した回路図である。
【図2】 本発明の高周波加熱装置の一実施例の簡略
化した回路図である。
化した回路図である。
【図3】 上記実施例の高周波加熱装置がオーブン・
グリルの複合機能を有することを示す回路図である。
グリルの複合機能を有することを示す回路図である。
【図4】 上記実施例の高周波加熱装置がオーブン・
グリルの複合機能を有することを示す回路図である。
グリルの複合機能を有することを示す回路図である。
【図5】 上記実施例の高周波加熱装置を側面から見
た概略図である。
た概略図である。
【図6】 従来の高周波加熱装置を正面から見た概略
構成図である。
構成図である。
【図7】 従来の高周波加熱装置の簡略化した回路図
である。
である。
【図8】 従来の高周波加熱装置の簡略化した回路図
である。
である。
【図9】 従来の高周波加熱装置の回路図である。
【図10】 従来の高周波加熱装置の回路図である。
1 被加熱物、
2 絶対湿度センサー、 3,300 高周波加熱装置、 4 ブリ
ッジ回路、 5 比較増幅器、 6
直流電源、7,700 加熱制御回路、
8,80 A/D変換器、 9 インターフェース、 10
マイクロ波リレー、 11 FMリレー、 1
2 マグネトロン、 13 高圧トランス、 14
高圧コンデンサ、 15 高圧ダイオード、 16半
波倍電圧回路、 17 冷却ファンモータ、 18
導波管、19 加熱室、
20 排気口、21 排気
ダクト、 220 E2PR
OM、 23 コンベクションモータ、 24
オーブン用ヒーター、 25 コンベクションファン、 26
コンベクションダクト、 27 CMリレー、 2
8 オーブンリレー、 29 グリルリレー、 30
グリル用リレー、 31 オーブン送風口、 32
反射板。
2 絶対湿度センサー、 3,300 高周波加熱装置、 4 ブリ
ッジ回路、 5 比較増幅器、 6
直流電源、7,700 加熱制御回路、
8,80 A/D変換器、 9 インターフェース、 10
マイクロ波リレー、 11 FMリレー、 1
2 マグネトロン、 13 高圧トランス、 14
高圧コンデンサ、 15 高圧ダイオード、 16半
波倍電圧回路、 17 冷却ファンモータ、 18
導波管、19 加熱室、
20 排気口、21 排気
ダクト、 220 E2PR
OM、 23 コンベクションモータ、 24
オーブン用ヒーター、 25 コンベクションファン、 26
コンベクションダクト、 27 CMリレー、 2
8 オーブンリレー、 29 グリルリレー、 30
グリル用リレー、 31 オーブン送風口、 32
反射板。
Claims (1)
- 【請求項1】 被加熱物を加熱する加熱手段と、上記
被加熱物が発生する水蒸気によって抵抗値が変化する開
放型のサーミスタと上記被加熱物が発生する水蒸気によ
って抵抗値が変化しない密閉型のサーミスタとを直列に
接続してなる絶対湿度センサーと、上記開放型のサーミ
スタの抵抗値と密閉型のサーミスタの抵抗値との比を検
出して、この比に応じた湿度検出信号を発生する湿度検
出信号発生手段と、上記湿度検出信号発生手段からの湿
度検出信号を受けて、この湿度検出信号に基づいて被加
熱物の仕上がり具合を判断すると共に、上記加熱手段を
制御する加熱制御手段を備えた高周波加熱装置において
、上記密閉型のサーミスタの抵抗値を検出して、この抵
抗値を表わす抵抗値信号を発生する抵抗値検出手段と、
上記加熱手段の加熱によって被加熱物から水蒸気が発生
しない場合における、上記密閉型のサーミスタの抵抗値
の変化量に対する上記湿度検出信号の変化量を表わす温
度ドリフト情報を格納した温度ドリフト情報格納手段と
、上記抵抗値検出手段からの抵抗値信号を受けて、この
抵抗値信号の変化量と上記温度ドリフト情報格納手段が
格納する温度ドリフト情報とに基づいて、上記絶対湿度
センサーの温度変化に対する上記湿度検出信号の変化量
を算出して、算出した上記変化量に基づいて、上記湿度
検出信号を補正する湿度検出信号補正手段とを備えるこ
とを特徴とする高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3038402A JP2786749B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3038402A JP2786749B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 高周波加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04278120A true JPH04278120A (ja) | 1992-10-02 |
| JP2786749B2 JP2786749B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=12524303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3038402A Expired - Fee Related JP2786749B2 (ja) | 1991-03-05 | 1991-03-05 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2786749B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6441003U (ja) * | 1987-08-31 | 1989-03-10 |
-
1991
- 1991-03-05 JP JP3038402A patent/JP2786749B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6441003U (ja) * | 1987-08-31 | 1989-03-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2786749B2 (ja) | 1998-08-13 |
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