JPH04278457A - 送受並置型の超音波探触子 - Google Patents

送受並置型の超音波探触子

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JPH04278457A
JPH04278457A JP3064091A JP6409191A JPH04278457A JP H04278457 A JPH04278457 A JP H04278457A JP 3064091 A JP3064091 A JP 3064091A JP 6409191 A JP6409191 A JP 6409191A JP H04278457 A JPH04278457 A JP H04278457A
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Yoshihisa Okita
大北 芳久
Shigeyuki Kawakami
川上 繁幸
Akihiro Kanetani
章宏 金谷
Soji Sasaki
佐々木 荘二
Fumito Iwasaki
史十 岩崎
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、送受並置型の超音波
探触子に関し、詳しくは、超音波探傷装置において、超
音波送信ブロックと受信ブロックとを並置した、いわゆ
る送受並置型の超音波探触子により超音波探傷を行う場
合にその探傷領域を表面近傍及び比較的深い領域まで拡
大できるような送受並置型の超音波探触子に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波探傷装置において使用される探触
子の1つとして送受並置型の超音波探触子がある。この
探触子は、送信側の回路と受信側の回路とが分離できる
ので送信側の信号が受信側に混合することが抑制され、
かつ、送信時に探触子内部での超音波の多重反射による
ノイズの発生が少ない利点があって、特に、表面近傍や
比較的浅い領域にある欠陥を検出するのに便利である。 図4は、この種の従来の送受並置型の基本的な超音波探
触子の縦断面図を示すものであって、11は、送信側ブ
ロック、12は受信側ブロックである。送信側ブロック
11は、送波子1とこの送波子1がその上部に載置され
たシュー3とで構成され、受信側ブロック12は、受波
子2とこの受波子2がその上部に載置されたシュー4と
で構成されている。送波子1と受波子2とは、一般的に
それぞれ所要の周波数の超音波を送信,受信する圧電振
動子が用いられる。なお、P−P,Q−Qは、それぞれ
送波子1と受波子2の音軸である。シュー3及び4は、
それぞれ送波子1と受波子2と被検体5との間で超音波
ビーム1a及び被検体内からのエコー2aを伝達するた
めの音響部材であって、これらは、隣接されて並設され
、これらの間には遮音板7が設けられて一体化されてい
る。この遮音板7を介在させることでシュー3と4との
間の超音波の漏れが防止できる。なお、これらシュー3
,4の前方の先端面3Aと4A及び被検体の表面5Aと
の間には音響的接触媒質6が施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4に示すような従来
の送波子と受波子とが並置された形式の超音波探触子で
は、送波子1に加えられる強い送信パルス信号が受波子
2側に直接印加されることがないので、被検体5の比較
的表層部に存在する欠陥のエコーを受信することが容易
である。このような送受並置型の超音波探触子にあって
は、被検体5の内部で形成される送波子1の感度指向領
域1bと受波子2の感度指向領域2bとが交叉重畳する
領域ABDCが超音波探傷できる領域になる。逆に言え
ば、領域ABDCの上限A点よりさらに表層の領域と、
下限D点よりさらに深部の領域では有効な探傷感度が得
られない。
【0004】このようなことから、被検体のごく表層部
と深部に存在する欠陥等の反射源が検知されない欠点が
ある。しかも、この種の探触子は、超音波ビームの指向
性領域をより傾斜させて表層部側に近付けると、深部側
が浅くなり、その傾斜を少なくして深部側を深くすると
表層部側も深くなるという相関関係にある。そこで、表
層部探傷用と深層部探傷用の両者の探触子が必要になる
。この発明はこのような従来技術の問題点を解決するも
のであって、被検体の深部方向にも表層部方向にも探傷
領域をより拡大することができる送受並置型の超音波探
触子を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るためのこの発明の送受並置型の超音波探触子の特徴は
、従来用いられている1対の送,受波子を並置した形式
の探触子の欠点を解消するため、送,受波子のシューの
先端部に超音波ビームを拡散させるようなレンズ機能を
設けることによって、被検体内に形成される送波子及び
受波子の感度指向領域の重畳部分が被検体のごく表面近
傍から極めて深部に及ぶようにし、被検体の深さの方向
に広範囲に亙って欠陥検出範囲を与えるようにしたもの
である。
【0006】
【作用】このように、送,受波子のシュー端面でのレン
ズ作用によって、被検体内に拡散性の超音波ビーム音場
を形成することにより、送波,受波両者の場合のビーム
音場が重畳する領域が被検体のごく表層部から極めて深
部にまで及び、結局被検体の表面直下から深部に亙る広
範囲の深さに存在する欠陥の探傷が1個の探触子のみで
可能になる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を用
いて説明する。図1は、この発明の送受並置型の超音波
探触子を適用した探触子の基本構成を示す一実施例の縦
断面説明図、図2は、この発明の送受並置型の超音波探
触子をリニアアレイ探触子に適用した他の実施例の説明
図、図3は、この発明の送受並置型の超音波探触子をア
ークアレイ探触子に適用した他の実施例に説明図である
。なお、各図において図4と同等のものは同一の符号を
用い、その構成要素についての説明を割愛する。
【0008】図1は、送受並置型の超音波探触子10を
受波子と送波子の音軸に沿って遮音板7と直角となる面
で縦に割った断面図を示している。なお、この探触子1
0は、切断面に平行な面で前後に断面を採っても図1と
同じ断面図形が現れる立体形状をしている。図において
、13は、送信側ブロックであり、14は受信側ブロッ
クである。送信側ブロック13は、送波子1とこの送波
子1がその上部に載置されたシュー31とで構成され、
受信側ブロック14は、受波子2とこの受波子2がその
上部に載置されたシュー41とで構成されている。 それぞれのシュー31,41の先端面31A,41Aは
、送波子1,受波子2の音軸P−P1 ,Q−Q1 を
含む断面内で一定の曲率を有する曲面になっていて音響
的レンズ機能を持っている。このレンズの前面に当たる
先端面31A,41Aと被検体5の表面5Aとの間隙の
部分には超音波を伝達するための液体又はペースト状の
超音波伝達媒質8が充填されている。
【0009】この超音波伝達媒質8は、柔軟なゴム膜状
液のう9に収容され、保持されている。いま、送波子1
から送出された超音波ビーム1aaがシュー31を伝搬
し、先端面31Aに至るとすると、この先端面31Aで
は音速度がシュー31の材質より小なる超音波伝達媒質
8に接し、かつ適当な曲率の凸面を形状をしていること
から上記超音波ビーム1aaが被検体5に透入する際に
は拡散性ビームとなる。その結果、これにより扇状の感
度指向領域1bbが形成される。同様に受波子2につい
てもシュー41が送波子側シュー31とここでは対称な
形態に作られているので、送波子側感度指向領域1bb
と対称な感度指向領域2bbが形成されていて、この領
域内で被検体5内からの反射されるエコー2aaが受信
される。
【0010】その結果、感度指向領域1bb,2bbの
両者の重畳部分A1 B1 D1 C1 のの上限A1
 は、図4におけるAの位置よりも一層被検体5の表面
5Aに近接させることができる。一方、下限D1 は図
4におけるDの位置よりもはるかに深い位置に形成され
る。あるいは先端面31A,41Aの曲率を変えること
で感度指向領域1bb,2bbを重畳させる領域を延ば
して無限に深い位置まで探傷領域を広げることもできる
。また、上述のようにシュー31,41の先端面31A
,41Aを凸面に形成させることにより、感度指向領域
1bb,2bbの重畳領域A1 B1 D1 C1は、
被検体5のごく表面近傍から極めて深部の領域まで広い
範囲に及ぶので、それに応じて検知可能な欠陥の存在す
る深さも広範囲に亙る。
【0011】図2は、この発明をリニアアレイの探触子
100に適用した一実施例を示す図で、(a)は、図1
に対応する縦断面図であり、(b)は、その側面図であ
る。101は、総数N個の送波用振動素子1011 ,
1012 ,…,101i ,…,101Nが配列され
た探触子100のアレイ式送波子であり、102はN個
の受波用振動素子1021 ,1022 ,…,102
i ,…,102Nが配列された探触子100のアレイ
式受波子である。  送波用振動素子101i(i=1
〜N)と受波用振動素子102i(i=1〜N)とは、
それぞれ対応する位置のものが対になって対称な位置関
係に配置されていて、これらそれぞれが図1に示す探触
子10の送波子と受波子とに対応している。また、送波
子101及び受波子102に結合されているシュー10
3及び104の先端面103A,104Aは、図1の場
合と同様に曲面が形成されていて、ビーム拡散性のレン
ズとなっている。
【0012】したがって、これは、各送波用振動素子1
01i(i=1〜N)と受波用振動素子102i(i=
1〜N)とシュー103及び104の先端面103A,
104Aとにより図1に示す送信ブロックと受信ブロッ
クを単位とした複数の送受信素子がN個直線状に並設さ
れて配列され、それぞれのシューと遮音板とが共通にな
って一体化されている形態の探触子になる。そこで、例
えば、送波用振動素子101i(i=1〜N)と受波用
振動素子102i(i=1〜N)とのうち、いくつかを
群として駆動するとすると、i番地から始まって連接す
るk個の振動素子対(101i,102i),(101
i+1 ,102i+1 ),……,(101i+k−
1 ,102i+k−1 )が同時に送,受波動作を行
うことによって超音波ビーム101aiが送出され、そ
の指向領域は、101bi(同図(b)参照)となる。 このとき受波用振動素子群による102biなる受信感
度指向領域からのエコー102aiの受信が可能になる
【0013】その結果、送信ビームの指向領域101b
iと受信感度指向領域102biとが重畳する領域AA
1iB1iD1iC1iの上限A1iと下限D1iとで
定まる範囲の表層部から深さ方向に亙る広い範囲でエコ
ーを検知することが可能になる。言い換えれば、この領
域で欠陥を検出することができる。なお、この場合には
、上述の送,受波動作をi=1,2,……,N−k+1
の順に、図示していない電子的スイッチング制御回路部
によって順次切換えて行わせることによって、超音波ビ
ームのリニア走査が遂行される。このようにリニアアレ
イ探触子100においても、シュー103,104の先
端面103A,104Aにレンズ機能を与えることによ
り、被検体のごく表層部から極めて深部に亙って電子的
リニア走査による欠陥検査ができる。
【0014】図3は、この発明をアークアレイ探触子に
適用した一実施例を示す図で、(a)は、図1に対応す
る縦断面図であり、(b)は、その側面図である。円弧
状端面をもつ扇形のシュー203,204の上記端面2
03B,204BにはそれぞれM個の圧電振動素子から
なるアレイ式送波子201及び同受波子202が設けら
れている。そのそれぞれのM個の圧電振動子201i(
i=1からM)とM個の圧電振動子202i(i=1か
らM)とがアークアレイ探触子200の音軸P−P2 
及びQ−Q2 を含む縦断面の周面に配列されている。 図2の場合と同様に送波子201及び受波子202の各
々M個の振動素子群のうちi,i+1,……,i+l−
1番地のl個の振動素子を同時あるいはタイミングをず
らせて送,受信動作させ、被検体5の内部で超音波ビー
ム201aiが送出され、その指向領域を201biと
する。202biなる受信感度指向領域からのエコー2
02aiの受信を上記l個の受波子側振動素子群によっ
て行う。
【0015】円弧状に配列された送,受波子201,2
02の円弧中心Oの位置にシュー203,204の前方
の先端面203A,204Aの側面の中央位置をほぼ合
致させ、かつ上記中心Oにおいて被検体表面5Aに接す
る場合は、送,受信されるビーム201ai,202a
i(i=1,2,……,M−l+1)は、点Oを中心と
して被検体5内で扇状の偏向走査が行われる。このとき
、送波子201あるいは受波子202の各圧電素子が配
列されている円弧の中心Oを通り、かつ送波子201の
音軸P−P2 と受波子202の音軸Q−Q2 を含む
断面内で、シュー203,204の先端面203A,2
04Aを図示の如く適当な曲率の凸面に形成させると、
被検体5の内部の上記断面における、送,受波子の感度
指向領域201bi,202biは、それぞれ広がりを
生じる。そこで、その重畳部分A2iB2iD2iC2
iは、被検体5のごく浅い領域から極めて深部の領域に
まで及び、広範囲の深さに亙り、広い範囲での探傷が可
能になる。
【0016】以上説明してきたが、実施例では、リニア
アレイやアークアレイを例に挙げているが、このような
探触子に限らず、この発明は、各種の探触子に適用でき
る。また、シューの先端面の断面形状は、実施例で挙げ
たものに限定されるものではなく、超音波ビームを拡散
する形状になっていればよい。
【0017】
【発明の効果】以上に述べたように、この発明になる超
音波探傷用探触子によれば、送,受波子のシュー端面で
のレンズ作用によって、被検体内に拡散性の超音波ビー
ム音場を形成することにより、送波,受波両者の場合の
ビーム音場が重畳する領域が被検体のごく表層部から極
めて深部にまで及び、結局被検体の表面直下から深部に
亙る広範囲の深さに存在する欠陥の探傷が1個の探触子
のみで可能になる。したがって、従来の送受並置式の探
触では達成されない優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  図1は、この発明の送受並置型の超音波探
触子を適用した探触子の基本構成を示す一実施例の縦断
面説明図である。
【図2】  図2は、この発明の送受並置型の超音波探
触子をリニアアレイ探触子に適用した他の実施例の説明
図である。
【図3】  図3は、この発明の送受並置型の超音波探
触子をアークアレイ探触子に適用した他の実施例の説明
図である。
【図4】  図4は、従来の送受並置形超音波探傷用探
触子の感度指向領域を示した説明図である。
【符号の説明】
1…送波子、2…受波子、3,4…シュー、5…被検体
、6…音響的接触媒体、7…遮音板、8…超音波伝達媒
質、9…ゴム膜状液のう、10…送受並置型の超音波探
触子、11,13…送信側ブロック、12,14…受信
側ブロック、31,103,203…送波子側のシュー
、31A,103A,203A…送波子側のシューの先
端面、41,104,204…受信側のシュー、41A
,104A,203…受信側のシューの先端面、101
1 ,1012 ,101N…リニア走査式アレイ探触
子の送波子振動素子、  1021 ,1022 ,1
02N…リニアアレイ探触子の受波子振動素子、103
…リニア走査式アレイ探触子の送波子側シュー、103
A…シューの先端面、104…リニアアレイ探触子の受
波子側のシュー、104A…シューの先端面、2011
 ,2012 ,201M…アークアレイ探触子の送波
子振動素子、2021 ,2022 ,……,202M
…アークアレイ探触子の受波子振動素子。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  送信用の超音波振動子とそのシューと
    からなる送信ブロックとこれに隣接して並設された受信
    用の超音波振動子とそのシューとからなる受信ブロック
    とを有し、前記送信ブロックの縦断面における前記シュ
    ーの先端側の形状が前記受信ブロック側に向かって内側
    に傾斜する超音波ビーム拡散面となっていて、かつ、前
    記受信ブロックの縦断面における前記シューの先端側の
    形状が前記送信ブロック側に向かって内側に傾斜する超
    音波ビーム拡散面となっていて、前記送信ブロックと前
    記受信ブロックとが送受信する超音波ビームの指向領域
    の一部が重複し、前記傾斜により形成される凹部の空間
    に超音波伝達媒質が充填されていることを特徴とする送
    受並置型の超音波探触子。
  2. 【請求項2】  送信ブロックと受信ブロックとが遮音
    板を介して一体化され、前記送信ブロックと受信ブロッ
    クの各シューの先端側の形状が前記遮音板に対して対称
    となっていることを特徴とする請求項1記載の送受並置
    型の超音波探触子。
  3. 【請求項3】  送信ブロックと受信ブロックとが遮音
    板を介して一体化された対を単位素子とし、複数個の前
    記単位素子が超音波探傷方向に対して直角な方向に直線
    状に並設され、かつ、前記送信ブロックのシューと前記
    受信ブロックのシューと前記遮音板とがそれぞれ一体と
    なって前記単位素子の送信用と受信用のそれぞれの超音
    波振動子に対して共通に形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の送受並置型の超音波探触子。
  4. 【請求項4】  一体のシューはその周面に各単位素子
    における超音波振動子を並設した扇型になっていること
    を特徴とする請求項3記載の送受並置型の超音波探触子
  5. 【請求項5】  扇型の中心位置にシューの先端側端部
    が位置付けられることを特徴とする請求項4記載の送受
    並置型の超音波探触子。
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