JPH042811B2 - - Google Patents
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- JPH042811B2 JPH042811B2 JP57133870A JP13387082A JPH042811B2 JP H042811 B2 JPH042811 B2 JP H042811B2 JP 57133870 A JP57133870 A JP 57133870A JP 13387082 A JP13387082 A JP 13387082A JP H042811 B2 JPH042811 B2 JP H042811B2
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- Japan
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- plate
- thrust
- friction
- sub
- disposed
- Prior art date
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/12—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
- F16F15/129—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon characterised by friction-damping means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
(発明の目的)
(産業上の利用分野)
本発明は摩擦式係合円盤装置に係わり、特に車
両等に用いられ伝動軸系に生ずる捩り振動を吸収
し得る緩衝装置を具備した摩擦式係合円盤装置。 (従来技術) 車両用の摩擦式係合円盤装置は一般に、車両を
駆動するための機関からの動力を適宜車輪側へ伝
達するための歯車式変速装置を備えた動力列系に
置かれ、機関と歯車式変速装置との間の動力を必
要に応じて断続させる機能と、機関の周期的な回
転力の振動を減衰させる機能とを併せ持つている
ものである。 機関の周期的な回転力の振動は歯車式変速装置
の噛合い歯車の遊〓相俟つて、機関の回転速度が
比較的低く回転力が比較的小さい状態で歯車式変
速装置が中立状態に置かれている時には歯車の遊
〓部分に生じる歯打音である所謂中立音(ニユー
トラルノイズ)を発生させ、又、機関の回転速度
が比較的高く回転力が比較的大きい状態で歯車式
変速装置が高速段(例えば直結状態)に置かれて
いる時には先の中立音を発生させることはないが
これとは別の高周波の振動が起因したり篭り音を
発生させる。 このような振動を吸収させるには相互に矛盾し
た減衰特性を両立させた緩衝装置を設ける必要が
ある。即ち、中立音を吸収するには捩じれ剛性を
小さくし且つ減衰特性を小さくすれば良い。しか
しながら、これは機関の回転速度が比較的高く回
転力が比較的大きい状態で生ずる篭り音には用を
なさない。この篭り音に対しては、捩じれ剛性を
大とし減衰特性を大きくする必要がある。 このような減衰特性を両立させ上記の振動を吸
収すべく、機関の周期的な回転力の振動を減衰さ
せるために弾撥部材と摩擦抵抗部材と、これらを
適宜作動させる機構等を持つ緩衝装置を具備した
摩擦式係合円盤装置が各種提案されている〔特開
昭56−113845号公報、米国特許第3327820号公
報〕。 上記装置の共通した構成としては、互いに相対
回転し得るように配設された二つの部材にわたつ
て弾撥部材を配架すると共に両部材の相対回転に
対して所定の抵抗力を付与するフリクシヨンプレ
ートを設け、両部材の相対回転の角度に応じて弾
撥部材とフリクシヨンプレートとを適宜段階的に
作動させるためのコントロールプレートを備えて
いるものである。 (従来技術の課題) しかしながら、各種の実験を行う中で出願人は
次のような不具合が生ずることを確認した。即
ち、中立音を吸収すべく配設した比較的低い摩擦
抵抗力を付与するフリクシヨンプレートを作動さ
せるためのコントロールプレート、及び相互に相
対回転し得るよう配設された二つの部材の夫々の
フリクシヨンプレートに擦接する面の状態が各々
相違していることから、結果的には比較的低い摩
擦抵抗力が変化することとなり、長期にわたつて
摩擦抵抗力を安定して保つことができない。即
ち、摩擦式係合円盤装置における捩じり一回転力
特性上で生ずる(摩擦抵抗力が作用した結果とし
て表れる)所謂ヒステリシスを安定させることが
できない。 (課題を解決すための手段) 本発明は、以下の点に鑑みなされたものであ
り、コントロールプレートと第1及び第2スラス
トプレートとを同一材質で形成し、従来の不具合
を解消し得る摩擦係合円盤装置を提供せんとする
ものである。 (作用) 第1及び第2スラスト機構の第1及び第2フリ
クシヨンプレートは、その両側面のどちらで擦接
摺動しても同じ摩擦抵抗力を付与できる。さら
に、長期の使用においても押圧面とコントロール
プレートの擦接面の摩耗の進行も同程度であるこ
とから摩擦抵抗力の急激な変動もない。その結
果、ヒステリシスを長期にわたつて安定させるこ
とができる。 (実施例) 以下、本発明を図に基づき実施例について説明
する。 ハブ部材1は、その内筒部に形成されたスプラ
イン11により図示しない伝動軸(通常歯車変速
装置の入力軸となる)に連結しており、その外筒
部12には半径方向に延出してフランジ部材13
が一体的に配設されている。フランジ部材13の
両側にはフランジ部材13と並立し且つフランジ
部材13に対し相対回転可能にデイスクプレート
2及びサブプレート3が配設されており、これら
の両部材はフランジ部材13の外方に形成された
切欠部14を貫き横架された連結ピン14aによ
り固着されている。 デイスクプレート2の内径部には、ハブ部材1
の外筒部12上に回転摺動可能に支承されたブツ
シユ25が固定されている。又、外周部には、適
宜数の緩衝ばね板21が鋲21aにより固着され
ており、このばね板21の両側にはフエーシング
22が鋲22aにより固着されている。 ブツシユ25は無潤滑軸受材料、軸受材(青銅
系合金、銅・鉛系合金、アルミニウム合金、オー
バレイ合金)或いは合成樹脂材等で形成され、ハ
ブ部材1の外周部に対して相対的に安定して回転
摺動し得る。 フランジ部材13、デイスクプレート2、サブ
プレート3の夫々には、スプリング収容窓13
a,2a,3a,13b,2b,3b,13c,
2c,3cが各々形成されている。 収容窓13a,2a,3aには、端部が該窓に
共通に係合し得る座金41に端部を着座して弾撥
部材の一つであるコイルスプリングSP1が配装
されている。同様に収容窓13b,2b,3bに
は、該窓に共通に係合し得る座金42に端部を着
座して弾撥部材の一つであるコイルスプリング
SP2が配装されている。更に、収容窓13c,
2c,3cには、弾撥部材の一つであるコイルス
プリングSP3が配装されており、図示(第1図)
の如く常態では、コイルスプリングSP3の両端
部はデイスクプレート2及びサブプレート3の各
窓2c,3cの円周方向面に着座しており、フラ
ンジ部材13の窓13cから所定の回転角分でけ
離間している。コイルスプリングSP2の端部は
常態では、第1図示の如くフランジ部材13の窓
13bから所定の回転角度分だけ離間されてい
る。 フランジ部材13とデイスクプレート2及びサ
ブプレート3との間には夫々フランジ部材13に
並立してコントロールプレート51,52が配設
されている。これら両コントロールプレート5
1,52は、フランジ部材13の窓13b,13
cの半径方向内方に夫々形成された切欠部15を
貫き横架さた連結部となる連結ピン53により一
体的に結合されており、結果として切欠部15に
てフランジ部材13を跨架した形状の制御部材5
を形成している。 コントロールプレート51,52は、擦接面部
51a,52aとこれに対し軸方向に(特に第4
図を参照して図示右方に)板厚の半分乃至板厚分
だけ変位して一体的に形成されており連結部材で
ある、連結ピン53が鋲着される耳部51b,5
2bと、擦接面部51a,52aから半径方向外
方に延びコイルスプリングSP3の端部に係合さ
れる腕部51c,52cから構成されている。 前述のコントロールプレート51,52の擦接
面部51a,52aとフランジ部材13の両側面
との間に第1フリクシヨンプレート61,62が
配装されている。第1フリクシヨンプレート61
とコントロールプレート51との間には、連結ピ
ン53に結合し軸方向にのみ移動可能に第1スラ
ストプレート63が配装されており、この第1ス
ラストプレート63と擦接面部51aとの間に弾
装された第1弾撥部材である、例えば皿ばね64
により、第1フリクシヨンプレート61,62が
フランジ部材13の両側とコントロールプレート
51,52との間で挟圧される。以上説明した内
の第1フリクシヨンプレート61,62、第1ス
ラストプレート63、皿ばね64等で第1スラス
ト機構6を構成する。 コントロールプレート51,52、第1スラス
トプレート63とフランジ部材13との関係(常
態における)を図示すると第6図のようになる。 コントロールプレート51,52とデイスクプ
レート2及びサブプレート3との間に夫々別の第
2フリクシヨンプレート71,72が配装されて
いる。第2フリクシヨンプレート72とサブプレ
ート3との間には、軸方向に延びた突起73aが
サブプレート3の係合切欠31に軸方向にのみ移
動可能に結合して第2スラストプレート73が配
装されており、この第2スラストプレート73と
サブプレート3との間に弾装された第2弾撥部材
である、例えば別の皿ばね74により、コントロ
ールプレート51,52とデイスクプレート2及
びサブプレート3との間で第2フリクシヨンプレ
ート71,72が挟圧される。以上説明した内の
第2フリクシヨンプレート71,72、第2スラ
ストプレート73、別の皿ばね74等で第2スラ
スト機構7を構成する。 第1及び第2スラストプレート63,73は、
コントロールプレート51,52と同一の材質で
且つ同程度の表面粗度の板材から形成されてお
り、第1及び第2フリクシヨンプレート61,6
2,71,72と協働した際の摩擦係数は同じに
なる。 また、第2フリクシヨンプレートの一方71は
ブツシユ23に周知の固着手段で固定され、第2
フリクシヨンプレートの一方71とコントロール
プレートの一方51との間でのみ相対的に摩擦摺
動するとさらに効果的である。 その結果、第1及び第2フリクシヨンプレート
61,62,71,72による摩擦抵抗力が安定
する。さらに、長期の使用においてもコントロー
ルプレート51,52の擦接面の摩耗の進行も同
程度であることから、摩擦抵抗力の急激な変動も
なく、ヒステリシスは長期にわたつて安定する。 第1スラスト機構6及び第2スラスト機構7の
皿ばね64及び別の皿ばね74の各々の弾撥力
は、コントロールプレート51,52を弾撓しな
いよう設定されている。また、コントロールプレ
ート51,52は、フランジ部材13の弾撥部材
収容窓(13b,13b、及び13d,13d)
の半径方向内方に形成された各切欠部15を貫き
配設された連結ピン53により互いに連結されて
いるため、コントロールプレート51,52は第
1及び第2スラスト機構6,7の近傍で連結され
ることとなり、コントロールプレート51,52
の剛性が高くなる。また、フランジ部材13の各
窓の間にコントロールプレートの連結ピンを通す
切欠きが不用となるため、フランジ部材13の強
度を下げることなく各窓を大きくでき、捩じれ角
を大きく設定することができる。 第1スラストプレート63、皿ばね64及び第
2スラストプレート73、別の皿ばね74は、例
えば第4図示の位置に限定されのものではなく、
互いに反対側に、或いは同一方向側に配設し得る
ことは殊更云うまでもない。皿ばね64,74は
別のばね部材である波状ばね或いは円錐コイルば
ね等であつても良い。 尚、第5図に於いて附号8で示すものはバラン
ス取用の重りである。 次に、以上構成装置の作用について説明する。 ここでは主として制御部材5と第1及び第2ス
ラスト機構6及び7を中心にして、捩じり一回転
力特性との関係で説明する。説明の都合上、ハブ
部材1及びフランジ部材13を例えば第1図示状
態に固定しておいて、デイスクプレート2、サブ
プレート3、フエーシング22等が組付けられて
成るものを第1図示状態からB矢印方向(反時計
方向)へ回転変位させたとして説明する。 第1図示状態から反時計方向へ前記組付体が回
転変位されると先ずコイルスプリングSP1,SP
1が弾縮され、次いでコイルスプリングSP2,
SP2の何れか一方、続いて何れか他方が弾縮さ
れ、最後にコイルスプリングSP3,SP3が弾縮
され、第7図の第1象限に示す如く捩り角(回転
変位)が増すにつれ夫々のコイルスプリングの弾
撥力が順次加算され、その結果として現れる回転
力が変化する。又、時計方向へ戻すと逆に作用し
弾撥力が順次減算される。この作働に於て制御部
材5は、コイルスプリングSP3,SP3が弾縮さ
れるまでは前記組立体側と一体的に回転変位しフ
ランジ部材13と相対回転変位していることか
ら、第1スラスト機構6が作用しヒステリシスH
1を生じさせる。コイルスプリングSP3,SP3
が弾縮され始めると同時に連結ピン53が切欠部
15の円周方向面に当接係合し、制御部材5はフ
ランジ部材13と一体的に連結され、回転変位が
止められることから、第2スラスト機構が作用し
ヒステリシスH2を生じさせる。 以上の作働関係をまとめると第1表の如くな
る。 第1表に於て○は作働状態、×は非作働状態を
夫々示す。 次に、第1図示状態から、前記組付体を時計方
向へ回転変位した場合は前述の説明から容易に理
解されるため省略する。 尚、捩り一回転力特性としては第7図の第3象
限に示す如くなるものである。
両等に用いられ伝動軸系に生ずる捩り振動を吸収
し得る緩衝装置を具備した摩擦式係合円盤装置。 (従来技術) 車両用の摩擦式係合円盤装置は一般に、車両を
駆動するための機関からの動力を適宜車輪側へ伝
達するための歯車式変速装置を備えた動力列系に
置かれ、機関と歯車式変速装置との間の動力を必
要に応じて断続させる機能と、機関の周期的な回
転力の振動を減衰させる機能とを併せ持つている
ものである。 機関の周期的な回転力の振動は歯車式変速装置
の噛合い歯車の遊〓相俟つて、機関の回転速度が
比較的低く回転力が比較的小さい状態で歯車式変
速装置が中立状態に置かれている時には歯車の遊
〓部分に生じる歯打音である所謂中立音(ニユー
トラルノイズ)を発生させ、又、機関の回転速度
が比較的高く回転力が比較的大きい状態で歯車式
変速装置が高速段(例えば直結状態)に置かれて
いる時には先の中立音を発生させることはないが
これとは別の高周波の振動が起因したり篭り音を
発生させる。 このような振動を吸収させるには相互に矛盾し
た減衰特性を両立させた緩衝装置を設ける必要が
ある。即ち、中立音を吸収するには捩じれ剛性を
小さくし且つ減衰特性を小さくすれば良い。しか
しながら、これは機関の回転速度が比較的高く回
転力が比較的大きい状態で生ずる篭り音には用を
なさない。この篭り音に対しては、捩じれ剛性を
大とし減衰特性を大きくする必要がある。 このような減衰特性を両立させ上記の振動を吸
収すべく、機関の周期的な回転力の振動を減衰さ
せるために弾撥部材と摩擦抵抗部材と、これらを
適宜作動させる機構等を持つ緩衝装置を具備した
摩擦式係合円盤装置が各種提案されている〔特開
昭56−113845号公報、米国特許第3327820号公
報〕。 上記装置の共通した構成としては、互いに相対
回転し得るように配設された二つの部材にわたつ
て弾撥部材を配架すると共に両部材の相対回転に
対して所定の抵抗力を付与するフリクシヨンプレ
ートを設け、両部材の相対回転の角度に応じて弾
撥部材とフリクシヨンプレートとを適宜段階的に
作動させるためのコントロールプレートを備えて
いるものである。 (従来技術の課題) しかしながら、各種の実験を行う中で出願人は
次のような不具合が生ずることを確認した。即
ち、中立音を吸収すべく配設した比較的低い摩擦
抵抗力を付与するフリクシヨンプレートを作動さ
せるためのコントロールプレート、及び相互に相
対回転し得るよう配設された二つの部材の夫々の
フリクシヨンプレートに擦接する面の状態が各々
相違していることから、結果的には比較的低い摩
擦抵抗力が変化することとなり、長期にわたつて
摩擦抵抗力を安定して保つことができない。即
ち、摩擦式係合円盤装置における捩じり一回転力
特性上で生ずる(摩擦抵抗力が作用した結果とし
て表れる)所謂ヒステリシスを安定させることが
できない。 (課題を解決すための手段) 本発明は、以下の点に鑑みなされたものであ
り、コントロールプレートと第1及び第2スラス
トプレートとを同一材質で形成し、従来の不具合
を解消し得る摩擦係合円盤装置を提供せんとする
ものである。 (作用) 第1及び第2スラスト機構の第1及び第2フリ
クシヨンプレートは、その両側面のどちらで擦接
摺動しても同じ摩擦抵抗力を付与できる。さら
に、長期の使用においても押圧面とコントロール
プレートの擦接面の摩耗の進行も同程度であるこ
とから摩擦抵抗力の急激な変動もない。その結
果、ヒステリシスを長期にわたつて安定させるこ
とができる。 (実施例) 以下、本発明を図に基づき実施例について説明
する。 ハブ部材1は、その内筒部に形成されたスプラ
イン11により図示しない伝動軸(通常歯車変速
装置の入力軸となる)に連結しており、その外筒
部12には半径方向に延出してフランジ部材13
が一体的に配設されている。フランジ部材13の
両側にはフランジ部材13と並立し且つフランジ
部材13に対し相対回転可能にデイスクプレート
2及びサブプレート3が配設されており、これら
の両部材はフランジ部材13の外方に形成された
切欠部14を貫き横架された連結ピン14aによ
り固着されている。 デイスクプレート2の内径部には、ハブ部材1
の外筒部12上に回転摺動可能に支承されたブツ
シユ25が固定されている。又、外周部には、適
宜数の緩衝ばね板21が鋲21aにより固着され
ており、このばね板21の両側にはフエーシング
22が鋲22aにより固着されている。 ブツシユ25は無潤滑軸受材料、軸受材(青銅
系合金、銅・鉛系合金、アルミニウム合金、オー
バレイ合金)或いは合成樹脂材等で形成され、ハ
ブ部材1の外周部に対して相対的に安定して回転
摺動し得る。 フランジ部材13、デイスクプレート2、サブ
プレート3の夫々には、スプリング収容窓13
a,2a,3a,13b,2b,3b,13c,
2c,3cが各々形成されている。 収容窓13a,2a,3aには、端部が該窓に
共通に係合し得る座金41に端部を着座して弾撥
部材の一つであるコイルスプリングSP1が配装
されている。同様に収容窓13b,2b,3bに
は、該窓に共通に係合し得る座金42に端部を着
座して弾撥部材の一つであるコイルスプリング
SP2が配装されている。更に、収容窓13c,
2c,3cには、弾撥部材の一つであるコイルス
プリングSP3が配装されており、図示(第1図)
の如く常態では、コイルスプリングSP3の両端
部はデイスクプレート2及びサブプレート3の各
窓2c,3cの円周方向面に着座しており、フラ
ンジ部材13の窓13cから所定の回転角分でけ
離間している。コイルスプリングSP2の端部は
常態では、第1図示の如くフランジ部材13の窓
13bから所定の回転角度分だけ離間されてい
る。 フランジ部材13とデイスクプレート2及びサ
ブプレート3との間には夫々フランジ部材13に
並立してコントロールプレート51,52が配設
されている。これら両コントロールプレート5
1,52は、フランジ部材13の窓13b,13
cの半径方向内方に夫々形成された切欠部15を
貫き横架さた連結部となる連結ピン53により一
体的に結合されており、結果として切欠部15に
てフランジ部材13を跨架した形状の制御部材5
を形成している。 コントロールプレート51,52は、擦接面部
51a,52aとこれに対し軸方向に(特に第4
図を参照して図示右方に)板厚の半分乃至板厚分
だけ変位して一体的に形成されており連結部材で
ある、連結ピン53が鋲着される耳部51b,5
2bと、擦接面部51a,52aから半径方向外
方に延びコイルスプリングSP3の端部に係合さ
れる腕部51c,52cから構成されている。 前述のコントロールプレート51,52の擦接
面部51a,52aとフランジ部材13の両側面
との間に第1フリクシヨンプレート61,62が
配装されている。第1フリクシヨンプレート61
とコントロールプレート51との間には、連結ピ
ン53に結合し軸方向にのみ移動可能に第1スラ
ストプレート63が配装されており、この第1ス
ラストプレート63と擦接面部51aとの間に弾
装された第1弾撥部材である、例えば皿ばね64
により、第1フリクシヨンプレート61,62が
フランジ部材13の両側とコントロールプレート
51,52との間で挟圧される。以上説明した内
の第1フリクシヨンプレート61,62、第1ス
ラストプレート63、皿ばね64等で第1スラス
ト機構6を構成する。 コントロールプレート51,52、第1スラス
トプレート63とフランジ部材13との関係(常
態における)を図示すると第6図のようになる。 コントロールプレート51,52とデイスクプ
レート2及びサブプレート3との間に夫々別の第
2フリクシヨンプレート71,72が配装されて
いる。第2フリクシヨンプレート72とサブプレ
ート3との間には、軸方向に延びた突起73aが
サブプレート3の係合切欠31に軸方向にのみ移
動可能に結合して第2スラストプレート73が配
装されており、この第2スラストプレート73と
サブプレート3との間に弾装された第2弾撥部材
である、例えば別の皿ばね74により、コントロ
ールプレート51,52とデイスクプレート2及
びサブプレート3との間で第2フリクシヨンプレ
ート71,72が挟圧される。以上説明した内の
第2フリクシヨンプレート71,72、第2スラ
ストプレート73、別の皿ばね74等で第2スラ
スト機構7を構成する。 第1及び第2スラストプレート63,73は、
コントロールプレート51,52と同一の材質で
且つ同程度の表面粗度の板材から形成されてお
り、第1及び第2フリクシヨンプレート61,6
2,71,72と協働した際の摩擦係数は同じに
なる。 また、第2フリクシヨンプレートの一方71は
ブツシユ23に周知の固着手段で固定され、第2
フリクシヨンプレートの一方71とコントロール
プレートの一方51との間でのみ相対的に摩擦摺
動するとさらに効果的である。 その結果、第1及び第2フリクシヨンプレート
61,62,71,72による摩擦抵抗力が安定
する。さらに、長期の使用においてもコントロー
ルプレート51,52の擦接面の摩耗の進行も同
程度であることから、摩擦抵抗力の急激な変動も
なく、ヒステリシスは長期にわたつて安定する。 第1スラスト機構6及び第2スラスト機構7の
皿ばね64及び別の皿ばね74の各々の弾撥力
は、コントロールプレート51,52を弾撓しな
いよう設定されている。また、コントロールプレ
ート51,52は、フランジ部材13の弾撥部材
収容窓(13b,13b、及び13d,13d)
の半径方向内方に形成された各切欠部15を貫き
配設された連結ピン53により互いに連結されて
いるため、コントロールプレート51,52は第
1及び第2スラスト機構6,7の近傍で連結され
ることとなり、コントロールプレート51,52
の剛性が高くなる。また、フランジ部材13の各
窓の間にコントロールプレートの連結ピンを通す
切欠きが不用となるため、フランジ部材13の強
度を下げることなく各窓を大きくでき、捩じれ角
を大きく設定することができる。 第1スラストプレート63、皿ばね64及び第
2スラストプレート73、別の皿ばね74は、例
えば第4図示の位置に限定されのものではなく、
互いに反対側に、或いは同一方向側に配設し得る
ことは殊更云うまでもない。皿ばね64,74は
別のばね部材である波状ばね或いは円錐コイルば
ね等であつても良い。 尚、第5図に於いて附号8で示すものはバラン
ス取用の重りである。 次に、以上構成装置の作用について説明する。 ここでは主として制御部材5と第1及び第2ス
ラスト機構6及び7を中心にして、捩じり一回転
力特性との関係で説明する。説明の都合上、ハブ
部材1及びフランジ部材13を例えば第1図示状
態に固定しておいて、デイスクプレート2、サブ
プレート3、フエーシング22等が組付けられて
成るものを第1図示状態からB矢印方向(反時計
方向)へ回転変位させたとして説明する。 第1図示状態から反時計方向へ前記組付体が回
転変位されると先ずコイルスプリングSP1,SP
1が弾縮され、次いでコイルスプリングSP2,
SP2の何れか一方、続いて何れか他方が弾縮さ
れ、最後にコイルスプリングSP3,SP3が弾縮
され、第7図の第1象限に示す如く捩り角(回転
変位)が増すにつれ夫々のコイルスプリングの弾
撥力が順次加算され、その結果として現れる回転
力が変化する。又、時計方向へ戻すと逆に作用し
弾撥力が順次減算される。この作働に於て制御部
材5は、コイルスプリングSP3,SP3が弾縮さ
れるまでは前記組立体側と一体的に回転変位しフ
ランジ部材13と相対回転変位していることか
ら、第1スラスト機構6が作用しヒステリシスH
1を生じさせる。コイルスプリングSP3,SP3
が弾縮され始めると同時に連結ピン53が切欠部
15の円周方向面に当接係合し、制御部材5はフ
ランジ部材13と一体的に連結され、回転変位が
止められることから、第2スラスト機構が作用し
ヒステリシスH2を生じさせる。 以上の作働関係をまとめると第1表の如くな
る。 第1表に於て○は作働状態、×は非作働状態を
夫々示す。 次に、第1図示状態から、前記組付体を時計方
向へ回転変位した場合は前述の説明から容易に理
解されるため省略する。 尚、捩り一回転力特性としては第7図の第3象
限に示す如くなるものである。
【表】
(効果)
以上詳細に説明した如く、本発明によれば、第
1及び第2スラスト機構の第1及び第2フリクシ
ヨンプレートは、その両側面のどちらで擦接摺動
しても同じ摩擦抵抗力を付与できる。さらに、長
期の使用においても押圧面とコントロールプレー
トの擦接面の摩耗の進行も同程度であることから
摩擦抵抗力の急激な変動もない。その結果、ヒス
テリシスを長期にわたつて安定させることができ
るため、機関の回転に対応して伝動軸系に発生す
る振動及び該振動に起因する中立音や篭り音の低
減に大きな効果を得るものである。
1及び第2スラスト機構の第1及び第2フリクシ
ヨンプレートは、その両側面のどちらで擦接摺動
しても同じ摩擦抵抗力を付与できる。さらに、長
期の使用においても押圧面とコントロールプレー
トの擦接面の摩耗の進行も同程度であることから
摩擦抵抗力の急激な変動もない。その結果、ヒス
テリシスを長期にわたつて安定させることができ
るため、機関の回転に対応して伝動軸系に発生す
る振動及び該振動に起因する中立音や篭り音の低
減に大きな効果を得るものである。
第1図は本発明に従つた摩擦式係合円盤装置の
一実施例を示す正面図、第2図は第1図の線−
断面図、第3図は第1図の線−断面図、第
4図は第3図のA部拡大図、第5図は第1図の線
−断面部分図、第6図は第1図の構成部品の
うちのフランジ部材と制御板と第1押圧板との関
係を示す正面図、第7図は本発明に従つた摩擦式
係合円盤装置の捩じり一回転力特性を示す特性図
である。 図の主要部分の説明、1……ハブ部材、2……
デイスクプレート、3……サブプレート、6……
第1スラスト機構、7……第2スラスト機構、1
3……フランジ部材、22……フエーシング、2
3……ブツシユ、51,52……コントロールプ
レート、61,62……第1フリクシヨンプレー
ト、63……第1スラストプレート、64……皿
ばね(第1弾撥部材)、71,72……第2フリ
クシヨンプレート、73……第2スラストプレー
ト、74……別の皿ばね(第2弾撥部材)、SP
1,SP2,SP3……コイルスプリング(弾撥部
材)。
一実施例を示す正面図、第2図は第1図の線−
断面図、第3図は第1図の線−断面図、第
4図は第3図のA部拡大図、第5図は第1図の線
−断面部分図、第6図は第1図の構成部品の
うちのフランジ部材と制御板と第1押圧板との関
係を示す正面図、第7図は本発明に従つた摩擦式
係合円盤装置の捩じり一回転力特性を示す特性図
である。 図の主要部分の説明、1……ハブ部材、2……
デイスクプレート、3……サブプレート、6……
第1スラスト機構、7……第2スラスト機構、1
3……フランジ部材、22……フエーシング、2
3……ブツシユ、51,52……コントロールプ
レート、61,62……第1フリクシヨンプレー
ト、63……第1スラストプレート、64……皿
ばね(第1弾撥部材)、71,72……第2フリ
クシヨンプレート、73……第2スラストプレー
ト、74……別の皿ばね(第2弾撥部材)、SP
1,SP2,SP3……コイルスプリング(弾撥部
材)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 伝動軸に連結されるハブ部材、 該ハブ部材と一体回転するように配設されたフ
ランジ部材、 該フランジ部材と並立し前記ハブ部材に対し相
対回転可能に配設されたデイスクプレート、 該デイスクプレートの外周部に固着されたフエ
ーシング、 前記フランジ部材と並立し、且つ前記フランジ
部材を挟んで前記デイスクプレートと一体回転可
能に配設されたサブプレート、 該サブプレート、前記デイスクプレート及び前
記フランジ部材の夫々に形成された各窓に共通に
収納された弾撥部材、 前記ハブ部材と前記デイスクプレート及び前記
ハブ部材と前記サブプレートとの間に夫々配設さ
れ連結部材にて連結されるコントロールプレー
ト、 該コントロールプレートの内側面と前記フラン
ジ部材の両側面との間に配装された第1フリクシ
ヨンプレートと、該第1フリクシヨンプレートと
前記コントロールプレートとの何れか一方の間に
配装された第1スラストプレートと、該第1スラ
ストプレートと前記コントロールプレートの内側
面との間に弾装され前記第1フリクシヨンプレー
トを前記フランジ部材の両側と前記コントロール
プレートとの間で挟圧する第1弾撥部材とを有す
る第1スラスト機構、 前記コントロールプレートの外側面と前記デイ
スクプレート及び前記サブプレートとの間に配装
された第2フリクシヨンプレートと、該第2フリ
クシヨンプレートの一方と前記デイスクプレート
及び前記サブプレートとの間の何れか一方に配装
された第2スラストプレートと、該第2スラスト
プレートと前記デイスクプレート又は前記サブプ
レートの間の何れか一方に弾装され前記第2フリ
クシヨンプレートを前記デイスクプレート及び前
記サブプレートと前記コントロールプレートとの
間で挟圧する第2弾撥部材とを有する第2スラス
ト機構、を有する摩擦係合円盤装置において、 前記コントロールプレートと前記第1及び第2
スラストプレートを同一材質で形成することを特
徴とする摩擦式係合円盤装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57133870A JPS5926625A (ja) | 1982-07-31 | 1982-07-31 | 摩擦式係合円盤装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57133870A JPS5926625A (ja) | 1982-07-31 | 1982-07-31 | 摩擦式係合円盤装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5926625A JPS5926625A (ja) | 1984-02-10 |
| JPH042811B2 true JPH042811B2 (ja) | 1992-01-21 |
Family
ID=15114980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57133870A Granted JPS5926625A (ja) | 1982-07-31 | 1982-07-31 | 摩擦式係合円盤装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5926625A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59194637U (ja) * | 1983-06-09 | 1984-12-24 | 株式会社 大金製作所 | ダンパ−デイスク |
| JPS6256831U (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-08 | ||
| JPH02102023U (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-14 | ||
| EP0696694B2 (en) | 1994-07-29 | 2004-02-04 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Torque absorbing disc |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2459914A1 (fr) * | 1979-06-25 | 1981-01-16 | Ferodo Sa | Dispositif amortisseur de torsion, notamment pour embrayage de vehicule automobile |
| JPS566660U (ja) * | 1979-06-28 | 1981-01-21 | ||
| JPS56113845A (en) * | 1980-02-06 | 1981-09-08 | Daikin Mfg Co Ltd | Damper disk |
| JPS57133868A (en) * | 1981-02-02 | 1982-08-18 | Daiyo Sanso | Method of keeping vacuum of vacuum vessel |
-
1982
- 1982-07-31 JP JP57133870A patent/JPS5926625A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5926625A (ja) | 1984-02-10 |
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