JPH11173383A - ダンパーディスク組立体 - Google Patents
ダンパーディスク組立体Info
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- JPH11173383A JPH11173383A JP34336097A JP34336097A JPH11173383A JP H11173383 A JPH11173383 A JP H11173383A JP 34336097 A JP34336097 A JP 34336097A JP 34336097 A JP34336097 A JP 34336097A JP H11173383 A JPH11173383 A JP H11173383A
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 53
- 238000000926 separation method Methods 0.000 abstract description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000009089 cytolysis Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 分離ハブ型ダンパーディスク組立体において
簡単な構造で捩じり特性の1段目と2段目との間に中剛
性の特性を得る。 【解決手段】 クラッチディスク組立体1は、出力回転
体4と中間体3とプレート9と第1ばね7と第2ばね7
9とクラッチプレート12と第3ばね5とを備えてい
る。中間体3は出力回転体4の外周側に配置され、第1
軸方向側に開く第1窓孔97が形成されている。プレー
ト9は、中間体3の第1軸方向側に配置され、第1窓孔
97に対応する第2窓孔96が形成されている。第1ば
ね7は出力回転体4とプレート9とを円周方向に弾性的
に連結する。第2ばね79は、第1窓孔97及び第2窓
孔96内に配置され、プレート9と中間体3とを円周方
向に弾性的に連結する。クラッチプレート12は中間体
3とプレート9の第1軸方向側に配置されている。第3
ばね5は中間体3とクラッチプレート12とを円周方向
に弾性的に連結している。第3ばね5は第1ばね7より
ばね定数が大きく、第2ばね79よりばね定数が大き
い。
簡単な構造で捩じり特性の1段目と2段目との間に中剛
性の特性を得る。 【解決手段】 クラッチディスク組立体1は、出力回転
体4と中間体3とプレート9と第1ばね7と第2ばね7
9とクラッチプレート12と第3ばね5とを備えてい
る。中間体3は出力回転体4の外周側に配置され、第1
軸方向側に開く第1窓孔97が形成されている。プレー
ト9は、中間体3の第1軸方向側に配置され、第1窓孔
97に対応する第2窓孔96が形成されている。第1ば
ね7は出力回転体4とプレート9とを円周方向に弾性的
に連結する。第2ばね79は、第1窓孔97及び第2窓
孔96内に配置され、プレート9と中間体3とを円周方
向に弾性的に連結する。クラッチプレート12は中間体
3とプレート9の第1軸方向側に配置されている。第3
ばね5は中間体3とクラッチプレート12とを円周方向
に弾性的に連結している。第3ばね5は第1ばね7より
ばね定数が大きく、第2ばね79よりばね定数が大き
い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダンパーディスク
組立体、特に、ハブとフランジとを分割させ、その間に
複数の弾性部材を配置したダンパーディスク組立体に関
する。
組立体、特に、ハブとフランジとを分割させ、その間に
複数の弾性部材を配置したダンパーディスク組立体に関
する。
【0002】
【従来の技術】車輌のクラッチに用いられるクラッチデ
ィスク組立体は、フライホイールに連結及び連結解除さ
れるクラッチ機能と、捩じり振動を減衰するためのダン
パー機能とを有している。クラッチディスク組立体は、
クラッチ連結部と、クラッチ連結部に固定された入力側
プレートと、入力側プレートの内周側に配置されたハブ
と、ハブのフランジと入力側プレートとを円周方向に弾
性的に連結する弾性部材とを備えている。クラッチ連結
部がフライホイールに付勢されると、フライホイールか
らトルクが入力される。トルクは弾性部材を介してハブ
に伝達され、さらにトランスミッションから延びるシャ
フトに出力される。エンジンからのトルク変動がクラッ
チディスク組立体に入力されると、入力側プレートとハ
ブとの間に相対回転が生じ、弾性部材が円周方向に圧縮
される。クラッチディスク組立体は、入力側プレートと
ハブとの間に両部材が相対回転するときに摩擦抵抗を発
生するための摩擦機構をさらに備えている。摩擦機構
は、複数のワッシャや付勢部材等から構成されている。
ィスク組立体は、フライホイールに連結及び連結解除さ
れるクラッチ機能と、捩じり振動を減衰するためのダン
パー機能とを有している。クラッチディスク組立体は、
クラッチ連結部と、クラッチ連結部に固定された入力側
プレートと、入力側プレートの内周側に配置されたハブ
と、ハブのフランジと入力側プレートとを円周方向に弾
性的に連結する弾性部材とを備えている。クラッチ連結
部がフライホイールに付勢されると、フライホイールか
らトルクが入力される。トルクは弾性部材を介してハブ
に伝達され、さらにトランスミッションから延びるシャ
フトに出力される。エンジンからのトルク変動がクラッ
チディスク組立体に入力されると、入力側プレートとハ
ブとの間に相対回転が生じ、弾性部材が円周方向に圧縮
される。クラッチディスク組立体は、入力側プレートと
ハブとの間に両部材が相対回転するときに摩擦抵抗を発
生するための摩擦機構をさらに備えている。摩擦機構
は、複数のワッシャや付勢部材等から構成されている。
【0003】分離ハブ型クラッチディスク組立体は、フ
ランジをハブから分離して中間部材にするとともに、ハ
ブと中間部材を低剛性弾性部材によって円周方向に連結
したものである。このクラッチディスク組立体では、入
力側プレートとハブとの捩じり角度が広くなり、さらに
2段階の特性(低剛性・高剛性)が得られる。
ランジをハブから分離して中間部材にするとともに、ハ
ブと中間部材を低剛性弾性部材によって円周方向に連結
したものである。このクラッチディスク組立体では、入
力側プレートとハブとの捩じり角度が広くなり、さらに
2段階の特性(低剛性・高剛性)が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】クラッチディスク組立
体やトランスミッションからなる捩じり振動系にいて
は、エンジンの定常的な回転変動によってトランスミッ
ションのギア対が連続的に衝突して歯打ち音を発生させ
る。この歯打ち音の原因となる捩じり振動をクラッチデ
ィスク組立体において低減させるためには、1段目の低
剛性弾性部材のばね定数を小さくする必要がある。一
方、低周波振動等の変位角の大きな捩じり振動を減衰す
るためには2段目で機能する弾性部材のばね定数を大き
くしなければならない。このような特性を有する従来の
装置では、たとえばアイドル時のトルク変動入力時に作
動角が1段目の領域を超えて2段目の領域に及ぶジャン
ピング現象が生じる。ジャンピング現象とは、トランス
ミッション慣性がクラッチディスク組立体の捩じり特性
の2段目の弾性部材との間でキャッチボールされる現象
であり、過大な回転変動のため歯打ちレベルは通常歯打
ちレベルよりも遙かに大きくなる。
体やトランスミッションからなる捩じり振動系にいて
は、エンジンの定常的な回転変動によってトランスミッ
ションのギア対が連続的に衝突して歯打ち音を発生させ
る。この歯打ち音の原因となる捩じり振動をクラッチデ
ィスク組立体において低減させるためには、1段目の低
剛性弾性部材のばね定数を小さくする必要がある。一
方、低周波振動等の変位角の大きな捩じり振動を減衰す
るためには2段目で機能する弾性部材のばね定数を大き
くしなければならない。このような特性を有する従来の
装置では、たとえばアイドル時のトルク変動入力時に作
動角が1段目の領域を超えて2段目の領域に及ぶジャン
ピング現象が生じる。ジャンピング現象とは、トランス
ミッション慣性がクラッチディスク組立体の捩じり特性
の2段目の弾性部材との間でキャッチボールされる現象
であり、過大な回転変動のため歯打ちレベルは通常歯打
ちレベルよりも遙かに大きくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ジャンピング現象を防
止するためには、たとえば分離フランジに窓孔を設け、
その窓孔内に弾性部材を配置することが考えられる。弾
性部材はプレートによってハブ側にトルク伝達可能とな
っている。プレートはハブの外周歯に噛み合い可能な内
周歯を内周縁に有している。ここでは、プレートの内周
歯とハブの外周歯との間の隙間角度は、分離フランジの
内周歯とハブの外周歯との隙間角度より小さくなってい
る。この結果、捩じり角度も1段目では主に1段目の低
剛性弾性部材が圧縮され、ハブの外周歯がプレートの内
周歯に当接すると以後は第2弾性部材が圧縮される。こ
の結果、低剛性の1段目の両端に中剛性の特性が得られ
る。
止するためには、たとえば分離フランジに窓孔を設け、
その窓孔内に弾性部材を配置することが考えられる。弾
性部材はプレートによってハブ側にトルク伝達可能とな
っている。プレートはハブの外周歯に噛み合い可能な内
周歯を内周縁に有している。ここでは、プレートの内周
歯とハブの外周歯との間の隙間角度は、分離フランジの
内周歯とハブの外周歯との隙間角度より小さくなってい
る。この結果、捩じり角度も1段目では主に1段目の低
剛性弾性部材が圧縮され、ハブの外周歯がプレートの内
周歯に当接すると以後は第2弾性部材が圧縮される。こ
の結果、低剛性の1段目の両端に中剛性の特性が得られ
る。
【0006】しかし、この構造では、中間部材の窓孔内
に配置された第2弾性部材の軸方向両側を支持するため
に、中間部材の軸方向両側にプレートをそれぞれ配置し
なければならない。本発明の目的は、分離ハブ型ダンパ
ーディスク組立体において少ない部品点数で捩じり特性
の1段目と2段目との間に中剛性の特性を得ることにあ
る。
に配置された第2弾性部材の軸方向両側を支持するため
に、中間部材の軸方向両側にプレートをそれぞれ配置し
なければならない。本発明の目的は、分離ハブ型ダンパ
ーディスク組立体において少ない部品点数で捩じり特性
の1段目と2段目との間に中剛性の特性を得ることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のダンパ
ーディスク組立体は、ハブと第1円板状部材と中間部材
と第1弾性部材と第2弾性部材と第2円板状部材と第3
弾性部材とを備えている。第1円板状部材は、ハブの外
周側に配置され、第1軸方向側に開く第1窓孔が形成さ
れている。中間部材は、第1円板状部材の第1軸方向側
に配置され、第1窓孔に対応する第2窓孔が形成されて
いる。第1弾性部材はハブと中間部材とを円周方向に弾
性的に連結する。第2弾性部材は、第1窓孔及び第2窓
孔内に配置され、中間部材と第1円板状部材とを円周方
向に弾性的に連結する。第2円板状部材は第1円板状部
材及び中間部材の第1軸方向側に配置されている。第3
弾性部材は、第1円板状部材と第2円板状部材とを円周
方向に弾性的に連結する。
ーディスク組立体は、ハブと第1円板状部材と中間部材
と第1弾性部材と第2弾性部材と第2円板状部材と第3
弾性部材とを備えている。第1円板状部材は、ハブの外
周側に配置され、第1軸方向側に開く第1窓孔が形成さ
れている。中間部材は、第1円板状部材の第1軸方向側
に配置され、第1窓孔に対応する第2窓孔が形成されて
いる。第1弾性部材はハブと中間部材とを円周方向に弾
性的に連結する。第2弾性部材は、第1窓孔及び第2窓
孔内に配置され、中間部材と第1円板状部材とを円周方
向に弾性的に連結する。第2円板状部材は第1円板状部
材及び中間部材の第1軸方向側に配置されている。第3
弾性部材は、第1円板状部材と第2円板状部材とを円周
方向に弾性的に連結する。
【0008】このダンパーディスク組立体では、ハブと
第2円板状部材とが相対回転すると、捩じり角度の小さ
な領域では第1弾性部材がハブと第1円板状部材との間
で円周方向に圧縮される。捩じり角度が大きくなると、
第2弾性部材が中間部材と第1円板状部材との間で圧縮
され、中剛性の特性が得られる。さらに捩じり角度が大
きくなると、第1円板状部材と第2円板状部材との間で
第3弾性部材が円周方向に圧縮される。このダンパーデ
ィスク組立体では、第2弾性部材は第2軸方向側を第1
円板状部材の第1窓孔によって支持されているため、第
1円板状部材の第2軸方向側に支持部材として機能する
他の部材を設ける必要がなくなる。
第2円板状部材とが相対回転すると、捩じり角度の小さ
な領域では第1弾性部材がハブと第1円板状部材との間
で円周方向に圧縮される。捩じり角度が大きくなると、
第2弾性部材が中間部材と第1円板状部材との間で圧縮
され、中剛性の特性が得られる。さらに捩じり角度が大
きくなると、第1円板状部材と第2円板状部材との間で
第3弾性部材が円周方向に圧縮される。このダンパーデ
ィスク組立体では、第2弾性部材は第2軸方向側を第1
円板状部材の第1窓孔によって支持されているため、第
1円板状部材の第2軸方向側に支持部材として機能する
他の部材を設ける必要がなくなる。
【0009】請求項2に記載のダンパーディスク組立体
では、請求項1において、第2円板状部材は第2弾性部
材の第1軸方向側を支持している。このダンパーディス
ク組立体では、第2弾性部材は第2円板状部材によって
第1軸方向側を支持されているため、中間部材に第2弾
性部材の軸方向を支持するための構造が不要になる。
では、請求項1において、第2円板状部材は第2弾性部
材の第1軸方向側を支持している。このダンパーディス
ク組立体では、第2弾性部材は第2円板状部材によって
第1軸方向側を支持されているため、中間部材に第2弾
性部材の軸方向を支持するための構造が不要になる。
【0010】請求項3に記載のダンパーディスク組立体
では、請求項1又は2において、第1窓孔は半径方向両
側端が第1軸方向側に向かうにしたがって半径方向両側
に広がっている。このダンパーディスク組立体では、第
2弾性部材は半径方向両側端が傾斜した第1窓孔内でス
ムーズに圧縮・移動が可能であり、第2弾性部材と第1
窓孔との間での摩擦が少なくなる。
では、請求項1又は2において、第1窓孔は半径方向両
側端が第1軸方向側に向かうにしたがって半径方向両側
に広がっている。このダンパーディスク組立体では、第
2弾性部材は半径方向両側端が傾斜した第1窓孔内でス
ムーズに圧縮・移動が可能であり、第2弾性部材と第1
窓孔との間での摩擦が少なくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2に、本発明の一実施
形態としてのクラッチディスク組立体1を示す。クラッ
チディスク組立体1は車輌のクラッチに用いられる。図
1のクラッチディスク組立体1の左側には図示しないフ
ライホイールが配置され、図1の右側には図示しないト
ランスミッションが配置されている。以後、図1の左側
を第1軸方向側と呼び、図1の右側を第2軸方向側と呼
ぶ。図1のO−Oはクラッチディスク組立体1の回転軸
線であり、図2に示す矢印R1はフライホイール及びク
ラッチディスク組立体1の回転方向であり、R2は反対
回転方向である。
形態としてのクラッチディスク組立体1を示す。クラッ
チディスク組立体1は車輌のクラッチに用いられる。図
1のクラッチディスク組立体1の左側には図示しないフ
ライホイールが配置され、図1の右側には図示しないト
ランスミッションが配置されている。以後、図1の左側
を第1軸方向側と呼び、図1の右側を第2軸方向側と呼
ぶ。図1のO−Oはクラッチディスク組立体1の回転軸
線であり、図2に示す矢印R1はフライホイール及びク
ラッチディスク組立体1の回転方向であり、R2は反対
回転方向である。
【0012】クラッチディスク組立体1は、主に、入力
回転体2と、中間体3と、出力回転体4と、第3ばね5
と、第4ばね6と、第2ばね10と、ダンパー8とから
主に構成されている。入力回転体2は、図示しないフラ
イホイールからトルクが入力される部材である。出力回
転体4は、この実施形態においてはハブであり、図示し
ないトランスミッションから延びるシャフト(図示せ
ず)に相対回転不能に軸方向移動可能に係合している。
中間体3は、入力回転体2と出力回転体4との間に配置
された部材である。第3ばね5と第4ばね6とは、入力
回転体2と中間回転体とを円周方向に弾性的に連結する
ための部材である。第1ばね7は、中間体3と出力回転
体4とを円周方向に弾性的に連結するための部材であ
る。ダンパー8は、出力回転体4と中間体3との間で第
1ばね7と並列に配置された機構である。
回転体2と、中間体3と、出力回転体4と、第3ばね5
と、第4ばね6と、第2ばね10と、ダンパー8とから
主に構成されている。入力回転体2は、図示しないフラ
イホイールからトルクが入力される部材である。出力回
転体4は、この実施形態においてはハブであり、図示し
ないトランスミッションから延びるシャフト(図示せ
ず)に相対回転不能に軸方向移動可能に係合している。
中間体3は、入力回転体2と出力回転体4との間に配置
された部材である。第3ばね5と第4ばね6とは、入力
回転体2と中間回転体とを円周方向に弾性的に連結する
ための部材である。第1ばね7は、中間体3と出力回転
体4とを円周方向に弾性的に連結するための部材であ
る。ダンパー8は、出力回転体4と中間体3との間で第
1ばね7と並列に配置された機構である。
【0013】次に、クラッチディスク組立体1の各構造
について詳細に説明する。入力回転体2は、摩擦部11
(クラッチディスク)と第1プレート12と第2プレー
ト13とから主に構成されている。摩擦部11はフライ
ホイールの摩擦面近傍に配置された環状の部材である。
摩擦部11は、主に1対のフェーシングとクッショニン
グプレートとから構成されている。
について詳細に説明する。入力回転体2は、摩擦部11
(クラッチディスク)と第1プレート12と第2プレー
ト13とから主に構成されている。摩擦部11はフライ
ホイールの摩擦面近傍に配置された環状の部材である。
摩擦部11は、主に1対のフェーシングとクッショニン
グプレートとから構成されている。
【0014】第1プレート12と第2プレート13は円
板状または環状のプレート部材であり、互いに対して軸
方向所定距離だけ離れている。第1プレート12と第2
プレート13との外周部は円周方向に配置された複数の
ピン15によって互いに固定されている。これによっ
て、第1プレート12と第2プレート13との軸方向距
離が定められ、両プレート12,13は一体回転する。
第1プレート12の外周部には、クッショニングプレー
トが複数のリベット14によって固定されている。
板状または環状のプレート部材であり、互いに対して軸
方向所定距離だけ離れている。第1プレート12と第2
プレート13との外周部は円周方向に配置された複数の
ピン15によって互いに固定されている。これによっ
て、第1プレート12と第2プレート13との軸方向距
離が定められ、両プレート12,13は一体回転する。
第1プレート12の外周部には、クッショニングプレー
トが複数のリベット14によって固定されている。
【0015】第1プレート12には、円周方向に等間隔
で複数の第1収容部19が形成されている。第1収容部
19は軸方向にわずかに膨らんだ部分であり、円周方向
両側に第1当接部20を有している。第1当接部20は
円周方向に互いに対向している。また、第1プレート1
2には、円周方向に並んだ複数の第2収容部21が形成
されている。第2収容部21は第1軸方向側にわずかに
膨らんだ形状であり、円周方向両側に第2当接部22を
有している。第2当接部22は円周方向に互いに対向し
ている。
で複数の第1収容部19が形成されている。第1収容部
19は軸方向にわずかに膨らんだ部分であり、円周方向
両側に第1当接部20を有している。第1当接部20は
円周方向に互いに対向している。また、第1プレート1
2には、円周方向に並んだ複数の第2収容部21が形成
されている。第2収容部21は第1軸方向側にわずかに
膨らんだ形状であり、円周方向両側に第2当接部22を
有している。第2当接部22は円周方向に互いに対向し
ている。
【0016】第2プレート13には、円周方向に等間隔
で複数の第1収容部23が形成されている。第1収容部
23は、第1収容部19に対応して形成されており、円
周方向両側に第1当接部24を有している。第2プレー
ト13には、さらに円周方向に並んだ複数の第2収容部
25が形成されている。第2収容部25は、第2収容部
21に対応しており、円周方向両側に第2当接部26を
有している。第1収容部19,23は第2収容部21,
25に比べて円周方向及び半径方向の長さが長い。
で複数の第1収容部23が形成されている。第1収容部
23は、第1収容部19に対応して形成されており、円
周方向両側に第1当接部24を有している。第2プレー
ト13には、さらに円周方向に並んだ複数の第2収容部
25が形成されている。第2収容部25は、第2収容部
21に対応しており、円周方向両側に第2当接部26を
有している。第1収容部19,23は第2収容部21,
25に比べて円周方向及び半径方向の長さが長い。
【0017】第1プレート12の内周縁には環状のブッ
シュ16が配置されている。ブッシュ16は出力回転体
4のハブ56の外周面に回転自在に支持されている。こ
れにより、入力回転体2と出力回転体4の半径方向位置
決めがされている。ブッシュ16は後述のフランジ57
及び外周58の第1軸方向側面に当接している。中間体
3は第1プレート12と第2プレート13との軸方向間
に配置された円板状または環状の部材である。中間体3
は、第1及び第2プレート12,13に比べて軸方向の
厚みが大きい。中間体3には、図2に示すように、円周
方向に長く延びる第1窓孔29が形成されている。第1
窓孔29は、プレート12,13の第1収容部19,2
3に対応している。さらに、中間体3には、円周方向に
並んだ複数の第2窓孔30が形成されている。第2窓孔
30は第2収容部21,25に対応している。
シュ16が配置されている。ブッシュ16は出力回転体
4のハブ56の外周面に回転自在に支持されている。こ
れにより、入力回転体2と出力回転体4の半径方向位置
決めがされている。ブッシュ16は後述のフランジ57
及び外周58の第1軸方向側面に当接している。中間体
3は第1プレート12と第2プレート13との軸方向間
に配置された円板状または環状の部材である。中間体3
は、第1及び第2プレート12,13に比べて軸方向の
厚みが大きい。中間体3には、図2に示すように、円周
方向に長く延びる第1窓孔29が形成されている。第1
窓孔29は、プレート12,13の第1収容部19,2
3に対応している。さらに、中間体3には、円周方向に
並んだ複数の第2窓孔30が形成されている。第2窓孔
30は第2収容部21,25に対応している。
【0018】第1窓孔29内には第3ばね5が収容され
ている。第3ばね5は、図2から明らかなように、大小
のコイルスプリング5a,5bが組み合わされてなるコ
イルスプリングである。第3ばね5の円周方向両端は第
1窓孔29の円周方向両端及びプレート12,13の第
1当接部20,24に当接している。第3ばね5は、収
容部19,23によって半径方向外方及び軸方向外方へ
の移動が規制されている。
ている。第3ばね5は、図2から明らかなように、大小
のコイルスプリング5a,5bが組み合わされてなるコ
イルスプリングである。第3ばね5の円周方向両端は第
1窓孔29の円周方向両端及びプレート12,13の第
1当接部20,24に当接している。第3ばね5は、収
容部19,23によって半径方向外方及び軸方向外方へ
の移動が規制されている。
【0019】第2窓孔30内には第4ばね6が配置され
ている。第4ばね6は、図2から明らかなようにコイル
スプリングである。第4ばね6の円周方向両端は、第2
窓孔30の円周方向両端に当接している。第4ばね6の
円周方向両端と当接部22,26との間には、円周方向
両側に捩じり角度θ3 −θ2 の隙間が確保されている。
ている。第4ばね6は、図2から明らかなようにコイル
スプリングである。第4ばね6の円周方向両端は、第2
窓孔30の円周方向両端に当接している。第4ばね6の
円周方向両端と当接部22,26との間には、円周方向
両側に捩じり角度θ3 −θ2 の隙間が確保されている。
【0020】中間体3の外周縁には円周方向に複数の切
り欠き69が形成されている。切り欠き69は円周方向
に長く延びており、その間を前述のピン15が延びてい
る。ピン15と切り欠き69の円周方向両端との間に
は、捩じり角度θ4 −θ2 だけの隙間が円周方向両側に
それぞれ確保されている。中間体3には、隣接する第1
窓孔29の間で第2窓孔30の内周側に第3窓孔31が
形成されている。第3窓孔31は、円周方向に長く延び
るほぼ長方形の形状である。
り欠き69が形成されている。切り欠き69は円周方向
に長く延びており、その間を前述のピン15が延びてい
る。ピン15と切り欠き69の円周方向両端との間に
は、捩じり角度θ4 −θ2 だけの隙間が円周方向両側に
それぞれ確保されている。中間体3には、隣接する第1
窓孔29の間で第2窓孔30の内周側に第3窓孔31が
形成されている。第3窓孔31は、円周方向に長く延び
るほぼ長方形の形状である。
【0021】中間体3の内周部には、第1軸方向側に延
びる筒状部17が形成されている。筒状部17には半径
方向内側に延びる複数の第1内周歯70が形成されてい
る。第1内周歯70の回転方向R1側にはR1側面71
が形成され、R2側にはR2側面72が形成されてい
る。出力回転体4は、軸方向に延びる筒状のボス56か
ら主に構成されている。ボス56はプレート12,13
の中心孔内に延びている。ボス56の内周孔には複数の
スプライン溝64が形成されている。ボス56には半径
方向外方に延びるフランジ57が形成されている。フラ
ンジ57は中間体3の筒状部17に対応している。フラ
ンジ57には半径方向外方に延びる複数の外周歯58が
形成されている。外周歯58は第1内周歯70の円周方
向間に延びており、円周方向両側にそれぞれ所定の角度
だけ隙間を有している。外周歯58の回転方向R1側に
はR1側面59が形成されており、R2側にはR2側面
60が形成されている。外周歯58の外周縁には半径方
向に対応する2カ所に切り欠き62が形成されている。
切り欠き62の両側には当接部63が形成されている。
びる筒状部17が形成されている。筒状部17には半径
方向内側に延びる複数の第1内周歯70が形成されてい
る。第1内周歯70の回転方向R1側にはR1側面71
が形成され、R2側にはR2側面72が形成されてい
る。出力回転体4は、軸方向に延びる筒状のボス56か
ら主に構成されている。ボス56はプレート12,13
の中心孔内に延びている。ボス56の内周孔には複数の
スプライン溝64が形成されている。ボス56には半径
方向外方に延びるフランジ57が形成されている。フラ
ンジ57は中間体3の筒状部17に対応している。フラ
ンジ57には半径方向外方に延びる複数の外周歯58が
形成されている。外周歯58は第1内周歯70の円周方
向間に延びており、円周方向両側にそれぞれ所定の角度
だけ隙間を有している。外周歯58の回転方向R1側に
はR1側面59が形成されており、R2側にはR2側面
60が形成されている。外周歯58の外周縁には半径方
向に対応する2カ所に切り欠き62が形成されている。
切り欠き62の両側には当接部63が形成されている。
【0022】次に、ダンパー8について詳細に説明す
る。ダンパー8は主にプレート9と第2ばね79とから
構成されている。プレート9は、図3に示すような環状
の部材であり、第1プレート12と中間体3との間に配
置されている。プレート9は環状の部材であり、環状部
93と、環状部93の外周縁から第2軸方向側に延びる
筒状部94と、筒状部94からさらに半径方向外方に延
びる複数の突出部95とから構成されている。各突出部
95には窓孔96が形成されている。
る。ダンパー8は主にプレート9と第2ばね79とから
構成されている。プレート9は、図3に示すような環状
の部材であり、第1プレート12と中間体3との間に配
置されている。プレート9は環状の部材であり、環状部
93と、環状部93の外周縁から第2軸方向側に延びる
筒状部94と、筒状部94からさらに半径方向外方に延
びる複数の突出部95とから構成されている。各突出部
95には窓孔96が形成されている。
【0023】なお、プレート9の環状部93はブッシュ
16と筒状部17との軸方向間に挟まれている。プレー
ト9の環状部93と筒状部17のエンジン側端面との間
には、摩擦ワッシャ92が配置されている。プレート9
と中間回転体3とが相対回転するときに両者間で摩擦抵
抗を発生するための部材である。摩擦ワッシャ92は後
述する第2摩擦部材76と同様に高摩擦係数を有してお
り、後述する付勢部材77によってプレート9と筒状部
17との間に挟み付けられている。
16と筒状部17との軸方向間に挟まれている。プレー
ト9の環状部93と筒状部17のエンジン側端面との間
には、摩擦ワッシャ92が配置されている。プレート9
と中間回転体3とが相対回転するときに両者間で摩擦抵
抗を発生するための部材である。摩擦ワッシャ92は後
述する第2摩擦部材76と同様に高摩擦係数を有してお
り、後述する付勢部材77によってプレート9と筒状部
17との間に挟み付けられている。
【0024】環状部93の内周縁には半径方向内側に延
びる複数の第2内周歯39が形成されている。第2内周
歯39は複数の第1内周歯70に対応し、軸方向に重な
っている。第2内周歯39は第1内周歯70に比べて円
周方向幅が広く、円周方向両側にはみ出ている。また、
第2内周歯39は、複数の外周歯58の円周方向間に挿
入され、外周歯58に対して円周方向に当接可能となっ
ている。なお、第2内周歯39の回転方向R1側にはR
1側面40が形成され、R2側にはR2側面41が形成
されている。
びる複数の第2内周歯39が形成されている。第2内周
歯39は複数の第1内周歯70に対応し、軸方向に重な
っている。第2内周歯39は第1内周歯70に比べて円
周方向幅が広く、円周方向両側にはみ出ている。また、
第2内周歯39は、複数の外周歯58の円周方向間に挿
入され、外周歯58に対して円周方向に当接可能となっ
ている。なお、第2内周歯39の回転方向R1側にはR
1側面40が形成され、R2側にはR2側面41が形成
されている。
【0025】外周歯58と円周方向両側の第2内周歯3
9との間には円周方向両側にそれぞれ第1捩じり角度θ
1 が形成されている。すなわち、外周歯58のR1側面
59と第2内周歯39のR2側面41との間、及び外周
歯58のR2側面60と第2内周歯39のR1側面40
との間には、第1角度θ1 だけの隙間がそれぞれ確保さ
れている。
9との間には円周方向両側にそれぞれ第1捩じり角度θ
1 が形成されている。すなわち、外周歯58のR1側面
59と第2内周歯39のR2側面41との間、及び外周
歯58のR2側面60と第2内周歯39のR1側面40
との間には、第1角度θ1 だけの隙間がそれぞれ確保さ
れている。
【0026】外周歯58と円周方向両側の第1内周歯7
0との間にはそれぞれ第2捩じり角度θ2 の隙間が形成
されている。すなわち、外周歯58のR1側面59と第
1内周歯70のR2側面72との間、及び外周歯58の
R2側面60と第1内周歯70のR1側面71との間に
それぞれ第2捩じり角度θ2 の隙間が形成されている。
0との間にはそれぞれ第2捩じり角度θ2 の隙間が形成
されている。すなわち、外周歯58のR1側面59と第
1内周歯70のR2側面72との間、及び外周歯58の
R2側面60と第1内周歯70のR1側面71との間に
それぞれ第2捩じり角度θ2 の隙間が形成されている。
【0027】外周歯58の円周方向両側それぞれにおい
て、第2捩じり角度θ2 は第1捩じり角度θ1 より大き
い。なお、外周歯58から見てR2側の第1捩じり角度
θ1はR1側の第1捩じり角度θ1 より大きく、外周歯
58から見てR2側の第2捩じり角度θ2 はR1側の第
2捩じり角度θ2 より大きい。また、前述の第4捩じり
角度θ4 は第3捩じり角度θ3 より大きく、第3捩じり
角度θ3 及び第4捩じり角度θ4 は各々が第2捩じり角
度θ2 より大きい。
て、第2捩じり角度θ2 は第1捩じり角度θ1 より大き
い。なお、外周歯58から見てR2側の第1捩じり角度
θ1はR1側の第1捩じり角度θ1 より大きく、外周歯
58から見てR2側の第2捩じり角度θ2 はR1側の第
2捩じり角度θ2 より大きい。また、前述の第4捩じり
角度θ4 は第3捩じり角度θ3 より大きく、第3捩じり
角度θ3 及び第4捩じり角度θ4 は各々が第2捩じり角
度θ2 より大きい。
【0028】中間体3には窓孔96に対応して窓孔97
が形成されている。窓孔97は軸方向に貫通しているも
のの、第2ばね79の第2軸方向側への移動を制限して
いる。より具体的に説明すると、窓孔97の半径方向両
側の壁は、第1軸方向側に向かって進むにしたがって徐
々に半径方向に広がる形状を有しており、その傾斜面が
第2ばね79の第2軸方向側への移動を制限している。
第2ばね79の円周方向両端は、プレート9の窓孔96
の円周方向両端及び中間体3の窓孔97の円周方向両端
に当接している。また、第2ばね79の第1軸方向側は
第1プレート12によって支持されている。
が形成されている。窓孔97は軸方向に貫通しているも
のの、第2ばね79の第2軸方向側への移動を制限して
いる。より具体的に説明すると、窓孔97の半径方向両
側の壁は、第1軸方向側に向かって進むにしたがって徐
々に半径方向に広がる形状を有しており、その傾斜面が
第2ばね79の第2軸方向側への移動を制限している。
第2ばね79の円周方向両端は、プレート9の窓孔96
の円周方向両端及び中間体3の窓孔97の円周方向両端
に当接している。また、第2ばね79の第1軸方向側は
第1プレート12によって支持されている。
【0029】この実施形態では、中間体3によって第2
ばね79の第2軸方向側の支持を行っているために、部
品点数を少なくできる。さらにこの実施形態では第2ば
ね79の第1軸方向側の支持を第1プレート12によっ
て行っているため、プレート9に軸方向の押さえ部を構
成する必要がなくなり、構造が簡単になる。第1摩擦部
材74は、フランジ57の第2軸方向側面に当接する環
状の部材である。第1摩擦部材74は、第1摩擦部材7
4と第2プレート13の内周部との間に配置された第1
付勢部材75によってフランジ57側に付勢されてい
る。
ばね79の第2軸方向側の支持を行っているために、部
品点数を少なくできる。さらにこの実施形態では第2ば
ね79の第1軸方向側の支持を第1プレート12によっ
て行っているため、プレート9に軸方向の押さえ部を構
成する必要がなくなり、構造が簡単になる。第1摩擦部
材74は、フランジ57の第2軸方向側面に当接する環
状の部材である。第1摩擦部材74は、第1摩擦部材7
4と第2プレート13の内周部との間に配置された第1
付勢部材75によってフランジ57側に付勢されてい
る。
【0030】第2摩擦部材76は、中間体3の第2軸方
向側面内周部に当接する環状の部材である。第2摩擦部
材76は、第2摩擦部材76と第2プレート13の内周
部との間に配置された第2付勢部材77によって中間体
3側に付勢されている。第2摩擦部材76は、第2プレ
ート13に相対回転不能に係合する係止アーム78を有
している。また、第1摩擦部材74と第2摩擦部材76
とは円周方向に相対回転不能にかつ軸方向に移動自在に
係合している。すなわち、第1摩擦部材74及び第2摩
擦部材76は入力回転体2であるプレート12,13と
一体回転する。第1摩擦部材74とフランジ57との間
で発生する摩擦抵抗は、第2摩擦部材76と中間体3と
の間で生じる摩擦より小さくなるように設定されてい
る。
向側面内周部に当接する環状の部材である。第2摩擦部
材76は、第2摩擦部材76と第2プレート13の内周
部との間に配置された第2付勢部材77によって中間体
3側に付勢されている。第2摩擦部材76は、第2プレ
ート13に相対回転不能に係合する係止アーム78を有
している。また、第1摩擦部材74と第2摩擦部材76
とは円周方向に相対回転不能にかつ軸方向に移動自在に
係合している。すなわち、第1摩擦部材74及び第2摩
擦部材76は入力回転体2であるプレート12,13と
一体回転する。第1摩擦部材74とフランジ57との間
で発生する摩擦抵抗は、第2摩擦部材76と中間体3と
の間で生じる摩擦より小さくなるように設定されてい
る。
【0031】各ばねをばね定数小さいものから大きいも
のに並べると、第1ばね7、第2ばね79、第3ばね
5、第4ばね6の順番になる。ダンパー8は、中間体3
及び出力回転体4に対して第1軸方向側から装着可能で
ある。クラッチディスク組立体1のトルク伝達動作につ
いて説明する。
のに並べると、第1ばね7、第2ばね79、第3ばね
5、第4ばね6の順番になる。ダンパー8は、中間体3
及び出力回転体4に対して第1軸方向側から装着可能で
ある。クラッチディスク組立体1のトルク伝達動作につ
いて説明する。
【0032】入力回転体2の摩擦部11が図示しないフ
ライホイールに押しつけられると、クラッチディスク組
立体1にトルクが入力される。トルクは第1及び第2プ
レート12,13から第3ばね5,中間回転体3、第2
ばね79、出力回転体4の順番に伝達されていく。出力
回転体4からは、図示しないトランスミッションから延
びる図示しないシャフトにトルクが出力される。
ライホイールに押しつけられると、クラッチディスク組
立体1にトルクが入力される。トルクは第1及び第2プ
レート12,13から第3ばね5,中間回転体3、第2
ばね79、出力回転体4の順番に伝達されていく。出力
回転体4からは、図示しないトランスミッションから延
びる図示しないシャフトにトルクが出力される。
【0033】エンジンからのトルク変動がクラッチディ
スク組立体1に入力されると、入力回転体2と出力回転
体4との間で捩じり振動すなわち相対回転が生じ、第3
ばね5,第4ばね6、第2ばね79、第1ばね7が圧縮
される。図6は、クラッチディスク組立体1のダンパー
機構の機械回路図である。この機械回路図はダンパー機
構を一方向に捩じっていったときの各部材の関係を表し
ている。図から明らかなように、たとえダンパー8がク
ラッチディスク組立体1内に装着されていなくても、ク
ラッチディスク組立体1はダンパー機構として成立し、
従来と同様の動作を行う。すなわち、このクラッチディ
スク組立体1は、ダンパー8があるものとないものとを
必要な特性に応じて製造できる。
スク組立体1に入力されると、入力回転体2と出力回転
体4との間で捩じり振動すなわち相対回転が生じ、第3
ばね5,第4ばね6、第2ばね79、第1ばね7が圧縮
される。図6は、クラッチディスク組立体1のダンパー
機構の機械回路図である。この機械回路図はダンパー機
構を一方向に捩じっていったときの各部材の関係を表し
ている。図から明らかなように、たとえダンパー8がク
ラッチディスク組立体1内に装着されていなくても、ク
ラッチディスク組立体1はダンパー機構として成立し、
従来と同様の動作を行う。すなわち、このクラッチディ
スク組立体1は、ダンパー8があるものとないものとを
必要な特性に応じて製造できる。
【0034】次に、図7の捩じり特性線図にしたがって
クラッチディスク組立体1の捩じり動作について説明す
る。ここでは、入力回転体2を他の装置に固定してお
き、それに対して出力回転体4を回転方向R2側に捩じ
っていく動作として説明する。外周歯58と第1内周歯
39とが当接するまでの第1捩じり角度θ1 までの間は
主に第1ばね7が円周方向に圧縮され、低剛性の特性が
得られる。ここでは、第1摩擦部材74と出力回転体4
のフランジ57との間で小さな摩擦抵抗が生じる。続い
て、第1捩じり角度θ1 になると、外周歯58と第1内
周歯39とが当接し、以後は捩じり角度θ1 からθ2 ま
での間は出力回転体4と中間体3との間で第1ばね7と
第2ばね79が並列に圧縮される。ここでは、第2ばね
79が圧縮されるために、比較的剛性の高い特性が得ら
れる。また、捩じり角度θ1 からθ 2 までの間は,摩擦
ワッシャ92がプレート9と中間体3との間で滑り大き
な摩擦抵抗を発生する。したがって、捩じり角度θ1 か
らθ2 までの間すなわち中間の領域で中剛性・高ヒステ
リシストルクの領域が得られる。第2捩じり角度θ2に
なると、外周歯58と第2内周歯70とが当接し、以後
は第1及び第2ばね7,79の圧縮が停止する。すなわ
ち出力回転体4と中間体3との相対回転が停止し、以後
はそれらと入力回転体2との間で相対回転が進む。した
がって、第3ばね5が圧縮され、中間体3と第2摩擦部
材76との間で滑りが生じる。この結果、捩じり角度θ
2 〜θ3 までは高剛性・大ヒステリシストルクの特性が
得られる。第3捩じり角度θ3 となって第4ばね6の圧
縮が始まると、以後はさらに高い剛性が得られる。第4
捩じり角度θ4 となりピン15と切り欠き69とが当接
すると、出力回転体4と入力回転体2との間の相対回転
が停止する。
クラッチディスク組立体1の捩じり動作について説明す
る。ここでは、入力回転体2を他の装置に固定してお
き、それに対して出力回転体4を回転方向R2側に捩じ
っていく動作として説明する。外周歯58と第1内周歯
39とが当接するまでの第1捩じり角度θ1 までの間は
主に第1ばね7が円周方向に圧縮され、低剛性の特性が
得られる。ここでは、第1摩擦部材74と出力回転体4
のフランジ57との間で小さな摩擦抵抗が生じる。続い
て、第1捩じり角度θ1 になると、外周歯58と第1内
周歯39とが当接し、以後は捩じり角度θ1 からθ2 ま
での間は出力回転体4と中間体3との間で第1ばね7と
第2ばね79が並列に圧縮される。ここでは、第2ばね
79が圧縮されるために、比較的剛性の高い特性が得ら
れる。また、捩じり角度θ1 からθ 2 までの間は,摩擦
ワッシャ92がプレート9と中間体3との間で滑り大き
な摩擦抵抗を発生する。したがって、捩じり角度θ1 か
らθ2 までの間すなわち中間の領域で中剛性・高ヒステ
リシストルクの領域が得られる。第2捩じり角度θ2に
なると、外周歯58と第2内周歯70とが当接し、以後
は第1及び第2ばね7,79の圧縮が停止する。すなわ
ち出力回転体4と中間体3との相対回転が停止し、以後
はそれらと入力回転体2との間で相対回転が進む。した
がって、第3ばね5が圧縮され、中間体3と第2摩擦部
材76との間で滑りが生じる。この結果、捩じり角度θ
2 〜θ3 までは高剛性・大ヒステリシストルクの特性が
得られる。第3捩じり角度θ3 となって第4ばね6の圧
縮が始まると、以後はさらに高い剛性が得られる。第4
捩じり角度θ4 となりピン15と切り欠き69とが当接
すると、出力回転体4と入力回転体2との間の相対回転
が停止する。
【0035】以上に説明した捩じり特性において、第1
捩じり角度θ1 までの1段目の特性に低剛性・小ヒステ
リシストルクの特性を実現しているために、アイドリン
グ時の歯打ち音が生じにくくなっている。また、低剛性
と高剛性との間に中間の中剛性の特性(θ1 〜θ2 )の
特性を設けているため、ジャンピング現象が生じにく
い。特にこの領域では、摩擦ワッシャ92により大摩擦
すなわち高ヒステリシストルクが発生するため、ジャン
ピング減少がより生じにくい。
捩じり角度θ1 までの1段目の特性に低剛性・小ヒステ
リシストルクの特性を実現しているために、アイドリン
グ時の歯打ち音が生じにくくなっている。また、低剛性
と高剛性との間に中間の中剛性の特性(θ1 〜θ2 )の
特性を設けているため、ジャンピング現象が生じにく
い。特にこの領域では、摩擦ワッシャ92により大摩擦
すなわち高ヒステリシストルクが発生するため、ジャン
ピング減少がより生じにくい。
【0036】
【発明の効果】本発明に係るダンパーディスク組立体で
は、第2弾性部材は第2軸方向側を第1円板状部材の第
1窓孔によって支持されているため、第1円板状部材の
第2軸方向側に支持部材として機能する他の部材を設け
る必要がなくなる。
は、第2弾性部材は第2軸方向側を第1円板状部材の第
1窓孔によって支持されているため、第1円板状部材の
第2軸方向側に支持部材として機能する他の部材を設け
る必要がなくなる。
【図1】本発明に係るクラッチディスク組立体の縦断面
概略図。
概略図。
【図2】プレートを取り去った状態におけるクラッチデ
ィスク組立体の平面図。
ィスク組立体の平面図。
【図3】ダンパーの部分平面図。
【図4】クラッチディスク組立体の機械回路図。
【図5】クラッチディスク組立体の捩じり特性線図。
1 クラッチディスク組立体 2 入力回転体 3 中間体 4 出力回転体 5 第3ばね 6 第4ばね 7 第1ばね 8 ダンパー 9 中間部材 10 第2ばね 11 摩擦部 12 第1プレート 13 第2プレート 96 窓孔 97 窓孔 98 傾斜面 99 当接面
Claims (3)
- 【請求項1】ハブ(4)と、 前記ハブ(4)の外周側に配置され、第1軸方向側に開
く第1窓孔(97)が形成された第1円板状部材(3)
と、 前記第1円板状部材(3)の第1軸方向側に配置され、
前記第1窓孔(97)に対応する第2窓孔(96)が形
成された中間部材(9)と、 前ハブ(4)と前記中間部材(9)とを円周方向に弾性
的に連結する第1弾性部材(7)と、 前記第1窓孔(97)及び前記第2窓孔(96)内に配
置され、前記中間部材(9)と前記第1円板状部材
(3)とを円周方向に弾性的に連結する第2弾性部材
(79)と、 前記第1円板状部材(3)及び中間部材(9)の第1軸
方向側に配置された第2円板状部材(12)と、 前記第1円板状部材(3)と前記第2円板状部材(1
2)とを円周方向に弾性的に連結し、前記第1弾性部材
よりばね定数が大きく、前記第2弾性部材よりばね定数
が大きい第3弾性部材(5,6)と、を備えたダンパー
ディスク組立体(1)。 - 【請求項2】前記第2円板状部材(12)は前記第2弾
性部材(79)の第1軸方向側を支持している、請求項
1に記載のダンパーディスク組立体。 - 【請求項3】前記第1窓孔(97)は半径方向両側端が
第1軸方向側に向かうにしたがって半径方向両側に広が
っている、請求項1又は2に記載のダンパーディスク組
立体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34336097A JPH11173383A (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | ダンパーディスク組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34336097A JPH11173383A (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | ダンパーディスク組立体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11173383A true JPH11173383A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18360924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34336097A Pending JPH11173383A (ja) | 1997-12-12 | 1997-12-12 | ダンパーディスク組立体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11173383A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101027903B1 (ko) * | 2008-10-10 | 2011-04-07 | 주식회사평화발레오 | 클러치디스크 |
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