JPH04283104A - 車両のタイヤホイール構造 - Google Patents
車両のタイヤホイール構造Info
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- JPH04283104A JPH04283104A JP3044603A JP4460391A JPH04283104A JP H04283104 A JPH04283104 A JP H04283104A JP 3044603 A JP3044603 A JP 3044603A JP 4460391 A JP4460391 A JP 4460391A JP H04283104 A JPH04283104 A JP H04283104A
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- tread
- vehicle
- bead
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のタイヤホイール
構造に関するものであり、より詳細には、左右のフィラ
ー形状を非対称にすることなく、ロードノイズを低減で
きる車両のタイヤホイール構造に関するものである。
構造に関するものであり、より詳細には、左右のフィラ
ー形状を非対称にすることなく、ロードノイズを低減で
きる車両のタイヤホイール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両のタイヤは、ホイールを介
して、車軸又はサスペンション装置に連結されている。 タイヤは、路面をグリップするトレッド部と、このトレ
ッド部の両端を支持する左右のサイドウォール部と、各
サイドウォール部の内端部に配置されるビード部とを備
えており、ビード部には、高炭素鋼などからなるビード
ワイヤが配置される。また、ホイールは、上記サイドウ
ォール部の内端を支持する略円筒状のリム部と、リム部
を支持し、車軸又はサスペンション装置のナックル部に
連結されるディスク部とを備えている。
して、車軸又はサスペンション装置に連結されている。 タイヤは、路面をグリップするトレッド部と、このトレ
ッド部の両端を支持する左右のサイドウォール部と、各
サイドウォール部の内端部に配置されるビード部とを備
えており、ビード部には、高炭素鋼などからなるビード
ワイヤが配置される。また、ホイールは、上記サイドウ
ォール部の内端を支持する略円筒状のリム部と、リム部
を支持し、車軸又はサスペンション装置のナックル部に
連結されるディスク部とを備えている。
【0003】このようなタイヤホイール構造において、
左右のタイヤビード部の剛性を非対称に構成することに
より、タイヤの縦剛性を大きくすることなく、所望のタ
イヤの横剛性を確保するようにしたものが知られている
(実開昭58−112602号公報)。この構造では、
ビードエイベックスと称され、左右のビードワイヤの周
囲に配設されるフィラーの形状を左右非対称に形成し、
これにより、タイヤの横ばね定数をタイヤの縦ばね定数
に対して相対的に高めている。
左右のタイヤビード部の剛性を非対称に構成することに
より、タイヤの縦剛性を大きくすることなく、所望のタ
イヤの横剛性を確保するようにしたものが知られている
(実開昭58−112602号公報)。この構造では、
ビードエイベックスと称され、左右のビードワイヤの周
囲に配設されるフィラーの形状を左右非対称に形成し、
これにより、タイヤの横ばね定数をタイヤの縦ばね定数
に対して相対的に高めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここに、走行中に生じ
る騒音、即ち、ロードノイズの騒音レベルは、タイヤの
振動特性に大きく影響される。殊に、80Hz付近及び
100Hz付近において発生するノイズは、タイヤの1
次及び2次共振点による弾性振動に起因するものである
と解されている。このようなロードノイズを低減するの
に、上述の如くフィラーを左右非対称に形成することも
考えられるが、かかる手法によるタイヤの振動伝達特性
の変更は、タイヤの横剛性の調整を困難にするばかりで
なく、フィラーの加工コストを増大させたり、或いは、
ビード部の強度を左右不均一なものとするばかりでなく
、フィラーの強度の信頼性を損なう恐れがある。これは
、良好な操安性能を確保する上で好ましくない。
る騒音、即ち、ロードノイズの騒音レベルは、タイヤの
振動特性に大きく影響される。殊に、80Hz付近及び
100Hz付近において発生するノイズは、タイヤの1
次及び2次共振点による弾性振動に起因するものである
と解されている。このようなロードノイズを低減するの
に、上述の如くフィラーを左右非対称に形成することも
考えられるが、かかる手法によるタイヤの振動伝達特性
の変更は、タイヤの横剛性の調整を困難にするばかりで
なく、フィラーの加工コストを増大させたり、或いは、
ビード部の強度を左右不均一なものとするばかりでなく
、フィラーの強度の信頼性を損なう恐れがある。これは
、良好な操安性能を確保する上で好ましくない。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、左右のフィラー形状
を非対称にすることなく、ロードノイズを低減できる車
両のタイヤホイール構造を提供することにある。
であり、その目的とするところは、左右のフィラー形状
を非対称にすることなく、ロードノイズを低減できる車
両のタイヤホイール構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は、タ
イヤの加振テストを行い、タイヤのトレッド面に加わる
力に起因して発生するナックルの振動を測定した結果、
ナックルにおける振動は、加振点がホイールのディスク
部から遠ざかるにつれて増大することを見出した。本発
明者は、かかる知見に基づき、路面に接地するトレッド
部、該トレッド部の両端を支持する左右のサイドウォー
ル部、および前記各サイドウォール部の内端部に配置さ
れるビード部を備えたタイヤと、前記ビード部の各内端
を支持する略円筒状のリム部、および該リム部を支持す
るディスク部を備えたホイールとを有する車両のタイヤ
ホイール構造において、相対的に前記ディスク部から遠
くに位置する前記タイヤ部分の振動伝達率を、相対的に
前記ディスク部の近くに位置する前記タイヤ部分の振動
伝達率よりも小さく設定した。
イヤの加振テストを行い、タイヤのトレッド面に加わる
力に起因して発生するナックルの振動を測定した結果、
ナックルにおける振動は、加振点がホイールのディスク
部から遠ざかるにつれて増大することを見出した。本発
明者は、かかる知見に基づき、路面に接地するトレッド
部、該トレッド部の両端を支持する左右のサイドウォー
ル部、および前記各サイドウォール部の内端部に配置さ
れるビード部を備えたタイヤと、前記ビード部の各内端
を支持する略円筒状のリム部、および該リム部を支持す
るディスク部を備えたホイールとを有する車両のタイヤ
ホイール構造において、相対的に前記ディスク部から遠
くに位置する前記タイヤ部分の振動伝達率を、相対的に
前記ディスク部の近くに位置する前記タイヤ部分の振動
伝達率よりも小さく設定した。
【0007】本発明の上記構成によれば、タイヤから伝
達される振動が振動伝達率の変化によって補償され、ロ
ードノイズが低減される。しかも、この構成では、左右
のフィラーの対称形状を維持したまま、ロードノイズを
低減できる。本発明の或る実施態様においては、相対的
に前記ディスク部から遠くに位置する前記トレッド部の
肉厚が、相対的に前記ディスク部の近くに位置する前記
トレッド部の肉厚よりも厚く設定される。
達される振動が振動伝達率の変化によって補償され、ロ
ードノイズが低減される。しかも、この構成では、左右
のフィラーの対称形状を維持したまま、ロードノイズを
低減できる。本発明の或る実施態様においては、相対的
に前記ディスク部から遠くに位置する前記トレッド部の
肉厚が、相対的に前記ディスク部の近くに位置する前記
トレッド部の肉厚よりも厚く設定される。
【0008】本発明の他の実施態様では、相対的に前記
ディスク部から遠くに位置する前記トレッド部の硬度が
、相対的に前記ディスク部の近くに位置する前記トレッ
ド部の硬度よりも低く設定される。本発明の更に他の実
施態様では、相対的に前記ディスク部から遠くに位置す
る前記サイドウォール部の硬度が、相対的に前記ディス
ク部の近くに位置する前記サイドウォール部の硬度より
も低く設定される。
ディスク部から遠くに位置する前記トレッド部の硬度が
、相対的に前記ディスク部の近くに位置する前記トレッ
ド部の硬度よりも低く設定される。本発明の更に他の実
施態様では、相対的に前記ディスク部から遠くに位置す
る前記サイドウォール部の硬度が、相対的に前記ディス
ク部の近くに位置する前記サイドウォール部の硬度より
も低く設定される。
【0009】本発明の別の実施態様では、相対的に前記
ディスク部から遠くに位置する前記ビード部に振動減衰
部材が配設される。このような実施態様によれば、新た
な材料を付加したり、或いは、タイヤを構成するゴムを
他の材料、例えば、特殊ゴムなどに変更することなく、
タイヤの振動伝達率を部分的に変えることができるので
、タイヤの製造コストを抑制する上で、実用上極めて有
利である。
ディスク部から遠くに位置する前記ビード部に振動減衰
部材が配設される。このような実施態様によれば、新た
な材料を付加したり、或いは、タイヤを構成するゴムを
他の材料、例えば、特殊ゴムなどに変更することなく、
タイヤの振動伝達率を部分的に変えることができるので
、タイヤの製造コストを抑制する上で、実用上極めて有
利である。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の好まし
い実施例について詳細に説明する。図1は、本発明の実
施例に係るタイヤホイール構造が適用される車両の前輪
を示す概略縦断面図である。
い実施例について詳細に説明する。図1は、本発明の実
施例に係るタイヤホイール構造が適用される車両の前輪
を示す概略縦断面図である。
【0011】図1において、タイヤ1及びホイール10
が、車両の前輪として車両に装着されている。タイヤ1
は、ホイール10のリム部11に支持されており、リム
部11を支持するディスク部12が、ブレーキドラム2
1に固定され、等速ジョイント22を介して車軸23に
連結されている。また、ストラット型サスペンション装
置のナックルアーム25が、等速ジョイント22の出力
軸(図示せず)を回転自在に支持している。ナックルア
ーム25は、その下端部が、シャシから延びるロアーア
ーム26に間接連結され、また、その上端部が、ショッ
クアブソーバ27に関節連結されている。
が、車両の前輪として車両に装着されている。タイヤ1
は、ホイール10のリム部11に支持されており、リム
部11を支持するディスク部12が、ブレーキドラム2
1に固定され、等速ジョイント22を介して車軸23に
連結されている。また、ストラット型サスペンション装
置のナックルアーム25が、等速ジョイント22の出力
軸(図示せず)を回転自在に支持している。ナックルア
ーム25は、その下端部が、シャシから延びるロアーア
ーム26に間接連結され、また、その上端部が、ショッ
クアブソーバ27に関節連結されている。
【0012】ここに、ディスク部12は、リム部11の
内周面から車両の側方に延びて、略径方向内方に屈曲し
ており、全体的に、リム部11の中心線よりも車両の側
方にずれた位置に配置されている。このため、タイヤ1
に作用する加振力がホイールのディスク部12から遠い
位置、即ち、より車幅方向内側のトレッド面に作用する
につれて、より大きな振動がナックルアーム25に生起
することが判った。
内周面から車両の側方に延びて、略径方向内方に屈曲し
ており、全体的に、リム部11の中心線よりも車両の側
方にずれた位置に配置されている。このため、タイヤ1
に作用する加振力がホイールのディスク部12から遠い
位置、即ち、より車幅方向内側のトレッド面に作用する
につれて、より大きな振動がナックルアーム25に生起
することが判った。
【0013】図2は、図1に示すタイヤ及びホイールの
第1実施例を示す拡大縦断面図である。なお、図2にお
いて、ビードワイヤ等のタイヤの内部構造体は省略され
ている。タイヤ1は、接地面を形成するトレッド部2と
、ショルダー部を介してトレット部2と連続する左右の
サイドウォール部3、4と、サイドウォール部3、4か
らリム部11まで延びる左右のビード部5、6とから略
構成されている。
第1実施例を示す拡大縦断面図である。なお、図2にお
いて、ビードワイヤ等のタイヤの内部構造体は省略され
ている。タイヤ1は、接地面を形成するトレッド部2と
、ショルダー部を介してトレット部2と連続する左右の
サイドウォール部3、4と、サイドウォール部3、4か
らリム部11まで延びる左右のビード部5、6とから略
構成されている。
【0014】トレッド部2には、路面をグリップすべく
所定のトレッドパターンが形成されている。また、サイ
ドウォール部3、4は、ショルダー部を介してトレッド
部2の両端部を支持している。更に、ビード部5、6は
、サイドウォール部3、4とホイール10のリム部11
とをしっかりと連結している。ビード部5、6には、ビ
ードワイヤ(図示せず)が配設され、ビードワイヤは、
タイヤ1内の空気圧を保持するとともに、ビード部の剛
性を高めて、ビード部5、6とリム部11との厳密な嵌
合いを確保するように働く。
所定のトレッドパターンが形成されている。また、サイ
ドウォール部3、4は、ショルダー部を介してトレッド
部2の両端部を支持している。更に、ビード部5、6は
、サイドウォール部3、4とホイール10のリム部11
とをしっかりと連結している。ビード部5、6には、ビ
ードワイヤ(図示せず)が配設され、ビードワイヤは、
タイヤ1内の空気圧を保持するとともに、ビード部の剛
性を高めて、ビード部5、6とリム部11との厳密な嵌
合いを確保するように働く。
【0015】本例のタイヤ1においては、トレッド部2
の左右の肉厚が変えられており、車両の車幅方向内方に
位置し、ディスク部12から比較的離れたトレッド部2
の部分2aが、比較的大きな肉厚T1を有し、他方、車
体のより側方に位置し、ディスク部12に比較的近いト
レッド部2の部分2bが、比較的小さな肉厚t1を有す
る。
の左右の肉厚が変えられており、車両の車幅方向内方に
位置し、ディスク部12から比較的離れたトレッド部2
の部分2aが、比較的大きな肉厚T1を有し、他方、車
体のより側方に位置し、ディスク部12に比較的近いト
レッド部2の部分2bが、比較的小さな肉厚t1を有す
る。
【0016】本発明者は、トレッド部が均一な厚さを有
する従来のタイヤと、上記タイヤ1とを夫々実車に装着
し、車室内の騒音レベルを測定した。その結果を図3に
示す。図3に影線で示すように、タイヤ1を装着した車
両では、80Hz以上の周波数領域において、車室内の
音圧レベルが低下しており、この結果、上記タイヤ1は
、タイヤ1の1次及び2次共振点付近の振動、即ち、周
波数80Hz及び100Hz付近の振動を抑制し、これ
に伴うロードノイズを低減できると判明した。
する従来のタイヤと、上記タイヤ1とを夫々実車に装着
し、車室内の騒音レベルを測定した。その結果を図3に
示す。図3に影線で示すように、タイヤ1を装着した車
両では、80Hz以上の周波数領域において、車室内の
音圧レベルが低下しており、この結果、上記タイヤ1は
、タイヤ1の1次及び2次共振点付近の振動、即ち、周
波数80Hz及び100Hz付近の振動を抑制し、これ
に伴うロードノイズを低減できると判明した。
【0017】図4は、本発明のタイヤホイール構造を備
えたタイヤ及びホイールの第2実施例を示す部分拡大縦
断面図である。図4において、上記第1実施例と同様な
構成要素については、同じ参照符号が付されており、ま
た、ビードワイヤの図示は省略されている。本例におい
ては、トレッド部2は、ディスク部12から比較的離れ
た部分2aと、ディスク12に比較的近い部分2bとが
、異なる硬度を有する。即ち、部分2aを形成する材質
は、比較的低い硬度を有し、部分2bを形成する材質は
、比較的高い硬度を有する。
えたタイヤ及びホイールの第2実施例を示す部分拡大縦
断面図である。図4において、上記第1実施例と同様な
構成要素については、同じ参照符号が付されており、ま
た、ビードワイヤの図示は省略されている。本例におい
ては、トレッド部2は、ディスク部12から比較的離れ
た部分2aと、ディスク12に比較的近い部分2bとが
、異なる硬度を有する。即ち、部分2aを形成する材質
は、比較的低い硬度を有し、部分2bを形成する材質は
、比較的高い硬度を有する。
【0018】均一な硬度を有するトレッド部を備えた従
来のタイヤと、本例のタイヤ1とを夫々、実車に装着し
、車室内の騒音レベルを測定した。その試験結果を図5
に示す。図5から明らかなように、トレッド部2を異な
る硬度の部分で構成した本実施例のタイヤ1は、80H
z以上の周波数領域において、音圧レベルを低下させる
効果を奏し、かかるタイヤ1は、タイヤ1の1次及び2
次共振点付近の振動を抑制し、これに伴うロードノイズ
を有効に低減できると判明した。
来のタイヤと、本例のタイヤ1とを夫々、実車に装着し
、車室内の騒音レベルを測定した。その試験結果を図5
に示す。図5から明らかなように、トレッド部2を異な
る硬度の部分で構成した本実施例のタイヤ1は、80H
z以上の周波数領域において、音圧レベルを低下させる
効果を奏し、かかるタイヤ1は、タイヤ1の1次及び2
次共振点付近の振動を抑制し、これに伴うロードノイズ
を有効に低減できると判明した。
【0019】図6は、本発明のタイヤホイール構造を備
えたタイヤ及びホイールの第3実施例を示す部分拡大縦
断面図である。図6において、上記第1及び第2実施例
と同様な構成要素については、同じ参照符号が付されて
おり、また、ビードワイヤの図示は省略されている。本
例のタイヤ1では、左右のサイドウォール部3、4が異
なる硬度を有する。ディスク部12に比較的近いサイド
ウォール部4は、比較的高い硬度を有する材質からなり
、ディスク部12から比較的離れたサイドウォール部3
は、比較的低い硬度を有する材質からなる。
えたタイヤ及びホイールの第3実施例を示す部分拡大縦
断面図である。図6において、上記第1及び第2実施例
と同様な構成要素については、同じ参照符号が付されて
おり、また、ビードワイヤの図示は省略されている。本
例のタイヤ1では、左右のサイドウォール部3、4が異
なる硬度を有する。ディスク部12に比較的近いサイド
ウォール部4は、比較的高い硬度を有する材質からなり
、ディスク部12から比較的離れたサイドウォール部3
は、比較的低い硬度を有する材質からなる。
【0020】左右のサイドウォール部が同じ硬度を有す
る従来のタイヤと、本例のタイヤ1とを夫々、実車に装
着し、車室内の騒音レベルを測定した。その試験結果を
図7に示す。図7から明らかなように、本実施例のタイ
ヤ1も又、図7に示すように、80Hz以上の周波数領
域において、音圧レベルを低下させる効果を奏し、従っ
て、かかるタイヤ1は、タイヤ1の1次及び2次共振点
付近の振動を抑制し、これに伴うロードノイズを有効に
低減できると判明した。
る従来のタイヤと、本例のタイヤ1とを夫々、実車に装
着し、車室内の騒音レベルを測定した。その試験結果を
図7に示す。図7から明らかなように、本実施例のタイ
ヤ1も又、図7に示すように、80Hz以上の周波数領
域において、音圧レベルを低下させる効果を奏し、従っ
て、かかるタイヤ1は、タイヤ1の1次及び2次共振点
付近の振動を抑制し、これに伴うロードノイズを有効に
低減できると判明した。
【0021】図8は、本発明のタイヤホイール構造を備
えたタイヤ及びホイールの第4実施例を示す部分拡大縦
断面図であり、図9は、ビード部に配設されたワイヤビ
ード廻りの拡大図である。図8には、ビード部5、6に
配設されたフィラー8L、8Rが図示されている。フィ
ラー8L、8Rは、主にタイヤの横剛性を高めるための
ものであり、ワイヤビード7L、7Rに隣接して配置さ
れている。タイヤ1は、ワイヤビード7L、7Rのうち
、ディスク部12から比較的離れた方のワイヤビード7
Lに、例えば、厚さ1mm程度のシート状のラバーから
なる振動減衰部材9が貼着されている。図9に示すよう
に、振動減衰部材9は、フィラー8Lの反対側、即ち、
ワイヤビード7Lの下側に配置され、ワイヤビード7L
の下側半部を覆っている。
えたタイヤ及びホイールの第4実施例を示す部分拡大縦
断面図であり、図9は、ビード部に配設されたワイヤビ
ード廻りの拡大図である。図8には、ビード部5、6に
配設されたフィラー8L、8Rが図示されている。フィ
ラー8L、8Rは、主にタイヤの横剛性を高めるための
ものであり、ワイヤビード7L、7Rに隣接して配置さ
れている。タイヤ1は、ワイヤビード7L、7Rのうち
、ディスク部12から比較的離れた方のワイヤビード7
Lに、例えば、厚さ1mm程度のシート状のラバーから
なる振動減衰部材9が貼着されている。図9に示すよう
に、振動減衰部材9は、フィラー8Lの反対側、即ち、
ワイヤビード7Lの下側に配置され、ワイヤビード7L
の下側半部を覆っている。
【0022】振動減衰部材9を備えていない従来のタイ
ヤと、本実施例のタイヤ1とを夫々、実車に装着し、車
室内の騒音レベルを測定した。その試験結果を図10に
示す。本実施例のタイヤ1では、ビード部5、6を構成
するゴム及びコードとワイヤビード7Lとの間に振動減
衰部材9が介挿された結果、殊に、200Hz以上の周
波数領域において、音圧レベルを低下させる効果を奏す
ると判った。ここに、タイヤ1を縦に切断した切り口形
状の変形モード、即ち、タイヤ1の断面変形モードにお
ける2次共振点は、周波数300乃至350Hz付近に
あるので、かかるタイヤ1の構造は、この共振点付近の
振動を抑制し、これに伴うロードノイズを低減する上で
有利である。
ヤと、本実施例のタイヤ1とを夫々、実車に装着し、車
室内の騒音レベルを測定した。その試験結果を図10に
示す。本実施例のタイヤ1では、ビード部5、6を構成
するゴム及びコードとワイヤビード7Lとの間に振動減
衰部材9が介挿された結果、殊に、200Hz以上の周
波数領域において、音圧レベルを低下させる効果を奏す
ると判った。ここに、タイヤ1を縦に切断した切り口形
状の変形モード、即ち、タイヤ1の断面変形モードにお
ける2次共振点は、周波数300乃至350Hz付近に
あるので、かかるタイヤ1の構造は、この共振点付近の
振動を抑制し、これに伴うロードノイズを低減する上で
有利である。
【0023】このように、上記各実施例においては、タ
イヤホイール構造は、路面に接地するトレッド部2、該
トレッド部の両端を支持している左右のサイドウォール
部3、4、およびサイドウォール部3、4の内端部に配
置されるビード部5、6とを備えたタイヤ1と、サイド
ウォール部3、4の各内端を支持する略円筒状のリム部
11、およびリム部11を支持するディスク部12を備
えたホイール10とから略構成されている。そして、デ
ィスク部12に比較的近く配置されたトレッド部2の部
分2bは、比較的薄い肉厚t1を有するか、或いは、比
較的高い硬度を有し、他方、ディスク部12から比較的
離れたトレッド部2の部分2aは、比較的厚い肉厚T1
を有するか、或いは、比較的低い硬度を有するように構
成される。また、他の手段として、ディスク部12に比
較的近く配置されたサイドウォール部4は、比較的高い
硬度を有し、他方、ディスク部12から比較的離れたサ
イドウォール部3は、比較的低い硬度を有するように構
成される。更に別の手段として、ディスク12から比較
的離れた側のビード部5を構成するゴム及びコードと、
ビード部5に配設されたワイヤビード7Lとの間に振動
減衰部材9が介挿される。
イヤホイール構造は、路面に接地するトレッド部2、該
トレッド部の両端を支持している左右のサイドウォール
部3、4、およびサイドウォール部3、4の内端部に配
置されるビード部5、6とを備えたタイヤ1と、サイド
ウォール部3、4の各内端を支持する略円筒状のリム部
11、およびリム部11を支持するディスク部12を備
えたホイール10とから略構成されている。そして、デ
ィスク部12に比較的近く配置されたトレッド部2の部
分2bは、比較的薄い肉厚t1を有するか、或いは、比
較的高い硬度を有し、他方、ディスク部12から比較的
離れたトレッド部2の部分2aは、比較的厚い肉厚T1
を有するか、或いは、比較的低い硬度を有するように構
成される。また、他の手段として、ディスク部12に比
較的近く配置されたサイドウォール部4は、比較的高い
硬度を有し、他方、ディスク部12から比較的離れたサ
イドウォール部3は、比較的低い硬度を有するように構
成される。更に別の手段として、ディスク12から比較
的離れた側のビード部5を構成するゴム及びコードと、
ビード部5に配設されたワイヤビード7Lとの間に振動
減衰部材9が介挿される。
【0024】このように構成されたタイヤ1の振動伝達
率、即ち、タイヤ1の接地面からの加振入力に対するナ
ックルアーム25における振動出力の比は、ディスク部
12に相対的近い部分で大きく、逆に、ディスク部12
から相対的に遠い部分で小さい。この結果、タイヤ1は
、かかる振動伝達率の変化により、ナックルアーム25
に生起する80Hz以上又は200Hz以上の周波数領
域の振動を補償し、上述した試験結果に示すように、車
室内の騒音レベルを低下させ、ロードノイズを低減する
。 しかも、かかる構成では、左右のフィラー8L、8Rの
形状を変えることなく、実質的に均一な左右のビード部
5、6の強度を確保している。
率、即ち、タイヤ1の接地面からの加振入力に対するナ
ックルアーム25における振動出力の比は、ディスク部
12に相対的近い部分で大きく、逆に、ディスク部12
から相対的に遠い部分で小さい。この結果、タイヤ1は
、かかる振動伝達率の変化により、ナックルアーム25
に生起する80Hz以上又は200Hz以上の周波数領
域の振動を補償し、上述した試験結果に示すように、車
室内の騒音レベルを低下させ、ロードノイズを低減する
。 しかも、かかる構成では、左右のフィラー8L、8Rの
形状を変えることなく、実質的に均一な左右のビード部
5、6の強度を確保している。
【0025】以上、本発明の好ましい実施例について詳
細に説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるこ
となく、種々の変更又は変形が可能であり、それらも特
許請求の範囲に記載した発明の範囲内で本発明に包含さ
れものであることは云うまでもない。例えば、上記第3
実施例において、サイドウォール部の硬度を変える替わ
りに、或いは、それと共に、サイドウォール部3の肉厚
を小さく、サイドウォール部4の肉厚を大きく設定して
も良い。
細に説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるこ
となく、種々の変更又は変形が可能であり、それらも特
許請求の範囲に記載した発明の範囲内で本発明に包含さ
れものであることは云うまでもない。例えば、上記第3
実施例において、サイドウォール部の硬度を変える替わ
りに、或いは、それと共に、サイドウォール部3の肉厚
を小さく、サイドウォール部4の肉厚を大きく設定して
も良い。
【0026】また、上記4実施例では、シート状ゴムか
らなる振動減衰部材9をワイヤビード7Lに貼着するこ
とにより、200Hz以上の周波数領域の振動を低減さ
せているが、該ゴムの材質を変更することにより、制振
すべき周波数領域を変更することも可能である。更に、
シート状ゴムは、ビード部5とリム部11との間に介挿
しても良い。
らなる振動減衰部材9をワイヤビード7Lに貼着するこ
とにより、200Hz以上の周波数領域の振動を低減さ
せているが、該ゴムの材質を変更することにより、制振
すべき周波数領域を変更することも可能である。更に、
シート状ゴムは、ビード部5とリム部11との間に介挿
しても良い。
【0027】
【発明の効果】本発明の上記構成によれば、左右のフィ
ラー形状を非対称にすることなく、ロードノイズを低減
できる車両のタイヤホイール構造を提供することが可能
となる。
ラー形状を非対称にすることなく、ロードノイズを低減
できる車両のタイヤホイール構造を提供することが可能
となる。
【図1】本発明の実施例に係るタイヤホイール構造が適
用される車両の前輪を示す概略縦断面図である。
用される車両の前輪を示す概略縦断面図である。
【図2】図1に示すタイヤ及びホイールの第1実施例を
示す拡大縦断面図である。
示す拡大縦断面図である。
【図3】従来のタイヤ及び図2に示すタイヤの実車試験
の試験結果を示す線図である。
の試験結果を示す線図である。
【図4】本発明のタイヤホイール構造を備えたタイヤ及
びホイールの第2実施例を示す部分拡大縦断面図である
。
びホイールの第2実施例を示す部分拡大縦断面図である
。
【図5】従来のタイヤ及び図4に示すタイヤの実車試験
の試験結果を示す線図である。
の試験結果を示す線図である。
【図6】本発明のタイヤホイール構造を備えたタイヤ及
びホイールの第3実施例を示す部分拡大縦断面図である
。
びホイールの第3実施例を示す部分拡大縦断面図である
。
【図7】従来のタイヤ及び図6に示すタイヤの実車試験
の試験結果を示す線図である。
の試験結果を示す線図である。
【図8】本発明のタイヤホイール構造を備えたタイヤ及
びホイールの第4実施例を示す部分拡大縦断面図である
。
びホイールの第4実施例を示す部分拡大縦断面図である
。
【図9】ビード部に配設されたワイヤビード廻りの拡大
図である。
図である。
【図10】従来のタイヤ及び図8に示すタイヤの実車試
験の試験結果を示す線図である。
験の試験結果を示す線図である。
1 タイヤ
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 サイドウォール部
5 ビード部
6 ビード部
7L ビードワイヤ
7R ビードワイヤ
8L フィラー
8R フィラー
9 振動減衰部材
10 ホイール
11 リム部
12 ディスク部
Claims (5)
- 【請求項1】 路面に接地するトレッド部、該トレッ
ド部の両端を支持する左右のサイドウォール部、および
前記各サイドウォール部の内端部に配置されるビード部
を備えたタイヤと、前記ビード部の各内端を支持する略
円筒状のリム部、および該リム部を支持するディスク部
を備えたホイールとを有する車両のタイヤホイール構造
において、相対的に前記ディスク部から遠くに位置する
前記タイヤ部分の振動伝達率を、相対的に前記ディスク
部の近くに位置する前記タイヤ部分の振動伝達率よりも
小さく設定したことを特徴とする車両のタイヤホイール
構造。 - 【請求項2】 相対的に前記ディスク部から遠くに位
置する前記トレッド部の肉厚を、相対的に前記ディスク
部の近くに位置する前記トレッド部の肉厚よりも厚く設
定したことを特徴とする請求項1に記載の車両のタイヤ
ホイール構造。 - 【請求項3】 相対的に前記ディスク部から遠くに位
置する前記トレッド部の硬度を、相対的に前記ディスク
部の近くに位置する前記トレッド部の硬度よりも低く設
定したことを特徴とする請求項1に記載の車両のタイヤ
ホイール構造。 - 【請求項4】 相対的に前記ディスク部から遠くに位
置する前記サイドウォール部の硬度を、相対的に前記デ
ィスク部の近くに位置する前記サイドウォール部の硬度
よりも低く設定したことを特徴とする請求項1に記載の
車両のタイヤホイール構造。 - 【請求項5】 相対的に前記ディスク部から遠くに位
置する前記ビード部に振動減衰部材を配設したことを特
徴とする請求項1に記載の車両のタイヤホイール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3044603A JPH04283104A (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 車両のタイヤホイール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3044603A JPH04283104A (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 車両のタイヤホイール構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04283104A true JPH04283104A (ja) | 1992-10-08 |
Family
ID=12696028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3044603A Pending JPH04283104A (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 車両のタイヤホイール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04283104A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010053665A (ko) * | 1999-12-01 | 2001-07-02 | 조충환 | 비대칭 단면형상을 갖는 래디얼 타이어 |
| JP2002192909A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Bridgestone Corp | タイヤ・リムホイール組立体及び空気入りタイヤ |
| JP2002192905A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Bridgestone Corp | タイヤ・リムホイール組立体及び空気入りタイヤ |
| WO2006114327A1 (de) * | 2005-04-28 | 2006-11-02 | Felsen Hans-Juergen | Verfahren zur verminderung der geräuschemission bei einem fahrzeugreifen sowie hierfür geeigneter fahrzeugreifen |
| JP2007083913A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
| JP2009298314A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤ・ホイール組立体 |
| JP2013018339A (ja) * | 2011-07-11 | 2013-01-31 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
-
1991
- 1991-03-11 JP JP3044603A patent/JPH04283104A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010053665A (ko) * | 1999-12-01 | 2001-07-02 | 조충환 | 비대칭 단면형상을 갖는 래디얼 타이어 |
| JP2002192909A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Bridgestone Corp | タイヤ・リムホイール組立体及び空気入りタイヤ |
| JP2002192905A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Bridgestone Corp | タイヤ・リムホイール組立体及び空気入りタイヤ |
| WO2006114327A1 (de) * | 2005-04-28 | 2006-11-02 | Felsen Hans-Juergen | Verfahren zur verminderung der geräuschemission bei einem fahrzeugreifen sowie hierfür geeigneter fahrzeugreifen |
| JP2007083913A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
| JP2009298314A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤ・ホイール組立体 |
| JP2013018339A (ja) * | 2011-07-11 | 2013-01-31 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
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