JPH0428358B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0428358B2 JPH0428358B2 JP56212393A JP21239381A JPH0428358B2 JP H0428358 B2 JPH0428358 B2 JP H0428358B2 JP 56212393 A JP56212393 A JP 56212393A JP 21239381 A JP21239381 A JP 21239381A JP H0428358 B2 JPH0428358 B2 JP H0428358B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methyl
- cyclopentenone
- allyl
- hydroxy
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光学活性な(−)−2−アリル−3
−ヒドロキシ−3−メチル−4−シクロペンテノ
ンの製造方法に関する。 (−)−2−アリル−3−ヒドロキシ−3−
メチル−4−シクロペンテノンは本発明者らによ
つて初めて合成された新規化合物であつて、該化
合物はそれ自身農薬およびその中間体として有用
であるばかりでなく、香料や医薬品の中間体とし
ても有用であり、たとえば該化合物を転位させる
ことによりS(+)−アレスロロンとすることがで
き、この化合物はピレスロイド中間体として極め
て価値ある化合物である。 本発明の(−)−2−アリル−3−ヒドロキ
シ−3−メチル−4−シクロペンテノンは、 式(I) で示されるd−3−アセトキシ−2−アリル−
3−メチル−4−シクロペンテノンに豚肝臓エス
テラーゼ(PorcineLiver Esterase)を作用させ
て加水分解することにより製造することができ
る。 本発明において、原料として用いられる式
(I)で示されるアセテートは、たとえば以下に
示す方法により容易に合成することができる。 d−3−アセトキシ−2−アリル−3−メチ
ル−4−シクロペンテノンの加水分解反応は、豚
肝臓エステラーゼとともにPH6〜9の緩衝溶液
中、反応温度約20〜40℃、反応時間約10〜40時間
の条件で激しく攪拌することにより行われる。 かかる加水分解反応において、豚肝臓エステラ
ーゼの使用量は原料アセテートに対して通常0.5
〜30重量%であり、また加水分解反応における原
料アセテートの濃度は通常1〜30重量%である。 この加水分解反応は、光学収率のうえから原料
アセテートの反応率が50%未満で終了することが
好ましい。 反応終了後、加水分解反応液をたとえばメチル
イソブチルケトン、酢酸エチル、エチルエーテ
ル、ジクロルメタン等の溶媒により、(−)−
2−アリル−3−ヒドロキシ−3−メチル−4−
シクロペンテノンおよび未反応の2−アリル−3
−アセトキシ−3−メチル−4−シクロペンテノ
ンを抽出し、得られた有機層から溶媒を留去した
のち、濃陥残渣をカラムクロマトグラフイーで処
理することにより、目的とする(−)−2−ア
リル−3−ヒドロキシ−3−メチル−4−シクロ
ペンテノンを混合物から単離することができる。 以下、実施例により本発明を説明する。 実施例 d−3−アセトキシ−2−アリル−3−メチ
ル−4−シクロペンテノン1g、Porcine Liver
Esterase(シグマ社製)150mgおよび3,2M硫酸
アンモニウム水溶液(PH8)30mlを混合し、20℃
にて20時間激しく攪拌する。反応終了後水30mlを
加えメチルイソブチルケトン50mlにて3回抽出す
る。得られた有機層から溶媒を留去し、濃縮残渣
を酢酸エチルエステル:トルエン=3:5の混合
液にてカラムクロマト精製し、(−)−2−ア
リル−3−ヒドロキシ−3−メチル−4−シクロ
ペンテノン0.368gを得た。 収率47% n20 D 1.4983 α〕20 D−23.9°(C=1,CHC3) 上記化合物を転位して得られたアレスロロンの
光学純度は98%であつた。 (光学純度の分析方法 Agric,Biol.Chem.,
41,(10)2003〜2006(1977)) dl−3−アセトキシ−2−アリル−3−メチル
−4−シクロペンテノン2g、Porcine Liver
Esterase(シグマ社製)80mg、0.1Mリン酸バツフ
アー水溶液(PH7)90mlおよびメタノール10mlを
混合し、30〜35℃にて20時間激しく攪拌する。反
応終了後、メチルイソブチルケトン50mlにて4回
抽出する。以下、実施例1に準じて後処理、精製
して(−)−2−アリル−3−ヒドロキシ−3
−メチル−4−シクロペンテノン0.76gを得た。 収率 48.5% α〕20 D−21.8°(C=1,CHC3) また、このものを転位して得たアレスロロンの
光学純度は96%であつた。
−ヒドロキシ−3−メチル−4−シクロペンテノ
ンの製造方法に関する。 (−)−2−アリル−3−ヒドロキシ−3−
メチル−4−シクロペンテノンは本発明者らによ
つて初めて合成された新規化合物であつて、該化
合物はそれ自身農薬およびその中間体として有用
であるばかりでなく、香料や医薬品の中間体とし
ても有用であり、たとえば該化合物を転位させる
ことによりS(+)−アレスロロンとすることがで
き、この化合物はピレスロイド中間体として極め
て価値ある化合物である。 本発明の(−)−2−アリル−3−ヒドロキ
シ−3−メチル−4−シクロペンテノンは、 式(I) で示されるd−3−アセトキシ−2−アリル−
3−メチル−4−シクロペンテノンに豚肝臓エス
テラーゼ(PorcineLiver Esterase)を作用させ
て加水分解することにより製造することができ
る。 本発明において、原料として用いられる式
(I)で示されるアセテートは、たとえば以下に
示す方法により容易に合成することができる。 d−3−アセトキシ−2−アリル−3−メチ
ル−4−シクロペンテノンの加水分解反応は、豚
肝臓エステラーゼとともにPH6〜9の緩衝溶液
中、反応温度約20〜40℃、反応時間約10〜40時間
の条件で激しく攪拌することにより行われる。 かかる加水分解反応において、豚肝臓エステラ
ーゼの使用量は原料アセテートに対して通常0.5
〜30重量%であり、また加水分解反応における原
料アセテートの濃度は通常1〜30重量%である。 この加水分解反応は、光学収率のうえから原料
アセテートの反応率が50%未満で終了することが
好ましい。 反応終了後、加水分解反応液をたとえばメチル
イソブチルケトン、酢酸エチル、エチルエーテ
ル、ジクロルメタン等の溶媒により、(−)−
2−アリル−3−ヒドロキシ−3−メチル−4−
シクロペンテノンおよび未反応の2−アリル−3
−アセトキシ−3−メチル−4−シクロペンテノ
ンを抽出し、得られた有機層から溶媒を留去した
のち、濃陥残渣をカラムクロマトグラフイーで処
理することにより、目的とする(−)−2−ア
リル−3−ヒドロキシ−3−メチル−4−シクロ
ペンテノンを混合物から単離することができる。 以下、実施例により本発明を説明する。 実施例 d−3−アセトキシ−2−アリル−3−メチ
ル−4−シクロペンテノン1g、Porcine Liver
Esterase(シグマ社製)150mgおよび3,2M硫酸
アンモニウム水溶液(PH8)30mlを混合し、20℃
にて20時間激しく攪拌する。反応終了後水30mlを
加えメチルイソブチルケトン50mlにて3回抽出す
る。得られた有機層から溶媒を留去し、濃縮残渣
を酢酸エチルエステル:トルエン=3:5の混合
液にてカラムクロマト精製し、(−)−2−ア
リル−3−ヒドロキシ−3−メチル−4−シクロ
ペンテノン0.368gを得た。 収率47% n20 D 1.4983 α〕20 D−23.9°(C=1,CHC3) 上記化合物を転位して得られたアレスロロンの
光学純度は98%であつた。 (光学純度の分析方法 Agric,Biol.Chem.,
41,(10)2003〜2006(1977)) dl−3−アセトキシ−2−アリル−3−メチル
−4−シクロペンテノン2g、Porcine Liver
Esterase(シグマ社製)80mg、0.1Mリン酸バツフ
アー水溶液(PH7)90mlおよびメタノール10mlを
混合し、30〜35℃にて20時間激しく攪拌する。反
応終了後、メチルイソブチルケトン50mlにて4回
抽出する。以下、実施例1に準じて後処理、精製
して(−)−2−アリル−3−ヒドロキシ−3
−メチル−4−シクロペンテノン0.76gを得た。 収率 48.5% α〕20 D−21.8°(C=1,CHC3) また、このものを転位して得たアレスロロンの
光学純度は96%であつた。
Claims (1)
- 1 d−3−アセトキシ−2−アリル−3−メ
チル−4−シクロペンテノンに豚肝臓エステラー
ゼを作用させて加水分解することを特徴とする
(−)−2−アリル−3−ヒドロキシ−3−メチル
−4−シクロペンテノンの製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21239381A JPS58111690A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | l(―)―2―アリル―3―ヒドロキシ―3―メチル―4―シクロペンテノンの製造方法 |
| DE8282110716T DE3265658D1 (en) | 1981-11-19 | 1982-11-19 | 4-cyclopentenones and their production |
| US06/443,017 US4511655A (en) | 1981-11-19 | 1982-11-19 | Process for producing 4-cyclopentenones |
| EP82110716A EP0080671B1 (en) | 1981-11-19 | 1982-11-19 | 4-cyclopentenones and their production |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21239381A JPS58111690A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | l(―)―2―アリル―3―ヒドロキシ―3―メチル―4―シクロペンテノンの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58111690A JPS58111690A (ja) | 1983-07-02 |
| JPH0428358B2 true JPH0428358B2 (ja) | 1992-05-14 |
Family
ID=16621836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21239381A Granted JPS58111690A (ja) | 1981-11-19 | 1981-12-25 | l(―)―2―アリル―3―ヒドロキシ―3―メチル―4―シクロペンテノンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58111690A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6420091A (en) * | 1987-07-13 | 1989-01-24 | Sumitomo Chemical Co | Biochemical production of (r)-4-hydroxy-2-cyclopentenone |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55160740A (en) * | 1979-05-31 | 1980-12-13 | Sumitomo Chem Co Ltd | Preparation of cyclopentenolone |
| JPS5626832A (en) * | 1979-08-14 | 1981-03-16 | Sumitomo Chem Co Ltd | Preparation of cyclopentenolone |
-
1981
- 1981-12-25 JP JP21239381A patent/JPS58111690A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58111690A (ja) | 1983-07-02 |
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