JPH04283749A - 感光性樹脂組成物 - Google Patents
感光性樹脂組成物Info
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- JPH04283749A JPH04283749A JP4698091A JP4698091A JPH04283749A JP H04283749 A JPH04283749 A JP H04283749A JP 4698091 A JP4698091 A JP 4698091A JP 4698091 A JP4698091 A JP 4698091A JP H04283749 A JPH04283749 A JP H04283749A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
び印刷適性と良好な水現像性を有する印刷用版材の製造
材料として好適な感光性樹脂組成物に関するものである
。さらに詳しくは、部分鹸化ポリ酢酸ビニルに不飽和基
を導入することによって得られるところの強靱性、ゴム
弾性、画像再現性を付帯する感光性樹脂組成物に関する
ものである。
性の感光性樹脂組成層を設けた構造をもつ凸版、平版お
よび凹版印刷用の感光性樹脂版材が従来の金属版に変わ
って印刷分野での主流を成している。これらの版材は、
透明部分を持つネガティブ、またはポジティブの原図フ
ィルムを感光性樹脂層に密着させた後に、活性光線を照
射して原図フィルムの透明部分に対応する感光性樹脂層
に光重合を起こし、ついで未重合部分を適当な溶剤に溶
出することによって基材上にレリ−フを形成するもので
ある。
脂組成物は印刷版を初めとして各種の用途に用いられて
いる。なかでも中性水で未重合部分を溶出させて現像で
きるポリマ−として完全鹸化、または部分鹸化ポリ酢酸
ビニルを基体樹脂として使用する系が提案されている。 この既知例は大別して2つの系統に区別することができ
る。第1の系統は、完全鹸化又は部分鹸化ポリ酢酸ビニ
ルにエチレン性不飽和結合を有する光重合性モノマ−を
配合することによって、感光性を付与するものである。 このような既知例としては、特公昭46−39401、
特公昭50−30903、特開昭48−87903、特
開昭50−27602、特開昭57−124730、特
開昭57−212217、特開昭59−172644、
特開昭60−51833などが挙げられる。第2の系統
は、完全鹸化または部分鹸化ポリ酢酸ビニルの持つ水酸
基に不飽和基を有する化合物を付与するものである。こ
のような既知例としては、特開昭48−66151、特
開昭50−45087、特開昭54−13890、特開
昭58−21736、特開昭59−176303、特開
昭59−185332、特開昭平1−60133などが
ある。これらの既知例のうち、第2の系統の完全鹸化ま
たは部分鹸化ポリ酢酸ビニル自体に不飽和基を導入する
場合には、水溶性を付与している水酸基が不飽和基導入
反応で多量に消費されるために水現像性が低下するとい
う問題がある。これに対して第1の系統は水現像性の良
好な感光性樹脂版材を得ることは可能であるが、そのた
めには使用する完全鹸化または部分鹸化ポリ酢酸ビニル
としては平均重合度1000以下の比較的低分子量のポ
リマ−を使用しなければならないという問題がある。平
均重合度が1000を越えて高くなると、水溶解性の低
下が著しいために、未露光部分を水中に溶出除去する現
像工程に要する時間が長くなる欠点があるためである。 一方、このように低分子の基体ポリマ−を使用している
ために光重合反応によって得られたレリ−フは脆く、水
現像中にレリ−フが欠けたり、印刷中にクラックが入る
などの問題が発生することが多い。特に版材を柔軟化し
た場合においては、使用できる架橋性モノマ−の光反応
後における硬さに柔軟性がより要求されるために、使用
するモノマ−は不飽和基数の少ないものや、分子量の大
きいものにならざるを得ない。したがって版材の画像再
現性を低下せしめ、得られた版材も架橋密度が小さいた
め耐溶剤性が低下して水現像時および印刷中においてク
ラックが発生しやすくなる。
術の諸欠点に鑑み創案されたもので、その目的とすると
ころは水現像性と画像再現性に優れ、且強靭なレリ−フ
を有する印刷版材として有用な部分鹸化ポリ酢酸ビニル
を基体樹脂とする感光性樹脂組成物を提供することにあ
る。
、次のA、BおよびC、D成分から成ることを特徴とす
る感光性樹脂組成物である。
00の部分鹸化ポリ酢酸ビ ニルと酸無水物を反
応させ側鎖にカルボキシル基を付加せしめた変性ポリビ
ニルアルコ−ル
100重量部 B.不飽和エポキシ化合物
0.1〜10重量部 C.分子中にエチレン性二重
結合を有する光重合性不飽和化合物
20〜20
0重量部 D.光開始剤
0.1〜10重量部本発明に用いられる部分鹸化ポ
リ酢酸ビニルは、その平均重合度が300〜2000の
範囲で、鹸化度が60〜99モル%のものである。重合
度が300未満になると、ポリマ−の耐水性が著しく低
下し、後にポリマ−末端に二重結合を導入して感光性樹
脂組成物の反応性を高めても十分な耐水性を得ることは
できない。また、重合度が2000を越えるとポリマ−
の水溶解性が著しく低下する。さらに好ましい平均重合
度は500〜1000である。さらに、鹸化度が60モ
ル%未満であると水溶性が著しく低下して良好な水現像
性を得ることができず、また鹸化度が99モル%を越え
ると常温水に対する溶解性が低下し、良好な水現像性を
付与することができない。
ビニルと付加反応させる酸無水物としては、無水マレイ
ン酸、無水トリメリット酸、無水コハク酸、無水フタル
酸、無水ピロメリット酸、無水グルタル酸、水添フタル
酸無水物、ナフタリンジカルボン無水物などが挙げられ
る。本発明の目的に対して、前述の酸無水物の含有量は
0.1〜15モル%の範囲であることが好ましい。含有
量が0.1モル%未満では画像再現性や耐水性、印刷時
の耐久性などが未変性の完全鹸化または部分鹸化ポリ酢
酸ビニルを使用した場合と大差なくなり、一方15モル
%を越えるとポリマ−の水溶解性が著しく低下する。部
分鹸化ポリ酢酸ビニルと酸無水物とを反応させ、ポリマ
側鎖にカルボキシル基を導入させる方法としては、溶媒
に部分鹸化ポリ酢酸ビニルを溶解させ触媒中で酸無水物
を反応させた後、再沈−乾燥を繰返して変性ポリビニル
アルコ−ルを製造する方法やアセトンやDMF等のよう
に、部分鹸化ポリ酢酸ビニルを溶解できなくとも膨潤可
能な有機溶媒中に部分鹸化酢酸ビニルを膨潤させ触媒添
加のもとで酸無水物を反応させた後、乾燥させて変性ポ
リビニルアルコ−ルを得る方法等が挙げられる。
飽和エポキシ化合物としては、分子内に1個以上のエポ
キシ基と1個以上のアクリル基またはビニル基を有する
化合物が挙げられ、グリシジルアクリレ−ト、グリシジ
ルメタクリレ−ト、3、4−エポキシシクロヘキシルア
クリレ−ト、3、4−エポキシシクロヘキシルメタクリ
レ−トが代表的な化合物であるが、分子内に1個以上の
活性水素を有する不飽和化合物と分子内に2個以上のエ
ポキシ基を有する化合物を付加反応させて得られるごと
き不飽和エポキシ化合物も使用できる。
たす役割は極めて重要である。すなわち、部分鹸化ポリ
酢酸ビニルと酸無水物との反応によってポリマ側鎖に付
加されたカルボキシル基にさらに不飽和エポキシ化合物
を反応することによってポリマ自体に不飽和基を導入す
ることができ、光反応性を著しく向上せしめる効果をも
たらすことにある。この反応は、別工程において変性ポ
リビニルアルコ−ルと不飽和エポキシ化合物を反応させ
てもよいし、また感光性樹脂組成物を調製する工程にお
いて、ポリマ−中のカルボキシル基に不飽和エポキシ化
合物を付加反応によって導入することも可能である。
カルボキシル基を付加した変性ポリビニルアルコ−ル1
00重量部に対して0.1〜10重量部の範囲であるこ
とが必要である。B成分の使用量がA成分のカルボキシ
ル基を付加した変性ポリビニルアルコ−ル100重量部
に対して0.1重量部未満であるとポリマ中に導入され
る不飽和基の数が少なく、光反応性が小さく架橋密度が
十分上がらないために得られた印刷版材の微小部分の画
像再現性が十分でない。逆にB成分の使用量が10重量
部を越えると、ポリマや光重合性モノマ−との相溶バラ
ンスがくずれて版表面にしみだしや析出を生じたり、光
重合によって生成する架橋構造の密度が過剰となるため
に、製版されたレリ−フが非常に硬く、脆くなってその
ため印刷中にクラックが入るなどの問題が発生する。
モノマ−としては、A成分と一定程度以上の相溶性のあ
るものは全て使用可能である。具体的には、次のような
ものが挙げられる。2−ヒドロキシエチルアクリレ−ト
、2−ヒドロキシエチルメタクリレ−ト、2−ヒドロキ
シプロピルアクリレ−ト、2−ヒドロキシプロピルメタ
クリレ−ト、2−ヒドロキシブチルアクリレ−ト、2−
ヒドロキシブチルメタクリレ−ト、3−クロロ−2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレ−ト、3−クロロ−2−ヒド
ロキシプロピルメタクリレ−トなどの水酸基を有するモ
ノアクリレ−トまたはモノメタクリレ−ト、エチレング
リコ−ルなどの多価アルコ−ルとアクリル酸またはメタ
クリル酸などの不飽和カルボン酸の反応によって得られ
る多価アクリレ−トまたは多価メタクリレ−ト、エチレ
ングリコ−ルジグリシジルエ−テルなどの多価グリシジ
ルエ−テルとアクリル酸、メタクリル酸などの不飽和カ
ルボン酸の反応によって合成されるところの水酸基を有
する多価アクリレ−トまたは多価メタクリレ−ト、グリ
シジルメタクリレ−トなどの不飽和エポキシ化合物とア
クリル酸またはメタクリル酸などの不飽和カルボン酸の
反応によって合成されるところの水酸基を有する多価ア
クリレ−トまたは多価メタクリレ−ト、アクリルアミド
、メタクリルアミド、N−メチロ−ルアクリルアミド、
N−メチロ−ルメタクリルアミド、ダイアセトンアクリ
ルアミド、メチレンビスアクリルアミド、N−メチロ−
ルアクリルアミドまたはN−メチロ−ルメタクリルアミ
ドと多価アルコ−ルの縮合反応によって得られる多価ア
クリルアミドまたは多価メタクリルアミドなどアクリル
アミド系の光重合性モノマ−などであり、好ましくは水
酸基を有するアクリルまたはメタクリル酸エステル類お
よびアクリルまたはメタクリルアミド類である。
分のカルボキシル基を付加せしめた変性ポリビニルアル
コ−ル100重量部に対して20〜200重量部の範囲
にあることが必要であり、好ましくは50〜150重量
部である。
アルコ−ル100重量部に対して20重量部未満である
と、光重合によって生成する架橋構造の密度が不足する
ために十分な画像再現性が得られない。また高品質な画
像再現性得るために架橋性のより高いモノマ−を使用す
ると印刷版材の刷版硬度が高くなり印刷用途によっては
インキ着肉性が低下し良好な印刷物ができなくなる。逆
にC成分の使用量が200重量部を越えると光重合によ
って生成する架橋構造の密度が過剰となるために、製版
されたレリ−フが非常に脆くなり、そのため印刷中にレ
リ−フにクラックが入るなどの問題が発生する。
の光開始剤が全て使用できる。例えば、ベンゾインアル
キルエ−テル類、ベンゾフェノン類、アントラキノン類
、ベンジル類、アセトフェノン類、ジアセチル類などが
ある。これらの光開始剤は変性ポリビニルアルコ−ル1
00重量部に対して0.01〜10重量部の範囲で使用
できる。
ポリ酢酸ビニルと酸無水物を反応させて得られるところ
の変性ポリビニルアルコ−ルにB成分の不飽和エポキシ
化合物を付加してなるところの基体樹脂とC成分の光重
合性モノマ−との相溶助剤としてエチレングリコ−ル、
ジエチレングリコ−ル、トリエチレングリコ−ル、グリ
セリン、トリメチロ−ルプロパン、トリメチロ−ルエタ
ンなどの多価アルコ−ル類を添加することも可能である
。これらの多価アルコ−ル類は、光重合部分の柔軟性を
より高めてレリ−フクラックの発生を防止する効果が認
められる。このような多価アルコ−ルは、感光性樹脂組
成物に対して30重量%以下の範囲で使用できる。
すために従来公知の重合禁止剤は全て使用することがで
きる。好ましい熱重合禁止剤としては、フェノ−ル類、
ハイドロキノン類、カテコ−ル類などが挙げられる。こ
れらの熱重合禁止剤は組成物全量に対して0.001〜
5重量%の範囲で使用することができる。また、染料、
顔料、界面活性剤、消泡剤、紫外線吸収剤および香料な
どを添加することができる。
A成分の変性ポリビニルアルコ−ルを水/アルコ−ルの
混合溶媒に加熱溶解した後に、B成分の不飽和エポキシ
化合物を添加して付加反応せしめる。ついでC成分の光
重合性モノマ−、D成分の光開始剤および熱安定剤を添
加し攪拌して十分に混合することが一般的である。この
ようにして感光性樹脂溶液が得られる。
には、たとえば溶剤の大部分を留出した後に加熱して溶
融状態にして支持体上に押し出して成形することができ
る。また、乾式製膜法で感光性シ−トを作り、このシ−
トを支持体上に接着して感光層を形成することも可能で
ある。さらに、支持体上に直接に乾式製膜して感光層を
得ることもできる。支持体としては、スチ−ル、ステン
レス、アルミニューム、銅などの金属板、ポリエステル
フイルムなどのプラスチックシ−ト、スチレン−ブタジ
エン共重合体などの合成ゴムシ−トが使用される。感光
層は、0.01〜10mmの厚さに形成することが好ま
しい。
レリ−フ像を形成するには、上記のようにして作成した
感光層上にネガティブまたはポジティブの原図フイルム
を密着し通常300〜400mμの波長を中心とする高
圧水銀灯、超高圧水銀灯、メタルハライドランプ、キセ
ノン灯、カ−ボンア−ク灯、ケミカル灯からの紫外線を
照射し、光重合によって不溶化を行わせる。
式現像装置またはブラシ式現像装置で水中に溶出させる
ことによりレリ−フが支持体上に形成される。
像性を有し高度の画像再現性と印刷時の耐久性を持ち、
版面粘着のない印刷版材を与える。これは、A成分の鹸
化度60〜99モル%、重合度300〜20000の部
分鹸化ポリ酢酸ビニルと酸無水物の反応によって得られ
るところの変性ポリビニルアルコ−ル中のカルボキシル
基に不飽和エポキシ化合物を付加することによって、ポ
リマ−自体に光重合性を持たしたために従来の完全鹸化
または部分鹸化ポリ酢酸ビニルに存在する水酸基を損な
わずにポリマ−構造が形成され水酸基を有効に活用でき
良好な水現像性を有することができる。また、ポリマ−
自体に反応性があるためにC成分との光重合反応によっ
て作られるレリ−フの網目構造がより高密度に形成され
、得られるレリ−フは良好な耐水性を有し高度の画像再
現性を保持することができ、且レリ−フが強靭であるた
めに印刷中にクラック発生などの問題を防止することが
できる。
材として用いられるときに最もその効果を発揮するが平
版印刷材、凹版印刷材、孔版印刷材、フォトレジストと
して使用することも可能である。
るが、本発明はこれらに限定されない。
ニルに無水コハク酸1モル%を反応させてカルボキシル
基を付加反応させた。この変性ポリビニルアルコ−ルの
酸価を測定したところ酸価は10であった。この様にし
て得られた基体樹脂100重量部をエタノ−ル/水=3
0/70(重量比)の混合溶媒200重量部と80℃に
加温して溶解した。次いで、グリシジルメタクリレ−ト
5重量部を添加して十分に攪拌しポリマヘの不飽和基導
入反応を行った。電位差滴定法による分析結果から変性
ポリビニルアルコ−ル側鎖に付加したカルボキシル基が
消失し、グリシジルメタクリレ−トのエポキシ基と反応
してポリマ−側鎖に不飽和結合が導入されたことがわか
った。次に光重合性不飽和化合物としてプロピレングリ
コ−ルジグリシジルエ−テル1モルとアクリル酸2モル
の付加反応によって得られた不飽和エポキシエステル化
合物35重量部と2−ヒドロキシブチルメタクリレ−ト
35重量部を添加して十分に攪拌した。さらにグリセリ
ン10重量部、光開始剤としてジメチルベンジルケタ−
ル3重量部、熱安定剤にハイドロキノンモノメチルエ−
テル0.1重量部を加え十分に攪拌混合した。この様に
して得られた感光性樹脂溶液をあらかじめポリエステル
系接着剤を塗布してある厚さ200μのポリエステルフ
イルム上に乾燥後の厚さが950μとなるように流延し
、60℃の熱風オ−ブンに5時間入れて溶媒を完全に除
去した。この様にして得られた感光層の表面にエタノ−
ル/水=50/50(重量比)の溶媒を薄く塗付した後
に、ケミカルエッチングでマット化された厚さ100μ
のポリエステルフイルムを圧着してカバ−フイルムを装
着した。この版材を10日間暗所に保管した。版材のカ
バ−フイルムを剥離し、感度測定用グレイスケ−ルネガ
フイルムおよび画像再現性評価ネガフイルム(133線
、3%、5%、10%網点、直径200μおよび300
μの独立点、幅50μおよび70μの細線あり)を真空
密着させ、高圧水銀灯で2分間露光した。次いで30℃
の中和水を入れたスプレ−式現像装置を使用して、水圧
3kg/cm2 の条件で現像を行ったところ4分間で
非画線部が完全に水中に溶出してレリ−フ像を得ること
ができた。得られたレリ−フを評価した結果、グレイス
ケ−ルは17ステップまで残っており非常に高感度であ
ることがわかった。画線部は3%網点、200μ独立点
、50μ細線などの微細な部分までシャ−プに再現して
いることが確認された。
ったところ画線の太りもなくシャ−プな刷り上がりの印
刷物が得られた。また、30万通しまで印刷を行ったが
レリ−フ剥がれ、クラック発生などの問題はまったく発
生しなかった。
の部分鹸化ポリ酢酸ビニルに置き換え、その他は全く同
一の手法で感光性樹脂版材を作成した。得られた版材を
実施例1と同じ条件で露光、現像した。現像時間は4分
間を要し実施例1と同じ時間で現像できた。しかしなが
ら、レリ−フの耐水性が不十分なため現像中に幅50μ
の細線部分が現像水で膨潤して著しい歪みを生じた。ま
たグレイスケ−ルは15ステップまでしか残らず、実施
例1よりも低感度化していることが明らかになった。
ニルをDMF中で110℃に加温しポリマ表面を膨潤さ
せた。この溶液に無水フタ−ル酸1.5モル%を加えポ
リマ側鎖にカルボキシル基を導入した。次に熱風乾燥機
でポリマ中のDMF量が1%以下になるように乾燥し粉
末状のポリマを得る事ができた。このポリマの酸価は1
5であった。この様にして得られた基体樹脂100重量
部をエタノ−ル/水=50/50(重量比)の混合溶媒
200重量部と80℃に加温して溶解した。次いでグリ
シジルメタクリレ−ト3重量部とトリエタノ−ルアミン
0.5重量部を溶液中にに添加して約1時間反応させた
。ついで、光重合性不飽和化合物として、2−アクリロ
イルオキシエチル−2−ヒドロキシエチルフタル酸50
重量部とフェノキシポリエチレングリコ−ルアクリレ−
ト20重量部を添加して十分に攪拌混合した。さらにジ
エチレングリコ−ル10重量部、光開始剤としてベンゾ
インメチルエ−テル1.5重量部、熱安定剤としてハイ
ドロキノン0.01重量部を加え十分に攪拌混合した。
らかじめ、エポキシ系接着剤を塗布してある厚さ250
μのスチ−ル板上に乾燥後の厚さが1300μとなるよ
うに流延し60℃の熱風オ−ブンに6時間入れて溶媒を
完全に除去した。この様にして得られた感光層の表面に
エタノ−ル/水=50/50(重量比)の溶媒を薄く塗
布した後に、ケミカルエッチングでマット化された厚さ
100μのポリエステルフイルムを圧着してカバ−フイ
ルムを装着した。
用した感度測定用グレイスケ−ルネガフイルムおよび画
像再現性評価用ネガフイルム真空密着させ超高圧水銀灯
で1分間露光した。次いで25℃の中性水を入れたブラ
シ式現像装置を用いて現像を行ったところ2分間で非画
線部が完全に水中に溶出してレリ−フ像を得ることがで
きた。得られたレリ−フを評価した結果、グレイスケ−
ルは16ステップまで残っており、高感度化されている
ことがわかった。画線部は3%網点、200μ独立点、
50μ細線などの微細部分までシャ−プに再現している
ことが確認された。
行ったところ、画線の太りもなくシャ−プな刷り上がり
の印刷物が得られた。また30万通しまで印刷を行った
が、レリ−フ欠け、クラック発生などの問題は全く発生
しなかった。
の部分鹸化ポリ酢酸ビニルに置き換え、その他は全く同
一組成、同一手法で感光性樹脂版材を試作した。得られ
た版材を実施例2と同じ条件で露光、現像した。現像時
間は2.5分間を要し実施例2と比較してやや遅くなっ
た。画像再現性は版材の架橋性が低いことや、レリ−フ
の耐水性が十分でないことが起因して3%網点、50μ
細線にレリ−フ欠けが発生した。またグレイスケ−ルは
15ステップまでしか上がらず実施例2よりもやや低感
度であった。
ビニルに実施例2と同様の条件で無水マレイン酸を反応
させて変性ポリビニルアルコ−ルの結晶粉末を得ること
ができた。この基体樹脂100重量部をエタノ−ル/水
=30/70(重量比)の混合溶媒200重量部に80
℃で加温溶解した。次いでグリシジルメタクリレ−トを
1重量部添加して、80℃で1時間反応させた。電位差
滴定法による分析結果から変性ポリビニルアルコ−ル末
端のカルボキシル基が消失し、グリシジルメタクリレ−
トのエポキシ基と反応してポリマ−側鎖に不飽和結合が
導入されたことがわかった。次いで光重合性モノマ−と
して、ポリエチレングリコ−ルジアクリレ−ト30重量
部、グリシジルメタクリレ−トとアクリル酸の付加反応
でえられる不飽和化合物40重量部添加し、相溶助剤と
してトリメチロ−ルプロパン10重量部、光開始剤とし
てベンジルジメチルケタ−ル3重量部、熱安定剤として
t−ブチルカテコ−ル0.1重量部を加えて十分に攪拌
混合した。
、あらかじめポリエステル系接着剤を塗布し、熱および
光で硬化した185μのポリエステルフイルム基板上に
乾燥後の厚さ(基板を含)が950μとなるように流延
した。これを60℃の熱風オ−ブンに4時間入れて溶媒
を完全に除去した。この様にして得られた版材を実施例
1と同じネガフイルムを使用し、ケミカル灯で4分間露
光した後に水温30℃の中性水スプレ−式現像装置で水
圧3kg/cm2 の条件で現像した。現像時間は4分
間を要した。また得られたレリ−フを調べたところ、グ
レイスケ−ルは16ステップまで残っており高感度であ
ることが確認され、50μ細線も問題なく再現されてい
ることがわかった。
ニルの溶液中に無水コハク酸10モル%添加し反応させ
ることによってカルボキシル基を導入した変性ポリビニ
ルアルコ−ルを得ることができた。得られた基体樹脂1
00重量部とエタノ−ル/水=20/80(重量比)の
混合溶媒300重量部を80℃で加温溶解し、次いでグ
リシジルメタクリレ−トを5部添加しポリマ−末端に不
飽和基を導入するために80℃、0.5時間の反応を行
った。
2−ヒドロキシプロピルメタクリレ−ト50重量部、N
−メチロ−ルアクリルアミド10重量部、エチレングリ
コ−ルジアクリレ−ト40重量部添加した。さらにジメ
チルアミノエチルメタクリレ−トと2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレ−ト=2/1共重合物を10重量部添加し
た。
量部、熱安定剤としてフェノチアジンを0.01重量部
添加し十分に攪拌混合した。この様にして得られた感光
性樹脂溶液をエポキシ系接着剤を塗布したアルミニュ−
ム基板上に乾燥後の厚さが750μになるように流延し
、60℃の熱風オ−ブンに1時間入れて溶媒を除去した
。
、乾燥した。現像はブラシ式現像装置を使用し約45秒
で未露光部分が完全に除去された。得られたレリ−フを
調べたところ、グレイスケ−ルは17ステップまで残っ
ており高感度を保持していた。またレリ−フはシャ−プ
であり3%網点、200μ独立点、50μ細線とも完全
に再現し、印刷テストにおいても50万通しでレリ−フ
剥がれ、クラック発生などの問題はなかった。
現像性と画像再現性に優れ、且強靭なレリ−フを有し印
刷耐性の良好な印刷版材を与えることができた。
Claims (1)
- 【請求項1】下記A、B、CおよびD成分を少なくとも
含んで成ることを特徴とする感光性樹脂組成物。 A.鹸化度60〜99モル%、重合度300〜20
00の部分鹸化ポリ酢酸ビ ニルと酸無水物を反
応させ側鎖にカルボキシル基を付加せしめた変性ポリビ
ニルアルコ−ル
100重量部 B.不飽和エポキシ化合物
0.1〜10重量部 C.分子中にエチレン性二重
結合を有する光重合性不飽和化合物
20〜20
0重量部 D.光開始剤
0.1〜10重量部
Priority Applications (1)
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1991
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