JPH04284102A - 工業用ガスタービンエンジン羽根およびそれの製造方法 - Google Patents
工業用ガスタービンエンジン羽根およびそれの製造方法Info
- Publication number
- JPH04284102A JPH04284102A JP3289554A JP28955491A JPH04284102A JP H04284102 A JPH04284102 A JP H04284102A JP 3289554 A JP3289554 A JP 3289554A JP 28955491 A JP28955491 A JP 28955491A JP H04284102 A JPH04284102 A JP H04284102A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microscopic structure
- tip portion
- crystal grains
- blade
- wing
- Prior art date
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- Withdrawn
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02C—GAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
- F02C7/00—Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/28—Selecting particular materials; Particular measures relating thereto; Measures against erosion or corrosion
- F01D5/286—Particular treatment of blades, e.g. to increase durability or resistance against corrosion or erosion
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【発明の分野】本発明は顕微鏡組織の生成および制御技
術に関するものである。更に詳しく言えば本発明は、特
に優れた循環疲れ寿命を有するような指向性凝固によっ
て得られた新規な工業用ガスタービンエンジン羽根、お
よび柱状結晶粒の顕微鏡組織を示す翼部の先端部分を等
軸結晶粒の顕微鏡組織に変化させて成るような工業用ガ
スタービンエンジン羽根の新規な製造方法に関する。
術に関するものである。更に詳しく言えば本発明は、特
に優れた循環疲れ寿命を有するような指向性凝固によっ
て得られた新規な工業用ガスタービンエンジン羽根、お
よび柱状結晶粒の顕微鏡組織を示す翼部の先端部分を等
軸結晶粒の顕微鏡組織に変化させて成るような工業用ガ
スタービンエンジン羽根の新規な製造方法に関する。
【0002】
【発明の背景】指向性凝固によって得られた工業用ガス
タービンエンジン羽根は、ランダムに配列した顕微鏡組
織を有するものに比べて主要な機械的性質の向上を示す
。それ故、若干の欠点があるにもかかわらず、かかる羽
根は陸上用および船舶用のガスタービンエンジンにおい
て広く使用されている。このような指向性凝固羽根の主
な欠点の1つは、それの循環疲れ寿命が限られているこ
とであった。広く認められているこのような状況の下で
努力が重ねられてきたが、本発明者等の知る限りでは、
上記の問題に対する満足すべき解答は得られていない。
タービンエンジン羽根は、ランダムに配列した顕微鏡組
織を有するものに比べて主要な機械的性質の向上を示す
。それ故、若干の欠点があるにもかかわらず、かかる羽
根は陸上用および船舶用のガスタービンエンジンにおい
て広く使用されている。このような指向性凝固羽根の主
な欠点の1つは、それの循環疲れ寿命が限られているこ
とであった。広く認められているこのような状況の下で
努力が重ねられてきたが、本発明者等の知る限りでは、
上記の問題に対する満足すべき解答は得られていない。
【0003】
【発明の概要】下記のごとき新規な着想に基づく本発明
に従えば、指向性凝固によって得られた工業用ガスター
ビンエンジン羽根の循環疲れ寿命を実質的に延ばすこと
ができる。その上、このような結果は新たな技術的欠点
の導入や製造費の大幅な増加をもたらすことなく一貫し
て得ることができるのである。
に従えば、指向性凝固によって得られた工業用ガスター
ビンエンジン羽根の循環疲れ寿命を実質的に延ばすこと
ができる。その上、このような結果は新たな技術的欠点
の導入や製造費の大幅な増加をもたらすことなく一貫し
て得ることができるのである。
【0004】本発明の主たる新規な着想は、指向性凝固
によって得られた結晶粒界における亀裂の発生に対する
物理的防壁を設けることにある。疲れ寿命は、柱状結晶
粒の顕微鏡組織が細長い結晶粒界に沿って亀裂を生じ易
いという事実によって制限される。それ故、羽根の先端
部分がランダムに配列した結晶粒界を有する等軸結晶粒
の顕微鏡組織を示すようにすれば、柱状結晶粒の粒界が
翼部の先端に露出していない結果として、柱状結晶粒の
粒界に沿って亀裂が発生する傾向は実質的に抑制もしく
は完全に排除されることになる。
によって得られた結晶粒界における亀裂の発生に対する
物理的防壁を設けることにある。疲れ寿命は、柱状結晶
粒の顕微鏡組織が細長い結晶粒界に沿って亀裂を生じ易
いという事実によって制限される。それ故、羽根の先端
部分がランダムに配列した結晶粒界を有する等軸結晶粒
の顕微鏡組織を示すようにすれば、柱状結晶粒の粒界が
翼部の先端に露出していない結果として、柱状結晶粒の
粒界に沿って亀裂が発生する傾向は実質的に抑制もしく
は完全に排除されることになる。
【0005】本発明のもう1つの新規な着想は、翼部の
先端部分が示す柱状結晶粒の顕微鏡組織を再結晶させる
ことにより、かかる重要な羽根部分を保護する等軸結晶
粒の顕微鏡組織を生成させることにある。これは、羽根
の先端部分に冷間加工および帯域熱処理を施すことによ
って有利に達成することができる。あるいはまた、残留
鋳造応力および高度の溶体化処理もかかる目的のために
役立つ。いずれの場合にも、翼部の顕微鏡組織の大部分
は未変化のままに保たれ、従って羽根の機械的性質およ
び耐食性は悪影響を受けない。
先端部分が示す柱状結晶粒の顕微鏡組織を再結晶させる
ことにより、かかる重要な羽根部分を保護する等軸結晶
粒の顕微鏡組織を生成させることにある。これは、羽根
の先端部分に冷間加工および帯域熱処理を施すことによ
って有利に達成することができる。あるいはまた、残留
鋳造応力および高度の溶体化処理もかかる目的のために
役立つ。いずれの場合にも、翼部の顕微鏡組織の大部分
は未変化のままに保たれ、従って羽根の機械的性質およ
び耐食性は悪影響を受けない。
【0006】上記のごとき先端部分の寸法(すなわち、
翼部のうちで顕微鏡組織の変化を受ける部分の長さ)は
特に重要でない。むしろ、それは再結晶処理の要求条件
と柱状結晶粒の顕微鏡組織がもたらす利益との間のバラ
ンスに基づいて自由に選択し得る事項である。なお、先
端部分は約1/4 〜1/2 インチの長さを有するこ
と(すなわち、翼部の長さの約1/10〜1/20を占
めること)が好ましい。
翼部のうちで顕微鏡組織の変化を受ける部分の長さ)は
特に重要でない。むしろ、それは再結晶処理の要求条件
と柱状結晶粒の顕微鏡組織がもたらす利益との間のバラ
ンスに基づいて自由に選択し得る事項である。なお、先
端部分は約1/4 〜1/2 インチの長さを有するこ
と(すなわち、翼部の長さの約1/10〜1/20を占
めること)が好ましい。
【0007】上記のごとき新規な結果および利点は、羽
根の形状や寸法を変更したり、あるいは羽根の合金組成
を変化させたりすることなしに得られる。
根の形状や寸法を変更したり、あるいは羽根の合金組成
を変化させたりすることなしに得られる。
【0008】本発明の方法面について簡単に述べれば、
柱状結晶粒の顕微鏡組織を示す翼部を含むガスタービン
エンジン羽根を用意し、次いで翼部の先端部分における
柱状結晶粒の顕微鏡組織を再結晶させることによってそ
れをランダムに配列した等軸結晶粒の顕微鏡組織にほぼ
完全に変化させる両工程から成る方法が提供される。
柱状結晶粒の顕微鏡組織を示す翼部を含むガスタービン
エンジン羽根を用意し、次いで翼部の先端部分における
柱状結晶粒の顕微鏡組織を再結晶させることによってそ
れをランダムに配列した等軸結晶粒の顕微鏡組織にほぼ
完全に変化させる両工程から成る方法が提供される。
【0009】また、本発明の製品面について簡単に述べ
れば、結晶粒界が概して軸方向に沿って伸びる柱状結晶
粒の顕微鏡組織を示す翼部を含んでいて、この翼部は結
晶粒界がランダムに配列した等軸結晶粒から主として成
る顕微鏡組織またはかかる等軸結晶粒のみから成る顕微
鏡組織を示す先端部分を有するようなガスタービンエン
ジン羽根が提供される。
れば、結晶粒界が概して軸方向に沿って伸びる柱状結晶
粒の顕微鏡組織を示す翼部を含んでいて、この翼部は結
晶粒界がランダムに配列した等軸結晶粒から主として成
る顕微鏡組織またはかかる等軸結晶粒のみから成る顕微
鏡組織を示す先端部分を有するようなガスタービンエン
ジン羽根が提供される。
【0010】
【詳しい説明】本明細書の一部を成す添付の図面中には
、本発明の好適な実施の態様に従って製造された工業用
ガスタービンエンジン羽根10の立面図が図1として示
されている。かかる羽根10は特異な組合せの顕微鏡組
織領域を有している。詳しく述べれば、羽根10は指向
性凝固によって得られた柱状結晶粒の顕微鏡組織を示す
翼部11を含んでいる。翼部11の長さの約1/10を
占めるそれの先端部分12は、結晶粒界がランダムに配
列した等軸結晶粒から成る再結晶顕微鏡組織を有してい
る。また、羽根10の基部13は等軸結晶粒の顕微鏡組
織を有している。このように、等軸結晶粒から成る2つ
の顕微鏡組織領域が柱状結晶粒から成る顕微鏡組織領域
の両端に配置され、そして細長い柱状結晶粒は基部13
から先端部分12にまで伸びている。その結果、翼部1
1の大部分における結晶粒界は概して羽根の長手方向に
沿って(すなわち、羽根の主軸に対してほぼ平行に)配
列されている。
、本発明の好適な実施の態様に従って製造された工業用
ガスタービンエンジン羽根10の立面図が図1として示
されている。かかる羽根10は特異な組合せの顕微鏡組
織領域を有している。詳しく述べれば、羽根10は指向
性凝固によって得られた柱状結晶粒の顕微鏡組織を示す
翼部11を含んでいる。翼部11の長さの約1/10を
占めるそれの先端部分12は、結晶粒界がランダムに配
列した等軸結晶粒から成る再結晶顕微鏡組織を有してい
る。また、羽根10の基部13は等軸結晶粒の顕微鏡組
織を有している。このように、等軸結晶粒から成る2つ
の顕微鏡組織領域が柱状結晶粒から成る顕微鏡組織領域
の両端に配置され、そして細長い柱状結晶粒は基部13
から先端部分12にまで伸びている。その結果、翼部1
1の大部分における結晶粒界は概して羽根の長手方向に
沿って(すなわち、羽根の主軸に対してほぼ平行に)配
列されている。
【0011】かかる特異な組合せの顕微鏡組織を得るた
めには、好適な実施の態様に従えば、等軸結晶粒から成
る基部13および柱状結晶粒から成る翼部11を有する
羽根10が指向性凝固技術によって製造される。なお、
指向性凝固技術は商業的生産のために現在広く使用され
ているものであって、当業者には公知のはずである。
めには、好適な実施の態様に従えば、等軸結晶粒から成
る基部13および柱状結晶粒から成る翼部11を有する
羽根10が指向性凝固技術によって製造される。なお、
指向性凝固技術は商業的生産のために現在広く使用され
ているものであって、当業者には公知のはずである。
【0012】次に、先端部分12を熱処理することによ
り、翼部11の自由端の顕微鏡組織が再結晶させられる
。その際には、柱状結晶粒の顕微鏡組織が不要の再結晶
を受けないようにするため、翼部11の残部を加熱から
防護することが必要である。かかる目的のためには、当
業者にとって公知の帯域熱処理技術を使用することがで
きるが、好ましくは誘導加熱手段が使用される。また、
再結晶のための熱処理に先立って先端部分12に冷間加
工を施すことも好ましいが、かかる目的のためにはショ
ットピーニングが好適である。
り、翼部11の自由端の顕微鏡組織が再結晶させられる
。その際には、柱状結晶粒の顕微鏡組織が不要の再結晶
を受けないようにするため、翼部11の残部を加熱から
防護することが必要である。かかる目的のためには、当
業者にとって公知の帯域熱処理技術を使用することがで
きるが、好ましくは誘導加熱手段が使用される。また、
再結晶のための熱処理に先立って先端部分12に冷間加
工を施すことも好ましいが、かかる目的のためにはショ
ットピーニングが好適である。
【0013】再結晶速度は熱処理温度、熱処理時間、お
よび残留応力の大きさによって支配されるから、ショッ
トピーニングの代りに機械加工を利用し得ることを理解
すべきである。また、特に顕微鏡組織の変化を確実に開
始させかつ完了させるため先端部分12に高度の溶体化
処理が施される場合には、残留鋳造応力が実際上かかる
目的のために役立つことも理解すべきである。
よび残留応力の大きさによって支配されるから、ショッ
トピーニングの代りに機械加工を利用し得ることを理解
すべきである。また、特に顕微鏡組織の変化を確実に開
始させかつ完了させるため先端部分12に高度の溶体化
処理が施される場合には、残留鋳造応力が実際上かかる
目的のために役立つことも理解すべきである。
【0014】本発明の実施によって上記のごとき新規な
結果および利点が得られることを例示するため、以下に
実施例を示す。なお、この実施例は本発明の範囲を制限
するものと解すべきでない。
結果および利点が得られることを例示するため、以下に
実施例を示す。なお、この実施例は本発明の範囲を制限
するものと解すべきでない。
【0015】
【実施例】GTD−111の商品名でゼネラル・エレク
トリック・カンパニー(General Electr
ic Company)から市販されているニッケル基
超合金を使用することにより、発電用ガスタービンエン
ジンにおいて使用すべき3個の第1段羽根を鋳造する。 各々の羽根は標準の寸法(すなわち、9インチの長さ)
を有するものであって、4−1/2インチの翼部を含ん
でいる。鋳造に際しては、指向性凝固を達成するため、
水冷式の冷却板上に配置された開口形の鋳型内に溶融金
属を注入する。冷却板は、所定の速度で炉から引抜くこ
とのできる直立ラム上に配置されている。炉からの引抜
き速度は、柱状結晶粒組織の生成を制御する重要なパラ
メータの1つである。なぜなら、かかる組織の生成は既
に炉の外部にある凝固材料とまだ炉の内部にある溶融材
料との間に大きな温度勾配が存在することに依存するか
らである。ラムの引抜き速度および羽根の高さを知るこ
とにより、操作員は所望の顕微鏡組織領域の開始位置お
よび終了位置を制御する。冷却が固液界面において起こ
るように、あるいは鋳型の外周に沿って一様に起こるよ
うに制御を行うことにより、柱状結晶粒または等軸結晶
粒がそれぞれ生成される。このようにすれば、凝固工程
の温度制御を行うだけで所望の複合顕微鏡組織を有する
羽根が製造されるのである。
トリック・カンパニー(General Electr
ic Company)から市販されているニッケル基
超合金を使用することにより、発電用ガスタービンエン
ジンにおいて使用すべき3個の第1段羽根を鋳造する。 各々の羽根は標準の寸法(すなわち、9インチの長さ)
を有するものであって、4−1/2インチの翼部を含ん
でいる。鋳造に際しては、指向性凝固を達成するため、
水冷式の冷却板上に配置された開口形の鋳型内に溶融金
属を注入する。冷却板は、所定の速度で炉から引抜くこ
とのできる直立ラム上に配置されている。炉からの引抜
き速度は、柱状結晶粒組織の生成を制御する重要なパラ
メータの1つである。なぜなら、かかる組織の生成は既
に炉の外部にある凝固材料とまだ炉の内部にある溶融材
料との間に大きな温度勾配が存在することに依存するか
らである。ラムの引抜き速度および羽根の高さを知るこ
とにより、操作員は所望の顕微鏡組織領域の開始位置お
よび終了位置を制御する。冷却が固液界面において起こ
るように、あるいは鋳型の外周に沿って一様に起こるよ
うに制御を行うことにより、柱状結晶粒または等軸結晶
粒がそれぞれ生成される。このようにすれば、凝固工程
の温度制御を行うだけで所望の複合顕微鏡組織を有する
羽根が製造されるのである。
【0016】指向性凝固によって得られた羽根を鋳型か
ら取出した後、第1の羽根上に翼部の先端部分(長さ約
1/4 インチの自由端)のみを露出させるような保護
外被を設置する。次いで、当業者にとって公知の技術に
従って先端部分にショットピーニングを施す。その後、
ショットピーニングを受けた先端部分のみが誘導加熱室
内に維持されるように羽根を配置し、そして30分間に
わたり先端部分を約800°Fの実質的に一定の温度に
暴露する。翼部の先端部分における柱状結晶粒の顕微鏡
組織が等軸結晶粒の顕微鏡組織にほぼ完全に変化したこ
とが確認されたならば、この羽根を発電用ガスタービン
エンジン内に取付けて使用することができる。
ら取出した後、第1の羽根上に翼部の先端部分(長さ約
1/4 インチの自由端)のみを露出させるような保護
外被を設置する。次いで、当業者にとって公知の技術に
従って先端部分にショットピーニングを施す。その後、
ショットピーニングを受けた先端部分のみが誘導加熱室
内に維持されるように羽根を配置し、そして30分間に
わたり先端部分を約800°Fの実質的に一定の温度に
暴露する。翼部の先端部分における柱状結晶粒の顕微鏡
組織が等軸結晶粒の顕微鏡組織にほぼ完全に変化したこ
とが確認されたならば、この羽根を発電用ガスタービン
エンジン内に取付けて使用することができる。
【0017】指向性凝固によって得られた第2の羽根に
対しても、同じ目的のために同様な熱処理を施す。すな
わち、翼部の先端部分のみが帯域熱処理炉の高温部分(
約950°F)内に位置するようにして羽根を炉内に配
置すれば、約45分で所望の顕微鏡組織変化が達成され
る。かかる熱処理に際しては、翼部の残りの部分および
羽根の基部はそれぞれの元の顕微鏡組織が維持されるよ
うにするためにより低い温度に保たれる。この場合、先
端部分に加えられる温度はショットピーニングを施した
先端部分に加えられる温度よりも高くなっているが、そ
の理由はこれら2個の羽根の先端部分における残留応力
に大きな差があるためである。
対しても、同じ目的のために同様な熱処理を施す。すな
わち、翼部の先端部分のみが帯域熱処理炉の高温部分(
約950°F)内に位置するようにして羽根を炉内に配
置すれば、約45分で所望の顕微鏡組織変化が達成され
る。かかる熱処理に際しては、翼部の残りの部分および
羽根の基部はそれぞれの元の顕微鏡組織が維持されるよ
うにするためにより低い温度に保たれる。この場合、先
端部分に加えられる温度はショットピーニングを施した
先端部分に加えられる温度よりも高くなっているが、そ
の理由はこれら2個の羽根の先端部分における残留応力
に大きな差があるためである。
【0018】最後に、僅かに大きい先端部分を有するよ
うに鋳造された第3の羽根については、それを所望の形
状および寸法に機械加工して先端部分に機械加工応力を
付与した後、約30分間にわたって先端部分を約900
°Fの温度に暴露する。かかる熱処理に際しては、翼部
の残りの部分および羽根の基部はそれぞれの元の顕微鏡
組織が維持されるようにするためにより低い温度に保た
れる。
うに鋳造された第3の羽根については、それを所望の形
状および寸法に機械加工して先端部分に機械加工応力を
付与した後、約30分間にわたって先端部分を約900
°Fの温度に暴露する。かかる熱処理に際しては、翼部
の残りの部分および羽根の基部はそれぞれの元の顕微鏡
組織が維持されるようにするためにより低い温度に保た
れる。
【図1】本発明の好適な実施の態様に基づく工業用ガス
タービンエンジン羽根の立面図である。
タービンエンジン羽根の立面図である。
10 工業用ガスタービンエンジン羽根11 翼部
12 先端部分
13 基部
Claims (9)
- 【請求項1】 等軸結晶粒の顕微鏡組織を示す基部と
、結晶粒界が軸方向に沿って伸びる柱状結晶粒の顕微鏡
組織を示す翼部とを含んでいて、前記翼部はランダムに
配列した結晶粒から主として成る顕微鏡組織またはかか
る結晶粒のみから成る顕微鏡組織を示す先端部分を有す
ることを特徴とする工業用ガスタービンエンジン羽根。 - 【請求項2】 前記翼部が指向性凝固によって得られ
た柱状結晶粒の顕微鏡組織を示す請求項1記載の羽根。 - 【請求項3】 前記先端部分の顕微鏡組織が再結晶に
よって得られたものである請求項2記載の羽根。 - 【請求項4】 前記先端部分が前記翼部の長さの約1
/20を占める請求項2記載の羽根。 - 【請求項5】 等軸結晶粒の顕微鏡組織を示す基部と
柱状結晶粒の顕微鏡組織を示す翼部とを含む工業用ガス
タービンエンジン羽根の製造方法において、前記翼部の
先端部分における前記柱状結晶粒の顕微鏡組織を再結晶
させることにより、前記先端部分が示す柱状結晶粒の顕
微鏡組織を結晶粒界がランダムに配列して成る等軸結晶
粒の顕微鏡組織にほぼ完全に変化させる工程を含むこと
を特徴とする方法。 - 【請求項6】 前記再結晶工程が前記翼部の前記先端
部分を熱処理することから成る請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 前記翼部の前記先端部分に冷間加工を
施し、次いで冷間加工後の前記先端部分を熱処理する工
程を含む請求項5記載の方法。 - 【請求項8】 前記冷間加工工程が前記先端部分にシ
ョットピーニングを施して大きい残留応力を誘起するこ
とから成る請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 ショットピーニングを施して大きい残
留応力を誘起するのに先立って前記先端部分以外の前記
翼部にマスキングを施す工程およびショットピーニング
後の前記先端部分に帯域熱処理を施す工程を含む請求項
8記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US60735890A | 1990-10-31 | 1990-10-31 | |
| US607,358 | 1990-10-31 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04284102A true JPH04284102A (ja) | 1992-10-08 |
Family
ID=24431941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3289554A Withdrawn JPH04284102A (ja) | 1990-10-31 | 1991-10-09 | 工業用ガスタービンエンジン羽根およびそれの製造方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0484025A1 (ja) |
| JP (1) | JPH04284102A (ja) |
| KR (1) | KR920008321A (ja) |
| CN (1) | CN1061072A (ja) |
| NO (1) | NO914251L (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011080146A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-04-21 | General Electric Co <Ge> | Ni基超合金物品の熱処理方法及び製品 |
| JP2017518184A (ja) * | 2014-03-27 | 2017-07-06 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 複数の結晶粒組織を有し、高応力環境で使用するための物品 |
| JP2021095909A (ja) * | 2019-12-12 | 2021-06-24 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 複数の熱処理をワークピースおよび関連するターボ機械構成要素に適用するためのシステムおよび方法 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20140030545A1 (en) * | 2012-07-27 | 2014-01-30 | United Technologies Corporation | Article With Grouped Grain Patterns |
| JP6682762B2 (ja) * | 2015-02-03 | 2020-04-15 | 株式会社Ihi | Ni合金鋳造品の製造方法 |
| US9855599B2 (en) † | 2015-11-15 | 2018-01-02 | General Electric Company | Casting methods and articles |
| US11242588B2 (en) | 2019-12-12 | 2022-02-08 | General Electric Company | System and method to apply multiple thermal treatments to workpiece and related turbomachine components |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US4345950A (en) * | 1980-04-21 | 1982-08-24 | General Electric Company | Method for making a composite grained cast article |
| US4799974A (en) * | 1987-05-27 | 1989-01-24 | Rockwell International Corporation | Method of forming a fine grain structure on the surface of an aluminum alloy |
-
1991
- 1991-09-06 KR KR1019910015566A patent/KR920008321A/ko not_active Withdrawn
- 1991-10-09 JP JP3289554A patent/JPH04284102A/ja not_active Withdrawn
- 1991-10-21 EP EP91309694A patent/EP0484025A1/en not_active Withdrawn
- 1991-10-30 NO NO91914251A patent/NO914251L/no unknown
- 1991-10-31 CN CN91108388A patent/CN1061072A/zh active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011080146A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-04-21 | General Electric Co <Ge> | Ni基超合金物品の熱処理方法及び製品 |
| JP2017518184A (ja) * | 2014-03-27 | 2017-07-06 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 複数の結晶粒組織を有し、高応力環境で使用するための物品 |
| JP2021095909A (ja) * | 2019-12-12 | 2021-06-24 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | 複数の熱処理をワークピースおよび関連するターボ機械構成要素に適用するためのシステムおよび方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1061072A (zh) | 1992-05-13 |
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| KR920008321A (ko) | 1992-05-27 |
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