JPH04284430A - 圧電アクチュエータの駆動装置 - Google Patents

圧電アクチュエータの駆動装置

Info

Publication number
JPH04284430A
JPH04284430A JP3072157A JP7215791A JPH04284430A JP H04284430 A JPH04284430 A JP H04284430A JP 3072157 A JP3072157 A JP 3072157A JP 7215791 A JP7215791 A JP 7215791A JP H04284430 A JPH04284430 A JP H04284430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
transistor
actuator
turned
piezoelectric actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3072157A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuro Goto
哲朗 後藤
Akira Katayama
彰 片山
Yoshiaki Tanabe
佳明 田辺
Masanori Hasuda
雅徳 蓮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP3072157A priority Critical patent/JPH04284430A/ja
Priority to US07/849,096 priority patent/US5371427A/en
Priority to EP95202707A priority patent/EP0696068A3/en
Priority to EP92302057A priority patent/EP0508599B1/en
Priority to EP95202709A priority patent/EP0696070A3/en
Priority to DE69215734T priority patent/DE69215734T2/de
Priority to EP95202708A priority patent/EP0696069A3/en
Priority to EP95202710A priority patent/EP0696821A3/en
Publication of JPH04284430A publication Critical patent/JPH04284430A/ja
Priority to US08/317,746 priority patent/US5678106A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shutters For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラに使用して極めて
有効な圧電アクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より圧電アクチュエータと称して電
気信号を機械的変位に変換する圧電素子が使用されてい
る。この圧電素子は、ピエゾ効果を有する圧電体で形成
された薄いセラミック基板を多層積層した構造の素子で
、2つの電極間に100ボルト程度の電圧を印加すると
、電圧の極性によって伸縮してその寸法が変化する性質
を有する。この時の変位量は数10ミクロンと比較的少
ないものの、圧電素子の体積の割には数10キログラム
という大きな力が得られるのでカメラなどの小型機器内
における電気機械変換素子として注目されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような特徴を有
する圧電アクチュエータは、電圧無印加の状態から定格
電圧を印加したときの圧電アクチュエータの伸びまたは
縮みを利用してその変位力で機械系を動作させるもので
あるが、利用可能な変位量および変位加速度には限度が
あり、広く機械系の駆動に使用するには不十分であった
。また、圧電アクチュエータは電圧を印加してから変位
が終了までにその機械的慣性から所定の時間を要し、応
答性がどうしても遅くなるという問題を有していた。 さらにまた、圧電アクチュエータは等価回路的にはコン
デンサであるために電圧印加時に大電流が流れるが、圧
電アクチュエータの変位量を大きくするために印加電圧
を大きくするとこの電流も増加し、消費電力が増大する
。カメラに圧電アクチュエータを適用する場合、カメラ
には既にストロボ発光用、液晶表示装置のバックライト
光源用等の大容量の電気負荷が内蔵されているため、こ
れ以上に電気負荷を大幅に増加すると、電池の寿命を低
下させることになるので、電力の消費は少なくても変位
量が大きくなるような圧電アクチュエータの出現が望ま
れていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】電圧を印加すると機械的
変位を発生する圧電アクチュエータの変位に応じて動作
を行う機械手段を設け、さらに所定の極性の電圧を発生
する順電圧発生手段と、順電圧発生手段の電圧とは逆極
性の電圧を発生する逆電圧発生手段と、圧電アクチュエ
ータに対し逆電圧発生手段で発生した電圧を印加した後
に順電圧発生手段で発生した電圧を印加する制御手段と
を設けたものである。
【0005】
【作用】圧電アクチュエータに逆極性電圧を印加して動
作方向と逆方向に圧電アクチュエータを変位させておき
、次いで順極性電圧を印加して圧電アクチュエータを動
作方向へ変位させる。圧電アクチュエータは逆方向から
変位するので加速度が大きくなり、従来よりも大きな変
位量が得られる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の圧電アクチュエータの駆動装
置を含む電気回路ブロック図、図2は圧電アクチュエー
タをカメラのシャッタ駆動用に使用した場合の機械的構
成を説明する斜視図である。圧電アクチュエータの動作
を理解するために、先ず図2から説明する。図2では圧
電アクチュエータ1、2がそれぞれシャッタ先幕17、
後幕37の開放開始を制御するために使用されており、
図は先幕開放前の状態を示す。アクチュエータ1は固定
部材3に固定され、その端面にはレバー4がバネ5によ
って当接している。レバー4は回転軸6の回りをその上
に設けられたピン7とともに回転可能に支持されている
。軸9にて回転可能なレバー8はバネ10にて付勢され
、レバー8の一端がピン7に当接可能であるとともに、
他端で他のレバー11の回転を禁止している。レバー1
1は軸13を中心に回転可能であり、通常はバネ12に
よって付勢されているがレバー8の他端にてその回転が
規制されている。レバー11上のピン14はシャッタ先
幕17の作動を直接制御する部材で、先幕17は公知の
方法で不図示のフィルム面を覆っている。ピン14の中
間部に設けられたレバー15はスイッチ16をオンオフ
可能な位置に存在する。この場合にはスイッチ16はオ
フ状態である。
【0007】一方、他のアクチュエータ2は固定部材2
3に固定され、その端面にはレバー24がバネ25によ
って当接している。レバー24は回転軸26の回りをそ
の下に設けられたピン27とともに回転可能に支持され
ている。軸29にて回転可能なレバー28はバネ30に
て付勢され、レバー28の一端がピン27に当接可能で
あるとともに、他端は他のレバー31の回転を禁止して
いる。レバー31は軸33を中心に回転可能であり、通
常はバネ32によって付勢されているがレバー28の他
端にてその回転が規制されている。レバー31上のピン
34はシャッタ後幕37の作動を直接制御する部材で、
後幕37は公知の方法で不図示のフィルム面から待避し
ている。ピン34の端部に設けられたレバー35はスイ
ッチ36をオンオフ可能な位置に存在する。この場合に
はスイッチ36はオフ状態である。
【0008】シャッタ後幕17、先幕37を制御する露
光動作は下記のようにして行われる。まず、アクチュエ
ータ1が通電され動作するとその長さが長手方向(右上
)に伸び、その変位した力がレバー4に伝達される。 レバー4はバネ5に抗して回転軸6を中心として右旋(
時計方向)し、ピン7によりレバー8をバネ10に抗し
て回転軸9を中心として左旋(反時計方向)させる。 するとそれまでバネ12の復元力による回転を、レバー
8の他端により禁止されていたレバー11が回転軸13
を中心として左旋し、ピン14も回転軸13を中心に回
転し右上方向に移動する。これにて、先幕17は矢印で
示した右上方向に走行して露光を開始する。この時、先
幕17開放と同時にスイッチ16がレバー15にてオン
される。
【0009】以上のようにして、先幕17が開放された
後の所定時間後シャッタ後幕37を閉じるタイミングが
到来すると、まずアクチュエータ2が通電される。する
と、その長さが長手方向(左上)に伸び、変位による力
がレバー24に伝達される。レバー24はバネ25に抗
して回転軸26を中心として左旋し、ピン27によりレ
バー28をバネ30に抗して回転軸29を中心として右
旋させる。すると、それまでバネ32の復元力による回
転をレバー28の他端により禁止されていたレバー31
が、その禁止を解除され回転軸33を中心として左旋し
てピン34が右上方向に移動する。これにて、後幕37
は先幕17と同様に右上方向に走行して露光を終了する
。この時、後幕37開放と同時にスイッチ36がレバー
35にてオンされる。以上のようにして、シャッタ先幕
17、後幕37によるフィルムへの露光動作が完了する
が、先幕17後幕37の作動完了はそれぞれスイッチ1
6、36の状態をモニタすることで可能となる。
【0010】次に、図1により圧電アクチュエータを駆
動するための電気回路について説明する。電池40は電
源回路P1,P2,P3に電力を供給する。電源回路P
1は5V程度の電圧を出力しCPUを含む制御回路用電
圧として使用され、電源回路P2は100V程度の電圧
を出力し通常時のアクチュエータ1、2さらに液晶表示
照明用ランプ43の駆動に使用され、電源回路P3は2
00V程度の電圧を出力し非常時のアクチュエータ1、
2さらにストロボ発光管44の駆動に使用される。電源
回路P1の作動はカメラの不図示のシャッタボタンに連
動してオンする半押しスイッチ41およびCPUで駆動
されるトランジスタQ1のオンにて制御される。ここで
、スイッチ41のオンオフ状態はCPUにも伝達されそ
の作動状態が把握される。また、トランジスタQ1のオ
ン状態とスイッチ41のオン状態を判別するためその間
にダイオードD1が挿入されている。このような構成に
よって、シャッタボタンから手をはなしてスイッチ41
がオフとなった後も一定時間トランジスタQ1がオン状
態を保持することでカメラの作動が延長される。以上の
構成は公知である。電源回路P2,P3の作動はそれぞ
れCPUの駆動によるトランジスタQ2,Q3で制御さ
れる。
【0011】また、CPUには下記のような入出力機能
を有する回路ブロックが接続されている。測光回路LM
からは被写体輝度信号がCPUに入力される。表示回路
DSPはCPUからの信号によって制御予定のシャッタ
タイム情報や各種警告信号を撮影者が判断可能なように
視覚的あるいは聴覚的に出力する。絞り制御回路APは
CPUからの信号によって適正絞りとなるようにレンズ
内絞りを制御する。フィルム感度信号読みとり回路FM
は公知のようにしてフィルムカートリッジ側壁に設けら
れたフィルム感度データを読みとってCPUに出力する
。湿度検知回路HMDはカメラ内の湿度を検出してその
信号をCPUに伝達する。この場合の湿度センサは、カ
メラ内部に設けられた圧電アクチュエータ自体の湿度が
判断可能な位置であれば良いが、理想的にはアクチュエ
ータに接着されていれば精度の良い湿度が検知可能であ
る。スイッチ群SWはシャッタボタンに連動する露光開
始指令用レリーズスイッチ、フィルムの巻き上げ完了を
検出するスイッチ、前述の後幕先幕走行完了検出スイッ
チ16、36などが含まれる。配線を省略してあるが、
以上の各回路ブロックは電源回路P1からの給電にて作
動する。
【0012】一方、電源回路P2からの給電は照明回路
ELに対しても行われ、トランジスタQ13をCPUが
オンさせることでバックライトとなるランプ43が点灯
し前述の液晶表示回路DSP中の液晶表示素子を照明す
る。ここではランプ43をエレクトロルミネッセンスと
したので、電源回路P2出力電圧は約100Vとなり後
述のように同電圧出力がアクチュエータ1、2にも共用
可能となる。さらに一方、電源回路P3からの出力電圧
はストロボ回路SBに給電される。ストロボ発光管44
の発光はCPUがシャッタの開いたタイミングにてトラ
ンジスタQ14をオンすることで可能である。この電源
出力は後述のように異常事態が発生した時のアクチュエ
ータの駆動に使用される場合にも共用される。回路ブロ
ック46、47はそれぞれアクチュエータ1、2の駆動
用回路であるが、その回路内容は同一であるため以下の
説明はアクチュエータ1に対してのみ行い、アクチュエ
ータ2についての説明は省略する。
【0013】アクチュエータ1の上方の端子は電源回路
P2からの電圧がトランジスタQ5、電源回路P3から
の電圧がトランジスタQ6を介して印加される。またC
PUで直接駆動されるトランジスタQ11にて接地され
る。ここで、トランジスタQ5,Q6はそれぞれCPU
にて駆動されるトランジスタQ8,Q10にて制御され
る。また、アクチュエータ1の下方の端子はCPUで駆
動されるトランジスタQ9にて接地、あるいはトランジ
スタQ7を介して電源回路P2からの電圧が印加される
。ここで、トランジスタQ7はCPUによって駆動され
るトランジスタQ12にて制御される。さらにアクチュ
エータ1の上方の端子は電源回路P1の電圧がトランジ
スタQ4,ダイオードD2、抵抗R1を介して印加され
、抵抗R2,R3を介して接地される。また、抵抗R2
,R3の中点はコンパレータCの一方の入力端子に印加
され、電圧源45と比較されその結果はCPUに伝達さ
れる。一方、アクチュエータ1の両端子間にはサージア
ブソーバ42が並列接続されている。回路47中のアク
チュエータ2についても同様の構成による周辺回路が用
意されている。
【0014】上記回路の駆動は下記のようにして行われ
る。まず電源回路P1が給電を開始してCPUが作動を
開始すると、測光回路LMとフィルム感度検出回路FM
の両入力信号を演算して適正露光条件を算出する。その
結果を表示回路DSPにて表示あるいは条件が不適性で
あるような場合には表示の他警告をも行う。同時に、電
源回路P2,P3を作動させて2種類の高電圧を作り出
し、電源回路P2の接続された表示回路DSP中の液晶
表示素子用照明ランプ43をトランジスタQ13をオン
させることで点灯開始する。また電源回路P3の電圧は
ストロボ回路SBの作動用として不図示のコンデンサ内
に蓄えられる。次に、湿度検出回路HMDを作動させて
アクチュエータのおかれた環境の湿度を検出する。湿度
が過大で圧電アクチュエータ1の作動が危険であるよう
な場合には、後述のようにして回路ブロック46、47
内のトランジスタを適宜駆動し脱湿作動を実行する。脱
湿動作はアクチュエータが変位を行わない程度の周波数
での間欠駆動を行うことで可能である。詳しくはトラン
ジスタQ5の駆動で電圧を印加し、その後トランジスタ
Q11の駆動でそれまでに蓄積された電荷を放電する動
作を一定の周波数にて繰り返すことで内部が発熱し蓄積
された湿気を放出されるからである。
【0015】次に、アクチュエータが正常であるかを判
断する。これはトランジスタQ4をオンさせて電源回路
P1の電圧をアクチュエータに印加し、その端子に発生
する電圧を抵抗R2,R3にて分圧しコンパレータCに
て電圧源45と比較することで可能である。圧電アクチ
ュエータ1が正常であればアクチュエータの絶縁抵抗分
は相当に大きく、トランジスタQ4を介して印加される
電源回路P1の電圧がダイオードD2、抵抗R1,R2
,R3による高めの分圧出力としてコンパレータCに印
加されるからである。一方、多湿状況での駆動によって
圧電アクチュエータ1が絶縁破壊を起こしている場合に
は、圧電アクチュエータ1の上方の端子は等価的に接地
されてしまうのでトランジスタQ4がオンすると抵抗R
1,R2の中点が接地される状態となるので、コンパレ
ータCに印加される電圧は正常時に比較するとかなり低
くなることとなる。ここでダイオードD2は、後述のよ
うに圧電アクチュエータ1を駆動する場合にトランジス
タQ5がオンした際の電源回路P2からの高電圧がトラ
ンジスタQ4を逆方向に電圧印加して破壊したり、電源
回路P1に逆流したりして破壊してしまうことを防止す
るためのものである。また、抵抗R1は正常時には不要
であるが、アクチュエータ1が絶縁破壊していた場合に
トランジスタQ4とダイオードD2が直接接地されてし
まい熱破壊に至ることを防止するために付与されている
【0016】ところで、アクチュエータ1に並列接続さ
れたサージアブソーバ42は、通常時に圧電アクチュエ
ータ1が自ら発生出力する高電圧が周辺回路に悪影響を
及ぼすのを防止する作用を有する。サージアブソーバ4
2は、端子間に与えられた電圧が数百Vまでは無限大の
抵抗分(インピーダンス)として働き、それ以上の電圧
が印加されると抵抗(インピーダンス)が低下して短絡
する作用を有するものである。このようなサージアブソ
ーバ42は通常時には何等の影響を与えないが、カメラ
に与えられたショックにて圧電アクチュエータ1が数万
Vのスパイク電圧を発生すると、その電圧を自ら短絡し
て吸収する。これによって、数万Vもの耐圧を期待でき
ないトランジスタQ4などの各素子が高電圧で破壊され
るのを未然に防止することができる。
【0017】また、熱による赤外線などにより圧電アク
チュエータ1の両電極に焦電効果によって電荷が蓄積さ
れることがある。この焦電効果によって発生した電圧を
吸収するための作動は下記の通りである。シャッタボタ
ンに連動して露光開始を指令するレリーズスイッチのオ
ンが検出されると、まずトランジスタQ9,Q11を双
方ともにオンする。これにて、圧電アクチュエータ1内
に発生した焦電効果による電荷がトランジスタQ9,Q
11内で消滅する。このような焦電電荷吸収ルーチンは
レリーズルーチン中にのみ必要とするものではなく、フ
ィルムの巻き上げ中、電源回路P1の作動開始直後、同
じく作動終了直前など定期的に実行すれば良い。また、
トランジスタQ9,Q11のベース駆動電流が電池40
の消耗に問題を来さなければ、電源回路P1の作動中で
しかも圧電アクチュエータ1を駆動しない時間の間常時
短絡し続けておくようにしても良い。ここで、発生電圧
が高い場合にトランジスタQ9,Q11による短絡時に
過大電流が両トランジスタ内に流入し熱破壊することが
考えられるが、この防止はたとえばトランジスタQ11
のコレクタ側に圧電アクチュエータ1と直列に小抵抗を
接続しておけば良い。通常時のアクチュエータの駆動は
、上記のようなトランジスタQ9,Q11による短絡動
作に続いて下記のようにして行われる。トランジスタQ
8をオンさせトランジスタQ5によって電源回路P2か
らの高電圧をアクチュエータの上方の端子に印加する。 ここで、電源回路P2の出力電圧はアクチュエータの作
動仕様に鑑みても適正な定格電圧であることが必要であ
る。この実施例では、この定格電圧がランプ43の駆動
電圧と一致していた場合を例とした。また、圧電アクチ
ュエータ1を抵抗R4を介して駆動するのはトランジス
タQ5の熱破壊防止用である。機械系は図2のように加
速度を応用しているので以上のようなトランジスタのオ
ン時間は比較的短くて済む。この駆動によって圧電アク
チュエータ1はその長手方向に一瞬伸びて力を発生し図
2で説明したような作動が続くことになる。
【0018】次に、前述した圧電アクチュエータ1自身
の特性のバラツキ、電源回路P2出力の個体差、さらに
はカメラの姿勢などの悪条件が重なってしまい、圧電ア
クチュエータ1の作動が図2の機械系に正しく伝達され
なかった場合の回路作動を述べる。電源回路P2からの
電圧をトランジスタQ5が印加しても圧電アクチュエー
タ1が不十分にしか作動しなかった場合には、図2で説
明したように先幕が走行せず、従ってスイッチ16がオ
ンしない。スイッチ16はスイッチ群SW中にあるため
、CPU自身で電源回路P2からの電圧印加による駆動
が失敗であったことを知ることができる。このような場
合に圧電アクチュエータ1への印加電圧を少し上げて再
駆動するのである。すなわち、トランジスタQ10をオ
ンさせトランジスタQ6を介して今度は電源回路P3の
出力電圧を圧電アクチュエータ1に印加するのである。 ここでトランジスタQ6の熱破壊防止用に抵抗R5が直
列接続されているのはトランジスタQ5と同様である。 ここで、再駆動に使用する電圧はアクチュエータの最大
許容電圧あるいはそれより若干低い電圧である。すなわ
ち、それ以上の電圧を印加するとアクチュエータが破壊
してしまう電圧を越えないように印加するのである。こ
のような電圧値で駆動することにより、アクチュエータ
の発生力と変位量に最大量を期待することが可能となる
。この実施例では、この電圧源をストロボ回路SBへの
電源と共用とした例を示したが、別個に用意され電圧源
を用いても良いことは言うまでもない。
【0019】また、この発明を特徴づける技術である圧
電アクチュエータ1から変位量、加速度を最大限に引き
出す方法は、下記のようにすれば良い。すなわち、本駆
動直前にトランジスタQ11,Q12をオンしてトラン
ジスタQ7から逆極性に電位を与えることで圧電アクチ
ュエータ1を逆駆動する。これにより、圧電アクチュエ
ータ1は逆方向に変位して収縮する。この状態でも図2
のレバー4は、バネ5の力により圧電アクチュエータ1
の端面に追随して移動するので間が開く事はない。そし
て、この状態の直後に前述したトランジスタQ5,Q9
による本駆動を行う。これによって等価的にアクチュエ
ータ1の変位量が2倍近くになり、発生する加速度も同
様に大きくなり変位量を増加することが可能となる。こ
の動作状態は、後で図12でも説明する。ここで、トラ
ンジスタQ7にも熱破壊防止用抵抗R6が直列接続され
ている。
【0020】図3以降はCPUの作動プログラム例を示
す。図3において、電源回路P1が作動している間CP
Uは本ルーチンを繰り返し実行する。ステップ50にて
、測光回路LMの出力とフィルム感度検出回路FMの出
力とを演算し、適正制御条件を算出する。ステップ51
にて、電源回路P2の作動を開始し、同時にトランジス
タQ13をオンさせてランプ43を点灯させる。ステッ
プ52にて、ステップ50による適正制御条件を表示回
路DSPにて表示させる。ステップ53にて、圧電アク
チュエータ1、2の絶縁状態のチェックルーチンを実行
する。この詳細な動作は図4にて説明する。次いでステ
ップ54にて、ステップ53の結果アクチュエータ1、
2のいずれかに絶縁不良が発生しているかを判定する。 絶縁不良が発生している場合は、ステップ55にて、圧
電アクチュエータ1、2のいずれかが異常である事を警
告する。表示回路DSPによる視覚的方法や聴覚的警告
方法が行われる。ステップ56にて、シャッターボタン
が押されてもレリーズルーチンに入らないよう禁止状態
を設定する。このルーチンの後はステップ50に戻って
演算結果の表示とアクチュエータ1、2の異常状態の警
告を続行する。また、絶縁状態が良ければ、ステップ5
7にて、湿度検出回路HMDによってカメラ内の湿度状
態を検出する。湿度状態が良ければ、ステップ58にて
、レリーズを許可する。ここで許可を行うのは以前にス
テップ55にて禁止された状態が解除された場合に、禁
止状態をリセットして露光作動を行えるようにする必要
があるからである。ステップ59にて、電源回路P3の
作動を開始する。これにてストロボ回路SBの発光準備
が行われる。ステップ60にて、シャッターボタンにて
レリーズスイッチがオンされたかを判断し、オンされて
いない場合にはステップ50に復帰し、レリーズスイッ
チがオンされていれば、ステップ61にて、図6で詳述
するレリーズシーケンスを実行する。ステップ57にて
湿度状態が良くなければ、ステップ62にて、カメラ内
の湿度が高すぎてアクチュエータ1、2の作動を行うの
が危険であるので表示回路DSPにて警告を行う。ステ
ップ63にて、レリーズ禁止状態をセットする。ステッ
プ64にて、脱湿ルーチンを実行する。この詳細は図5
にて説明する。本ルーチンの実行後はステップ50に戻
って上記を繰り返す。そして脱湿が完了したらば絶縁状
態が悪くない限りステップ61のレリーズルーチンに移
行する。
【0021】図4は図3のステップ53の絶縁状態検出
ルーチンの詳細を示す。ステップ70にて、トランジス
タQ9をオンし、ステップ71にて、トランジスタQ4
をオンする。これにて圧電アクチュエータ1に電源回路
P1の電圧がダイオードD2と抵抗R1を介して印加さ
れる。ステップ72にて、コンパレータC出力を判断し
、ステップ73にて、コンパレータC出力の判断が確実
になされたかの判断を行う。これは、一度だけの読みと
りで判断するのではなく複数回繰り返して確実とあなる
結果を得るためのものである。次いで、ステップ74に
て、読み取り結果をメモリに格納する。図3のステップ
54は、このステップ74で格納されたメモリの内容を
確認することになる。ステップ75にて、トランジスタ
Q4をオフし、ステップ76にて、トランジスタQ9を
オフする。これにて電源回路P1出力のアクチュエータ
1への印加ルーチンが完了する。圧電アクチュエータ2
に対しても同様のルーチンが必要であるが、その詳細は
省略する。
【0022】図5は図3のステップ64の脱湿ルーチン
の詳細例を示す。ステップ80にて、まず繰り返し回数
nを0にセットする。ステップ81にて、繰り返し回数
nがあらかじめ定められている数値Nを超えたか否かの
判断を行う。最初は数値Nに達していないから、ステッ
プ82に進み、トランジスタQ9をオンし、ステップ8
3にて、トランジスタQ8をオンする。トランジスタQ
8のオンによってトランジスタQ5もオンし、アクチュ
エータ1に電源回路P2からの出力電圧が印加される。 ステップ84にて一定の遅延時間を設け、アクチュエー
タ1への電圧印加を所定時間保持する。この間にアクチ
ュエータ1には電荷が充電される。この所定時間は、ア
クチュエータ1が十分な変位をして負荷を動作してしま
わない範囲に設定される。所定時間経過後、ステップ8
5にてトランジスタQ8をオフし、トランジスタQ5も
オフして電源回路P2からの出力電圧印加が終了する。 ステップ86にて、トランジスタQ11をオンし、これ
にてアクチュエータ1に蓄えられた電荷が放電される。 ステップ87にて、放電を確実にするため一定の遅延時
間を設ける。この時間は、次の充電がなされるのに十分
な放電が行われる時間に設定される。ステップ88にて
、1サイクルの充放電が完了したので繰り返し回数nに
1を加算する。次いで、ステップ89にて、トランジス
タQ11をオフした後にステップ81に戻る。以後、こ
の動作を繰り返す。
【0023】以上の充放電サイクルの動作は、繰り返し
回数nが数値Nに達するまで実行される。数値Nに達す
るとステップ81のあとはステップ90にジャンプし、
このでステップ90でトランジスタQ9をオフする。こ
の後は図3のステップ50に復帰し前述の処理を繰り返
す。上記したように、充電時間についてはアクチュエー
タ1が負荷を駆動する変位を起こさない程度の時間に設
定する事が重要である。さもないと脱湿ルーチンである
にもかかわらず図2の機械系の作動を行ってしまうから
である。また、繰り返し周波数並びに繰り返し回数Nに
ついては、使用するアクチュエータの耐湿度特性に基づ
く実験値から厳密に求める必要があるが、一般的には数
kHzで数十mSの間駆動する事で十分であろう。なお
、数値Nは雰囲気の湿度によって可変にしてもよい。
【0024】以上の実施例では、アクチュエータ1を順
方向に駆動したが、逆方向に駆動してもよい。この場合
、図5の動作と異なる点は、ステップ82にて、トラン
ジスタQ11をオンにし、ステップ83にて、トランジ
スタQ12をオンにしてトランジスタQ7をオンにし、
アクチュエータ1に逆方向の電圧を印加する。ステップ
84にて一定時間の遅延を行った後、ステップ85にて
、トランジスタQ12をオフにしてトランジスタQ7を
オフにし、ステップ86にて、トランジスタQ9をオン
にしアクチュエータ1に蓄えられた電荷を放電する。ス
テップ87にて、一定の遅延時間を設け、ステップ88
にて、繰り返し回数nに1を加算し、ステップ89にて
、トランジスタQ9をオフした後にステップ81に戻る
。以上の充放電サイクルの動作は、繰り返し回数nが数
値Nに達するまで実行される。数値Nに達するとステッ
プ81のあとはステップ90にジャンプし、このでステ
ップ90でトランジスタQ11をオフし、この後は図3
のステップ50に復帰し前述の処理を繰り返す。 この逆方向電圧印加の例では、アクチュエータ1は負荷
を駆動する方向と逆の方向に変位するので、変位し過ぎ
て負荷を駆動してしまうようなことは絶対起きないので
、ステップ84の遅延時間を長くすることができる。 この時間が長ければ加熱が十分になされるので繰り返し
回数であるNを小さくできる。
【0025】図6、7は図3のステップ61で示したレ
リーズルーチンの詳細である。ステップ95にて、トラ
ンジスタQ13をオフする。これによって照明用ランプ
43が消灯し、今後の電源回路P2の出力電圧はアクチ
ュエータ1、2用にのみ使用されることになる。ステッ
プ96にて、カメラの反射ミラーを上昇させ、ステップ
97にて、絞り制御回路APを駆動して絞りを所定値に
セットする。ステップ98にて、トランジスタQ8をオ
ンし、これによってトランジスタQ5がオンされる。ス
テップ99にて、トランジスタQ9をオンする。以上の
動作によってアクチュエータ1が電源回路P2にて駆動
される。ステップ100にて、所定のシャッタタイムを
計時する作動を開始し、ステップ101にて、スイッチ
16がオンされたか否かを確認する。これはアクチュエ
ータ1が正しく機械系を駆動できたかの結果を検知する
ためのものである。スイッチ16がオンしないすなわち
先幕機械系が作動しなかった場合にはステップ106に
移行する。スイッチ16がオンすると、ステップ102
にて、ステップ100で開始した計時が終了したか否か
を判断する。
【0026】計時が終了した場合は、ステップ103以
降、計時時間が設定値に達したので後幕を制御するため
の処理を実行する。まず、ステップ103にて、後幕制
御用の回路ブロック47内の先幕用アクチュエータ2の
トランジスタQ8相当品をオンする。これにて、トラン
ジスタQ5相当品もオンする。ステップ104にて、ト
ランジスタQ9相当品をオンし、これによってアクチュ
エータ2に通電が行われる。ステップ105にて、スイ
ッチ36のオンを確認する。スイッチ36がオンしない
すなわち後幕機械系が正しく作動しなかった場合には、
ステップ111に進み、スイッチ36がオンした場合に
は図7のステップ125に進む。ステップ125にて、
アクチュエータ1、2駆動に関与するすべてのトランジ
スタをオフし、ステップ126にて、絞りを復帰し、ス
テップ127にて、ミラーを下降させ、ステップ128
にて、トランジスタQ13をオンさせランプ43による
照明を再開する。ステップ129にて、以上のルーチン
でフィルムへの露光が完了したので巻き上げルーチンを
実行する。フィルム給送関係については以上のフィルム
給送ルーチンのみを説明した。巻き戻しルーチンについ
ては公知の方法で可能であるので説明を省略する。
【0027】ステップ101でスイッチ16がオンしな
いすなわち先幕機械系が正しく作動しなかった場合につ
いての動作は、ステップ106以降でなされる。ステッ
プ106にて、トランジスタQ8をオフし、これによっ
てトランジスタQ5もオフし、電源回路P2からの電圧
印加を停止する。ステップ107にて、トランジスタQ
10をオンし、これによってトランジスタQ6がオンし
て電源回路P3からの出力電圧がアクチュエータ1に印
加される。前述のように、電源回路P3の電圧印加はア
クチュエータ1の変位量を最大に求めるようにするもの
である。印加電圧が許容最大定格に近接しているので常
に使用するにはアクチュエータの耐久性に悪影響を与え
る可能性があるのでこのような非常時にのみ使用するの
である。ステップ108にて、シャッタタイムの計時を
再び始める。ステップ109にて、スイッチ16がオン
したかを確認する。以上の非常動作で先幕機械系が正し
く作動した場合にはスイッチ16がオンするので再びス
テップ102に戻って前述の処理を続行する。この場合
には特に警告動作を行う必要はない。カメラの姿勢や外
から加えられた衝撃にて偶然作動しにくかった場合が考
えられ、警告することでかえって撮影者が混乱してしま
うのを避けるためである。一方、以上の動作でも先幕機
械系が作動しない場合にはスイッチ16がオンしないの
でステップ110に移行し、先幕機械系が作動しない旨
警告を表示回路DSPにて行ない、しかる後、図7のス
テップ120に進む。
【0028】ステップ120にて、アクチュエータ1、
2駆動に関与するすべてのトランジスタをオフにし、ス
テップ121にて絞りを復元し、ステップ122にてミ
ラーを下降させ、ステップ123にて、トランジスタQ
13をオンして照明ランプ43を点灯させ、ステップ1
24にて、以上の動作では先幕が作動していないため露
光動作が行われず、フィルム給送を行う必要がないので
まず給送を禁止する。そして、図3のステップ50に復
帰し警告動作を行うようにする。
【0029】ステップ105にて後幕機械系が正しく作
動しなかった場合には、次の処理に移る。ステップ11
1にて、後幕制御用の回路ブロック47内のトランジス
タQ8相当品をオフし、これによってトランジスタQ5
相当品もオフして電源回路P2による駆動が停止する。 ステップ112にて、トランジスタQ10相当品をオン
し、これによってトランジスタQ6相当品がオンし電源
回路P3からの出力電圧が印加される。この理由は先幕
系と同様である。ステップ113にて、スイッチ36が
動作したかの確認を行い、ステップ114にて、スイッ
チ36がオンした、すなわち後幕機械系が動作をして露
光は行われたものの、ステップ111、112、113
によって露光完了タイミングが遅れたため、シャッター
タイムが長くなって適正露光が得られなかった旨の警告
を行う動作を開始する。勿論、シャッタータイムに比較
してステップ111、112、113の処理が比較的短
ければ、このような警告は不要である。高速秒時が設定
されていた場合のみ警告すれば良い。この後は、図7の
ステップ125に移行し、前述の処理を実行する。ステ
ップ113にて再び後幕機械系の作動が行われなかった
、すなわち後幕が閉じない非常事態である場合には、ス
テップ115にて、シャッタ幕が開放状態である旨の警
告を行ない、図7のステップ120に続く前述のルーチ
ンを実行する。
【0030】図8は、この発明を特徴づける動作の説明
である。すなわち、アクチュエータ1、2からより大き
な変位量、加速度を得る方法の説明である。図6のステ
ップ97に続いてステップ98までの間で実行する。ス
テップ130にてトランジスタQ11をオンし、これに
よってアクチュエータ1の上方の端子が接地される。ス
テップ131にてトランジスタQ12をオンして、トラ
ンジスタQ7をオンし、電源回路P2の出力電圧をアク
チュエータ1の下方端子に印加する。これでアクチュエ
ータ1は、逆方向の電圧を印加されて収縮し、逆方向に
変位する。ステップ132にて一定時間遅延させこの逆
電圧印加状態を保つ。ステップ133にてトランジスタ
Q12をオフし、これによって逆電圧の印加が終了する
。ステップ134にてトランジスタQ11をオフする。 以上のルーチンにてアクチュエータ1はいったん収縮し
、続くステップ98からの伸張との相乗効果によって変
位量、加速度がより多く得られることとなる。アクチュ
エータ2に関しても同様の逆電圧印加ルーチンを実行す
ることで変位量、加速度が多く得られるがそのルーチン
の詳細は省略する。
【0031】図9は、アクチュエータの作動応答を改善
するルーチン例の説明である。アクチュエータをその機
械的共振点付近の周波数にて微振動させておき、続く本
駆動による変位動作を早く行わせるものである。本ルー
チンは図5の脱湿ルーチンと同様であるが、その周波数
と作動時間が異なる。また本ルーチンもステップ97に
続いてステップ98の間に挿入されて実行される。ステ
ップ140にて、まず繰り返し回数nを0にセットし、
ステップ141にて、繰り返し回数nがあらかじめ定め
られている数値Nを超えたかの判断する。繰り返し回数
nが数値Nに達していないときは、ステップ142にて
トランジスタQ9をオンし、ステップ143にてトラン
ジスタQ8をオンしてトランジスタQ5をオンし、これ
によって、アクチュエータ1に電源回路P2からの出力
電圧が印加される。ステップ144にて、一定の遅延時
間を設けアクチュエータ1への電圧印加時間を設ける。 この間にアクチュエータ1には電荷が充電される。ステ
ップ145にてトランジスタQ8をオフし、トランジス
タQ5もオフして電源回路P2からの出力電圧印加が終
了する。ステップ146にてトランジスタQ11がオン
すると、アクチュエータ1に蓄えられた電荷が放電され
る。ステップ147にて、放電を確実にするため一定の
遅延時間を設ける。ステップ148にて、1サイクルの
充放電が完了したので繰り返し回数nに1を加算する。 ステップ149にて、トランジスタQ11をオフして、
ステップ141に戻る。
【0032】以上の充放電サイクルは繰り返し回数nが
数値Nに達するまで実行される。数値Nに達するとステ
ップ141のあとはステップ98にジャンプして、続き
のルーチンを実行し先幕走行の制御を行う。以上の処理
のうち充電時間については、アクチュエータ1が変位を
起こさない程度の時間に設定することが重要である。さ
もないと、予備動作ルーチンであるにもかかわらず図1
の機械系を作動を行ってしまうからである。また、繰り
返し周波数並びに繰り返し回数Nについては使用するア
クチュエータの共振特性に基づく応答特性から厳密に求
める必要があるが、一般的には数kHzで数mSの間駆
動すれば良い。以上の処理はアクチュエータ2について
も同様であるので詳述を省略する。
【0033】図10、11、12は上記各ルーチン中に
おけるアクチュエータ1の伸縮状況を示した図である。 図10は、図6の通常駆動方法による動作状況を示す図
である。ステップ98以前の静止状態でのアクチュエー
タ1は図10(a)のような長さである。そして、ステ
ップ99によって電源回路P2の出力電圧が印加される
と、図10(b)に示すような順方向のA1の変位が得
られる。また、前述のように偶発的に変位量A1では不
足だった場合には、図10(c)のように、電源回路P
3の出力電圧が印加されステップ107のようにより大
きな変位量A2を利用する。この長さの変化とその加速
度を用いるのが本発明による機械系の特徴であるのは前
述の通りである。
【0034】図11は、図5の脱湿ルーチン中の変位量
を示したものである。ステップ82以前の静止状態での
アクチュエータ1は図11(a)のような長さである。 そして、ステップ83によって電源回路P2の出力電圧
が印加されると、図11(b)に示すような変位A3が
得られる。ここでは、間欠駆動するので変位が完全に飽
和する前に駆動電圧を除去するため、ステップ82以前
の長さからのステップ83の時点における変位量A3に
なるが、この長さがA1に近づく前にステップ85に移
行して図11(c)のように、元の長さに復帰するよう
になる。図12は、図8で説明した本発明を特徴づける
動作を説明するもので、いったん収縮させた後の伸張量
を利用した場合の説明である。図12(a)のようにス
テップ130以前は従来の長さであるが、ステップ13
1にて逆電圧が印加されて、図12(b)のようにB1
の変位量だけ収縮する。そして、ステップ99での電圧
印加によって、図12(c)のように元の長さから変位
量A1だけ伸張する。この結果、機械系はB1とA1の
加算分の変位量を利用することになり、より大きな変位
量、加速度が得られるのは前述の通りである。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明は、電圧印加によっ
て機械的変位を生ずる圧電アクチュエータと、その変位
を利用して作動を行う機械手段とを備えたものにおいて
、圧電アクチュエータに逆方向の電圧を印加した後に、
順方向の電圧を印加することにより、変位量をより大き
くとることができ、機械手段を駆動する力が増加して、
動作の確実性が向上するという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の圧電アクチュエータを駆動
するための電気回路である。
【図2】図1の圧電アクチュエータによって駆動される
カメラのシャッタ駆動用の機械構成図である。
【図3】図2のCPUの動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図4】図3のステップ53の絶縁状態検出ルーチンの
フローチャートである。
【図5】図3のステップ64の脱湿ルーチンのフローチ
ャートである。
【図6】図3のステップ61のレリーズルーチンのフロ
ーチャートである。
【図7】同じく図3のステップ61のレリーズルーチン
のフローチャートである。
【図8】圧電アクチュエータから大きな変位量、加速度
を得るための動作ルーチンのフローチャートである。
【図9】圧電アクチュエータの応答性をよくするための
動作ルーチンのフローチャートである。
【図10】圧電アクチュエータの通常動作時の変位量の
説明図である。
【図11】圧電アクチュエータの脱湿ルーチン時の変位
量の説明図である。
【図12】圧電アクチュエータの大きな変位量、加速度
を得るための動作ルーチン時の変位量の説明図である。
【符号の説明】
1、2            圧電アクチュエータ1
7              シャッタ先幕37  
            シャッタ後幕46、47  
      回路ブロックP1、P2,P3  電源回

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電圧を印加すると機械的変位を発生す
    る圧電アクチュエータと、前記圧電アクチュエータの変
    位に応じて動作を行う機械手段と、所定の極性の電圧を
    発生する順電圧発生手段と、前記順電圧発生手段の電圧
    とは逆極性の電圧を発生する逆電圧発生手段と、前記圧
    電アクチュエータに対し、前記逆電圧発生手段で発生し
    た電圧を印加した後に前記順電圧発生手段で発生した電
    圧を印加する制御手段とを有する圧電アクチュエータの
    駆動装置。
JP3072157A 1991-03-12 1991-03-13 圧電アクチュエータの駆動装置 Pending JPH04284430A (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3072157A JPH04284430A (ja) 1991-03-13 1991-03-13 圧電アクチュエータの駆動装置
US07/849,096 US5371427A (en) 1991-03-12 1992-03-09 Driver for piezoelectric actuator and shutter control device utilizing piezoelectric device
EP95202707A EP0696068A3 (en) 1991-03-12 1992-03-11 Driver for piezoelectric actuator and shutter control device utilizing piezoelectric device
EP92302057A EP0508599B1 (en) 1991-03-12 1992-03-11 Driver for piezoelectric actuator and shutter control device utilizing piezoelectric device
EP95202709A EP0696070A3 (en) 1991-03-12 1992-03-11 Driver for piezoelectric actuator and shutter control device utilizing piezoelectric device
DE69215734T DE69215734T2 (de) 1991-03-12 1992-03-11 Treiber für ein piezoelektrisches Stellglied und Kontrollvorrichtung für den Verschluss, die eine piezoelektrische Vorrichtung benutzt
EP95202708A EP0696069A3 (en) 1991-03-12 1992-03-11 Driver for piezoelectric actuator and shutter control device utilizing piezoelectric device
EP95202710A EP0696821A3 (en) 1991-03-12 1992-03-11 Driver for piezoelectric actuator and shutter control device utilizing piezoelectric device
US08/317,746 US5678106A (en) 1991-03-12 1994-10-04 Driver for piezoelectric actuator and shutter control device utilizing piezoelectric device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3072157A JPH04284430A (ja) 1991-03-13 1991-03-13 圧電アクチュエータの駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04284430A true JPH04284430A (ja) 1992-10-09

Family

ID=13481141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3072157A Pending JPH04284430A (ja) 1991-03-12 1991-03-13 圧電アクチュエータの駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04284430A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7187858B2 (en) Camera and method for operating a camera based upon available power in a supply
EP0508599B1 (en) Driver for piezoelectric actuator and shutter control device utilizing piezoelectric device
JPH04284430A (ja) 圧電アクチュエータの駆動装置
JPH04291245A (ja) 圧電アクチュエータの駆動装置
JPH04291244A (ja) 圧電アクチュエータの駆動装置
JP5293037B2 (ja) 連写駆動制御装置
JPH04294335A (ja) 圧電アクチュエータの駆動装置
JPH04284431A (ja) 圧電アクチュエータを用いた駆動装置
JP2769189B2 (ja) 電動ズームカメラ
JP3288731B2 (ja) カメラのモータ制御装置
JPS62288817A (ja) カメラの露出制御装置
JP3406870B2 (ja) データ写し込み機能付きカメラ
US5819122A (en) Camera
JP2594811B2 (ja) カメラ機構の初期化方法
JP3328452B2 (ja) カメラ用シャッタの位置検出装置
JPS5916916Y2 (ja) カメラのシヤツタ動作異常警告装置
JP2001083579A (ja) 露出制御駆動装置
JPS6342247B2 (ja)
JPH05333414A (ja) レンズ交換式カメラのレンズ着脱装置
JP2522329B2 (ja) 電子閃光装置内蔵カメラ
JPS60124178A (ja) デ−タ写し込みカメラの電源回路
JP2000305142A (ja) カメラ
JP2000298302A (ja) カメラのバッテリチェック装置
JPH05333415A (ja) レンズ交換式カメラのレンズ着脱装置
JPS6191637A (ja) バツテリ警報機能を有するカメラ用電動巻上げ装置