JPH04285213A - 防水用シール材及び地下構造物に対する管体の接続構造及び接続方法 - Google Patents
防水用シール材及び地下構造物に対する管体の接続構造及び接続方法Info
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- JPH04285213A JPH04285213A JP3074410A JP7441091A JPH04285213A JP H04285213 A JPH04285213 A JP H04285213A JP 3074410 A JP3074410 A JP 3074410A JP 7441091 A JP7441091 A JP 7441091A JP H04285213 A JPH04285213 A JP H04285213A
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- Japan
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- pipe
- water
- sealing material
- swellable material
- underground structure
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンホール等の地下構
造物に開設された管取付孔に対して管体を接続する場合
等に使用する防水用シール材、及びこの防水用シール材
を使用した地下構造物に対する管体の接続構造及び方法
に関する。
造物に開設された管取付孔に対して管体を接続する場合
等に使用する防水用シール材、及びこの防水用シール材
を使用した地下構造物に対する管体の接続構造及び方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、マンホール等の地下構造物に
下水道管等の管体を接続するにあたっては、当該接続部
分から地下水等が構造物の内部に浸入するのを防止する
ために、例えば実開昭61−50141号公報に記載の
「マンホールに対する管の接続構造」のように、管の接
続端部の外周面にリング状のシール部材を圧着嵌合した
上でマンホールの接続孔に前記接続端部を挿入し、前記
マンホールの接続孔の内周面と管の接続端部の外周面と
の間の隙間にセメントモルタルを充填する構成や、或い
は実開昭63−136038号公報に記載の「マンホー
ルと管渠間の継手部構造」のように、全周に継手部強化
用の型枠を嵌装した管渠をマンホールの横穴に挿入し、
前記管渠の外周面と横穴の内周面との間の隙間をゴム輪
によって封止した上で前記型枠内に弾性のあるモルタル
等の固化材を充填する構成が採用されている。
下水道管等の管体を接続するにあたっては、当該接続部
分から地下水等が構造物の内部に浸入するのを防止する
ために、例えば実開昭61−50141号公報に記載の
「マンホールに対する管の接続構造」のように、管の接
続端部の外周面にリング状のシール部材を圧着嵌合した
上でマンホールの接続孔に前記接続端部を挿入し、前記
マンホールの接続孔の内周面と管の接続端部の外周面と
の間の隙間にセメントモルタルを充填する構成や、或い
は実開昭63−136038号公報に記載の「マンホー
ルと管渠間の継手部構造」のように、全周に継手部強化
用の型枠を嵌装した管渠をマンホールの横穴に挿入し、
前記管渠の外周面と横穴の内周面との間の隙間をゴム輪
によって封止した上で前記型枠内に弾性のあるモルタル
等の固化材を充填する構成が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
「マンホールに対する管の接続構造」にあっては、通常
、プレキャストされた固形物であるマンホールの接続孔
に対して未硬化の流動状態のセメントモルタルを打ち継
ぐことによって管を接続した構造であり、管とセメント
モルタルとの接合面からの浸透水に対しては、シール部
材による止水が図られているものの、前記接続孔の内周
面と前記セメントモルタルとの接合面については、セメ
ントモルタルが凝固する際の収縮によって隙間が生じる
ことがあるほか、マンホールとセメントモルタルとは一
般に材質、成分的に同質ではなく、また、削孔機等を使
用して接続孔を穿孔した場合、その内周面はきわめて平
滑なものとなるので、前記セメントモルタルが凝固した
後においても、前記接続孔の内周面に対するセメントモ
ルタルの接着力は完全ではなく、マンホール蓋上を車両
が通過する際の振動が繰り返し加わったり、自重によっ
てマンホール自体が沈下して管の接続端部に曲げ方向の
力が加わった場合には、前記接続孔の内周面から前記セ
メントモルタルが剥離することがある。その場合、当該
隙間部分或いは剥離部分から地下水等がマンホール内に
浸入してくることは避けられなくなる。また、後者の「
マンホールと管渠間の継手部構造」にあっては、管渠の
外径、横穴の内径及びゴム輪の内外径の相互の関係を一
様に保持することは極めて困難であり、ゴム輪の外径が
横穴の内径より小さい場合、或いは、ゴム輪の内径が管
渠の外径より大きい場合には、モルタル等の固化材と取
付孔の内周面、或いは前記固化材と管渠の外周面との間
で前述したような原因に基づく剥離が発生することがあ
り、また、ゴム輪の外径が横穴の内径より小さく、前記
ゴム輪の内径が管渠の外径より大きい場合には、モルタ
ルを充填する際に前記ゴム輪がマンホールの内側方向に
ずれて外れることがあるため、作業が極めて面倒なもの
であった。本発明は、上記の課題に鑑みなされたもので
、その目的とするところは、地下構造物の管取付孔に対
して管体を接続するにあたって使用する、止水効果に優
れ、モルタル等の充填によってずれたり外れたりするこ
とがなく、作業性に優れた防水用シール材を提供すると
ともに、この防水用シール材を使用した地下構造物に対
する管体の接続構造及び方法を提供することにある。
「マンホールに対する管の接続構造」にあっては、通常
、プレキャストされた固形物であるマンホールの接続孔
に対して未硬化の流動状態のセメントモルタルを打ち継
ぐことによって管を接続した構造であり、管とセメント
モルタルとの接合面からの浸透水に対しては、シール部
材による止水が図られているものの、前記接続孔の内周
面と前記セメントモルタルとの接合面については、セメ
ントモルタルが凝固する際の収縮によって隙間が生じる
ことがあるほか、マンホールとセメントモルタルとは一
般に材質、成分的に同質ではなく、また、削孔機等を使
用して接続孔を穿孔した場合、その内周面はきわめて平
滑なものとなるので、前記セメントモルタルが凝固した
後においても、前記接続孔の内周面に対するセメントモ
ルタルの接着力は完全ではなく、マンホール蓋上を車両
が通過する際の振動が繰り返し加わったり、自重によっ
てマンホール自体が沈下して管の接続端部に曲げ方向の
力が加わった場合には、前記接続孔の内周面から前記セ
メントモルタルが剥離することがある。その場合、当該
隙間部分或いは剥離部分から地下水等がマンホール内に
浸入してくることは避けられなくなる。また、後者の「
マンホールと管渠間の継手部構造」にあっては、管渠の
外径、横穴の内径及びゴム輪の内外径の相互の関係を一
様に保持することは極めて困難であり、ゴム輪の外径が
横穴の内径より小さい場合、或いは、ゴム輪の内径が管
渠の外径より大きい場合には、モルタル等の固化材と取
付孔の内周面、或いは前記固化材と管渠の外周面との間
で前述したような原因に基づく剥離が発生することがあ
り、また、ゴム輪の外径が横穴の内径より小さく、前記
ゴム輪の内径が管渠の外径より大きい場合には、モルタ
ルを充填する際に前記ゴム輪がマンホールの内側方向に
ずれて外れることがあるため、作業が極めて面倒なもの
であった。本発明は、上記の課題に鑑みなされたもので
、その目的とするところは、地下構造物の管取付孔に対
して管体を接続するにあたって使用する、止水効果に優
れ、モルタル等の充填によってずれたり外れたりするこ
とがなく、作業性に優れた防水用シール材を提供すると
ともに、この防水用シール材を使用した地下構造物に対
する管体の接続構造及び方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の防水用シール材
は、上記の目的を達成するために、実施例に対応する図
面にも示されているように、水膨張性材料又は水膨張性
材料と非水膨張性材料の複合からなる断面が略鈎形状の
シール部材(1)の両側縁部に、内側に向けて突出する
凸条部(4)を形成するとともに、該凸条部(4)が直
接、構造物に接触するように計量された粘着剤(3)を
前記凸条部(4)より内側の平面部(5)に装備してい
ることを特徴とする。また、地下構造物に対する管体の
接続構造又は方法は、地下構造物の周壁面に開設された
管取付孔(8)の外周面側角部に、前述した防水用シー
ル材(1)をその前記凸条部(4)を対面させて添着し
、管体用シール材(9)を端部付近に巻回した管体(7
)を前記管取付孔(8)に挿入し、接合剤(11)を、
前記管取付孔(8)と管体(7)との隙間部を密閉する
とともに前記防水用シール材(1)及び管体用シール剤
(9)を被覆するように充填することを特徴とする。
は、上記の目的を達成するために、実施例に対応する図
面にも示されているように、水膨張性材料又は水膨張性
材料と非水膨張性材料の複合からなる断面が略鈎形状の
シール部材(1)の両側縁部に、内側に向けて突出する
凸条部(4)を形成するとともに、該凸条部(4)が直
接、構造物に接触するように計量された粘着剤(3)を
前記凸条部(4)より内側の平面部(5)に装備してい
ることを特徴とする。また、地下構造物に対する管体の
接続構造又は方法は、地下構造物の周壁面に開設された
管取付孔(8)の外周面側角部に、前述した防水用シー
ル材(1)をその前記凸条部(4)を対面させて添着し
、管体用シール材(9)を端部付近に巻回した管体(7
)を前記管取付孔(8)に挿入し、接合剤(11)を、
前記管取付孔(8)と管体(7)との隙間部を密閉する
とともに前記防水用シール材(1)及び管体用シール剤
(9)を被覆するように充填することを特徴とする。
【0005】
【作用】従って、防水用シール材(1)の両凸条部(4
)が、管取付孔(8)の外周面側角部に係合すると共に
粘着剤(3)により粘着し、接合剤(11)の充填作業
時に防水用シール材(1)がづれたりすることがなく、
初期の止水効果を発揮できる。また、接合剤(11)が
凝固する際の収縮や管体(7)の移動により管取付孔(
8)の外周と接合剤(11)との間に隙間が生じ、この
隙間から地下水が地下構造物(マンホール6)の内部に
浸入して来た場合には、防水用シール材(1)が吸水膨
張して地下水の浸入を阻止する。
)が、管取付孔(8)の外周面側角部に係合すると共に
粘着剤(3)により粘着し、接合剤(11)の充填作業
時に防水用シール材(1)がづれたりすることがなく、
初期の止水効果を発揮できる。また、接合剤(11)が
凝固する際の収縮や管体(7)の移動により管取付孔(
8)の外周と接合剤(11)との間に隙間が生じ、この
隙間から地下水が地下構造物(マンホール6)の内部に
浸入して来た場合には、防水用シール材(1)が吸水膨
張して地下水の浸入を阻止する。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す本発明の実施例を説明する
。図1において、符号1は本発明に係る防水用シール材
であり、加硫ゴム系または熱可塑性エラストマー系の水
膨張性材料からなるシール部材2と、該シール部材2に
装備された粘着剤3とによって構成されている。シール
部材2は、その断面が略鈎形状をした紐状体であり、そ
の両側縁部には内側に向けて突出する凸条部4が長手方
向に沿って形成されている。そして、前記凸条部4が突
出する側の内側平面部5の略中央位置に、粘着剤3が、
前記凸条部4より若干低い線状に充填装備されている。 前記凸条部4の先端断面形状は、本実施例に示す半円形
に限定されるものではないが、この防水用シール材1を
構造物に添着した場合、粘着剤3の粘着力によってシー
ル部材2が変形するため、前記凸条部4の接触状態を確
実にするためには、本実施例に示す半円形または尖頭状
にしておくことが望ましい。また、前述した粘着剤3と
しては、好ましくは、非加硫タイプの合成ゴム系ホット
メルト型感圧性粘着剤を採用する方が、シール材1の生
産性の上で有利である。また、コンクリート製の地下構
造物に使用するシール材1の粘着剤3としては、スチレ
ン・イソブレン・スチレンブロック共重合体、またはス
チレン・ブタジエン・スチレン共重合体からなるホット
メルト型感圧性粘着剤を採用することが望ましい。 なお、この粘着剤3を装備するにあたっては、図2に示
すように、シール部材2の内側平面部5に凸条部4より
若干低い層状に充填装備してもよく、或いは、延展性に
優れた粘着剤であれば、図3に示すように、シール部材
2の内側角部にすみ肉状に層状に充填装備してもよく、
要するに、この防水用シール材1を添着するために、地
下構造物に対して押圧した際に、延展した粘着剤3が凸
条部4に付着しないようにされていれば、どのような装
備形態であってもよい。また、図3に示すように、腰の
ある弾性テープよりなる離型紙12を、両凸条部4,4
の内側角部に係合保持させることにより、運搬時等に粘
着剤3を保護する形状としても良い。図4の防水用シー
ル材1は、そのシール部材2の内側の平面部5に、長手
方向に沿って非水膨張性材料2Aを一体に連続して形成
して複合構造としたものである。この非水膨張性材料2
Aは、凸条部4,4を除き、シール部材2の外周又は内
部の任意の位置に形成でき、複数本分離して形成させる
こともできる。図4の複合構造によれば、水膨張性材料
の膨張方向を、必要な膨張方向に拘束でき、また水膨張
性材料を補強することができる。次に、この防水用シー
ル材1を用いた地下構造物に対する管体の接続方法につ
いて説明する。図5において、符号6は地下構造物の例
として示すマンホールの底部側塊であり、その周壁面の
下方位置には、当該位置に接続すべき流入管または流出
管のいずれかの管体7の外径よりやや大きめの管取付孔
8が、前記底部側塊6の壁面を貫通して開設されている
。そして、この管取付孔8には、前記防水用シール材1
を、その一辺が管取付孔8の内周面部分に、他辺が管取
付孔8の前縁部分に位置するようにして押圧して添着さ
せておく。他方、前記管取付孔8に接続される管体7の
端部付近の外周面には、予め管体用シール材9を巻回し
ておく。この管体用シール材9は、本発明に係る防水用
シール材1と同様に、加硫ゴム系または熱可塑性エラス
トマー系の水膨張性材料からなっており、管体7との接
触を確実にするとともに、後述する接合剤を管取付孔8
と管体7との間の隙間部分に充填する際の圧力によって
ずれたり外れたりするのを防止するために、その内周面
側の両縁部に凸縁部10を有する管体7の外径よりわず
かに径小の環状体として形成されている。なお、この管
体用シール材9については、前述した環状体として形成
されたもののほか、両凸縁部10間の窪み部分に、押圧
により前記凸縁部10より若干低い層状に延展する程度
の量の粘着剤13を層状あるいは線状に装填しておくよ
うにすれば、長尺の紐状に形成されたものであってもよ
い。なお、管体7に対する管体用シール材9の巻回位置
については、管体7の端部から、底部側塊6の壁厚より
多少長い長さを残しておくことが、作業性の上において
望ましく、また、管体7の端部については、供用開始後
の下水の円滑な流れを得る上において、底部側塊6の内
周面とほぼ面一になるように、予め円弧状に切断加工し
ておくことが望ましい。そして、管取付孔8に管体7を
挿入し、前記管取付孔8と管体7との間の隙間部分に接
合剤11を充填して作業を完了する。その際、接合剤1
1によって防水用シール材1及び管体用シール材9が完
全に覆われるように、前方に突出するように盛り付ける
ようにする。なお、底部側塊6がコンクリート製である
のに対して、この底部側塊6に接続される管体7の種類
は、ヒューム管、塩化ビニル管、陶管等々と多種多様で
あり、一般には異材質の底部側塊6と管体7とを接続す
る場合が多く、また一方で、道路を早期に開放する必要
があるため、使用する接合剤11としては、作業性に優
れ、短時間で硬化するパテ状のエポキシ樹脂系の接着剤
が望ましい。さらに、上記管体用シール材9は、上記水
膨張性材料の他、非水膨張性材料、又は水膨張性材料と
非水膨張性材料との複合構造のものを用いてもよい。 この接続が完了した状態では、防水用シール材1は、粘
着剤3の粘着力及び接合剤11の充填圧力によって、シ
ール部材2の凸条部4が圧縮変形された状態で管取付孔
8の内周面部分及び前縁部分に接触し、初期の止水効果
を発揮できる。その後、使用状態において、土中の地下
水等が管取付孔8と接合剤11との接着部分から底部側
塊6内に向けて浸入してきた場合、シール部材2の管取
付孔8の前縁部分と接触する側の凸条部4から漸次、吸
水膨張し、一層の押圧状態で接触するので、止水性がさ
らに向上する。
。図1において、符号1は本発明に係る防水用シール材
であり、加硫ゴム系または熱可塑性エラストマー系の水
膨張性材料からなるシール部材2と、該シール部材2に
装備された粘着剤3とによって構成されている。シール
部材2は、その断面が略鈎形状をした紐状体であり、そ
の両側縁部には内側に向けて突出する凸条部4が長手方
向に沿って形成されている。そして、前記凸条部4が突
出する側の内側平面部5の略中央位置に、粘着剤3が、
前記凸条部4より若干低い線状に充填装備されている。 前記凸条部4の先端断面形状は、本実施例に示す半円形
に限定されるものではないが、この防水用シール材1を
構造物に添着した場合、粘着剤3の粘着力によってシー
ル部材2が変形するため、前記凸条部4の接触状態を確
実にするためには、本実施例に示す半円形または尖頭状
にしておくことが望ましい。また、前述した粘着剤3と
しては、好ましくは、非加硫タイプの合成ゴム系ホット
メルト型感圧性粘着剤を採用する方が、シール材1の生
産性の上で有利である。また、コンクリート製の地下構
造物に使用するシール材1の粘着剤3としては、スチレ
ン・イソブレン・スチレンブロック共重合体、またはス
チレン・ブタジエン・スチレン共重合体からなるホット
メルト型感圧性粘着剤を採用することが望ましい。 なお、この粘着剤3を装備するにあたっては、図2に示
すように、シール部材2の内側平面部5に凸条部4より
若干低い層状に充填装備してもよく、或いは、延展性に
優れた粘着剤であれば、図3に示すように、シール部材
2の内側角部にすみ肉状に層状に充填装備してもよく、
要するに、この防水用シール材1を添着するために、地
下構造物に対して押圧した際に、延展した粘着剤3が凸
条部4に付着しないようにされていれば、どのような装
備形態であってもよい。また、図3に示すように、腰の
ある弾性テープよりなる離型紙12を、両凸条部4,4
の内側角部に係合保持させることにより、運搬時等に粘
着剤3を保護する形状としても良い。図4の防水用シー
ル材1は、そのシール部材2の内側の平面部5に、長手
方向に沿って非水膨張性材料2Aを一体に連続して形成
して複合構造としたものである。この非水膨張性材料2
Aは、凸条部4,4を除き、シール部材2の外周又は内
部の任意の位置に形成でき、複数本分離して形成させる
こともできる。図4の複合構造によれば、水膨張性材料
の膨張方向を、必要な膨張方向に拘束でき、また水膨張
性材料を補強することができる。次に、この防水用シー
ル材1を用いた地下構造物に対する管体の接続方法につ
いて説明する。図5において、符号6は地下構造物の例
として示すマンホールの底部側塊であり、その周壁面の
下方位置には、当該位置に接続すべき流入管または流出
管のいずれかの管体7の外径よりやや大きめの管取付孔
8が、前記底部側塊6の壁面を貫通して開設されている
。そして、この管取付孔8には、前記防水用シール材1
を、その一辺が管取付孔8の内周面部分に、他辺が管取
付孔8の前縁部分に位置するようにして押圧して添着さ
せておく。他方、前記管取付孔8に接続される管体7の
端部付近の外周面には、予め管体用シール材9を巻回し
ておく。この管体用シール材9は、本発明に係る防水用
シール材1と同様に、加硫ゴム系または熱可塑性エラス
トマー系の水膨張性材料からなっており、管体7との接
触を確実にするとともに、後述する接合剤を管取付孔8
と管体7との間の隙間部分に充填する際の圧力によって
ずれたり外れたりするのを防止するために、その内周面
側の両縁部に凸縁部10を有する管体7の外径よりわず
かに径小の環状体として形成されている。なお、この管
体用シール材9については、前述した環状体として形成
されたもののほか、両凸縁部10間の窪み部分に、押圧
により前記凸縁部10より若干低い層状に延展する程度
の量の粘着剤13を層状あるいは線状に装填しておくよ
うにすれば、長尺の紐状に形成されたものであってもよ
い。なお、管体7に対する管体用シール材9の巻回位置
については、管体7の端部から、底部側塊6の壁厚より
多少長い長さを残しておくことが、作業性の上において
望ましく、また、管体7の端部については、供用開始後
の下水の円滑な流れを得る上において、底部側塊6の内
周面とほぼ面一になるように、予め円弧状に切断加工し
ておくことが望ましい。そして、管取付孔8に管体7を
挿入し、前記管取付孔8と管体7との間の隙間部分に接
合剤11を充填して作業を完了する。その際、接合剤1
1によって防水用シール材1及び管体用シール材9が完
全に覆われるように、前方に突出するように盛り付ける
ようにする。なお、底部側塊6がコンクリート製である
のに対して、この底部側塊6に接続される管体7の種類
は、ヒューム管、塩化ビニル管、陶管等々と多種多様で
あり、一般には異材質の底部側塊6と管体7とを接続す
る場合が多く、また一方で、道路を早期に開放する必要
があるため、使用する接合剤11としては、作業性に優
れ、短時間で硬化するパテ状のエポキシ樹脂系の接着剤
が望ましい。さらに、上記管体用シール材9は、上記水
膨張性材料の他、非水膨張性材料、又は水膨張性材料と
非水膨張性材料との複合構造のものを用いてもよい。 この接続が完了した状態では、防水用シール材1は、粘
着剤3の粘着力及び接合剤11の充填圧力によって、シ
ール部材2の凸条部4が圧縮変形された状態で管取付孔
8の内周面部分及び前縁部分に接触し、初期の止水効果
を発揮できる。その後、使用状態において、土中の地下
水等が管取付孔8と接合剤11との接着部分から底部側
塊6内に向けて浸入してきた場合、シール部材2の管取
付孔8の前縁部分と接触する側の凸条部4から漸次、吸
水膨張し、一層の押圧状態で接触するので、止水性がさ
らに向上する。
【0007】
【発明の効果】以上に詳述したとおり、本発明の防水用
シール材は、水膨張性材料からなる断面が略鈎形状のシ
ール部材の両側縁部に、内側に向けて突出する凸条部を
形成するとともに、該凸条部が直接、構造物に接触する
ように計量された粘着剤を前記凸条部より内側の平面部
に装備しており、また、本発明の地下構造物に対する管
体の接続構造及び方法は、地下構造物の周壁へ面に開設
された管取付孔の外周面側角部に前述した防水用シール
材を添着し、管体用シール材を端部付近に巻回した管体
を前記管取付孔に挿入し、モルタル等の接合剤を、前記
管取付孔と管体との隙間部を密閉するとともに前記防水
用シール材及び管体用シール材を被覆するように充填し
ているので、防水用シール材の一辺が地下構造物の周壁
面に開設された管取付孔の内周面部分に、他辺が前記管
取付孔の前縁部分にそれぞれ添着し、管取付孔に対して
管体を接続固定するための接合剤の充填によっても、ず
れたり外れたりすることがなく、作業性の面においてき
わめて優れた効果が得られる。また、凸条部が、地下構
造物の管取付孔外周の角部に係合してずれることがない
から、優れた初期止水効果が得られ、浸水後は吸水膨張
して止水し、上記管取付孔の内壁面からの浸水を有効に
阻止することができる効果がある。
シール材は、水膨張性材料からなる断面が略鈎形状のシ
ール部材の両側縁部に、内側に向けて突出する凸条部を
形成するとともに、該凸条部が直接、構造物に接触する
ように計量された粘着剤を前記凸条部より内側の平面部
に装備しており、また、本発明の地下構造物に対する管
体の接続構造及び方法は、地下構造物の周壁へ面に開設
された管取付孔の外周面側角部に前述した防水用シール
材を添着し、管体用シール材を端部付近に巻回した管体
を前記管取付孔に挿入し、モルタル等の接合剤を、前記
管取付孔と管体との隙間部を密閉するとともに前記防水
用シール材及び管体用シール材を被覆するように充填し
ているので、防水用シール材の一辺が地下構造物の周壁
面に開設された管取付孔の内周面部分に、他辺が前記管
取付孔の前縁部分にそれぞれ添着し、管取付孔に対して
管体を接続固定するための接合剤の充填によっても、ず
れたり外れたりすることがなく、作業性の面においてき
わめて優れた効果が得られる。また、凸条部が、地下構
造物の管取付孔外周の角部に係合してずれることがない
から、優れた初期止水効果が得られ、浸水後は吸水膨張
して止水し、上記管取付孔の内壁面からの浸水を有効に
阻止することができる効果がある。
【図1】本発明に係る防水用シール材の1実施例を説明
するための断面図である。
するための断面図である。
【図2】本発明に係る防水用シール材の他の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】本発明に係る防水用シール材の他の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図4】本発明に係る防水用シール材の他の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図5】本発明に係る地下構造物に対する管体の接続構
造及び方法を説明するための拡大断面図ある。
造及び方法を説明するための拡大断面図ある。
1 防水用シール材 2 シール部材 3
粘着剤 4 凸条部 5 平面部 6 底部側塊(地下構造物) 7 管体 8
管取付孔 9 管体用シール材 10 凸縁部 11 接合剤
粘着剤 4 凸条部 5 平面部 6 底部側塊(地下構造物) 7 管体 8
管取付孔 9 管体用シール材 10 凸縁部 11 接合剤
Claims (4)
- 【請求項1】 水膨張性材料からなる断面が略鈎形状
のシール部材の両側縁部に、内側に向けて突出する凸条
部を形成するとともに、該凸条部が直接、構造物に接触
するように粘着剤を前記凸条部より内側の平面部に装備
していることを特徴とする防水用シール材。 - 【請求項2】 前記シール部材は、その前記少なくと
も凸条部の先端部は水膨張性材料からなる、水膨張性材
料と非水膨張性材料の複合構造であることを特徴とする
請求項1記載の防水用シール材。 - 【請求項3】 地下構造物の周壁面に開設された管取
付孔の外周面側角部に、請求項1又は2に記載の防水用
シール材をその凸条部の先端部が地下構造物の前記角部
の側に対接されるようにして添着し、非水膨張性材料、
又は水膨張性材料、若しくは水膨張性材料と非水膨張性
材料との複合構造、よりなる管体用シール材を端部付近
に巻回した管体を前記管取付孔に挿入し、接合剤を、前
記管取付孔と管体との隙間部を密閉するとともに前記防
水用シール材及び管体用シール材を被覆するように充填
したことを特徴とする地下構造物に対する管体の接続構
造。 - 【請求項4】 地下構造物の周壁面に開設された管取
付孔の外周面側角部に、請求項1又は2に記載の防水用
シール材をその凸条部の先端部が地下構造物の前記角部
の側に対面するようにして添着し、非水膨張性材料、又
は水膨張性材料、若しくは水膨張性材料と非水膨張性材
料との複合構造、よりなる管体用シール材を端部付近に
巻回した管体を前記管取付孔に挿入し、接合剤を、前記
管取付孔と管体との隙間部を密閉するとともに前記防水
用シール材及び管体用シール材を被覆するように充填す
ることを特徴とする地下構造物に対する管体の接続方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3074410A JP2846493B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 防水用シール材及び地下構造物に対する管体の接続構造及び接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3074410A JP2846493B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 防水用シール材及び地下構造物に対する管体の接続構造及び接続方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04285213A true JPH04285213A (ja) | 1992-10-09 |
| JP2846493B2 JP2846493B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=13546395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3074410A Expired - Fee Related JP2846493B2 (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 防水用シール材及び地下構造物に対する管体の接続構造及び接続方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2846493B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP3074410A patent/JP2846493B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2846493B2 (ja) | 1999-01-13 |
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