JPH0428573Y2 - - Google Patents

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JPH0428573Y2
JPH0428573Y2 JP13650788U JP13650788U JPH0428573Y2 JP H0428573 Y2 JPH0428573 Y2 JP H0428573Y2 JP 13650788 U JP13650788 U JP 13650788U JP 13650788 U JP13650788 U JP 13650788U JP H0428573 Y2 JPH0428573 Y2 JP H0428573Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、歯の治療で行うポスト印象採得の際
に、印象材の千切れを防止するための補強ピンに
関する。
〔従来の技術〕
歯の神経を抜髄したあとの穿孔(ポスト)にイ
ンレー(鋳造物)をセツトするためには、このイ
ンレーを鋳造する前段階としてポスト印象を行う
必要がある。
印象材としては、寒天、アルギン酸、シリコン
等が用いられる。そしてトレー除去の際にポスト
内に千切れて残らないように補強ピンが用いられ
る。
第7図〜第10図はその従来例を示すもので、
補強ピン1は細いステンレスワイヤーの外周にナ
イロン等の合成樹脂製繊維2を電気植毛により放
射状に植毛したもので、使用前は直線形状であ
り、束にして箱詰めされている。
このうちの一本を取出し、第6図に示すように
底部に加封剤を施した歯のポスト3内差入れ上部
を切断して適宜長とする。
次いで、第8図に示すようにポスト3内にシリ
ンジ4により印象材5としての寒天を注入し、こ
の印象材5が完全に硬化する前に第9図に示すよ
うに前記補強ピン1を印象材5中にその頭部1a
までが埋設するようにピンセツトでつかんで挿入
する。
そして、第10図に示すようにトレー6にセツ
トしたアルジネート7を印象材5の上部に押付け
れば、この印象材5は冷却されて硬化するととも
にアルジネート7に付着してポスト3内から抜け
出すが、補強ピン1はその際ポスト3内で印象材
5が千切れてしまうのを防止する補強材としての
役割をなす。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記補強ピン1は印象材5中に挿入する際に
は、ピンセツト8でつかみやすいこと及び印象材
5との結合性を強固にするために頭部1aをほぼ
直角に折曲げるようにしている。
しかし、このように直角に折曲げただけの頭部
1aでは、アルジネート7を押付けて印象材5を
引抜く時に補強ピン1にも上下方向への強い力が
加えられ、せつかく折曲げて形成した頭部1aが
引つ張られて直となり、その結果補強効果が失わ
れて印象材5が千切れてポスト3内に残つてしま
うおそれがある。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、
結合力が損なわれるおそれがなく信頼性が高い印
象採得用の印象材補強ピンを提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、合成樹脂製
繊維を外周に植毛した線材本体の上端部に、この
線材本体の径と同程度の厚さの枠体又は板体から
なり、かつ線材本体の上端から上方に向けて左右
に広がる拡径部分を有する頭部を一体的に設けた
ことを要旨とするものである。
〔作用〕
本考案によれば、印象材補強ピンの頭部は枠体
又は板体からなり、一本の線材のみでないので強
度を有する。しかも、該頭部はその下の線材本体
上端に対し、左右に拡径する部分を有するので、
上方への引つ張りに対しより変形しにくいものと
なる。
また、前記頭部は線材本体の径の同程度の厚さ
で偏平なものなので、ピンセツトでつまみやす
い。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1a図〜第1c図は本考案の印象材補強ピン
の第1実施例を示すもので、図中9は線材本体、
10はその上端に一体的に設けた頭部であるが、
この頭部10は三角形の枠体で形成した。
該三角形は正三角形又は二等辺三角形で、線材
本体9の上端との結合部は底辺の中央となり、こ
の底辺部分が本体9の上端から左右に広がる拡径
部分10aを構成する。線材は本体9と同じもの
なので、該頭部10は本体9の径と同程度の厚さ
のものとなる。
このような線材本体9及び頭部10をなすの
は、ステンレス等の金属製線材又は合成樹脂製線
材で、金属製線材の場合は、真鍮や銅が硬さの点
で好ましい。また、金属製線材の場合は本体9と
頭部10の接続部分は溶接とし、合成樹脂製線材
の場合はインジエクシヨン成形等で一体成形す
る。
さらに、このような頭部10を一体に有する線
材本体9は、その外周にフロツキングマシンを用
いて電気植毛によりナイロン等の合成樹脂製繊維
11を植毛した。
使用法は前記従来例とほぼ同じなので詳細説明
は省略するが、ポスト3の深さをリーマーホルダ
ー等で予め計測し、これにもとづいて約18mm程度
ある線材本体9の先端を切断して使用時の長さを
定める。
第6図に示すように、印象材5中に埋設するに
は頭部10をピンセツトでつまみながら押し込ん
でやる。なお、本実施例の場合、三角形の頭部は
先端が尖るようになつているので、ピンセツトで
つまみやすいものである。そして、トレー6にセ
ツトしたアルジネート7を印象材5の上部に押付
ければ、この印象材5は冷却されて硬化するとと
もに頭部10は印象材5中に埋まり、印象材5は
抜けることはない。
第2a図〜第2c図は本考案の第2実施例を示
すもので、頭部10は逆三角形状のものとした。
第3a図〜第3c図は本考案の第3実施例を示
すもので、頭部10は全体を正四角形の菱形の枠
体とする。
また、第4a図〜第4c図は本考案の第4実施
例を示すもので、頭部10は全体を円形の枠体と
した。
これら第2実施例〜第4実施例の場合も前記第
1実施例と同じく、線材本体9の上端との結合部
から左右に広がる拡径部分10aを有するものと
なる。
第5図は、さらに第3実施例の変形としての第
5実施例を示すもので、頭部10は枠体ではなく
板体で形成した。図示は省略するが、第1実施例
の三角形の枠体頭部、第2実施例の逆三角形の枠
体頭部、第4実施例の円形の枠体頭部を枠体では
なく板体にすることも可能である。
第11a図〜第11c図は本考案の第5実施例
を示すもので、前記第4a図〜第4c図の第4実
施例と同じ頭部10は全体を円形の枠体とする
が、金属製や合成樹脂製線材の場合に本体9と頭
部10の関係は、金属製線材の上部を円形に曲
げ、先端をラツプさせて頭部10とする。
また、図示は省略するがこのような線材の上部
を曲げ、かつ先端をラツプさせて頭部10とする
のは、前記第1〜3実施例のごとき頭部10が三
角形や四角形の場合でも適用できる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の印象採得用の印象材
補強ピンは、その頭部が単に直角に折曲げただけ
の従来品と比べて堅牢であり、印象材を引抜く際
にこの頭部が変形して補強効果が失われ、ポスト
内で印象材が千切れてしまうおそれがないもので
あ。
さらに、頭部の形状は線材本体の上端から左右
に広がる拡径部分を有するものであるから、印象
材が引かれた場合にも、この拡径部により該引抜
き力を効率よく受けることができ、より変形しに
くいものとなる。
また、頭部は線材本体の径と同程度の厚さで偏
平なものであるので、ピンセツトでもつまみやす
く、かつつまみ部分も大となるので、取扱いも容
易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の印象採得用の印象材補強ピン
の第1実施例を示す正面図、第1b図は同上側面
図、第1c図は同上底面図、第2a図は第2実施
例を示す正面図、第2b図は同上側面図、第2c
図は同上底面図、第3a図は第3実施例を示す正
面図、第3b図は同上側面図、第3c図は同上底
面図、第4a図は第4実施例を示す正面図、第4
b図は同上側面図、第4c図は同上底面図、第5
図は第5実施例を示す正面図、第6図は第1実施
例での使用状態を示す正面図、第7図〜第10図
は従来品の使用状態を示すもので、各工程の正面
図、第11a図は本考案の第5実施例を示す正面
図、第11b図は同上側面図、第11c図は同上
底面図である。 1……補強ピン、1a……頭部、2……合成樹
脂製繊維、3……ポスト、4……シリンダ、5…
…印象材、6……トレー、7……アルジネート、
8……ピンセツト、9……線材本体、10……頭
部、10a……拡径部分、11……合成樹脂製繊
維。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製繊維を外周に植毛した線材本体の上
    端部に、この線材本体の径と同程度の厚さの枠体
    又は板体からなり、かつ線材本体の上端から左右
    に広がる拡径部分を有する頭部を一体的に設けた
    ことを特徴とする印象採得用の印象材補強ピン。
JP13650788U 1988-10-19 1988-10-19 Expired JPH0428573Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13650788U JPH0428573Y2 (ja) 1988-10-19 1988-10-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13650788U JPH0428573Y2 (ja) 1988-10-19 1988-10-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0255929U JPH0255929U (ja) 1990-04-23
JPH0428573Y2 true JPH0428573Y2 (ja) 1992-07-10

Family

ID=31397085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13650788U Expired JPH0428573Y2 (ja) 1988-10-19 1988-10-19

Country Status (1)

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JP (1) JPH0428573Y2 (ja)

Also Published As

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JPH0255929U (ja) 1990-04-23

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