JPH04286109A - 電解コンデンサ用電解液 - Google Patents
電解コンデンサ用電解液Info
- Publication number
- JPH04286109A JPH04286109A JP7453891A JP7453891A JPH04286109A JP H04286109 A JPH04286109 A JP H04286109A JP 7453891 A JP7453891 A JP 7453891A JP 7453891 A JP7453891 A JP 7453891A JP H04286109 A JPH04286109 A JP H04286109A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolytic
- boric acid
- specific resistance
- dielectric
- capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電解コンデンサ用電解液
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】電解コンデンサ用電解液は、一般的に、
エチレングリコール等の有機物を主溶媒としていて、そ
のために、可燃性となっている。
エチレングリコール等の有機物を主溶媒としていて、そ
のために、可燃性となっている。
【0003】近年、機器に対する安全性への要求が強ま
り、これに組み込む電解コンデンサについても、破壊し
ても燃焼することのない、難燃性のものが必要となって
きた。
り、これに組み込む電解コンデンサについても、破壊し
ても燃焼することのない、難燃性のものが必要となって
きた。
【0004】電解コンデンサの難燃化を計るために、従
来、電解液として、ホウ酸やホウ酸アンモニウムを溶質
として用いたり、リン酸エステルを溶解した成分のもの
を用いている。
来、電解液として、ホウ酸やホウ酸アンモニウムを溶質
として用いたり、リン酸エステルを溶解した成分のもの
を用いている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エチレングリ
コールとホウ酸等を溶解した電解液は、自己消火性を示
すが、ホウ酸の濃度が高いためにエステル化反応して水
分を多く生成し、それによって陽極酸化皮膜が著しく劣
化し、また、比抵抗も比較的大きい欠点がある。これ等
の欠点を改良するために、有機酸アンモニウム塩を溶質
とし、リン系の難燃剤を添加した電解液もあるが、リン
系の難燃剤を多量に添加すると火花電圧が低下する欠点
がある。
コールとホウ酸等を溶解した電解液は、自己消火性を示
すが、ホウ酸の濃度が高いためにエステル化反応して水
分を多く生成し、それによって陽極酸化皮膜が著しく劣
化し、また、比抵抗も比較的大きい欠点がある。これ等
の欠点を改良するために、有機酸アンモニウム塩を溶質
とし、リン系の難燃剤を添加した電解液もあるが、リン
系の難燃剤を多量に添加すると火花電圧が低下する欠点
がある。
【0006】本発明の目的は、以上の欠点を改良し、陽
極酸化皮膜を劣化させることなく、比抵抗を低下でき、
難燃化と火花電圧とを改善できる電解コンデンサ用電解
液を提供するものである。
極酸化皮膜を劣化させることなく、比抵抗を低下でき、
難燃化と火花電圧とを改善できる電解コンデンサ用電解
液を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、有機溶媒系の電解コンデンサ用電解液
において、ホウ酸またはその塩と、無機系酸化物とを添
加することを特徴とする電解コンデンサ用電解液を提供
するものである。
達成するために、有機溶媒系の電解コンデンサ用電解液
において、ホウ酸またはその塩と、無機系酸化物とを添
加することを特徴とする電解コンデンサ用電解液を提供
するものである。
【0008】
【作用】ホウ酸やホウ酸アンモニウムは、電解液や電解
紙の炭化を促進し、自己消火作用を有している。また、
無機系酸化物は、燃焼する物質の表面に保護膜を形成し
、熱エネルギーや酸素の侵入を遮断し、そのため、燃焼
を防止すると思われる。
紙の炭化を促進し、自己消火作用を有している。また、
無機系酸化物は、燃焼する物質の表面に保護膜を形成し
、熱エネルギーや酸素の侵入を遮断し、そのため、燃焼
を防止すると思われる。
【0009】そしてホウ酸等は、また、水分発生の原因
であるが、この量を減少できるために、陽極酸化皮膜の
劣化を抑制でき、比抵抗も低下できる。
であるが、この量を減少できるために、陽極酸化皮膜の
劣化を抑制でき、比抵抗も低下できる。
【0010】さらに、リン系の難燃剤も減少できるため
、火花電圧の低下も抑制できる。
、火花電圧の低下も抑制できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
溶媒にはエチレングリコール等の有機溶媒を用いる。溶
質には、1,6−デカンジカルボン酸アンモニウムやア
ゼライン酸アンモニウム、セバシン酸アンモニウム、安
息香酸アンモニウム等を用いる。ホウ酸又はホウ酸アン
モニウムは3〜10wt%添加する。無機系酸化物には
、ケイ素、ホウ素、チタン、バナジウム、ジルコニウム
、亜鉛、マグネシウム等を用い、好ましくは粒径が0.
1μm以下で、添加量を1〜10wt%とする。
質には、1,6−デカンジカルボン酸アンモニウムやア
ゼライン酸アンモニウム、セバシン酸アンモニウム、安
息香酸アンモニウム等を用いる。ホウ酸又はホウ酸アン
モニウムは3〜10wt%添加する。無機系酸化物には
、ケイ素、ホウ素、チタン、バナジウム、ジルコニウム
、亜鉛、マグネシウム等を用い、好ましくは粒径が0.
1μm以下で、添加量を1〜10wt%とする。
【0012】次に、表1に示す組成の電解液について、
比抵抗及び火花電圧を測定した。比抵抗は温度30℃に
おける値とし、火花電圧は85℃における値とする。
比抵抗及び火花電圧を測定した。比抵抗は温度30℃に
おける値とし、火花電圧は85℃における値とする。
【0013】
【表1】
【0014】表1から明らかな通り、実施例1〜実施例
12は、比抵抗が350〜700Ω・cm、火花電圧が
360〜500Vとなる。また、従来例1〜従来例6は
、比抵抗が340〜1,600Ω・cm、火花電圧が2
00〜450Vとなる。両者を比較すると、比抵抗は前
者の方が最大値が7/16に低下している。そして、火
花電圧は前者の方が最小値が1.8倍、最大値が1.1
倍以上高くなっている。
12は、比抵抗が350〜700Ω・cm、火花電圧が
360〜500Vとなる。また、従来例1〜従来例6は
、比抵抗が340〜1,600Ω・cm、火花電圧が2
00〜450Vとなる。両者を比較すると、比抵抗は前
者の方が最大値が7/16に低下している。そして、火
花電圧は前者の方が最小値が1.8倍、最大値が1.1
倍以上高くなっている。
【0015】また、表1に示した組成の電解液を含浸し
た径35mm、長さ40mmのアルミ電解コンデンサ素
子を用い、難燃性を測定した。測定方法は、図1に示す
通り、コンデンサ素子1を固定台2によって保持して垂
線に対し45度傾け、ガスバーナ3の先端4から15m
m上方に配置する。この状態で、コンデンサ素子1に火
炎を5秒間あて、3秒間離す処理を10回繰り返す。全
体はフード5で囲んでいる。この操作の間にコンデンサ
素子1が燃焼した場合には、火炎から離し、消火するま
での時間を測定した。
た径35mm、長さ40mmのアルミ電解コンデンサ素
子を用い、難燃性を測定した。測定方法は、図1に示す
通り、コンデンサ素子1を固定台2によって保持して垂
線に対し45度傾け、ガスバーナ3の先端4から15m
m上方に配置する。この状態で、コンデンサ素子1に火
炎を5秒間あて、3秒間離す処理を10回繰り返す。全
体はフード5で囲んでいる。この操作の間にコンデンサ
素子1が燃焼した場合には、火炎から離し、消火するま
での時間を測定した。
【0016】測定結果は、実施例1〜実施例12はコン
デンサ素子1を火炎にあてる操作を10回繰り返しても
燃焼しない。これに対し、従来例1〜従来例3、従来例
6は、1回火炎にあてただけで燃焼し、しかも消火しな
かった。また、従来例4は10回繰り返しても、燃焼し
ないが、比抵抗が極端に高い。また、従来例5は4回目
に燃焼し、消火に3秒間かかった。
デンサ素子1を火炎にあてる操作を10回繰り返しても
燃焼しない。これに対し、従来例1〜従来例3、従来例
6は、1回火炎にあてただけで燃焼し、しかも消火しな
かった。また、従来例4は10回繰り返しても、燃焼し
ないが、比抵抗が極端に高い。また、従来例5は4回目
に燃焼し、消火に3秒間かかった。
【0017】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、ホウ酸等
と無機系酸化物とを添加することにより、難燃化を計れ
る電解コンデンサ用電解液が得られる。また、ホウ酸等
の添加量を減少できるため、陽極酸化皮膜の劣化を抑制
でき、比抵抗も低下できるとともに、リン酸系の難燃剤
も減少できるために火花電圧の低下を防止できる電解コ
ンデンサ用電解液が得られる。
と無機系酸化物とを添加することにより、難燃化を計れ
る電解コンデンサ用電解液が得られる。また、ホウ酸等
の添加量を減少できるため、陽極酸化皮膜の劣化を抑制
でき、比抵抗も低下できるとともに、リン酸系の難燃剤
も減少できるために火花電圧の低下を防止できる電解コ
ンデンサ用電解液が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンデンサ素子の燃焼試験をするための説明図
である。
である。
1…コンデンサ素子、 3…ガスバーナ。
Claims (1)
- 【請求項1】 有機溶媒系の電解コンデンサ用電解液
において、ホウ酸またはその塩と、無機系酸化物とを添
加することを特徴とする電解コンデンサ用電解液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7453891A JPH04286109A (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 電解コンデンサ用電解液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7453891A JPH04286109A (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 電解コンデンサ用電解液 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04286109A true JPH04286109A (ja) | 1992-10-12 |
Family
ID=13550158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7453891A Pending JPH04286109A (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 電解コンデンサ用電解液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04286109A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04106913A (ja) * | 1990-08-27 | 1992-04-08 | Elna Co Ltd | アルミニウム電解コンデンサ |
| JPH04145616A (ja) * | 1990-10-06 | 1992-05-19 | Nippon Chemicon Corp | 電解コンデンサ用電解液 |
| JPH04145615A (ja) * | 1990-10-06 | 1992-05-19 | Nippon Chemicon Corp | 電解コンデンサ用電解液 |
-
1991
- 1991-03-14 JP JP7453891A patent/JPH04286109A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04106913A (ja) * | 1990-08-27 | 1992-04-08 | Elna Co Ltd | アルミニウム電解コンデンサ |
| JPH04145616A (ja) * | 1990-10-06 | 1992-05-19 | Nippon Chemicon Corp | 電解コンデンサ用電解液 |
| JPH04145615A (ja) * | 1990-10-06 | 1992-05-19 | Nippon Chemicon Corp | 電解コンデンサ用電解液 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Xu et al. | Evaluation of fluorinated alkyl phosphates as flame retardants in electrolytes for Li-ion batteries: I. Physical and electrochemical properties | |
| US10164291B2 (en) | Electrolyte for electrochemical energy storage devices | |
| JP3131905B2 (ja) | リチウム電池用電解液の難燃化剤 | |
| Xu et al. | An attempt to formulate nonflammable lithium ion electrolytes with alkyl phosphates and phosphazenes | |
| Yang et al. | Engineering A Boron‐Rich Interphase with Nonflammable Electrolyte toward Stable Li|| NCM811 Cells Under Elevated Temperature | |
| Camino et al. | Study of the mechanism of intumescence in fire retardant polymers: Part II—Mechanism of action in polypropylene-ammonium polyphosphate-pentaerythritol mixtures | |
| Izquierdo-Gonzales et al. | Hexamethylphosphoramide as a flame retarding additive for lithium-ion battery electrolytes | |
| CN112820941B (zh) | 一种用于电解液的组合物 | |
| CN108538590A (zh) | 一种铝电解电容器用电解液及其制备方法 | |
| Wu et al. | Thermal stability of modified lithium-ion battery electrolyte by flame retardant, tris (2, 2, 2-trifluoroethyl) phosphite | |
| WO2017128580A1 (zh) | 一种高安全性锂离子电池电解液的制备方法及技术 | |
| JP2008021560A (ja) | 非水系電解液 | |
| JP3274102B2 (ja) | リチウム電池用の難燃性電解液 | |
| JPH04286109A (ja) | 電解コンデンサ用電解液 | |
| CN105895953A (zh) | 一种用于锂离子电池的阻燃电解液及其制备方法 | |
| CN115911552A (zh) | 一种阻燃型电解液及其制备方法和应用 | |
| JPH04286110A (ja) | 電解コンデンサ用電解液 | |
| JP2773446B2 (ja) | 電解コンデンサ用電解液 | |
| JPH04284613A (ja) | 電解コンデンサ用電解液 | |
| JPH03180014A (ja) | 電解コンデンサ用電解液 | |
| JPH06168850A (ja) | 電解コンデンサ用電解液 | |
| Ding et al. | Combustion Characteristics of Lithium-ion Electrolyte with a Focus on the Role of LiPF6 Salt and Liquid-Vapor Equilibrium. | |
| JPH03225906A (ja) | 電解コンデンサ用電解液 | |
| JPH0426107A (ja) | 電解コンデンサ用電解液 | |
| JPH09251932A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 |