JPH0428656B2 - - Google Patents

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JPH0428656B2
JPH0428656B2 JP30742986A JP30742986A JPH0428656B2 JP H0428656 B2 JPH0428656 B2 JP H0428656B2 JP 30742986 A JP30742986 A JP 30742986A JP 30742986 A JP30742986 A JP 30742986A JP H0428656 B2 JPH0428656 B2 JP H0428656B2
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JP
Japan
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pigment
neodymium
glaze
pigments
fired
Prior art date
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Application number
JP30742986A
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English (en)
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JPS63159247A (ja
Inventor
Koichi Takeuchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagasaki Prefectural Government
Original Assignee
Nagasaki Prefectural Government
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は陶磁器の加飾のために利用する顔料に
関し、さらに詳記すれば本焼でも使用でき、自然
光と人工光とで色調が変化するネオジウムの特異
な光の吸収特性を有する顔料に関する。
(ロ) 従来の技術 陶磁器の加飾には下絵付け用・上絵付け用など
多くの絵具が用いられているものの、波佐見焼・
三川内焼などの磁器の本焼用絵具としては、色の
種類が少ない。また自然光と人工光とで色調が変
化するネオジウムを主成分とする顔料は使用され
ていない。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 磁器の本焼用絵具が少ない理由は、焼成温度が
SK10番(1300℃)以上の高火度焼成であり、な
おかつ還元焼成を行つているため、絵具の顔料組
成物が分解したり、釉薬に溶けてしまうためであ
る。そのため現在本焼用絵具の顔料として用いら
れているものは、アルミナ系・ジルコン系・ジル
コニア系・スピネル系などの限られた結晶構造を
持つ化合物であり、色調も限られている。
一方ネオジウムは特異な光の吸収特性を持つて
おり、自然光と蛍光燈のような人工光とでは色調
が変化する二色性がある。この性質を陶磁器顔料
に利用することが従来から試みられてきたが(名
古屋工業技術試験所報告、5,3,147〜150)、
今までのところ有効な顔料は開発されていない。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明では、ネオジウムを含み従来の顔料には
無い結晶構造を有する物質として、Nd2O3
Al2O3を利用することにより、高温の還元焼成下
においても発色させることが可能であり、陶磁器
の加飾に際して下絵付け用顔料あるいは色釉の着
色用顔料として有効な、本焼用の陶磁器顔料とす
ることができる。
(ホ) 作用 本発明で利用しているNd2O3・Al2O3は三方晶
に属するペロブスカイト型構造を有し、2165℃の
融点を持つ物質である(名古屋工業技術試験所報
告、27,4,131〜137)。本組成物は酸化ネオジ
ウムと酸化アルミニウムをモル比で1:1の割合
で混合して焼成することにより得られ、焼成物を
微粉砕して顔料として用いる。
下絵付け用の顔料として用いる場合は、素焼し
た素地に筆などで着色した後施釉し、また色釉と
して用いる場合は釉薬と混合した後施釉し、それ
ぞれ本焼きすることにより発色させる。
(ヘ) 実施例 1 下絵付け用顔料としての利用方法 酸化ネオジウムと酸化アルミニウムを1:1の
モル比で配合し、電気炉で1500℃、1時間焼成す
ることによりNd2O3・Al2O3が得られる。これを
ポツトミルで24時間粉砕した後乾燥し、顔料粉末
とした。粉末の色は柴色であり、原料の酸化ネオ
ジウムより赤味が強い。
この粉末をめのう乳鉢で十分に微粉砕して、運
筆性を良くする助剤を混合した後、天草陶石立て
の磁器素焼素地に任意の絵柄を書き、石灰釉を施
した。この試料をSK10番で還元焼成したところ、
肉眼的には自然光で赤紫色、蛍光燈の下では青色
を呈した。
発色の強い部分を釉の上から分光反射率を測定
した結果、第1図に示すごとく530nmおよび
590nm付近に強い吸収が認められ、ネオジウムの
吸収特性が失われていないことがわかる。
2 色釉の着色用顔料としての利用方法 実施例1と同様にして合成した顔料を、石灰釉
に重量%で約6%添加してポツトミルで湿式混合
し、天草陶石立ての磁器素焼素地に施釉して、
SK10番で還元焼成した。その結果実施例1と同
様の色調をした色釉となり、分光反射率の測定結
果も実施例1と同様であつた。
さらにこの色釉の粉末X線回折試験を行つたと
ころ、Nd2O3・Al2O3とは異なつた回折パターン
が得られた。そのパターンはASTMカードの20
−1132に登録されている(Na2Nd8)(SiO26F2
という物質に良く一致しているが、本試料にはフ
ツ素が含まれている可能性は極めて少なく、真の
組成は不明である。いずれにしても最初の顔料は
一旦分解されて、別の化合物に変化していると考
えられる。
(ト) 発明の効果 この発明は以上説明したように、Nd2O3
Al2O3を陶磁器用顔料として利用することによ
り、ネオジウムの特異な光の吸収特性を兼ね備え
た、本焼で使用が可能な絵具が実用化され、陶磁
器の加飾の範囲が拡大した。
【図面の簡単な説明】
第1図は天草陶石立ての磁器素焼素地に本発明
の顔料を塗り、石灰釉を施してSK10番で還元焼
成したものを、釉の上から分光反射率を測定した
結果である。横軸は光の波長、縦軸は反射率であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 陶磁器の加飾を行うにあたり、酸化ネオジウ
    ムと酸化アルミニウムを混合して所定の温度で焼
    成し、Nd2O3・Al2O3を合成し、それを微粉砕し
    たものを、あるいは下絵付け用顔料としてあるい
    は色釉の着色用顔料として利用することにより、
    ネオジウムの持つ特異な光の吸収特性を損なうこ
    となく発色させることを特徴とする方法。
JP30742986A 1986-12-24 1986-12-24 ネオジウムの陶磁器顔料への利用方法 Granted JPS63159247A (ja)

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JPS63159247A JPS63159247A (ja) 1988-07-02
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JP4900745B2 (ja) * 2001-02-28 2012-03-21 岐阜県 演色性セラミック製品及び着色材
JP3813469B2 (ja) * 2001-06-18 2006-08-23 株式会社イワサキ 乳濁剤及び釉薬

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