JPH0428701Y2 - - Google Patents

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JPH0428701Y2
JPH0428701Y2 JP1988050192U JP5019288U JPH0428701Y2 JP H0428701 Y2 JPH0428701 Y2 JP H0428701Y2 JP 1988050192 U JP1988050192 U JP 1988050192U JP 5019288 U JP5019288 U JP 5019288U JP H0428701 Y2 JPH0428701 Y2 JP H0428701Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は溶接装置に関し、主に、多数本のフエ
ンス材をたて、横に配置した網目状のフエンスを
形成するもので、上下の溶接電極列を構成する複
数個の電極を溶接位置にそれぞれ容易に位置決め
できるようになされたものである。
(従来の技術) 従来、複数個の上電極をねじにより各溶接位置
にそれぞれ移動するものは特許第72451号明細書
に記載されており、また、上電極を移動させるね
じをモータにより回転することは実開昭61−
143773号公報に記載されている。
(考案が解決しようとする課題) 従来例は、電極がそれぞれのボールねじの駆動
により、たて方向の溶接間隔を調整できるように
なされたものであつた。
したがつて、各電極の横方向への移動は各ロボ
ツトで行わなくてはならず、高価で煩雑なもので
あつた。
また、各電極の横方向への位置合わせと固定を
細かく微妙に行うことはできなかつた。
(課題を解決するための手段) 本考案溶接装置は、列設した複数本の溶接電極
でワークの複数個の接合点を一列ごとに順次溶接
する溶接装置であり、ワークを上下から挟むよう
に横断して上溶接電極列と下溶接電極列が対向し
て配設され、これら上下の溶接電極列のうち一方
の溶接電極列を構成する複数個の各上電極がモー
タにて回転するボールねじによつて各溶接位置に
それぞれ移動せられ、この溶接位置に達した電極
を順次固定することにより一方の溶接電極列が設
定されるもので、上電極は2個が1組となつて1
つの移動枠体に取付けられ、この複数個の移動枠
体は一箇所に平行に配設されたフレームとボール
ねじとガイドバーに横方向に移動可能に横並びに
係合され、各移動枠体には、ボールねじと係合し
たクラツチ機構およびガイドバーと係合したブレ
ーキ機構が具備され、移動させようとする移動枠
体のクラツチ機構を働かせてボールねじの駆動を
伝達させ、移動枠体が溶接位置に達するとクラツ
チ機構が釈放されるとともに、ブレーキ機構が働
かされてガイドバーにブレーキ固定できるように
なされ、各移動枠体がそれぞれ任意の位置に移
動、固定されるものである。
(作用) 形成せんとするワークの接合点(ワークが網目
状フエンスの場合、フエンス材の交点)に対応す
る溶接位置に、複数個の各電極をそれぞれモータ
にて回転するボールねじによつて移動させ、この
溶接位置に達した電極を順次固定することによつ
て上下の溶接電極列の一方の溶接電極列を設定す
る。また、別の形状のワークを形成するとき、こ
の固定を解除し、モータにて回転するボールねじ
によつて再び各電極をそれぞれ溶接位置に移動さ
せ、この溶接位置に達した電極を順次固定するこ
とによつて一方の溶接電極列を設定する。
(実施例) 図面は、本考案溶接装置の一実施例を示してい
る。
形成せんとするワークが網目状フエンスの場合
を説明する。もちろん、2枚の平板の複数個所を
列状に順次溶着する場合等にも本考案溶接装置が
適用できる。
多数本のフエンス材2……をたて、横に配置し
てなるワーク1の複数個の交点3……(以下、溶
接位置という)を一列ごとに順次溶接して網目状
のフエンスを形成する。
溶接装置は、機台4の上にX軸テーブル(たて
方向へ動くテーブル)5とワーク1を載置するY
軸テーブル(横方向に動くテーブル)6を配置
し、機台4のたて方向のほぼ中程には、Y軸テー
ブル6の上に載置したワーク1を上下から挟むよ
うに横断して上溶接電極列7と下溶接電極列8が
対向して配設されたものである。
図中の符号9はX軸テーブル5を移動させるモ
ータ(ACサーボモータ)で、10はY軸テーブ
ル6を移動させるモータ(ACサーボモータ)で
ある。
溶接位置に対する電極の移動は、上溶接電極列
7を構成する上電極71……であつても、下溶接
電極列8を構成する下電極81……であつてもよ
い。しかし、上下の溶接電極列7,8のうち一方
の溶接電極列(上溶接電極列7)を構成する上電
極71……が横方向に移動、固定が自在にできる
ようになされた場合について説明する。
上溶接電極列7を構成する複数個の(10〜30個
ぐらい)の上電極71……は、機台4のたて方向
のほぼ中央において、この機台4を挟んで立設し
た支柱11,11の上の一箇所に平行に横架され
たフレーム12とボールねじ13とガイドバー1
4に沿つて横方向に移動できるようになされてい
る。フレーム12とガイドバー14は固定されて
いるが、ボールねじ13は上電極71……のピツ
チ変更用モータ(ACサーボモータ)15で回転
せられるものである。
複数個の上電極71……は、2個の上電極7
1,71が1組となつて1つの移動枠体16に取
付けられて移動せられる。従つて、移動枠体16
も複数個が備えられている。これらの移動枠体1
6……は前記したフレーム12とボールねじ13
とガイドバー14に横方向に移動可能に係合され
ている。
移動枠体16は台板161とこの台板161の
一端に立設した枠板162と他端に立設したトラ
ンス取付ブラケツト163から構成されている。
つまり、台板161と枠板162とトランス取付
ブラケツト163を断面が略上向きのコ字形に組
合わせ、フレーム12を囲むように移動枠体16
が設けられている。
各枠板162には移動枠体16を横方向に移動
させたり、固定したりするために、ボールねじ1
3と係合したクラツチ機構17と、ガイドバー1
4と係合したブレーキ機構18が具備されてい
る。このクラツチ機構17とブレーキ機構18の
配置関係は限定されず、上下が逆になつていても
よい。
ボールねじ13と係合したクラツチ機構17
は、ボールねじ13と螺合している受ねじ171
を設け、受ねじ171の外周にはデイスク盤17
2が取付けられている。そして、このデイスク盤
172をつかむことによつてボールねじ13のね
じ駆動を移動枠体16に伝えて移動させ、移動枠
体16を固定しているときは、デイスク盤172
を釈放することによつてボールねじ13のねじ駆
動が移動枠体16に伝達しないようになされてい
る。デイスク盤172をつかむのは2本の腕材1
73,173によつて行われる。中程が枢着17
4,174された2本の腕材173,173が先
端部でデイスク盤172をつかむように配設して
ある。2本の腕材173,173の後端間にテー
パ面を有する操作体176を差込み、シリンダー
175によつてこの操作体176を前進、後進さ
せる。操作体176が前進されると腕材173,
173の後端間は次第に大きく開かれるととも
に、その先端間は狭められてデイスク盤172を
グリツプするのである。反対に操作体176が後
退するとこのグリツプは釈放される。177,1
77は腕材173,173の後端に設けたローラ
であり、操作体176の前進、後退がスムーズに
できるようになされている。また、178,17
8は腕材173,173の先端に設けたグリツプ
パツドである。
次に、ガイドバー14と係合したブレーキ機構
18について説明する。
中程が枢着182,182された2本の腕材1
81,181が先端部でガイドバー14をつかむ
ように配設してある。2本の腕材181,181
の後端間にテーパ面を有する操作体183を差込
み、シリンダー184によつてこの操作体183
を前進、後退させる。操作体183が前進される
と腕材181,181の後端間は次第に大きく開
かれるとともに、その先端間でガイドバー14と
グリツプすることによつてブレーキがかかる(固
定できる)のである。185,185は腕材18
1,181の先端に設けられたブレーキパツド
で、このブレーキパツド185,185は腕材1
81,181の先端に回動自在に設けた回動体1
86,186に取付けられている。なお、187
はブレーキ釈放用のスプリングで、188は回動
体186,186の姿勢保持用のスプリングであ
る。また、189,189は腕材181,181
の後端に設けたローラである。
一方、トランス取付ブラケツト163にはトラ
ンス19が取付けられている。なお、トランス取
付ブラケツト163の上端にローラ164を設
け、フレーム12の側部にこのローラと係合する
レール165を設けておけば、フレーム12と移
動枠体16との関係がより安定したものとなる。
また、166はフレーム12と台板161の間に
介在させたローラであり、フレーム12と移動枠
体16の係合は上記したものに限らない。
下溶接電極列8は複数個の下電極81……から
なり、82はバツクバーである。下溶接電極列8
は昇降台83の上に設けられ、この昇降台83は
シリンダ84,84,84で昇降動せられる。8
5,85は昇降台83のガイドである。
なお、上溶接電極列7をバツクバーによつて固
定し、下溶接電極列8を構成する各下電極81…
…をモータによつて回転するボールねじによつて
横方向への移動、固定が自在にできるようになし
てもよい。
また、図示していないが、上下の溶接電極列
7,8を構成する各電極71,81をともに横方
向への移動、固定が自在にできるようになしても
よい。
以下、本考案の溶接装置を用いて網目状のフエ
ンスを形成する方法について説明する。
まず、横方向に列設された複数個の移動枠体1
6……のうち最も端部にある移動枠体16を所定
の位置に固定しておき、この移動枠体16を基準
として各上電極71……の間隔を溶接位置に順次
セツトする。
移動させようとする移動枠体16のクラツチ機
構17を働かせてボールねじ13のねじ駆動を伝
達する。移動枠体16が溶接位置に達すると、ブ
レーキ機構18を働かせてガイドバー14にブレ
ーキ固定する。この後、前記クラツチ機構17は
釈放してボールねじ13のねじ駆動が移動枠体1
6に伝わらないようにしておく。
同じ要領で順次移動枠体16を移動させて溶接
位置に固定して行くことにより上溶接電極列7を
構成する。
この後、Y軸テーブル6の上にフエンス材2…
…をたて、横に配置してワーク1を組合わせ、Y
軸テーブル6を載せたX軸テーブル5をたて方向
に順次前進させて、ワーク1の複数個の交点3…
…を一列ごとに溶接することによつて網目状のフ
エンスを形成する。
別の形状の網目状フエンスを形成するとき、前
記した固定を解除し、ピツチ変更用モータ15で
回転するボールねじ13によつて再び移動枠体1
6を移動させ、溶接位置に達したこの移動枠体1
6を順次固定することによつて上溶接電極列7を
設定するのである。
本考案溶接装置で形成するワークは、このよう
な網目状フエンスに限らないこと、前記した通り
である。
(考案の効果) 上記の如く構成された本考案に係る溶接装置
は、上電極は2個が1組となつて1つの移動枠体
に取付けられ、この複数個の移動枠体は一箇所に
平行に配設されたフレームとボールねじとガイド
バーに横方向に移動可能に横並びに係合され、各
移動枠体には、ボールねじと係合したクラツチ機
構およびガイドバーと係合したブレーキ機構が具
備され、移動させようとする移動枠体のクラツチ
機構を働かせてボールねじの駆動を伝達させ、移
動枠体が溶接位置に達するとクラツチ機構が釈放
されるとともに、ブレーキ機構が働かされてガイ
ドバーにブレーキ固定できるようになされ、各移
動枠体がそれぞれ任意の位置に移動、固定される
ものであるから、一本のボールねじの駆動によ
り、個々の移動枠体に備えたクラツチとブレーキ
を切換えて、それぞれ独自に移動枠体が横方向へ
移動、固定できる。
したがつて、装置を小型化できる上に、各電極
の位置が微妙に調整できる。
よつて、フエンスのようなたて材と横材の間隔
だ多様で、溶接点がたくさんある物の溶接装置と
して優れている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案溶接装置の実施例を示すもので、
第1図は側面図、第2図は平面図、第3図は正面
図、第4図はクラツチ機構とブレーキ機構を示す
移動枠体の要部拡大縦断面図、第5図はクラツチ
機構の横断面図、第6図はブレーキ機構の横断面
図である。 1……ワーク、2……フエンス材、3……交点
(溶接位置)、4……機台、5……X軸テーブル、
6……Y軸テーブル、7……上溶接電極列、71
……上電極、8……下溶接電極列、81……下電
極、12……フレーム、13……ボールねじ、1
4……ガイドバー、15……ピツチ変更用モー
タ、16……移動枠体、161……台板、162
……枠板、163……トランス取付ブラケツト、
17……クラツチ機構、171……受ねじ、17
2……デイスク盤、173……腕材、174……
枢着、175……シリンダー、176……操作
体、18……ブレーキ機構、181……腕材、1
82……枢着、183……操作体、184……シ
リンダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 列設した複数本の溶接電極でワークの複数個の
    接合点を一列ごとに順次溶接する溶接装置であ
    り、ワークを上下から挟むように横断して上溶接
    電極列と下溶接電極列が対向して配設され、これ
    ら上下の溶接電極列のうち一方の溶接電極列を構
    成する複数個の各上電極がモータにて回転するボ
    ールねじによつて各溶接位置にそれぞれ移動せら
    れ、この溶接位置に達した電極を順次固定するこ
    とにより一方の溶接電極列が設定されるもので、
    上電極は2個が1組となつて1つの移動枠体に取
    付けられ、この複数個の移動枠体は一箇所に平行
    に配設されたフレームとボールねじとガイドバー
    に横方向に移動可能に横並びに係合され、各移動
    枠体には、ボールねじと係合したクラツチ機構お
    よびガイドバーと係合したブレーキ機構が具備さ
    れ、移動させようとする移動枠体のクラツチ機構
    を働かせてボールねじの駆動を伝達させ、移動枠
    体が溶接位置に達するとクラツチ機構が釈放され
    るとともに、ブレーキ機構が働かされてガイドバ
    ーにブレーキ固定できるようになされ、各移動枠
    体がそれぞれ任意の位置に移動、固定されること
    を特徴とする溶接装置。
JP1988050192U 1988-04-14 1988-04-14 Expired JPH0428701Y2 (ja)

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JPH01153869U JPH01153869U (ja) 1989-10-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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