JPH04287568A - 画素密度変換方式 - Google Patents

画素密度変換方式

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JPH04287568A
JPH04287568A JP3052211A JP5221191A JPH04287568A JP H04287568 A JPH04287568 A JP H04287568A JP 3052211 A JP3052211 A JP 3052211A JP 5221191 A JP5221191 A JP 5221191A JP H04287568 A JPH04287568 A JP H04287568A
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牛田 勝利
Yuichi Sakauchi
祐一 坂内
Kunihiro Yamamoto
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画素密度変換方式に関し
、特に2値画像データを任意の倍率に変倍処理し、画素
密度の異なった2値画像データを出力する画素密度変換
方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、白と黒の2値データで表現された
2値画像の画素密度変換方式として、SPC(Sele
cted Pixel Coding)法、論理和法、
投影法、9分割法等が知られている。各々の画素密度変
換方式は文字や線画を対象にしたものでファクシミリや
ワードプロセッサ等では、装置構成が簡単なことからS
PC法で代表される画素ごとの単純な間引き、重複処理
による画素密度変換処理が行なわれている。
【0003】また、組織的ディザ画像を対象とする画素
密度変換方式として、ディザマトリックスごとの間引き
、重複処理による変倍によりモアレ縞のない変倍画像を
得る手法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、画素ごとの単純間引き、重複処理を用い
た場合、文字や線画に対しては比較的良好な画像を得る
ことができる。しかし、濃度を一定面積中の黒画素の密
度によって表現している擬似中間調画像に対して上記処
理を行なうと、黒画素のパターンがみだれ、階調性のみ
だれやモアレ縞が発生するという欠点があった。例えば
、誤差拡散法により得られた擬似中間調画像に対して画
素ごとの単純間引き、重複処理を行なうと、階調性がみ
だれ、ノイズっぽい画像となる。また同様に、ディザ画
像に対し処理を行なうと、ディザマトリックスの周期と
間引き、重複処理により周期が干渉しモアレ縞が発生す
る。
【0005】一方、ディザマトリックスを単位とする間
引き、重複処理では、ディザ画像がディザマトリックス
単位で濃度を表現しているため、階調性が保存された比
較的良好な変倍画像を得ることができる。しかし、変換
倍率が制限され、扱える画像がディザによる擬似中間調
画像に限定されるという欠点があった。また、拡大画像
の文字や線画に対しては、斜線部の段差が目立つという
欠点を有していた。
【0006】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、2値化された画像を濃度データに変換して
処理を行うことにより、従来多値画像に用いられていた
種々の処理を行なうことが可能となり、文字画像や擬似
中間調画像が混在する画像に対しても同様な処理で濃度
保存性の優れた変倍画像が得られる画素密度変換方式を
提供することを目的とする。
【0007】また、拡大時には着目画素及びその周囲画
素の濃度値から拡大後の個々の濃度値を決定する輪郭平
滑化拡大を行ない、文字や線画における斜線部の段差を
補間により滑らかにできる画素密度変換方式を提供する
ことを目的とする。更に、2値から多値濃度に変換する
際のウインドウのサイズ及び重み付けを変化させること
により、多値化時に発生しがちな文字画像のエッジ部の
ぼけを防ぎ、また同時に擬似中間調画像に対してはモア
レ縞や擬似輪郭の発生を抑え、高品位な画素密度変換画
像が得られる画素密度変換方式を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために、本発明の画素密度変換方式は以下の構成か
らなる。すなわち、主走査方向x画素×副走査方向y画
素からなる2値画像データを入力し、主走査方向X画素
×副走査方向Y画素の任意のサイズに変換して2値画像
データを出力する画素密度変換方式において、入力され
た2値画像データの画像サイズを2値データのまま主走
査m倍、副走査n倍の任意の整数倍に拡大し、拡大前の
着目画素に該当する複数の画素群に対しその周囲画素の
濃度を基にそれぞれの濃度を決定することで輪郭平滑化
を行なう輪郭平滑化拡大手段と、拡大処理時には、前記
輪郭平滑化拡大手段により得られた整数倍拡大2値画像
データに対し、また縮小処理時には、前記入力された2
値画像データに対し、着目画素とその周囲画素濃度より
多値濃度を算出する2値多値濃度変換手段と、該2値多
値濃度変換手段により得られた多値濃度の画像データの
サイズを主走査方向、副走査方向それぞれ任意の倍率で
縮小する任意変倍手段と、該任意変倍手段により得られ
た多値濃度の画像データを2値化する2値化手段とを有
し、文字画像及び擬似中間調画像等どのような原画像も
高品位に変倍可能とし、擬似中間調画像に対しては、2
値データとして入力される原画像を濃度データに変換処
理し、変倍処理することで、濃度保存性に優れた画像を
得ることができ、また文字画像や線画に対しては、変倍
率に応じてウインドウサイズを変化させることで、多値
化時に発生しがちなエッジのぼけを防ぎ、かつ拡大時に
おける輪郭平滑化拡大により、斜線部の段差を滑らかに
補間した画素密度変換画像を得るものである。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明に係る好適
な一実施例を詳細に説明する。 <変倍処理の説明  (図2)>まず、本実施例におけ
る変倍処理の流れを、図2を参照して詳細に説明する。 図2は、主走査方向x画素、副走査方向y画素の2値デ
ータを主走査方向X画素、副走査方向Y画素の2値デー
タに変倍する処理を示すフローチャートである。最初に
、ステップS1では、主走査及び副走査いずれか一方で
も拡大処理するか否かを判断し、拡大処理しない場合、
つまり縮小処理の場合にはステップS3へ処理を進める
が、拡大処理する場合は、ステップS2へ処理を進める
。
【0010】(1)拡大処理 拡大処理する場合には、ステップS2の輪郭平滑化拡大
処理で、主走査方向x画素×副走査方向y画素の2値の
デジタルデータを輪郭平滑化演算を伴う画素密度変換処
理によって主走査方向にn倍(n=[X/x]ここでX
>x、[a]はaより小さくない整数を表す)、副走査
方向にm倍(m=[Y/y]、ここでY>y)に変倍し
、nx×my画素の2値データに変換する。そして、ス
テップS3では、ステップS2で得られた2値データに
対し、変倍率に応じたウインドウを用い画素ごとに走査
を行ない、ウインドウ内の2値画像の画素パターンから
多値濃度データを算出し、nx×my画素の多値濃度の
画像データに変換する。次のステップS4では、ステッ
プS3で変換されたnx×my画素サイズの多値濃度の
画像データをクロック及びライン同期信号によって間引
き処理し、任意のサイズに縮小変倍してX×Y画素の多
値濃度の画像データに変換する。そして、ステップS5
では、X×Y画素の多値濃度の画像データを2値化処理
することにより、X×Y画素の変倍2値画像を得る。
【0011】(2)縮小処理 一方、縮小処理の場合には、ステップS3でx×y画素
の2値データに対し、変倍率に応じたウインドウを用い
画素ごとに走査を行ない、ウインドウ内の2値画像の画
素パターンから多値濃度データを算出し、x×y画素の
多値濃度の画像データに変換する。次に、ステップS4
では、ステップS3で変換されたx×y画素サイズの多
値濃度の画像データをクロック及びライン同期信号によ
って間引き処理し、任意のサイズに縮小変倍してX×Y
画素の多値濃度の画像データに変換する。そして、ステ
ップS5では、X×Y画素の多値濃度の画像データを2
値化処理することにより、X×Y画素の変倍2値画像を
得る。
【0012】以上の流れにおいて、2値画像を多値濃度
の画像データに変換する際に変倍率によって参照画素及
び重み付けが異なるウインドウ走査を行ない、拡大処理
時には、一旦2値データのまま拡大処理した後、2値画
像を多値濃度の画像データに変換することで、多値化時
に発生する画像のエッジ部のボケを極力抑えた変倍画像
を得ることが可能となる。また、ここで、拡大時に輪郭
平滑化拡大処理を行なうことにより、重複拡大時に発生
する斜線部分の段差を滑らかに補間でき、より高品位な
文字画像を得ることが可能となる。
【0013】<構成の説明  (図1)>次に、上述し
た変倍処理を行なう具体的な装置について詳細に説明す
る。図1は、本実施例における画素密度変換装置の構成
を示すブロック図である。以下、順に構成要素を説明す
る。図1において、100は本装置に入力されるデータ
線で、白及び黒の1ビットで表される2値のデジタルデ
ータ(ここで、黒を“1”、白を“0”とする)が入力
される。そして拡大処理を行う場合、輪郭平滑化拡大回
路2においてデータ線100より入力された2値データ
を輪郭平滑化拡大によって主走査方向にn倍(nは整数
)、副走査方向m倍(mは整数)にそれぞれ拡大し、こ
の処理により、斜線部分の段差が滑らかに補間された2
値データを信号線200を介して後述するセレクタ6か
ら多値化回路3へ出力する。また、縮小変倍を行う場合
には、データ線100から入力された2値データはその
ままセレクタ6から多値化回路3に入力される。セレク
タ6では、拡大処理時には信号線200より入力された
2値データを選択し、また縮小処理時には、信号線10
0より入力された2値データをそれぞれ選択して多値化
回路3への入力とする。
【0014】多値化回路3では、データを不図示のメモ
リに一旦記憶し、任意の領域の画像データを取り出す。 そして、着目画素及びその周辺画素からなる領域を参照
し、荷重テーブルより出力されるウインドウを基に、多
値濃度の画像データ(例えば6ビット出力の場合、“0
”〜“63”、白を“0”、黒を“63”とする)を算
出し、この多値データを信号線300を介して変倍回路
4へ出力する。次に、変倍回路4では、上述の多値化回
路3より出力された多値濃度の画像データを、画像クロ
ック及びライン同期信号の間引き処理によって任意のサ
イズに縮小変倍し、信号線400を介して2値化回路5
へ出力する。2値化回路5では、上述の変倍回路4より
出力された多値データを2値データに変換し、データ線
500へ出力する。
【0015】以上の構成からなる画素密度変換装置の詳
細な構成を関連図面を参照しながら以下に詳述する。 <輪郭平滑化拡大回路の説明  (図3〜図12)>図
3及び図4は、図1に示す輪郭平滑化拡大回路2の具体
的な構成を示す図である。本実施例では、主走査、副走
査方向共に2倍に拡大する場合について説明する。なお
、この回路を複数組み合わせることで主走査方向n倍、
副走査方向m倍の拡大も可能である。また、細分化によ
り解像度を上げることと拡大することは同じことを意味
するものとする。
【0016】この回路では、入力された2値画像データ
を出力する際に細分化し、周囲画素パターンに応じて着
目画素の細分化画素の濃度を決定することで、文字画像
及び線画等において斜線部の輪郭平滑化を行なうもので
ある。また、この回路に入力される画像クロックCLK
1、CLK2、ライン同期信号DB1、DB2は後述す
るタイミング制御回路1から入力される。ここで、画像
クロックCLK1及びライン同期信号DB1は、例えば
主走査方向にn倍、副走査方向にm倍に拡大処理する場
合には、重複処理後の画像クロックCLK2をn分周、
ライン同期信号DB2をm分周したものがタイミング制
御回路1の画像クロック及びライン同期信号選択部12
0により選択入力される。
【0017】図中、211〜215は入力される2値画
像データを保持するラインメモリ、22A〜22Yはシ
フトレジスタ、230は入力されるマトリックスデータ
より細分化処理後の個々の画素濃度を決定するための濃
度値決定回路、240は濃度値決定回路230より並列
に入力される個々の画素データをライン毎に画像クロッ
クCLK2に同期させて取り出すラインセレクタである
。以下、回路の動作を図面を参照して詳細に説明する。
【0018】まず、ラインメモリ群のラインメモリ21
1に主走査方向1ライン分の2値画像データを読み込み
、そのデータをラインメモリ群のラインメモリ212→
213→214→215と副走査方向にライン単位でシ
フトしていく。ラインメモリ211〜215から画像デ
ータがタイミング制御回路1より出力されるCLK1及
びDB1に同期して読み出され、副走査方向5画素分の
パラレルデータがシフトレジスタ群のシフトレジスタ2
2Y,22T,22O,22J,22Eにそれぞれシフ
ト入力される。シフト入力された副走査5画素分の画像
データは、CLK1に同期してシフトレジスタ群を順次
シフトされていく。ここで、個々のシフトレジスタ22
A〜22Yから5ライン×5画素のマトリックスデータ
が取り出され、濃度値決定回路230に入力される。
【0019】この濃度値決定回路230では、中心の着
目画素(ここでは、シフトレジスタ22M)を4細分化
して補間処理を行なった画素データM11〜M22が出
力され、ラインセレクタ240に並列に入力される。ラ
インセレクタ240において出力ラインの画像データを
選択し、出力画像クロックCLK2に同期して細分化後
の画像データが出力される。ここで、ラインセレクタ2
40の詳細を図5及び図6を参照して説明する。
【0020】図5において、濃度値決定回路230より
補間処理後の画素データM11,M12,M21,M2
2が細分化前の画素の画像クロックCKL1に同期して
マルチプレクサ241,242に入力される。マルチプ
レクサ241,242で出力されるラインの画素データ
(ここではM11,M12)が選択され、アンドゲート
243,244に入力される。アンドゲート243,2
44とオアゲート245で構成されるセレクタによって
主走査方向に2倍に高密度化された画素データ(例えば
M11,M12)がCLK1により順次セレクトされ、
最終的にDフリップフロップ246において、画素クロ
ックCLK2に同期して図6のOUTに示すような細分
化された画像データが出力される。また、ラインメモリ
211にDB1に同期して画像データを1ライン読み込
むごとにDB2に同期してマルチプレクサ241,24
2を順次切り替え、細分化画素データを2ライン分取り
出すことで、副走査方向に2倍に細分化された画像デー
タを得ることもできる。
【0021】また、濃度値決定回路230において、着
目画素が文字及び線画領域なのか、若しくは擬似中間調
領域なのかを判断する像域分離手段によって得られるフ
ラグを入力し、擬似中間調の場合には、着目画素である
シフトレジスタ22Mからの入力データをそのままM1
1〜M22に出力するようにする。この処理により、着
目画素が擬似中間調画像と判断された場合、細分化画素
のデータを補間することなく出力することが可能となり
、擬似中間調に対する輪郭平滑化拡大の副作用を防ぐこ
とができる。
【0022】なお、濃度値決定回路230からの出力を
新たなマトリックスデータとして、同様な処理を繰り返
すことで更に4×4倍、8×8倍と高密度な変換画像を
得ることができる。次に、濃度値決定回路230に入力
されるマトリックスデータと、出力される細分化画素デ
ータとの関係について詳細に説明する。ここで、図7は
本実施例の参照画素と細分化画素とを示す図である。こ
こでは、着目画素をM、参照画素をA〜Y、細分化画素
をM11〜M22とする。図8,図9,図10は参照画
素の各濃度値に対する個々の細分化画素の濃度値を決定
するパターンを示す図である。図において、×の画素は
参照しない。そして、濃度値を決定するパターンは参照
画素が斜線の一部か直角を示す部分か又はそれ以外かに
より判断される。図9,図10の(a)〜(l)は、着
目画素が白画素の場合における補間処理を行なうパター
ンを示している。この(a)の場合、図7に示す参照画
素H及びLが黒、I及びQが白の場合であり、傾きta
n θ=1の黒斜線の一部と判断し、M11の濃度を白
から黒に反転させる。(b)〜(d)は同様に対称性か
ら(a)をそれぞれ90度づつ順次回転させたものであ
る。(e)の場合は、上述の参照画素H及びI及びLが
黒、Qが白の場合であり、傾きtan θ=1/2の黒
斜線の一部と判断し、M11及びM12の2画素の濃度
を白から黒に反転させる。また(f)〜(h)は同様に
対称性から(e)をそれぞれ90度づつ順次回転させた
ものである。そして、(i)〜(l)は(e)を左右反
転させ、更に90度づつ順次回転させたものである。こ
れに対し、図10に示す(m)〜(t)は、着目画素が
黒画素の場合における補間処理を行なうパターンを示し
ている。(m)の場合、図7に示す参照画素G,H,I
,J及びLが白、Qが白の場合であり、傾きtan θ
=1/3の白斜線の一部と判断し、M11及びM12の
2画素の濃度を黒から白に反転させる。(n)〜(p)
は同様に対称性からそれぞれ90度づつ順次回転させた
ものであり、(q)〜(t)は(m)を左右反転させた
ものをそれぞれ90度づつ順次回転させたものである。
【0023】ここで、各パターンにおける補間処理での
個々の作用を説明する。 (1)直角部の検出 上述したパターン以外の場合には、濃度反転を行なわず
、各々の細分化画素の濃度を原画像の濃度と同じ濃度と
する。これにより、例えば着目画素が白で参照画素H,
I,L,Qが黒の場合、直角部分と判断され、補間処理
が行なわれないため、直角部分を鮮明に再現することが
可能となる。 (2)斜線の傾きの検出 上述したように、着目画素が白のパターン(a)〜(l
)の場合、各パターン(a)〜(d)と(e)〜(l)
とでは、白から黒に濃度反転する細分化画素の数が異な
る。このように、斜線の傾きを検出し、傾きの違いによ
り濃度反転させる画素数を変えることで、傾きが急な斜
線や滑らかな斜線に対し、より効果的に輪郭平滑化され
た画像を得ることができる。同様に、着目画素が黒のパ
ターン(m)〜(t)に対しては、黒から白へ濃度反転
する画素を2画素とし、急な斜線や滑らかな斜線に対し
、より効果的な輪郭平滑化を行なうことができる。 (3)傾きtan θ=1,1/2,2の斜線のおける
補間効果の相殺の防止 着目画素が白のパターン(a)〜(l)と、着目画素が
黒のパターン(m)〜(t)とで、濃度反転が行なわれ
る斜線検出パターンの傾きが異なる。これは、着目画素
が白のパターンに対し、パターン(a)〜(l)の個々
の画素に対して白と黒を反転させたパターンを用いると
、tan θ=1,1/2,2の斜線に対して補間処理
が相殺しあうように働き、結果として斜線の階段がシフ
トするだけで補間の効果がなくなる。そのため、着目画
素が白のパターン(a)〜(l)と着目画素が黒のパタ
ーン(m)〜(t)では、斜線検出の角度を変える(着
目画素が黒の場合には、tan θ=1/3に対し処理
を行なう)ことで、tan θ=1,1/2,2の斜線
に対しても効果的な輪郭平滑化を行なうことが可能とな
る。 (4)細い斜線判定による黒斜線のヌケの防止着目画素
が黒のパターン(m)〜(t)の場合、図7に示すG,
I,Q,Sを参照しているが、着目画素が白のパターン
(a)〜(l)では、G,I,Q,Sを参照していない
。つまり、1ドットのつながりによる黒の斜線に対して
効果的に輪郭平滑化を行なう一方、1ドットのつながり
による白の斜線に対しては補間処理を行なわないことに
より、白の斜線の輪郭平滑化の副作用である黒の細い斜
線のつながりのヌケを防ぐことが可能となる。
【0024】上述したパターンを論理回路で構成した回
路が前述した濃度決定回路230であり、画素密度変換
の論理演算部として構成されている。また、別の方法と
してシフトレジスタA〜Yの出力を25ビットのアドレ
ス入力とし、データとしてM11〜M22の濃度が書き
込まれたROMを用いてもよい。以上、主走査、副走査
方向共に2倍に拡大する場合を説明したが、副走査方向
に2倍又は主走査方向に2倍する場合も同様に処理でき
る。図11及び図12は、副走査方向に2倍に拡大する
場合の着目画素及び周囲画素と着目画素の細分化画素と
の関係を示すパターンである。副走査方向のみ2倍に拡
大する場合には、着目画素を副走査方向に2分割し、図
11及び図12に示す関係により、細分化画素濃度を決
定すればよい。また、これらのパターン以外の場合は、
上述の実施例と同様に、対応する着目画素を細分化画素
の濃度値とする。また、主走査方向に2倍する場合は、
図11及び図12を90度回転させたものを用いれば良
い。また更に、主走査方向2倍、副走査方向2倍及び主
走査方向2倍及び副走査方向2倍を種々組み合わせるこ
とにより、主走査m倍、副走査n倍の輪郭平滑化拡大が
可能となる。
【0025】<多値化回路の説明  (図13〜図16
)>次に、図1に示す多値化処理回路3の具体的な構成
を図13及び図14を参照して以下に説明する。本実施
例での多値化回路3は、ラインメモリ31a〜31d、
シフトレジスタ群320、荷重テーブル330、データ
セレクタマルチプレクサ340、ゲート群350、加算
器360、荷重テーブルよりデータを出力するデータ線
370、そして、変倍率に応じて荷重テーブル330の
データ群を選択するデータ線380により構成され、入
力された2値データを基に、着目画素(i,j)及びそ
の周囲画素からなる領域を参照し、参照領域内の各画素
に対応する重みマスク(ここでは、荷重テーブル330
より出力されるマトリックスデータ)で重み付けした平
均濃度を算出し、多値濃度データ(6ビットの場合、最
大値63)として出力する。
【0026】次に、多値化回路3の動作を詳細に説明す
る。まず主走査方向及び副走査方向のどちらか一方でも
拡大処理する場合には、入力線200より2値画像デー
タが画像クロックCLK2及びライン同期信号DB2に
同期して入力される。また、縮小処理する場合には、入
力線100より2値画像データが画像クロックCLK2
=CLK1、ライン同期信号DB2=DB1に同期して
そのまま入力される。入力された2値画像データは、ま
ずラインメモリ群310のラインメモリ31aに読み込
まれ、ライン同期信号DB2に同期してライン単位ごと
にラインメモリ31b→31c→31dと順次副走査差
方向にシフトされていく。
【0027】そして、各ラインメモリ31a〜31dか
ら副走査差方向4画素分のパラレルデータが画像クロッ
クCLK2に同期して読み出され、シフトレジスタ群3
20にシフト入力される。このシフトレジスタ群320
において、画像データが画像クロックCLK2に同期し
て順次シフトされ、4画素×4ラインのマトリックスを
有する画像データが取り出され、16個の1ビットマト
リックスデータとしてゲート群350に入力される。こ
こでシフトレジスタC3にラッチされるデータを着目画
素(i,j)とすると、図15に示すように、各々の周
辺画素は、A1が(i−2,j−2)、A2が(i−1
,j−2)、A3が(i,j−2)、A4が(i+1,
j−2)、同様に、B1が(i−2,j−1)、B2が
(i−1,j−1)、B3が(i,j−1)、B4が(
i+1,j−1)、C1が(i−2,j)、C2が(i
−1,j)、C4が(i+1,j)、D1が(i−2,
j+1)、D2が(i−1,j+1)、D3が(i,j
+1)、D4が(i+1,j+1)のデータとなる。
【0028】一方、荷重テーブル330には、サイズが
4×4のマトリックスデータが予め数種類記憶されてい
る。なお、荷重テーブル330においてゲート群350
に出力されるマトリックスデータの総和は多値出力の最
大値になるように規格化されている(6ビット出力の場
合、最大63)。この荷重テーブル330の個々の画素
に対する重み付けの一例を図16に示す。例えば、90
%縮小率の場合には、図16の(b)に示すように、着
目画素に対する比重が大きい3×3のウインドウ(3×
3のウインドウの周囲の画素の重みを“0”にすること
で、ウインドウサイズを3×3にする)を用いる。また
、縮小率が大きい場合には、(c)に示すような平坦な
ウインドウを用い、更に、50%以下の縮小率の場合に
は、その縮小率に応じてウインドウサイズを大きくする
。
【0029】ここで、変倍率に応じたウインドウを選択
するためのアドレスデータが信号線380を介してデー
タマルチプレクサ340に入力され、そのアドレスデー
タに応じて荷重テーブル330のマトリックスデータ群
のうち一つが選択され、ゲート群350に入力される。 次に、ゲート群350において、ラッチA1〜D4より
取り出された画像データが黒画素の場合、個々のラッチ
に対応するゲートが開き、データセレクタマルチプレク
サ340から出力された数値データが加算器360へ出
力される。画像データが白画素の場合には、個々のラッ
チに対応するゲートが閉じ、加算器360には“0”が
出力される。
【0030】次に、加算器360において、ゲート群3
50より出力されたデータの総和が算出され、その結果
が着目画素の多値データとして信号線300へ出力され
る。本実施例での信号線380は、変倍率に応じてデー
タを入力しているが、例えば文字や線画及び擬似中間調
画像に対し、それぞれ適切な重みをもつウインドウを予
め荷重テーブル330に記憶させておき、着目画素が擬
似中間調領域か文字線画領域なのかを識別する像域分離
からの判定結果を加えたデータを入力し、個々の像域に
対して各々別々のマトリックスデータを選択することで
、より高画質な多値画像を得ることができる。
【0031】なお、本実施例では、多値データを算出す
るための参照画素領域を4画素×4ラインとしたが、こ
れに限るものでなく、ラインメモリ、シフトレジスタ、
ゲート、荷重テーブルを増減させることにより容易に参
照画素領域を増減できる。 <変倍回路の説明  (図17〜図22)>次に、多値
画像データを縮小処理する変倍回路4の詳細を以下に説
明する。
【0032】まず、変倍回路4による画像の縮小処理は
、画像クロック及びライン同期信号の間引きにより行わ
れる。ここでは、構成が簡単なことから変換画像が原画
素の最近接の画素値をとるSPC法(Selected
 Pixel Coding)を例に説明する。なお、
説明に先立ち、縮小後の画像クロックCLK3及びライ
ン同期信号DB3を出力するタイミング制御回路1の詳
細を図17を参照して説明する。
【0033】同図において、110は基本クロックを発
生させる水晶発振子、120は画像クロックCLK1,
CLK2及びライン同期信号DB1,DB2を出力する
画像クロック及びライン同期信号選択部、130は変倍
回路の主走査縮小率に応じて任意のクロック間引きを行
なう主走査画像クロック制御回路、140は変倍回路の
副走査縮小率に応じて任意のライン同期信号の間引き処
理を行なう副走査ライン同期信号制御回路である。
【0034】以上の構成において、外部から入力される
基準クロックCLK0に基づいて、画像クロック及びラ
イン同期信号選択部120は輪郭平滑化拡大回路2にお
ける主走査方向の拡大率に応じて基本クロックを分周し
た画像クロックCLK1,CLK2及び、同様に輪郭平
滑化拡大回路2における副走査方向の拡大率によって決
まるライン同期信号DB1,DB2を選択して出力する
。そして、出力された画像クロックCLK2は、主走査
画像クロック制御部130に入力され、ここで変倍回路
4における縮小率に応じて入力画像クロックCLK2が
間引き処理され、縮小された画像データの画像クロック
CLK3が出力される。また同様に、変倍回路4での副
走査方向の縮小処理であるライン同期信号DB2の間引
き処理が副走査ライン同期信号制御回路140において
行なわれ、変倍された画像データのライン同期信号DB
3が出力される。
【0035】次に、上述した主走査画像クロック制御部
回路130の詳細な動作を図18を参照して以下に説明
する。例えば、主走査方向をγx /Rx(γx ,R
x は縮小率によって決まる任意の整数)に縮小する場
合(γx <Rx )、図18に示すように、原画素を
距離γxごとに配置すると、変換画素は距離Rx ごと
に配置される。ここで、△X=Rx−γx とおき、一
番目の原画素と変換画素の座標を原点に位置合わせする
と、2番目の原画素と変換画素の距離の差は△x、また
3番目の距離の差は2△Xと、原画素ごとに△Xが加算
されていく。 ここで、加算された結果が原画像間の距離γx より大
きくなるごとに、加算結果より距離γx を減算し、そ
のとき原画像の座標を一つ送る。このように、順次原画
像と変換画像との距離の差を演算し演算結果に応じて原
画像の座標を送ると、縮小率に応じてある一定の割合で
原画像が送られ、残りの画素を変換画素とすることによ
り、縮小率に応じた間引き処理が行なわれることになる
。ここで、座標原点での原画像と変換画像との距離の差
を2/γx として同様な演算処理を行うと、変換画像
は原画像に対して最近接の画素が選択されるように原画
像の間引きが行なわれ、SPC法(Selectete
d PixelCoding )と等化になる。
【0036】ここで、原画像の主走査方向の画素サイズ
をγx =256として、主走査画像クロック制御回路
130の動作を図19及び図20を参照して詳細に説明
する。図19において、410,420はDフリップフ
ロップ、430はキャリー信号線を有する8ビット出力
の加算器、440はクロックCLK2にゲートをかける
ゲート回路である。図示するように、△XがCLK2に
同期して加算器430に入力される。ここで、△Xは変
倍率に応じて決まる値で、例えば8/11に縮小する場
合、△X=256×11/8−256=96となる。ま
た、リセット時に加算器430の出力はγx /2=1
28となる。出力線405に出力される加算処理の結果
はDフリップフロップ420に入力され、CLK2に同
期して加算器430に入力される。加算器430ではD
フリップフロップ410とDフリップフロップ420よ
り出力される値が画像クロックCLK2に同期して加算
され、順次△Xが1つ前の加算結果に加算されることに
なる。ここで、加算器430の出力のうち8ビットのデ
ータのみが、信号線405を介してDフリップフロップ
420に戻される。
【0037】従って、加算結果がγx (256)以上
になるごとに、γx の減算が行なわれることになる。 また、ゲート440に入力される画像クロックCLK2
は、出力線406により出力された加算器430のキャ
リー信号によってマスク処理が行なわれ、CLK2のク
ロック間引きされた画像クロックCLK3が出力される
。図20に示すように、画像クロックCLK2に同期し
て入力される画像データをCLK3によりサンプリング
することで主走査方向の間引き処理が行なわれる。また
、副走査ライン同期信号制御回路140は主走査画像ク
ロック制御回路130と同様に構成され、ライン同期信
号DB2に対して間引き処理し、DB3を出力する。 そして、主走査方向と同様に、ライン同期信号の間引き
により副走査方向の縮小が行なわれることになる。
【0038】本実施例では、変倍回路4として画像クロ
ック及びライン同期信号の間引きにより原画像を間引き
縮小する場合を説明したが、原画像データを用い、演算
処理によって変換画像を求め変倍処理を行なうことも可
能である。以下、この場合の変倍処理を説明する。上述
したように、図17に示す主走査画像クロック制御回路
130及び副走査ライン同期信号制御回路140より、
出力として原画像と変倍画像の距離の差を得ることがで
きる。従って、原画像と変倍画像の位置関係から変換画
素近傍の原画像データの重み付けを行ない、変換画素濃
度を算出することで、SPC法より濃度保存性に優れた
変倍多値濃度データを得ることができる。重み付けの方
法としては、距離反比例法や図22に示すように、変換
画素が原画素に占める面積占有率を用いることもできる
。ここで、図中の破線で囲まれた部分を原画素、実線で
囲まれた部分を変換画素とする。
【0039】図21は、面積占有率を用いた場合の濃度
演算回路の構成を示すブロック図である。同図において
、610は各ラインメモリ610a,610b,610
cで構成されるラインメモリ群、620はシフトレジス
タ群、630は個々の画素の重みを変換画素と原画素と
の位置関係から算出する重み係数演算回路、640は複
数の乗算器640a,640b,640c,640d,
640e,640f,640g,640h,640iで
構成される乗算器群、そして、650は加算器である。 このような構成において、変換画素(着目画素)の近傍
の原画素(周辺画素)のデータは多値化回路3で示した
場合と同様にラインメモリ群610及びシフトレジスタ
群620により得ることができる。この実施例では、5
0%以上の縮小時に、変換画素が原画素に対して最大9
画素の影響を受けることを考慮し3画素×3ラインのマ
トリックスデータを上述の回路により取り出す例を示す
。また、前述した多値化回路3で示した時と同様に、参
照画素は任意に取ることが可能である。
【0040】次に、重み係数演算回路630により出力
される重み係数の算出方法を以下に説明する。図22に
示すように、前述した主走査画像クロック制御回路13
0及び副走査ライン同期信号制御回路140より出力さ
れる加算結果及びキャリー信号(△xx,△yy)を用
い、変換画素が原画素により分割される個々の辺の長さ
(Rx−△xx,γx ,△xx−γx ,RY −△
yy,γy,△yy−γy)をそれぞれ求める。ここで
△xx,△yyはキャリー信号を含む原画素と変換画素
の距離の差である。また変換画素が原画素の3画素にま
たがらない場合には、個々の辺の長さはそれぞれRx 
−△xx,△xx,RY −△yy,△yyで表わされ
る。次に、上述の各辺の長さより変換画素が原画素に占
める面積を算出する。例えば原画素Aに占める変換画素
の面積aは、(Rx −△xx)×(RY −△yy)
、原画素Bに占める変換画素の面積bは、γx ×(R
Y −△yy)、以下同様に、c,d,e,f,g,h
,iを計算する。そして、個々の面積a,b,c,d,
e,f,g,h,iを変換画素の面積で規格化したもの
を、対応するそれぞれの画素に対する重み係数として用
いる。また、重み付けは、主走査画像クロック制御回路
130及び副走査ライン同期信号制御回路130より出
力される原画像と変倍画像の距離の差△xx,△yyに
より一義的に決まるので、△xx,△yyをテーブルの
アドレスとするROMテーブルに重み付けデータを格納
しておき、重み係数演算回路630の代りとしても良い
。また距離反比例法の場合も同様にROMにより構成可
能である。
【0041】次に、上述の重み係数演算回路630より
得られる重み付けデータに基づいて原画素濃度の重み付
けが行なわれる。この処理は、乗算器640a〜640
iにより原画素濃度値に対する積iが求められ、個々の
乗算器よりの出力の総和を加算器650で求め、最終的
に変換画像の濃度値として出力する処理である。 <2値化回路の説明  (図23〜図25)>図23は
、図1に示す2値化回路5の具体的な構成例を示す図で
ある。2値化回路5は、前述した多値化回路4において
多値データに変換された画像データを再び2値データに
変換し、2値の変倍画像データを出力する。2値化方式
としては、ディザ法や平均誤差最小法等の全ての2値化
方式を利用できる。ここでは、2値化する際に発生する
誤差を周囲画素に拡散して2値化することで、濃度保存
性の良い変倍画像を得ることができる誤差拡散法を用い
る。
【0042】以下、誤差拡散処理を用いた2値化回路5
の詳細を図面を参照して説明する。図23において、5
1a〜51dはデータをラッチするDフリップフロップ
、52a〜52dは加算器、530は1ライン遅延用の
ラインメモリ、540は比較器、そして、560は誤差
配分制御回路である。以上の構成において、まず変倍回
路4より出力された多値(例えば6ビット、0〜63)
濃度の画像データが信号線400を介して画像クロック
CLK3及びライン同期信号DB3に同期して入力され
る。ここで入力された多値濃度データ(着目画素位置(
i,j)に対応する原画像多値濃度データ)は、当該画
素位置に配分される誤差の総和と加算器52dで加算さ
れ、その値が信号線から比較器540と誤差配分制御回
路560へそれぞれ出力される。そして、比較器540
では、信号線上のデータと一定の閾値TH(例えば6ビ
ットデータの場合32)との比較を行ない、信号線上の
データが閾値THより大きければ“1”(黒)を、小さ
ければ“0”(白)を画像クロックCLK3及びライン
同期信号DB3に同期して信号線500へ出力する。
【0043】次に、誤差配分制御回路560では、2値
化の結果に応じて、出力が白ならば信号線550から入
力されるデータを、また出力が黒ならば信号線550と
定数T(6ビットデータの場合63)との差分を誤差と
して、周囲の画素に配分する誤差量56a〜56dを算
出する。誤差量信号56a〜56dは、図24に示すよ
うに着目画素位置を(i,j)とした時、その周囲画素
(i−1,j+1)、(i,j+1)、(i+1,j+
1)、(i+1,j)に既に配分された誤差量と加算器
52a〜52dでそれぞれ加算される。また、ここでは
誤差を配分する画素数を着目画素の4画素としているが
、これに限るものではなく、容易に増減できるものであ
る。
【0044】上述の誤差配分回路560の詳細な構成を
図25を参照して以下に説明する。図中、561は減算
器、562はセレクタ、563a〜563dは所定の乗
算を行なう乗算器である。まず減算器561では、原画
像濃度に配分誤差を加えた補正濃度の信号550と信号
線570からの信号(定数T=63)との差分(信号5
50−定数T)が算出され、セレクタ562に出力され
る。セレクタ562は、信号線500から入力された2
値化結果に応じて2値化結果が“0”(白)ならば前者
(信号550)を、また2値化結果が“1”(黒)なら
ば後者(信号550−T)を選択し、乗算器563a〜
563dへ出力する。ここで、乗算器563a〜563
dは、図25に示すように、着目画素(i,j)に対し
て各々w1 〜w4 の重みをもつ周辺画素(i−1,
j+1)、(i,j+1)、(i+1,j+1)、(i
+1,j)に対応しており、重みに応じて以下に示すよ
うな乗算を行って信号線56a,56b,56c及び5
6dへ結果を出力する。
【0045】
【数1】
【0046】以上説明した2値化方式により、擬似中間
調に対して濃度保存性に優れた変倍2値画像を得ること
が可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力される2値のデジタル画像が擬似中間調や文字画像
の場合でも、2値多値変換処理を行ない、個々の画素を
多値濃度に変換した後、変倍処理を行なうことで、高品
位な任意の変倍画像を得ることができる。また拡大処理
時に、文字や線画に対して着目画素とその周囲画素から
決定される輪郭平滑化拡大を行なうことで、文字や線画
を拡大する際に目に付き易い斜線部の段差を滑らかにす
ることができるという優れた効果を呈する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における画素密度変換装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】本実施例における変倍処理を示すフローチャー
トである。
【図3】,
【図4】図1に示す輪郭平滑化拡大回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】図4に示す濃度値決定回路の構成を示す図であ
る。
【図6】輪郭平滑化拡大回路の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図7】輪郭平滑化拡大における参照画素と細分化画素
との対応を示す図である。
【図8】,
【図9】,
【図10】5×5の周囲画素濃度値より細分化画素濃度
値を決定するためのパターンを示す図である。
【図11】,
【図12】5×3の周囲画素濃度値より細分化画素濃度
値を決定するためのパターンを示す図である。
【図13】,
【図14】図1に示す多値化回路の構成を示すブロック
図である。
【図15】4×4の画像データと座標の関係を説明する
図である。
【図16】多値化処理のウインドウの重み付け割合を示
す図である。
【図17】図1に示すタイミング制御回路の構成を示す
ブロック図である。
【図18】変倍回路における原画像と変換画像の位置関
係を示す図である。
【図19】任意倍率での縮小時のクロック間引きを説明
する図である。
【図20】主走査方向の縮小を説明するタイミングチャ
ートである。
【図21−1】,
【図21−2】演算により縮小画素濃度を求める回路の
構成を示すブロック図である。
【図22】縮小変倍時の重み付けを説明するための図で
ある。
【図23】図1に示す2値化回路の構成を示すブロック
図である。
【図24】着目画素と誤差を配分する画素との関係を示
す図である。
【図25】図16に示す誤差配分制御回路の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】 1  タイミング制御回路 2  輪郭平滑化拡大回路 3  多値化回路 4  変倍回路 5  2値化回路 6  セレクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  主走査方向x画素×副走査方向y画素
    からなる2値画像データを入力し、主走査方向X画素×
    副走査方向Y画素の任意のサイズに変換して2値画像デ
    ータを出力する画素密度変換方式において、入力された
    2値画像データの画像サイズを2値データのまま主走査
    m倍、副走査n倍の任意の整数倍に拡大し、拡大前の着
    目画素に該当する複数の画素群に対しその周囲画素の濃
    度を基にそれぞれの濃度を決定することで輪郭平滑化を
    行なう輪郭平滑化拡大手段と、拡大処理時には、前記輪
    郭平滑化拡大手段により得られた整数倍拡大2値画像デ
    ータに対し、また縮小処理時には、前記入力された2値
    画像データに対し、着目画素とその周囲画素濃度より多
    値濃度を算出する2値多値濃度変換手段と、該2値多値
    濃度変換手段により得られた多値濃度の画像データのサ
    イズを主走査方向、副走査方向それぞれ任意の倍率で縮
    小する任意変倍手段と、該任意変倍手段により得られた
    多値濃度の画像データを2値化する2値化手段とを有す
    ることを特徴とする画素密度変換方式。
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