JPH0428772B2 - - Google Patents
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- JPH0428772B2 JPH0428772B2 JP19415887A JP19415887A JPH0428772B2 JP H0428772 B2 JPH0428772 B2 JP H0428772B2 JP 19415887 A JP19415887 A JP 19415887A JP 19415887 A JP19415887 A JP 19415887A JP H0428772 B2 JPH0428772 B2 JP H0428772B2
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Landscapes
- Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
- Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
A 発明の目的
(1) 産業上の利用分野
本発明は強化用筒状繊維成形体の成形方法、特
に、強化用繊維を含む成形材料の水溶液を収容す
るタンク内に通気性筒状成形型を立設し、成形型
内に吸引作用を施すことによりその形成型の外周
面に前記成形材料を付着させて強化用筒状繊維成
形体を成形する方法の改良に関する。
に、強化用繊維を含む成形材料の水溶液を収容す
るタンク内に通気性筒状成形型を立設し、成形型
内に吸引作用を施すことによりその形成型の外周
面に前記成形材料を付着させて強化用筒状繊維成
形体を成形する方法の改良に関する。
(2) 従来の技術
従来、前記繊維成形体の成形方法としては、特
開昭61−126357号公報に開示される手法が知られ
ている。
開昭61−126357号公報に開示される手法が知られ
ている。
(3) 発明が解決しようとする問題点
この種成形方法においては、繊維成形体の重
量、したがつて成形型外周面の付着繊維量を、成
形型に施す吸引作用時間により管理しているた
め、その管理方式が間接的となつて厳密な管理を
行うことができず、その結果、量産に当り各繊維
成形体の重量のばらつきが大きくなるという問題
がある。
量、したがつて成形型外周面の付着繊維量を、成
形型に施す吸引作用時間により管理しているた
め、その管理方式が間接的となつて厳密な管理を
行うことができず、その結果、量産に当り各繊維
成形体の重量のばらつきが大きくなるという問題
がある。
本発明は前記に鑑み、成形型における付着繊維
量を直接的に管理して、量産に当り重量のばらつ
きの少ない繊維成形体を得ることのできる前記成
形方法を提供することを目的とする。
量を直接的に管理して、量産に当り重量のばらつ
きの少ない繊維成形体を得ることのできる前記成
形方法を提供することを目的とする。
B 発明の構成
(1) 問題点を解決するための手段
本発明は、強化用繊維を含む成形材料の水溶液
を収容するタンク内に通気性筒状成形型を立設
し、該成形型内に吸引作用を施すことにより該成
形型の外周面に前記成形材料を付着させて強化用
筒状繊維成形体を成形するに当り、前記成形材料
の水溶液中における強化用繊維の濃度を一定に保
持すると共に該強化用繊維を均一に分散させ、前
記成形型を通じて吸引される濾過水量を測定し
て、該濾過水量より前記成形型外周面における付
着繊維量を求めることを特徴とする。
を収容するタンク内に通気性筒状成形型を立設
し、該成形型内に吸引作用を施すことにより該成
形型の外周面に前記成形材料を付着させて強化用
筒状繊維成形体を成形するに当り、前記成形材料
の水溶液中における強化用繊維の濃度を一定に保
持すると共に該強化用繊維を均一に分散させ、前
記成形型を通じて吸引される濾過水量を測定し
て、該濾過水量より前記成形型外周面における付
着繊維量を求めることを特徴とする。
(2) 作用
前記のように成形材料中の強化用繊維の濃度を
一定にし、まだ強化用繊維を均一に分散させた状
態において、成形型内に吸引作用を施すと、その
成形型を通過する濾液に応じた量の強化用繊維が
成形型外周面に付着する。したがつて濾過水量を
測定することによつて付着繊維量を直接的に管理
して、量産に当り各繊維成形体の重量をばらつき
を少なくすることができる。
一定にし、まだ強化用繊維を均一に分散させた状
態において、成形型内に吸引作用を施すと、その
成形型を通過する濾液に応じた量の強化用繊維が
成形型外周面に付着する。したがつて濾過水量を
測定することによつて付着繊維量を直接的に管理
して、量産に当り各繊維成形体の重量をばらつき
を少なくすることができる。
(3) 実施例
第1図は、後述する成形工程、乾燥工程、焼成
工程等を経て得られた強化用筒状繊維成形体1を
示し、その繊維成形体1は、強化用繊維としての
炭素繊維およびアルミナ繊維の混合短繊維を、無
機バインダとしてのシリカゾル、アルミナゾル、
またはそれらの混合ゾルにより部分的に結合した
もので、マトリツクスが浸入し得る無数の空〓を
有する。
工程等を経て得られた強化用筒状繊維成形体1を
示し、その繊維成形体1は、強化用繊維としての
炭素繊維およびアルミナ繊維の混合短繊維を、無
機バインダとしてのシリカゾル、アルミナゾル、
またはそれらの混合ゾルにより部分的に結合した
もので、マトリツクスが浸入し得る無数の空〓を
有する。
この繊維成形体1は、例えばアルミニウム合金
製シリンダブロツクの鋳造時においてアルミニウ
ム合金マトリツスクと複合して繊維強化複合シリ
ンダスリーブを得るために用いられる。この場
合、炭素繊維は主としてその潤滑能によりシリン
ダスリーブ内周面の摺動特性向上に、またアルミ
ナ繊維は主としてシリンダボア回りの強度向上に
それぞれ寄与する。
製シリンダブロツクの鋳造時においてアルミニウ
ム合金マトリツスクと複合して繊維強化複合シリ
ンダスリーブを得るために用いられる。この場
合、炭素繊維は主としてその潤滑能によりシリン
ダスリーブ内周面の摺動特性向上に、またアルミ
ナ繊維は主としてシリンダボア回りの強度向上に
それぞれ寄与する。
前記繊維成形体1は第2図に示す製造工程を経
て得られる。
て得られる。
第2図aにおいて、成形型2はシエル砂(粒度
AFS35)を用いて通気性を有する円筒状に形成
されたもので、330〜480℃に加熱されると完全に
崩壊するという物性を有する。
AFS35)を用いて通気性を有する円筒状に形成
されたもので、330〜480℃に加熱されると完全に
崩壊するという物性を有する。
先ず、成形型2の外周面全体を、通気性を有
し、且つ成形型2の崩壊温度では完全に焼失する
薄膜体、例えば、6−ナイロンよりなる厚さ0.10
mmでメリヤス編みの伸縮性薄布Fにより覆う。
し、且つ成形型2の崩壊温度では完全に焼失する
薄膜体、例えば、6−ナイロンよりなる厚さ0.10
mmでメリヤス編みの伸縮性薄布Fにより覆う。
第2図bに示すように、成形型2の両端開口部
にそれぞれホルダ31,32を接着、ボルト締め等
により取付けてそれら開口部を密封する。
にそれぞれホルダ31,32を接着、ボルト締め等
により取付けてそれら開口部を密封する。
第2図cに締すように、炭素繊維およびアルミ
ナ繊維の混合短繊維、アルミナゾル等を含む成形
材料の水溶液Lを収容した、成形装置4の円筒状
タンク5内に成形型2を立設し、その形成型2内
にホルダ32の開口部7を通じて吸引作用を施し、
成形材料を薄布Fを介して成形型2の外周面に所
定の厚さに付着させ、繊維成形体1を形成する。
ナ繊維の混合短繊維、アルミナゾル等を含む成形
材料の水溶液Lを収容した、成形装置4の円筒状
タンク5内に成形型2を立設し、その形成型2内
にホルダ32の開口部7を通じて吸引作用を施し、
成形材料を薄布Fを介して成形型2の外周面に所
定の厚さに付着させ、繊維成形体1を形成する。
第2図dに示すように、成形型2をラバープレ
スの耐圧容器8内に設置し、空圧源9より加圧空
気を耐圧容器8内に供給してラバー10を介し繊
維形成体1を成形型2の外周面に10Kg/cm2の圧力
を以て押圧し、これにより繊維成形体1の形状を
整え、同時に繊維体積率を決定する。
スの耐圧容器8内に設置し、空圧源9より加圧空
気を耐圧容器8内に供給してラバー10を介し繊
維形成体1を成形型2の外周面に10Kg/cm2の圧力
を以て押圧し、これにより繊維成形体1の形状を
整え、同時に繊維体積率を決定する。
この場合、成形型2が前記押圧力により僅かに
縮径するが、その縮径動作には薄布Fがその収縮
作用により追随するので、薄布Fに皺が発生する
ことがなく、したがつて皺の転写による繊維成形
体1内周面の粗面化を防止することができる。前
記押圧力が解除された後は、成形型2が元の状態
に復元するが、このときは薄布Fが伸張するので
何等支障を来たすことはない。
縮径するが、その縮径動作には薄布Fがその収縮
作用により追随するので、薄布Fに皺が発生する
ことがなく、したがつて皺の転写による繊維成形
体1内周面の粗面化を防止することができる。前
記押圧力が解除された後は、成形型2が元の状態
に復元するが、このときは薄布Fが伸張するので
何等支障を来たすことはない。
第2図eに示すように、成形型2より両ホルダ
31,32を取外す。
31,32を取外す。
第2図fに示すように、成形型2を空気雰囲気
に保たれた乾燥炉11内に設置し、繊維成形体1
に炉内温度120℃にて60分間の乾燥処理を施して
水分を蒸発除去する。この加熱乾燥処理中に薄布
Fが焼却を開始する。また成形型2が膨脹する
が、その膨脹量は薄布Fの一部焼失により生じた
空〓および残りの薄布Fの緩衝作用によつて吸収
されるので、繊維成形体1に、成形型2の膨脹に
起因したクラツクが発生することがない。
に保たれた乾燥炉11内に設置し、繊維成形体1
に炉内温度120℃にて60分間の乾燥処理を施して
水分を蒸発除去する。この加熱乾燥処理中に薄布
Fが焼却を開始する。また成形型2が膨脹する
が、その膨脹量は薄布Fの一部焼失により生じた
空〓および残りの薄布Fの緩衝作用によつて吸収
されるので、繊維成形体1に、成形型2の膨脹に
起因したクラツクが発生することがない。
第2図gに示すように、成形型2を、空気雰囲
気に保たれた焼成炉12に設置し、成形型2に炉
内温度450℃にて30分間の崩壊処理を施し、その
昇温過程で薄布Fを完全に焼失させる。この崩壊
処理により成形型2は100%崩壊する。
気に保たれた焼成炉12に設置し、成形型2に炉
内温度450℃にて30分間の崩壊処理を施し、その
昇温過程で薄布Fを完全に焼失させる。この崩壊
処理により成形型2は100%崩壊する。
前記成形型2は、その崩壊に先立つて膨脹する
が、その膨脹量は薄布の焼失に伴つて生じた空〓
gにより吸収され、したがつて前記同様に繊維成
形体1にクラツクが発生することがない。
が、その膨脹量は薄布の焼失に伴つて生じた空〓
gにより吸収され、したがつて前記同様に繊維成
形体1にクラツクが発生することがない。
また繊維性形体1は薄布Fを介して成形型2に
接しているので、成形型2の崩壊後その構成材料
であるシエル砂が繊維成形体1に付着して残留す
るこがなく、したがつて繊維成形体1内周面が平
滑となる。
接しているので、成形型2の崩壊後その構成材料
であるシエル砂が繊維成形体1に付着して残留す
るこがなく、したがつて繊維成形体1内周面が平
滑となる。
第2図hに示すように、今度は繊維成形体1の
みをアルゴン雰囲気に保つた焼成炉12内に設置
し、その繊維成形体1に炉内温度800℃にて30分
間の焼成処理を施して、アルミナゾルにより混合
短繊維を部分的に結合する。この場合、焼成処理
をアルゴン雰囲気中で行うので、炭素繊維の酸化
が回避され、その減量が防止される。なお、アル
ゴンに代えて他の不活性ガスを用いてもよい。
みをアルゴン雰囲気に保つた焼成炉12内に設置
し、その繊維成形体1に炉内温度800℃にて30分
間の焼成処理を施して、アルミナゾルにより混合
短繊維を部分的に結合する。この場合、焼成処理
をアルゴン雰囲気中で行うので、炭素繊維の酸化
が回避され、その減量が防止される。なお、アル
ゴンに代えて他の不活性ガスを用いてもよい。
次に、第3〜第6図により成形装置4について
詳述する。
詳述する。
第3図は成形装置4の全体を示し、タンク5は
基台13上に回転可能に支持されており、そのタ
ンク5底部より下方に延出する中空棒体14の下
端部に、可撓性接続管15を介して吸引タンク1
6が接続される。吸引タンク16は濾過水量を測
定するロードセル17上に配設される。吸引タン
ク16の上部は真空タンク18および真空ポンプ
19を備えた吸引系の配管20に接続され、また
下部は水ポンプ21および貯水槽22を備えた排
水系の配管23に接続される。
基台13上に回転可能に支持されており、そのタ
ンク5底部より下方に延出する中空棒体14の下
端部に、可撓性接続管15を介して吸引タンク1
6が接続される。吸引タンク16は濾過水量を測
定するロードセル17上に配設される。吸引タン
ク16の上部は真空タンク18および真空ポンプ
19を備えた吸引系の配管20に接続され、また
下部は水ポンプ21および貯水槽22を備えた排
水系の配管23に接続される。
前記中空棒体14の下端部は、基台13に吊設
されたロツドレスシリンダ24のピストンに連結
され、これにより中空棒体14を昇降させること
ができる。
されたロツドレスシリンダ24のピストンに連結
され、これにより中空棒体14を昇降させること
ができる。
第4〜第6図において、成形材料の水溶液Lを
収容するタンク5は、上面を開口されると共に底
部外面に中空軸部25を有し、その中空軸部25
は複数の軸受26を介して基台13に形成された
孔部27に支持される。通空棒体14は成形型2
をタンク5内に立設すべく、上端に取付フランジ
28を備えており、中空軸部25に複数のシール
部材29を介して昇降可能に挿通される。
収容するタンク5は、上面を開口されると共に底
部外面に中空軸部25を有し、その中空軸部25
は複数の軸受26を介して基台13に形成された
孔部27に支持される。通空棒体14は成形型2
をタンク5内に立設すべく、上端に取付フランジ
28を備えており、中空軸部25に複数のシール
部材29を介して昇降可能に挿通される。
中空軸部25にプーリ301が嵌着され、その
プーリ301と、基台13に支持されたモータ3
1(第3図)のプーリ302との間に伝動ベルト
32が張設される。成形型2は、その一方のホル
ダ32の開口部7を中空棒体14の通孔14aに
合致させて取付フランジ28上に着脱自在に立設
され、したがつて成形型2はタンク5内に不動に
配設されると共にタンク5は成形型2の軸線回り
に回転可能に構成される。
プーリ301と、基台13に支持されたモータ3
1(第3図)のプーリ302との間に伝動ベルト
32が張設される。成形型2は、その一方のホル
ダ32の開口部7を中空棒体14の通孔14aに
合致させて取付フランジ28上に着脱自在に立設
され、したがつて成形型2はタンク5内に不動に
配設されると共にタンク5は成形型2の軸線回り
に回転可能に構成される。
成形型2の外周において、その成形型2の軸線
方向および放射方向に延びる複数の整流板33が
円周方向に等間隔で配設される。各整流板33の
上端は環状取付板34を介してタンク5を覆うカ
バー35の環状天井面に固着され、また各下端は
タンク5の底部近傍に配置される。カバー35は
基台13上面に複数のボルト40より固定されて
おり、したがつて各整流板33は形成型2の外周
に不動に配設される。
方向および放射方向に延びる複数の整流板33が
円周方向に等間隔で配設される。各整流板33の
上端は環状取付板34を介してタンク5を覆うカ
バー35の環状天井面に固着され、また各下端は
タンク5の底部近傍に配置される。カバー35は
基台13上面に複数のボルト40より固定されて
おり、したがつて各整流板33は形成型2の外周
に不動に配設される。
タンク5の内周面に、複数の第1撹拌板361
が取付けられ、それら第1撹拌板361はタンク
5の内周面母線方向に等間隔で並ぶと共に内周面
円周方向にも等間隔で並ぶように配設される。タ
ンク5は第5図において、矢印で示すように、時
計方向に回転するもので、各第1撹拌板361は、
その下縁がタンク回転方向前側に、また上縁がタ
ンク回転方向後側にそれぞれ位置するように傾斜
している。
が取付けられ、それら第1撹拌板361はタンク
5の内周面母線方向に等間隔で並ぶと共に内周面
円周方向にも等間隔で並ぶように配設される。タ
ンク5は第5図において、矢印で示すように、時
計方向に回転するもので、各第1撹拌板361は、
その下縁がタンク回転方向前側に、また上縁がタ
ンク回転方向後側にそれぞれ位置するように傾斜
している。
各整流板33に、各第1各般板361と傾斜関
係を反対にした複数の第2撹拌板362が、各第
1撹拌板361の回転軌跡と重合するように取付
けられる。即ち、各整流板33について、最上位
および中間位の第2撹拌板362は、タンク回転
中最上位および中間位ならびに中間位および最下
位の第1撹拌板361の間にそれぞれ位置するよ
うになつており、また最下位の第2撹拌板362
はタンク5の底部近傍に在つて最下位の第1撹拌
板361の下方に位置するようになつている。
係を反対にした複数の第2撹拌板362が、各第
1撹拌板361の回転軌跡と重合するように取付
けられる。即ち、各整流板33について、最上位
および中間位の第2撹拌板362は、タンク回転
中最上位および中間位ならびに中間位および最下
位の第1撹拌板361の間にそれぞれ位置するよ
うになつており、また最下位の第2撹拌板362
はタンク5の底部近傍に在つて最下位の第1撹拌
板361の下方に位置するようになつている。
繊維成形体1の成形作業に当つては、タンク5
を第5図時計方向に回転させ、また真空ポンプ1
9および水ポンプ21を作動して成形型2内に吸
引作用を施す。
を第5図時計方向に回転させ、また真空ポンプ1
9および水ポンプ21を作動して成形型2内に吸
引作用を施す。
これによりタンク5の内周面近傍では各第1お
よび第2各般板361,362の傾斜に起因して成
長材料が掻揚げられるように撹拌され、この撹拌
作用により成形材料の流れが乱流状態となるので
成形材料がタンク5底部に澱むのを防止してその
撹拌を十分に行い、特に混合短繊維を均一に分散
させることができる。
よび第2各般板361,362の傾斜に起因して成
長材料が掻揚げられるように撹拌され、この撹拌
作用により成形材料の流れが乱流状態となるので
成形材料がタンク5底部に澱むのを防止してその
撹拌を十分に行い、特に混合短繊維を均一に分散
させることができる。
成形材料の流れが各整流板33に衝突すると、
その流れは流速を弱められ、また成形型2内に吸
引作用が施されていることもあつて、第5図矢印
で示すように成形型2の外周面に向かう層流状態
となる。これにより成形型2に体する成形材料の
付着性が良好となり、また付着した成形材料が、
その流れによつて取去されることも殆んどない。
その流れは流速を弱められ、また成形型2内に吸
引作用が施されていることもあつて、第5図矢印
で示すように成形型2の外周面に向かう層流状態
となる。これにより成形型2に体する成形材料の
付着性が良好となり、また付着した成形材料が、
その流れによつて取去されることも殆んどない。
前記成形作業において、成形材料中の混合短繊
維の濃度を一定に保持し、また混合繊維を均一に
分散させた状態において成形型2内に吸引作用を
施すと、その成形型2を通過する瀘液に応じた量
の混合短繊維が成形型2の外周面に付着する。し
たがつて濾過水量をロードセル17により測定す
ることによつて付着繊維量を直接的に管理して、
量算に当り各繊維成形体1の重量のばらつきを少
なくすることができる。
維の濃度を一定に保持し、また混合繊維を均一に
分散させた状態において成形型2内に吸引作用を
施すと、その成形型2を通過する瀘液に応じた量
の混合短繊維が成形型2の外周面に付着する。し
たがつて濾過水量をロードセル17により測定す
ることによつて付着繊維量を直接的に管理して、
量算に当り各繊維成形体1の重量のばらつきを少
なくすることができる。
成形作業後においては、カバー35を外し、ロ
ツドレスシリンダ24により成形型2をタンク5
よりも上昇させ、次いで成形型2を中空棒体14
より外すものである。
ツドレスシリンダ24により成形型2をタンク5
よりも上昇させ、次いで成形型2を中空棒体14
より外すものである。
次に繊維成形体1の実例について説明する。
(a) 成形材料の水溶液Lの調製
強化用繊維として平均直径6〜8μm、平均
長さ0.8mmの炭素繊維0.005〜0.1重量%および平
均直径3〜4μm、平均長さ100〜200μmのアル
ミナ繊維0.22〜0.8重量%と、無機バインダと
してのシリカゾルまたはアルミナゾル4〜6重
量%と、消泡剤および界面活性剤を合せて0.2
重量%と、水93.4〜95.4重量%(32)とを混
合する。このようにして得られた成形材料のタ
ンク5内における、計算上の繊維濃度は5.6
g/Kgである。
長さ0.8mmの炭素繊維0.005〜0.1重量%および平
均直径3〜4μm、平均長さ100〜200μmのアル
ミナ繊維0.22〜0.8重量%と、無機バインダと
してのシリカゾルまたはアルミナゾル4〜6重
量%と、消泡剤および界面活性剤を合せて0.2
重量%と、水93.4〜95.4重量%(32)とを混
合する。このようにして得られた成形材料のタ
ンク5内における、計算上の繊維濃度は5.6
g/Kgである。
(b) 成形型2の寸法
上部外径78mm、下部外径74mm、厚さ5mmであ
る。
る。
前記成形材料の水溶液Lおよび成形型2を用
い、タンク回転数40rpm、真空度−63cmHgの
条件の下に前記装置4により56gの重量を有す
る繊維成形体1を得ることを目標として成形作
業を行う。
い、タンク回転数40rpm、真空度−63cmHgの
条件の下に前記装置4により56gの重量を有す
る繊維成形体1を得ることを目標として成形作
業を行う。
成形型2外周面における付着繊維量と成形型
2を通過した濾過の量、したがつて濾過水量と
の関係より、前記のように56gの重量を有する
繊維成形体1を成形するためには濾過水量を
6800gに設定することが必要である。
2を通過した濾過の量、したがつて濾過水量と
の関係より、前記のように56gの重量を有する
繊維成形体1を成形するためには濾過水量を
6800gに設定することが必要である。
この場合、タンク5から吸引タンク16まで
に存在する水量は3200gであるからロードセル
17により10000g(6800g+3200g)の瀘液
を測定すればよいことになる。
に存在する水量は3200gであるからロードセル
17により10000g(6800g+3200g)の瀘液
を測定すればよいことになる。
第7図は前記に基づいて100個の繊維成形体1
を成形し、それら繊維成形体1の重量を求めた場
合のヒストグラムを示す。
を成形し、それら繊維成形体1の重量を求めた場
合のヒストグラムを示す。
第7図から明らかなように、本発明によれば56
±2gといつた重量のばらつきの少ない繊維成形
体1を得ることできる。
±2gといつた重量のばらつきの少ない繊維成形
体1を得ることできる。
比較のため、前記成形装置4を用いて吸引作用
時間を2分間に測定して同様に100個の繊維成形
体を成形し、それらの重量を求めたところ56±
3.5gといつたように重量のばらつきの大きいこ
とが判明している。
時間を2分間に測定して同様に100個の繊維成形
体を成形し、それらの重量を求めたところ56±
3.5gといつたように重量のばらつきの大きいこ
とが判明している。
C 発明の効果
本発明によれば、成形材料中の強化用繊維の濃
度を一定にし、また強化用繊維を均一に分散させ
た状態において成形型内に吸引作用を施すので、
その成形型を通過する瀘液に応じた量の強化用繊
維を成形体外周面に付着させることができ、これ
により濾過水量を測定することによつて成形型外
周面における付着繊維量を直接的に管理して、量
産に当り各繊維成形体の重量のばらつきを少なく
することができる。
度を一定にし、また強化用繊維を均一に分散させ
た状態において成形型内に吸引作用を施すので、
その成形型を通過する瀘液に応じた量の強化用繊
維を成形体外周面に付着させることができ、これ
により濾過水量を測定することによつて成形型外
周面における付着繊維量を直接的に管理して、量
産に当り各繊維成形体の重量のばらつきを少なく
することができる。
第1図は繊維成形体の斜視図、第2図は繊維成
形体の製造工程図、第3図は成形装置の一実施例
の正面図、第4図は成形装置の要部の縦断面図、
第5図は第4図−線断面図、第6図は第1お
よび第2撹拌板ならびに整流板の関係を示す斜視
図、第7図は繊維成形体の重量と個数の関係を示
すヒストグラムである。 L……成形材料の水溶液、1……繊維成形体、
2……成形型、5……タンク、6……吸引タン
ク、17……ロードセル、18……真空タンク、
19……真空ポンプ、21……水ポンプ。
形体の製造工程図、第3図は成形装置の一実施例
の正面図、第4図は成形装置の要部の縦断面図、
第5図は第4図−線断面図、第6図は第1お
よび第2撹拌板ならびに整流板の関係を示す斜視
図、第7図は繊維成形体の重量と個数の関係を示
すヒストグラムである。 L……成形材料の水溶液、1……繊維成形体、
2……成形型、5……タンク、6……吸引タン
ク、17……ロードセル、18……真空タンク、
19……真空ポンプ、21……水ポンプ。
Claims (1)
- 1 強化用繊維を含む成形材料の水溶液を収容す
るタンク内に通気性筒状成形型を立設し、該成形
型内に吸引作用を施すことにより該成形型の外周
面に前記成形材料を付着させて強化用筒状繊維成
形体を成形するに当り、前記成形材料の水溶液中
における強化用繊維の濃度を一定に保持すると共
に該強化用繊維を均一に分散させ、前記成形型を
通じて吸引される濾過水量を測定して、該濾過水
量より前記成形型外周面における付着繊維量を求
めることを特徴とする強化用筒状繊維成形体の成
形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19415887A JPS6439334A (en) | 1987-08-03 | 1987-08-03 | Method for forming reinforcing cylindrical fiber formed body |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19415887A JPS6439334A (en) | 1987-08-03 | 1987-08-03 | Method for forming reinforcing cylindrical fiber formed body |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6439334A JPS6439334A (en) | 1989-02-09 |
| JPH0428772B2 true JPH0428772B2 (ja) | 1992-05-15 |
Family
ID=16319884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19415887A Granted JPS6439334A (en) | 1987-08-03 | 1987-08-03 | Method for forming reinforcing cylindrical fiber formed body |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6439334A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110578274A (zh) * | 2019-09-30 | 2019-12-17 | 浙江欧亚轻工装备制造有限公司 | 一种植物纤维模塑成型的湿坯转移方法及湿坯转移装置 |
-
1987
- 1987-08-03 JP JP19415887A patent/JPS6439334A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6439334A (en) | 1989-02-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |