JPH04288518A - 光変調素子 - Google Patents
光変調素子Info
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- JPH04288518A JPH04288518A JP5285191A JP5285191A JPH04288518A JP H04288518 A JPH04288518 A JP H04288518A JP 5285191 A JP5285191 A JP 5285191A JP 5285191 A JP5285191 A JP 5285191A JP H04288518 A JPH04288518 A JP H04288518A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
変調素子に関するものである。
を大幅に広帯域化したマッハツェンダ形のTi熱拡散L
iNbO3 (リチウムナイオベート)光変調器として
、図1および図2に示すシールド系速度整合形の光変調
器がある(河野他:Electron,Lett.,v
ol.25,pp.1382−1383,1989)。 図1は平面図、図2はそのAA′線に沿う断面図である
。
トLiNbO3 基板1にTi熱拡散によりマッハツェ
ンダ形光導波路2が形成されている。その基板1の上に
は厚さDのSiO2 バッファ層3が形成され、さらに
そのバッファ層3の上に中心導体(中心電極)4および
アース導体(アース電極)5から構成されたコプレーナ
ウェーブガイド(CPW)形の進行波電極が形成されて
いる。6はCPW電極4と5の間に接続された終端抵抗
、7は電極4と5に接続され、変調用マイクロ波信号を
これら電極4および5に供給する変調用マイクロ波信号
給電線(給電用同軸線)である。さらに光導波路2とC
PW電極4,5とが相互作用する領域の近傍にオーバー
レイ8を介してシールド導体9が配置されている。
線7から駆動電力が供給されると、この光変調器では中
心導体4とアース導体5との間に電界が加わる。LiN
bO3 基板1は電気光学効果を有するので、この電界
により屈折率変化を生じる。その結果、2本の光導波路
2を伝搬する光の位相にずれが生じる。このずれがπ(
ラジアン)になった場合、マッハツェンダ形光導波路2
の合波部で高次モードを励振し、光はOFF状態となる
。 この光変調器の場合、CPW電極4および5は進行波電
極として構成されているので、このCPW電極を伝搬す
る変調用マイクロ波信号と光導波路2を伝搬する光との
間に速度の差がなければ、理想的には光変調帯域の制限
はない。
失の他、マイクロ波信号波と光の速度との間の差によっ
て変調帯域が制限される。信号波に対するCPW電極の
マイクロ波実効屈折率をnm 、光に対する光導波路2
の実効屈折率をn0 とすると、3dB光変調帯域Δf
は1/(nm −n0 )に反比例する。但し、この比
例関係の式では、マイクロ波の伝搬損失を無視している
。従って、光変調の帯域を拡大するためには、マイクロ
波と光の実効屈折率を近付けること、すなわち、マイク
ロ波と光の速度を整合させることが不可欠である。
調器では、バッファ層3の厚みDを厚くし、かつシール
ド導体9を用いてマイクロ波と光との実効屈折率を近づ
け、速度整合を図っている。例えば、中心導体4の幅2
Wが8μm、中心導体4とアース導体5とのギャップ2
Gが15μm、SiO2 バッファ層3の厚みDが1.
2μm、オーバーレイ8の厚みが4.3μmの場合にお
いてマイクロ波と光の速度の完全整合がとれることが確
認されている。なお、実験的には、進行波電極を構成す
る導体4および5の厚みTは4μmである。
うな従来例の構造においてマイクロ波と光速度との完全
整合をとるためには、オーバーレイ8の厚みを上記のよ
うに薄くする必要があるので、特性インピーダンスが下
がる(この場合43Ω)、あるいはマイクロ波の伝搬損
失が増加するなどの欠点があった。さらに、これを避け
るためにSiO2バッファ層3の厚みDを厚くすると、
駆動電圧が上昇してしまうという欠点があった。
ンスが下がる、あるいはマイクロ波の伝搬損失が増加す
るなどのことがなく、低駆動電圧が低く、かつマイクロ
波と光の速度とを完全に整合させた広帯域の光変調素子
を提供することにある。
るために、本発明は、少なくとも一本の光導波路を備え
た電気光学効果を有する基板と、前記基板の上に形成さ
れたバッファ層と、前記バッファ層の上に配置された進
行波電極とを備えた光変調素子において、前記進行波電
極を伝搬するマイクロ波電界強度が強い領域における前
記基板の一部分の厚さを掘り下げにより少なくして前記
基板に形成した突起部分に前記少なくとも1本の光導波
路を配置し、かつ前記進行波電極が前記基板に接触しな
いように前記進行波電極と前記基板とを配置した構造を
有し、かつ前記進行波電極に印加されるマイクロ波の実
効屈折率が前記光導波路を伝搬する光の実効屈折率に近
づくとともに、前記進行波電極の特性インピーダンスが
外部電気回路の特性インピーダンスに近づくように、前
記進行波電極の厚み、前記掘り下げの深さおよび前記バ
ッファ層の厚みを定めたことを特徴とする。
が相互作用する領域の近傍にオーバーレイを介して配設
されたシールド導体を備え、かつ前記進行波電極に印加
されるマイクロ波の実効屈折率が前記光導波路を伝搬す
る光の実効屈折率に近づくとともに、前記進行波電極の
特性インピーダンスが外部電気回路の特性インピーダン
スに近づくように、前記進行波電極の厚み、前記掘り下
げの深さ、前記バッファ層の厚みおよび前記オーバーレ
イの厚みを設定することができる。
少なくした掘り下げ箇所には前記バッファ層がないか、
たとえ該バッファ層があっても該バッファ層の上面の位
置を前記進行波電極の中心導体の底面の位置よりも低く
することができる。
の付近に配置させられた光導波路を含む前記突起部分の
幅を、該中心導体の幅にほぼ等しいかあるいは狭くする
ことができる。
結合器を用い、該方向性結合器の少なくとも一方の外側
の前記基板の部分のみを掘り下げて薄くし、2本の前記
光導波路間は掘り下げしないか、もしくは掘り下げして
も前記方向性結合器の外側の掘り下げの深さと比較して
その深さを浅くすることができる。
箇所が少なくとも2つ以上にすることができる。
り下げ部分の深さの少なくとも1つを他の掘り下げ部分
の深さと異ならしめることができる。
波路のうちの少なくとも1本の光導波路を前記バッファ
層を介して前記進行波電極の中心導体の真下に配置する
ことができる。
電界強度が強い領域における基板の一部をエッチングし
た構造にし、また進行波電極を伝搬するマイクロ波の実
効屈折率が光導波路を伝搬する光の実効屈折率に近づく
ように、かつ進行波電極の特性インピーダンスが外部回
路の特性インピーダンスに近づくように、進行波電極の
厚み、エッチング(掘り下げ)の深さ、バッファ層の厚
みを定めており、またシールド導体を具備する場合には
、進行波電極を伝搬するマイクロ波の実効屈折率が光導
波路を伝搬する光の実効屈折率に近づくように、かつ進
行波電極の特性インピーダンスが外部回路の特性インピ
ーダンスに近づくように、オーバーレイの厚みも考慮し
て構造パラメータを定めており、またこれらの速度整合
構造においてエッチング層にバッファ層がないか、たと
えあっても上記バッファ層の上面の位置を進行波電極の
中心導体の底面の位置よりも低くしているので、特性イ
ンピーダンスが下がるとか、あるいはマイクロ波の伝搬
損失が増加するということはなくなり、しかも駆動電圧
が低く、かつマイクロ波と光の速度を完全に整合させる
ことができる。
に説明する。
ダ形光変調素子の平面図および横断面図を図3および図
4にそれぞれ示す。ここで、図1および図2と同様の個
所には同一符号を付す。この実施例において、基板1は
図1および図2に示した従来例と同様にzカットLiN
bO3 基板としているが、その従来例の構造と異なっ
て、CPW進行波電極を構成する中心導体4およびアー
ス導体5の近傍のマイクロ波電界強度の強い領域の基板
部分を、図4に示すように、エッチングなどで掘り込ん
でリブ構造に形成している。すなわち、エッチングなど
で掘り込むことによりマイクロ波電界強度の強い領域の
基板部分を突起状になし、このようにして突起部分2A
の形成された基板1の表面上に、表面が平坦になるよう
にバッファ層3を配置する。その際、この突起部分2A
上に、2つの光導波路2のうちの一方をバッファ層3を
介して中心導体4の真下に配置し、他方の光導波路2を
アース導体5の真下に配置する。したがって、バッファ
層3の厚さは、アース導体5の真下およびギャップ10
と11の真下において厚く、アース導体5のうち光導波
路2に対応する部分の真下および中心導体4の真下にお
いて薄い。
したときの効果を明らかにするために、まずリブ構造が
ない、すなわち基板がエッチングされていない(T3
=0)光変調器について考察する。図5はCPW進行波
電極の中心導体4の幅2Wを8μm、ギャップ2Gを1
5μm、バッファ層3のT2 の部分の厚みを1.2μ
m、エッチングの深さ(突起部2Aの厚み)T3 を0
μmとし、進行波電極4および5の厚みT1 を変数と
した時のマイクロ波実効屈折率nm と特性インピーダ
ンスZの計算結果を示している。図5から分るように、
進行波電極4および5の厚みT1 が厚くなるにしたが
って、マイクロ波実効屈折率nm は下がって、光の実
効屈折率n0 に近づき、その厚みT1 が15μm程
度でマイクロ波と光の完全な速度整合を実現することが
できる。ところがこの場合には、特性インピーダンスZ
が40Ω以下に下がってしまって、50Ωの外部回路と
の整合性が悪くなってしまうという問題がある。
μm、ギャップ2Gを15μm、進行波電極の厚みT1
を4μm、バッファ層3の厚みT2 を1.2μmと
し、エッチングによる掘り込みの深さT3 を変数とし
た場合のマイクロ波実効屈折率nm と特性インピーダ
ンスZの計算結果を示している。図6から分るように、
エッチングによる掘り込みの深さT3 が深くなると、
マイクロ波実効屈折率nm が下がるが、特性インピー
ダンスZの方は上昇する。なお、実験的に実現する上で
困難でない深さT3 は2μmから3μm程度の深さで
あるので、ここではT3 を3μmとして考察を進める
。
うに、進行波電極4および5の厚みT1 をある程度厚
くして、マイクロ波実効屈折率nmの値を下げる一方、
その時に付随して低下する特性インピーダンスZをリブ
構造の掘り込み深さT3 を2μm〜3μmと深くする
ことにより上昇させ、これにより外部回路との特性イン
ピーダンスの整合を図っている。特に、リブ構造を採用
しているので、マイクロ波実効屈折率nm も低下して
おり、従ってマイクロ波と光との完全な速度整合を実現
するのに必要な進行波電極4および5の厚みT1 は比
較的に薄くてよい。従って、進行波電極4および5の厚
みT1 を厚くすることによって生じる特性インピーダ
ンスZの低下も小さく抑えることができて、進行波電極
4および5の製作も容易となり、さらにはマイクロ波伝
搬損失の増大を抑えることができるなどの利点が得られ
る。
実施例における計算結果を図7に示す。すなわち、図7
は進行波電極の中心導体4の幅2Wを8μm、ギャップ
2Gを15μm、バッファ層3の厚みT2 を1.2μ
m、リブの突起部2Aの厚み(エッチングの深さ)T3
を3μmとし、進行波電極の厚みT1 を変数とした
マイクロ波実効屈折率nm と特性インピーダンスZを
有限要素法により算出した結果を示している。図7から
進行波電極4および5の厚みT1 は6μm程度が好ま
しいと分る。なお、リブ構造によるマイクロ波実効屈折
率nm の低減効果と特性インピーダンスZの上昇効果
を大きくするには、エッチングにより形成されたリブ(
突起部分)2Aの幅を進行波電極の中心導体4の幅とほ
ぼ等しくするか、あるいは狭くした方がよい。また、エ
ッチングは少なくとも進行波電極の中心導体4とアース
導体5間のギャップ10および11の直下に行うことが
効果的である。
2Wを8μm、ギャップ2Gを15μm、進行波電極の
厚みT1 を4μm、バッファ層3の厚みT2 を1.
2μmとしたときの本発明実施例における半波長電圧(
Vπ)と相互作用長(L)との積Vπ・Lに対するエッ
チング深さT3 の影響を示す。この図から分るように
、本例では深さT3 が3μm程度の時が上記積Vπ・
Lの値が最小、すなわち駆動電圧が最小となって、好ま
しい。
の平面図および横断面図を図9および図10に示す。本
実施例は図3および図4に示した第1の実施例の構成に
加えてさらにシールド導体9を配置している。すなわち
、光導波路2とCPW進行波電極とが相互作用する領域
の近傍において、例えば空気などによる、誘電率の低い
オーバーレイ8を介して、シールド導体9を中心導体4
を内包するようにしてアース導体5に固着する。残余の
構成は図3および図4の第1の実施例と同様である。
m を低減する効果がある。そのため、リブ構造(T3
≠0)の採用と進行波電極の厚みT1 を厚くするこ
とによるマイクロ波実効屈折率nm の低減効果では、
マイクロ波と光との速度の完全整合を十分にとることが
できない場合にも、シールド導体9によりこの完全整合
達成できる。また、リブ構造を採用したことにより、シ
ールド導体9がない場合のマイクロ波実効屈折率nm
をすでに低減できているので(図6参照)、シールド導
体9を用いて速度整合を図る場合に、オーバーレイ8の
厚みHをかなり厚くできる。その結果、リブ構造を用い
たことによる特性インピーダンスの上昇効果も加わり、
シールド導体9を設けたことによる特性インピーダンス
Zの低下を小さくできるので、特性インピーダンスZは
外部回路の特性インピーダンスの50Ωに近づくととも
に、進行波電極を伝搬するマイクロ波の伝搬損失の増大
を小さくでき、広帯域な光変調を実現できる。また、こ
の実施例ではリブの深さT3 が比較的浅い場合にも容
易に完全な速度整合を達成できるという利点がある。
に示した本発明の第2の実施例について、上述の利点を
説明するために、それぞれ、マイクロ波実効屈折率nm
と特性インピーダンスZを有限要素法により算出した
結果を示す。図中、n0 は光の実効屈折率である。こ
こで、CPW進行波電極の中心導体4の幅2Wを8μm
、中心導体4とアース導体5の厚みT1 を6μm、ギ
ャップ2Gを15μm、SiO2 バッファ層3のT2
部分の厚みを1.2μmとし、パラメータとしてリブ
構造の突起部2Aの厚み(エッチング深さ)T3 を取
り、T3 =2μm、0μmの場合についてオーバーレ
イ8の厚みHに対する計算結果を示している。すなわち
、比較のため、リブ構造を用いた本発明の実施例(T3
=2μm)とリブ構造を用いない場合(T3 =0μ
m)について示している。
に、本実施例のようなエッチングによる深さT3 を有
するリブ構造であれば、厚みHの厚いオーバーレイ8で
マイクロ波と光の速度整合(nm =n0 )を達成で
きる。 また図12のZ(Ω)の計算結果からわかるように、本
実施例のようにエッチングによる深さT3 を有するリ
ブ構造であれば、同じ厚みのオーバーレイ8に対して特
性インピーダンスZが上昇し、オーバーレイ8の厚みH
がほぼ10μm程度で特性インピーダンスZを50Ωに
近づけさせ、外部回路との整合をとることができる。
ることによって、進行波電極の中心導体4およびアース
導体5の表面からシールド導体9までの距離を長くでき
、従って、上述したようにシールド導体9に起因するマ
イクロ波伝搬損失を小さくできるという利点がある。 しかも、進行波電極の厚みT1 を厚くすることによっ
て、その断面積が大きくなり、低周波付近でのマイクロ
波伝搬損失を低減できる効果もある。なお、高周波では
表皮効果によりマイクロ波伝搬損失が決まるので、かか
る厚みT1 を厚くする必要はない。
す。光導波路2の近傍をエッチングした後、バッファ層
3を堆積すると、突起部2Aとエッチング部との段差の
ために多くの場合、符号20で示すように、進行波電極
の中心導体4とアース導体5間のギャップ部分でバッフ
ァ層3がくぼむことになる。この場合、進行波電極の中
心導体4とアース導体5との間に走っている電気力線は
くぼみ20の部分の空気を感じることになり、そのため
マイクロ波実効屈折率nm の低減効果と特性インピー
ダンスZの上昇効果は一層顕著になり、広帯域光変調が
可能となる。
第3の実施例の構成に加えて、シールド導体9を配置し
た本発明の第4の実施例を示す。なお、このくぼみ20
は進行波電極の中心導体4やアース導体5をマスクにし
て進行波電極の上からドライエッチングあるいはウェッ
トエッチングの加工処理を行うことにより意図的に形成
することもできるし、そのくぼみ20深さをより深くす
ることもできる。従って、図4あるいは図10に示した
エッチング構造の素子においても、バッファ層3にくぼ
み20を意図的に形成することも可能である。
す。本実施例の光変調素子は、光導波路として一対の方
向性光導波路25からなる方向性結合器を用いている。 また、進行波電極として、非対称コプレーナストリップ
を用いているが、これに代ってこれまでの第1〜第4の
実施例に示してきた対称なコプレーナウエーブガイド、
あるいはその中心導体4とアース導体5との2つのギャ
ップの幅を異なる値に設定した非対称コプレーナウエー
ブガイドでもよいし、これらの構成に前述のシールド導
体を加えてもよいことは言うまでもない。本実施例では
、2本の光導波路25,25間の光の結合が可能である
ので、光スイッチを構成することができる。
おいてはエッチング箇所が複数個ある場合に、そのエッ
チング箇所の深さを異ならしめてもよいことは勿論であ
る。
基板を用いたが、xカットのLiNbO3 基板を用
いてもよいし、電気光学効果を有するその他の基板を用
いてもよい。また、エッチングの範囲については、進行
波電極を伝搬するマイクロ波電界の強い所をエッチング
することが重要であり、マイクロ波電界強度の弱い所は
エッチングしなくてもよい。こうすることにより、エッ
チングに生じた基板表面のダメージに起因するドリフト
を小さく抑えることができる。
プレーナウェーブガイド(CPW)に限らず非対称コプ
レーナストリップや対象コプレーナストリップなどのそ
の他のマイクロ波電極を用いてもよいことは明白であり
、上記の実施例において進行波電極の種類を入れ換えて
もよいことは言うまでもない。
進行波電極を伝搬するマイクロ波電界強度が強い領域に
おける基板の一部をエッチングなどで掘り込むなどして
基板部分を突起を有する構造にし、進行波電極を伝搬す
るマイクロ波の実効屈折率が光導波路を伝搬する光の実
効屈折率に近づくように、かつ同時に進行波電極の特性
インピーダンスが外部回路の特性インピーダンスに近づ
くように、進行波電極の厚み、エッチングの深さ、バッ
ファ層の厚みを定める。また、シールド導体を具備する
構成の場合には、進行波電極を伝搬するマイクロ波の実
効屈折率が光導波路を伝搬する光の実効屈折率に近づく
ように、かつ進行波電極の特性インピーダンスが外部回
路の特性インピーダンスに近づくように、オーバーレイ
の厚みも考慮して構造パラメータの値を定める。また、
これらの速度整合構造においてエッチング層にバッファ
層がないか、たとえバッファ層があってもそのバッファ
層の上面の位置を進行波電極の中心導体の底面の位置よ
りも低いくぼみにする。従って、本発明によれば、マイ
クロ波と光との完全な速度整合を実現できるとともに、
特性インピーダンスを外部回路と整合する50Ωに近く
することが可能で、またマイクロ波の伝搬損失を小さく
抑えることができ、従って広帯域光変調が可能となる。
図である。
みの効果を説明する図である。
π)と相互作用長(L)との積に対するエッチングの掘
り込みの深さの影響を説明する図である。
。
効屈折率nm に対するオーバーレイの厚みの影響を説
明する図である。
ダンスZに対するオーバーレイの厚みの影響を説明する
図である。
。
。
。
突起部分 3 SiO2 バッファ層 4 コプレーナウエーブガイドの中心導体5 アー
ス導体 6 終端抵抗 7 変調用マイクロ波信号給電線 8 オーバーレイ 9 シールド導体 10 ギャップ 11 ギャップ 20 バッファ層に形成したくぼみ 25 方向性結合器形光導波路
Claims (8)
- 【請求項1】 少なくとも一本の光導波路を備えた電
気光学効果を有する基板と、前記基板の上に形成された
バッファ層と、前記バッファ層の上に配置された進行波
電極とを備えた光変調素子において、前記進行波電極を
伝搬するマイクロ波電界強度が強い領域における前記基
板の一部分の厚さを掘り下げにより少なくして前記基板
に形成した突起部分に前記少なくとも1本の光導波路を
配置し、かつ前記進行波電極が前記基板に接触しないよ
うに前記進行波電極と前記基板とを配置した構造を有し
、かつ前記進行波電極に印加されるマイクロ波の実効屈
折率が前記光導波路を伝搬する光の実効屈折率に近づく
とともに、前記進行波電極の特性インピーダンスが外部
電気回路の特性インピーダンスに近づくように、前記進
行波電極の厚み、前記掘り下げの深さおよび前記バッフ
ァ層の厚みを定めたことを特徴とする光変調素子。 - 【請求項2】 前記光導波路と前記進行波電極とが相
互作用する領域の近傍にオーバーレイを介して配設され
たシールド導体を備え、かつ前記進行波電極に印加され
るマイクロ波の実効屈折率が前記光導波路を伝搬する光
の実効屈折率に近づくとともに、前記進行波電極の特性
インピーダンスが外部電気回路の特性インピーダンスに
近づくように、前記進行波電極の厚み、前記掘り下げの
深さ、前記バッファ層の厚みおよび前記オーバーレイの
厚みを設定したことを特徴とする請求項1に記載の光変
調素子。 - 【請求項3】 前記基板の一部分の厚さを少なくした
掘り下げ箇所には前記バッファ層がないか、たとえ該バ
ッファ層があっても該バッファ層の上面の位置を前記進
行波電極の中心導体の底面の位置よりも低くしたことを
特徴とする請求項1または2に記載の光変調素子。 - 【請求項4】 前記進行波電極の中心導体の付近に配
置させられた光導波路を含む前記突起部分の幅を、該中
心導体の幅にほぼ等しいかあるいは狭くしたことを特徴
とする請求項1ないし3のいずれかの項に記載の光変調
素子。 - 【請求項5】 前記光導波路として方向性結合器を用
い、該方向性結合器の少なくとも一方の外側の前記基板
の部分のみを掘り下げて薄くし、2本の前記光導波路間
は掘り下げしないか、もしくは掘り下げしても前記方向
性結合器の外側の掘り下げの深さと比較してその深さを
浅くしたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
の項に記載の光変調素子。 - 【請求項6】 前記基板上に掘り下げした箇所が少な
くとも2つ以上あることを特徴とする請求項1ないし5
のいずれかの項に記載の光変調素子。 - 【請求項7】 前記基板上に複数個ある掘り下げ部分
の深さの少なくとも1つを他の掘り下げ部分の深さと異
ならしめたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれ
かの項に記載の光変調素子。 - 【請求項8】 前記少なくとも1本の光導波路のうち
の少なくとも1本の光導波路を前記バッファ層を介して
前記進行波電極の中心導体の真下に配置したことを特徴
とする請求項1ないし7に記載の光変調素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3052851A JP2728150B2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 光変調素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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