JPH04291720A - 3次元微細パターン形成方法 - Google Patents

3次元微細パターン形成方法

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JPH04291720A
JPH04291720A JP5526991A JP5526991A JPH04291720A JP H04291720 A JPH04291720 A JP H04291720A JP 5526991 A JP5526991 A JP 5526991A JP 5526991 A JP5526991 A JP 5526991A JP H04291720 A JPH04291720 A JP H04291720A
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Masakazu Baba
雅和 馬場
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板パーン側壁へ微細
パターンを形成する方法である。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元的な微細加工の技術では、
図4に示す工程によって行われている。まず、レジスト
31を塗布した基板32に電子ビームやイオンビーム3
3(a)図に示す領域に照射し、次に(b)図に示す領
域を照射する。このレジストを現像すると(c)図のよ
うなレジストパターン34が形成される。このパターン
をマスクにして金属等を成膜、レジストを除去すること
により(d)図のようなT型パターン35を形成するこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の方法
ではレジストの膜厚が加工精度を決定し、また作業工程
もかなり多い。また,既存のパターンの側壁に任意の位
置に自由に微細な加工を行うことは不可能である。
【0004】本発明の目的は、パターン側壁の任意の場
所に微細加工を行うことができる方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、先が細くしか
も曲がった導電性の針を加工したい側壁に、トンネル電
流が流れる距離まで近づけ、この状態で針と側壁との間
に電圧を加えて微小な範囲に広がる電界を形成し、そこ
に側壁を構成する原子と反応して揮発性反応生成物を形
成する反応ガスを基板上に流しエッチングすることを特
徴とするパターン形成方法である。針を近づけるあるい
は電界を形成する前に反応ガスを流してもよい。また、
ガスを側壁表面に吸着させた後排気し、吸着分子のみ反
応させて側壁をエッチングを行うことを特徴とするパタ
ーン形成方法である。
【0006】また、前記反応ガスとして、側壁を構成す
る原子と反応して揮発性反応生成物を形成するガスに代
えて、堆積させるべき材料を構成元素として含む少なく
とも1種類のガス状分子を用いて側壁に堆積させるとこ
とを特徴とするパターン形成方法である。エッチングと
同様に針を近づけ、あるいは電界を形成する前に反応ガ
スを流してもよいし、ガスを側壁表面に吸着させた後排
気し、吸着分子のみ反応させて側壁に堆積させてもよい
【0007】基板を構成する原子と反応して揮発性反応
生成物を形成する反応エッチングガスには、基板がSi
の場合にはXeF2 、ClF3 、Cl2 等のハロ
ゲン系ガス、GaAsやInP基板に対してCl2 、
CCl2 F2 、CCl4 等の塩素系ガスを用いる
【0008】堆積させるべき材料としてはタングステン
(W)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)、ケイ
素(Si)等の単金属の他、合金、炭化物などがある。
【0009】堆積させるべき材料を構成元素として含む
ガス状分子としては、タングステン(W)の場合にはW
F6 、WCl6 、W(CO)6 等があげられる。 モリブデンの場合はMoCl6 、Mo(C6 H6 
)2 等、タンタルの場合にはTaCl5 等、ケイ素
の場合はSiCl4 、SiH2 Cl2 、SiH4
 、Si2 H6 等である。 合金を堆積したい場合、例えばMox W1−x の場
合にはMoCl6 とWCl6 を流せばよく、炭化物
を堆積したい場合は、例えばSiCの場合、SiCl4
 とCH4 を流せばよい。
【0010】導電性の針には通常の走査型トンネル顕微
鏡(STM:Scanning  Tunneling
  Microscope)で用いるようなタングステ
ン(W)や白金(Pt)を機械研磨あるいは電界研磨し
たものをもとに、先端を次のようにわずかに加工したも
のを用いる。前述のWやptの針を走査電子顕微鏡(S
EM)内に試料としてセットする。そのとき針を傾け、
しかも先端を上にしてセットする。通常、SEMは試料
室や電子ビームの通路などが真空ポンプからの油の逆流
等によって表面が油でわずかに汚染(コンタミネーショ
ン)されている。従って試料表面もわずかに汚染される
。つまり試料表面に油がわずかに付着する。この状態で
電子ビーム針の先に照射する。すなわち針の先をSEM
観察する。すると表面い付着していた油が照射部に集ま
ってきて電子ビームにより分解されカーボンが堆積し針
のような形となる。実際は電子ビームのドリフト等のた
め針はまっすぐにはならずに図3(a)に示すように折
れ曲がったような形になる。簡単にするため図ではかぎ
形に示してある。電子ビーム照射によりカーボンが堆積
する現象は「コンタミネーションレジスト」といった呼
び名で既に知られている。
【0011】針の作製方法としてはこの方法以外に、例
えば前述の導電性の針をダミーの試料にわざとあてて先
端を機械的にわずかに曲げる等の方法もあるが、前記の
方法と違い自由に任意の形状を作ることはやや困難であ
る。また、電子ビーム照射中にWF6 等のガスを流す
ことにより任意の材質による針を形成することも可能で
ある。
【0012】前述した針と基板の間に電圧(数V)をか
けた状態で針を基板表面に近づけていき、針と基板の間
の間隔が数オングストロームになると数ナノアンペアの
電流が流れる。一般にはこの電流は電流・電圧特性によ
りトンネル電流とか電界放出電流などど呼ばれ、その電
流の大きさを測定することは容易である。
【0013】針と基板の間隔の制御は圧電素子(PZT
)を用いることで容易に行える。この圧電素子は5オン
グストローム/V程度の圧電比をもちセラミックスのた
め加工も簡単で、精密な位置決め機構を形成することが
可能である。
【0014】
【作用】請求項1の発明の作用について、図1を用いて
説明する。超高真空中に置かれた基板14を洗浄した後
、基板14を構成する表面原子13と反応して揮発性反
応生成物18を形成する反応ガスを基板14上に流す。 すると、図1(a)のように一部のガスは側壁10の表
面に吸着層12を形成し残りは容器内の浮遊ガス11と
なる。この状態で針15を側壁10に近づけていき基板
14と針15の間に電圧17をかけると極小電界16が
形成される。電界16の下にある吸着層12と浮遊ガス
11は表面原子13と反応し揮発性生成物18となり側
壁から解離する(図1(b))。反応ガスを流し続けれ
ば解離反応が連続して生じる。なお、以上の原理は針1
5を近づけてから反応ガスを流しても同様である。 また、針15を近づける前に反応ガスの供給を止めてお
くと吸着層分だけでエッチングが生じるので一原子層レ
ベルのエッチングが可能となる。このようにして、側壁
表面13上に極小電界16により、微細パターンが形成
される。一般に極小電界16の強度は小さいのでエッチ
ング速度は小さくなりエッチングの制御性がよい。
【0015】請求項4の発明では、図1(c)のように
堆積させるべき材料に含まれる少なくとも一部の構成元
素として含む1種または2種以上のガス状分子を基板1
4上に流す。一部のガスは基板表面13上に吸着層12
を形成し残りは容器内の浮遊ガス11となる。この状態
で前述と同様にして極小電界を形成すると、電界16の
下にある吸着層12および浮遊ス11は堆積材料19と
揮発性材料分子20とに分解され堆積材料19は基板1
4表面に析出される。なお、以上の原理は針15を近づ
けてから反応ガスを流しても同様である。また反応ガス
を流し続ければ解離反応が連続して生じる。針15を近
づける前に反応ガスの供給を止めておくと吸着層分だけ
で析出が生じるので一原子層レベルの堆積が可能となる
。このようにして、側壁表面13上に極小電界16によ
り、微細パターンが形成される。一般に極小電界16の
強度は小さいのでエッチング速度は小さくなりエッチン
グの制御性がよい。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳細
に説明する。
【0017】図2は本発明の一実施例で用いる装置の構
成を示す概略図である。本装置では針207の移動用圧
電素子202、ガス収納室203および基板ホルダー2
01から構成されている。まず請求項1の発明の実施例
を述べる。本実施例においては、基板208として表面
に1μmのライン&スペースが形成されたSi基板を用
い、反応ガス204としてエッチングガスClF3 を
用いる。真空容器205内を10−6Torrまで排気
した後、真空バルブ206を通じて反応ガス204を流
す。
【0018】針207は図1(b)のように白金Pt2
10の先端に太さ500nmのカーボン211を電子ビ
ームにより形成した針207を使う。針はその形状によ
り1ミクロン程度の穴に入り込むことができる。この針
を圧電素子202を用いて制御する。針207と基板2
08の間に電気制御系209を通じてバイアス電圧と電
流を制御する。バイアス電圧を1Vにし、針207を図
3(b)に示す基板208の所望の側壁213に近づけ
ていくと針207と側壁213の間が2nmぐらいにな
ると電流が急速に流れはじめる。この時、針を上下させ
る方向をx方向、側壁を横につたう方向をy方向、針が
側壁から離れる方向をz方向とする。移動用圧電素子に
x方向z方向にそれぞれ周波数の異なる振動を加えてお
きロックインアンプで検出すると、底212との間のト
ンネル電流か側壁213との間のトンネル電流かを区別
できる。本実施例では針と側壁の距離を1nmとした。
【0019】形成された電界により側壁213の表面原
子がSiF4 ガスとして解離し真空容器205内に浮
遊する。ClF3 ガスを流すのを止めた後、真空容器
205内のガスを排気する。本実施例では所望の位置に
50nm×50nm、深さ2.7nmの矩形パターンを
描くことができた。
【0020】請求項2の発明の実施例では基板および反
応ガス等は前述と同様のものを用いる。真空容器205
内を10−6Torrまで排気した後、前述と同様にし
て電界を側壁213に形成する。針と側壁の距離は約1
nmぐらいにする。そのあとここに反応ガス204を流
す。ガス分子の大きさは約0.5nm位であり側壁と針
の間に入り込む確率が低いため請求項1の実施例に比べ
エッチング率は半分になる。
【0021】また、請求項3の発明の実施例ではエッチ
ングの精度をあげるために真空容器205内を10−1
0 Torrまで排気した後、反応ガス204をほんの
わずか(真空度が10−9Torrで10秒くらい)流
し、側壁213にガス分子を吸着させた後、真空容器内
を10−10Torrまで排気し浮遊ガスを排気してし
まう。前述と同様にして電界を側壁213に形成すると
、吸着した反応ガス分子と接している表面原子一層分だ
けがエッチングされた。
【0022】次に請求項4の発明の実施例について述べ
る。本実施例においては、反応ガス204としてタング
ステン(W)を構成元素として含む六フッ化タングステ
ン(WF6 )を用い、他は前述の実施例と同様である
。 真空容器205内を10−6Torrまで排気した後、
真空バルブ206を通じてWF6 を流す。前述と同様
にして電界を側壁213に形成すると、WF6 分子は
Wとフッ素(F2 )に分解され、Wは試料208に堆
積されフッ素はガスとして真空容器205内に浮遊する
。WF6 ガスを流すのを止めた後、真空容器205の
ガスを排気することにより所望の側壁に10nmの大き
さのパターンを描くことができた。なお堆積中に針を動
かせばそれに応じたパターンを描くことができることは
明らかである。
【0023】また基板および反応ガス等は同様のものを
用いて真空容器205内を10−6Torrまで排気し
た後、前述と同様にして電界を側壁213に形成し、そ
のあとここに反応ガス204を流すようにしてもよい。 針と側壁の距離は約1nmぐらいにする。ガス分子の大
きさは約0.5nmぐらいであり側壁と針の間に入り込
む確率が低いため請求項4の実施例に比べ堆積率は半分
になる。
【0024】また、堆積の精度をあげるために真空容器
205内を10−10 Torrまで排気した後、反応
ガス204をほんのわずか(真空度が10−9Torr
で10秒くらい流し、側壁213にガス分子を吸着させ
る。その後、真空容器内を10−10 Torrまで排
気し浮遊ガスを排気してしまう。前述と同様にして電界
を側壁213に形成すると、吸着した反応ガス分子と接
している一層分だけが堆積された。
【0025】また、以上述べた実施例では基板面に対し
てほぼ垂直な側壁についてのみ説明したが、針と側壁の
距離すなわちz軸方向の針の動きを制御すれば傾斜面に
ついても本発明は適用できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来のような大がかりな装置を必要とせず、従来の方法
では不可能であった基板上の微細な側壁に高精度にエッ
チングおよび堆積による微細パターンを形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による微細パターン形成をも模式的に示
した説明図である。
【図2】本発明の方法を実施するための装置の一例を示
す概略図である。
【図3】本発明の実施例を説明する図である。
【図4】従来技術を示す模式図である。
【符号の説明】
10  側壁 11  浮遊ガス 12  吸着層 13  表面原子 15  針 16  極小電界 17  電圧 18  揮発性反応生成物 19  堆積材料 20  揮発性材料分子 202  圧電素子 204  反応ガス 207  針 210  白金 211  カーボン 213  側壁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  先が細くしかも曲がった導電性の針を
    加工したい側壁に、トンネル電流が流れる距離まで近づ
    け、針と側壁との間に電圧を加えて微小な範囲に広がる
    電界を形成し、そこに側壁を構成する原子と反応して揮
    発性反応生成物を形成する反応ガスを流し側壁を任意の
    パターンによりエッチングすることを特徴とするパター
    ン形成方法。
  2. 【請求項2】  側壁を構成する原子と反応して揮発性
    反応生成物を形成する反応ガスを側壁上に流した後、先
    が細く、しかも曲がった導電性の針を側壁にトンネル電
    流が流れる距離まで近づけ針と側壁の間に電圧を加えて
    微小な範囲に広がる電界を形成することにより任意のパ
    ターンをエッチングにより形成することを特徴とするパ
    ターン形成方法。
  3. 【請求項3】  側壁を構成する原子と反応して揮発性
    反応生成物を形成する反応ガスを側壁上に流し反応ガス
    分子を側壁表面に吸着させ、真空排気して浮遊している
    反応ガスを除去した後、導電性の針を近づけ、吸着した
    反応ガス分だけのエッチングにより側壁に任意のパター
    ンを形成することを特徴とするパターン形成方法。
  4. 【請求項4】  反応ガスとして、側壁を構成する原子
    と反応して揮発性反応生成物を形成するガスに代えて、
    堆積させるべき材料を構成元素として含む少なくとも1
    種類のガス状分子を用い、側壁に堆積させることを特徴
    とする請求項1、2、または3記載のパターン形成方法
JP3055269A 1991-03-20 1991-03-20 3次元微細パターン形成方法 Expired - Lifetime JP2979681B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016066801A (ja) * 2015-10-20 2016-04-28 株式会社日立ハイテクノロジーズ プラズマ処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016066801A (ja) * 2015-10-20 2016-04-28 株式会社日立ハイテクノロジーズ プラズマ処理方法

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