JPH04292204A - 車両のサスペンシヨン装置 - Google Patents

車両のサスペンシヨン装置

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Publication number
JPH04292204A
JPH04292204A JP5727791A JP5727791A JPH04292204A JP H04292204 A JPH04292204 A JP H04292204A JP 5727791 A JP5727791 A JP 5727791A JP 5727791 A JP5727791 A JP 5727791A JP H04292204 A JPH04292204 A JP H04292204A
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JP
Japan
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suspension device
arm
wheel
wheel support
vehicle
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Application number
JP5727791A
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English (en)
Inventor
Takeshi Edahiro
枝広 毅志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH04292204A publication Critical patent/JPH04292204A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車輪を懸架するため
の車両のサスペンシヨン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】転舵輪を懸架するサスペンシヨン装置と
しては、従来より種々の構成が開発され、実用に供され
ている。これら種々のタイプのサスペンシヨン装置の中
で、ストラツト式のサスペンシヨン装置は、例えば、実
開昭64−17803号公報に示される様に、シヨツク
アブソーバの下端が車輪回転支持部に剛体結合されてい
るため、軽量・コンパクトで、組み付け性も良く、また
、シヨツクアブソーバの上端が、高い位置で車体に取り
付けられているため、キヤスタのばらつきが防止されて
おり、所謂乗用車において、広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなストラツト式のサスペンシヨン装置においては、上
述した様にシヨツクアブソーバの下端が車輪回転支持部
に剛体結合されているため、逆に、自由度が損なわれて
、キヤンバを適宜制御させる事が困難であり、また、ト
ーを適切に変化させる事が難しいといる問題点がある。
【0004】一方、近年、これらストラツト式のサスペ
ンシヨン装置における問題点を解決すべく、乗用車にお
いても、ダブルウイツシユボーン式のサスペンシヨン装
置が用いられる様になつてきている。この乗用車に適用
されるダブルウイツシユボーン式のサスペンシヨン装置
においては、リンク結合部において、多数の軸支部を有
しているので、自由度が高まり、キヤンバを適宜変化さ
せる事が容易に行い得るし、また、トーを適切に変化さ
せる事も可能となる。
【0005】しかしながら、このような効果を達成し得
る理由として挙げた多数の軸支部を有する事が、逆に作
用して、重量が重くなり、複雑構成となると共に、組み
付け性が悪くなる等の問題点を反対に有する事になる。 特に、このダブルウイツシユボーン式のサスペンシヨン
装置は、所謂レーシングカーの様に、リンク長さを充分
に設定することが出来る場合には、これにより支持され
る車輪の上下運動の軌跡は、ほぼ、直線に近似させるこ
とが出来、車輪のバンプ・リバウンドにおいて、車輪姿
勢、例えば、トーやキヤンバを直線的に変化させる事が
可能となり、最適の走行安定性を確保することが出来る
ものである。
【0006】しかしながら、このダブルウイツシユボー
ン式のサスペンシヨン装置を、乗用車に適用しようとす
る場合には、タイヤハウスの空間が限られたものである
ため、必然的に、リンク長さも短くせざるをえず、この
結果、例え、ダブルウイツシユボーン式を採用してはい
るものの、車輪の上下運動の軌跡は曲率半径の大きな曲
線にならざるをえず、従つて、車輪姿勢が大きく変化し
て、ダブルウイツシユボーン式を採用するメリットを充
分に発揮させることが出来ないものである。特に、近年
、乗用車におけるエンジンの出力増大化に伴い、エンジ
ンに取り付けられる補機類が多くなり、エンジンルーム
を拡大せざるをえない状況にある。このため、タイヤハ
ウスは更に狭くならざるをえない傾向にあり、リンク長
さを長く設定する事は、乗用車において不可能な状態で
ある。
【0007】この発明は上述した課題に鑑みなされたも
ので、この発明の目的は、アーム長を長く取らなくとも
、ダブルウイツシユボーン式のサスペンシヨン装置に匹
敵するような軽量・コンパクトな構成で、高い次元での
走行安定性を達成する事の出来る新規な構成の車両のサ
スペンシヨン装置を提供することである。
【0008】また、この発明の他の目的は、アーム長の
長いダブルウイツシユボーン式に匹敵するようなキヤン
バ変化特性を得ることが出来る車両のサスペンシヨン装
置を提供する事である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、この発明に係わる車両のサスペンシヨン装置は、
車輪を回転自在に支持する車輪支持部材であつて、上方
に位置する上方部分及び下方に位置する下方部分に分割
され、上下両部分が車体略前後方向に沿って延出する第
1の軸線回りに回動自在に連結された車輪支持部材と、
この車輪支持部材の下方部分の下部に一端を枢着され、
他端を車体側に車体略前後方向に沿って延出する第2の
軸線回りに回動自在に軸支されたロアアームと、前記車
輪支持部材の上方部分の上部に一端を枢着され、他端を
車体側に回動自在に軸支されたアツパアームと、前記車
輪支持部材の上方部分及び下方部分の何れか一方に一端
を枢着され、他端を車体側またはロアアームまたはアツ
パアームに回動自在に軸支されたコントロールアームと
を具備する事を特徴としている。
【0010】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記コントロールアームの一端は、
前記車輪支持部材の下方部分の上端に枢着されている事
を特徴としている。
【0011】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記コントロールアームの他端は、
車体側に回動自在に軸支されている事を特徴としている
【0012】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記コントロールアームの他端は、
前記アツパアームに回動自在に軸支されている事を特徴
としている。
【0013】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記コントロールアームの一端は、
前記車輪支持部材の上方部分の下端に枢着されている事
を特徴としている。
【0014】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記コントロールアームの他端は、
車体側に回動自在に軸支されている事を特徴としている
【0015】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記コントロールアームの他端は、
前記ロアアームに回動自在に軸支されている事を特徴と
している。
【0016】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記コントロールアームの前記一端
は、キングピン軸上から外れた位置で枢着されている事
を特徴としている。
【0017】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記車輪支持部材の下方部分及び上
方部分は、前記第1の回動軸線上に配設されたブツシユ
を介して、互いに回動自在に軸支されている事を特徴と
している。
【0018】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記ブツシユは、前記第1の回動軸
線の延出方向に沿つて弾性的に偏倚可能なラバーブツシ
ユから構成されている事を特徴としている。
【0019】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記第1の回動軸線は、前記ロアア
ームの他端における第2の回動軸線に対して、側面視で
所定鋭角で傾斜している事を特徴としている。
【0020】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記第1の回動軸線は、前記ロアア
ームの他端における第2の回動軸線に対して、平面視で
所定鋭角で傾斜している事を特徴としている。
【0021】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記車輪は、転舵輪であり、前記車
輪支持部材の下方部分には、タイロツドが接続されてい
る事を特徴としている。
【0022】
【作用】以上のように構成される車両のサスペンシヨン
装置においては、車輪支持部材を上下に二分割し、両者
を互いに連結した状態で、その連結部を車体略前後方向
に沿つて延出する回動軸線回りに可動自在な状態で連結
しており、この車輪支持部材の下方部分の下部にロアー
アームが接続され、また、車輪支持部材の上方部分の上
部にアツパアームが接続されると共に、この車輪支持部
材にはキヤンバを制御するためのコントロールアームが
接続されている構成を採用しているので、アツパアーム
のアーム長を充分に長く取れずに短いままの状態におい
ても、車輪のバンプ・リバウンドに対するキヤンバ変化
は、所謂ダブルウイツシユボーン式のサスペンシヨン装
置により達成される所のより理想形に近い状態で設定さ
れる事になる。
【0023】また、この車輪が転舵輪である場合には、
この転舵輪のキヤンバを、直進走行時には、零度を含む
任意の値に設定して、これを保持することが出来ると共
に、車輪の転舵時において、このキヤンバを車輪のバン
プ・リバウンドに応じて最適の方向に変化させることが
出来る事となる。このようにして、車両の直進走行性を
高い次元で達成することが出来る様になると共に、転舵
時のバンプ・リバウンドに対しても、適切にキヤンバ値
を設定する事により、確実に対応することが出来る事に
なる。
【0024】
【実施例】以下に、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置の一実施例の構成を、添付図面の図1乃至図2
を参照して詳細に説明する。
【0025】この一実施例のサスペンシヨン装置10は
、図1に示す様に、操舵輪、例えば、右前輪FRを図示
しない車体に対して懸架するためのフロントサスペンシ
ヨン装置として構成されており、右前輪FRが回動自在
に取り付けられる車輪支持部としてのホイールサポート
12を備えている。このホイールサポート12は、右前
輪FRを直接回動自在に支持する下方部分12aと、こ
の下方部分12aの上部に連結された上方部分12bと
から、上下に分割された状態で構成されており、下方部
分12aと上方部分12bとは、車体略前後方向に沿っ
て延出する第1の回動軸線L1を有するラバーブツシユ
14を介して、互いに回動自在に連結されている。
【0026】そして、このホイールサポート12の下方
部分12aの内側面の下端には、上方から見てA型に形
成されたロアアーム16の頂部が図示しないボールジヨ
イントを介して、枢動自在に取り付けられている。また
、このロアアーム16の二股に分かれた両端部は、夫々
ラバ−ブツシユ18a,18bを介して、図示しない車
体側、即ち、ホイールハウスの内面に回動自在に軸支さ
れている。ここで、両ラバーブツシユ18a,18bは
、車体前後方向に沿つて延出する第2の回動軸線L2回
りに回動自在に構成されると共に、互いに整合した状態
に設定されている。ここで、この第1の回動軸線L1と
第2の回動軸線L2とは、実質的に互いに平行に設定さ
れている。
【0027】また、このホイールサポート12の上方部
分12bの内側面の上端には、上方から見てA型に形成
されたアツパアーム20の頂部がボールジヨイント22
を介して、枢動自在に取り付けられている。そして、こ
のアツパアーム20の底辺に相当する部分は、ラバーブ
ツシユ24を介して、図示しない車体側、即ち、ホイー
ルハウスの内面に回動自在に軸支されている。このよう
に、この一実施例においては、ホイールサポート12の
上下両端に、夫々アツパアーム20及びロアアーム16
が取り付けられ、所謂ダブルウイツシユボーン式のサス
ペンシヨン構造が基本的に採用されている。
【0028】そして、図示していないが、ロアアーム1
6には、シヨツクアブソーバの下部が回動自在に軸支さ
れている。このシヨツクアブソーバは、これの外周に嵌
挿されたコイルスプリングと共に、緩衝機構を構成して
いる。尚、このシヨツクアブソーバの上端は、図示しな
いタイヤハウスの上端に枢動自在に取り付けられている
【0029】また、ホイールサポート12の下方部分1
2aの内面の上部には、車輪のキヤンバを制御するため
のコントロールアーム26の外方端部が枢動自在に枢着
されている。このコントロールアーム26の内方端部は
、この一実施例においては、ラバーブツシユ28を介し
て、図示しない車体側、即ち、ホイールハウスの内面に
回動自在に軸支されている。一方、このサスペンシヨン
装置10が適用される車輪は、この一実施例においては
、右前輪FRであるので、ホイールサポート12の下方
部分12aの前方端面には、前方に向けて突出した状態
で、ナツクルアーム30が一体的に形成されており、こ
のナツクルアーム30の先端(即ち、前方端)には、タ
イロツド32の外方端部がボールジヨイント34を介し
て枢動自在に取り付けられている。
【0030】尚、このタイロツド32の基端部(即ち、
内方端部)は、図示しないステアリング機構に接続され
、図示しないステアリングホイールの回動に応じて、車
輪(右前輪FR)をキングピン軸KP回りに回動駆動す
る様になされている。ここで、このキングピン軸KPは
、ロアアーム16のホイールサポート12(即ち、下方
部分12a)への取り付け位置と、アツパアーム20の
ホイールサポート12(即ち、上方部分12b)への取
り付け位置とを結ぶ軸線により規定されるものである。
【0031】上述したラバーブツシユ14は、図2に詳
細に示す様に、回動支軸14aと、この回動支軸14a
に密着した状態で外嵌された金属製のインナスリーブ1
4bと、このインナスリーブ14bに密着された状態で
外嵌されたゴムスリーブ14cと、このゴムスリーブ1
4cに密着された状態で外嵌された金属製のアウタスリ
ーブ14dとから構成されている。また、このホイール
サポート12の上方部分12bの下部には、ここにラバ
ーブツシユ14を取り付けるための取り付けブラケツト
36が固定されている。この取り付けブラケツト36は
、車体略幅方向に沿つて延出する互いに平行な一対の支
持片36a,36bから構成されており、夫々の基端部
が上方部分12bの下端の両側に一体的に連設されてい
る。
【0032】そして、上述したラバーブツシユ14の回
動支軸14aは、車体略前後方向に沿つて延出した状態
で、その両端を、両支持片36a,36bの先端部に掛
け渡された状態で、取り付けられている。また、ラバー
ブツシユ14のアウタスリーブ14dの外周には、ホイ
ールサポート12の下方部分12aの上端が一体的に接
合されている。ここで、両支持片36a,36bの互い
に対向する内面には、ラバーブツシユ14が軸方向に沿
つて偏倚して一方の支持片36a,36bに衝突した際
に、その衝撃を吸収するため、ストツパラバー14eが
夫々貼着されている。
【0033】このようにして、上述した様に、ホイール
サポート12の下方部分12aの上端には、車体略前後
方向に沿つて延出する第1の回動軸線L1を有するラバ
ーブツシユ14を介して、上方部分12bの下部が、こ
の第1の回動軸線L1回りに回動自在に軸支されること
になる。
【0034】尚、上述したラバーブツシユ18a,18
b,24,28は、夫々、このラバーブツシユ14の構
成と同様である。また、この一実施例においては、コン
トロールアーム26のホイールサポート12(即ち、下
方部分12a)への取り付け位置は、上述したキングピ
ン軸KP上に位置する様に設定されている。
【0035】以上の様に構成されたサスペンシヨン装置
10における車輪FRのキヤンバの変化制御動作を、詳
細に説明する。
【0036】車輪FRがバンプすると、ホイールサポー
ト12も上方に偏倚する事となる。このホイールサポー
ト12の上方への偏倚状態を詳細に検討する。ここで、
ホイールサポート12の下方部分12aへのコントロー
ルアーム26の取り付け位置に着目すると、ホイールサ
ポート12の全体的な上方への偏倚にともない、下方部
分12aも上方へ偏倚する事になる。しかしながら、こ
の下方部分12aの上端の移動軌跡は、コントロールア
ーム26によつても、これの車体側取付点を中心として
、これの長さを半径とする円弧上を移動する様に規制さ
れている。この結果、ホイールサポート12の全体的な
上昇に伴い、下方部分12aの上端は、このコントロー
ルアーム26により車体内方に向けて引き込まれ、ある
いは、車体外方に向けて押し出されることとなる。換言
すれば、ホイールサポート12の下方部分12aの上端
は、車輪FRのバンプに応じて、内方に倒れ込み、ある
いは、外方に倒れ込む事となる。ここで、ホイールサポ
ート12の下方部分12aの上端の車幅方向に沿う偏倚
方向は、コントロールアーム26の車体側取付位置及び
これの長さにより規定される事になる。
【0037】このように、車輪FRのバンプに応じて、
ホイールサポート12の下方部分12aの上端が車幅方
向に沿って偏倚する事により、ここにラバーブツシユ1
4を介して連結された上方部分12bの下端も、同様に
、車幅方向に沿って偏倚し、結果として、ホイールサポ
ート12は、バンプに応じて、くの字状に屈曲する事と
なる。この結果、前輪FRが転舵される際のホイールサ
ポート12の回転軸線が上述したキングピン軸KPから
外れる事となり、従つて、キヤンバが強制的に付加され
る事となると共に、この付加量が車輪FRのバンプ量に
応じて変化する事となる。このようにして、車輪FRの
キヤンバがバンプに伴い適宜制御される事となる。
【0038】換言すれば、従来のダブルウイツシユボー
ン式の様に、ロアアーム16及びアツパアーム20のア
ーム長を夫々長く設定する事により、車輪FRのバンプ
・リバウンドに対するキヤンバ変化を理想的になる様に
構成させることが出来るが、上述した様に、この一実施
例によれば、ホイールサポート12を上下に分割し、両
者を車体略前後方法の回動軸線回りに回動自在な状態で
連結しており、且つ、コントロールアーム26をホイー
ルサポート12に連結する構成を採用しているので、ア
ツパアーム20のアーム長Lを充分に長く取れずに短い
ままの状態においても、車輪FRのバンプ・リバウンド
に対するキヤンバ変化は、より理想形に近い状態で設定
される事になる。これが、この一実施例における第1の
特徴である。
【0039】次に、この一実施例の第2の特徴について
説明する。
【0040】先ず、一般的に、車両の直進状態において
、即ち、ステアリングホイールを中立位置に保持する運
転状態において、片方の転舵輪が路面の隆起部に乗り上
げる事を想定すると、この隆起部に乗り上げた転舵輪に
キヤンバが存在すると、所謂キャンバスラストが発生し
て、転舵輪はスラスト力を受ける事になる。そして、通
常の路面は、このような隆起部が小さく連続的に形成さ
れたようなものであるから、片方の転舵輪が隆起部に乗
り上げる毎に、このキヤンバスラストによりスラスト力
を受けて直進走行の安定性が阻害されることになる。 このため、直進走行時には、このキヤンバ変化が小さい
事が望まれている。そして、従来のダブルウイツシユボ
ーン式のサスペンシヨン装置においては、ステアリング
ホイールを操舵した時のキヤンバ角度は、キングピン軸
KPにより一義的に定まり、独立して制御することが出
来ないものである。
【0041】一方、この一実施例においては、直進時の
キヤンバを略零に設定した状態、即ち、ロアアームとア
ツパアームとのアーム長を互いに実質的に等しく設定す
ると、直進時におけるバンプ・リバウンドに対して、キ
ヤンバは付かずに、バンプ・リバウンドに対するキヤン
バ変化は、実質的になくなり、キヤンバ値の零値を横切
る略直線として表される事になる。このようにして、車
両の直進安定性が担保される事になる。
【0042】このように直進走行時におけるキヤンバを
略零に設定しただけで、従来のダブルウイツシユボーン
式のサスペンシヨン装置では、更に、転舵輪がバンプし
た状態でステアリングホイールを操舵しても、このアツ
パアームは移動する必然性がないものである。即ち、平
坦な路面上でステアリングホイールを転舵しただけでは
、キヤンバ変化は発生しない事になる。
【0043】しかしながら、この一実施例において、ス
テアリングホイールの転舵中に、車輪FRが隆起部に乗
り上げたり、穴部に落ち込んだりして、車輪FRのバン
プ・リバウンドが発生すると、以下の様にこのサスペン
シヨン装置10においては、キヤンバ変化が発生する。
【0044】即ち、車輪FRがバンプもしくはリバウン
ドすると、上述した様にコントロールアーム26の下方
部分12aへの取り付け点が、車幅方向に沿って偏倚し
、ホイールサポート12におけるロアアーム16の取り
付け点、コントロールアーム26の取り付け点、及び、
アツパアーム20の取り付け点が、一直線上に存在しな
い状態となる。この状態において、車輪FRが転舵され
ていると、コントロールアーム26の取り付け点に着目
すると、この点は、キングピン軸KPから外れているの
で、車輪FRの転舵に応じて、車輪FRの反対側に位置
しようと、キングピン軸KPからのオフセツト量を半径
として、キングピン軸KPを回動中心とする円弧軌跡上
を移動しようとする。一方、コントロールアーム26の
取り付け点は、このコントロールアーム26の基端部が
車体側に枢支されているので、コントロールアーム26
のアーム長さを半径として、車体側枢支点を回動中心と
する円弧軌跡上を移動する様に拘束されている。
【0045】この結果、この一実施例においては、車輪
FRがバンプ・リバウンドしている最中に、転舵される
と、コントロールアーム26の下方部分12aへの取り
付け点は、単に、車輪FRの反対側に位置するだけでな
く、例えば、車体側に引き込まれた状態に強制される事
になる。換言すれば、車輪FRが転舵されている最中に
、バンプ・リバウンドする事により、この車輪のキヤン
バが変化する事、即ち、舵角が零の状態におけるキヤン
バから、舵角の変化に伴い、所定の割合で変化する事に
なる。
【0046】ここで、車両の走行性の持ち味は、その車
両の用途や運動性能の違いにより異なるものであり、上
述したような直進走行時におけるキヤンバの零設定も、
単に、一つの例示に過ぎず、車両によつては、直進走行
時において、正の値のキヤンバが設定された所謂ポジテ
イブキヤンバや、負の値のキヤンバが設定された所謂ネ
ガテイブキヤンバが、ロアアーム16とアツパアーム2
0との夫々のアーム長を適宜設定する事により採用され
得るものである。
【0047】即ち、この一実施例によれば、車輪のキヤ
ンバを、直進走行時には、零度を含む任意の値に設定し
て、これを保持することが出来ると共に、車輪の転舵時
において、このキヤンバを車輪のバンプ・リバウンドに
応じて最適の方向に変化させることが出来る事となる。 このようにして、この一実施例では、車両の直進走行性
を高い次元で達成することが出来る様になると共に、転
舵時のバンプ・リバウンドに対しても、適切にキヤンバ
値を設定する事により、確実に対応することが出来る事
になる。これが、この一実施例における第2の特徴であ
る。
【0048】以上詳述した様に、この一実施例のサスペ
ンシヨン装置10においては、ホイールサポート12を
下方部分12aと上方部分12bとに上下に2分割し、
両者12a,12bをラバーブツシユ14を介して車体
略前後方向に沿つて延出する第1の回動軸線L1回りに
回動自在に軸支し、且つ、ホイールサポート12の下方
部分12aの上端を、コントロールアーム26を介して
車体側に連結している。この結果、ホイールサポート1
2の姿勢は、コントロールアーム26を介して規制され
る事になる。また、アツパアーム20のアーム長さを充
分に長く取れずに短いままの状態においても、車輪FR
のバンプ・リバウンドに対するキヤンバ変化は、より理
想形に近い状態で設定される事になる。更に、車輪のキ
ヤンバを、直進走行時には、零度を含む任意の値に設定
して、これを保持することが出来ると共に、車輪の転舵
時において、このキヤンバを車輪のバンプ・リバウンド
に応じて最適の方向に所定の変化率で変化させることが
出来る事となる。
【0049】また、この一実施例においては、コントロ
ールアーム26の下方部分12aへの取り付け点がキン
グピン軸KP上に位置しているので、ステアリングホイ
ールの据えきり(即ち、車輪がバンプ・リバウンドしな
い状態においてのステアリングホイールの操舵)時にお
ける車輪のキヤンバ変化に対して、アツパアーム20が
干渉しない事となり、従つて、過度なキヤンバ変化が防
止される事になる。
【0050】この発明は、上述した一実施例の構成に限
定されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能である事は言うまでもない。
【0051】例えば、上述した一実施例においては、こ
のサスペンシヨン装置10が適用される車輪として、右
前輪FRを用いる様に説明したが、右前輪でも良いし、
また、四輪操舵式の車両の場合には、更に、右後輪、左
後輪にも適用出来る事は言うまでもない。
【0052】また、上述した一実施例においては、この
サスペンシヨン装置10が適用される車輪として、転舵
輪が採用される様に説明したが、この発明は、このよう
な構成に限定されることなく、転舵輪でない通常の左右
の後輪RL、RRを懸架するためのサスペンシヨン装置
にも適用されるものである。この場合、上述した一実施
例とは異なり、タイロツド36に替えて、I型のラテラ
ルリンクが採用される事になる。尚、このように転舵輪
でない車輪のサスペンシヨン装置として用いられる場合
には、上述した一実施例における第1の特徴は同様に達
成されるものの、第2の特徴が達成されない事は言うま
でもない。
【0053】また、上述した一実施例においては、コン
トロールロツド26の外方端を、ホイールサポート12
の下方部分12aの内側面に接続する様に説明したが、
この発明は、このような構成に限定されることなく、図
3に第1の変形例として示す様に、ホイールサポート1
2の上方部分12bの内側面に接続する様に構成しても
良い。即ち、この第1の変形例においては、コントロー
ルアーム26の外方端は、ホイールサポート12の上方
部分12bに、内方端は、車体側に夫々接続されている
。要は、この発明においては、コントロールアーム26
の外方端は、ホイールサポート12に接続されていれば
良く、換言すれば、下方部材12aまたは上方部材12
bの何れかに接続されていれば良いものである。
【0054】また、上述した一実施例においては、コン
トロールロツド26の内方端を車体側に接続する様に説
明したが、この発明は、このような構成に限定されるこ
となく、図4に第2の変形例として示す様、アツパアー
ム20の下面に接続される様に構成しても良い。即ち、
この第2の変形例においては、コントロールアーム26
の外方端は、ホイールサポート12の下方部分12aに
、内方端は、アツパアーム20に夫々接続されている。
【0055】更に、上述した第1の変形例においては、
コントロールロツド26の内方端を車体側に接続する様
に説明したが、この発明は、このような構成に限定され
ることなく、図5に第3の変形例として示す様、ロアア
ーム16の上面に接続される様に構成しても良い。即ち
、この第3の変形例においては、コントロールアーム2
6の外方端は、ホイールサポート12の上方部分12b
に、内方端は、ロアアーム16に夫々接続されている。
【0056】要は、この発明においては、コントロール
アーム26の外方端は、内方端が下方部分12aに接続
された状態で、車体側、及び、アツパアーム20の何れ
かに接続されていれば良く、また、内方端が上方部分1
2bに接続された状態で、車体側、及び、ロアアーム1
6の何れかに接続されていれば良いものである。
【0057】また、上述した一実施例においては、ラバ
ーブツシユ14の第1の回動軸線L1を車体略前後方向
に沿つて延出する様に説明したが、この発明は、このよ
うな構成に限定されることなく、図6に第4の変形例と
して示す様に構成してもよい。即ち、この第4の変形例
においては、図1に示す様に、ロアアーム16の一対の
ラバーブツシユ18a,18bの回動支軸を共通に結ぶ
第2の回動軸線L2に対して、図6に示す様に側面視で
、所定鋭角Xだけ傾斜する様に設定されている。このよ
うに側面視で第2の回動軸線L2に対して所定鋭角Xだ
け傾斜しているようにラバーブツシユ14の第1の回動
軸線L1を設定する事により、車輪FRが例えばバンプ
した状態において、ホイールサポート12へのコントロ
ールアーム26の取り付け点が引き込まれる事になるが
、この引き込まれ時において、ホイールサポート12は
この傾斜した第1の回動軸線L1回りにしか回動出来な
い状態であるので、結果として、車輪FRのトー角が変
化する事になる。
【0058】即ち、この第4の変形例においては、車輪
FRのバンプ・リバウンド時におけるトー角を、ラバー
ブツシユ14の第1の回動軸線L1を側面視で第2の回
動軸線L2に対して傾斜させるという、極めて簡単な変
更を加えるだけで、適切な値に制御することが出来る事
になる。しかも、この第4の変形例においては、この傾
斜角度Xの向きやタイロツド32のホイールサポート1
2への取り付け位置を適宜変更させる事により、トーイ
ン/トーアウトを切換設定する事が可能となり、設計上
の自由度が大幅に向上する事になる。
【0059】ここで、一般的に、車輪にトー変化を与え
ようとすると、タイロツド32の高さ方向の位置等を変
化させなければならない事になるが、このタイロツド3
2の高さ方向の位置を変化させると、サスペンシヨン装
置の他のジオメトリに大きく影響を与える事となり、他
のホイールアライメントが意図せぬ方向に変化する事と
なり、好ましくない。
【0060】しかしながら、この第4の変形例において
は、サスペンシヨン装置の構成において、比較的、他の
レイアウト要件の影響を受けない所の、換言すれば、他
の設計要素にレイアウトダメージを与えない所の、ホイ
ールサポート12の上下分割位置での接合部位における
ラバーブツシユ14に注目し、これの第1の回動軸線L
1の傾斜状態を変化させることにより、トー変化を与え
ようとしているので、設計上の自由度が飛躍的に拡大す
る事になる。
【0061】また、上述した第4の変形例においては、
第1の回動軸線L1を側面視で第2の回動軸線L2に対
して鋭角で傾斜させる様に説明したが、この発明は、こ
のような構成に限定されることなく、例えば、図7に第
5の変形例として示す様に構成してもよい。
【0062】即ち、この第5の変形例においては、ロア
アーム16の一対のラバーブツシユ18a,18bの回
動支軸を共通に結ぶ第2の回動軸線L2に対して、図7
に示す様に平面視で、所定鋭角Yだけ傾斜する様に設定
されている。このように平面視で第2の回動軸線L2に
対して所定鋭角Yだけ傾斜しているようにラバーブツシ
ユ14の第1の回動軸線L1を設定する事により、上述
した第4の変形例で既に説明したと同様に、車輪FRが
例えばバンプした状態において、シヨツクアブソーバ2
2のホイールサポート12への取り付け点Fが引き込ま
れる事になり、この結果、車輪FRのトー角が変化する
事になる。
【0063】即ち、この第5の変形例においては、第4
の変形例と同様に、車輪FRのバンプ・リバウンド時に
おけるトー角を、ラバーブツシユ14の第1の回動軸線
L1を平面視で第2の回動軸線L2に対して傾斜させる
という、極めて簡単な変更を加えるだけで、適切な値に
制御することが出来る事になる。しかも、この第5の変
形例においては、上述した一実施例の構成で既に説明し
てある通り、ホイールサポート12の上下の部分12a
,12bは、ラバーブツシユ14を介して第1の回動軸
線L1回りに回動自在な状態で軸支されているものであ
る。
【0064】この結果、このラバーブツシユ14自身が
第1の回動軸線L1に沿つてある限られた範囲ではある
が、ゴム製のインナスリーブ14bの弾性変形に基づき
、偏倚可能な状態にある。従つて、この第5の変形例に
おいては、車輪FRがモーメントを受けたりブレーキが
作動して、車体前後方向の力を受けた場合に、上述した
ラバーブツシユ14のインナスリーブ14bで弾性変形
が発生し、この第1の回動軸線L1に沿つてホイールサ
ポート12は偏倚する事になる。
【0065】ここで、この第1の回動軸線L1は、この
第5の変形例においては、第2の回動軸線L2に対して
平面視で所定鋭角Yで傾斜しているので、上述したホイ
ールサポート12の第1の回動軸線L1に沿う偏倚に基
づき、車輪FRのトーが変化する事になる。この様にし
て、この第5の変形例においては、第1の回動軸線L1
を第2の回動軸線L2に対して平面視で傾斜させている
事と、ラバーブツシユ14を介してホイールサポート1
2の上下の部分12a,12bを連結させている事とに
より、車輪FRのトーを確実に変化させることが出来る
事になる。
【0066】要は、上述した第4及び第5の変形例から
、第1の回動軸線L1は第2の回動軸線L2に対して側
面視で、また、正面視で、夫々、傾斜しているという事
は、これらを総合すると、所謂ねじれの位置の関係で立
体的に交差している状態に設定されている事を意味する
ものである。また、上述した一実施例及び第5の変形例
においては、ホイールサポート12の上下の部分12a
,12bをラバーブツシユ14を介して、第1の回動軸
線L1回りに回動自在に軸支する様に説明したが、この
発明は、この様な構成に限定されることなく、図8に第
6の変形例として示す様に、ホイールサポート12の上
下の部分12a,12bは、第1の回動軸線L1に沿つ
ての偏倚が禁止されたリジツドタイプのブツシユ40を
介して、回動自在に取り付けられる様に構成してもよい
【0067】即ち、このブツシユ40は、図8に示す様
に、回動支軸40aと、この回動支軸40aに図示しな
いインナレースを外嵌されたベアリング40bと、この
ベアリング40bの図示しないアウタレースに外嵌され
た金属製のアウタスリーブ40cとから構成されている
【0068】そして、上述したリジツドタイプのブツシ
ユ40の回動支軸40aは、その両端を、取り付けブラ
ケツト36の両支持片36a,36bの先端部に掛け渡
された状態で、取り付けられている。また、このブツシ
ユ40のアウタスリーブ40cには、上述した下方部分
12aの上端が一体的に接合されている。
【0069】このように第1の回動軸線L1に沿つての
偏倚が禁止されたベアリング40を用いる事により、こ
の第6の変形例においては、第1の回動軸線L1を第2
の回動軸線L2に対して平面視で傾斜させている事のみ
に基づき、車輪FRのトーが変化することになる。
【0070】
【発明の効果】以上詳述した様に、この発明に係わる車
両のサスペンシヨン装置は、車輪を回転自在に支持する
車輪支持部材であつて、上方に位置する上方部分及び下
方に位置する下方部分に分割され、上下両部分が車体略
前後方向に沿って延出する第1の軸線回りに回動自在に
連結された車輪支持部材と、この車輪支持部材の下方部
分の下部に一端を枢着され、他端を車体側に車体略前後
方向に沿って延出する第2の軸線回りに回動自在に軸支
されたロアアームと、前記車輪支持部材の上方部分の上
部に一端を枢着され、他端を車体側に回動自在に軸支さ
れたアツパアームと、前記車輪支持部材の上方部分及び
下方部分の何れか一方に一端を枢着され、他端を車体側
またはロアアームまたはアツパアームに回動自在に軸支
されたコントロールアームとを具備する事を特徴として
いる。
【0071】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記コントロールアームの一端は、
前記車輪支持部材の下方部分の上端に枢着されている事
を特徴としている。
【0072】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記コントロールアームの他端は、
車体側に回動自在に軸支されている事を特徴としている
【0073】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記コントロールアームの他端は、
前記アツパアームに回動自在に軸支されている事を特徴
としている。
【0074】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記コントロールアームの一端は、
前記車輪支持部材の上方部分の下端に枢着されている事
を特徴としている。
【0075】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記コントロールアームの他端は、
車体側に回動自在に軸支されている事を特徴としている
【0076】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記コントロールアームの他端は、
前記ロアアームに回動自在に軸支されている事を特徴と
している。
【0077】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記コントロールアームの前記一端
は、キングピン軸上から外れた位置で枢着されている事
を特徴としている。
【0078】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記車輪支持部材の下方部分及び上
方部分は、前記第1の回動軸線上に配設されたブツシユ
を介して、互いに回動自在に軸支されている事を特徴と
している。
【0079】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記ブツシユは、前記第1の回動軸
線の延出方向に沿つて弾性的に偏倚可能なラバーブツシ
ユから構成されている事を特徴としている。
【0080】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記第1の回動軸線は、前記ロアア
ームの他端における第2の回動軸線に対して、側面視で
所定鋭角で傾斜している事を特徴としている。
【0081】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記第1の回動軸線は、前記ロアア
ームの他端における第2の回動軸線に対して、平面視で
所定鋭角で傾斜している事を特徴としている。
【0082】また、この発明に係わる車両のサスペンシ
ヨン装置において、前記車輪は、転舵輪であり、前記車
輪支持部材の下方部分には、タイロツドが接続されてい
る事を特徴としている。
【0083】従つて、この発明によれば、アーム長を長
く取らなくとも、ダブルウイツシユボーン式のサスペン
シヨン装置に匹敵するような軽量・コンパクトな構成で
、高い次元での走行安定性を達成する事の出来る新規な
構成の車両のサスペンシヨン装置が提供される事になる
【0084】また、この発明によれば、アーム長の長い
ダブルウイツシユボーン式に匹敵するようなキヤンバ変
化特性を得ることが出来る車両のサスペンシヨン装置が
提供される事になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる車両のサスペンシヨン装置の
一実施例の構成を概略的に示す斜視図である。
【図2】図1に示されるサスペンシヨン装置に採用され
たラバーブツシユの構成を取り出して示す平面断面図で
ある。
【図3】この一実施例のサスペンシヨン装置の第1の変
形例の構成を概略的に示す斜視図である。
【図4】この一実施例のサスペンシヨン装置の第2の変
形例の構成を概略的に示す斜視図である。
【図5】この一実施例のサスペンシヨン装置の第3の変
形例の構成を概略的に示す斜視図である。
【図6】この一実施例のサスペンシヨン装置の第4の変
形例の構成を概略的に示す正面図である。
【図7】この一実施例のサスペンシヨン装置の第5の変
形例の構成を概略的に示す平面図である。
【図8】この一実施例のサスペンシヨン装置の第6の変
形例に係わるリジツドタイプのブツシユの構成を取り出
して示す平面断面図である。
【符号の説明】
10    サスペンシヨン装置、 12    ホイールサポート、 12a  下方部分、 12b  上方部分、 14    ラバーブツシユ、 16    ロアアーム、 18a;18b  ラバーブツシユ、 20    アツパアーム、 22    ボールジヨイント、 24    ラバーブツシユ、 26    コントロールアーム、 28    ラバーブツシユ、 30    ナツクルアーム、 32    タイロツド、 34    ボールジヨイント、 36    取り付けブラケツト、 36a,36b  支持片、そして 40    リジツドタイプのブツシユである。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車輪を回転自在に支持する車輪支持部
    材であつて、上方に位置する上方部分及び下方に位置す
    る下方部分に分割され、上下両部分が車体略前後方向に
    沿って延出する第1の軸線回りに回動自在に連結された
    車輪支持部材と、  この車輪支持部材の下方部分の下
    部に一端を枢着され、他端を車体側に車体略前後方向に
    沿って延出する第2の軸線回りに回動自在に軸支された
    ロアアームと、前記車輪支持部材の上方部分の上部に一
    端を枢着され、他端を車体側に回動自在に軸支されたア
    ツパアームと、前記車輪支持部材の上方部分及び下方部
    分の何れか一方に一端を枢着され、他端を車体側または
    ロアアームまたはアツパアームに回動自在に軸支された
    コントロールアームとを具備する事を特徴とする車両の
    サスペンシヨン装置。
  2. 【請求項2】  前記コントロールアームの一端は、前
    記車輪支持部材の下方部分の上端に枢着されている事を
    特徴とする請求項1記載の車両のサスペンシヨン装置。
  3. 【請求項3】  前記コントロールアームの他端は、車
    体側に回動自在に軸支されている事を特徴とする請求項
    2記載の車両のサスペンシヨン装置。
  4. 【請求項4】  前記コントロールアームの他端は、前
    記アツパアームに回動自在に軸支されている事を特徴と
    する請求項2記載の車両のサスペンシヨン装置。
  5. 【請求項5】  前記コントロールアームの一端は、前
    記車輪支持部材の上方部分の下端に枢着されている事を
    特徴とする請求項1記載の車両のサスペンシヨン装置。
  6. 【請求項6】  前記コントロールアームの他端は、車
    体側に回動自在に軸支されている事を特徴とする請求項
    5記載の車両のサスペンシヨン装置。
  7. 【請求項7】  前記コントロールアームの他端は、前
    記ロアアームに回動自在に軸支されている事を特徴とす
    る請求項5記載の車両のサスペンシヨン装置。
  8. 【請求項8】  前記コントロールアームの前記一端は
    、キングピン軸上から外れた位置で枢着されている事を
    特徴とする請求項1記載の車両のサスペンシヨン装置。
  9. 【請求項9】  前記車輪支持部材の下方部分及び上方
    部分は、前記第1の回動軸線上に配設されたブツシユを
    介して、互いに回動自在に軸支されている事を特徴とす
    る請求項1記載の車両のサスペンシヨン装置。
  10. 【請求項10】  前記ブツシユは、前記第1の回動軸
    線の延出方向に沿つて弾性的に偏倚可能なラバーブツシ
    ユから構成されている事を特徴とする請求項9記載の車
    両のサスペンシヨン装置。
  11. 【請求項11】  前記第1の回動軸線は、前記ロアア
    ームの他端における第2の回動軸線に対して、側面視で
    所定鋭角で傾斜している事を特徴とする請求項1記載の
    車両のサスペンシヨン装置。
  12. 【請求項12】  前記第1の回動軸線は、前記ロアア
    ームの他端における第2の回動軸線に対して、平面視で
    所定鋭角で傾斜している事を特徴とする請求項1記載の
    車両のサスペンシヨン装置。
  13. 【請求項13】  前記車輪は、転舵輪であり、前記車
    輪支持部材の下方部分には、タイロツドが接続されてい
    る事を特徴とする請求項 1記載の車両のサスペンシヨ
    ン装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0574910U (ja) * 1992-03-17 1993-10-12 株式会社ヨロズ 独立懸架式サスペンション
JPH10508226A (ja) * 1994-10-18 1998-08-18 ルーベン フリース コンパクトディスク、引出等のためのラック装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0574910U (ja) * 1992-03-17 1993-10-12 株式会社ヨロズ 独立懸架式サスペンション
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