JPH04293170A - 多層プリント配線板自動設計装置の配線処理装置 - Google Patents
多層プリント配線板自動設計装置の配線処理装置Info
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- JPH04293170A JPH04293170A JP3080455A JP8045591A JPH04293170A JP H04293170 A JPH04293170 A JP H04293170A JP 3080455 A JP3080455 A JP 3080455A JP 8045591 A JP8045591 A JP 8045591A JP H04293170 A JPH04293170 A JP H04293170A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多層プリント配線板自動
設計装置の配線処理装置に関する。
設計装置の配線処理装置に関する。
【0002】各種電子機器の小型化、高速化、多機能化
の要求に伴い、半導体素子は高速、高集積化されている
。しかも、そのパッケージは、小型、多端子化の傾向に
あり、DIPやPGA等の挿入実装はもとより、SMD
等の表面実装も広く行われるようになってきている。
の要求に伴い、半導体素子は高速、高集積化されている
。しかも、そのパッケージは、小型、多端子化の傾向に
あり、DIPやPGA等の挿入実装はもとより、SMD
等の表面実装も広く行われるようになってきている。
【0003】このようなパッケージを実装するプリント
配線板においては、高密度化、多層化による配線収容量
の増加及び高品質化が要求され、また、続々と発表され
る新製品に対応して、プリント配線板設計作業の納期が
短縮される等、設計部門における作業負担が増大してい
る。このような作業負担を軽減するため、設計現場には
自動設計装置が導入されており、高密度配線を実現する
とともに、高速処理が可能な自動設計装置の提供が要請
されている。
配線板においては、高密度化、多層化による配線収容量
の増加及び高品質化が要求され、また、続々と発表され
る新製品に対応して、プリント配線板設計作業の納期が
短縮される等、設計部門における作業負担が増大してい
る。このような作業負担を軽減するため、設計現場には
自動設計装置が導入されており、高密度配線を実現する
とともに、高速処理が可能な自動設計装置の提供が要請
されている。
【0004】
【従来の技術】一般に、多層プリント配線板自動設計装
置は、システムコントローラ、ディスプレイ、キーボー
ド、磁気ディスク装置、タブレット等から構成されてい
る。設計者はディスプレイの画面上で、コマンドや指定
したい位置等をタブレットにより選択し、あるいはメッ
セージに応じて適当な情報をキー入力していくことによ
り、対話形式で作業を進めるようになっている。使用頻
度の高い部品や汎用性の高いパターン等の登録機能、パ
ターンの追加、削除やある配線済みの部品やパターンを
他の位置に移動する編集機能、部品配置の終了した基板
に対して、指定された二点間を順次自動配線していく自
動配線処理機能等の種々の機能を有している。
置は、システムコントローラ、ディスプレイ、キーボー
ド、磁気ディスク装置、タブレット等から構成されてい
る。設計者はディスプレイの画面上で、コマンドや指定
したい位置等をタブレットにより選択し、あるいはメッ
セージに応じて適当な情報をキー入力していくことによ
り、対話形式で作業を進めるようになっている。使用頻
度の高い部品や汎用性の高いパターン等の登録機能、パ
ターンの追加、削除やある配線済みの部品やパターンを
他の位置に移動する編集機能、部品配置の終了した基板
に対して、指定された二点間を順次自動配線していく自
動配線処理機能等の種々の機能を有している。
【0005】上記自動配線機能は、部品が搭載されるラ
ンドとランド、あるいは、ランドと層間連絡パターンで
あるビア等を、ビア、同一層内連絡パターンであるライ
ンを適宜配置して接続する機能であり、形成(配置)し
ようとするライン、ビアにとって障害物となる既存の要
素(本願明細書中では、ライン、ランド、ビア、及び予
め指定されている配線禁止領域等をいう)に対して干渉
せず、且つ所定の間隙値以上の間隙を保って、該ライン
、ビアを形成する必要がある。
ンドとランド、あるいは、ランドと層間連絡パターンで
あるビア等を、ビア、同一層内連絡パターンであるライ
ンを適宜配置して接続する機能であり、形成(配置)し
ようとするライン、ビアにとって障害物となる既存の要
素(本願明細書中では、ライン、ランド、ビア、及び予
め指定されている配線禁止領域等をいう)に対して干渉
せず、且つ所定の間隙値以上の間隙を保って、該ライン
、ビアを形成する必要がある。
【0006】一般に、各要素間(ライン−ライン間、ラ
イン−ランド間、ライン−ビア間、及びビア−ビア間等
)で必要な最小間隙値は、それぞれに固有であり、また
、形成すべきライン等により構成される回路の系列(T
TL,ECL等)によっても異なる。
イン−ランド間、ライン−ビア間、及びビア−ビア間等
)で必要な最小間隙値は、それぞれに固有であり、また
、形成すべきライン等により構成される回路の系列(T
TL,ECL等)によっても異なる。
【0007】そして、従来は、上記各要素間に固有な最
小間隙値を考慮することなく、一律に固定値とし、即ち
、各要素間に固有な最小間隙値のうち最も大きいもの以
上の値として、配線処理を実施している。
小間隙値を考慮することなく、一律に固定値とし、即ち
、各要素間に固有な最小間隙値のうち最も大きいもの以
上の値として、配線処理を実施している。
【0008】また、ランド、ビアの大きさやラインの線
幅を考慮して、予めライン形成可能位置、ビア形成可能
位置を、所定間隙値以上が保たれるように固定的に設定
して配線モデルを形成し、この配線モデルに基づき配線
処理を行うことにより、詳細な間隙値を保つための計算
を省略することも行われている。
幅を考慮して、予めライン形成可能位置、ビア形成可能
位置を、所定間隙値以上が保たれるように固定的に設定
して配線モデルを形成し、この配線モデルに基づき配線
処理を行うことにより、詳細な間隙値を保つための計算
を省略することも行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近時において
は、表面実装部品の使用が増えてきており、高密度化の
要請から表面実装部品は端子ピッチが狭くなる傾向にあ
るとともに、ビアも微小化の傾向にあり、上記の従来技
術では、各要素間の間隙値を不必要に広く設定している
ことから、配線収容率の向上に限界があるという問題が
ある。
は、表面実装部品の使用が増えてきており、高密度化の
要請から表面実装部品は端子ピッチが狭くなる傾向にあ
るとともに、ビアも微小化の傾向にあり、上記の従来技
術では、各要素間の間隙値を不必要に広く設定している
ことから、配線収容率の向上に限界があるという問題が
ある。
【0010】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、各要素間で必要な
最小間隙値を考慮した配線処理を実施して配線収容率の
向上を図るとともに、この配線処理を高速に実施するこ
とができる多層プリント配線板自動設計装置の配線処理
装置を提供することにある。
のであり、その目的とするところは、各要素間で必要な
最小間隙値を考慮した配線処理を実施して配線収容率の
向上を図るとともに、この配線処理を高速に実施するこ
とができる多層プリント配線板自動設計装置の配線処理
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1に示す本発明の原理
構成図を参照して説明する。
構成図を参照して説明する。
【0012】この多層プリント配線板自動設計装置の配
線処理装置は、多層プリント配線板の各層毎に、複数の
所定間隔で配列された配線走行軸を想定し、該配線走行
軸が互いに直交するX層及びY層を用いて接続すべき二
点間を配線処理する装置である。
線処理装置は、多層プリント配線板の各層毎に、複数の
所定間隔で配列された配線走行軸を想定し、該配線走行
軸が互いに直交するX層及びY層を用いて接続すべき二
点間を配線処理する装置である。
【0013】そして、この配線処理装置は、第一乃至第
十記憶部1〜10を備えており、第一乃至第四記憶部1
〜4には、予め設定され、又は、この配線処理装置によ
る処理の前に実施される各種の設計処理において生成さ
れた各種の情報が格納されている。
十記憶部1〜10を備えており、第一乃至第四記憶部1
〜4には、予め設定され、又は、この配線処理装置によ
る処理の前に実施される各種の設計処理において生成さ
れた各種の情報が格納されている。
【0014】即ち、第一記憶部1には、部品を搭載する
ためのランドの位置、形状を含む部品情報が格納されて
いる。第二記憶部2には、ビアの位置、配線禁止領域を
含む基本定義情報が格納されている。第三記憶部3には
、ライン、ランド、ビア、及び配線禁止領域を含む複数
の要素のうち、二つの要素間で保たれるべき間隙値が、
要素の系列に従って付与された複数のネットコードに対
応してそれぞれ設定された間隙値定義情報が格納されて
いる。第四記憶部4には、接続すべき二点についての複
数の接続情報が、該当するネットコードとともに格納さ
れている。
ためのランドの位置、形状を含む部品情報が格納されて
いる。第二記憶部2には、ビアの位置、配線禁止領域を
含む基本定義情報が格納されている。第三記憶部3には
、ライン、ランド、ビア、及び配線禁止領域を含む複数
の要素のうち、二つの要素間で保たれるべき間隙値が、
要素の系列に従って付与された複数のネットコードに対
応してそれぞれ設定された間隙値定義情報が格納されて
いる。第四記憶部4には、接続すべき二点についての複
数の接続情報が、該当するネットコードとともに格納さ
れている。
【0015】第五乃至第九記憶部5〜9には、この配線
処理装置内で生成される各種の中間情報が格納され、第
十記憶部10には、この配線処理装置による配線処理の
結果が情報として格納される。
処理装置内で生成される各種の中間情報が格納され、第
十記憶部10には、この配線処理装置による配線処理の
結果が情報として格納される。
【0016】そして、この配線処理装置は、前記第一乃
至第五記憶部1〜5の各情報に基づき、該当する間隙値
を含む配線の障害となる部分を前記配線走行軸から切除
して、配線走行軸のうちラインの形成が可能な部分を始
点−終点で表現した空ライン情報を、接続に用いるX層
、Y層について生成し、第六記憶部6に格納する空ライ
ン情報生成部11と、該空ライン情報と同様の形式で表
現されたビア形成が可能な位置を示す空ビア情報を生成
し、第七記憶部7に格納する空ビア情報生成部12と、
前記第四、第六及び第七記憶部4,6,7の各情報に基
づき、接続すべき二点間を配線処理し、配線結果情報を
出力するとともに、形成されたライン及びビアについて
の配線ライン・ビア情報を、前記第四記憶部4に追加格
納する配線処理部16とを、備えている。
至第五記憶部1〜5の各情報に基づき、該当する間隙値
を含む配線の障害となる部分を前記配線走行軸から切除
して、配線走行軸のうちラインの形成が可能な部分を始
点−終点で表現した空ライン情報を、接続に用いるX層
、Y層について生成し、第六記憶部6に格納する空ライ
ン情報生成部11と、該空ライン情報と同様の形式で表
現されたビア形成が可能な位置を示す空ビア情報を生成
し、第七記憶部7に格納する空ビア情報生成部12と、
前記第四、第六及び第七記憶部4,6,7の各情報に基
づき、接続すべき二点間を配線処理し、配線結果情報を
出力するとともに、形成されたライン及びビアについて
の配線ライン・ビア情報を、前記第四記憶部4に追加格
納する配線処理部16とを、備えている。
【0017】前記空ライン情報生成部11は、前記第一
乃至第三及び第五記憶部1〜3,5の各情報に基づき、
ランド、ビアを障害物とした配線不能領域を、前記配線
走行軸について始点−終点で表現した空ライン削除範囲
情報を生成し、第八記憶部8に格納する空ライン削除範
囲情報生成部13と、前記第一乃至第三及び第五記憶部
1〜3,5の各情報に基づき、ランドとビア以外の要素
を障害物とした配線可能領域を、前記配線走行軸につい
て始点−終点で表現したマスタ空ライン情報を生成し、
第九記憶部9に格納するマスタ空ライン情報生成部14
と、前記第四、第八及び第九記憶部4,8,9の各情報
に基づき、前記空ライン情報を生成し、前記第六記憶部
6に格納する作業用空ライン情報生成部15とから構成
されている。
乃至第三及び第五記憶部1〜3,5の各情報に基づき、
ランド、ビアを障害物とした配線不能領域を、前記配線
走行軸について始点−終点で表現した空ライン削除範囲
情報を生成し、第八記憶部8に格納する空ライン削除範
囲情報生成部13と、前記第一乃至第三及び第五記憶部
1〜3,5の各情報に基づき、ランドとビア以外の要素
を障害物とした配線可能領域を、前記配線走行軸につい
て始点−終点で表現したマスタ空ライン情報を生成し、
第九記憶部9に格納するマスタ空ライン情報生成部14
と、前記第四、第八及び第九記憶部4,8,9の各情報
に基づき、前記空ライン情報を生成し、前記第六記憶部
6に格納する作業用空ライン情報生成部15とから構成
されている。
【0018】さらに、前記配線処理部16は、前記第四
記憶部4の接続情報のうち同一のネットコードが付与さ
れているものが連続するように、配線処理を順次行うよ
うに構成されている。
記憶部4の接続情報のうち同一のネットコードが付与さ
れているものが連続するように、配線処理を順次行うよ
うに構成されている。
【0019】
【作用】本発明によると、各要素間で保つべき間隙値を
記憶・保持し、これらの間隙値を全て考慮に入れて、配
線処理の前処理として、空ライン情報及び空ビア情報を
生成し、この空ライン情報及び空ビア情報に基づき接続
すべき二点間の配線処理を行うようにしている。この空
ライン情報及び空ビア情報は、上述の如く配線走行軸の
うちライン又はビアの形成が可能な部分を、始点−終点
で表現した情報であり、このような表現形式により情報
量が少なくなり、配線処理に要する計算負荷を低減する
ことができる。
記憶・保持し、これらの間隙値を全て考慮に入れて、配
線処理の前処理として、空ライン情報及び空ビア情報を
生成し、この空ライン情報及び空ビア情報に基づき接続
すべき二点間の配線処理を行うようにしている。この空
ライン情報及び空ビア情報は、上述の如く配線走行軸の
うちライン又はビアの形成が可能な部分を、始点−終点
で表現した情報であり、このような表現形式により情報
量が少なくなり、配線処理に要する計算負荷を低減する
ことができる。
【0020】また、空ライン情報生成においては、マス
タ空ライン情報と空ライン削除範囲情報を持つことによ
り、各間隙値が前回配線処理したものと変化がない場合
には、このマスタ空ライン情報と空ライン削除範囲情報
を新たに生成することなく、前回の配線処理に使用した
ものを流用することができ、空ライン情報の生成に要す
る時間を大幅に短縮することができる。そして、同一の
ネットコードが付与されているものが連続するように配
線処理を順次行うようにしているから、上述の如き流用
の機会が増加し、全体としての処理時間を大幅に短縮す
ることが可能である。
タ空ライン情報と空ライン削除範囲情報を持つことによ
り、各間隙値が前回配線処理したものと変化がない場合
には、このマスタ空ライン情報と空ライン削除範囲情報
を新たに生成することなく、前回の配線処理に使用した
ものを流用することができ、空ライン情報の生成に要す
る時間を大幅に短縮することができる。そして、同一の
ネットコードが付与されているものが連続するように配
線処理を順次行うようにしているから、上述の如き流用
の機会が増加し、全体としての処理時間を大幅に短縮す
ることが可能である。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
【0022】まず、図1における第三記憶部3に格納さ
れている間隙値定義情報について説明する。一般に、各
要素間(ライン−ライン間、ライン−ランド間、ライン
−ビア間、ランド−ビア間、ライン−禁止領域間、ライ
ン−バカ穴間、ライン−SMD端子間等)で必要な最小
間隙値は、それぞれに固有であり、また、形成すべきラ
イン等により構成される回路の系列(TTL,ECL等
)によっても異なることは上述した通りである。従って
、本実施例においては、配線処理により形成されるライ
ン、ビア等のパターンを各系列毎に分類し、図2に示さ
れているように、それぞれにネットコードを付与してい
る。具体的には、図1における第四記憶部4内の接続す
べき二点についての接続情報に対応してこれらのネット
コードが格納されている。
れている間隙値定義情報について説明する。一般に、各
要素間(ライン−ライン間、ライン−ランド間、ライン
−ビア間、ランド−ビア間、ライン−禁止領域間、ライ
ン−バカ穴間、ライン−SMD端子間等)で必要な最小
間隙値は、それぞれに固有であり、また、形成すべきラ
イン等により構成される回路の系列(TTL,ECL等
)によっても異なることは上述した通りである。従って
、本実施例においては、配線処理により形成されるライ
ン、ビア等のパターンを各系列毎に分類し、図2に示さ
れているように、それぞれにネットコードを付与してい
る。具体的には、図1における第四記憶部4内の接続す
べき二点についての接続情報に対応してこれらのネット
コードが格納されている。
【0023】間隙値定義情報の一例が図3に示されてい
る。即ち、各要素間で保たれるべき間隙値がネットコー
ドに対応してそれぞれ設定されたマトリックス状の情報
である。
る。即ち、各要素間で保たれるべき間隙値がネットコー
ドに対応してそれぞれ設定されたマトリックス状の情報
である。
【0024】例えば、配線しようとする要素がラインで
あり、そのネットコードをBとした場合に、障害物がネ
ットコードAのラインである場合には、ライン−ライン
に対応する行において、ネットコードAに対応するもの
が「185」であり、ネットコードBに対応するものが
「200」であるから、これらのうち大きいもの、即ち
「200」を間隙値として採用する。このように、採用
する間隙値は、配線すべき要素の種類とネットコード及
び障害物となる要素の種類とネットコードに基づき抽出
した間隙値を比較して大きいものを採用する。尚、本実
施例においては、この間隙値定義情報は各層毎に設定可
能である。
あり、そのネットコードをBとした場合に、障害物がネ
ットコードAのラインである場合には、ライン−ライン
に対応する行において、ネットコードAに対応するもの
が「185」であり、ネットコードBに対応するものが
「200」であるから、これらのうち大きいもの、即ち
「200」を間隙値として採用する。このように、採用
する間隙値は、配線すべき要素の種類とネットコード及
び障害物となる要素の種類とネットコードに基づき抽出
した間隙値を比較して大きいものを採用する。尚、本実
施例においては、この間隙値定義情報は各層毎に設定可
能である。
【0025】図1における空ライン情報生成部11によ
り生成され、第六記憶部6に格納される空ライン情報の
構成を図4乃至図6を参照して説明する。
り生成され、第六記憶部6に格納される空ライン情報の
構成を図4乃至図6を参照して説明する。
【0026】図4(A)に示されているのは、多層プリ
ント配線板のX層に相当する層であり、同図(B)に示
されているのは、Y層に相当する層である。各層には、
同図に示されるように、複数の所定間隔で配列された配
線走行軸(配線トレース)Tが想定されており、X層と
Y層とではそれぞれの配線トレースTが直交するように
なっている。配線処理は、このようなX層とY層の二層
を用いて実施する。
ント配線板のX層に相当する層であり、同図(B)に示
されているのは、Y層に相当する層である。各層には、
同図に示されるように、複数の所定間隔で配列された配
線走行軸(配線トレース)Tが想定されており、X層と
Y層とではそれぞれの配線トレースTが直交するように
なっている。配線処理は、このようなX層とY層の二層
を用いて実施する。
【0027】また、同図において、四角で示されるのは
ランドであり、丸で示されるのがビアであり、太い実線
で示されるのがラインである。Sは配線の始点を示し、
Eは配線の終点を示す。尚、波線は空ライン領域、即ち
、ライン形成可能領域である。
ランドであり、丸で示されるのがビアであり、太い実線
で示されるのがラインである。Sは配線の始点を示し、
Eは配線の終点を示す。尚、波線は空ライン領域、即ち
、ライン形成可能領域である。
【0028】図5を参照して空ライン情報の生成過程を
説明する。同図において、T1 〜T5 は配線トレー
スを示しており、既に配線済み、あるいは設定済みの障
害物として、ビアV1 〜V4 が形成されており、V
1 とV2 を結ぶラインL1 とL2 が形成されて
おり、ビアV3 とV4 を結ぶラインL3 が形成さ
れているものとする。また、ランドS1 とE1 を始
終点とする系列のネットコードをAとし、V1 −L1
−L2 −V2 からなるパターンのネットコードを
Bとし、V3 −L3 −V4 からなるパターンのネ
ットコードをCとする。
説明する。同図において、T1 〜T5 は配線トレー
スを示しており、既に配線済み、あるいは設定済みの障
害物として、ビアV1 〜V4 が形成されており、V
1 とV2 を結ぶラインL1 とL2 が形成されて
おり、ビアV3 とV4 を結ぶラインL3 が形成さ
れているものとする。また、ランドS1 とE1 を始
終点とする系列のネットコードをAとし、V1 −L1
−L2 −V2 からなるパターンのネットコードを
Bとし、V3 −L3 −V4 からなるパターンのネ
ットコードをCとする。
【0029】まず、T1 〜T5 の各配線トレース上
での全範囲がライン形成可能領域として初期設定される
。次いで、配線の始点であるランドS1 と終点である
ランドE1 は障害物とはせず、その他のビアV1 〜
V4 及びラインL1 〜L3を障害物として、これら
の障害物により配線不能となる部分を上記の各配線トレ
ースT1 〜T5 についてのライン形成可能領域から
削除する。具体的には、V1 の障害物はビアであり、
ネットコードがBであるから、間隙値はネットコードA
のライン−ビア間隙とネットコードBのライン−ビア間
隙の大きい方の値を採用し、この間隙値をビアV1 の
周りに設定する。このイメージは同図に点線で示されて
いる。点線で示されている領域は、配線トレースT1
〜T3 にある範囲にわたって重なっているから、この
重なった範囲にはS1 とE2 を接続するためのライ
ンは入れないこととなる。従って、各配線トレースT1
〜T3 の点線で示される領域内に含まれる部分を削
除することにより、空ライン情報が生成される。
での全範囲がライン形成可能領域として初期設定される
。次いで、配線の始点であるランドS1 と終点である
ランドE1 は障害物とはせず、その他のビアV1 〜
V4 及びラインL1 〜L3を障害物として、これら
の障害物により配線不能となる部分を上記の各配線トレ
ースT1 〜T5 についてのライン形成可能領域から
削除する。具体的には、V1 の障害物はビアであり、
ネットコードがBであるから、間隙値はネットコードA
のライン−ビア間隙とネットコードBのライン−ビア間
隙の大きい方の値を採用し、この間隙値をビアV1 の
周りに設定する。このイメージは同図に点線で示されて
いる。点線で示されている領域は、配線トレースT1
〜T3 にある範囲にわたって重なっているから、この
重なった範囲にはS1 とE2 を接続するためのライ
ンは入れないこととなる。従って、各配線トレースT1
〜T3 の点線で示される領域内に含まれる部分を削
除することにより、空ライン情報が生成される。
【0030】図6は、上述のようにして生成された空ラ
イン情報の具体的な構成を示しており、図4に対応する
ものである。即ち、空ライン情報はX方向トレース管理
情報(A)、Y方向トレース管理情報(B)及び空ライ
ン範囲情報(C)から構成されている。X及びY方向管
理情報(A)及び(B)は、X層、Y層についての各配
線トレースの識別に対応したポインタが設定された情報
であり、空ライン範囲情報(C)は各配線トレース毎に
始点−終点の座標値(X層についてはX座標値、Y層に
ついてはY座標値)が障害物の数に応じて複数設定され
た情報である。X及びY方向トレース管理情報(A)及
び(B)のポインタは空ライン範囲情報(C)の対応す
る始点−終点座標値の最初のものが設定されている番地
を示すものである。
イン情報の具体的な構成を示しており、図4に対応する
ものである。即ち、空ライン情報はX方向トレース管理
情報(A)、Y方向トレース管理情報(B)及び空ライ
ン範囲情報(C)から構成されている。X及びY方向管
理情報(A)及び(B)は、X層、Y層についての各配
線トレースの識別に対応したポインタが設定された情報
であり、空ライン範囲情報(C)は各配線トレース毎に
始点−終点の座標値(X層についてはX座標値、Y層に
ついてはY座標値)が障害物の数に応じて複数設定され
た情報である。X及びY方向トレース管理情報(A)及
び(B)のポインタは空ライン範囲情報(C)の対応す
る始点−終点座標値の最初のものが設定されている番地
を示すものである。
【0031】また、空ライン範囲情報(C)には、各始
点−終点座標値に対応して同一配線トレース内の次の情
報の設定位置を示すポインタが格納されており、このポ
インタが示す番地を順次追いかけることにより、同一配
線トレース内の複数の始点−終点座標値を抽出すること
ができるようになっている。尚、同一配線トレース内に
おいて最後の始点−終点座標値に対応するポインタは「
0」となっており、これが最後であることを示すように
している。
点−終点座標値に対応して同一配線トレース内の次の情
報の設定位置を示すポインタが格納されており、このポ
インタが示す番地を順次追いかけることにより、同一配
線トレース内の複数の始点−終点座標値を抽出すること
ができるようになっている。尚、同一配線トレース内に
おいて最後の始点−終点座標値に対応するポインタは「
0」となっており、これが最後であることを示すように
している。
【0032】図7及び図8は、図1における空ビア情報
生成部12により生成され、第七記憶部7に格納される
空ビア情報の構成を説明するための図である。この空ビ
ア情報は、図8に示すように、X方向層(層1、層3、
…、層n−1)管理情報(A)、Y方向層(層2、層4
、…、層n)管理情報(B)、及び空ビア範囲情報(C
)から構成される。その内容は、上述の空ライン情報と
全く同様の構成である。
生成部12により生成され、第七記憶部7に格納される
空ビア情報の構成を説明するための図である。この空ビ
ア情報は、図8に示すように、X方向層(層1、層3、
…、層n−1)管理情報(A)、Y方向層(層2、層4
、…、層n)管理情報(B)、及び空ビア範囲情報(C
)から構成される。その内容は、上述の空ライン情報と
全く同様の構成である。
【0033】但し、空ライン情報は、配線に用いる二層
(X,Y層)についてのみ生成すれば良いが、空ビア情
報は、図7に示すように、貫通ビアを形成する場合には
全ての層について、層間ビアを形成する場合には、当該
二層間に介在する層を含む各層について、障害物を考慮
する必要があるので、これらの層全てについての情報が
設定されている点が異なる。このような構成としている
のは、ビア形成可能位置を個別に(X,Y)座標値で保
持するよりも、情報量が少なくて済むからである。従っ
て、実際にビアを形成できる位置は、各X層とY層のそ
れぞれの各配線トレースのうち障害物のない部分の交差
する位置となる。
(X,Y層)についてのみ生成すれば良いが、空ビア情
報は、図7に示すように、貫通ビアを形成する場合には
全ての層について、層間ビアを形成する場合には、当該
二層間に介在する層を含む各層について、障害物を考慮
する必要があるので、これらの層全てについての情報が
設定されている点が異なる。このような構成としている
のは、ビア形成可能位置を個別に(X,Y)座標値で保
持するよりも、情報量が少なくて済むからである。従っ
て、実際にビアを形成できる位置は、各X層とY層のそ
れぞれの各配線トレースのうち障害物のない部分の交差
する位置となる。
【0034】上述した空ライン情報を、図5を参照して
説明したように、単に配線トレースから障害物を順次切
除する形で生成すると、配線処理を行う度に、毎回空ラ
イン情報を作り直す必要が生じる。
説明したように、単に配線トレースから障害物を順次切
除する形で生成すると、配線処理を行う度に、毎回空ラ
イン情報を作り直す必要が生じる。
【0035】即ち、図9において、V1 ,V2 は配
線済みのビア、L1 は配線済みのライン、S1 ,E
1 ,S2 ,E2 はランドとし、S1 −E1 間
の配線の後にS2 −E2 間の配線を実施する場合に
、S1 −E1 間を配線するときの空ライン情報とし
ては、S1 ,E1 は障害物とは見なさずに、V1
,V2 ,L1 及びS2 ,E2 を障害物として生
成する必要がある。ところが、S1 −E1 間を配線
処理した後は、図10に示されるように、障害物として
、S1 ,L1 ,V1 ,L2 ,V2 ,L3 ,
E1 を加えるとともに、前回障害物としたS2 ,E
2 は障害物とは見なさないのである。従って、前回の
空ライン情報を流用することはできないのである。
線済みのビア、L1 は配線済みのライン、S1 ,E
1 ,S2 ,E2 はランドとし、S1 −E1 間
の配線の後にS2 −E2 間の配線を実施する場合に
、S1 −E1 間を配線するときの空ライン情報とし
ては、S1 ,E1 は障害物とは見なさずに、V1
,V2 ,L1 及びS2 ,E2 を障害物として生
成する必要がある。ところが、S1 −E1 間を配線
処理した後は、図10に示されるように、障害物として
、S1 ,L1 ,V1 ,L2 ,V2 ,L3 ,
E1 を加えるとともに、前回障害物としたS2 ,E
2 は障害物とは見なさないのである。従って、前回の
空ライン情報を流用することはできないのである。
【0036】しかし、配線処理を行う度に、毎回この空
ライン情報を生成するのは、計算負担が大であり、処理
の遅延を招くことになるので、本発明においては、空ラ
イン情報生成部11を上述したように構成して、これに
対処している。即ち、マスタ空ライン情報と空ライン削
除範囲情報を生成し、これらに基づいて空ライン情報を
生成するようにしているのである。
ライン情報を生成するのは、計算負担が大であり、処理
の遅延を招くことになるので、本発明においては、空ラ
イン情報生成部11を上述したように構成して、これに
対処している。即ち、マスタ空ライン情報と空ライン削
除範囲情報を生成し、これらに基づいて空ライン情報を
生成するようにしているのである。
【0037】マスタ空ライン情報は、図6に示した空ラ
イン情報と同様の構成の情報であり、ランドとビアは配
線処理時に始終点となる可能性があるため、これらを除
外した他の要素を障害物として反映させて、配線可能領
域を各配線トレースについて始点−終点で表現した情報
である。尚、マスタ空ライン情報は、プリント配線板全
域についての情報である。
イン情報と同様の構成の情報であり、ランドとビアは配
線処理時に始終点となる可能性があるため、これらを除
外した他の要素を障害物として反映させて、配線可能領
域を各配線トレースについて始点−終点で表現した情報
である。尚、マスタ空ライン情報は、プリント配線板全
域についての情報である。
【0038】空ライン削除範囲情報の構成は図11に示
されている。この空ライン削除範囲情報は、ランド及び
ビア毎に、配線トレースのうち該当するランド又はビア
が重なる部分を、始点−終点で表現した情報であり、ラ
ンド・ビア情報(A)と削除範囲情報(B)から構成さ
れる。ランド・ビア情報には、各ランド(ビア)毎に削
除範囲情報(B)の番地を示すポインタが設定され、削
除範囲情報(B)には、層番号、トレース番号、削除始
点−終点座標値、及び次の情報の格納番地を示すポイン
タが設定される。一のライン又はビアについて次の情報
がないときは、「0」が設定され、これが最後の情報で
あることを示している。
されている。この空ライン削除範囲情報は、ランド及び
ビア毎に、配線トレースのうち該当するランド又はビア
が重なる部分を、始点−終点で表現した情報であり、ラ
ンド・ビア情報(A)と削除範囲情報(B)から構成さ
れる。ランド・ビア情報には、各ランド(ビア)毎に削
除範囲情報(B)の番地を示すポインタが設定され、削
除範囲情報(B)には、層番号、トレース番号、削除始
点−終点座標値、及び次の情報の格納番地を示すポイン
タが設定される。一のライン又はビアについて次の情報
がないときは、「0」が設定され、これが最後の情報で
あることを示している。
【0039】図12及び図13を参照してこの空ライン
削除範囲情報を具体的に説明する。図12において、T
1 〜T5 は配線トレース、Lはランド、dは必要な
間隙値である。尚層番号はNとする。
削除範囲情報を具体的に説明する。図12において、T
1 〜T5 は配線トレース、Lはランド、dは必要な
間隙値である。尚層番号はNとする。
【0040】配線トレースT1 についてはX1 −X
2の範囲が、配線トレースT2 ついてはX3 −X4
の範囲が、配線トレースT3 についてはX5 −X
6 の範囲が、配線トレースT4 についてはX7 −
X8 の範囲が、配線トレースT5 についてはX9
−X10の範囲が、このランドLにより実質的に占有さ
れる部分である。この例について、空ライン削除範囲情
報を表現すると、図13のようになる。
2の範囲が、配線トレースT2 ついてはX3 −X4
の範囲が、配線トレースT3 についてはX5 −X
6 の範囲が、配線トレースT4 についてはX7 −
X8 の範囲が、配線トレースT5 についてはX9
−X10の範囲が、このランドLにより実質的に占有さ
れる部分である。この例について、空ライン削除範囲情
報を表現すると、図13のようになる。
【0041】即ち、ランド・ビア情報(A)に、ランド
Lについてのポインタが設定され、削除範囲情報(B)
のこのポインタが示す番地に、第一の情報(N,T1
,X1 −X2 )が設定されるとともに、次の情報が
格納されている番地を示すポインタが設定される。この
ポインタが示す番地に第二の情報(N,T2 ,X3
−X4 )が設定され、以後順次設定されて、第五の情
報(N,T5 ,X9 −X10)が設定され、これで
ランドL1 についての情報は終わりなので、ポインタ
として「0」が設定される。
Lについてのポインタが設定され、削除範囲情報(B)
のこのポインタが示す番地に、第一の情報(N,T1
,X1 −X2 )が設定されるとともに、次の情報が
格納されている番地を示すポインタが設定される。この
ポインタが示す番地に第二の情報(N,T2 ,X3
−X4 )が設定され、以後順次設定されて、第五の情
報(N,T5 ,X9 −X10)が設定され、これで
ランドL1 についての情報は終わりなので、ポインタ
として「0」が設定される。
【0042】図14に示す処理フローチャートを参照し
て、全体的な処理について説明する。
て、全体的な処理について説明する。
【0043】まず、第四記憶部4から接続情報を一つ抽
出し(ステップ「以下STと略す」1)、全ての接続情
報についての配線処理が終了したか否かを判定する(S
T2)。ST2において、未配線のものがある場合には
、前回の配線処理において使用したマスタ空ライン情報
をそのまま使用することができるか否かを判定し(ST
3)、即ち、ラインに関連した間隙値又はラインの線幅
が変化したか否かを判定し、変化がある場合には、第一
記憶部1の部品情報、第二記憶部2の基本定義情報、第
三記憶部3の間隙値定義情報、及び第五記憶部5の配線
ライン・ビア情報に基づいて、マスタ空ライン情報を再
生成し、第九記憶部9に格納する(ST4)。
出し(ステップ「以下STと略す」1)、全ての接続情
報についての配線処理が終了したか否かを判定する(S
T2)。ST2において、未配線のものがある場合には
、前回の配線処理において使用したマスタ空ライン情報
をそのまま使用することができるか否かを判定し(ST
3)、即ち、ラインに関連した間隙値又はラインの線幅
が変化したか否かを判定し、変化がある場合には、第一
記憶部1の部品情報、第二記憶部2の基本定義情報、第
三記憶部3の間隙値定義情報、及び第五記憶部5の配線
ライン・ビア情報に基づいて、マスタ空ライン情報を再
生成し、第九記憶部9に格納する(ST4)。
【0044】ST3において、変化がない場合、即ち前
回使用したマスタ空ライン情報がそのまま使用できる場
合には、ST4を実行せずにST5に進む。ST5にお
いて、第八記憶部8の空ライン削除範囲情報から、ST
1において抽出した接続すべき始終点に対応する要素(
ランド又はビア)についての情報を削除し、次いで、こ
の接続すべき始終点についての要素が削除された空ライ
ン削除範囲情報と第九記憶部9のマスタ空ライン情報に
基づき、空ライン情報を生成し、第六記憶部6に設定す
る(ST6)。
回使用したマスタ空ライン情報がそのまま使用できる場
合には、ST4を実行せずにST5に進む。ST5にお
いて、第八記憶部8の空ライン削除範囲情報から、ST
1において抽出した接続すべき始終点に対応する要素(
ランド又はビア)についての情報を削除し、次いで、こ
の接続すべき始終点についての要素が削除された空ライ
ン削除範囲情報と第九記憶部9のマスタ空ライン情報に
基づき、空ライン情報を生成し、第六記憶部6に設定す
る(ST6)。
【0045】次いで、前回の配線処理で使用した空ビア
情報が使用できるか否かを判定し、即ち、ビアについて
の間隙値又はビアの大きさが変化したか否かを判定し(
ST7)、変化がある場合には、第一記憶部1の部品情
報、第二記憶部2の基本定義情報、第三記憶部3の間隙
値定義情報、及び第五記憶部5の配線ライン・ビア情報
に基づき、空ビア情報を生成し、第七記憶部7に格納す
る(ST8)。ST7において、変化がない場合、即ち
、前回の配線処理で使用した空ビア情報をそのまま使用
することができる場合には、ST8を実行せずにST9
に進む。
情報が使用できるか否かを判定し、即ち、ビアについて
の間隙値又はビアの大きさが変化したか否かを判定し(
ST7)、変化がある場合には、第一記憶部1の部品情
報、第二記憶部2の基本定義情報、第三記憶部3の間隙
値定義情報、及び第五記憶部5の配線ライン・ビア情報
に基づき、空ビア情報を生成し、第七記憶部7に格納す
る(ST8)。ST7において、変化がない場合、即ち
、前回の配線処理で使用した空ビア情報をそのまま使用
することができる場合には、ST8を実行せずにST9
に進む。
【0046】ST9において、第六記憶部6の空ライン
情報及び第七記憶部7の空ビア情報に基づき、接続すべ
き始終点間を配線処理し、新たに形成したライン、ビア
を、第五記憶部5に格納する(ST9)。次いで、配線
に成功したか否かを判定し(ST10)、配線に成功し
た場合には、新たに形成したライン・ビアを障害物とし
て、第七記憶部7の空ビア情報及び第九記憶部9のマス
タ空ライン情報に追加登録し(ST11)、さらに第八
記憶部8の空ライン削除範囲情報に新たに形成したビア
についての情報を追加し(ST12)、ST1に戻る。 ST10において配線に失敗した場合にもST1に戻る
。
情報及び第七記憶部7の空ビア情報に基づき、接続すべ
き始終点間を配線処理し、新たに形成したライン、ビア
を、第五記憶部5に格納する(ST9)。次いで、配線
に成功したか否かを判定し(ST10)、配線に成功し
た場合には、新たに形成したライン・ビアを障害物とし
て、第七記憶部7の空ビア情報及び第九記憶部9のマス
タ空ライン情報に追加登録し(ST11)、さらに第八
記憶部8の空ライン削除範囲情報に新たに形成したビア
についての情報を追加し(ST12)、ST1に戻る。 ST10において配線に失敗した場合にもST1に戻る
。
【0047】以後、これらの処理が繰り返され、ST2
において、第四記憶部4の全ての接続情報についての配
線処理が終了したと判断した場合に、全ての配線処理結
果を第十記憶部10に格納し(ST13)、処理を終了
する。
において、第四記憶部4の全ての接続情報についての配
線処理が終了したと判断した場合に、全ての配線処理結
果を第十記憶部10に格納し(ST13)、処理を終了
する。
【0048】尚、本実施例においては、第四記憶部4に
格納されている接続情報は、それぞれ同一ネットコード
毎に分類されており、図14のST1においては、同一
のネットコードについての接続情報を順次抽出し、一の
ネットコードに分類される接続情報についての配線処理
が終了した時点で、他のネットコードに分類されている
接続情報を順次抽出し、以後これを繰り返すようにして
いる。
格納されている接続情報は、それぞれ同一ネットコード
毎に分類されており、図14のST1においては、同一
のネットコードについての接続情報を順次抽出し、一の
ネットコードに分類される接続情報についての配線処理
が終了した時点で、他のネットコードに分類されている
接続情報を順次抽出し、以後これを繰り返すようにして
いる。
【0049】本実施例によると、空ライン情報及び空ビ
ア情報は、各配線トレースについて、配線可能領域を始
点−終点範囲で表現した構成であるから、グリッドの細
分化、又は半グリッドレスの配線を行う場合にも適用が
可能な構造であり、情報量が少ない構成となっている。 また、空ライン情報の作成においては、マスタ空ライン
情報と空ライン削除範囲情報とを保持するようにしてお
り、マスタ空ライン情報は、ラインについての間隙値又
はラインの線幅が変化しない場合には、再生成する必要
がないから、処理時間を短縮することができる。さらに
、空ライン情報と空ビア情報を分離して持つことにより
、ライン関連の間隙変化とビア関連の間隙変化を別々に
扱え、間隙値の変更等が生じた場合に柔軟に対応するこ
とができる。
ア情報は、各配線トレースについて、配線可能領域を始
点−終点範囲で表現した構成であるから、グリッドの細
分化、又は半グリッドレスの配線を行う場合にも適用が
可能な構造であり、情報量が少ない構成となっている。 また、空ライン情報の作成においては、マスタ空ライン
情報と空ライン削除範囲情報とを保持するようにしてお
り、マスタ空ライン情報は、ラインについての間隙値又
はラインの線幅が変化しない場合には、再生成する必要
がないから、処理時間を短縮することができる。さらに
、空ライン情報と空ビア情報を分離して持つことにより
、ライン関連の間隙変化とビア関連の間隙変化を別々に
扱え、間隙値の変更等が生じた場合に柔軟に対応するこ
とができる。
【0050】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように構成したの
で、多層プリント配線板上に配置するランド、ライン、
ビア等の各要素の種類や回路の系列に応じた最小間隙値
を用いた配線処理が可能となり、プリント配線板の配線
収容率を向上でき、高密度実装化が図れるという効果を
奏する。また、配線処理に使用する空ライン情報、空ビ
ア情報の表現形式が簡略であり、さらに空ライン情報の
生成を合理的に行っているので、全体としての計算処理
負担が少なく、処理の高速化も図れるという効果がある
。
で、多層プリント配線板上に配置するランド、ライン、
ビア等の各要素の種類や回路の系列に応じた最小間隙値
を用いた配線処理が可能となり、プリント配線板の配線
収容率を向上でき、高密度実装化が図れるという効果を
奏する。また、配線処理に使用する空ライン情報、空ビ
ア情報の表現形式が簡略であり、さらに空ライン情報の
生成を合理的に行っているので、全体としての計算処理
負担が少なく、処理の高速化も図れるという効果がある
。
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明実施例におけるネットコードの付与例を
示す図である。
示す図である。
【図3】本発明実施例における間隙値定義情報の一例を
示す図である。
示す図である。
【図4】本発明実施例における空ライン情報の構成説明
図である。
図である。
【図5】本発明実施例における空ライン情報の生成の説
明図である。
明図である。
【図6】本発明実施例における空ライン情報の構成図で
ある。
ある。
【図7】本発明実施例における空ビア情報の構成説明図
である。
である。
【図8】本発明実施例における空ビア情報の構成図であ
る。
る。
【図9】空ライン情報生成過程における問題点の説明図
である。
である。
【図10】空ライン情報生成過程における問題点の説明
図である。
図である。
【図11】本発明実施例における空ライン削除範囲情報
の構成図である。
の構成図である。
【図12】本発明実施例における空ライン削除範囲情報
の具体例説明図である。
の具体例説明図である。
【図13】本発明実施例における空ライン削除範囲情報
の具体例説明図である。
の具体例説明図である。
【図14】本発明実施例における処理フローチャートで
ある。
ある。
1 第一記憶部(部品情報)
2 第二記憶部(基本定義情報)
3 第三記憶部(間隙値定義情報)
4 第四記憶部(接続情報)
5 第五記憶部(配線ライン・ビア情報)6 第六
記憶部(空ライン情報) 7 第七記憶部(空ビア情報) 8 第八記憶部(空ライン削除範囲情報)9 第九
記憶部(マスタ空ライン情報)10 第十記憶部(配
線結果情報) 11 空ライン情報生成部 12 空ビア情報生成部 13 空ライン削除範囲情報生成部 14 マスタ空ライン情報生成部 15 作業用空ライン情報生成部 16 配線処理部
記憶部(空ライン情報) 7 第七記憶部(空ビア情報) 8 第八記憶部(空ライン削除範囲情報)9 第九
記憶部(マスタ空ライン情報)10 第十記憶部(配
線結果情報) 11 空ライン情報生成部 12 空ビア情報生成部 13 空ライン削除範囲情報生成部 14 マスタ空ライン情報生成部 15 作業用空ライン情報生成部 16 配線処理部
Claims (3)
- 【請求項1】 多層プリント配線板の各層毎に、複数
の所定間隔で配列された配線走行軸を想定し、該配線走
行軸が互いに直交するX層及びY層を用いて接続すべき
二点間を配線処理する多層プリント配線板自動設計装置
の配線処理装置であって、部品を搭載するためのランド
の位置、形状を含む部品情報が格納された第一記憶部(
1) と、ビアの位置、配線禁止領域を含む基本定義情
報が格納された第二記憶部(2) と、ライン、ランド
、ビア、及び配線禁止領域を含む複数の要素のうち、二
つの要素間で保たれるべき間隙値が、要素の系列に従っ
て付与された複数のネットコードに対応してそれぞれ設
定された間隙値定義情報が格納された第三記憶部(3)
と、接続すべき二点についての複数の接続情報が、該
当するネットコードとともに格納された第四記憶部(4
) と、配線処理により形成されるライン及びビアにつ
いての配線ライン・ビア情報が格納される第五記憶部(
5) と、前記第一乃至第五記憶部(1〜5)の各情報
に基づき、該当する間隙値を含む配線の障害となる部分
を前記配線走行軸から切除して、配線走行軸のうちライ
ンの形成が可能な部分を始点−終点で表現した空ライン
情報を該X層、Y層毎に生成し、第六記憶部(6) に
格納する空ライン情報生成部(11)と、該空ライン情
報と同様の形式で表現されたビア形成が可能な位置を示
す空ビア情報を生成し、第七記憶部(7) に格納する
空ビア情報生成部(12)と、前記第四、第六及び第七
記憶部(4,6,7) の各情報に基づき、接続すべき
二点間を配線処理し、配線結果情報を出力するとともに
、形成されたライン及びビアについての配線ライン・ビ
ア情報を、前記第四記憶部(4) に追加格納する配線
処理部(16)とを、備えていることを特徴とする多層
プリント配線板自動設計装置の配線処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の多層プリント配線板
自動設計装置の配線処理装置において、前記第一乃至第
三及び第五記憶部(1〜3,5)の各情報に基づき、ラ
ンド、ビアを障害物とした配線不能領域を、前記配線走
行軸について始点−終点で表現した空ライン削除範囲情
報を生成し、第八記憶部(8) に格納する空ライン削
除範囲情報生成部(13)と、前記第一乃至第三及び第
五記憶部(1〜3,5)の各情報に基づき、ランドとビ
ア以外の要素を障害物とした配線可能領域を、前記配線
走行軸について始点−終点で表現したマスタ空ライン情
報を生成し、第九記憶部(9)に格納するマスタ空ライ
ン情報生成部(14)と、前記第四、第八及び第九記憶
部(4,8,9) の各情報に基づき、前記空ライン情
報を生成し、前記第六記憶部(6) に格納する作業用
空ライン情報生成部(15)とから、前記空ライン情報
生成部(11)を構成したことを特徴とする多層プリン
ト配線板自動設計装置の配線処理装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の多層プリント配線板
自動設計装置の配線処理装置において、前記第四記憶部
(4) の接続情報のうち同一のネットコードが付与さ
れているものが連続するように、配線処理を順次行うよ
うにしたことを特徴とする多層プリント配線板自動設計
装置の配線処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3080455A JPH04293170A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 多層プリント配線板自動設計装置の配線処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3080455A JPH04293170A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 多層プリント配線板自動設計装置の配線処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04293170A true JPH04293170A (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=13718737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3080455A Withdrawn JPH04293170A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 多層プリント配線板自動設計装置の配線処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04293170A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2023175963A1 (ja) * | 2022-03-18 | 2023-09-21 |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP3080455A patent/JPH04293170A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2023175963A1 (ja) * | 2022-03-18 | 2023-09-21 | ||
| WO2023175963A1 (ja) * | 2022-03-18 | 2023-09-21 | 三井金属鉱業株式会社 | 回路基板の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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