JPH04293935A - 内装用シート - Google Patents
内装用シートInfo
- Publication number
- JPH04293935A JPH04293935A JP8130391A JP8130391A JPH04293935A JP H04293935 A JPH04293935 A JP H04293935A JP 8130391 A JP8130391 A JP 8130391A JP 8130391 A JP8130391 A JP 8130391A JP H04293935 A JPH04293935 A JP H04293935A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- interior sheet
- mol
- desirable
- interior
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柔軟性を有する共重合
ポリエステルフイルムを用いた内装用シートに関する。
ポリエステルフイルムを用いた内装用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】壁紙や床材などに使用される内装用シー
トとしては、従来、軟質塩化ビニル樹脂シートあるいは
これと紙、布、他樹脂フイルム等との積層体に、着色、
印刷、コーティング(表面保護、静電気防止用など)な
どを施したもの、およびしぼ加工、エンボス加工などを
施したものが多用されている。この内装用シートには、
壁面や床面の形状に沿うことができるだけの十分な柔軟
性とともに、壁や床の隅等に貼るため展張した場合にも
容易には破断せずかつしわになりにくいだけの破断伸度
等が要求される。また、施工後弛みが生じたり、剥がれ
たりしない適度な応力の残存が要求されることも多い。
トとしては、従来、軟質塩化ビニル樹脂シートあるいは
これと紙、布、他樹脂フイルム等との積層体に、着色、
印刷、コーティング(表面保護、静電気防止用など)な
どを施したもの、およびしぼ加工、エンボス加工などを
施したものが多用されている。この内装用シートには、
壁面や床面の形状に沿うことができるだけの十分な柔軟
性とともに、壁や床の隅等に貼るため展張した場合にも
容易には破断せずかつしわになりにくいだけの破断伸度
等が要求される。また、施工後弛みが生じたり、剥がれ
たりしない適度な応力の残存が要求されることも多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
軟質塩化ビニルシートを用いた内装用シートには、以下
のような問題がある。
軟質塩化ビニルシートを用いた内装用シートには、以下
のような問題がある。
【0004】まず、軟質塩化ビニルにあっては、可塑剤
が経時により表面移行(ブリードアウト)するので、ブ
リードアウトした可塑剤自身によって表面の品位が低下
したり、衛生上の問題を生じたりするおそれがある。ま
た、ブリードアウトした可塑剤は粘着性の表層を形成す
るので、その表層に塵埃が付着し、やはり品位の低下や
衛生上の問題を招くおそれがある。
が経時により表面移行(ブリードアウト)するので、ブ
リードアウトした可塑剤自身によって表面の品位が低下
したり、衛生上の問題を生じたりするおそれがある。ま
た、ブリードアウトした可塑剤は粘着性の表層を形成す
るので、その表層に塵埃が付着し、やはり品位の低下や
衛生上の問題を招くおそれがある。
【0005】また、塩化ビニルは、耐薬品性がそれ程高
くないため、有機溶剤で汚れを落とすことができず、内
装用シート加工時および使用時に清浄化プロセスが複雑
になる等の問題が生じる。
くないため、有機溶剤で汚れを落とすことができず、内
装用シート加工時および使用時に清浄化プロセスが複雑
になる等の問題が生じる。
【0006】さらに、塩化ビニルはハロゲン元素を含有
するので、焼却すると有害ガスを発生する。そのため、
使用済みの内装用シートの処理が制限されることとなり
、結果的に、軟質塩化ビニルシートを内装用シートとし
て多量に使用することも、環境問題上制限されることに
なる。
するので、焼却すると有害ガスを発生する。そのため、
使用済みの内装用シートの処理が制限されることとなり
、結果的に、軟質塩化ビニルシートを内装用シートとし
て多量に使用することも、環境問題上制限されることに
なる。
【0007】上記問題に対し、難燃性の点からポリフッ
化ビニルなどを使用したものもあるが、コストが高く、
汎用用途、大量使用用途には適さない。
化ビニルなどを使用したものもあるが、コストが高く、
汎用用途、大量使用用途には適さない。
【0008】本発明は、上記のような軟質塩化ビニルシ
ートを用いた従来の内装用シートの問題点に着目し、必
要な柔軟性、望ましい破断伸度、応力残存率を有し、可
塑剤を含有せず該可塑剤ブリードアウトによる品位低下
や衛生上の問題を発生させない、かつ焼却時にも有害ガ
スを発生させない、大量使用に極めて好適な内装用シー
トを提供することを目的とする。
ートを用いた従来の内装用シートの問題点に着目し、必
要な柔軟性、望ましい破断伸度、応力残存率を有し、可
塑剤を含有せず該可塑剤ブリードアウトによる品位低下
や衛生上の問題を発生させない、かつ焼却時にも有害ガ
スを発生させない、大量使用に極めて好適な内装用シー
トを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本発明の
内装用シートは、ΔTcg が60℃以下の共重合ポリ
エステルからなり、引張りヤング率が0.1〜50kg
/mm2 の柔軟性フイルムを使用してなるものからな
る。
内装用シートは、ΔTcg が60℃以下の共重合ポリ
エステルからなり、引張りヤング率が0.1〜50kg
/mm2 の柔軟性フイルムを使用してなるものからな
る。
【0010】本発明の柔軟性ポリエステルフイルムを構
成する共重合ポリエステルは、冷結晶化温度(Tcc)
およびガラス転移温度(Tg)との差(Tcc−Tg)
で定義されるΔTcgが60℃以下であることが必要で
あり、好ましくは50℃以下である。ΔTcgが大き過
ぎると引張りヤング率が経時で上昇するおそれがあり、
柔軟性が悪化する等の問題を生じる。
成する共重合ポリエステルは、冷結晶化温度(Tcc)
およびガラス転移温度(Tg)との差(Tcc−Tg)
で定義されるΔTcgが60℃以下であることが必要で
あり、好ましくは50℃以下である。ΔTcgが大き過
ぎると引張りヤング率が経時で上昇するおそれがあり、
柔軟性が悪化する等の問題を生じる。
【0011】具体的な共重合ポリエステルの組成として
は、次のものが例示される。すなわち、ソフトセグメン
トとして、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコール等のポリオキシアルキレングリコール、あ
るいは、ポリε−カプロラクトン、アゼライン酸、セバ
シン酸、ドデカンジオン酸、ダイマー酸等のHOOC−
〔CH2 〕n −COOHの脂肪族ジカルボン酸と脂
肪族および/または脂環族ジオールからなる脂肪族ポリ
エステルであることが好ましいが、特にソフトセグメン
トとしては、長鎖脂肪族ジカルボン酸を含有しているこ
とが、柔軟性、破断伸度を良好とする上で好ましい。
は、次のものが例示される。すなわち、ソフトセグメン
トとして、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコール等のポリオキシアルキレングリコール、あ
るいは、ポリε−カプロラクトン、アゼライン酸、セバ
シン酸、ドデカンジオン酸、ダイマー酸等のHOOC−
〔CH2 〕n −COOHの脂肪族ジカルボン酸と脂
肪族および/または脂環族ジオールからなる脂肪族ポリ
エステルであることが好ましいが、特にソフトセグメン
トとしては、長鎖脂肪族ジカルボン酸を含有しているこ
とが、柔軟性、破断伸度を良好とする上で好ましい。
【0012】本発明において長鎖脂肪族ジカルボン酸と
は、セバシン酸、エイコ酸、ドデカンジオン酸、ダイマ
ー酸等の炭素数が8〜60のアルキレン基を有するジカ
ルボン酸であり、特に炭素数は10〜50の範囲が柔軟
性が良好となるので好ましい。
は、セバシン酸、エイコ酸、ドデカンジオン酸、ダイマ
ー酸等の炭素数が8〜60のアルキレン基を有するジカ
ルボン酸であり、特に炭素数は10〜50の範囲が柔軟
性が良好となるので好ましい。
【0013】特に本発明では、長鎖脂肪族ジカルボン酸
の中でも分岐状構造を有している長鎖分岐脂肪族ジカル
ボン酸であることが好ましく、この中でもダイマー酸を
用いることが柔軟性、破断伸度を良好とする上で好まし
い。ここで、ダイマー酸とはオレイン酸メチル等の不飽
和脂肪族カルボン酸メチルエステルを2量化反応によっ
て得られる鎖状分岐構造体と環状分岐構造体との混合物
であり、通常不飽和結合を分子中に有するが、水添化し
、臭素価を0.05〜10g/100g、好ましくは、
0.1〜5g/100gとしたものが、柔軟性、破断伸
度に優れるので好ましい。
の中でも分岐状構造を有している長鎖分岐脂肪族ジカル
ボン酸であることが好ましく、この中でもダイマー酸を
用いることが柔軟性、破断伸度を良好とする上で好まし
い。ここで、ダイマー酸とはオレイン酸メチル等の不飽
和脂肪族カルボン酸メチルエステルを2量化反応によっ
て得られる鎖状分岐構造体と環状分岐構造体との混合物
であり、通常不飽和結合を分子中に有するが、水添化し
、臭素価を0.05〜10g/100g、好ましくは、
0.1〜5g/100gとしたものが、柔軟性、破断伸
度に優れるので好ましい。
【0014】上記共重合ポリエステルのハードセグメン
トとしては、単独でポリマーを構成した際の融点が20
0℃以上、ガラス転移温度が90℃以下、ΔTcgが8
0℃以下であることが耐薬品性、耐溶剤性等を良好とす
る上で好ましく、具体的には、エチレンテレフタレート
、ブチレンテレフタレート、シクロヘキサンジメチレン
テレフタレート、シクロヘキサンジメチレンシクロヘキ
サンジカルボキシレート、ブチレン−ナフタレンジカル
ボキシレート等の芳香族及び/または脂環族エステルユ
ニットから選ばれた少なくとも一つより構成されている
ことが好ましい。特にこの中でもテレフタル酸残基を有
しているものが耐久性が良好となるので好ましい。
トとしては、単独でポリマーを構成した際の融点が20
0℃以上、ガラス転移温度が90℃以下、ΔTcgが8
0℃以下であることが耐薬品性、耐溶剤性等を良好とす
る上で好ましく、具体的には、エチレンテレフタレート
、ブチレンテレフタレート、シクロヘキサンジメチレン
テレフタレート、シクロヘキサンジメチレンシクロヘキ
サンジカルボキシレート、ブチレン−ナフタレンジカル
ボキシレート等の芳香族及び/または脂環族エステルユ
ニットから選ばれた少なくとも一つより構成されている
ことが好ましい。特にこの中でもテレフタル酸残基を有
しているものが耐久性が良好となるので好ましい。
【0015】ここで、好ましく用いられる該共重合ポリ
エステルの固有粘度としては、0.5〜2.0dl/g
、好ましくは、0.7〜1.8dl/g である。こ
のような固有粘度の範囲とすることにより、ポリエステ
ルフイルムの製膜性、機械特性共に良好になる。
エステルの固有粘度としては、0.5〜2.0dl/g
、好ましくは、0.7〜1.8dl/g である。こ
のような固有粘度の範囲とすることにより、ポリエステ
ルフイルムの製膜性、機械特性共に良好になる。
【0016】さらに、該共重合ポリエステルの融点(T
m)は、実用上130〜250℃であることが好ましく
、更に好ましくは、140〜230℃の範囲である。 また、ガラス転移温度(Tg)は、10℃以下が好まし
く、さらに好ましくは、0℃以下である。
m)は、実用上130〜250℃であることが好ましく
、更に好ましくは、140〜230℃の範囲である。 また、ガラス転移温度(Tg)は、10℃以下が好まし
く、さらに好ましくは、0℃以下である。
【0017】本発明における共重合ポリエステルは、ア
ルコール成分としてHO−(CH2 )2n−OH(n
:1〜10)から選ばれた少なくとも2種のジオール成
分残基を含有し、全酸成分に対して芳香族ジカルボン酸
残基を40〜99モル%、長鎖脂肪族ジカルボン酸残基
を60〜1モル%含有することが好ましい。
ルコール成分としてHO−(CH2 )2n−OH(n
:1〜10)から選ばれた少なくとも2種のジオール成
分残基を含有し、全酸成分に対して芳香族ジカルボン酸
残基を40〜99モル%、長鎖脂肪族ジカルボン酸残基
を60〜1モル%含有することが好ましい。
【0018】ここで、アルコール成分HO(CH2 )
2n−OH(n:1〜10)とは、エチレングリコール
、1,4ブタンジオール、1,6ヘキサンジオール、1
,8−オクタンジオール、等の脂肪族のジオール成分で
あり、好ましくは、nが1〜4の範囲であることが柔軟
性フイルムの機械特性、耐薬品性を良好とする上で好ま
しい。
2n−OH(n:1〜10)とは、エチレングリコール
、1,4ブタンジオール、1,6ヘキサンジオール、1
,8−オクタンジオール、等の脂肪族のジオール成分で
あり、好ましくは、nが1〜4の範囲であることが柔軟
性フイルムの機械特性、耐薬品性を良好とする上で好ま
しい。
【0019】本発明における共重合ポリエステルには、
上記のアルコール成分から少なくとも2つを含有するこ
とが好ましい。ここで、本発明では、各アルコール成分
が5モル%以上含有するとき存在すると定義する。
上記のアルコール成分から少なくとも2つを含有するこ
とが好ましい。ここで、本発明では、各アルコール成分
が5モル%以上含有するとき存在すると定義する。
【0020】アルコール成分を1成分系で構成しようと
すると、自己粘着性が強くなりすぎるという問題点を生
じる。特にジオール成分の一つが1,4ブタンジオール
であると機械特性が良好となるので好ましい。
すると、自己粘着性が強くなりすぎるという問題点を生
じる。特にジオール成分の一つが1,4ブタンジオール
であると機械特性が良好となるので好ましい。
【0021】また、若干量のプロピレングリコール、ネ
オペンチルグリコール等の分岐状グリコール残基を含有
することは許されるが、通常10モル%未満、好ましく
は5モル%未満にとどめておくことが好ましい。また同
様に、ジエチレングリコール等のエーテル基を含有する
アルコール成分も副生成分として含有することが許され
る。通常0.01〜4モル%程度の範囲である。
オペンチルグリコール等の分岐状グリコール残基を含有
することは許されるが、通常10モル%未満、好ましく
は5モル%未満にとどめておくことが好ましい。また同
様に、ジエチレングリコール等のエーテル基を含有する
アルコール成分も副生成分として含有することが許され
る。通常0.01〜4モル%程度の範囲である。
【0022】そして、本発明共重合ポリエステルは、好
ましくは芳香族ジカルボン酸残基を40〜99モル%、
長鎖脂肪族ジカルボン酸残基を60〜1モル%含有する
。芳香族ジカルボン酸残基が40モル%未満である場合
、耐久性に劣ったものになってしまう。一方、芳香族ジ
カルボン酸が99モル%を超える場合、柔軟性がなくな
り内装用シートとして不適なものになってしまう。
ましくは芳香族ジカルボン酸残基を40〜99モル%、
長鎖脂肪族ジカルボン酸残基を60〜1モル%含有する
。芳香族ジカルボン酸残基が40モル%未満である場合
、耐久性に劣ったものになってしまう。一方、芳香族ジ
カルボン酸が99モル%を超える場合、柔軟性がなくな
り内装用シートとして不適なものになってしまう。
【0023】ここで、芳香族ジカルボン酸とは、テレフ
タル酸、イソフタル酸、2,6ナフタレンジカルボン酸
、5ソディウムスルホイソフタル酸、ジフェン酸等であ
って、この中でもテレフタル酸が耐久性、柔軟性ともに
良好となるので好ましい。また、長鎖脂肪族ジカルボン
酸は、前述したとおりである。
タル酸、イソフタル酸、2,6ナフタレンジカルボン酸
、5ソディウムスルホイソフタル酸、ジフェン酸等であ
って、この中でもテレフタル酸が耐久性、柔軟性ともに
良好となるので好ましい。また、長鎖脂肪族ジカルボン
酸は、前述したとおりである。
【0024】本発明の共重合ポリエステルからなる柔軟
性フイルムは、引張りヤング率が0.1〜50kg/m
m2 の範囲であることが必要であり、好ましくは、1
〜30kg/mm2 の範囲である。引張りヤング率が
小さ過ぎても、大き過ぎても、柔軟性フイルム製膜時の
ワインディング性、内装用シートへの加工時、展張時の
適性等に問題を生じる。
性フイルムは、引張りヤング率が0.1〜50kg/m
m2 の範囲であることが必要であり、好ましくは、1
〜30kg/mm2 の範囲である。引張りヤング率が
小さ過ぎても、大き過ぎても、柔軟性フイルム製膜時の
ワインディング性、内装用シートへの加工時、展張時の
適性等に問題を生じる。
【0025】また、本発明の内装用シートにおいては、
高い耐久性、たとえば耐候性を付与しておくことが好ま
しい。耐候性の付与により、たとえば屋外で使用する際
の、内装用シートの柔軟性、伸度の低下を防ぐことがで
きる。そのためには、紫外線吸収剤(例えば、ベンゾト
リアゾール系:日本チバガイギー(株)製TINUVI
N 234、日本サイアナミッド(株)製CYASO
RB UV5411、無機系粒子系:酸化亜鉛、酸化
チタン、酸化鉄、等)を、フイルムの特性を損なわない
範囲で添加することが有効である。添加は、練り込み、
積層、コーティングのいずれでもよい。紫外線吸収剤と
しては、上記のベンゾトリアゾール系、無機粒子系が好
ましいが、ハイドロキノン系、サリチル酸系、ベンゾフ
ェノン系紫外線吸収剤を用いてもよい。
高い耐久性、たとえば耐候性を付与しておくことが好ま
しい。耐候性の付与により、たとえば屋外で使用する際
の、内装用シートの柔軟性、伸度の低下を防ぐことがで
きる。そのためには、紫外線吸収剤(例えば、ベンゾト
リアゾール系:日本チバガイギー(株)製TINUVI
N 234、日本サイアナミッド(株)製CYASO
RB UV5411、無機系粒子系:酸化亜鉛、酸化
チタン、酸化鉄、等)を、フイルムの特性を損なわない
範囲で添加することが有効である。添加は、練り込み、
積層、コーティングのいずれでもよい。紫外線吸収剤と
しては、上記のベンゾトリアゾール系、無機粒子系が好
ましいが、ハイドロキノン系、サリチル酸系、ベンゾフ
ェノン系紫外線吸収剤を用いてもよい。
【0026】本発明の内装用シートに使用する柔軟性ポ
リエステルフイルムには、必要に応じて、抗酸化剤、帯
電防止剤、無機質充填剤を添加してもよい。抗酸化剤の
添加により、内装用シートの耐薬品性(耐溶剤性等)を
向上でき、帯電防止剤の添加により、内装用シート加工
時、使用時における帯電防止性能を向上でき、無機質充
填剤の添加により、耐ブロッキング性の改善、赤外線の
吸収及び/又は反射性の向上をはかることできる。
リエステルフイルムには、必要に応じて、抗酸化剤、帯
電防止剤、無機質充填剤を添加してもよい。抗酸化剤の
添加により、内装用シートの耐薬品性(耐溶剤性等)を
向上でき、帯電防止剤の添加により、内装用シート加工
時、使用時における帯電防止性能を向上でき、無機質充
填剤の添加により、耐ブロッキング性の改善、赤外線の
吸収及び/又は反射性の向上をはかることできる。
【0027】上記抗酸化剤としては、フエノール系抗酸
化剤、例えば2,6−ジ−t−ブヂル−p−クレゾール
、4,4’−チオビス−(3−メチル−6−t−ブチル
フエノール)2,2−ジ(4−ヒドロキシフエニル)プ
ロパン、1,1,3−トリス−(2−メチル−4−ヒド
ロキシ−5−t−ブチルフエニル)ブタン、オクタデシ
ル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
エニル)プロピオネート、ペンタエリスリトール−テト
ラ−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフエニ
ル)−プロピオネート、1,3,5−トリス(4−t−
ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)
イソシアヌレート、トリス−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート;チオジ
プロピオン酸エステルたとえば、ジ−n−ドデシル−チ
オジプロピオネート、ジ−n−オクタデシル−チオジプ
ロピオネート、脂肪族サルフアイド及びジサルフアイド
たとえばジ−n−ドデシルサルフアイド、ジ−n−オク
タデシルサルフアイド、ジ−n−オクタデシルジサルフ
アイド;脂肪族、芳香族又は脂肪族−芳香族ホスフアイ
ト及びチオホスフアイトたとえば、トリ−n−ドデシル
−ホスフアイト、トリス(n−ノニルフエニル)ホスフ
アイト、トリ−n−ドデシル−トリチオホスフアイト、
フエニル−ジ−n−ナシルホスフアイト、ジ−n−オク
タデシル−ペンタエリスリトールジホスフアイトなどが
挙げられる。
化剤、例えば2,6−ジ−t−ブヂル−p−クレゾール
、4,4’−チオビス−(3−メチル−6−t−ブチル
フエノール)2,2−ジ(4−ヒドロキシフエニル)プ
ロパン、1,1,3−トリス−(2−メチル−4−ヒド
ロキシ−5−t−ブチルフエニル)ブタン、オクタデシ
ル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
エニル)プロピオネート、ペンタエリスリトール−テト
ラ−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフエニ
ル)−プロピオネート、1,3,5−トリス(4−t−
ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)
イソシアヌレート、トリス−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート;チオジ
プロピオン酸エステルたとえば、ジ−n−ドデシル−チ
オジプロピオネート、ジ−n−オクタデシル−チオジプ
ロピオネート、脂肪族サルフアイド及びジサルフアイド
たとえばジ−n−ドデシルサルフアイド、ジ−n−オク
タデシルサルフアイド、ジ−n−オクタデシルジサルフ
アイド;脂肪族、芳香族又は脂肪族−芳香族ホスフアイ
ト及びチオホスフアイトたとえば、トリ−n−ドデシル
−ホスフアイト、トリス(n−ノニルフエニル)ホスフ
アイト、トリ−n−ドデシル−トリチオホスフアイト、
フエニル−ジ−n−ナシルホスフアイト、ジ−n−オク
タデシル−ペンタエリスリトールジホスフアイトなどが
挙げられる。
【0028】前記帯電防止剤としては、例えば四級アン
モニウム塩類、アミン類、イミダゾリン類、アミン酸化
エチレン付加体類ポリエチレングリコール類、ソルビタ
ンエステル類等が挙げられる。
モニウム塩類、アミン類、イミダゾリン類、アミン酸化
エチレン付加体類ポリエチレングリコール類、ソルビタ
ンエステル類等が挙げられる。
【0029】前記無機質充填剤としては、例えば、シリ
カ、タルク、炭酸カルシウム等が挙げられ、これらは単
独でまたは2種もしくはそれ以上あわせて使用すること
ができる。配合量は、ポリマ100重量部あたり5.0
重量部までで、好ましくは3.0重量部以下である。
カ、タルク、炭酸カルシウム等が挙げられ、これらは単
独でまたは2種もしくはそれ以上あわせて使用すること
ができる。配合量は、ポリマ100重量部あたり5.0
重量部までで、好ましくは3.0重量部以下である。
【0030】本発明の柔軟性ポリエステルフイルムは、
実質的に無配向なフイルムであることが長期での寸法安
定性を良好とする上で好ましい。ここで、実質的に無配
向であるとは、分子鎖の配向程度が充分小さく機械特性
の異方性、光学特性の異方性が充分無視できるレベルに
あることを意味し、例えば長手方向と幅方向の破断強度
の比が0.6〜1.4の範囲、あるいは長手方向、幅方
向、厚み方向それぞれの屈折率(Nx,Ny,Nz)の
差の絶対値|Ni−Nj|(i,j=x,y,z,i≠
j)が0.1未満好ましくは、0.05未満であること
が好ましい。実質的に配向性を有している場合には、長
期間放置した場合に変形し実用上問題を生じることがあ
る。
実質的に無配向なフイルムであることが長期での寸法安
定性を良好とする上で好ましい。ここで、実質的に無配
向であるとは、分子鎖の配向程度が充分小さく機械特性
の異方性、光学特性の異方性が充分無視できるレベルに
あることを意味し、例えば長手方向と幅方向の破断強度
の比が0.6〜1.4の範囲、あるいは長手方向、幅方
向、厚み方向それぞれの屈折率(Nx,Ny,Nz)の
差の絶対値|Ni−Nj|(i,j=x,y,z,i≠
j)が0.1未満好ましくは、0.05未満であること
が好ましい。実質的に配向性を有している場合には、長
期間放置した場合に変形し実用上問題を生じることがあ
る。
【0031】また、本発明の内装用シートに使用する柔
軟性ポリエステルフイルムは、破断伸度が350%以上
であることが好ましい。破断伸度がこれよりも小さいと
、内装用シート施工時(たとえば壁や床に貼る時)、隅
に合わせにくく、またしわになり易いという問題を生じ
るおそれがある。なお、本発明の内装用シートでは、破
断伸度が十分に高ければ、用途の点から、とくに壁紙や
床材に使用される用途の点から、破断強度については特
に高くする必要はない。
軟性ポリエステルフイルムは、破断伸度が350%以上
であることが好ましい。破断伸度がこれよりも小さいと
、内装用シート施工時(たとえば壁や床に貼る時)、隅
に合わせにくく、またしわになり易いという問題を生じ
るおそれがある。なお、本発明の内装用シートでは、破
断伸度が十分に高ければ、用途の点から、とくに壁紙や
床材に使用される用途の点から、破断強度については特
に高くする必要はない。
【0032】また、本発明の内装用シートに使用する柔
軟性ポリエステルフイルムは、その応力残存率が35%
〜70%の範囲内にあることが好ましい。応力残存率が
この範囲よりも小さいと、内装用シート施工時弛みが生
じるおそれがあり、逆にこの範囲よりも大きいと、施工
後剥がれ易くなる。
軟性ポリエステルフイルムは、その応力残存率が35%
〜70%の範囲内にあることが好ましい。応力残存率が
この範囲よりも小さいと、内装用シート施工時弛みが生
じるおそれがあり、逆にこの範囲よりも大きいと、施工
後剥がれ易くなる。
【0033】本発明の内装用シートは、上述の如き柔軟
性ポリエステルフイルムを単体で使用することもでき、
該柔軟性フイルムと他素材シート(たとえば織布、布織
布、紙、プラスチックフイルムなど)との積層体として
構成することもできる。
性ポリエステルフイルムを単体で使用することもでき、
該柔軟性フイルムと他素材シート(たとえば織布、布織
布、紙、プラスチックフイルムなど)との積層体として
構成することもできる。
【0034】本発明の内装用シートを、壁紙や床材の内
装用シートとして用いるためには、必要に応じて、印刷
、着色、コーティング、あるいはしぼ加工、エンボス加
工等を施せばよい。
装用シートとして用いるためには、必要に応じて、印刷
、着色、コーティング、あるいはしぼ加工、エンボス加
工等を施せばよい。
【0035】次に、本発明の内装用シートの製造方法に
ついて説明するが、もちろんこれに限定されるものでは
ない。
ついて説明するが、もちろんこれに限定されるものでは
ない。
【0036】A.共重合ポリエステルの製造所定のハー
ドセグメントを構成する芳香族および/または脂環族ジ
カルボン酸またはこれらよりなるジメチルエステルとソ
フトセグメントおよびこれに見合うアルコール成分とを
加え、周知のポリエステル重合法によって共重合ポリエ
ステルを得る。
ドセグメントを構成する芳香族および/または脂環族ジ
カルボン酸またはこれらよりなるジメチルエステルとソ
フトセグメントおよびこれに見合うアルコール成分とを
加え、周知のポリエステル重合法によって共重合ポリエ
ステルを得る。
【0037】B.内装用シート用柔軟性ポリエステルフ
イルムの製造 こうして得られた共重合ポリエステルを乾燥後、押出機
より溶融押出して、T型口金あるいは円形口金等を用い
てシート状または円筒状に口金より吐出させ、冷却ロー
ルまたは、水等の冷媒中に導いて固化させる(こうして
得られたシート状物あるいは円筒状物を以下キャストフ
イルムと称する。)通常押出温度は融点+10〜融点+
80℃の温度範囲であり、また、冷却温度は5〜90℃
の範囲、好ましくは15〜70℃の範囲であると好まし
い。
イルムの製造 こうして得られた共重合ポリエステルを乾燥後、押出機
より溶融押出して、T型口金あるいは円形口金等を用い
てシート状または円筒状に口金より吐出させ、冷却ロー
ルまたは、水等の冷媒中に導いて固化させる(こうして
得られたシート状物あるいは円筒状物を以下キャストフ
イルムと称する。)通常押出温度は融点+10〜融点+
80℃の温度範囲であり、また、冷却温度は5〜90℃
の範囲、好ましくは15〜70℃の範囲であると好まし
い。
【0038】次いで、該キャストフイルムを熱処理する
が、熱処理温度としては、Tcc〜該共重合ポリエステ
ルの融点(Tm)の温度範囲、好ましくはTcc〜Tm
−10℃の温度範囲である。処理時間としては特に限定
されないが、通常1秒〜30分であり、特に好ましい方
法としては、所定の温度にコントロールされた加熱ロー
ル、温水中もしくは、水蒸気中で熱処理を施すと均一に
処理され効果的であるので好ましい。
が、熱処理温度としては、Tcc〜該共重合ポリエステ
ルの融点(Tm)の温度範囲、好ましくはTcc〜Tm
−10℃の温度範囲である。処理時間としては特に限定
されないが、通常1秒〜30分であり、特に好ましい方
法としては、所定の温度にコントロールされた加熱ロー
ル、温水中もしくは、水蒸気中で熱処理を施すと均一に
処理され効果的であるので好ましい。
【0039】次いで、該熱処理を施した後、必要に応じ
て乾燥ロールあるいは乾燥オーブンに導き、冷却ロール
で室温に冷却し、必要に応じて、表面処理等を施し巻取
る。
て乾燥ロールあるいは乾燥オーブンに導き、冷却ロール
で室温に冷却し、必要に応じて、表面処理等を施し巻取
る。
【0040】得られた柔軟性ポリエステルフイルムを単
体で内装用シートとして使用する場合にはそのフイルム
に、他の素材シートとの積層体として用いる場合には積
層後の積層体に、必要に応じて、印刷、着色、塗液のコ
ーティング、あるいはしぼ加工やエンボス加工を施し、
用途に応じた内装用シートを得る。
体で内装用シートとして使用する場合にはそのフイルム
に、他の素材シートとの積層体として用いる場合には積
層後の積層体に、必要に応じて、印刷、着色、塗液のコ
ーティング、あるいはしぼ加工やエンボス加工を施し、
用途に応じた内装用シートを得る。
【0041】(特性の測定方法及び効果の評価方法)次
に本発明の内装用シートおよびそれに用いる柔軟性フイ
ルムの特性の評価方法および効果の評価方法について説
明する。
に本発明の内装用シートおよびそれに用いる柔軟性フイ
ルムの特性の評価方法および効果の評価方法について説
明する。
【0042】(1)機械的特性
引張ヤング率、破断伸度については、ASTM−D−8
82−81(A法)に準じて測定する。ただし、測定は
25℃で行った。
82−81(A法)に準じて測定する。ただし、測定は
25℃で行った。
【0043】(2)臭素価
ASTM−D−1159に準じた。単位はg/100g
で表わす。
で表わす。
【0044】(3)固有粘度(IV)
o−クロロフェノールを溶媒として、25℃で測定する
。単位はdl/g。
。単位はdl/g。
【0045】(4)融点(Tm)、ガラス転移温度(T
g)、冷結晶化温度(Tcc)、ΔTcg示差走査型熱
量計DSC2(パーキンエルマー社製)を用いて求める
。窒素気流下にて、280℃×5分間溶融保持し、次い
で液体窒素を用いて冷却した。こうして得られたサンプ
ルを10℃/分の昇温速度で昇温していった際に、ガラ
ス状態からゴム状態への転移にもとづく比熱変化を読み
取りこの温度をガラス転移温度(Tg)とする。また、
結晶化に伴う発熱ピーク温度を冷結晶化温度(Tcc)
、結晶融解に基づく吸熱ピーク温度を融点(Tm)とし
た。また、ΔTcgは以下の式により定義される。 ΔTcg=Tcc−Tg
g)、冷結晶化温度(Tcc)、ΔTcg示差走査型熱
量計DSC2(パーキンエルマー社製)を用いて求める
。窒素気流下にて、280℃×5分間溶融保持し、次い
で液体窒素を用いて冷却した。こうして得られたサンプ
ルを10℃/分の昇温速度で昇温していった際に、ガラ
ス状態からゴム状態への転移にもとづく比熱変化を読み
取りこの温度をガラス転移温度(Tg)とする。また、
結晶化に伴う発熱ピーク温度を冷結晶化温度(Tcc)
、結晶融解に基づく吸熱ピーク温度を融点(Tm)とし
た。また、ΔTcgは以下の式により定義される。 ΔTcg=Tcc−Tg
【0046】(5)応力残存率
フイルムを幅10mmにサンプリングし、引張り試験機
に試長が50mmになるように装着し、引張り速度10
0mm/分で、試長の25%の引張り変形を与えた直後
の応力F0 を測定し、次いでこの変形量を保ったまま
10分間保持した後の応力F10を測定し、次式で求め
る。 応力残存率=F10/F0 ×100(%)
に試長が50mmになるように装着し、引張り速度10
0mm/分で、試長の25%の引張り変形を与えた直後
の応力F0 を測定し、次いでこの変形量を保ったまま
10分間保持した後の応力F10を測定し、次式で求め
る。 応力残存率=F10/F0 ×100(%)
【0047
】
】
【実施例】実施例1
酸成分として、ダイマー酸ジメチル(ユニケマ社製、臭
素価1g/100g)10モル%、アジピン酸5モル%
およびテレフタル酸85モル%、アルコール成分として
、エチレングリコール55モル%および1,4−ブタン
ジオール45モル%を用い、固有粘度(IV)0.83
の共重合ポリエステルを重合した。得られたポリマーを
常法によって120℃で真空乾燥し、90mmφ押出機
にて220℃で溶融し、Tダイよりシート状に押出し、
20℃の冷却ロール上に水を凝結させた状態で静電印加
キャストした。得られたフイルムに更に80℃、10秒
の熱処理を施し、厚み100μmの透明なフイルムを得
た。
素価1g/100g)10モル%、アジピン酸5モル%
およびテレフタル酸85モル%、アルコール成分として
、エチレングリコール55モル%および1,4−ブタン
ジオール45モル%を用い、固有粘度(IV)0.83
の共重合ポリエステルを重合した。得られたポリマーを
常法によって120℃で真空乾燥し、90mmφ押出機
にて220℃で溶融し、Tダイよりシート状に押出し、
20℃の冷却ロール上に水を凝結させた状態で静電印加
キャストした。得られたフイルムに更に80℃、10秒
の熱処理を施し、厚み100μmの透明なフイルムを得
た。
【0048】このフイルムに水酸化アルミニウムを含有
する市販の難燃紙をポリウレタン系接着剤により貼り合
わせ、内装用シートを作成した。次に内装用シートをエ
チレン酢酸ビニル共重合樹脂系接着剤によって石膏ボー
ドに貼付け加工を行なった。貼付け後の石膏ボードを4
0℃、90%RHで2週間エージングしたが、表層のフ
イルムは透明のままで美麗感を保持し、また貼付けたシ
ートに剥がれ等は生じなかった。この内装用シートに用
いた上記柔軟性ポリエステルフイルムの物性を表1に示
す。
する市販の難燃紙をポリウレタン系接着剤により貼り合
わせ、内装用シートを作成した。次に内装用シートをエ
チレン酢酸ビニル共重合樹脂系接着剤によって石膏ボー
ドに貼付け加工を行なった。貼付け後の石膏ボードを4
0℃、90%RHで2週間エージングしたが、表層のフ
イルムは透明のままで美麗感を保持し、また貼付けたシ
ートに剥がれ等は生じなかった。この内装用シートに用
いた上記柔軟性ポリエステルフイルムの物性を表1に示
す。
【0049】実施例2
酸成分として、ダイマー酸ジメチル20モル%およびテ
レフタル酸80モル%、アルコール成分として、エチレ
ングリコール40モル%および1,4−ブタンジオール
60モル%を用い、固有粘度(IV)0.81の共重合
ポリエステルを重合した。得られたポリマーから、実施
例1と同様の方法で厚さ100μmの透明フイルムを作
成し、難燃紙と積層した後、石膏ボードに貼付け加工し
エージングテストを行なった。実施例1と同様表層のフ
イルムに変化はなく、貼付け部にも剥がれ等は生じなか
った。この内装用シートに用いた柔軟性ポリエステルフ
イルムの物性を表1に示す。
レフタル酸80モル%、アルコール成分として、エチレ
ングリコール40モル%および1,4−ブタンジオール
60モル%を用い、固有粘度(IV)0.81の共重合
ポリエステルを重合した。得られたポリマーから、実施
例1と同様の方法で厚さ100μmの透明フイルムを作
成し、難燃紙と積層した後、石膏ボードに貼付け加工し
エージングテストを行なった。実施例1と同様表層のフ
イルムに変化はなく、貼付け部にも剥がれ等は生じなか
った。この内装用シートに用いた柔軟性ポリエステルフ
イルムの物性を表1に示す。
【0050】比較例1
平均重合度約1300のポリ塩化ビニル100重量部に
対して、ジオクチルフタレート(DOP:協和発酵工業
株式会社製)50重量部および亜鉛ステアレート粉末0
.2重量部、エポキシ化大豆油10重量部を添加し、表
面温度が160℃のロールで混練し、その後厚み100
μmのプレスシートを成形した。
対して、ジオクチルフタレート(DOP:協和発酵工業
株式会社製)50重量部および亜鉛ステアレート粉末0
.2重量部、エポキシ化大豆油10重量部を添加し、表
面温度が160℃のロールで混練し、その後厚み100
μmのプレスシートを成形した。
【0051】実施例1と同様の方法で難燃紙と積層した
後、石膏ボードに貼付け加工し、エージングテストを行
なった。エージング後の塩化ビニルシートは透明性が低
下し、可塑剤のブリードアウトによると思われる表面の
汚れが顕著になった。この内装用シートに使用した塩化
ビニルシートの物性を表1に示す。
後、石膏ボードに貼付け加工し、エージングテストを行
なった。エージング後の塩化ビニルシートは透明性が低
下し、可塑剤のブリードアウトによると思われる表面の
汚れが顕著になった。この内装用シートに使用した塩化
ビニルシートの物性を表1に示す。
【0052】比較例2
酸成分として、ダイマー酸ジメチル5モル%、およびテ
レフタル酸95モル%、アルコール成分として、エチレ
ングリコール100モル%を用い、固有粘度(IV)0
.72の共重合ポリエステルを重合した。
レフタル酸95モル%、アルコール成分として、エチレ
ングリコール100モル%を用い、固有粘度(IV)0
.72の共重合ポリエステルを重合した。
【0053】実施例1と同様の方法で厚さ100μmの
透明フイルムを作成し、難燃紙と積層した後、石膏ボー
ドに貼付け加工し、エージングテストを行なった。ただ
し実施例1と同様表層のフイルムの透明性には変化がな
かったものの、貼付け部のコーナーに剥がれが生じた。 この内装用シートに使用した柔軟性ポリエステルフイル
ムの物性を表1に示す。
透明フイルムを作成し、難燃紙と積層した後、石膏ボー
ドに貼付け加工し、エージングテストを行なった。ただ
し実施例1と同様表層のフイルムの透明性には変化がな
かったものの、貼付け部のコーナーに剥がれが生じた。 この内装用シートに使用した柔軟性ポリエステルフイル
ムの物性を表1に示す。
【0054】
【表1】
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の内装用シ
ートによるときは、必要な柔軟性、引張りヤング率を備
えつつ望ましい伸度、応力残存率を有する柔軟性ポリエ
ステルフイルムを用いて内装用シートを構成することが
できる。また、本発明の内装用シートに使用するポリエ
ステルフイルムは、従来の軟質塩化ビニルシートのよう
に、ポリマが可塑剤を含有しないためそのブリードアウ
トの問題がない。したがって、ブリードアウトに伴う品
位低下、衛生上の問題は生じない。さらに、従来の塩化
ビニル内装用シートに代えて本発明の内装用シートを使
用することにより、内装用シートとしての機械的特性、
施工性等を向上できるだけでなく、焼却時等における環
境上の問題を除去することができ、使用可能範囲を大幅
に拡大することができる。
ートによるときは、必要な柔軟性、引張りヤング率を備
えつつ望ましい伸度、応力残存率を有する柔軟性ポリエ
ステルフイルムを用いて内装用シートを構成することが
できる。また、本発明の内装用シートに使用するポリエ
ステルフイルムは、従来の軟質塩化ビニルシートのよう
に、ポリマが可塑剤を含有しないためそのブリードアウ
トの問題がない。したがって、ブリードアウトに伴う品
位低下、衛生上の問題は生じない。さらに、従来の塩化
ビニル内装用シートに代えて本発明の内装用シートを使
用することにより、内装用シートとしての機械的特性、
施工性等を向上できるだけでなく、焼却時等における環
境上の問題を除去することができ、使用可能範囲を大幅
に拡大することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 ΔTcg が60℃以下の共重合ポリ
エステルからなり、引張りヤング率が0.1〜50kg
/mm2 の柔軟性フイルムを使用してなることを特徴
とする内装用シート。 - 【請求項2】 共重合ポリエステルが、アルコール成
分としてHO−(CH2 )2n−OH(n:1〜10
)から選ばれた少なくとも2種のジオール成分残基を含
有し、全酸成分に対して芳香族ジカルボン酸残基を40
〜99モル%、長鎖脂肪族ジカルボン酸残基を60〜1
モル%含有する請求項1の内装用シート。 - 【請求項3】 前記柔軟性フイルムの応力残存率が3
5%〜70%、破断伸度が350%以上である請求項1
又は2の内装用シート。 - 【請求項4】 長鎖脂肪族ジカルボン酸がダイマー酸
である請求項2又は3の内装用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8130391A JP3128850B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 内装用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8130391A JP3128850B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 内装用シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04293935A true JPH04293935A (ja) | 1992-10-19 |
| JP3128850B2 JP3128850B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=13742626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8130391A Expired - Fee Related JP3128850B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 内装用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3128850B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1110817A (ja) * | 1997-04-28 | 1999-01-19 | Riken Vinyl Ind Co Ltd | 積層化粧シート |
| JP2004277559A (ja) * | 2003-03-14 | 2004-10-07 | Toyobo Co Ltd | モールディング用ポリエステル樹脂、樹脂組成物及びそれらを用いた成型品 |
| US7078105B2 (en) * | 2001-08-01 | 2006-07-18 | Dupont Teijin Films U.S. Limited Partnership | Conformable copolyester film |
| JP2008231399A (ja) * | 2007-02-19 | 2008-10-02 | Toray Ind Inc | ポリエステル組成物、および製造方法 |
| JP2014526596A (ja) * | 2011-09-23 | 2014-10-06 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | 熱可塑性ポリエステルエラストマーを含有するポリマー組成物 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5262436B2 (ja) | 2008-08-27 | 2013-08-14 | Jfeスチール株式会社 | 磁気測定方法および装置 |
| CN109914732A (zh) * | 2019-04-02 | 2019-06-21 | 常州龙城韩利壁衣有限公司 | 多功能复合壁纸 |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP8130391A patent/JP3128850B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1110817A (ja) * | 1997-04-28 | 1999-01-19 | Riken Vinyl Ind Co Ltd | 積層化粧シート |
| US7078105B2 (en) * | 2001-08-01 | 2006-07-18 | Dupont Teijin Films U.S. Limited Partnership | Conformable copolyester film |
| JP2004277559A (ja) * | 2003-03-14 | 2004-10-07 | Toyobo Co Ltd | モールディング用ポリエステル樹脂、樹脂組成物及びそれらを用いた成型品 |
| JP2008231399A (ja) * | 2007-02-19 | 2008-10-02 | Toray Ind Inc | ポリエステル組成物、および製造方法 |
| JP2014526596A (ja) * | 2011-09-23 | 2014-10-06 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. | 熱可塑性ポリエステルエラストマーを含有するポリマー組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3128850B2 (ja) | 2001-01-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003524541A (ja) | 耐紫外線性および難燃性を有する共押出艶消しポリエステルフィルムおよびその使用ならびにその製造方法 | |
| CN101296797A (zh) | 无光泽化层合聚酯膜 | |
| JP2002321328A (ja) | 装飾シート | |
| KR20060015651A (ko) | 프로판디올계 폴리에스테르 수지 및 수축 필름 | |
| KR100718890B1 (ko) | 무광택 면을 갖는 시일성 방염성 공압출 이축배향 필름,그 용도 및 그 제조방법 | |
| JPH04293935A (ja) | 内装用シート | |
| TW202224950A (zh) | 含有空洞之聚酯系膜、標籤用基材、標籤用膜以及輥標籤 | |
| JP2020121496A (ja) | 易接着性ポリアミドフィルム | |
| JP5443255B2 (ja) | 離型フィルム | |
| JP2004500259A (ja) | 耐紫外線性共押出艶消しポリエステルフィルム及びその使用ならびにその製造方法 | |
| JP2022122202A (ja) | 二軸延伸フィルム及び積層フィルム | |
| KR20110056734A (ko) | 열수축성 폴리에스테르 필름 | |
| KR101540428B1 (ko) | 무광 열수축성 폴리에스테르 필름 | |
| JP3087770B2 (ja) | 包装用ラップフイルム | |
| JP3378895B2 (ja) | 崩壊性記録シートの製造方法 | |
| JP3063206B2 (ja) | 皮革状積層体 | |
| JP5249796B2 (ja) | フレキシブルプリント回路基板補強用フィルム、フレキシブルプリント回路基板補強板およびフレキシブルプリント回路基板積層体 | |
| JPH03263435A (ja) | ポリエステルフイルムおよび粘着フイルム | |
| JP2010265376A (ja) | 易接着性成型用ポリエステルフィルム及び成型用ゴム/ポリエステルフィルム積層体 | |
| JP5492542B2 (ja) | 離型フィルムの製造方法 | |
| JP3645640B2 (ja) | 積層体 | |
| JP2001064506A (ja) | 熱可塑性ポリウレタン組成物 | |
| JP2009078489A (ja) | 構成体およびポリエステルフィルム | |
| JP3006725B2 (ja) | 医療用貼付材 | |
| KR100291985B1 (ko) | 백색 고분자 필름의 제조방법 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071117 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081117 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081117 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091117 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |