JPH04293952A - 色彩安定化された成形用ポリオキシメチレン組成物 - Google Patents

色彩安定化された成形用ポリオキシメチレン組成物

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JPH04293952A
JPH04293952A JP3328652A JP32865291A JPH04293952A JP H04293952 A JPH04293952 A JP H04293952A JP 3328652 A JP3328652 A JP 3328652A JP 32865291 A JP32865291 A JP 32865291A JP H04293952 A JPH04293952 A JP H04293952A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は一般に成形用ポリオキシメチレン組成物に関す
るものである。より詳細には本発明は、少なくとも1種
の金属不活化剤を用いる、改良された色彩安定性を示す
成形用ポリオキシメチレン組成物に関するものである。
【0002】発明の背景 反復−CH2O−単位を含むオキシメチレンポリマーは
以前から知られている。それらはたとえば無水ホルムア
ルデヒドの重合により、またはホルムアルデヒドの環状
3量体であるトリオキサンの重合により製造しうる。
【0003】成形用組成物におけるオキシメチレンポリ
マーの有用性も以前から知られている。しかし、ポリオ
キシメチレンを含む成形用組成物は残念ながら周囲温度
または高い温度で経時的に退色する傾向のあることが周
知である。また同様に周知のように、成形用ポリオキシ
メチレン組成物の保色性はポリオキシメチレン組成物を
大部分の用途に用いる際に(たとえば自動車部品として
)必要な基準である。
【0004】長年にわたって、成形用ポリオキシメチレ
ン組成物のための色彩反応(たとえば退色)を効果的に
抑制する添加剤を見出す試みが多数なされた。たとえば
グリーンの米国特許第3,204,014号明細書(そ
の内容全体をそのままここに参考として引用する)には
、ビニルピロリドン、フェノール系酸化防止剤、および
3,3′−チオジプロピオン酸のジアルキルエステルを
含むポリオキシメチレン組成物が良好な保色性を示すこ
とが記載されている。
【0005】さらにハインツの米国特許第3,488,
303号明細書(その内容全体をそのままここに参考と
して引用する)から、ポリオキシメチレン組成物にラン
タニド塩を含有させることにより退色の問題はある程度
軽減されることが知られている。
【0006】上記のポリオキシメチレン配合物は確かに
ある程度の色彩安定性をもたらすが、これに関してはな
おさらに改良が必要である。これは比較的最近の熱安定
性ポリオキシメチレン組成物の開発に関して特にそうで
ある。追加の安定剤成分を含有する可能性のあるこれら
の新しい組成物は、それらの追加成分のためさらに色彩
反応を複雑にする。たとえばパウルらの米国特許第4,
727,106号明細書(その内容全体をそのままここ
に参考として引用する)を参照されたい。
【0007】さらに、退色を防止するほかに、商業的に
成功しうるポリオキシメチレン組成物は望ましい加工特
性をも示さなければならない。すなわち部品の成形に際
して、組成物は著しい量の金型付着物を形成することな
く金型から剥離し得なければならない。さもなければ成
形部品そのものを、不適切および/または不調和な部品
表面、あるいは許容し得ないほど高い表面光沢水準(特
に低い表面光沢をもつ部品が目的である場合)のため、
利用できない可能性がある。
【0008】従って本発明の目的は、加工の容易な安定
化用添加剤を含有させることによって改良された色彩安
定性ポリオキシメチレン組成物を得ることである。
【0009】発明の要約 要約すると、本発明は少なくとも1種の金属不活化剤を
含有する成形用ポリオキシメチレン組成物に関するもの
である。より詳細には、改良された周囲および熱老化色
彩安定性を示す本発明の組成物は、ポリオキシメチレン
樹脂および下記の少なくとも1種の金属不活化剤を含有
する:3−サリチロイルアマイド−1,2,4−トリア
ゾールまたはトリス−2−t−ブチル−4−チオ−(2
′−メチル−4′−ヒドロキシ−5′−t−ブチル)フ
ェニル−5−メチルフェニルホスファイト。
【0010】上記のうち少なくとも1種の金属不活化剤
を用いるほか、本発明の成形用ポリオキシメチレン組成
物は必ずヒドロキシステアリン酸カルシウムを含有する
【0011】好ましくは本発明の組成物は他の成分、た
とえば既知の紫外線(UV)安定剤、酸化防止剤、着色
剤、帯電防止成分、滑剤、ならびに充填剤および/また
は強化材をも含有する(すなわち最終目的による)。
【0012】本発明の組成物は特に周囲温度および高い
温度に長期間暴露された際に優れた色彩安定性を示し、
さらに、不都合な金型付着物を形成することなく容易に
加工しうる。これらの卓越した特性の結果、本発明の組
成物はたとえば自動車部品に特に用いられる。もちろん
本発明の組成物は、物理的特性その他のポリオキシメチ
レンの特性と共に色彩安定性が望まれるいかなる使用環
境にも用いることができる。
【0013】これらおよび他の利点は本発明による組成
物に関する以下の詳細な説明から明らかになるであろう
【0014】好ましい形態例の詳細な説明以下に詳述す
る添加剤を用いることにより、成形用ポリオキシメチレ
ン組成物は改良された色彩安定性を周囲温度および高い
温度の条件下で長期間示す。
【0015】本発明の新規組成物の成分について以下に
個別に詳述する。
【0016】A.オキシメチレンポリマー一般に本発明
の組成物に用いられるオキシメチレンポリマーは反復オ
キシメチレン基、すなわち−CH2O−単位を含むこと
を特色とする。ここで用いるオキシメチレンポリマーま
たはポリオキシメチレンという語は、反復−CH2O−
単位を含み、かつ少なくとも50%がこの反復単位から
なるいずれかのオキシメチレンポリマー、たとえばオキ
シメチレンホモポリマー、コポリマー、ターポリマーな
どを含むものとする。
【0017】一般にホモポリマーは無水ホルムアルデヒ
ドの重合により、またはホルムアルデヒドの環状3量体
であるトリオキサンの重合により製造される。たとえば
高分子量ポリオキシメチレンはトリオキサンを特定のフ
ッ化物触媒、たとえばフッ化アンチモンの存在下で重合
させることにより製造されており、フッ化ホウ素と有機
化合物の配位錯体からなる触媒を用いることによって高
収率および高い反応速度で製造することもできる。米国
特許出願第691,143号明細書(1957年10月
21日出願、ハギンおよびベラルディネリ、現在は放棄
)に記載。
【0018】本発明により用いられる好ましい1群のポ
リマーは次式の反復単位を含む構造をもつオキシメチレ
ン環状エーテルコポリマーである: (−O−CH2−(C)n−) 式中、nは0−5の整数であり、nは60−99.6%
の反復単位においてゼロである。
【0019】好ましい1群のコポリマーは次式の反復単
位を含む構造をもつものである: (−O−CH2−(CH2)n−) 式中、nは0−2の整数であり、nは60−99.6%
の反復単位においてゼロである。これらのコポリマーは
トリオキサンを下記構造式の環状エーテルと共重合させ
ることにより製造される: 式中、nは0−2の整数である。
【0020】使用しうる個々の環状エーテルには下記の
ものが含まれる:エチレンオキシド、1,3−ジオキソ
ラン、1,3,5−トリオキセパン、1,3−ジオキサ
ン、トリメチレンオキシド、ペンタメチレンオキシド、
1,2−プロピレンオキシド、1,2−ブチレンオキシ
ド、ネオペンチルホルマール、ペンタエリトリトールジ
ホルマール、パラアルデヒド、テトラヒドロフランおよ
びブタジエンモノオキシド。
【0021】目的コポリマーの製造に用いられる好まし
い触媒はフッ化ホウ素と有機化合物の配位錯体であり、
この場合酸素またはイオウがドナー原子である。フッ化
ホウ素の配位錯体は、たとえばフェノール、エーテル、
エステルまたはジアルキルスルフィドとの錯体である。 フッ化ホウ素ジブチルエーテレート、すなわちフッ化ホ
ウ素とジブチルエーテルの配位錯体、が好ましい配位錯
体である。フッ化ホウ素とジエチルエーテルの配位錯体
も極めて有効である。使用しうる他のフッ化ホウ素錯体
は酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸フェニル、ジメチルエ
ーテル、メチルフェニルエーテルおよびジメチルルスル
フィドとの錯体である。
【0022】フッ化ホウ素の配位錯体は、そのフッ化ホ
ウ素含量が重合帯域中のモノマーの重量に対して約0.
0001−約1.0重量%となる量で重合帯域中に存在
すべきである。連続法においては、好ましくは約0.0
03−約0.03重量%の量を使用すべきである。
【0023】オキシメチレンコポリマーの製造に用いら
れる好ましい触媒は三フッ化ホウ素であり、これは米国
特許第3,027,352号明細書(ウォーリングらに
付与)に述べられており、その内容全体をここに参考と
して引用する。重合条件、用いる触媒の量などに関する
詳細な情報についてはこの明細書が参照される。
【0024】反応帯域中のモノマーは無水または実質的
に無水であることが好ましい。少量の水分、たとえば商
業用反応体中に存在する可能性のある、または大気との
接触により導入される可能性のあるものは重合を妨害し
ないが、最適収率を得るためには本質的に除去すべきで
ある。
【0025】個々の例として、トリオキサン、環状エー
テルおよび触媒を一般的な無水の溶剤、たとえばシクロ
ヘキサンに溶解し、密閉した反応帯域内で反応させる。 反応帯域の温度は約0−約100℃に及びうる。反応期
間は約5分から約72時間に及びうる。減圧から約10
0気圧まで、またはそれ以上の圧力を採用しうるが、大
気圧が好ましい。
【0026】重合反応に用いたトリオキサン以外の比較
的少量の環状エーテルは、反応混合物から完全に消失す
る。従って反応混合物中に必要とされるトリオキサンと
環状エーテルの比率は、環状エーテルがすべて消費され
たと仮定することにより、かつ実質的に匹敵する条件下
での先の経験から個々の転化率を推定することにより、
ポリマー中の目的比率につきおおまかに予定することが
できる。
【0027】環状エーテルの化学構造も考慮しなければ
ならない。たとえば1,3−ジオキソランはオキシメチ
レン基およびオキシエチレン基の双方を含む。それをコ
ポリマー分子に取り込ませると、ポリマー分子中にオキ
シエチレン基が導入される。
【0028】一般に環状エーテルは反応混合物中に、モ
ノマーの全モル量に対して約0.2−約30モル%の量
で存在する。最適割合は目的とする個々のコポリマー、
予定する転化率、および使用する環状エーテルの化学構
造に依存するであろう。
【0029】本発明によって好ましい環状エーテルから
製造されるコポリマーは、実質的にオキシメチレン基お
よびオキシエチレン基を約1000:1−約6:1、好
ましくは250:1−1.5:1の比率で含む構造をも
つ。
【0030】触媒との長期間の接触はポリマーを劣化さ
せるので、重合反応が終了した時点で重合触媒の活性を
中和することが望ましい。反応生成物中の遊離触媒の量
より化学量論的に過剰の脂肪族アミン、たとえばトリ−
n−ブチルアミンで、好ましくは未反応トリオキサンに
対する溶剤である有機洗浄液中において、重合生成物を
処理することができる。あるいは所望により、触媒活性
を中和する水で反応生成物を洗浄してもよい。触媒活性
の中和法に関する詳細な記述はハギンらの米国特許第2
,989,509号明細書中に見られ、その内容全体を
ここに参考として引用する。好ましいオキシメチレンコ
ポリマーはヘキスト・セラニーズ・コーポレーションか
らセルコン(Celcon、登録商標)アセタールコポ
リマーの表示で市販されている。
【0031】本発明に用いられるオキシメチレンコポリ
マーは少なくとも150℃の融点をもつ熱可塑性材料で
あり、普通は約200℃の温度で微粉砕または加工しう
る。それらは少なくとも10,000の数平均分子量を
もつ。好ましいオキシメチレンポリマーは少なくとも1
.0の対数粘度数をもつ(2重量%のα−ピネンを含有
するp−クロロフェノール中の0.1重量%溶液として
60℃で測定)。
【0032】オキシメチレンコポリマー成分は、好まし
くは予め実質的に安定化されたオキシメチレンコポリマ
ーである。この安定化法は、ポリマー鎖の分子末端を各
末端に比較的安定な炭素−炭素結合が存在する地点まで
分解することによる形をとる。たとえばこの分解は加水
分解により行うことができ、これは同一出願人による米
国特許第3,219,623号明細書(ベラディネリに
付与)に示され、その内容全体をここに参考として引用
する。
【0033】所望によりオキシメチレンコポリマーを当
業者の既知の方法で末端キャップしてもよい。好ましい
末端キャップ法は、酢酸ナトリウム触媒の存在下に無水
酢酸でアセチル化することにより達成される。
【0034】B.金属不活化剤 本発明の新規なオキシメチレン組成物は必ず少なくとも
1種の金属不活化剤を含有する。金属不活化剤は本発明
の組成物中に約0.01−1.0重量%(組成物の全重
量に対して)、好ましくは約0.01−約0.05重量
%の量で存在しうる。
【0035】本発明に有効に使用される金属不活化剤は
市販されている。たとえばこの種の金属不活化剤の1種
は3−サリチロイルアマイド−1,2,4−トリアゾー
ルであり、ウィトコ・コーポレーション、アーガス・デ
ィビジョンから商品名MARK  1475で市販され
、アモルファス粉末として供給される。
【0036】本発明に用いるのに特に好ましい他の金属
不活化剤はトリス−2−t−ブチル−4−チオ−(2′
−メチル−4′−ヒドロキシ−5′−t−ブチル)フェ
ニル−5−メチルフェニルホスファイトである。この化
合物はヘキスト・セラニーズから商品名ホスタノックス
(Hostanox)VP  OSP1で市販されてお
り、これは微細な白色のさらさらしたアモルファス粉末
として供給される。この製品は分子量1103、DIN
  1995による軟化点約110℃、および20℃で
約1.10の比重(DGF−M−III  2A(57
))をもつ。
【0037】C.ヒドロキシステアリン酸カルシウム本
発明の新規なオキシメチレン組成物は必ずヒドロキシス
テアリン酸カルシウムを含有する。ヒドロキシステアリ
ン酸カルシウムは本発明の組成物中に約0.01−1.
0重量%(組成物の全重量に対して)、好ましくは約0
.05−約0.15重量%の量で存在しうる。
【0038】本発明に有効に使用されるヒドロキシステ
アリン酸カルシウムは12−ヒドロキシステアリン酸カ
ルシウムであり、コーセイ社から商品名CS−6で市販
されており、融点約140℃の白色粉末の形で供給され
る。
【0039】D.他の添加剤 本発明の実施に際して有効に使用される添加剤は一般に
、酸化防止剤、UV安定剤、遊離基スキャベンジャー、
着色剤、帯電防止成分、および他の添加剤(たとえば滑
剤、充填剤、強化材など)に分類される。
【0040】酸化防止剤は本発明の組成物中に約0.2
−1.0重量%(組成物の全重量に対して)、好ましく
は約0.4−約0.6重量%の量で存在する。
【0041】本発明に有効に使用される酸化防止剤は市
販されている。たとえばこの種の酸化防止剤の1種はテ
トラキス(メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシヒドロシンナメート))メタンであり、チバ・
ガイギーから商品名イルガノックス(Irganox)
1010で市販されている。同様にこの種の他の酸化防
止剤は1,6−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナメート)であり、
チバ・ガイギーから商品名イルガノックス259で市販
されている。他の同様な酸化防止剤またはそれらのブレ
ンドも本発明に有効に使用される(たとえばトリエチレ
ングリコールビス−3(3−t−ブチル−4−ヒドロキ
シ−5−メチルフェノール)プロピオネート、チバ・ガ
イギーから商品名イルガノックス245で市販される;
2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、ボル
グ・ワーナーから商品名ウルトラノックス(Ultra
nox)226で市販される;2,2′−メチレンビス
(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、アッシュ
ランド・ケミカルから商品名CAO−5で市販される;
1,3,5−トリス(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ
−2,6−ジメチルベンジル)1,3,5−トリアジン
−2,4,6(1H,3H,5H)トリオン、商品名サ
イアノックス(Cyanox)1790;1,1,3−
トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチル
フェニル)ブタン、ICIアメリカンズから商品名トパ
ノール(Topanol)CAで市販される)。
【0042】UV光安定剤も組成物中に約2.0重量%
を越えない量、好ましくは1.0重量%を越えない量で
存在しうる(組成物の全重量に対して)。これに関して
2種以上のUV光安定剤が本発明のポリオキシメチレン
組成物中に存在してもよい。本発明に使用しうる一般的
なUV光安定剤は2−(2−ヒドロキシ−5−t−オク
チルフェニル)ベンゾトリアゾール(サイアナミッド・
カンパニーから商品名サイアソルブ(Cyasorb、
登録商標)UV5411で市販される)およびビス(2
,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)セバ
ケート(チバ・ガイギーから商品名チヌビン(Tinu
vin)770で市販される)である。他の同様な光安
定剤も本発明に有効に使用される(たとえば2−ヒドロ
キシ−4−メトキシベンゾフェノン、アメリカン・サイ
アナミッドから商品名サイアソルブUV−2で市販され
る;2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノ
ン、アメリカン・サイアナミッドから商品名サイアソル
ブUV−531で市販される;2−(2′−ヒドロキシ
−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、チバ・
ガイギーから商品名チヌビンPで市販される;ビス(1
,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
ブチルプロパンジオエート、チバ・ガイギーから商品名
チヌビン144で市販される)。
【0043】遊離ホルムアルデヒドスキャベンジャーも
本発明の組成物中に存在しうる。特に好適な遊離ホルム
アルデヒドスキャベンジャーの1種はアメリカン・サイ
アナミッドから市販される2,4,6−トリアミノ−s
ym−トリアジンであり、これは一般にメラミン(Me
lamine)と呼ばれる。遊離ホルムアルデヒドスキ
ャベンジャーは組成物中に約0.015−0.4重量%
(組成物の全重量に対して)、より好ましくは約0.0
15−約0.045重量%の量で存在する。他の同様な
ホルムアルデヒドスキャベンジャーも本発明に有効に使
用される(たとえばシアノグアニジン、フィリップ・ブ
ラザーズから商品名ディシー(Dicy)で市販される
;2,4,6−ジアミノ−6−フェニル−1,3,5−
トリアジン、ジャパン・キャタリティック・ケミカルか
ら商品名ベンゾグアナミン(Benzoguanami
ne)で市販される;カプロラクタム、ヘキサメチレン
ジアミンアジペートおよびヘキサメチレンジアミンセバ
ケートの3元重合体(ナイロン6/6,6/6,10タ
ーポリマー)、デュポンから商品名エルブアミド(El
vamide)8063で市販される;高分子脂肪酸と
脂肪族ジアミンの重縮合物、シェレックスから商品名ユ
ーレロン(Eurelon)975で市販される)。
【0044】滑剤も本発明の組成物中に存在しうる。特
に好適な滑剤の1種はグリコ・ケミカル(現在はロンザ
の一部)から商品名アクラワックス(Acrawax)
Cで市販される、融点約140−145℃および分子量
約580のN,N′−エチレンビスステアルアミドであ
る。滑剤は組成物中に約0.05−約1.0重量%(組
成物の全重量に対して)、より好ましくは約0.1−約
0.3重量%の量で存在しうる。
【0045】意外にも、前記ポリオキシメチレン組成物
に有効量の金属不活化剤およびヒドロキシステアリン酸
カルシウムを含有させることにより色彩安定性が得られ
ることが見出された。本発明の組成物における金属不活
化剤とヒドロキシステアリン酸カルシウムの化学的相互
作用は現時点では必ずしも完全に理解されてはいないが
、金属不活化剤はキレート化作用または金属不活化作用
を示し、これが得られたポリオキシメチレン組成物の退
色を抑制すると考えられる。
【0046】本発明の成形用組成物は周囲および熱老化
色彩安定性ならびに耐熱性を示す(改良されたハンター
カラー値および低下した熱分解速度(Kd値))。さら
に本発明の組成物が示すハンターカラーb値(後記)の
増大は約113℃で約7日後に約8.0以下であり、熱
分解速度(後記)は約0.028以下である。
【0047】本発明による特に好ましい1形態は下記よ
りなる:組成物の全重量に対し(a)約95重量%以上
(好ましくは約97重量%)のポリオキシメチレン、(
b)約0.01−約0.1重量%(好ましくは約0.0
2重量%)の3−サリチロイルアマイド−1,2,4−
トリアゾールまたはトリス−2−t−ブチル−4−チオ
−(2′−メチル−4′−ヒドロキシ−5′−t−ブチ
ル)フェニル−5−メチルフェニルホスファイト、(c
)約0.015−約0.4重量%(好ましくは約0.0
4重量%)の2,4,6−トリアミノ−sym−トリア
ジン、(d)約0.25−約1.0重量%(好ましくは
約0.38重量%)のテトラキス(メチレン(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナメート)
メタン、(e)約0.05−約0.2重量%(好ましく
は約0.1重量%)の12−ヒドロキシステアリン酸カ
ルシウム、および(f)約0.1−約0.3重量%(好
ましくは約0.2重量%)のN,N′−エチレンビスス
テアルアミド。
【0048】本発明による特に好ましい他の1形態は下
記よりなる:組成物の全重量に対し(a)約95重量%
以上(好ましくは約99重量%)のポリオキシメチレン
、(b)約0.01−約0.1重量%(好ましくは約0
.02重量%)の3−サリチロイルアマイド−1,2,
4−トリアゾールまたはトリス−2−t−ブチル−4−
チオ−(2′−メチル−4′−ヒドロキシ−5′−t−
ブチル)フェニル−5−メチルフェニルホスファイト、
(c)約0.25−約1.0重量%(好ましくは約0.
5重量%)の1,6−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナメート)(
イルガノックス259)、(d)約0.05−約0.2
重量%(好ましくは約0.1重量%)の12−ヒドロキ
システアリン酸カルシウム、および(e)約0.1−約
0.3重量%(好ましくは約0.2重量%)のN,N′
−エチレンビスステアルアミド。
【0049】本発明のブレンドは約1−50重量%(組
成物の全重量に対し)の充填剤を含有しうる。代表的な
充填剤には炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、シリカ
、クレー、タルク、マイカ、ポリテトラフルオロエチレ
ン、グラファイト、アルミナ3水和物、炭酸アルミニウ
ムナトリウム、バリウムフェライト、顔料などが含まれ
る。
【0050】本発明の組成物には約1−60重量%(組
成物の全重量に対し)の強化材をもブレンドしうる。こ
れら強化材の個々の例にはガラス繊維、グラファイト質
炭素繊維、アモルファス炭素繊維、合成高分子繊維、ア
ルミニウム繊維、チタン繊維、鋼繊維、タングステン繊
維およびセラミック繊維が含まれるが、これはごく数種
を挙げたにすぎない。
【0051】添加剤はいずれか好都合な様式でポリオキ
シメチレンと混合することができる。たとえば添加剤お
よびポリオキシメチレンを強力ミキサーで乾式ブレンド
し、次いで溶融押出しおよびペレット化することにより
;2個の加熱ロール間で微粉砕し、そして細断して成形
用グラニュールにすることにより;またはバンバリーミ
キサーもしくはブラベンダープラストグラフで微粉砕す
ることにより混合しうる。
【0052】別法として、ポリマーおよび添加剤を共通
の溶剤に溶解し、次いで溶剤を蒸発させることにより添
加剤をポリオキシメチレンと混合することができる。あ
るいは添加剤を適切な溶剤中の溶液として微粉砕した固
体ポリオキシメチレンに付与し、次いで溶剤を蒸発させ
ることにより、ポリオキシメチレンと密に混合すること
ができる。
【0053】本発明の成形用ポリオキシメチレン組成物
は天然の色であってもよく、ポリオキシメチレンと混和
性の各種色素を含有してもよい。たとえば赤色色素、た
とえばアゾ色素およびカドミウムスルフィド−カドミウ
ムセレニドレッドおよび″メルカディウム(Merca
dium)″レッド、青色色素、たとえばフタロシアニ
ンブルー、緑色色素、たとえば酸化クロムグリーン、白
色色素、たとえば二酸化チタンホワイト、ならびに黒色
色素、たとえばカーボンブラックを、組成物の全重量に
対し最高約5重量%の量で本発明の組成物に含有させる
ことができる。
【0054】本発明を以下の実施例によりさらに説明す
る。これらは説明のためのものにすぎず、限定ではない
と解すべきである。実施例に示す各種分析は下記により
行われた:ハンターカラー(Hunter  Colo
r)−−ハンターカラーは着色および天然プラスチック
材料の試験に用いられる標準色彩測定法である。測定用
に約51cm(2インチ)のディスクを成形した。この
ディスクを反射モードに設定した較正済みハンターカロ
リメーターに挿入した。ディスクの明度および色彩を定
めるハンターカラーパラメーター(b)を求めた。
【0055】抽出性ホルムアルデヒド−−抽出性ホルム
アルデヒドは100gの試料を100mlの蒸留水中で
還流下に60分間煮沸することにより測定された。次い
で抽出液を水酸化カリウム(0.1N)溶液で中和し、
最終pHを記録した。50mlの亜硫酸ナトリウム(0
.1N)溶液を抽出液に添加した。次いでこの最終溶液
を硫酸(0.1N)で先に記録した初期pH水準になる
まで滴定した。抽出性ホルムアルデヒド値は次式により
計算された: 抽出性ホルムアルデヒド%=(T×N×3)/W式中、 T=硫酸のミリリットル数 N=硫酸の規定度 W=試料の正確なグラム数 ポリマーの熱分解速度(KD230)−−ポリマーの熱
分解速度は、230℃の空気循環炉内で解放容器中にお
いて加熱したポリマー試料の減量%を測定することによ
り調べられた。たとえば安定化されていないトリオキサ
ンとエチレンオキシドのコポリマー(加水分解して不安
定な末端基を除去したもの)のKD230(ここではK
dとも呼ぶ)は1%/分よりはるかに高く、一般に23
0℃で45分後に完全に消失する。
【0056】
【実施例】ヘキスト・セラニーズ・コーポレーションか
らセルコン(登録商標)の商品名で市販される成形用ポ
リアセタール樹脂(ポリオキシメチレン)を含む成形用
ポリオキシメチレン組成物を調製した。これらの組成物
は一般的な成形用ポリオキシメチレン組成物成分ならび
に各種添加剤を含有し、これらの添加剤が色彩安定性、
熱分解性、および成形用組成物の抽出性ホルムアルデヒ
ドに及ぼす作用を調べた。各種組成物中に下記の成分お
よび添加剤を用いた: A.金属不活化剤 3−サリチロイルアマイド−1,2,4−トリアゾール
:ウィトコ・コーポレーション、アーガス・ディビジョ
ン、MARK  1475 トリス−2−t−ブチル−4−チオ−(2′−メチル−
4′−ヒドロキシ−5′−t−ブチル)フェニル−5−
メチルフェニルホスファイト:ヘキスト・セラニーズ、
ホスタノックスVPOSP  1 B.酸スキャベンジャー 12−ヒドロキシステアリン酸カルシウム:コーセイ社
、CS−6(以下カルシウムOHステアレートと表示す
る) C.酸化防止剤 テトラキス(メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシヒドロシンナメート))メタン:チバ・ガイ
ギー、イルガノックス1010 1,6−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシヒドロシンナメート):チバ・ガイギ
ー、イルガノックス259 1,2−ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シヒドロシンナモイル)ヒドラジン:チバ・ガイギー、
イルガノックスMD1024 D.ホルムアルデヒドスキャベンジャー2,4,6−ト
リアミノ−sym−トリアジン:アメリカン・サイアナ
ミッド、メラミン E.滑剤 N,N′−エチレンビスステアルアミド:グリコ・ケミ
カル、アクラワックスC F.他の添加剤 分枝鎖セルコン(ポリアセタール):ヘキスト・セラニ
ーズ、U10−01(適切な成核剤) ポリエチレングリコール:ユニオン・カーバイド、カー
ボワックス3350 グリセリルモノステアレート:プロタミーン・ケミカル
ズ社、GMS−450エチレンジアミン四酢酸:アルド
リッヒ、EDTA 2,2′−オキサミドビス−[エチル−3−(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート:ユニロイヤル、ナウガードXL−1クエン酸:ア
ルドリッヒ、クエン酸 比較例1−9および実施例A−D バージンアセタールコポリマーを強力ミキサーにより表
1および3(本発明の新規組成物は実施例A−Dと表示
する)に示す配合に従って添加剤とプレブレンドするこ
とにより成形用ポリアセタール組成物を調製した。乾燥
ブレンドを1軸スクリュー押出し機により190℃およ
び75rpmで押出し、ペレット化した。次いでこのペ
レット化した試料を往復スクリュー機により195℃で
射出成形して被験プラックとなした。
【0057】組成物はすべてポリオキシメチレン(溶液
加水分解コポリマー)、ヒドロキシステアリン酸カルシ
ウム、酸化防止剤および滑剤を含有していた。成形され
た被験試料を熱分解速度(Kd)、抽出性ホルムアルデ
ヒドおよびハンターカラーにつき評価した。結果を表2
および4にまとめる。各成形用組成物の退色の程度を時
間ゼロにおける(初期、室温)、または設定温度におけ
る(たとえば113℃で7日、または116℃で5日)
ハンターカラーb値として定量した。下記の各表に示す
ように、金属不活化剤MARK  1475またはホス
タノックスVPOSP  1を含む本発明の組成物(実
施例A−D)は、卓越した老化ハンターカラーb値によ
り証明されるように退色防止において極めて有効であっ
た。
【0058】
【表1】                          
        配  合─────────────
──────────────────────   
成分(重量%)       1     2    
 3     4     5     A     
B────────────────────────
─────────── ポリオキシメチレン  99
.2   99.2   99.2   99.2  
 99.2   99.2   99.2 イルガノッ
クス259   0.5    0.5    0.5
    0.5    0.5    0.5    
0.5 カルシウムOH      0.1    0
.1    0.1    0.1    0.1  
  0.1    0.1   ステアレート  アクラワックスC    0.2    0.2  
  0.2    0.2    0.2    0.
2    0.2 MD 1024         
  0.03 EDTA              
     0.03 ナウガードXL−1      
              0.03 クエン酸  
                         
      0.03 MARK 1475     
                         
            0.03 ホスタノックス 
                         
                      0.0
3      VPOSP 1 ─────────────────────────
──────────
【表2】                          
       特    性────────────
───────────────────── 配  
      金 属         抽出性    
   Kd      ハンターカラー,b値    
                         
               ──────────
─ 合      不活性剤       ホルムアル
            初期  113℃   Δb
 物                       
デヒド                      
      %       %/分────────
─────────────────────────
 1    MD 1024          0.
004      0.029    3.8   1
5.6   11.8 2    EDTA     
      0.004      0.032   
 3.4   18.1   14.7 3    ナ
ウガードXL−1     0.005      0
.022    3.3   22.5   19.2
 4    クエン酸           0.08
1      0.060    4.3   31.
7   27.4 5    対照         
      0.005      0.019   
 2.8   18.7   15.9 A    M
ARK 1475      0.004      
0.016    3.3   7.2    3.9
 B    ホスタノックス     0.004  
    0.028    2.3   7.5   
 5.2            VPOSP 1──
─────────────────────────
──────
【表3】                          
       特   性─────────────
──────────────────────   
成分(重量%)         6     7  
    8      9      C      
D────────────────────────
─────────── ポリオキシメチレン    
96.92   96.92   96.92   9
6.92   96.92   96.92 イルガノ
ックス1010    0.40    0.32  
  0.20    0.38    0.38   
 0.38 アクラワックスC      0.20 
   0.20    0.20    0.20  
  0.20    0.20 U10−01    
            1.10    1.10 
   1.10    1.10    1.10  
  1.10 カルシウムOH        0.1
0    0.10    0.10    0.10
    0.10    0.10   ステアレート  メラミン              0.04  
  0.04    0.04    0.04   
 0.04    0.04 カルボワックス3350
    0.90    0.90    0.90 
   0.90    0.90    0.90 G
MS−450               0.36
    0.36    0.36    0.36 
   0.36    0.36 MD 1024  
             −−−     0.08
    0.20    0.02    −−−  
   −−− MARK 1475         
                         
           0.02 ホスタノックス  
                         
                     0.02
      VPOSP 1 ─────────────────────────
──────────
【表4】         116℃オブン中で老化、安定剤の効
果────────────────────────
──────    配合物            
       ハンターカラー,b値        
            ─────────────
─────                    
   初期        116℃,5日     
Δb───────────────────────
───────      6           
     6.5           22.5  
    16.0      7          
      6.4           17.5 
     11.1      8         
       6.4           17.0
      10.6      9        
        6.7           22.
0      15.3      C       
         6.4           12
.5      6.1      D       
         7.2           14
.5      7.3──────────────
────────────────上記表1−4のデー
タは、金属不活化剤、たとえば3−サリチロイルアマイ
ド−1,2,4−トリアゾールまたはトリス−2−t−
ブチル−4−チオ−(2′−メチル−4′−ヒドロキシ
−5′−t−ブチル)フェニル−5−メチルフェニルホ
スファイトをヒドロキシステアリン酸カルシウムと併用
することが本発明の成形用ポリオキシメチレン組成物の
退色を抑制するのに有効であることを証明する。本発明
組成物の色彩安定性向上は、特に高い温度における経時
的ハンターカラーb値の差から明らかである。すなわち
本発明組成物が示すハンターカラーb値の増大(Δb)
は、組成物の初期(室温、すなわち約21℃)ハンター
カラーb値に対し、約113℃で約7日後に約8.0以
下である。
【0059】たとえば各表から分かるように、本発明組
成物の一例(実施例A、B、CおよびD)のΔbはそれ
ぞれ3.9、5.2、6.1および7.3である。約8
.0以下のΔbは良好な色彩安定性を示す。
【0060】以上、本発明を現在において最も実際的か
つ好ましい形態であると考えられるものに関して記述し
たが、本発明はここに記載された形態に限定されるので
はなく、むしろ特許請求の範囲に記載される精神および
範囲に含まれる各種の変更および均等組成物を包含する
と解すべきである。

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ポリオキシメチレン樹脂、ヒドロキシ
    ステアリン酸カルシウム、ならびに色彩安定化に有効な
    量の少なくとも1種の金属不活化剤であって3−サリチ
    ロイルアマイド−1,2,4−トリアゾールおよびトリ
    ス−2−t−ブチル−4−チオ−(2′−メチル−4′
    −ヒドロキシ−5′−t−ブチル)フェニル−5−メチ
    ルフェニルホスファイトよりなる群から選ばれ、得られ
    る成形用ポリオキシメチレン組成物のハンターカラー(
    Hunter  Color)b値の増大を約21℃で
    時間ゼロにおける組成物の初期ハンターカラーb値に対
    して約113℃で約7日後に約8.0以下となすのに十
    分なものを含む、雰囲気および熱老化色彩安定性を示す
    成形用ポリオキシメチレン組成物。
  2. 【請求項2】  ポリオキシメチレン樹脂がトリオキサ
    ンおよび少なくとも2個の隣接炭素原子を含む環状エー
    テルを共重合させることにより誘導される、請求項1に
    記載の成形用組成物。
  3. 【請求項3】  ポリオキシメチレン樹脂が無水ホルム
    アルデヒドを重合させることにより誘導される、請求項
    1に記載の成形用組成物。
  4. 【請求項4】  色彩安定化に有効な量の少なくとも1
    種の金属不活化剤が組成物の全重量に対して約1.0重
    量%以下である、請求項1に記載の成形用組成物。
  5. 【請求項5】  色彩安定化に有効な量の少なくとも1
    種の金属不活化剤が組成物の全重量に対して約0.1重
    量%以下である、請求項1に記載の成形用組成物。
  6. 【請求項6】  色彩安定化に有効な量の少なくとも1
    種の金属不活化剤が組成物の全重量に対して約0.01
    −約0.05重量%である、請求項1に記載の成形用組
    成物。
  7. 【請求項7】  ポリオキシメチレン樹脂が組成物の全
    重量に対して約95重量%以上の量で存在する、請求項
    1に記載の成形用組成物。
  8. 【請求項8】  ヒドロキシステアリン酸カルシウムが
    組成物の全重量に対して1.0重量%以下の量で存在す
    る、請求項1に記載の成形用組成物。
  9. 【請求項9】  ヒドロキシステアリン酸カルシウムが
    組成物の全重量に対して0.15重量%以下の量で存在
    する、請求項1に記載の成形用組成物。
  10. 【請求項10】  ヒドロキシステアリン酸カルシウム
    が組成物の全重量に対して約0.15−約0.05重量
    %の量で存在する、請求項1に記載の成形用組成物。
  11. 【請求項11】  さらに、目的とする色彩を成形用組
    成物に付与するのに十分な量の着色剤を含む、請求項1
    に記載の成形用組成物。
  12. 【請求項12】  さらに酸化防止剤を含む、請求項1
    に記載の成形用組成物。
  13. 【請求項13】  組成物の全重量に対し:(a)オキ
    シメチレンコポリマー; (b)約0.01−約0.1重量%の、3−サリチロイ
    ルアマイド−1,2,4−トリアゾールおよびトリス−
    2−t−ブチル−4−チオ−(2′−メチル−4′−ヒ
    ドロキシ−5′−t−ブチル)フェニル−5−メチルフ
    ェニルホスファイトよりなる群から選ばれる少なくとも
    1種の金属不活化剤; (c)約0.05−約0.2重量%のヒドロキシステア
    リン酸カルシウム; (d)約0.25−約1.0重量%の、テトラキス(メ
    チレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒド
    ロシンナメート))メタンおよび1,6−ヘキサメチレ
    ンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒド
    ロシンナメート)よりなる群から選ばれる少なくとも1
    種の酸化防止剤を含む、雰囲気および加熱老化色彩安定
    性を示す成形用組成物。
  14. 【請求項14】  さらに約0.1−約0.3重量%の
    N,N′−エチレンビスステアルアミドを含む、請求項
    13に記載の成形用組成物。
  15. 【請求項15】  さらに、目的とする色彩を成形用組
    成物に付与するのに十分な量の着色剤を含む、請求項1
    3に記載の成形用組成物。
  16. 【請求項16】  さらに約0.015−約0.4重量
    %の2,4,6−トリアミノ−sym−トリアジンを含
    む、請求項13に記載の成形用組成物。
  17. 【請求項17】  成分(a)が約95重量%以上の量
    で存在する、請求項13に記載の成形用組成物。
  18. 【請求項18】  成分(b)が約0.02−約0.0
    3重量%の量で存在する、請求項13に記載の成形用組
    成物。
  19. 【請求項19】  成分(c)が約0.1重量%の量で
    存在する、請求項13に記載の成形用組成物。
  20. 【請求項20】  成分(d)が約0.3−約0.5重
    量%の量で存在する、請求項13に記載の成形用組成物
  21. 【請求項21】  成分(b)、(c)および(d)が
    合計1.0重量%以下の量で存在する、請求項13に記
    載の成形用組成物。
  22. 【請求項22】  さらに充填剤、滑剤、スキャベンジ
    ャーおよび強化材から選ばれる少なくとも1種の成分を
    含む、請求項13に記載の成形用組成物。
  23. 【請求項23】  ハンターカラーb値の増大が約21
    ℃で時間ゼロにおける組成物の初期ハンターカラーb値
    に対し約113℃で約7日後に約8.0以下であり、K
    d分解速度が0.028を越えない、請求項13に記載
    の成形用組成物。
  24. 【請求項24】  本質的に、組成物の全重量に対し:
    (a)オキシメチレンコポリマー; (b)約0.01−約0.1重量%の、3−サリチロイ
    ルアマイド−1,2,4−トリアゾールおよびトリス−
    2−t−ブチル−4−チオ−(2′−メチル−4′−ヒ
    ドロキシ−5′−t−ブチル)フェニル−5−メチルフ
    ェニルホスファイトよりなる群から選ばれる少なくとも
    1種の金属不活化剤; (c)約0.05−約0.2重量%のヒドロキシステア
    リン酸カルシウム; (d)約0.25−約1.0重量%の、テトラキス(メ
    チレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒド
    ロシンナメート))メタンおよび1,6−ヘキサメチレ
    ンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒド
    ロシンナメート)よりなる群から選ばれる少なくとも1
    種の酸化防止剤を含む組成物からなる、雰囲気および熱
    老化色彩安定性を示す成形部品。
  25. 【請求項25】  成分(a)が約95重量%以上の量
    で存在する、請求項24に記載の成形部品。
  26. 【請求項26】  成分(b)が約0.02−約0.0
    3重量%の量で存在する、請求項24に記載の成形部品
  27. 【請求項27】  成分(c)が約0.1重量%の量で
    存在する、請求項24に記載の成形部品。
  28. 【請求項28】  成分(d)が約0.3−約0.5重
    量%の量で存在する、請求項24に記載の成形部品。
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