JPH04293968A - アズレンスクエア酸染料 - Google Patents

アズレンスクエア酸染料

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JPH04293968A
JPH04293968A JP3325480A JP32548091A JPH04293968A JP H04293968 A JPH04293968 A JP H04293968A JP 3325480 A JP3325480 A JP 3325480A JP 32548091 A JP32548091 A JP 32548091A JP H04293968 A JPH04293968 A JP H04293968A
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JP
Japan
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azulene
alkyl
mol
dye
formula
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3325480A
Other languages
English (en)
Inventor
Michael Schmidt
シュミット ミヒャエル
Bernhard Albert
ベルンハルト アルベルト
Sibylle Brosius
ジビレ ブロジウス
Klaus D Schomann
クラウス ディーター ショーマン
Harald Kuppelmaier
クッペルマイアー ハラルト
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BASF SE
Original Assignee
BASF SE
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Publication date
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Publication of JPH04293968A publication Critical patent/JPH04293968A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B57/00—Other synthetic dyes of known constitution
    • C09B57/007—Squaraine dyes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、次式I:
【0002】
【化2】
【0003】式中、L1はフェニルで置換されてもよい
C1〜C12−アルキレンであり;R1は−CN、−N
H−CO−OR6、−NH−CO−NH−R6、−NH
−SO2−R6又は−NH−CO−R7であり、ここで
、R6はC1〜C12−アルキル、C2〜C12−アル
ケニル、C5〜C7−シクロアルキル又はC1〜C4−
アルキル、C1〜C4−アルコキシ又はハロゲン原子で
置換されてもよいフェニルであり、そして、
【0004】
【外2】
【0005】R2,R3,R4及びR5は同一又は異な
って、それぞれ独立に水素原子又は次の置換基:ハロゲ
ン、シアノ、C1〜C12−アルコキシ、C1〜C12
−アルコキシカルボニル、又は、フェニル(これはC1
〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ又はハロゲ
ン原子で置換されてもよい):を有することのできるC
1〜C12−アルキルであり、ただし、R5が水素であ
る場合には−CH−L1−R1とR4の環の位置は交換
可能であることを条件とする、新規なアズレンスクエア
酸(azulenesquaric  acid)染料
及び染料Iを製造するための前駆物質及びこの染料Iを
含有する光学的記録媒体に関する。
【0006】
【従来の技術】光学的データ記録媒体の経済的な製造の
ために、特別の性質を有する染料が必要である。
【0007】これらの染料は、 −半導体レーザ書き込み可能層を提供するための700
〜900nmにおける強い吸収、 −一層構造(反射層を有さず)で十分とするための層中
における近赤外での(700〜900nm)高い反射力
、 −例えば、基板上にスピンコーティングにより薄い記憶
層を生成することを可能とするための高い溶解性及び−
薄層における高い安定性、を有すべきである。
【0008】先に出願されたドイツ国特許出願第393
5526.8号及び同3816068.4号明細書は、
アズレンスクエア酸に基づいており、さらに、光学的記
録媒体中で使用されるが、アルキレン基L1に対するR
1の結合特性により化合物Iとは異なる染料を開示して
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、光学
的記録媒体に適用でき、必要な特性プロフィールに特に
緊密に近似する染料を見い出すことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】我々は、この目的が冒頭
で定義したアズレンスクエア酸染料Iにより達成される
ことを見い出した。
【0011】さらに、我々は、R2,R3,R4及びR
5がそれぞれC1〜C6−アルキル又は水素であるか、
R2とR4がそれぞれメチルで、R3とR5がそれぞれ
水素であるか、又はR2とR4がそれぞれ水素であり、
R3がイソプロピルであり、かつR5がメチルである、
式Iの好適な染料を見い出した。
【0012】我々は、層中にレーザ光に感受性のあるア
ズレンスクエア酸染料Iを含有し、レーザ光線を用いて
情報を記録し、再生するための光学的記録媒体を見い出
した。
【0013】又、我々は、式II:
【0014】
【化3】
【0015】〔ここで可変子は冒頭定義した意味を有す
る〕のアズレンを、染料Iを製造するための前駆物質と
して見い出した。
【0016】L1のアルキレンの好適な例は、1,2−
、1,3−、1,4−、1,5−、2,3−及び2,4
−ペンチレン、ヘキサメチレン、オクタメチレン、ノナ
メチレン、デカメチレン、ウンデカメチレン、ドデカメ
チレン及びこの種のものの分枝基であり、特に、メチレ
ン、エチレン、1,2−プロピレン、1,2−、1,3
−及び2,3−ブチレンであり、特に好適なものは1,
3−プロピレン及び1,4−ブチレンである。
【0017】R1の好ましい定義は、−NH−CO−O
R6及び−NH−SO2−R6であり、−NH−CO−
R7が特に好ましい。
【0018】この関係において、R6として適当なもの
は以下のものである: −C1〜C12−アルキル、例えばメチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−
ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、
sec−ペンチル、tert−ペンチル、ヘキシル、2
−メチルペンチル、ヘプチル、オクチル、2−エチルヘ
キシル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル及びこ
の種の分枝を有する基、このうち炭素が8個までのアル
キルが好ましく、そして炭素が4個までのアルキルが特
に好ましい; −C2〜C12−アルケニル、例えばエテニル、1−及
び2−プロペニル、1−、2−及び3−ブテニル、1,
3−ブタジエニル、1−、2−、3−及び4−ペンテニ
ル及び1,3−、1,4−及び2,4−ペンタジエニル
;−C5〜C7−シクロアルキル、例えばシクロペンチ
ル、シクロヘキシル及びシクロヘプチル; −好ましくは置換されていないが、しかし、C1〜C4
−アルキル、C1〜C4−アルコキシ又は特に、フッ素
、塩素、臭素のようなハロゲンにより置換されていても
よいフェニル、例えば4−メチル−、3,4−及び2,
5−ジメチル−、2,4,6−トリメチル−、4−メト
キシ−及び4−クロロフェニル。
【0019】
【外3】
【0020】−(CH2)2−CO−O−CH3、−(
CH2)3−CO−O−C2H5、−CH(CH3)−
CH(CH3)−CO−O−C3H7、−(CH2)2
−CO−O−CH(CH3)2、−(CH2)2−CO
−O−C4H9及び−(CH2)2−CO−O−C(C
H3)3;−CH(CH3)−CH(CH3)−CO−
NH−CH3、−(CH2)4−CO−NH−C2H5
、−(CH2)3−CO−NH−C3H7、−(CH2
)2−CO−NH−CH(CH3)2、−(CH2)2
−CO−NH−C4H9及び−(CH2)2−CO−N
H−C(CH3)3;−(CH2)4−O−CO−NH
−CH3、−(CH2)3−O−CO−NH−C2H5
、−(CH2)3−O−CO−NH−C3H7、−(C
H2)3−O−CO−NH−−CH(CH3)2、−(
CH2)3−O−CO−NH−C4H9及び−(CH2
)3−O−CO−NH−C(CH3)3。
【0021】R2,R3,R4及びR5に対する適当な
ものは、R6に対して述べたアルキル基であり、好まし
くは未置換であるが、ハロゲン、シアノ、C1〜C12
−アルコキシ、C1〜C12−アルコキシカルボニル又
はフェニルで置換されてもよいものであり、例えば次の
ものである: フッ素、クロロ−、ジフルオロ−、トリフルオロ−及び
トリクロロメチル、2−フルオロ−、2−クロロ−、2
−ブロモ−及び1,1,1−トリフルオロエチル、ヘプ
タフルオロプロピル、4−クロロブチル、5−フルオロ
ペンチル及び6−クロロヘキシル; シアノメチル、2−シアノエチル、3−シアノプロピル
、2−及び4−シアノブチル、5−シアノペンチル及び
6−シアノヘキシル; 2−メトキシ−、2−エトキシ−、2−プロポキシ−、
2−イソプロポキシ−及び2−ブトキシエチル、2−メ
トキシ−及び3−メトキシ−及び3−エトキシプロピル
、4−メトキシ−、4−エトキシ−、4−プロポキシ−
及び4−イソプロポキシブチル、5−エトキシペンチル
及び6−メトキシヘキシル; メトキシカルボニル−、及びエトキシカルボニルメチル
、2−メトキシカルボニル−及び2−エトキシカルボニ
ルエチル、3−メトキシカルボニル−及び3−エトキシ
カルボニルプロピル、4−メトキシカルボニル−及び4
−エトキシカルボニルブチル、5−メトキシカルボニル
−及び5−エトキシカルボニルペンチル、6−メトキシ
カルボニル−及び6−エトキシカルボニルヘキシル;ベ
ンジル、4−メトキシ−及び4−クロロベンジル、1−
及び2−フェニルエチル及び2−(4−メチルフェニル
)エチル。
【0022】式Iの好適なアズレンスクエア酸染料は、
R2,R3,R4及びR5がそれぞれC1〜C6−アル
キル又は水素のものである。
【0023】特に好適な式Iの染料は、R2とR4がそ
れぞれメチルであり、R3とR5がそれぞれ水素である
ものである。
【0024】殊に好適な式Iの染料は、R2とR4がそ
れぞれ水素であり、R3がイソプロピルであり、R5が
メチルであるものである。
【0025】本発明によるアズレンスクエア酸染料Iは
、アズレン(II)とスクエア酸(III)とを反応さ
せて製造することができる:
【0026】
【化4】
【0027】R5が水素である式IIのアズレンは、5
員環の1位又は3位のいずれかにおいてスクエア酸に結
合していてもよいので、環上の−CH2−L1−R1と
R4の基の位置を交換した異性体生成物が可能である。 異性体はクロマトグラフィ−により分離できる。しかし
ながら、異性体の混合物が、通常、光学的記録媒体にお
いて使用される。
【0028】製造法は、公知であり、例えば、Ange
w、Chem.78、(1966)937又は先に出願
されたドイツ連邦共和国特許出願第3733173.6
号明細書に記載されている。
【0029】本発明によりアズレンIIを製造するため
の出発物質は、式IVa:
【0030】
【化5】
【0031】のメチルアズレン又は欧州特許出願公開第
310080号に記載された式IVbのアズレンアルコ
ールである
【0032】
【化6】
【0033】化合物IVaを、リチウムジイソプロピル
アミド、ブチルリチウム又はカリウムtert−ブタノ
レートのような塩基でアニオン化し、次いで、式V:
【
0034】
【化7】
【0035】
【外4】
【0036】
【化8】
【0037】化合物IVbは、例えば、ニトリルIIa
をp−トルエンスルホニルクロリドでトシル化し、次い
で、ナトリウムシアニドと反応させることにより得るこ
とができる。
【0038】アズレンアルキルシアニドIIaは、本発
明による他のすべてのアズレン誘導体IIを製造するた
めの出発原料として使用される。このためには、これら
を、まず常法により、例えば、水素化リチウムアルミニ
ウムを用いて還元して式IIb(
【0039】
【化9】
【0040】である):
【0041】
【化10】
【0042】のアズレンアルキルアミンに変じ、次いで
、これを式VIa〜VIc       Y−CO−R6;Y−CO−OR6;Y−
CO−NH−R6        VIa      
R6−CO−O−CO−R6;R6O−CO−O−CO
−OR6     VIb      Y−SO2−R
6                        
                     VIcの
カルボン酸誘導体又は有機スルホン酸誘導体〔ここでY
は塩素、臭素又はC1〜C4−アルコキシである〕との
反応により常法で式II′:
【0043】
【化11】
【0044】
【外5】
【0045】アズレンアルキルアミンIIbと酸ハライ
ド又はエステルVIa又はVIc又は無水物VIb(こ
れらは通常過剰に使用される)との反応は、好適にはジ
クロロメタン、1,1,1−又は1,1,2−トリクロ
ロエタン、トルエン、ナフサ又はシクロヘキサン等の不
活性有機溶媒中で、好ましくは触媒としてトリアルキル
アミン又はピリジン等の塩基を添加して、−20〜80
℃で実施される。
【0046】
【外6】
【0047】アズレンアルキルアミンIIbからアズレ
ンIIcを製造するのに適した他の方法は、Hoube
n−Weyl、Methoden  der  Org
anischen  Chemie、第4版、E4巻、
149〜166、338〜342、352〜364頁(
1983)、E5巻、941〜1045頁(1985)
に記載されている。
【0048】式II″:
【0049】
【化12】
【0050】
【外7】
【0051】アズレンアルキルアミンIIbと式VIc
:
【0052】
【化13】
【0053】
【外8】
【0054】アズレンアルキルアミンIIbを式VId
:
【0055】
【化14】
【0056】
【外9】
【0057】本発明によるアズレンスクエア酸染料Iは
、760〜780nmの波長の範囲において強い吸収を
示す。更に、これらは再結晶し難いので、重合体結合剤
の添加を必要としない安定で純粋な染料層に変えること
もできる。その上更に、耐光堅牢性が高いので、安定剤
の添加は最小に保つことができる。他の詳細な利点は、
これらが多くの有機溶媒中に容易に溶解するので、染料
Iを構造合成樹脂基板上に保護層なしで直接にスピンコ
ーティングできるということである。
【0058】本発明による光学的記録媒体は、染料I以
外に結合剤を含有することのできる薄い光吸収層をもつ
基板から成る。
【0059】好適な基板は、有利には透明であり、例え
ば、ガラス又はプラスチックから成る。好適なプラスチ
ックの例は、ポリエステル、エポキシド、ポリオレフィ
ン(例えば、ポリメチルペンテン)、ポリアミド、ポリ
塩化ビニル、ポリスチレン及びポリビニルエステル、特
にポリアクリレート及びポリメタクリレートであり、殊
にポリカーボネートである。
【0060】光吸収層は、好適には、結合剤及び抗酸化
剤、一重項酸素クエンチャー及び紫外線吸収剤等の他の
添加剤を付加的に含有していてよい本発明によるアズレ
ンスクエア酸染料I(これは通常1〜30重量%の染料
を含有する)をスピンコーティングし、次いで乾燥する
ことにより基板上に使用される。
【0061】このために適当な溶媒の例は、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール、ジアセトンアルコ
ール、メチルエチルケトン、トルエン、ブロモホルム、
1,1,2−トリクロロエタンまたはこれらの混合物で
ある。
【0062】結合剤の添加は、必要不可欠ではないが、
スピンコーティング溶液の粘度を最適なものに調節し、
記録媒体の長期安定性を保証するためには好ましい。好
適には、溶解している固体含量に対して1〜50重量%
の結合剤を添加する。
【0063】適当な結合剤は、例えば、ポリオルガノシ
ロキサン、エポキシド、ポリアクリレート及び−メタク
リレート、ポリスチレンホモおよびコポリマー、ポリビ
ニルカルバゾール、ポリビニルピロリドン、ポリイミダ
ゾールコポリマー、ポリビニルエステルコポリマー、ポ
リビニルエーテルコポリマー、ポリビニリデンクロリド
コポリマー、アクリロニトリルコポリマー、ポリ塩化ビ
ニル及びこれらのコポリマー、酢酸セルロース及びニト
ロセルロースである。有利な結合剤は、ビニルピロリド
ン/ビニルアセテートコポリマーと塩化ビニル/ビニル
エーテルコポリマーに基づくものである。
【0064】一般に、溶解した固体含量に対して10重
量%までの、好ましくは5重量%までの上記の添加剤を
染料溶液に添加する。近赤外線でも吸収する抗酸化剤、
例えば、ドイツ連邦共和国特許出願公開第350575
0号及び第3505751号明細書又はDyes  a
nd  Pigments、8巻、(1987)381
〜388頁に記載されているニッケルチオレン錯体は、
スピンコーティング溶液中の溶解固体含量に対して10
重量%までの濃度で溶液中に存在させることができる。
【0065】この点に関連して、スピンコーティングと
は、好ましくは円形を有する回転している基板に対して
この溶液を施すことである。しかしながら、溶液をまず
静止している基板上に施し、次いでこれを回転すること
も可能である。溶液を基板上に施すには、好ましくはス
プレー又は毛細管を用いるか又は機械的ポンプを用いて
行われる。
【0066】基板の回転は一般には5〜7,000rp
m、好ましくは500〜5,000rpmの速度で行わ
れ、その際、スピンコーティングは好ましくは低い速度
(約500〜2000r.p.m.)で、次いで乾燥は
より速い速度(約5000〜7000r.p.m.)で
行われる。レーザ光に対して感受性の層の厚さは、40
〜160nm好ましくは80〜120nmである。これ
は回転速度、スピンコーティング溶液の濃度及び粘度及
び温度に依存する。
【0067】本発明の光学的記録用媒体において、レー
ザ光に感受性の層は、均質な薄い平滑な層の形で存在し
、この層は高度の光学的品質を有している。すなわち、
その反射率は一般に12%以上である。
【0068】さらに、この新規な記録媒体は、使用レー
ザー光源の波長において充分感受性であり、すなわち、
直径≦1μmのスポットに焦点が合っているわずか2〜
3nJのエネルギーの光パルスの入射において、優れた
信号/雑音比を生ずるピットを形成する。
【0069】特に適したレーザ光源は、構成素子が小さ
く、エネルギー要求が少なく、そして駆動電流の変調に
より光学的出力の直接的な変調ができるという理由から
、近赤外線を発射する固体インジェクションレーザ、特
に750〜900nmの波長で作動するAlGaAsレ
ーザである。
【0070】
【実施例】a)アズレンIIの製造 a1)アズレンアルキルシアニドIIaの製造
【007
1】
【化15】
【0072】例  1 L1:−(CH2)2− メチルtert−ブチルエーテル(MTB)350ml
中の7−イソプロピル−1−メチルアズレン23.6g
(0.12モル)とジイソプロピルアミン19.4g(
0.19モル)の溶液に、10℃でブチルリチウム(0
.16モルのヘキサン溶液100ml)を滴加した。−
5℃で1時間撹拌した後、MTB40ml中の3−ブロ
モプロピオニトリル20g(0.15モル)溶液を−1
0℃でゆっくり滴加した。次いで、この混合物を室温で
12時間撹拌した。
【0073】この後、反応混合物を水200mlを用い
て加水分解し、2N硫酸を用いて酸性にした。有機相を
分離し、水を用いて数回洗い、硫酸ナトリウム上で乾燥
させた。溶媒を除去した後に残った残分をシリカゲル上
でクロマトグラフィー処理した(酢酸エチル/石油エー
テル2:8v/v)。
【0074】目的生成物13.7gを青色の高粘性油状
物として得た(収率46%)。
【0075】物理的データ:
【0076】
【外10】
【0077】例  2 L1:−(CH2)3− 製造と分離を例1と同様にして実施した。
【0078】物理的データ:
【0079】
【外11】
【0080】例  3 L1:−(CH2)−CH(CH3)−トルエン200
ml中の7−イソプロピル−1−メチルアズレン9.9
g(0,05モル)の溶液に、カリウムtert−ブタ
ノレート5.6g(0.05モル)を添加し、次いでこ
れを沸騰する迄加熱し、3時間かけてα−メチルアクリ
ロニトリル4.7g(0.07モル)を滴加した。
【0081】生成物を例1と同様にして冷却後に分離し
た。
【0082】目的生成物1.7gを青色の高粘性油状物
として得た(収率13%)。
【0083】物理的データ:
【0084】
【外12】
【0085】a2)アズレンアルキルアミンIIbの製
造
【0086】
【化16】
【0087】例  4 L1:−(CH2)3− ジエチルエーテル100ml中の4−(7−イソプロピ
ル−1−メチル−4−アズレニル)ブチロニトリル(例
1)13.7g(0.055モル)の溶液に、ジエチル
エーテル50ml中の水素化リチウムアルミニウム4.
5gの懸濁液を室温で滴加した。次いで、混合物を1.
5時間還流した。
【0088】冷却後、反応混合物を水20mlを用いて
加水分解した。沈澱物を濾別し、濾液を2N塩酸を用い
て抽出した。水相を分離し、水酸化ナトリウム水溶液を
用いてアルカリ性にした。混合物をメチルtert−ブ
チルエーテルを用いて振出し、有機相を分離し、次いで
硫酸ナトリウム上で乾燥させ、その後溶媒を除去した。
【0089】目的生成物11.9gを青色の粘性油状物
として得た(収率85%)。生成物は1H−NMRスペ
クトロスコピーによれば純粋であり、他のアズレン誘導
体IIを製造するために直接使用できた。
【0090】物理的データ:
【0091】
【外13】
【0092】例  5 L1:−(CH2)4− 製造と分離を例4と同様にして実施した。
【0093】物理的データ:
【0094】
【外14】
【0095】a3)アズレンIIcの製造
【0096】
【化17】
【0097】例  6 L1:−(CH2)3−;R7:−CH3ジクロロメタ
ン50ml中の塩化アセチル4.0g(0.048モル
)とピリジン3.8g(0.048モル)との溶液に、
ジクロロメタン50ml中の4−(7−イソプロピル−
1−メチル−4−アズレニル)ブチルアミン(例4)1
0.2g(0.04モル)を滴加し、次いで、この混合
物を12時間撹拌した。
【0098】2N塩酸を用いて振出した後、有機相を分
離し、水を用いて洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥した
。溶媒を除去して残った残分をシリカゲル上でクロマト
グラフィー処理した(ジクロロメタン/アセトン8:2
v/v)。
【0099】目的生成物7.8gが青色の油状物として
得られた(収率66%)。
【0100】物理的データ:
【0101】
【外15】
【0102】例7〜11 例6と同様にしてアズレンアルキルアミンIIbをカル
ボニルハライドVIと反応させることによりアズレンI
Icを製造した。
【0103】表1にアズレンIIcとその質量スペクト
ル及びIRデータを記載する(ここでPhはフェニルを
示す)。
【0104】
【表1】
【0105】例12 L1:−(CH2)3−;R7:−(CH2)3−O−
CO−NH−C(CH3)3 ジクロロメタン60ml中の4−(7−イソプロピル−
1−メチル−4−アズレニル)ブチルアミン8.4g(
0.033モル)(例4)とブチロラクトン3.4g(
0.04モル)との溶液に、水素化ナトリウム1.2g
(0.05モル)を添加し、次いで、この混合物を2時
間撹拌した。
【0106】反応混合物を水20mlを用いて加水分解
させた。2N塩酸を用いて抽出した後、有機相を分離し
、水を用いて洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させた。 溶媒を除去した後、残った残分をシリカゲル上でクロマ
トグラフィー処理した(ジクロロメタン/メタノール9
:1v/v)。
【0107】化合物12a(R7=−(CH2)3−O
H)が青色の高粘性油状物として得られ2.7g(収率
24%)、これから、tert−ブチルイソシアネート
との反応により化合物12を製造した。
【0108】物理的データ:
【0109】
【外16】
【0110】1,1,1−トリクロロエタン20ml中
の化合物12a  2.0g(0.058モル)の溶液
に、tert−ブチルイソシアネート2mlとジブチル
ジラウリルスタナン1滴を添加し、この混合物を1時間
還流させた。
【0111】溶媒を除去した後、残った残分をシリカゲ
ル上でクロマトグラフィー処理した(塩化メチレン/メ
タノール9:1v/v)。
【0112】目的生成物1.8gが青色の油状物として
得られた(収率70%) 例13 L1:−(CH2)3−;R7:(CH2)2−CO−
O−C4H9 ジクロロメタン100ml中の4−(7−イソプロピル
−1−メチル−4−アズレニル)ブチルアミン(例4)
21.1g(0.083モル)の溶液に、無水コハク酸
10.0g(0.1モル)を添加し、混合物を12時間
撹拌した。
【0113】反応混合物を水を用いて数回振出した。有
機相を分離し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、次いで溶
媒を除去した。
【0114】化合物13a(R7:−(CH2)2−C
O−OH)17.4g(収率59%)を得、これからエ
ステル化により化合物13を製造した。
【0115】物理的データ:
【0116】
【外17】
【0117】ジクロロメタン30ml中の化合物13a
  9.8g(0.028モル)、N,N−ジメチルア
ミノピリジン0.3g及びn−ブタノール5.9g(0
.08モル)の撹拌混合物にジシクロヘキシルカルボジ
イミド6.9g(0.034モル)を0℃で添加し、次
いで、この混合物を室温で2時間撹拌した。
【0118】沈澱物を濾別し、濾液を2N塩酸を用いて
振出した。有機相を分離し、水を用いて洗浄し、硫酸ナ
トリウム上で乾燥させた。溶媒を除去した後、残った残
分をシリカゲル上でクロマトグラフィー処理した(石油
エーテル/酢酸エチル1:1v/v)。
【0119】目的生成物5.2gが青色の高粘性油状物
として得られた(収率45%)。
【0120】物理的データ:
【0121】
【外18】
【0122】例14 L1:−(CH2)3−;R7:−(CH2)2−CO
−NH−C(CH3)3 ジクロロメタン70ml中の4−(7−イソプロピル−
1−メチル−4−アズレニル)ブチルアミン10.2g
(10.04モル)の溶液中に、0℃で無水コハク酸5
.0g(0.05モル)を添加し、混合物をこの温度で
2時間撹拌した。ジクロロメタン10ml中のジシクロ
ヘキシルカルボジイミド10.3g(0.05モル)の
溶液を0℃で滴加した。0℃で30分間撹拌した後、t
ert−ブチルアミン7.3g(0.1モル)を添加し
た。この混合物をさらに、0℃で30分間、室温で12
時間撹拌した。
【0123】沈澱物を濾別し、濾液を2N塩酸、次いで
、2N水酸化ナトリウム溶液、そして最後に水を用いて
洗浄した。有機層を分離し、硫酸ナトリウム上で乾燥さ
せた。溶媒の除去後に残った残分を、シリカゲルクロマ
トグラフィー処理した(石油エーテル/酢酸エチル1:
1v/v)。
【0124】目的生成物9.0gが融点130〜134
℃の青色固体として得られた(収率55%)。
【0125】物理的データ:
【0126】
【外19】
【0127】a4)アズレンIIdの製造
【0128】
【化18】
【0129】例15 R6:−C(CH3)3 テトラヒドロフラン50ml中の4−(7−イソプロピ
ル−1−メチル−4−アズレニル)ブチルアミン12.
8g(0.05モル)の溶液にジ−tert−ブチルジ
カルボネート12.0g(0.055モル)を添加し、
この混合物を室温で2時間撹拌した。
【0130】この混合物に2N塩酸30mlとメチルt
ert−ブチルエーテル50mlとを加え、混合物を激
しく撹拌した。有機相を分離し、硫酸ナトリウム上で乾
燥させた。溶媒の除去の後に残った残分を、シリカゲル
上でクロマトグラフィー処理した(塩化メチレン)。
【0131】目的生成物14.5gが青色の油状物とし
て得られた(収率82%)。
【0132】物理的データ:
【0133】
【外20】
【0134】例16 R6:−C2H5 製造と分離を例15と同様にして実施した。
【0135】物理的データ:
【0136】
【外21】
【0137】a5)アズレンIIeの製造
【0138】
【化19】
【0139】例17 R6:−C4H9 1,1,1−トリクロロエタン50ml中の4−(7−
イソプロピル−1−メチル−4−アズレニル)ブチルア
ミン(例4)12.8g(0.05モル)の溶液中にブ
チルイソシアネート10mlを添加し、この混合物を4
時間還流した。
【0140】溶媒を除去した後で残った残分を、シリカ
ゲル上でクロマトグラフィー処理した(塩化メチレン/
アセトン9:1v/v)。
【0141】目的生成物5.0gを青色油状物として得
た(収率71%)。
【0142】物理的データ:
【0143】
【外22】
【0144】例18 R6:−C(CH3)3 製造及び分離を例17と同様にして実施した。
【0145】物理的データ:
【0146】
【外23】
【0147】a6)アズレンIIfの製造
【0148】
【化20】
【0149】例19 R6:ph−4−CH3 ジクロロメタン50ml中のp−トルエンスルホニルク
ロリド9.2g(0.048モル)とピリジン3.8g
(0.048モル)の溶液に、4−(7−イソプロピル
−1−メチル−4−アズレニル)ブチルアミン(例4)
10.2g(0.04モル)の溶液を添加し、次いで、
この混合物を室温で12時間撹拌した。
【0150】2N塩酸を用いて振出させた後で、有機相
を分離し、水を用いて洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥
させた。溶媒を除去した後の残分を、シリカゲルクロマ
トグラフィーで処理した(ジクロロメタン/アセトン8
:2v/v)。
【0151】目的生成物11.2gが青色油状物として
得られた(収率72%)。
【0152】物理的データ:
【0153】
【外24】
【0154】b)アズレンスクエア酸染料Iaの製造
【
0155】
【化21】
【0156】例20 L1:−CH2−CH(CH3)−;R1:−CN2−
メチル−4−(7−イソプロピル−1−メチル−4−ア
ズレニル)ブチロニトリル(例3)2.65g(0.0
1モル)、スクエア酸1.0g(0.087モル)、n
−ブタノール40mlとトルエン40mlの混合物を水
補集器を用いて、2時間還流した。
【0157】溶媒を留去した後、残分をシリカゲル上で
クロマトグラフィー処理し(ジクロロメタン/酢酸エチ
ル8:2v/v)、次いで、酢酸エチル/石油エーテル
(2:1v/v)から再結晶させた。
【0158】目的生成物1.1gは、金属的な光沢およ
び融点214〜215℃を有する結晶として得られた(
収率36%)。
【0159】
【外25】
【0160】例21〜32 次のアズレンスクエア酸染料Iaは、例20と同様にし
てアズレン誘導体IIとスクエア酸とを反応させること
により製造された。
【0161】表2中に、染料Iaを、そのλmax及び
ε値(塩化メチレン中で測定)及び融点とともに記載す
る。
【0162】
【表2】
【0163】c)使用例 例33 トルエン中の例21の染料の約5重量%溶液を、スプレ
ーにより、約2000rpmで回転しているポリ(メチ
ルメタクリレート)製ディスク上に塗布し、次いで、残
った溶媒を5,000rpmで除去した。
【0164】半導体レーザ(λ=830nm)を用いて
極めて良好に記入することのできる、均質な高反射性の
染料層が得られた。この情報は、極めて良好なコントラ
ストで再び読取ることができた。
【0165】例34 溶解した固体含量に対して20重量%のポリ(メチルメ
タクリレート)を含有する例21の染料の3重量%溶液
を、例33と同様にして溝付きポリカーボネートディス
ク上にスピンコーティングした。
【0166】基板に良好に付着し、基板の溝跡を良好に
表わし、そして、半導体レーザ(λ=830nm)によ
り良好に記入可能である、均質で、高反射性の染料層が
得られた。記入された情報は、熱及び湿気に対し安定で
あり、必要に応じていつでも良好なコントラストで読取
ることができた。
【0167】例35 溶解した固体含量に対して、10重量%のフェノール樹
脂(結合剤として)と5重量%の4−オクチル−4′−
フルオロジフェニルジチオレンニッケル(安定剤)を含
有する、プロパノール/ジアセトンアルコール(1:1
v/v)中の、例21の染料の2重量%溶液を、例33
と同様にして溝付きポリカーボネートディスク上にスピ
ンコーティングした。
【0168】得られた記憶層は、すべての点で例34で
得られたものと同等であったが、紫外線に対する安定性
がより高かった。
【0169】例36 溶解した固体含量に対して10重量%のポリ(メチルメ
タクリレート)と5重量%のビスカンフェラートジチオ
レンニッケルを含有する、トルエン中の例21の染料の
2重量%溶液を、例33と同様にしてガラス製ディスク
にスピンコーティングした。
【0170】得られた染料層は均質、かつ高い基礎反射
率を示した。これは半導体レーザ(λ=780nm)で
良好に記入可能であった。記入された情報は通常の試験
条件下で安定であり、必要に応じていつでも読取ること
ができた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一般式I: 【化1】 〔式中、L1はフェニルで置換されていてもよいC1〜
    C12−アルキレンであり;R1は−CN、−NH−C
    O−OR6、−NH−CO−NH−R6、−NH−SO
    2−R6又は−NH−CO−R7であり、ここで、R6
    はC1〜C12−アルキル、C2〜C12−アルケニル
    、C5〜C7−シクロアルキル、又は、C1〜C4−ア
    ルキル、C1〜C4−アルコキシ又はハロゲンで置換さ
    れていてもよいフェニルであり、そして、 【外1】 R2,R3,R4及びR5は同一でも異なってもよく互
    いに独立に水素原子又はC1〜C12−アルキル(これ
    はハロゲン原子、シアノ、C1〜C12−アルコキシ、
    C1〜C12−アルコキシカルボニル又はフェニル(こ
    れはC1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシ又
    はハロゲン原子で置換されていてもよい)を置換基とし
    て有してもよい)であり、ただし、R5が水素である時
    は、−CH2−L1−R1基とR4の環の位置は交換可
    能である〕で表わされるアズレンスクエア酸染料。
JP3325480A 1990-12-11 1991-12-10 アズレンスクエア酸染料 Withdrawn JPH04293968A (ja)

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