JPH04295158A - 車両のトラクション制御装置 - Google Patents
車両のトラクション制御装置Info
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- JPH04295158A JPH04295158A JP8354091A JP8354091A JPH04295158A JP H04295158 A JPH04295158 A JP H04295158A JP 8354091 A JP8354091 A JP 8354091A JP 8354091 A JP8354091 A JP 8354091A JP H04295158 A JPH04295158 A JP H04295158A
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Landscapes
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の加速走行時の車
輪スリップを防止するようにエンジン出力等を制御する
トラクション制御装置(TCS)に関し、詳しくは、エ
ンジン出力低下手段として点火時期リタード制御を用い
た方式における触媒の損傷防止対策に関する。
輪スリップを防止するようにエンジン出力等を制御する
トラクション制御装置(TCS)に関し、詳しくは、エ
ンジン出力低下手段として点火時期リタード制御を用い
た方式における触媒の損傷防止対策に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等の車両においては加速
走行時にタイヤグリップ力に対してエンジン出力による
駆動力が必要以上に大きい状態になると、車輪がスリッ
プして操安性、燃費等を損なうことになり、近年特にエ
ンジンの出力アップにより、このような車輪スリップを
生じ易い傾向にある。そこで、加速走行時に車輪のスリ
ップを検出した場合は、エンジン出力を強制的に低下制
御してスリップを防止するトラクション制御が提案され
ている。この場合のエンジン出力低下手段としては、エ
ンジンの燃料噴射量、点火時期、吸入空気量、過給圧等
を制御する方式があり、点火時期のリタード制御は制御
が容易でエンジン出力の変動ショックも少ない等の利点
がある。
走行時にタイヤグリップ力に対してエンジン出力による
駆動力が必要以上に大きい状態になると、車輪がスリッ
プして操安性、燃費等を損なうことになり、近年特にエ
ンジンの出力アップにより、このような車輪スリップを
生じ易い傾向にある。そこで、加速走行時に車輪のスリ
ップを検出した場合は、エンジン出力を強制的に低下制
御してスリップを防止するトラクション制御が提案され
ている。この場合のエンジン出力低下手段としては、エ
ンジンの燃料噴射量、点火時期、吸入空気量、過給圧等
を制御する方式があり、点火時期のリタード制御は制御
が容易でエンジン出力の変動ショックも少ない等の利点
がある。
【0003】ここで、エンジンの点火時期をリタード制
御する場合について説明すると、リタード制御により燃
料の後燃え燃焼が増大して排気温Texに直接に影響す
るようになる。スロットル全開時の排気温度特性は、一
般に図4のようにエンジン回転数Nとリタード量Rで設
定され、この場合に排気温Texが上昇すると触媒の損
傷に影響するため、排気温Texに対して例えば900
℃の上限温度Tmaxが設定されている。この特性から
、リタード量Rが一定でもエンジン回転数Nの上昇に応
じて排気温Texも上昇するようになり、通常の少ない
リタード量Roの制御では、運転領域の全域で排気温T
exが上限温度Tmax以下になる。ところで、トラク
ション制御においてエンジン出力を例えば30%、40
%低下するため、リタード量をR1,R2に増大すると
、排気温Texの特性が高くなり、エンジン回転数がN
1,N2の低い状態で上限温度Tmaxに達し、これ以
上のエンジン回転数Nではトラクション制御不能な状態
になる。従って、このような点火時期リタード制御を用
いる場合は、さらに触媒の損傷を生じないように排気温
度を制御する必要がある。
御する場合について説明すると、リタード制御により燃
料の後燃え燃焼が増大して排気温Texに直接に影響す
るようになる。スロットル全開時の排気温度特性は、一
般に図4のようにエンジン回転数Nとリタード量Rで設
定され、この場合に排気温Texが上昇すると触媒の損
傷に影響するため、排気温Texに対して例えば900
℃の上限温度Tmaxが設定されている。この特性から
、リタード量Rが一定でもエンジン回転数Nの上昇に応
じて排気温Texも上昇するようになり、通常の少ない
リタード量Roの制御では、運転領域の全域で排気温T
exが上限温度Tmax以下になる。ところで、トラク
ション制御においてエンジン出力を例えば30%、40
%低下するため、リタード量をR1,R2に増大すると
、排気温Texの特性が高くなり、エンジン回転数がN
1,N2の低い状態で上限温度Tmaxに達し、これ以
上のエンジン回転数Nではトラクション制御不能な状態
になる。従って、このような点火時期リタード制御を用
いる場合は、さらに触媒の損傷を生じないように排気温
度を制御する必要がある。
【0004】従来、上記触媒の損傷防止に関しては、例
えば特開昭57−86513号公報の先行技術がある。 ここで、エンジンの減速運転時に排気中に多量の未然ガ
スが含まれて触媒を過熱するおそれがある場合は、エア
ークリーナからの外気を触媒上流の排気管に供給して冷
却することが示されている。
えば特開昭57−86513号公報の先行技術がある。 ここで、エンジンの減速運転時に排気中に多量の未然ガ
スが含まれて触媒を過熱するおそれがある場合は、エア
ークリーナからの外気を触媒上流の排気管に供給して冷
却することが示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記先行技
術のものにあっては、触媒を外気で強制冷却する構成で
あるから、冷却手段を付加する必要があって、構造が複
雑化し、短時間に充分な冷却効果を得ることが難しい。 また、吸入空気の一部を冷却に使用すると、混合気の空
燃比が変化して先行技術のような減速運転時はあまり問
題にならないが、トラクション制御される加速走行時に
はエンジン出力が大幅に変動して好ましくない。
術のものにあっては、触媒を外気で強制冷却する構成で
あるから、冷却手段を付加する必要があって、構造が複
雑化し、短時間に充分な冷却効果を得ることが難しい。 また、吸入空気の一部を冷却に使用すると、混合気の空
燃比が変化して先行技術のような減速運転時はあまり問
題にならないが、トラクション制御される加速走行時に
はエンジン出力が大幅に変動して好ましくない。
【0006】本発明は、この点に鑑みてなされたもので
、加速走行時の車輪スリップの際に点火時期をリタード
制御する方式において、このリタード制御自体で排気温
の上昇による触媒の損傷も防止することを目的とする。
、加速走行時の車輪スリップの際に点火時期をリタード
制御する方式において、このリタード制御自体で排気温
の上昇による触媒の損傷も防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は、加速走行の車輪スリップ時にエンジン出力
低下量に応じたトラクション制御信号を出力するスリッ
プ制御ユニットと、少なくともエンジン運転状態に応じ
た点火時期を設定して点火信号を出力するエンジン制御
ユニットとを備え、エンジン制御ユニットはトラクショ
ン制御信号に応じリタード量を決定して点火時期をリタ
ード補正する手段、排気温が触媒を損傷する上限温度を
越えないようにリタード量を修正する修正手段を有する
ものである。
、本発明は、加速走行の車輪スリップ時にエンジン出力
低下量に応じたトラクション制御信号を出力するスリッ
プ制御ユニットと、少なくともエンジン運転状態に応じ
た点火時期を設定して点火信号を出力するエンジン制御
ユニットとを備え、エンジン制御ユニットはトラクショ
ン制御信号に応じリタード量を決定して点火時期をリタ
ード補正する手段、排気温が触媒を損傷する上限温度を
越えないようにリタード量を修正する修正手段を有する
ものである。
【0008】
【作用】上記構成に基づき、加速走行の車輪スリップ時
にトラクション制御信号が出力すると、エンジン制御ユ
ニットで点火時期がリタード補正され、このとき排気温
が急上昇して上限温度付近に達すると、リタード量が減
じるように修正されて排気温が抑制されることになり、
これによりリタード制御に伴う排気温度の上昇による触
媒の損傷等を生じることなく、リタード制御を継続して
効果的に車輪スリップを防止するようにトラクション制
御される。
にトラクション制御信号が出力すると、エンジン制御ユ
ニットで点火時期がリタード補正され、このとき排気温
が急上昇して上限温度付近に達すると、リタード量が減
じるように修正されて排気温が抑制されることになり、
これによりリタード制御に伴う排気温度の上昇による触
媒の損傷等を生じることなく、リタード制御を継続して
効果的に車輪スリップを防止するようにトラクション制
御される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2において、4輪駆動車の駆動系とトラクショ
ン制御系の概略について説明する。符号1はエンジンで
あり、このエンジン1がクラッチ2、変速機3を介しセ
ンターデフ等のトランスファ装置4に連結して動力配分
される。トランスファ装置4の一方の出力側はフロント
ドライブ軸5、フロントディファレンシャル6、車軸7
を介して左右前輪8L,8Rに連結され、他方の出力側
はリヤドライブ軸9、プロペラ軸10、リヤディファレ
ンシャル11、車軸12を介して左右後輪13L,13
Rに連結されて、4輪駆動走行するように構成される。
する。図2において、4輪駆動車の駆動系とトラクショ
ン制御系の概略について説明する。符号1はエンジンで
あり、このエンジン1がクラッチ2、変速機3を介しセ
ンターデフ等のトランスファ装置4に連結して動力配分
される。トランスファ装置4の一方の出力側はフロント
ドライブ軸5、フロントディファレンシャル6、車軸7
を介して左右前輪8L,8Rに連結され、他方の出力側
はリヤドライブ軸9、プロペラ軸10、リヤディファレ
ンシャル11、車軸12を介して左右後輪13L,13
Rに連結されて、4輪駆動走行するように構成される。
【0010】制御系について説明すると、左右の前輪8
L,8Rと後輪13L,13Rにそれぞれ車輪速ωを各
別に検出するように車輪速センサ15a〜15dが設け
られる。また、車体の中心位置にGセンサ16が車体の
前後方向の加減速度Gを検出するように設けられる。更
に、ステアリング装置17に旋回時の舵角φを検出する
舵角センサ18が設けられ、これらのセンサ信号がスリ
ップ制御ユニット20に入力する。スリップ制御ユニッ
ト20は、加減速の走行時に疑似車速Vrを連続して算
出し、この疑似車速Vr、車輪速ω、舵角φ等により車
輪スリップ時のスリップ率Sを算出すると共に目標スリ
ップ率Sdを設定し、これらのスリップ率S,Sdから
エンジン出力低下量を決定し、これに応じたトラクショ
ン制御信号をエンジン制御ユニット30に出力する。エ
ンジン制御ユニット30はトラクション制御信号により
点火時期リタード制御し、エンジン出力を強制的に低下
してスリップ防止し、同時に排気温制御するように構成
される。
L,8Rと後輪13L,13Rにそれぞれ車輪速ωを各
別に検出するように車輪速センサ15a〜15dが設け
られる。また、車体の中心位置にGセンサ16が車体の
前後方向の加減速度Gを検出するように設けられる。更
に、ステアリング装置17に旋回時の舵角φを検出する
舵角センサ18が設けられ、これらのセンサ信号がスリ
ップ制御ユニット20に入力する。スリップ制御ユニッ
ト20は、加減速の走行時に疑似車速Vrを連続して算
出し、この疑似車速Vr、車輪速ω、舵角φ等により車
輪スリップ時のスリップ率Sを算出すると共に目標スリ
ップ率Sdを設定し、これらのスリップ率S,Sdから
エンジン出力低下量を決定し、これに応じたトラクショ
ン制御信号をエンジン制御ユニット30に出力する。エ
ンジン制御ユニット30はトラクション制御信号により
点火時期リタード制御し、エンジン出力を強制的に低下
してスリップ防止し、同時に排気温制御するように構成
される。
【0011】図1において、エンジン制御ユニット30
のトラクション制御系について説明する。エンジン制御
ユニット30はクランク角センサ21のエンジン回転数
N、クランク角θの信号、エアフローメータ22の吸入
空気量Qの信号が入力する点火時期制御部31を有し、
基本燃料噴射量Tpとエンジン回転数Nにより各走行条
件に応じた最適の点火時期θigを設定する。この点火
時期θigの点火信号は出力部32でクランク角信号に
基づき点火手段23に出力される。また、スリップ制御
ユニット20からのトラクション制御信号が入力するリ
タード量決定部33を有して、エンジン出力低下量に応
じたリタード量Rを決定する。そして、リタード量Rは
点火時期制御部31の出力側の補正部34に入力し、こ
のリタード量Rに応じて点火時期θigをリタード補正
する。
のトラクション制御系について説明する。エンジン制御
ユニット30はクランク角センサ21のエンジン回転数
N、クランク角θの信号、エアフローメータ22の吸入
空気量Qの信号が入力する点火時期制御部31を有し、
基本燃料噴射量Tpとエンジン回転数Nにより各走行条
件に応じた最適の点火時期θigを設定する。この点火
時期θigの点火信号は出力部32でクランク角信号に
基づき点火手段23に出力される。また、スリップ制御
ユニット20からのトラクション制御信号が入力するリ
タード量決定部33を有して、エンジン出力低下量に応
じたリタード量Rを決定する。そして、リタード量Rは
点火時期制御部31の出力側の補正部34に入力し、こ
のリタード量Rに応じて点火時期θigをリタード補正
する。
【0012】一方、エンジン1の排気管に装着されて排
気ガス中の有害成分を浄化する触媒24にはその触媒温
度を検出する排気温センサ25が取付けられており、こ
の排気温Tex、リタード量R及びエンジン回転数Nは
リタード量修正部35に入力して、運転状態と排気温を
考慮して適正なリタード量Rに修正する。即ち、図4の
排気温度特性マップによると、リタード量Rに応じて排
気温Texの上昇特性が増大し、触媒を損傷するおそれ
のある上限温度Tmaxに達するエンジン回転数Nが低
下するため、排気温Texが常に上限温度Tmaxを越
えないようにするには、排気温Texが上限温度Tma
xに近付いた場合にリタード量Rをエンジン回転数Nの
増大に応じて減じるように修正すれば良い。そこで、図
3のように各リタード量R毎にリタード修正量ΔRをエ
ンジン回転数Nに対して増大関数で設定した修正マップ
を有し、排気温Texが上限温度Tmax付近に達する
とこのマップを検索してリタード修正量ΔRを求める。 そして、このリタード修正量ΔRをリタード量決定部3
3に入力して、リタード量Rをその修正量ΔRだけ減算
して修正するように構成される。
気ガス中の有害成分を浄化する触媒24にはその触媒温
度を検出する排気温センサ25が取付けられており、こ
の排気温Tex、リタード量R及びエンジン回転数Nは
リタード量修正部35に入力して、運転状態と排気温を
考慮して適正なリタード量Rに修正する。即ち、図4の
排気温度特性マップによると、リタード量Rに応じて排
気温Texの上昇特性が増大し、触媒を損傷するおそれ
のある上限温度Tmaxに達するエンジン回転数Nが低
下するため、排気温Texが常に上限温度Tmaxを越
えないようにするには、排気温Texが上限温度Tma
xに近付いた場合にリタード量Rをエンジン回転数Nの
増大に応じて減じるように修正すれば良い。そこで、図
3のように各リタード量R毎にリタード修正量ΔRをエ
ンジン回転数Nに対して増大関数で設定した修正マップ
を有し、排気温Texが上限温度Tmax付近に達する
とこのマップを検索してリタード修正量ΔRを求める。 そして、このリタード修正量ΔRをリタード量決定部3
3に入力して、リタード量Rをその修正量ΔRだけ減算
して修正するように構成される。
【0013】次に、この実施例の作用について説明する
。先ず、エンジン運転時に変速機3を走行レンジにシフ
トすると、変速動力がトランスファ装置4に入力して配
分され、左右の前輪8L,8Rと後輪13L,13Rと
に伝達して4輪駆動走行する。そして、この4輪駆動走
行時において路面のμが比較的大きく、エンジン出力も
必要以上に大きくない条件では、仮に1輪または前後輪
8L,8Rまたは13L,13Rの一方がスリップして
も、デフロックやトルク配分制御によりスリップは防止
される。そのため、大部分の車輪は常に路面にグリップ
して4輪駆動車の性能を最も発揮しながら走行すること
になる。このとき、車輪速センサ15a〜15d、Gセ
ンサ16、舵角センサ18の信号がスリップ制御ユニッ
ト20に入力して処理される。即ち、最低車輪速ωmi
nによる車速と加減速度Gを積分して積算した車速とを
比較して車輪のグリップとスリップを判断し、これらの
条件で車速の一方と他方をそれぞれ選択使用することで
疑似車速Vrが高精度で連続して算出される。そして、
この疑似車速Vrと最高車輪速ωmaxによりスリップ
率Sを算出し、疑似車速Vrと舵角φにより最適な目標
スリップ率Sdを設定し、両スリップ率S,Sdの差に
よりエンジン出力低下量を決定しており、上記車輪グリ
ップ時にはスリップ率Sが目標スリップ率Sdに略等し
くなってトラクション制御信号は出力しない。
。先ず、エンジン運転時に変速機3を走行レンジにシフ
トすると、変速動力がトランスファ装置4に入力して配
分され、左右の前輪8L,8Rと後輪13L,13Rと
に伝達して4輪駆動走行する。そして、この4輪駆動走
行時において路面のμが比較的大きく、エンジン出力も
必要以上に大きくない条件では、仮に1輪または前後輪
8L,8Rまたは13L,13Rの一方がスリップして
も、デフロックやトルク配分制御によりスリップは防止
される。そのため、大部分の車輪は常に路面にグリップ
して4輪駆動車の性能を最も発揮しながら走行すること
になる。このとき、車輪速センサ15a〜15d、Gセ
ンサ16、舵角センサ18の信号がスリップ制御ユニッ
ト20に入力して処理される。即ち、最低車輪速ωmi
nによる車速と加減速度Gを積分して積算した車速とを
比較して車輪のグリップとスリップを判断し、これらの
条件で車速の一方と他方をそれぞれ選択使用することで
疑似車速Vrが高精度で連続して算出される。そして、
この疑似車速Vrと最高車輪速ωmaxによりスリップ
率Sを算出し、疑似車速Vrと舵角φにより最適な目標
スリップ率Sdを設定し、両スリップ率S,Sdの差に
よりエンジン出力低下量を決定しており、上記車輪グリ
ップ時にはスリップ率Sが目標スリップ率Sdに略等し
くなってトラクション制御信号は出力しない。
【0014】一方、エンジン制御ユニット30ではクラ
ンク角センサ21のエンジン回転数N、クランク角θ、
エアフローメータ22の吸入空気量Qの信号が入力し、
点火時期制御部31でエンジン運転状態に応じた最適な
点火時期θigが設定され、この点火信号が点火手段2
3に出力して点火時期制御される。
ンク角センサ21のエンジン回転数N、クランク角θ、
エアフローメータ22の吸入空気量Qの信号が入力し、
点火時期制御部31でエンジン運転状態に応じた最適な
点火時期θigが設定され、この点火信号が点火手段2
3に出力して点火時期制御される。
【0015】ところで上記4輪駆動走行時においても、
極度に路面μが低下したり、エンジン出力が必要以上に
増大すると、4輪のグリップ力が減少して4輪スリップ
を生じる。すると、スリップ制御ユニット20でこの場
合のスリップ率Sと目標スリップ率Sdの差に応じたエ
ンジン出力低下量のトラクション制御信号が、エンジン
制御ユニット30に出力される。そこで、リタード量決
定部33でトラクション制御信号のエンジン低下量に対
応したリタード量Rが決定され、このリタード量Rだけ
点火時期θigが遅れるように補正制御される。このた
め、エンジン1では点火時期θigの遅れにより燃焼圧
力等を減じてエンジン出力が強制的に低下されるのであ
り、これに伴い車輪側の駆動力も減少してスリップ防止
される。
極度に路面μが低下したり、エンジン出力が必要以上に
増大すると、4輪のグリップ力が減少して4輪スリップ
を生じる。すると、スリップ制御ユニット20でこの場
合のスリップ率Sと目標スリップ率Sdの差に応じたエ
ンジン出力低下量のトラクション制御信号が、エンジン
制御ユニット30に出力される。そこで、リタード量決
定部33でトラクション制御信号のエンジン低下量に対
応したリタード量Rが決定され、このリタード量Rだけ
点火時期θigが遅れるように補正制御される。このた
め、エンジン1では点火時期θigの遅れにより燃焼圧
力等を減じてエンジン出力が強制的に低下されるのであ
り、これに伴い車輪側の駆動力も減少してスリップ防止
される。
【0016】一方、この加速走行時に点火時期を比較的
大きくリタード制御すると、エンジン排気系において燃
料の後燃え燃焼が急増し、これに伴い排気温Texがそ
の上昇特性を変更してエンジン回転数Nに応じ急激に上
昇するようになる。このとき、排気温センサ25により
触媒温度が検出されリタード量修正部35に入力して監
視されており、排気温Texが上限温度Tmax付近に
達すると、この場合のリタード量RS とエンジン回転
数NS により図3のマップでリタード修正量ΔRS
が設定され、この修正量ΔRS によりリタード量Rが
減少される。このため、この修正リタード量(R−ΔR
S )でエンジンの燃料の後燃え燃焼も少なくなって排
気温Texの上昇特性は、図4のように低いものに変更
されて上昇が抑制されるのである。これにより、排気温
Texは上限温度Tmax以下に抑えられて触媒の損傷
が防止されることになり、更に修正したリタード量(R
−ΔRs)の点火時期リタード制御によりトラクション
制御が継続されて、エンジン出力低下によるスリップ防
止が効果的に行われることになる。
大きくリタード制御すると、エンジン排気系において燃
料の後燃え燃焼が急増し、これに伴い排気温Texがそ
の上昇特性を変更してエンジン回転数Nに応じ急激に上
昇するようになる。このとき、排気温センサ25により
触媒温度が検出されリタード量修正部35に入力して監
視されており、排気温Texが上限温度Tmax付近に
達すると、この場合のリタード量RS とエンジン回転
数NS により図3のマップでリタード修正量ΔRS
が設定され、この修正量ΔRS によりリタード量Rが
減少される。このため、この修正リタード量(R−ΔR
S )でエンジンの燃料の後燃え燃焼も少なくなって排
気温Texの上昇特性は、図4のように低いものに変更
されて上昇が抑制されるのである。これにより、排気温
Texは上限温度Tmax以下に抑えられて触媒の損傷
が防止されることになり、更に修正したリタード量(R
−ΔRs)の点火時期リタード制御によりトラクション
制御が継続されて、エンジン出力低下によるスリップ防
止が効果的に行われることになる。
【0017】以上、本発明の実施例について説明したが
、エンジン回転数とスロットル開度による各運転条件毎
に排気温が上限温度を越えるリタード量をメモリに記憶
し、このリタード量に基づいて修正しても良い。また、
2輪駆動車にも適応できるのは勿論であり、制御系はこ
れのみに限定されない。
、エンジン回転数とスロットル開度による各運転条件毎
に排気温が上限温度を越えるリタード量をメモリに記憶
し、このリタード量に基づいて修正しても良い。また、
2輪駆動車にも適応できるのは勿論であり、制御系はこ
れのみに限定されない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車両のトラクション制御で点火時期リタード制御する方
式において、排気温を常に上限温度以下に抑えるように
制御されるので、リタード制御に伴い排気温が上昇する
際の触媒の損傷を確実に防止できる。触媒の温度に対応
した排気温が触媒を損傷する上限温度付近に達すると、
リタード量を減じるように修正する構成であるから、排
気温の上昇を確実に抑えることができ、制御も容易であ
る。排気温度特性に基づいてリタード修正量を設定する
ので、修正制御を適切に行うことができる。
車両のトラクション制御で点火時期リタード制御する方
式において、排気温を常に上限温度以下に抑えるように
制御されるので、リタード制御に伴い排気温が上昇する
際の触媒の損傷を確実に防止できる。触媒の温度に対応
した排気温が触媒を損傷する上限温度付近に達すると、
リタード量を減じるように修正する構成であるから、排
気温の上昇を確実に抑えることができ、制御も容易であ
る。排気温度特性に基づいてリタード修正量を設定する
ので、修正制御を適切に行うことができる。
【図1】本発明に係る車両のトラクション制御装置の実
施例のブロック図である。
施例のブロック図である。
【図2】4輪駆動車の駆動系とトラクション制御系の全
体構成図である。
体構成図である。
【図3】リタード修正量のマップを示す図である。
【図4】リタード可能なエンジン回転数域を示す排気温
度特性の図である。
度特性の図である。
20 スリップ制御ユニット
25 排気温センサ
30 エンジン制御ユニット
31 点火時期制御部
33 リタード量決定部
34 補正部
35 リタード量修正部
Claims (2)
- 【請求項1】 加速走行の車輪スリップ時にエンジン
出力低下量に応じたトラクション制御信号を出力するス
リップ制御ユニットと、少なくともエンジン運転状態に
応じた点火時期を設定して点火信号を出力するエンジン
制御ユニットとを備え、エンジン制御ユニットはトラク
ション制御信号に応じリタード量を決定して点火時期を
リタード補正する手段、排気温が触媒を損傷する上限温
度を越えないようにリタード量を修正する修正手段を有
することを特徴とする車両のトラクション制御装置。 - 【請求項2】 上記修正手段は、各リタード量毎にリ
タード修正量をエンジン回転数に対し増大関数で設定す
ることを特徴とする請求項1記載の車両のトラクション
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8354091A JPH04295158A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 車両のトラクション制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8354091A JPH04295158A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 車両のトラクション制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04295158A true JPH04295158A (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=13805342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8354091A Pending JPH04295158A (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 車両のトラクション制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04295158A (ja) |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP8354091A patent/JPH04295158A/ja active Pending
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