JPH0429731A - 酸素分離膜 - Google Patents

酸素分離膜

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JPH0429731A
JPH0429731A JP13408690A JP13408690A JPH0429731A JP H0429731 A JPH0429731 A JP H0429731A JP 13408690 A JP13408690 A JP 13408690A JP 13408690 A JP13408690 A JP 13408690A JP H0429731 A JPH0429731 A JP H0429731A
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JP
Japan
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oxygen
membrane
porous glass
oxygen separation
porphyrin
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JP13408690A
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Inventor
Yuichi Ono
裕一 大野
Masanori Ikeda
正紀 池田
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、大気中から酸素を分離、濃縮または希薄化す
るための酸素分離膜に関する。さらに詳しくは、多孔質
ガラス上に、ビニルイミダゾールまたはその置換体とア
クリル酸エステルとの共重合体およびピケットフェンス
ポルフィリンとからなる分離活性層を有することを特徴
とする酸素分離膜に関する。
〔従来の技術〕
従来、ポリマー膜を用いて酸素を含む混合気体から酸素
を分離、濃縮または希薄化することば行われている。し
かしながら、ポリマー膜単独で酸素を選択性良く分離す
るには限界があるので、酸素を選択的に配位する金属錯
体を膜中に導入して酸素の選択性を高める試みが行われ
ている。
金属錯体を導入した酸素分離膜については液体膜ではペ
ンドリサーチ社(Bend Re5earch Inc
、)の研究者により、酸素と窒素の透過係数比で表わさ
れる選択率α8:が約30の膜が特開昭59−1270
7号公報およびジャーナル・オプ・メンブレン・サイエ
ンス(Journal of Membrane 5c
ience)第31巻第15乃至89頁(1987年)
に報告されているが、実際には室温付近ではα8:が経
時的に低下してしまう。
実用的な観点からは酸素分離膜としては固体膜が望まし
いのであるが、金属錯体含有固体膜を用いた酸素分離膜
については、アイデアとしては古くよりいわれているも
のの実験的に促進輸送が確認された例は極めて少ない。
特に、実用上は大気中から酸素を濃縮することが必要で
あり、そのためには大気中の酸素分圧に相当する16 
cmHg以上で促進輸送されることが必要であるが、こ
のような例は皆無といっても過言ではない。この分野で
は、百出、上田らが、下記式[1) で表される、いわゆるCo(II)ビケットフェンスポ
ルフィリン〔ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミ
カル・ソサエティー (Journal of the
八mへrican Chemical 5ociety
)第100巻第9号第2761頁(1978年)〕と〕
1−メチルイミダゾーをポリブチルメタクリレート中に
分散した平膜を用いて酸素分離を行った例を■特開昭6
2−17130号公報および■マクロモレキュールズ(
Macromolecules)第20巻第2号第41
7頁(1987年)に発表している。
しかし、いずれの例も膜中のビケットフェンスボルフィ
リンの濃度が低く、実用的な酸素供給圧力である16c
m)1g以上の圧力では酸素と窒素の透過速度比で表わ
される酸素選択率へ:は低い。また、ピケットフェンス
ポルフィリン錯体を高濃度で含有する固体膜では、膜の
強度が低下してしまうので、当該固体膜単独での酸素分
離膜としての使用は困難である。
酸素分離膜において、透過速度を向上するためには膜厚
を薄くすることが必要であるが、膜厚を薄くすると膜の
強度がさらに低下してしまい、実用的な膜にはなり得な
い。このような問題を解決するためには多孔質膜を基膜
としてこの上にピケソトフェンスポルフィリン錯体を高
濃度に含有する固体膜を形成して、酸素分離活性層を有
する複合膜を製造することが必要となる。
なお、多孔質ガラスをガス分離膜として使用した例とし
ては、多孔質ガラスをそのまま水素もしくはヘリウムの
分離に用いた例が特開昭58115001号公報に、ま
た多孔質ガラスの細孔内表面を官能基を有するシランカ
ップリング剤や金属アルコキシドで修飾した例が特開昭
64−90015号公報、特開平1−3]、0713号
公報、特開平1−310714号公報に示されているが
いずれも多孔質の高透過性ガス分離膜として使用するも
のである。
すなわち、多孔質ガラス上に有機高分子よりなる分離活
性層を複合化した例はこれまでに知られておらず、多孔
質ガラス上に酸素配位能を有する錯体を含む固体膜から
なる分離活性層を複合化した酸素分離膜は全くない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は以上のような従来技術の問題点を解決するため
に、多孔質膜を基膜としてこの上に安定な金属錯体を高
濃度に含有する固体膜を形成して・大気中の酸素分圧に
相当する16cm)1g以上の酸素供給圧力でも酸素選
択性に優れた酸素分離膜を製造することである。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本発明者らは、高濃度にピケットフェンスポルフ
ィリン錯体を含有する固体膜の多孔質膜表面への複合化
方法を鋭意検討した。しかしながら、有機材料よりなる
多孔質膜の多くは、ポルフィリン化合物の溶媒となる極
性溶媒により細孔構造が変性されるものが多く使えなか
った。またポリテトラフルオロエチレン製多孔質膜のよ
うな極性溶媒に対して安定な多孔質膜を使った場合、ピ
ンホールの無い複合膜を形成することが困難で、高いα
旨:を示すものは得られなかった。
そこで本発明者らは、高α を味す複合膜を可能とする
多孔質基膜を見い出すべく、さらに広範な種類の多孔質
材料について検討を行ったところ、基膜として多孔質ガ
ラスを用い、さらに固体膜のマトリックスポリマーとし
てはビニルイミダゾールまたはその置換体とアクリル酸
エステルとの共重合体を用いると目的とする高α8:を
示す複合膜が得られることを見い出し、本発明を完成す
るに至った。
すなわち、本発明は、多孔質ガラス上に、ビニルイミダ
ゾールまたはその置換体とアクリル酸工ステルとの共重
合体およびピケントフェンスポルフィリンからなる分離
活性層を有することを特徴とする酸素分離膜に関する。
多孔質ガラスが高濃度キャリヤー含有固体膜用の多孔質
基膜として有効な理由は明らかではないが、多孔質ガラ
スの細孔構造や表面構造がビニルイミダゾールまたはそ
の置換体とアクリル酸エステルとの共重合体およびビケ
ットフェンスボルフィリンとからなる高濃度キャリヤー
含有固体膜をピンホール無く保持するのに適していたた
めと推定される。
以下に、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明において使用されるピケットフェンスポルフィリ
ンとは、ポルフィリン環平面に対して同じ側に複数本の
立体障害基が立った構造の錯体を表わし、その例として
は下記の一般式(II)で表わされるような錯体が挙げ
られる。
(以下余白) 〔式中Mは鉄、コバルト、マンガンより選ばれる2価の
遷移金属であり、鉄、コバルトが好ましく、コバルトが
特に好ましい。
A、八2.A3およびA、はそれぞれR1+ R21R
3およびR4とフェニル基との連結基であり、−CON
HO−を表わし、−C0NH−が好ましい。R1+ R
1+R3およびR4は炭素数が3から30の炭化水素基
またはその置換体である。R,、R2+ R3およびR
4中の炭素数は好ましくは4から21であり、特に好ま
しくは4から13である。
R,、R2,R,およびR4がA+、Az、A3および
A4に連結する部分の炭素原子の構造は第1級、第2級
、第3級炭素のいずれであってもよいが、分校構造が好
ましく、特に、第3級炭素構造が好ましい。
なお、R11R2+ R3およびR4の置換基としては
、炭素数が1から30、好ましくは1から20のアルコ
キシ基、アシルオキシ基、アルコキシカルボニル基ある
いは塩素やフッ素のようなハロゲン原子が挙げられる。
一般式(II)の化合物において、A+、 Az、 A
3およびA4の配向方向としてはA、、 Ih+ A3
およびA、がポルフィリン環平面に対して全て同じ側に
ある、いわゆるαααα体が好ましい。
一般式(II)の化合物は一般式〔I〕の化合物と同様
の方法またはケミストリー・レターズ(Chemist
ry Letters)1983年第1387頁、特開
昭62108893号公報、特開昭62−267233
号公報、特公昭61−47845号公報、特公昭63−
5033号公報、テトラヘドロン・レターズ(Tetr
ahedron Letters)第36巻第3071
頁(1969年)、ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン
・ケミカル・ソサエティー(Journal ofth
e American Che+++1cal 5oc
iety)第97巻第226頁(1975年)および同
第94巻第3986頁(1972年)等に記載の方法を
応用して合成できる。
R1+ R2,R3およびR4の具体例としては、(C
Hz)+oOCL、  (CLLeOCHa、  C(
CL)z(CHz)+oOHC)I(CH3)z、  
 (CH3)ZCH2CH2CH3などが挙げられる。
一般式[11)の化合物の具体例としては、下記の一般
式CIII)で表わされる化合物である。
(式中、Mは2価のコバルトまたは鉄を表わす)。
本発明において使用される重合体はビニルイミダゾール
またはその置換体とアクリル酸エステルとの共重合体で
あり、固有粘度0.1から10d/ gのものが好まし
く、0.5から8a/gのものが更に好ましく、0.8
から5d1/gのものが特に好ましい。固有粘度は低す
ぎると生成した膜の強度が低くなり、高すぎると製膜用
原液の粘度が高くなり、薄膜の生成が困難になる。
本発明において使用されるビニルイミダゾールまたはそ
の置換体の具体例としては1−ビニルイミダゾール、1
−ビニル−2−メチルイミダゾールおよび1−ビニル−
4−メチルイミダゾールが挙げられる。またこれらビニ
ルイミダゾール類との共重合モノマーであるアクリル酸
エステルは下記一般式(IV)で表わされる。
CH2= CH (式中、R9は炭素数1から8の炭化水素基またはその
フッ素原子置換体を表し、これらはエーテル基を含んで
いてもよい。) R9の好ましい具体例としてはメチル基、エチル基、イ
ソプロピル基、n−ブチルi、n−ヘキシCF。
ル基、  −C8(CF3)!、  −CF2CFOC
FZCF2CF3が挙げられる。
ビニルイミダゾールまたはその置換体とアクリル酸エス
テルとの共重合体におけるビニルイミダゾールまたはそ
の置換体の含量は、1から99モル%が好ましく5から
99モル%がより好ましく、10から99モル%が特に
好ましい。ビニルイミダゾールあるいはその置換体の共
重合体における含量が、1モル%未満である場合は膜中
の酸素吸脱着可能なビケットフェンスポルフィリン含量
が低くなり、充分なα02が得られない。
Z イミダゾール基とピケノドフェンスポルフィリン錯体の
モル比としては、通常は1〜30、好ましくは1〜20
、特に好ましくは2〜10の範囲が使用される。この比
が1未満の場合には、酸素吸脱着能を示すピケノドフェ
ンスポルフィリン錯体の量が少なくなるし、30を越え
ると、固体膜中のピケントフェンスポルフィリンの濃度
が低くなり過ぎるので好ましくない。
本発明に使用されるポリビニルイミダゾール系共重合体
とピケノドフェンスポルフィリン錯体よりなる固体膜中
におけるピケントフェンスボルフイリンの含量としては
、通常は0.05mo E /kg−0,7mo f2
 / kg、好ましくは0.1 mo E / kg 
〜0,5moI2./廟、特に好ましくは0.2mof
2/kgから0.5moff/眩の範囲が使用される。
具体的には、例えば一般弐[1]のピケットフェンスポ
ルフィリンの場合には、通常は、5重量%〜70重量%
、好ましくは10重量%〜60重四%、特に好ましくは
20重量%〜50重量%の範囲が使用される。
固体膜中におけるピケントフェンスボルフィリン錯体濃
度が低すぎると高い酸素選択性は期待出来ないし、また
高すぎると固体膜がもろくなりヒビ割れ等の欠陥が生し
やすくなるので好ましくない 本発明で使用される多孔質ガラスはBET法によって求
めた細孔容積の極大値v、4を与える細孔径R,が1〜
10100nの範囲、好ましくは1〜50nmの範囲に
あり、特に好ましくは1〜10nmの範囲にあり、かつ
細孔容積が%v1.Iとなる細孔の孔径が0.5R8か
ら1.5R,、好ましくは0.8RMから1.2RM、
特に好ましくは0.9RMから1.1RHの範囲にある
細孔を有する多孔質ガラスである。R,が1100nよ
り大きすぎるか、細孔容積が′Av、4となる細孔径が
1.5RMより大きくなると、ピンホールが生成し易く
なり、高いα02が得られなくなる。逆にRsNχ がlnmより小さすぎるか、細孔容積が%■8となる細
孔径が0.5RMより小さくなると、酸素透過速度が低
下し、実用的でなくなる。
なお、多孔質ガラスの形状は、平板状でも中空糸状でも
よいが、中空糸状の方が、複合膜の耐圧が高(、またコ
ンパクトで高表面積の酸素分離膜モジュールが可能とな
るので好ましい。
本発明の酸素分離膜は多孔質ガラス上に、ビニルイミダ
ゾールまたはその置換体とアクリル酸エステルとの共重
合体、またはビケットフェンスボルフィリンのいずれか
一方を先に塗布し、次いで他方を塗布するか、あるいは
両方を同時に塗布することにより分離性活性層を生成す
ることにより製造することができる。
以上のようにして作製された本発明の複合膜は、ピケソ
トフェンスポルフィリン含量が高いにもかかわらず、複
合膜の内側と外側の差圧が76cmHg前後でも安定し
て使用でき、実用的にも充分な強度を有する。
又、本発明の複合膜は、供給ガスの酸素分圧が15cm
Hg (大気中の酸素分圧)前後の酸素分圧、あるいは
76 cm Hg前後の酸素分圧のような実用的に意義
のある高酸素分圧での酸素分離に対しても高い酸素選択
性を示す。さらに、ベンド・リサーチ社の例で示したよ
うに、酸素吸脱着能を示す錯体の多くは、酸素雰囲気下
で急速にその酸素吸脱着能を失ってしまうが、本発明の
複合膜中のビケソトフェンスポルフィリン錯体は、酸素
雰囲気下でも極めて安定であり、長期間安定した酸素吸
脱着能を維持する。
このように本発明の複合膜は、高い酸素分離能と実用的
な強度、安定性を備えた高性能酸素分離膜を可能とする
ものである。
(実施例) 以下、実施例によって本発明の詳細な説明するが、本発
明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、以
下の製膜操作は特に記載が有る場合を除き乾燥窒素下で
行った。
合成例1 メソ−テトラ(0−ニトロフェニル)ポルフィリン(以
後”CPI’”という)の合成を以下のごとく行った。
酢酸11を還流させ、この中にO−ニトロベンズアルデ
ヒド51.7 g (0,342mo 1 )を加えて
熔解させた。次にピロール25m (0,36mo l
 )を滴下した。
還流下で20分反応後、CHCE :lを加えて放冷し
た。
これを水冷、続いて氷冷して結晶を析出させた。
生成した結晶を吸引濾過により濾葉し、COCl2で洗
浄した。真空乾燥後の収量は10.2 g (0,01
28moI2、収率15%)であった。
合成例2 メソ−テトラ(0−アミノフェニル)ポリフィリン(以
後“’CP2”という)の合成を以下のごとく行った。
濃塩酸210mffに合成例1で合成したCPIを4.
16g (5,23mo f2 >溶解後、SnC12
z ・2H20を18.1g加え、65〜75°Cに急
速に昇温した。65〜75°Cで25分反応後、30%
アンモニア水200dで中和した。この溶液にCHCf
f:+を加えてCHCj23層に抽出した。
CHI!、層はエバポ濃縮し、アンモニア水で洗浄後2
回水洗した。これを無水NazsO4で脱水後CHCl
3をエバポレーターでゆっくり濃縮すると結晶が生成し
た。この結晶を濾別後、メタノールで洗浄した。収量2
.8 g (4,2mmof!/g、収率80%)であ
った。 生成物のNMRスペクトルは文献〔ジャーナル
・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサエティー(J
ournal of the American Ch
emical S。
ciety)第100巻第9号第2761頁(1978
年)〕と−致した。
合成例3 合成例2で合成したCP2はフェニル基の回転による回
転異性体の混合物(ポルフィリン環平面のどちら側にア
ミノ基が存在するかにより、αααα−1αααβ−1
ααββ−2αβαβ一体の4種の混合物)を含む。
そこで、全てのアミノ基がポルフィリン環平面に対して
同じ側にある、いわゆるαααα体を分離した。
貢 CP23.18gをCHi3にン容解し、シリカゲルカ
ラムに仕込んだ。まずCHCE 、で展開した。流出液
の着色が淡赤色となるまでCHCII!3でカラムを展
開した後、CHC,ff:+/エーテル=1/1で着色
が非常に薄くなるまで展開した。その後アセトン/エー
テル−1/1を用いてαααα体を流出させた。ααα
α体を含む留分をエバポレーターで乾固した。更にこれ
をCOCl23に溶解して2段目のシリカゲルカラムに
仕込み、ベンゼン/エーテル−1/1で流出液の着色が
非常に薄くなるまで展開した。純粋なαααα体はアセ
トン/エーテル−1/1で溶離させた。水浴に浸したエ
ノ\ボレーターで溶媒を留去して固体を得た。収量1.
22g(収率38.2%)。TLCは単一スポットを示
した。
合成例4 合成例3で得たαααα体CP2にピバリン酸クロリド
を反応させてαααα体メソ−テトラ (Oビハルアミ
ドフェニル)ポルフィリン(以後“CP3”という)を
合成した。
cxαaα体CP21.22g (1,8mmof!/
g)をCH1322mlに溶解後(カラム流出液をその
まま用いたときはアセトン−エーナノシン容媒となる)
ピリジン0.7−を加え、ピバリン酸クロリド0.77
を温度が上りすぎないよう注意しながら滴下した。この
混合溶液を3hrs撹拌後、終夜放置した。反応液をエ
ノ\ボレーターで濃縮後アンモニア水で洗浄し、次に2
回水洗した。無水NazSO4上で乾燥後ロータリーエ
バポレーターで濃縮した。これをシリカゲルカラム(C
HCff3充填)に仕込み、C)ICP、3/エーテル
−4/1を展開溶媒として精製した。収量0.41g 
 (0,41mmor、収率23%)。
生成したCP3は1680cm−’にアミドの吸収を示
し、NMRの測定結果は文献〔ジャーナル・オブ・ジ・
アメリカン・ケミカル・ソサエティー(Journal
of the American Chemical 
5ociety)第100巻第9号第2761頁(19
78年)〕と一致した。
合成例5 合成例4で得たCP3へのCoの導入を行った。反応中
にピケットが回転しないよう温度に十分注意して反応を
行った。全操作はN2中で行った。
CP3 0.41g  (0,41mmoff) 、無
水CoCI220.42 g(3,2mmo l )及
び2.6−ルチジン0.13 m(llmmoff)を
32dのTHFに溶解し、N2下50″Cで54.5時
間反応させた。CO導入の進行状況はCP3の紫外可視
スペクトルの消失と、これに対応して生成する弐〔1]
で示したCP3のCo錯体(以下“cpp ’”という
)に基づく吸収帯(526,412nm)の生成を追跡
してモニターした。反応生成物をエバポレーターで十分
乾燥後、ヘンゼンを加えてアルミナカラム(10cmφ
×25cm、ヘンゼン充填)に仕込み、ベンゼン/エー
テル溶媒で展開した。収量0.37g  (収率85%
)。
上記操作をくり返して実施例に必要な量のcppを得た
実施例1 1−ビニルイミダゾール8.5g、アクリル酸nブチル
27g、2,2′ −アゾビス (イソブチロニトリル
)0.1gをガラスアンプルに仕込み、3回凍結、脱気
を繰返した後、アンプルを溶封して、80°Cで17時
間重合した。生成した重合体をアセトンにン容解後−・
キサンに注く方法で再沈精製した。
精製した重合体く以後” P T ”という)の組成を
NMRで測定した結果、1−ビニルイミダゾールとアク
リル酸n−ブチルの比はmol比で2二8であった。
また、トルエン溶液にしてPIの粘度を測定したところ
、固有粘度は1.2dl/gであった。
次いで、直径が1mm、肉厚が140 amで、BET
法によって求めた細孔容積の極大値V、を与える細孔径
R9が4%m、かつ細孔容積が1/2〜jMとなる細孔
の孔径が3.8%m (即ち0.95 RM ’)及び
4.2 nm(即ち1.05RM)にある細孔を有する
多孔質ガラス管の一端をエポキシ接着剤(チハガイギー
社製アラルダイトTM)で接着して封し、PI5gをク
ロロホルム100mfに溶解した溶液に、該多孔質ガラ
ス管をエポキシ接着剤で封じていない端から溶液が管中
に入らないように注意しながら浸漬した。3分間浸漬し
た後、窒素雰囲気下で溶媒を蒸発させて、PIを保持し
た多孔質ガラス管(以下“’PCI’”という)を得た
次に、同様にして一般式〔■]で示したCo(II)ピ
ケットフェンスポルフィリン(合成例5で得た°“CP
P“)1gをクロロホルム10m!に)容解したン容液
に、PIを保持した多孔質ガラス管を、エポキシ接着剤
で封していない端から溶液が管中に入らないように注意
しながら浸漬した。20秒間浸漬した後、窒素雰囲気下
で溶媒を蒸発させて、PIとcppとを保持した多孔質
ガラス管(以下“PG2”という)を得た。
PCI及びPG2の酸素分離性能の測定は以下のごとく
して行なった。即ち、ガスの透過速度の測定は測定する
管状の膜(PCI及びPG2)の内側と外側を真空に脱
気後、外側に透過速度を測定すべきガスである酸素又は
窒素を76 cv Hgとなるまで導入し、内側に透過
してくるガスの量を圧力計により測定した。
その結果、PCIの酸素透過速度Q。2は1.2X10
−7(cffl / crA −s −cmHg)、酸
素と窒素の透過速度の比で表される選択率αg:は5、
PG2のQ。2は1.1×10−” (cT1/cトs
  −cmHg) 、αj3:は16であり、PCIに
比べてPG2では大幅なαg:の向上が認められた。
また、PG2の断面を光学顕微鏡で観察した結果、着色
したCPP層は多孔質ガラス表面にのみ形成されており
、細孔内にはほとんど入っていないことが明らかとなっ
た。
さらに、PG2の断面を電子プローブ微小部分析法(E
PMA)を用いて分析した結果、cppの厚み方向の濃
度分布は活性層内ではほぼ一定(約30重量%)であっ
た。即ち、CPPはPIの界面のみでなく、活性層の全
領域で濃く導入されており、活性層全体が酸素輸送に寄
与できることがわかった。
実施例2 Plの量を5gから10gに代えた以外は実施例1のP
CI の製作におけると同様にしてPIを保持した多孔
質ガラス管をエポキシ接着剤で封していない端から溶液
が管中に入らないように注意しながら浸漬した。1分間
浸漬した後、窒素雰囲気下で溶媒を蒸発させて、PIと
CPPとを保持した多孔質ガラス(以下″“PG3”と
いう)を得た。
PG3の酸素分離性能を実施例1におけると同様にして
測定したところ、QO2は7.7X10−’ (crA
/ci −S  −cmHg) 、a’4zは11であ
った。
実施例3 PIを保持した多孔質ガラス管の製作時に、クロロホル
ム溶液に浸漬して窒素雰囲気下で溶媒を蒸発させる操作
を3回(室温時間は1回目は3分間、2.3回目は1分
間)繰返した以外は実施例2におけると同様にして、P
IとCPP とを保持した多孔質ガラス (以下“PG
4”という)を得た。
PG4の酸素分離性能を実施例1におけると同様にして
測定したところ、QO2は3.7×10−”<crA/
cM −s ・cmHg) ’、α02は15であった
実施例4 実施例]におけるCPP及びPIの溶液を用いて実施例
1のPG2の製作におけると同様にして分離活性層成分
を実施例1と同し多孔質ガラス管上に形成させた。さら
に、実施例1におけるCPPとPIとを予め混合した(
CPP /pr= 1 / 3 [moffi比])溶
液を用いて実施例1のPG2の製作におけると同様にし
て分離活性層成分を実施例1と同じ多孔質ガラス上に形
成させた。この2種類のサンプルを純酸素下中に置き、
酸素配位活性なCPP0量の変化を紫外・可視スペクト
ルにおける412nmにある当1cppの光吸収量の変
化から求めたところ、いずれのサンプルにおいても2週
間での酸素配位活性なCPPの減少量は1%以下であっ
た。即ち、CPPは本性により製作した膜中で安定で、
常に酸素配位活性で、酸素輸送に寄与できる状態にある
ことが明らかになった。
特許出願人  旭化成工業株式会社 手 続 補 正 書(自発) 平成 2年 7月θ3日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 多孔質ガラス上にビニルイミダゾールまたはその置換体
    とアクリル酸エステルとの共重合体およびピケットフェ
    ンスポルフィリンとからなる分離活性層を有することを
    特徴とする酸素分離膜
JP13408690A 1990-05-25 1990-05-25 酸素分離膜 Pending JPH0429731A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5945079A (en) * 1994-11-14 1999-08-31 Praxair Technology, Inc. Oxygen-selective sorbents
JP2002243226A (ja) * 2000-12-11 2002-08-28 Daikin Ind Ltd 加湿装置、除加湿機および除湿機
JP2003053125A (ja) * 2001-08-22 2003-02-25 Univ Waseda 酸素透過高分子薄膜

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