JPH04297815A - 音響式管路長測定器 - Google Patents

音響式管路長測定器

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JPH04297815A
JPH04297815A JP3087921A JP8792191A JPH04297815A JP H04297815 A JPH04297815 A JP H04297815A JP 3087921 A JP3087921 A JP 3087921A JP 8792191 A JP8792191 A JP 8792191A JP H04297815 A JPH04297815 A JP H04297815A
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Hiroshi Nakamura
浩 中村
Takanori Ito
伊藤 高則
Masaki Natori
名取 雅樹
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音波を利用して管の長
さを測定する音響式管路長測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス管や信号ケ−ブル用の配管などは地
下に埋設された状態で長い期間にわたり使用されている
【0003】ガス管を例にとると、地中に埋設されるガ
ス管は支本管と、本支管から各家庭や各事業所へ分岐さ
れる供内管とから成り、供内管の一部にガスメ−タが接
続され、地上に露出して設けられている。
【0004】図4は本支管と供内管とガスメ−タとの位
置関係を示した図である。
【0005】ガス管が地下に埋設されている部分A(た
とえば道路下)では本支管1から供内管2aが分岐して
おり、供内管2aはエルボ3等により数箇所で屈曲して
いる。エルボは供内管どうしをある角度をなして結合す
るための継手管であり、曲率半径の小さい管である。ガ
ス管が地上に露出した部分Bにはガスメ−タ4が供内管
2b,2cに接続されており、たとえばガスメ−タ4は
図示しない建物の外壁に固定され、供内管2dは建物の
内部に配管される。
【0006】地中に埋設されたガス管が腐食したり、破
損したときはその部分を修理したり、交換したりするこ
とが必要になるが、その場合、地面を掘って供内管を露
出させて修理する方法と、地面を掘らずに供内管を修理
する非掘削内面修理工法とがある。非掘削内面修理工法
は、修理を必要とする供内管内に外部から流動状態の樹
脂を流し込み、その後真空引きを行い、硬化させて供内
管の内面に樹脂をコ−ティングする方法であり、コスト
上、保安上有利であるためその開発が急がれている。と
ころがこの工法においては外部から流し込む樹脂が多い
と供内管が樹脂で詰まり、逆に樹脂の量が少ないとコ−
ティングが不十分となってしまう。そのため、この非堀
削内面修理工法においては、管内に流し込む樹脂の量を
計量するため、あらかじめ管内の容積を計算する必要が
あり、供内管の内径は既知なので、供内管の全長を測定
することが必要となる。
【0007】従来、供内管の長さを測定する技術として
は以下に示すように音波を利用する方法が知られている
(日本音響学会講演論文集平成2年3月)。
【0008】(1)長尺管測定システム図5に示すよう
に、長尺管5の一端側に1つのスピ−カ6と2つのマイ
クロフォン7,8とを取り付け、スピ−カ6には発振器
9を接続し、マイクロフォン7,8にはオシロスコ−プ
10を接続している。このシステムはスピ−カ6から発
せられたパルス状音波を2つのマイクロフォン7,8で
受けて、音波の波形をオシロスコ−プ10で観測して音
速を計算し、音波が長尺管5の前端5aから終端5bに
伝播する時間を求めることにより長尺管5の長さを測定
するものである。
【0009】(2)P.E.管測長システム図6に示す
ように、ホ−ス状のP.E.(ポリエチレン)管11の
一端にスピ−カ12が取り付けられており、他端にマイ
クロフォン13が取り付けられている。 スピ−カ12とマイクロフォン13は測定装置14に接
続されている。このシステムは数KHzのパルス状の音
波をスピ−カ12から発してからマイクロフォン13で
受けるまでの時間と音速から管11の長さを測定するも
のである。なお、図ではスピ−カ12とマイクロフォン
13とは共に管11と離れているが、実際には密着して
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一般に、密閉された管
の長さを音波を使用して測定する場合、管内の気体の種
類、成分および温度によって管内を伝達する音波の音速
が異なるので、上述したシステム(1)および(2)の
ように音波を管内に送出してから反射してもどるまでの
時間に基づいて管路長を測定する測定器では、音波の伝
播時間が変わってしまうため管路長の測定値が条件によ
って異なってしまう。
【0011】本発明は、上記の点にかんがみてなされた
ものであり、その目的とするところは管内の気体の種類
や温度に影響されずに管の長さを正確に測定することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的は、本発明によ
ると、管状部材の一端から管状部材内にパルス状の音波
を送出する発音手段と、管状部材の一端において管状部
材の他端で反射したパルス状の音波を集音する集音手段
と、管状部材内の温度を検出する温度検出手段と、管状
部材内に存在する気体の基準温度における音速値を記憶
する記憶手段と、パルス状の音波が送出されてから集音
されるまでの時間と温度および基準温度における音速値
より求められた管状部材内の音速値とから管状部材の管
路長を測定する制御手段とにより音響式管路長測定器を
構成した。
【0013】
【作用】本発明の音響式管路長測定器は、発音手段によ
り管状部材の一端から送出されたパルス状音波が管状部
材の他端で反射し、管状部材の一端で集音手段により集
音されるまでの時間を計時するとともに、温度検出手段
により管状部材内の温度を検出し、検出して得られた温
度から管内の気体の音速を算出し、計時して得られた時
間と音速とから管の長さを測定するように構成されてい
る。
【0014】
【実施例】以下本発明を図面に基づいて説明する。
【0015】図1は、本発明による管路長測定器の一実
施例の概略構成を示している。
【0016】同図に示すように、管路長測定器は、結合
部材16、増幅器17,18、D/A変換器19、A/
D変換器20、温度センサ駆動回路21、CPU22、
表示器23、スイッチSおよびメモリ24で構成されて
いる。結合部材16はたとえば金属製の筒状部材で構成
され、その一端の内側に形成されたネジ溝16aにより
供内管28と着脱可能に取り付けることができる。結合
部材16の他端にはスピ−カ25とマイクロフォン26
とが固定され、他端近くには、管内温度測定用の温度セ
ンサ27が管壁を貫通して固定され、先端が管内に露出
している。この結合部材16は、供内管28に取り付け
られたとき供内管28の一端が密閉状態となるように形
成されている。なお、温度センサ27と温度センサ駆動
回路21とで温度検出手段を構成している。
【0017】スピ−カ25はCPU22からの指令に基
づいて供内管28の内部にパルス状の音波を送出し、マ
イクロフォン26は供内管28からの反射音を集音し、
その出力信号は増幅器18により増幅される。
【0018】A/D変換器20は増幅器18からのアナ
ログ信号をデジタル信号に変換する。
【0019】温度センサ27はたとえばサ−ミスタによ
り構成されており、供内管28内の温度を抵抗値に変換
して検出するものであるが、これに限らず熱電対を用い
てもよい。
【0020】温度センサ駆動回路21は温度センサ27
の抵抗変化を電圧変化に変換する。
【0021】メモリ24は供内管28内の気体の種類(
たとえば天然ガス、プロパンガス)と、基準温度(たと
えば0°C)における音速値との関係のデ−タを記憶し
ており、気体の種類に対応する音速のデ−タの選択は操
作者がスイッチSを切り換えることにより行われるので
異なる気体に対しても管路長を測定することができる。 なお、ガスセンサ(図示せず)を用いて供内管28内の
気体の種類を判断し、気体の種類に対応する音速のデ−
タを読み出すようにしてもよい。
【0022】表示器23はこの測定器で測定した供内管
28の長さの値を表示するためのもので、液晶表示装置
を用いてもLED(発光ダイオ−ド)を用いてもよい。
【0023】CPU22は、たとえばマイクロプロセッ
サで構成されており、D/A変換器19、A/D変換器
20、表示器23およびスイッチSに接続されている。 CPU22は、D/A変換器19にパルス状音波を発生
させる信号を指令するとともにマイクロフォン26で集
音したパルス状音波の反射波をA/D変換器20から受
け、音波を送出してから集音するまでの時間を計測する
とともに、温度センサ駆動回路21から供内管28内の
温度の信号を受け、供内管28内のガスの種類に対して
メモリ24から読み出した基準温度における音速値のデ
−タに基づいて音速を演算する。CPU22は、この演
算された音速と上述の時間とから供内管28の長さを算
出し、算出した値を表示器23に表示する。
【0024】次に図2および図3を参照して管路長測定
器の動作について説明する。
【0025】図2および図3は音響式管路長測定器の動
作を説明するためのフロ−チャ−トである。
【0026】図2において、供内管28の管路長の測定
が開始されると、CPU22は各パラメ−タを初期化す
るとともに配列「DATA(4000)」を宣言する。 なお「DATA(4000)」は、個数が4000の配
列であり、これはマイクロフォン26で集音され出力す
る音波信号をΔt(s)の時間間隔でサンプリングして
取り込んだ値を時間の順に並べたものである(S−1)
【0027】演算の繰り返し回数を表わす変数Nに0を
代入し(S−2)、DATA(*)に0を代入する。こ
れは配列DATA(4000)の全ての要素を0にする
ことを表わす(S−3)。
【0028】D/A変換器19からパルス状音波を発生
するためのアナログ信号が増幅器17に出力される(S
−4)。この結果スピ−カ25からパルス状音波が供内
管28に1サイクル分だけ発生される。
【0029】配列の個数を表わす変数tに0を代入し(
S−5)、A/D変換器20に増幅器18の出力「da
ta」を取り込む(S−6)。これはマイクロフォン2
6で受けたパルス状音波の反射波の信号(出力「dat
a」)がサンプリング時間Δtごとに取り込まれている
ことを表わす。配列「DATA(4000)」の各要素
DATA(t)にDATA(t)+dataの値を代入
する(S−6)。このdataの値は変数tにおける増
幅器18の出力値であり、各配列の要素DATA(t)
にそれぞれ代入される。変数t+1を変数tに代入し(
S−8)、変数tの値が4000未満かどうかを判別し
、4000未満のときはステップ(S−6)にもどる(
S−9)。これによりパルス状音波1サイクル分のデ−
タがサンプリングされる。変数NにN+1の値を代入し
(S−10)、次のステップ(S−11)に進む。
【0030】図3において変数Nの値が100未満であ
るかどうかを判別し、変数Nの値が100未満であれば
ステップ(S−4)からステップ(S−10)までの演
算を繰り返す(S−11)。これは100回分のデ−タ
を加算平均することにより雑音を除去するためであり、
Nは加算の回数を表わしている。ちなみに100回の加
算平均を行なうとノイズの強さは100分の1の平方根
、すなわち10分の1の強さに低減する。なお、回数N
の値は100に限定されるものではない。
【0031】ステップ(S−11)で変数Nが100以
上のときは、A/D変換器20は温度センサ27の出力
電圧を読み込む(S−12)。
【0032】CPU22は4000個の配列要素DAT
A(t)の中から絶対値が最大となるようなtの値を選
択する(S−13)。これは供内管28の開放端におけ
る反射波の振幅が最大となり、その最大値を利用するも
のである。ここで最大値をとるのは反射波の波形が理論
的には正の成分と負の成分とが対称形となるので最大値
が2つ存在することになるが、実際にはスピ−カ25か
ら音波が出力されるとスピ−カ25の振動面の振動が慣
性によって一方の面たとえば正の成分に対応する面が弱
く振動し、負の成分に対応する面が強く振動するので反
射波が非対称形となる。その結果負の成分(2番目)の
振幅のピ−ク値が選択される。
【0033】メモリ22から供内管28の内部の気体の
0°Cにおける音速値vo(m/s)を読み出す(S−
14)。なお、前述したように測定者がスイッチSを切
り換えることで供内管28内の気体の種類に対応した0
°Cにおける音速値が得られる。
【0034】温度センサ27および温度センサ駆動回路
21で得られた供内管28内の温度T(°C)を用いて
数1から供内管28の内の現在の気体の音速v(m/s
)を演算し(S−15)、
【0035】
【数1】v=vo{1+T/273}1/2次に以下の
数2により供内管28の管路長L(m)を算出する(S
−16)。
【0036】
【数2】L=v・t・Δt/2 こうして算出した供内管28の管路長Lの値は表示器2
3に表示される(S−17)。
【0037】以上詳細に説明したように本実施例によれ
ば、供内管28内の気体の温度を検知し、この検知され
た温度を用いてその温度における音速値を演算し、この
演算した音速値を用いて供内管28の管路長を算出する
ようにしたので、供内管28の気体の温度や種類に関係
なく供内管の長さを正確に測定することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明においては
、管状部材内に存在する気体の基準温度における音速値
を記憶しておき、管路長測定器における管状部材内の温
度を検出し、パルス状の音波が送出されてから集音され
るまでの時間と温度およびこの測定温度における音速値
を演算し、この音速値を用いてから管状部材の管路長を
測定するようにしたので、管状部材内の気体の種類や環
境温度に関係なく管状部材の長さが正確に測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による音響式管路長測定器の一実施例の
概略構成を示すブロック線図である。
【図2】図1に示した管路長測定器の動作を説明するた
めのフロ−チャ−トである。
【図3】図2に示したフロ−チャ−トに継続するフロ−
チャ−トである。
【図4】ガス管およびガスメ−タの位置関係を示す図で
ある。
【図5】従来の管路長測定システムの一例を示す線図で
ある。
【図6】従来の管路長測定システムの他の例を示す線図
である。
【符号の説明】
16  結合部材 17,18  増幅器 19  D/A変換器 20  A/D変換器 21  温度センサ駆動回路 22  CPU 23  表示器 24  メモリ 25  スピ−カ 26  マイクロフォン 27  温度センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  管状部材の一端から該管状部材内にパ
    ルス状の音波を送出する発音手段と、前記管状部材の一
    端において前記管状部材の他端で反射したパルス状の音
    波を集音する集音手段と、前記管状部材内の温度を検出
    する温度検出手段と、前記管状部材内に存在する気体の
    基準温度における音速値を記憶する記憶手段と、前記パ
    ルス状の音波が送出されてから集音されるまでの時間と
    前記温度および前記基準温度における音速値より求めら
    れた前記管状部材内の音速値とから前記管状部材の管路
    長を測定する制御手段とを備えたことを特徴とする音響
    式管路長測定器。
JP3087921A 1991-03-27 1991-03-27 音響式管路長測定器 Expired - Lifetime JP3023199B2 (ja)

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US07/857,026 US5195059A (en) 1991-03-27 1992-03-24 Acoustic pipe length measuring apparatus
CA002063918A CA2063918C (en) 1991-03-27 1992-03-25 Acoustic pipe length measuring apparatus
DE69202091T DE69202091T2 (de) 1991-03-27 1992-03-26 Apparat zur akustischen Messung der Länge eines Rohres.
EP92302636A EP0506406B1 (en) 1991-03-27 1992-03-26 Accoustic pipe length measuring apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008122078A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Hitachi Ltd 配管内位置検知装置
CN102095391A (zh) * 2010-12-03 2011-06-15 华中科技大学 一种基于声波的管道长度测量装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0438415A (ja) * 1990-06-04 1992-02-07 Tokimec Inc パイプ長さ計測装置

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