JPH04298806A - 薄膜磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents
薄膜磁気ヘッドの製造方法Info
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- JPH04298806A JPH04298806A JP4823191A JP4823191A JPH04298806A JP H04298806 A JPH04298806 A JP H04298806A JP 4823191 A JP4823191 A JP 4823191A JP 4823191 A JP4823191 A JP 4823191A JP H04298806 A JPH04298806 A JP H04298806A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、薄膜磁気ヘッドの製
造方法に関するものである。
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】薄膜磁気ヘッドは、半導体集積回路素子
と同様に、蒸着、スパッタ等の成膜技術と、写真製版、
エッチング等のリソグラフィ技術を用いて製造されてい
るものであり、高精度なヘッドが一括大量に生産できる
点に特徴がある。薄膜磁気ヘッドとしては、従来から、
磁気ギャップを素子基板面に垂直方向(膜厚方向)に形
成する垂直型と、磁気ギャップを素子基板面内に形成す
る平面型とが知られており、現在はギャップ形成の容易
さや媒体摺動に対する耐性の点から垂直型が実用化され
ている。しかし、垂直型ヘッドでは、浮上面加工や磁気
ギャップの加工を通常素子基板から切断分離後個々に行
なわねばならず、コスト上昇の一因となっていた。一方
、平面型はヘッドの媒体対向面が素子基板面となるため
、素子基板内で一括して浮上面加工等を行なうことがで
き、また磁気ギャップ深さが膜厚で決められるのでその
制御が容易な点に利点がある。
と同様に、蒸着、スパッタ等の成膜技術と、写真製版、
エッチング等のリソグラフィ技術を用いて製造されてい
るものであり、高精度なヘッドが一括大量に生産できる
点に特徴がある。薄膜磁気ヘッドとしては、従来から、
磁気ギャップを素子基板面に垂直方向(膜厚方向)に形
成する垂直型と、磁気ギャップを素子基板面内に形成す
る平面型とが知られており、現在はギャップ形成の容易
さや媒体摺動に対する耐性の点から垂直型が実用化され
ている。しかし、垂直型ヘッドでは、浮上面加工や磁気
ギャップの加工を通常素子基板から切断分離後個々に行
なわねばならず、コスト上昇の一因となっていた。一方
、平面型はヘッドの媒体対向面が素子基板面となるため
、素子基板内で一括して浮上面加工等を行なうことがで
き、また磁気ギャップ深さが膜厚で決められるのでその
制御が容易な点に利点がある。
【0003】図3はIEEE INTERMAG’8
9におけるIBM社の文献「A NEW APPR
OACH TO MAKING THIN F
ILM HEADSLIDER DEVICE」に
示された平面型薄膜磁気ヘッドの構成を示す断面図であ
り、1は素子基板、2は耐摺動保護膜、3は磁気ギャッ
プ、4は下部磁気コア、5は絶縁層、6はコイル、7は
上部磁気コア、8はコイル引出導体、9は絶縁保護膜、
10は支持基板、11は支持基板10内に設けられた接
続導体である。
9におけるIBM社の文献「A NEW APPR
OACH TO MAKING THIN F
ILM HEADSLIDER DEVICE」に
示された平面型薄膜磁気ヘッドの構成を示す断面図であ
り、1は素子基板、2は耐摺動保護膜、3は磁気ギャッ
プ、4は下部磁気コア、5は絶縁層、6はコイル、7は
上部磁気コア、8はコイル引出導体、9は絶縁保護膜、
10は支持基板、11は支持基板10内に設けられた接
続導体である。
【0004】次に、このような薄膜磁気ヘッドの製造方
法について説明する。まず、素子基板1上に情報記録媒
体に対する耐摺動保護膜2及びめっき下地用金属膜を順
次形成し、またこれらの一部に磁気ギャップ3相当部分
を形成する。この磁気ギャップ3相当部分は磁気記録の
線密度を高くするために重要であり、電子ビーム露光法
によってサブミクロン幅に形成される。なお、磁気ギャ
ップ3相当部分はここで形成したレジスト(耐摺動保護
膜2)をそのまま用いるか、あるいは予め素子基板1上
にギャップ膜(通常、無機絶縁膜)を成膜しておき、こ
のレジストをマスクとしてエッチング形成する。次に、
下部磁気コア4をめっきによって形成する。このとき、
レジストまたは絶縁膜が形成された磁気ギャップ3には
磁性膜が形成されない。さらに、これらの上に順次、絶
縁層5、コイル6、上部磁気コア7及びコイル引出導体
8を成膜技術、リソグラフィ技術を用いて形成する。次
に、絶縁保護層9を積層し、コイル引出導体8の接続部
が露出するまで絶縁保護層9を研摩し、この上にこの接
続部に接続される接続導体11とヘッド素子の支持を兼
ねた支持基板10を接合する。なお、耐摺動保護膜2、
磁気ギャップ3、磁気コア4,7、絶縁層5、コイル6
、コイル引出導体8及び絶縁保護膜9によりヘッド素子
が構成される。次に、素子基板1をエッチング溶解除去
して磁気ギャップ3の表面を露出させ、この面に写真製
版を施し、イオンビーム等で一括面加工(ハードディス
ク用ヘッドでは浮動面加工)を施す。
法について説明する。まず、素子基板1上に情報記録媒
体に対する耐摺動保護膜2及びめっき下地用金属膜を順
次形成し、またこれらの一部に磁気ギャップ3相当部分
を形成する。この磁気ギャップ3相当部分は磁気記録の
線密度を高くするために重要であり、電子ビーム露光法
によってサブミクロン幅に形成される。なお、磁気ギャ
ップ3相当部分はここで形成したレジスト(耐摺動保護
膜2)をそのまま用いるか、あるいは予め素子基板1上
にギャップ膜(通常、無機絶縁膜)を成膜しておき、こ
のレジストをマスクとしてエッチング形成する。次に、
下部磁気コア4をめっきによって形成する。このとき、
レジストまたは絶縁膜が形成された磁気ギャップ3には
磁性膜が形成されない。さらに、これらの上に順次、絶
縁層5、コイル6、上部磁気コア7及びコイル引出導体
8を成膜技術、リソグラフィ技術を用いて形成する。次
に、絶縁保護層9を積層し、コイル引出導体8の接続部
が露出するまで絶縁保護層9を研摩し、この上にこの接
続部に接続される接続導体11とヘッド素子の支持を兼
ねた支持基板10を接合する。なお、耐摺動保護膜2、
磁気ギャップ3、磁気コア4,7、絶縁層5、コイル6
、コイル引出導体8及び絶縁保護膜9によりヘッド素子
が構成される。次に、素子基板1をエッチング溶解除去
して磁気ギャップ3の表面を露出させ、この面に写真製
版を施し、イオンビーム等で一括面加工(ハードディス
ク用ヘッドでは浮動面加工)を施す。
【0005】上記した従来の製造方法によれば、平面型
ヘッドの課題であるサブミクロンギャップの形成が平坦
面に対して成されるため容易にギャップの形成をするこ
とができ、ギャップ面の平坦化が自ずと行なわれ、ヘッ
ド面加工も素子基板1毎に数百個のヘッド素子を分離す
ることなく一度に行なうことができる利点がある。
ヘッドの課題であるサブミクロンギャップの形成が平坦
面に対して成されるため容易にギャップの形成をするこ
とができ、ギャップ面の平坦化が自ずと行なわれ、ヘッ
ド面加工も素子基板1毎に数百個のヘッド素子を分離す
ることなく一度に行なうことができる利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の製造方法においては、素子基板1がエッチング
溶解できるものに限定され、しかもエッチング溶解に時
間を要し、迅速に基板分離を行なうことができないとい
う課題があった。例えば、素子基板1に直径4インチの
Si基板を用いた場合、強度の点から厚さ0.6mm程
度は必要であり、これを水酸化ナトリウム水溶液で溶解
分離するには数時間以上を必要とした。素子基板1の厚
さを薄くすれば溶解分離に要する時間は短縮できるが、
素子基板1の厚さを薄くすると薄膜磁気ヘッド素子形成
時の膜応力によって素子基板1が反り、写真製版に支障
を来すことになる。この反りは製版時に真空吸引固定等
の方法で強制的に修正することもできるが、反りが大き
いと素子基板1が割れることもある。又、Si基板は通
常磁気コアに用いる磁性膜に比べて線膨張係数が小さく
(薄膜磁気ヘッドのような薄膜積層構造体では、磁性膜
と基板の線膨張係数が近いことが望ましい。)、最適な
材料とは言えない。他の基板を選ぶにしても、基板材料
がエッチング溶解できるものに限定されず、磁気的に最
適なものを選びたいという要求があった。
た従来の製造方法においては、素子基板1がエッチング
溶解できるものに限定され、しかもエッチング溶解に時
間を要し、迅速に基板分離を行なうことができないとい
う課題があった。例えば、素子基板1に直径4インチの
Si基板を用いた場合、強度の点から厚さ0.6mm程
度は必要であり、これを水酸化ナトリウム水溶液で溶解
分離するには数時間以上を必要とした。素子基板1の厚
さを薄くすれば溶解分離に要する時間は短縮できるが、
素子基板1の厚さを薄くすると薄膜磁気ヘッド素子形成
時の膜応力によって素子基板1が反り、写真製版に支障
を来すことになる。この反りは製版時に真空吸引固定等
の方法で強制的に修正することもできるが、反りが大き
いと素子基板1が割れることもある。又、Si基板は通
常磁気コアに用いる磁性膜に比べて線膨張係数が小さく
(薄膜磁気ヘッドのような薄膜積層構造体では、磁性膜
と基板の線膨張係数が近いことが望ましい。)、最適な
材料とは言えない。他の基板を選ぶにしても、基板材料
がエッチング溶解できるものに限定されず、磁気的に最
適なものを選びたいという要求があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、素子基板を任意に選択できる
とともにヘッド素子と素子基板を迅速に分離することが
できる薄膜磁気ヘッドの製造方法を得ることを目的とす
る。
めに成されたものであり、素子基板を任意に選択できる
とともにヘッド素子と素子基板を迅速に分離することが
できる薄膜磁気ヘッドの製造方法を得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る薄膜磁気
ヘッドの製造方法は、素子基板の裏面を粗研摩又は粗研
削し、しかる後素子基板の残部を精密研摩又は精密研削
して磁気ギャップを露出させるようにしたものである。
ヘッドの製造方法は、素子基板の裏面を粗研摩又は粗研
削し、しかる後素子基板の残部を精密研摩又は精密研削
して磁気ギャップを露出させるようにしたものである。
【0009】又、第2の発明に係る薄膜磁気ヘッドの製
造方法は、素子基板の裏面を粗研摩又は粗研削し、しか
る後素子基板の残部を化学エッチングにより除去して磁
気ギャップを露出させるようにしたものである。
造方法は、素子基板の裏面を粗研摩又は粗研削し、しか
る後素子基板の残部を化学エッチングにより除去して磁
気ギャップを露出させるようにしたものである。
【0010】さらに、第3の発明に係る薄膜磁気ヘッド
の製造方法は、素子基板上に分離層を介してヘッド素子
を形成し、素子基板の裏面を上記分離層が露出するまで
粗研摩又は粗研削し、しかる後分離層を化学エッチング
により除去してヘッド素子の磁気ギャップを露出させる
ようにしたものである。
の製造方法は、素子基板上に分離層を介してヘッド素子
を形成し、素子基板の裏面を上記分離層が露出するまで
粗研摩又は粗研削し、しかる後分離層を化学エッチング
により除去してヘッド素子の磁気ギャップを露出させる
ようにしたものである。
【0011】
【作用】この発明においては、素子基板をヘッド素子の
磁気ギャップが露出する近傍まで機械的に粗研摩又は粗
研削した後、素子基板の残部を精密研摩又は精密研削さ
らには化学エッチングにより除去して磁気ヘッドが形成
される。又、この発明においては、素子基板上の分離層
が露出するまで粗研摩又は粗研削した後この分離層を化
学エッチングにより除去して磁気ヘッドが形成される。
磁気ギャップが露出する近傍まで機械的に粗研摩又は粗
研削した後、素子基板の残部を精密研摩又は精密研削さ
らには化学エッチングにより除去して磁気ヘッドが形成
される。又、この発明においては、素子基板上の分離層
が露出するまで粗研摩又は粗研削した後この分離層を化
学エッチングにより除去して磁気ヘッドが形成される。
【0012】
【実施例】以下、この発明による薄膜磁気ヘッドの製造
方法を実施例である図面とともに説明する。図1(A)
,(B) はこの発明の実施例である製造方法による磁
気ヘッドの製造過程を示す断面図である。図において、
21は素子基板、22は耐摺動保護膜、23は磁気ギャ
ップ、24は下部磁気コア、25は絶縁層、26はコイ
ル、27は上部磁気コア、28はコイル引出導体、29
は絶縁保護膜、30は支持基板、31は支持基板30内
に設けられた接続導体である。
方法を実施例である図面とともに説明する。図1(A)
,(B) はこの発明の実施例である製造方法による磁
気ヘッドの製造過程を示す断面図である。図において、
21は素子基板、22は耐摺動保護膜、23は磁気ギャ
ップ、24は下部磁気コア、25は絶縁層、26はコイ
ル、27は上部磁気コア、28はコイル引出導体、29
は絶縁保護膜、30は支持基板、31は支持基板30内
に設けられた接続導体である。
【0013】次に、製造方法について説明する。まず、
図1(A) に示すように、素子基板21上に上記した
従来方法と同様の一般的な方法により平面型薄膜磁気ヘ
ッド素子を形成し、このヘッド素子の表面を平坦化研摩
して接続部を露出させ、その上部に電気接続兼支持用の
基板30を接着する。その後、素子基板21の裏面をラ
ッピング等の方法により、ヘッド素子が露出する近傍(
50〜100μm)まで粗い砥粒で高速に機械的に粗研
摩又は粗研削する。
図1(A) に示すように、素子基板21上に上記した
従来方法と同様の一般的な方法により平面型薄膜磁気ヘ
ッド素子を形成し、このヘッド素子の表面を平坦化研摩
して接続部を露出させ、その上部に電気接続兼支持用の
基板30を接着する。その後、素子基板21の裏面をラ
ッピング等の方法により、ヘッド素子が露出する近傍(
50〜100μm)まで粗い砥粒で高速に機械的に粗研
摩又は粗研削する。
【0014】続いて、図1(B) に示すように、素子
基板21の裏面を細かい砥粒(例えば1μm以下)で精
密研摩又は研削する。このとき、通常、ヘッド露出面の
大部分を占める耐摺動保護膜22はアルミナ膜やダイア
モンド状カーボン膜等で形成されているため、素子基板
21の材料よりも研摩されにくく、粗研摩による研摩の
バラツキ(片研摩等)を吸収し、素子のギャップ面を露
出させることができる。なお、図1では簡単にするため
に2段階の研摩又は研削を示したが、時間短縮と精度(
研摩バラツキ)向上のためには、研摩又は研削を何段か
に分けることが有効である。
基板21の裏面を細かい砥粒(例えば1μm以下)で精
密研摩又は研削する。このとき、通常、ヘッド露出面の
大部分を占める耐摺動保護膜22はアルミナ膜やダイア
モンド状カーボン膜等で形成されているため、素子基板
21の材料よりも研摩されにくく、粗研摩による研摩の
バラツキ(片研摩等)を吸収し、素子のギャップ面を露
出させることができる。なお、図1では簡単にするため
に2段階の研摩又は研削を示したが、時間短縮と精度(
研摩バラツキ)向上のためには、研摩又は研削を何段か
に分けることが有効である。
【0015】上記実施例では以上のように、素子形成後
の素子基板21の除去を基板溶解ではなく機械的な研摩
又は研削によって行なったので、素子基板21の種類や
厚さに無関係に、例えばSi基板以外のセラミック基板
やガラス基板の場合でも迅速簡単に素子基板21を分離
することができ、素子基板21の厚さを十分なものにす
ることができる。
の素子基板21の除去を基板溶解ではなく機械的な研摩
又は研削によって行なったので、素子基板21の種類や
厚さに無関係に、例えばSi基板以外のセラミック基板
やガラス基板の場合でも迅速簡単に素子基板21を分離
することができ、素子基板21の厚さを十分なものにす
ることができる。
【0016】実施例2
まず、図1(A) に示すように、素子基板21上に平
面型薄膜磁気ヘッド素子を形成する。この場合、磁気コ
ア24,27はNi‐Fe膜で形成し、磁気ギャップ2
3と耐摺動保護膜22はダイアモンド状カーボンで形成
する。次に、このヘッド素子の表面を平坦化研摩して接
続部を露出させ、その上部に電気接続兼支持用の基板3
0を接着し、その後素子基板21の裏面をヘッド素子が
露出する近傍(50〜100μm)まで高速に機械的に
粗研摩又は粗研削する。次に、図1(B) に示すよう
に、素子基板21の残った部分を水酸化ナトリウム水溶
液による湿式化学エッチングや気相ラジカルCF4 プ
ラズマイオンによるプラズマエッチングなどの化学エッ
チングにより除去する。磁気ギャップ23及び耐摺動保
護膜22にダイアモンド状カーボンを用いるのは、アル
ミナ膜を用いるとCF4 プラズマや水酸化ナトリウム
水溶液によってエッチングされてしまうためである。ア
ルミナ膜を用いる場合には、0.1μm程度の膜(例え
ばCu)を設けてこの膜をSiエッチングのストッパ層
とし、後にこの膜を化学エッチング(例えば過硫酸アン
モニウム水溶液)によって選択的に除去すればよい。こ
の機械的研摩と化学エッチングを組合せる方法は、組合
せに制約はあるが、研摩又は研削バラツキの吸収という
点では上記実施例より有効である。
面型薄膜磁気ヘッド素子を形成する。この場合、磁気コ
ア24,27はNi‐Fe膜で形成し、磁気ギャップ2
3と耐摺動保護膜22はダイアモンド状カーボンで形成
する。次に、このヘッド素子の表面を平坦化研摩して接
続部を露出させ、その上部に電気接続兼支持用の基板3
0を接着し、その後素子基板21の裏面をヘッド素子が
露出する近傍(50〜100μm)まで高速に機械的に
粗研摩又は粗研削する。次に、図1(B) に示すよう
に、素子基板21の残った部分を水酸化ナトリウム水溶
液による湿式化学エッチングや気相ラジカルCF4 プ
ラズマイオンによるプラズマエッチングなどの化学エッ
チングにより除去する。磁気ギャップ23及び耐摺動保
護膜22にダイアモンド状カーボンを用いるのは、アル
ミナ膜を用いるとCF4 プラズマや水酸化ナトリウム
水溶液によってエッチングされてしまうためである。ア
ルミナ膜を用いる場合には、0.1μm程度の膜(例え
ばCu)を設けてこの膜をSiエッチングのストッパ層
とし、後にこの膜を化学エッチング(例えば過硫酸アン
モニウム水溶液)によって選択的に除去すればよい。こ
の機械的研摩と化学エッチングを組合せる方法は、組合
せに制約はあるが、研摩又は研削バラツキの吸収という
点では上記実施例より有効である。
【0017】実施例3
図2はこの発明による第3の実施例を示す断面図であり
、素子基板21とヘッド素子との間にCuからなる分離
層32を形成している。この例では、素子基板21の裏
面を高速機械研摩又は研削によって分離層32が露出す
るまで粗研摩、粗研削し、その後分離層32を湿式化学
エッチングによりヘッド素子の構成要素を侵さずに除去
する。この場合、磁気コア24,27としてはNi‐F
eを用い、磁気ギャップ23及び耐摺動保護膜22には
アルミナやダイアモンド状カーボン膜を用い、分離層3
2をNH4OH と過硫酸アンモニウムの水溶液で他の
部分を損傷せずにエッチング溶解することができる。こ
のように、分離層32を選択的に化学エッチングするこ
とにより、研摩バラツキを完全に吸収することができる
。
、素子基板21とヘッド素子との間にCuからなる分離
層32を形成している。この例では、素子基板21の裏
面を高速機械研摩又は研削によって分離層32が露出す
るまで粗研摩、粗研削し、その後分離層32を湿式化学
エッチングによりヘッド素子の構成要素を侵さずに除去
する。この場合、磁気コア24,27としてはNi‐F
eを用い、磁気ギャップ23及び耐摺動保護膜22には
アルミナやダイアモンド状カーボン膜を用い、分離層3
2をNH4OH と過硫酸アンモニウムの水溶液で他の
部分を損傷せずにエッチング溶解することができる。こ
のように、分離層32を選択的に化学エッチングするこ
とにより、研摩バラツキを完全に吸収することができる
。
【0018】実施例4
まず、素子基板21上に分離層32を1μm程度形成し
、この上にヘッド素子を形成し、素子基板21の裏面を
分離層32が一部露出するまで高速に機械研摩又は研削
後、素子基板21の残った部分をCF4 プラズマによ
ってエッチング除去する。その後、分離層32を湿式化
学エッチングにより、ヘッド素子構成要素を侵さずに除
去する。この場合、磁気コア24,27としてはNi‐
Feを用いることができ、磁気ギャップ23及び耐摺動
保護膜22としてはアルミナやダイアモンド状カーボン
膜を用いることができる。
、この上にヘッド素子を形成し、素子基板21の裏面を
分離層32が一部露出するまで高速に機械研摩又は研削
後、素子基板21の残った部分をCF4 プラズマによ
ってエッチング除去する。その後、分離層32を湿式化
学エッチングにより、ヘッド素子構成要素を侵さずに除
去する。この場合、磁気コア24,27としてはNi‐
Feを用いることができ、磁気ギャップ23及び耐摺動
保護膜22としてはアルミナやダイアモンド状カーボン
膜を用いることができる。
【0019】なお、第3及び第4の実施例では分離層3
2としてCuを用いたが、特にこれに限定されるもので
はなく、素子基板21を分離するための分離層32とし
ては、磁性膜及び耐摺動保護膜22に対して選択的にエ
ッチングできるものであれば何でもよい。
2としてCuを用いたが、特にこれに限定されるもので
はなく、素子基板21を分離するための分離層32とし
ては、磁性膜及び耐摺動保護膜22に対して選択的にエ
ッチングできるものであれば何でもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、素子基
板を裏面から高速に粗研摩又は粗研削し、その後精密研
摩又は精密研削さらには化学エッチングすることにより
素子ギャップ部を露出させるようにしたので、素子基板
として最適なものを選択することができ、またヘッド素
子と素子基板の分離を迅速に行なうことができる。
板を裏面から高速に粗研摩又は粗研削し、その後精密研
摩又は精密研削さらには化学エッチングすることにより
素子ギャップ部を露出させるようにしたので、素子基板
として最適なものを選択することができ、またヘッド素
子と素子基板の分離を迅速に行なうことができる。
【0021】又、この発明によれば、素子基板上に分離
層を介してヘッド素子を形成し、素子基板を粗研摩又は
粗研削により除去した後、分離層を化学エッチングによ
り除去しており、素子基板として最適なものを選択する
ことができ、また素子基板の分離を迅速に行なうことが
できる。
層を介してヘッド素子を形成し、素子基板を粗研摩又は
粗研削により除去した後、分離層を化学エッチングによ
り除去しており、素子基板として最適なものを選択する
ことができ、また素子基板の分離を迅速に行なうことが
できる。
【図1】この発明の実施例である製造方法を説明するた
めの磁気ヘッドの構造を示す断面図である。
めの磁気ヘッドの構造を示す断面図である。
【図2】この発明の他の実施例である製造方法を説明す
るための磁気ヘッドの構造を示す断面図である。
るための磁気ヘッドの構造を示す断面図である。
【図3】従来の製造方法を説明するための磁気ヘッドの
構造を示す断面図である。
構造を示す断面図である。
21 素子基板
22 耐摺動保護膜
23 磁気ギャップ
24 下部磁気コア
25 絶縁層
26 コイル
27 上部磁気コア
28 コイル引出導体
29 絶縁保護膜
30 支持基板
31 接続導体
32 分離層
Claims (3)
- 【請求項1】 素子基板上にヘッド素子を形成し、ヘ
ッド素子上にヘッド素子の電気的接続と支持を行なう支
持基板を接着した後、素子基板の裏面を粗研摩又は粗研
削し、しかる後素子基板の残部を精密研摩又は精密研削
して磁気ギャップを露出させることを特徴とする薄膜磁
気ヘッドの製造方法。 - 【請求項2】 素子基板上にヘッド素子を形成し、ヘ
ッド素子上にヘッド素子の電気的接続と支持を行なう支
持基板を接着した後、素子基板の裏面を粗研摩又は粗研
削し、しかる後素子基板の残部を化学エッチングにより
除去して磁気ギャップを露出させることを特徴とする薄
膜磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項3】 素子基板上に分離層を介してヘッド素
子を形成し、ヘッド素子上にヘッド素子の電気的接続と
支持を行なう支持基板を接着した後、素子基板の裏面を
粗研摩又は粗研削して上記分離層を露出させ、しかる後
上記分離層を化学エッチングにより除去してヘッド素子
の磁気ギャップを露出させることを特徴とする薄膜磁気
ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4823191A JPH04298806A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 薄膜磁気ヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4823191A JPH04298806A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 薄膜磁気ヘッドの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04298806A true JPH04298806A (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=12797669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4823191A Pending JPH04298806A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 薄膜磁気ヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04298806A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2741470A1 (fr) * | 1995-11-22 | 1997-05-23 | Commissariat Energie Atomique | Procede de realisation d'une tete magnetique planaire et tete obtenue par ce procede |
| US6594119B1 (en) | 1995-03-01 | 2003-07-15 | Fujitsu Limited | Thin film magnetic head slider and electrostatic actuator for driving a head element thereof |
| US7185416B2 (en) | 2002-01-29 | 2007-03-06 | Headway Technologies, Inc. | Method of manufacturing a slider for a thin-film magnetic head |
| JP2013038415A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 薄膜電極セラミック基板及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP4823191A patent/JPH04298806A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5863450A (en) * | 1955-04-04 | 1999-01-26 | Commissariat A L'energie Atomique | Process for making a plane magnetic head and magnetic head obtained by this process |
| US6594119B1 (en) | 1995-03-01 | 2003-07-15 | Fujitsu Limited | Thin film magnetic head slider and electrostatic actuator for driving a head element thereof |
| FR2741470A1 (fr) * | 1995-11-22 | 1997-05-23 | Commissariat Energie Atomique | Procede de realisation d'une tete magnetique planaire et tete obtenue par ce procede |
| EP0775997A1 (fr) * | 1995-11-22 | 1997-05-28 | Commissariat A L'energie Atomique | Procédé de réalisation d'une tête magnétique planaire et tête obtenue par ce procédé |
| US7185416B2 (en) | 2002-01-29 | 2007-03-06 | Headway Technologies, Inc. | Method of manufacturing a slider for a thin-film magnetic head |
| JP2013038415A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-02-21 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 薄膜電極セラミック基板及びその製造方法 |
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