JPH0429931A - シャント狭窄予防・治療剤 - Google Patents

シャント狭窄予防・治療剤

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JPH0429931A
JPH0429931A JP13489190A JP13489190A JPH0429931A JP H0429931 A JPH0429931 A JP H0429931A JP 13489190 A JP13489190 A JP 13489190A JP 13489190 A JP13489190 A JP 13489190A JP H0429931 A JPH0429931 A JP H0429931A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプロスタグランジンE1(以下、PGE。
という)活性を有する化合物を有効成分とするシャント
狭窄予防・治療剤に関する。
〔従来技術・発明が解決しようとする課題〕シャントと
は2以上の血管(好適には2の血管、特に動脈と静脈)
を人工的に短絡させた状態をいう。シャントには内シャ
ントと外シャントとがある。
シャントは、例えば、血液透析等の体外循環を必要とす
る操作を行う上で必須のものであり、特に長期透析患者
にとっては命の綱ともいうべきものである。近年の透析
治療の進歩は目覚ましいものがあるが、慢性腎炎、糖尿
病、膠原病(特に、全身性エリテマトーデス)、腎硬化
症、肝不全等の原因で腎不全による透析患者が増加して
いる現在、透析期間の長期化に伴いシャントトラブルの
件数も年々増加している。シャンl−トラブルの有無は
、長期透析を維持するうえで重要な問題であり、透析治
療を遂行する際に、シャント管理が重要であることは周
知の事実である。そのため機能のよいシャントを作り、
これを長期間維持していくことは長期透析を行ううえで
最も大切な条件となってくる。
最近のシャントトラブルの原因としては、内シャント、
外シャントともにシャント狭窄が最も多くなっている。
シャント狭窄は、透析毎の血管の穿刺、圧迫の反復が、
血管壁を損傷し、血管壁の炎症を生し、故に血栓を形成
し易い状態等を招来することによるものと思われる。
今日、シャント狭窄の予防は、ヘパリン等の抗凝固剤の
投与によって行うのが一般的である。しかし、通常量の
ヘパリンでは血小板機能を抑制することはできず、従っ
て充分Qこ凝固時間が延長しているにもかかわらず血小
板の活性化が強くおこってダイアライザー(透析器)向
凝固の生じる場合もある。ダイアライザー内凝固は動脈
血栓と同様、血小板の粘着からはしまると考えられ、つ
いで、血小板のa集がおこり、その表面を反応の場とし
て接触活性化された凝固因子が次々に別の凝固因子を活
性化し、最終的にはフィブリンの形成に至る。一般に、
ヘパリンは血小板粘着凝集後におこる凝固反応を阻止す
るものであり、強力な抗凝固作用を有し、安全に使用し
うる抗凝固剤ではあるが、ダイアライザー内凝固の根本
的な原因である血小板の活性化を阻止するものではない
。従って、ヘパリンを大量投与し、凝固時間が充分延長
しているにもかかわらず、ダイアライザー内凝固を起こ
すという欠点がある。このような例にはアスピリン、チ
クロピジン等の抗血小板剤が有効なことはよく知られて
いる。しかしこれらの経口抗血小板剤には非透析時にも
血小板が抑制されるという欠点がある。また、連日投与
するとかなりの効果が得られるが出血傾向等の副作用が
あられれることがあるので、トロンボテスト等の結果か
ら1日の投与量を細かくコントロールする必要がある。
出血傾向の強い患者に対して現在行われているのは微量
ヘパリン法、プロタミン併用による局所ヘパリン法であ
る。前者は透析中、トロンボテスト等で凝固時間を頻回
にチエツクし、投与量を常にコントロールすることが必
要であるうえ、全身血凝固時間を完全に透析直前値に保
つことは困難である。後者は透析後、高頻度に反跳現象
があるといわれている。
従って、副作用(出血等)が少なく、作用時間が短く、
投与中のみ有効な予防・治療剤が理想的である。特に、
透析シャントにおいてはダイアライザー内での血液凝固
という特有の問題点がある。
本発明の目的は、副作用が少なく、シャンI・を長期間
維持し、再手術を防止することができるシャント狭窄予
防・治療剤を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、上記目的を達成すべく種々研究を重ねてき
たところ、PGE、活性を有する化合物が、シャント狭
窄の予防・治療効果を有することを見出して本発明を完
成した。
即ち、本発明はプロスタグランジンE1活性を有する化
合物を有効成分とするシャント狭窄予防・治療剤、特に
透析シャント狭窄予防・治療剤である。
本発明で使用されるPGE、活性を有する化合物として
は、薬理学的に許容されかつPGE、活性を有する化合
物であれば特に制限はな(、PGE。
およびその誘導体が挙げられる。
PC,E、誘導体としてはPGE、i性を有し、医薬品
として適合するものである限り、いかなるPGE、誘導
体であってもよい。例えば、特開昭59−206349
号、特開昭59−216820号の各公報に開示のPG
E、誘導体等が好適に用いられる。
PGE、活性を有する化合物は、例えばシクロデキスト
リン包接体製剤の態様、当該化合物を脂肪乳剤化した製
剤の態様等で投与される。
シクロデキストリン包接体としてのPCP、、製剤とし
ては、例えば1アンプル中0.02 mg相当のアルプ
ロスタジルα−シフロブキスI・リン包接化合物を、0
.02mg/生理食塩液5 ml溶解後P H:4.0
〜6.5、浸透圧比;約1とした注射剤(小野薬品社製
)等が例示される。
脂肪乳剤製剤(リボ製剤)としては、例えば大豆油5〜
50%(w/v)、大豆油100部に対してリン脂質1
〜50部、好ましくは5〜30部、および適量の水、お
よびPC,E、活性を有する化合物から主としてなるも
のが例示される。当該脂肪乳剤製剤には必要に応して、
更に乳化補助剤〔例えば、03%(w/v)までの量の
炭素数6〜22、好ましくは12〜20の脂肪酸または
その生理的に受は入れられる塩等〕、安定化剤〔例えば
、0.5%(W/V) 、好ましくは0.1%(w/v
)以下の量のコレステロール類または5%(W / V
 )好ましくは1%(W/V)以下の量のホスファチジ
ン酸等〕、高分子物質〔例えば、PGE、活性を有する
化合物1重量部に対して0.1〜5重量部、好ましくは
0.5〜1重量部のアルブミン、デキストラン、ビニル
重合体、非イオン性界面活性剤、ゼラチン、ヒドロキシ
エチル澱粉等〕、等張化剤(例えばグリセリン、ブドウ
糖等)等を添加することもできる。PGE、活性を有す
る化合物の脂肪乳剤中の含有量は、乳剤の形態および投
与形態等によって適宜増減することができるが、一般に
は当該乳剤中に極微量、例えば0.2〜100μg/ 
mal含有させることで十分である。
本発明の脂肪乳剤は、例えば次の方法によって調製され
る。
即ち、所定量の大豆油、リン脂質、PGE、活性を有す
る化合物およびその他前記添加剤等を混合、加熱して溶
液となし、常用のホモジナイザー(例えば、加圧噴射型
ホモジナイザー、超音波ホモジナイザー等)を用いて均
質処理することにより油中水型(讐10型)分散液を作
り、次いでこれに必要量の水を加え、再び前記ホモジナ
イザーで均質化を行って水中油型(0/W型)乳剤に変
換することによって製造することができる。なお、製造
上の都合によって、脂肪乳剤の生成後に安定化剤、等張
化剤等の添加剤を加えてもよい。
本発明の予防・治療剤は通常、静脈内注射、動脈内注射
等によって投与され、好適には頚静脈的投与される。
本発明の予防 治療剤の投与対象は、好適には腎不全、
即ち、腎孟腎炎、糖尿病、膠原病(特に、全身性エリテ
ラ1−−デス)、腎硬化症、肝不全等による血液透析中
の症例で内シャント狭窄患者である。
投与に際しては、PGE、として、1回につき約0.1
〜10μg/kg体重、1日1〜2回投与することが一
般的であるが、症状、年令等によっては適宜増減するこ
とができる。投与は1〜10日間、連続または断続的に
行うことが好ましい。
投与時期は、シャント造設術施行後、開存不良状態とな
った時または頻回の内シャント造設症例での予防的処置
のための投与である。
〔実施例〕
以下に本発明からなる治療剤の実施例および実験例を示
すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例] 精製大豆油30gに卵黄レシチン3.6g、PGE90
0μg、パルミチン酸ナトリウム0.15 g及びホス
ファチジン酸0.15 gを加え、40〜75°Cで加
熱溶解させた。これに蒸留水200 miを加え、次い
で、日本薬局方グリセリン7.5gを加え、20〜40
°Cの注射用蕉留水で全景を300mβとし、ホモミキ
ザーで粗乳化した。
これをマントン−ガラリン型ホモジナイザーを用い、−
段目120 kg/c/、合計圧500kg/cMの加
圧下で10回通過さセ乳化した。これにより均質化され
た極めて微細なPGE、を含有する脂肪乳剤(リポPG
E、)を得た。この乳剤の平均粒子径は、0.2〜0.
4μmであり、粒径が1μm以上の粒子を含有しなかっ
た。
実験例1 実施例1に準して製造した脂肪乳剤態様の本発明製剤(
リポPGE、)をラットの静脈内に投与してLD5o値
を測定したところ、10%脂肪乳剤として200m1/
kg体重以上、20%脂肪乳剤として150 ml/k
g体重以上であり、通常の速度で点滴注入ずれば溶血現
象は全く認められなかった。
実験例2 臨床例1 全身性エリテマト−デスによるループス腎炎による腎不
全 64歳 女性 平成1年3月透析導入 臨床例2 糖尿病性腎不全 76歳 女性 平成1年7月透析導入 臨床例3 糖尿病性腎炎 58歳 女性 昭和63年6月透析導入臨床例4 多発性脳胞腎による腎不全 66歳 男性 平成2年2月透析導入 上記合併症を有する透析患者に内シャント造設術施行後
、開存不良時よりリボPGE、(20μg)を1週間投
与し、血流ドツプラーあるいは他覚的所見により投与前
後での開存状態の比較検討をおこなった。
臨床例1 投与前50 mN/min 、投与7日後250m1!
 / min臨床例2 投与前10 mff/min 、投与7目移70mfi
/min臨床例3 投与前触知せず、投与4目移触知良好 臨床例4 投与前触知不良、投与3目移触知良好 以上4例につき投与前後の血流は投与3日目より血流が
良くなり、開存状態にも良好な結果が得られた。
〔結論〕
内シャント造設術施行後に開存不良状態となっ1ま た痙例に対してリボPGE、(20μg)を1週間投与
した結果、血流が良好となり開存不良状態も改善された
。従って、上記のような合併症を有している透析シャン
ト狭窄患者に対してリボPGEを投与することは極めて
有用と思われる。
〔作用・効果〕
PGE、活性を有する化合物は抗血小板作用と同時に血
管拡張作用も強い。一般にPGE、が抗血小板作用を発
揮する濃度は血管拡張をおこす濃度より低く、この濃度
の開きが大きいものほど、透析中の抗血小板剤として有
用である。抗血小板作用を有する濃度がいくら低くても
、それ以上に血管拡張をおこす濃度が低ければ臨床的抗
血小板剤としては失格である。このような観点からPG
E活性を有する化合物は優れた透析シャント狭窄予防・
治療剤といえる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プロスタグランジンE_1活性を有する化合物を
    有効成分とするシャント狭窄予防・治療剤。
  2. (2)プロスタグランジンE_1活性を有する化合物が
    脂肪乳剤の形態である請求項(1)記載のシャント狭窄
    予防・治療剤。
JP2134891A 1990-05-23 1990-05-23 シャント狭窄予防・治療剤 Expired - Lifetime JP3002231B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005062054A1 (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Mitsubishi Kagaku Iatron, Inc. フォンヴィルブランド因子分解酵素の測定による血栓症の検出方法

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