JPH04299436A - メモリ回路および機能ユニットのグループを備えた処理装置 - Google Patents

メモリ回路および機能ユニットのグループを備えた処理装置

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JPH04299436A
JPH04299436A JP3323632A JP32363291A JPH04299436A JP H04299436 A JPH04299436 A JP H04299436A JP 3323632 A JP3323632 A JP 3323632A JP 32363291 A JP32363291 A JP 32363291A JP H04299436 A JPH04299436 A JP H04299436A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリ回路と機能ユニ
ット群とを有し、これらが、連続する装置動作サイクル
に対応する単一のプログラム命令列の制御の下に並列に
動作するように配置された処理装置に関するものである
。このような処理装置は、当該技術分野ではベリー・ロ
ング命令語(VLIW)プロセッサとして知られている
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】TR
ACEプロセッサとして知られている理想的なVLIW
プロセッサおよび実用的なVLIWプロセッサは、R.
P.Colwell等によって、1987年10月5日
から8日までのカリフォルニア州パロ・アルトにおける
プログラミング言語およびオペレーティング・システム
用のアーキテクチュラル・サポートに関する第2回国際
会議(ASPLOS  II)において180頁から1
92頁に発表された「トレース・スケジューリング・コ
ンパイラ用のVLIWアーキテクチャ」という表題の論
文において記載されている。VLIWプロセッサにおい
ては、各プログラム命令はバイナリー語であり、それぞ
れの機能ユニットを制御する一組のフィールドから構成
されており、代表的なものでは100ビット以上から構
成されている。この分野においてスケジューラとして知
られている特別なコンパイラは、所望の動作シーケンス
において微細なパラレリズムを実行して、各サイクルに
おいて可能な限り多くの機能ユニットを利用して、この
ような非常に長いプログラム命令をコンパイルする。
【0003】VLIWマシーンにおけるメモリ回路は、
レジスタ・ファイルと呼ばれる場合が多いが、機能ユニ
ットが生成した中間結果をバッファするために機能する
と共に、これらの結果を次の処理のために、同一あるい
は別の機能ユニットに供給する。理想的なVLIWプロ
セッサにおいては、このメモリ回路は完全にマルチポー
ト化されたランダム・アクセス・メモリであり、全ての
機能ユニットの出力は共通のメモリ・セル群の書き込み
ポートに結合され、全ての機能ユニットの入力は共通の
メモリ・セル群の読み出しポートに結合されている。
【0004】しかしながら、Colwell等によって
指摘されているように、理想的なVLIWプロセッサに
おいては、機能ユニット数が妥当な個数であったとして
も、レジスタ・ファイルに対する不可能な程多くのレジ
スタ・ファイルが必要である。このような規制のために
、TRACEプロセッサは、真の意味でのマルチポート
・レジスタ・ファイルを、機能ユニットの対の間におい
てしか使用していない。このため、理想的なVLIWプ
ロセッサの性能の幾分かは不可避的に失われ、しかも、
レジスタ・ファイルはそれら自身の間での連絡のための
ポートを含む多数のポートを依然として必要としている
【0005】VLIWプロセッサにとってはモノリシッ
ク・インテグレーションを採用することが特に望ましく
、この場合、その内部のバンド幅は従来のプロセッサに
比較して非常に高い。モノリシックVLIWプロセッサ
は、S.Borker等により、1988年11月14
−18日にフロリダ州のKissimmeeにおけるコ
ンフェレンス・スーパーコンピューティング’88にお
いて発表された「iWarp:An  integra
ted  Solution  to  High−S
peed  Prallel  Computing」
という表題の論文において述べられている。このiWa
rpコンポーネントは、真のマルチポート化されたレジ
スタ・ファイルに結合された5個の機能ユニットを含ん
でいる。それにもかかわらず、真のマルチポート化され
たメモリのサイズおよび複雑さが、10個、12個ある
いはそれ以上の機能ユニットが望まれる大規模VLIW
プロセッサの構築および集積化の主要な障害となってい
る。
【0006】別の形態のVLIWプロセッサについては
、B.R.Rau等によって、米国特許第4,251,
874号および同第4,553,203号、並びに、1
981年10月のVLSIシステム・アンド・コンピュ
ーテーションに関するCMU会議において発表された「
並列プロセッサ用の静的にスケジュールされたVLSI
インターコネクト」において述べられている。これらに
述べられた装置においては、マルチプル・レジスタが、
全ての機能ユニットの入力を全ての機能ユニットの出力
に結合しているクロスバー回路における全ての交差点に
位置している。どれほど多くの機能ユニットを備えてい
る場合においても、このような多数の独立したレジスタ
・ファイルを配置し、これらを制御することは実際上不
可能である。
【0007】ビデオ信号プロセッサについては、本件出
願の元の出願に当たる出願中の米国特許出願第290,
979号の明細書において述べられており、このプロセ
ッサにおいては、(同出願明細書においては「silo
」と呼ばれている)セパレート形のメモリ・ユニットが
(同出願明細書においては「プロセッサ・エレメント」
と呼ばれている)各機能ユニットの各入力に配置されて
いる。siloの入力は、プログラム制御の下で、クロ
スバー・スイッチング回路によって、プロセッサ・エレ
メントの結果出力側に結合されている。同様な処理装置
用の構成は、本件出願の発明者によって、1988年1
0月3日−5日のIEEE国際会議における「CREA
TE−LIFE:高性能VLSI回路用デザイン・シス
テム」に述べられている。
【0008】動作を説明すると、このような処理装置の
プログラム命令は、次のサイクルにおいて結果を必要と
しているメモリ・ユニットに対してのみ結果が書き込ま
れるように、構成されている。別の結果を別のメモリ・
ユニットに書き込むことも同時に発生させることが可能
であり、この結果、実質的にマルチポート・メモリの全
性能を発揮させることができる。しかし、回路領域内に
このように大きな容量を記憶するので、10個あるいは
15個の機能ユニットを備えた32ビットVLIWプロ
セッサを現存の技術を用いて単一のチップ上に集積化さ
せることになってしまう。
【0009】この形式のプロセッサは理想的なVLIW
プロセッサに比べて欠点があり、それは、「破壊」(c
ollosions)に起因するものである。この破壊
においては、同一のメモリ・ユニット(silo)に対
して同一の動作サイクルにおいて2つの結果の書き込み
が要求される。この欠点は、少数個の機能ユニットのみ
を備えた装置においては極めて些細なものであるが、機
能ユニットの個数が増加した場合には、そのようなユニ
ットの性能上、この破壊は極めて大きな問題となる。非
常に多くの破壊が発生すると、特に、一つの破壊を解決
するための再スケジューリングによって別の一つあるい
はそれ以上の破壊を招いてしまうので、処理装置のスケ
ジューリング動作のタスクの困難度が増してしまう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は上述の処
理装置における破壊の問題を解消することにある。本願
の第1の発明により提供されるVLIW形の処理装置に
おいては、そのメモリ回路が、複数のセパレート形メモ
リ・ユニットと、スイッチング回路と、遅延エレメント
を備えている。
【0011】上記の各メモリ・ユニットは、少なくとも
1個の書き込みポートとメモリ回路の各出力を形成する
読み出しポートとを備えている。上記のスイッチング回
路は、機能ユニットとセパレート形のメモリ・ユニット
の書き込みポートの間に結合されている。このスイッチ
ング回路は、一連のプログラム命令によって制御されて
、各機能ユニットからの結果を、各動作サイクルにおい
てこの一連のプログラム命令によって選択された一つあ
るいそれ以上のメモリ・ユニットの書き込みポートに対
して転送できるようになっている。上記の遅延エレメン
トは、スイッチング回路に結合された出力を備えており
、機能ユニットの一つによって或る動作サイクルにおい
て生成された結果を、メモリ回路内において遅延させて
、次の動作サイクルにおいてメモリ回路内の或るメモリ
・ユニットに書き込みできるようになっている。
【0012】メモリ回路内の遅延エレメントを使用する
ことにより、各種の機能ユニット用の動作を再スケジュ
ーリングすることなく、破壊を回避することができる。 破壊している結果の一つが他方のものよりも先に関連す
る機能ユニットにより要求される場合が通常であるので
、全体としては理想的なVLIW性能が保持される。 このように遅延を行う結果として新たな破壊が発生した
場合には、この破壊もまた、性能を損失させることなく
遅延エレメントによって解消できる。
【0013】この遅延エレメントをシングル・ロケーシ
ョン・メモリ・ユニットで構成して、例えば、1動作サ
イクルの固定期間だけ遅延させるようにしてもよい。ス
イッチング回路をプログラム命令によって制御して、遅
延エレメントの入力をこの遅延エレメントの出力に結合
して、得られた結果を1動作サイクルだけ遅延させるこ
とができる。
【0014】単一の遅延エレメントによって1サイクル
(1命令)当たり、2値の破壊(two−valued
  collision)のみを回避することができる
。 したがって、多数の遅延エレメントを配置して、単一の
動作サイクルにおいて生成される複数の結果を同時に遅
延させることができる。予想される破壊に応じた費用効
率となるように遅延エレメントを選択することができる
。さらに、スイッチング回路を、各遅延エレメントをメ
モリ・ユニットのサブセットに対してのみ結合可能にし
て、遅延エレメント(群)に対する相互結合の為に必要
とされる回路面積を減少させるようにすることもできる
【0015】異なった形式の遅延エレメントも使用する
ことができる。例えば、遅延エレメントとして、複数の
結果を同時的に遅延させることの可能な複数のアドレス
可能位置を有するメモリ・ユニットから構成してもよい
【0016】本願の第2の発明による処理装置において
は、メモリ回路における少なくとも一つのメモリ・ユニ
ットは、スイッチング回路に結合される1個以上の書き
込みポートを備えている。このような装置においては、
「破壊されている」結果が、同一のサイクルにおいて同
一のメモリに対して書き込まれる可能性がある。このよ
うな装置においては、真のマルチポート・メモリの問題
が再び持ち上がるが、それぞれ2つの書き込みポートを
備えた8個のセパレート形メモリ・ユニットが占める面
積は、16個の書き込みポートを備えた真のマルチ・メ
モリの占める面積よりも小さい。破壊を解決するために
、遅延エレメントの代わりに、あるいはこれに加えて、
更に書き込みポート(群)を配置することもできる。
【0017】公知のVLIWプロセッサにおけるように
、本発明による装置においても、同一の機能ユニットを
配置してもよい。これらの機能ユニットとしては、整数
および/または浮動少数点用の算術論理ユニット群、デ
ータ・メモリ・ユニット群、分岐コントロール・ユニッ
ト群および、掛け算、シフティング、コミュニケーショ
ンなどの特別のユニット群などがある。理想的には、各
動作の結果を利用できるまでには1あるいはそれ以上の
サイクル数の「待ち時間」が存在するが、各ユニットを
パイプライン化して、全てのサイクルにおいて新たな動
作を開始できるようにすることである。
【0018】
【実施例】図1には一般化したブロック図の形態で処理
装置を示してある。この処理装置は、N個の機能ユニッ
トF1、F2、・・・FNと、イミテーション・マルチ
ポート・メモリ回路10を有している。各機能ユニット
Fk(kは1からNまでの数である。)はメモリ回路1
0の各データ出力12から第1および第2のオペランド
FkLとFkRを受け取るための入力を有している。各
機能ユニットFkは、命令レジスタ(図1には示してい
ない)から各動作選択コード(opcode)Fk.O
Pを受け取るための制御入力13を有している。各機能
ユニットFkの出力は、メモリ回路10の各データ入力
14に対して、結果Fk.Oを供給する。
【0019】イミテーション・マルチポート・メモリ1
0内には、メモリ回路10の各データ出力12に対して
セパレート形書き込み/読み出しメモリ・ユニット(R
AM)15が配置されている(本例では2つ機能ユニッ
ト当たり2つ配置されている)。このようなメモリ・ユ
ニット15のそれぞれは、各アーギュメントFk.x(
ここにxはLあるいはRである。)をデータ出力12を
介して対応する機能ユニットに対して供給するための単
一ポートを有している。読み出しアドレス入力は、各読
み出しポートに付設されており、命令レジスタから読み
出しアドレスFk.x.RAを受け取る。
【0020】メモリ回路10の各データ入力14は、メ
モリ回路10のクロスバー・スイッチング回路18内に
おいてバス・ライン16を形成している。このクロスバ
ー・スイッチング回路18は更に、多数のマルチプレク
サ20を有している。各マルチプレクサは、各メモリ・
ユニットの書き込みポートに結合された出力を有してい
る。各マルチプレクサ20によって、バス・ライン16
(機能ユニットの出力)のいずれも、命令レジスタから
受け取る選択信号Fk.x.SEの制御の下で、対応す
るメモリ・ユニット15の書き込みポートに結合するこ
とができる。また、命令レジスタは、それぞれの書き込
みアドレスFk.x.WAを各メモリ・ユニット15の
書き込みアドレス入力に供給すると共に、対応する書き
込みイネーブル信号Fk.x.WEを供給する。
【0021】遅延エレメントはスペシャル・レジスタ2
1という形態でメモリ回路10内に配置されている。ス
ペシャル・レジスタ21のデータ入力は、命令レジスタ
(不図示)から受け取る選択信号SP.SEの制御の下
に、スイッチング回路18内の別のマルチプレクサ22
を介していずれのバス・ライン16に対しても結合する
ことができる。信号SP.Oを運ぶスペシャル・レジス
タ21の出力は、クロスバー・スイッチング回路18内
に別のバス・ライン24を形成している。このバス・ラ
イン24は、いずれのマルチプレクサ20によっても、
各メモリ・ユニット15に結合でき、そこに信号SP.
Oを供給するすることができる。また、このバス・ライ
ン24を選択して、選択信号SP.SEによって、スペ
シャル・レジスタの入力に結合させることができる。
【0022】図1に示す装置は、ベリー・ロング命令語
(VLIW)プロセッサの部分を構成している。このプ
ロセッサにおいては、一連のベリー・ロング命令語から
構成されるプログラムの制御の下に、全ての機能ユニッ
トが同期して、並列に動作する。機能ユニット群および
制御回路内におけるパイプライン処理のために、各機能
ユニットFkは各動作サイクルにおいて初期動作を開始
して、マルチポート・メモリ回路10からそのオペラン
ドを引出して、得られた結果を同一のサイクルあるいは
次のサイクルにおいてメモリ回路10内に戻すことが可
能である。
【0023】1動作サイクル当たりの一つの命令語はプ
ログラム・メモリ内に格納されているデータから発生す
る。命令語の異なったフィールドは、数百ビット長であ
るが、図1において、.SE、.WA、.WE、.RA
および.OPが付された各種のアドレスおよび選択信号
を形成し、これらがメモリ回路10を制御して、機能ユ
ニットにより実行される機能を選択する。適切なプログ
ラミング(好ましくは、以下に述べるようにスケジュー
リング・コンパイラによって自動化することにより)に
よって、アルゴリズム内においてきめの細かいパラレリ
ズムを実行して、可能な限り多くの機能ユニットが各サ
イクルにおいて有用な動作を開始するようにすることが
できる。
【0024】理想的なVLIWプロセッサにおいては、
真のマルチポート・メモリによって、いずれかの機能ユ
ニット出力からの結果Fk.Oを自由にメモリ回路内に
記憶して、別のいずれかの機能ユニットFkにより後に
アーギュメントとして使用するために読み出すことがで
きる、ということが達成される。イミテーション・マル
チポート・メモリ回路10によって、ほぼ同一の機能が
、将来において結果をオペランドとして使用することを
要求する機能ユニットに結合されたメモリ・ユニット内
にのみ結果を記憶することによって実現できる。このよ
うな将来の要求は、インターミーディエット・コード・
グラグメント自体から分かる。
【0025】遅延エレメント(SP)を無視すると、こ
のイミテーション・マルチポート・メモリ10は、異な
った機能ユニットにより生成された同一サイクル内にお
ける二つの結果Fk.OおよびFk’.Oの双方を同一
のメモリ・ユニット(RAM)15に書き込むことがで
きないという制限を有している。スケジューリング・コ
ンパイラによって同一のサイクル内において生成された
二つの結果が後のサイクルにおいて同一のメモリ・ユニ
ット15からの読み出しのために必要とされることが発
見される場合には、「2値破壊」(two−value
  collision)が発生する。勿論、一つのサ
イクルにおいて3つあるいはそれ以上の結果が生成され
、それらが同一の機能ユニット入力によって要求される
場合には、より多くの破壊が起こる可能性があるが、こ
のようなことは、一般的には2つ値の破壊に比べて発生
頻度が極めて低い。多くの破壊は、例えば、対称な動作
の左側と右側のオペランドを交換するなどの最小の中断
によって解決できる。しかしながら、一般的に、より実
質的な或る程度の再スケジューリングを行う必要がある
。 破壊の問題と、遅延エレメントを利用したその解決方法
を次に述べる。さらなる説明を、図2ないし図4に示す
プロセッサを参照して行う。
【0026】スペシャル・レジスタ21(SP)の形態
を取っている遅延エレメントによって、イミテーション
・マルチポート・メモリ10は、或るサイクルにおいて
2値破壊が発生した場合においても真のマルチポート・
メモリの性能を実現することができる。同一のサイクル
iにおいて機能ユニットF1とF2によって結果F1.
O(i)とF2.O(i)が生成され、これらが後のサ
イクルにおいて、機能ユニットF1用の第1のオペラン
ドF1.Lを形成するために必要とされる場合を想定す
る。本例では各メモリ・ユニットの読み取りポートはた
だ一つであるので、これらの結果の一方、例えばF1.
O(i)は、常に他方、すなわちF2.O(i)よりも
前の時点で必要とされる。スケジューラは直ちに、サイ
クル(i)の命令語内におけるフィールドF1.L.S
E(i)、F1.L.WA(i)およびF1.L.WE
(i)を用いて、オペランドF1.L用に、メモリ・ユ
ニット15内の望ましい位置にF1.O(i)を差し向
けることができる。これよりも緊急ではない結果F2.
O(i)は同一の命令語において、フィールドSP.S
E(i)を用いてスペシャル・レジスタ21に差し向け
ることができる。レジスタ21が1サイクル固定長の遅
延を行う場合には、遅延された結果F2.O(i)が次
のサイクルにおいてSP.O(i+1)として現れる。 次に、(サイクルi+1における)次の命令におけるF
1.L.SE(i+1)、F1.L.WA(i+1)お
よびF1.L.WE(i+1)を使用して、遅延させた
結果F2.O(i)を必要とされる場合にはオペランド
F1.L用にメモリ・ユニット内に差し向けることが可
能である。
【0027】このような処理は、スケジュールにおける
動作位置に影響を与えることなく行うことができる。得
られた結果を遅延するということは、例えば、第3の結
果、例えばサイクルi+1で生成されたF1.O(i+
1)を同一のメモリ・ユニットに書き込む必要が有る場
合には、別の破壊を引き起こすおそれがある。このよう
な破壊は性能を損失させることなく解決することができ
る。この理由は、得られた結果F2.(i)とF1.O
(i+1)の一方は常に他方よりも早く要求されるから
である。いずれの結果をより緊急に必要としているのか
に応じて、次のようないずれかの処理が行われる。 (a)遅延した結果F2.O(i)=SP.O(i+1
)を次のサイクルの遅延を行うためにレジスタ21に戻
し、F1.O(i+1)をメモリ・ユニットの書き込む
。(b)F1.O(i+1)をスペシャル・レジスタ2
1に供給して、これをSP.O(i+2)とし、遅延さ
せた結果F2.O(i)=SP.O(i+1)をメモリ
・ユニットに書き込む。
【0028】遅延エレメントとしての単一のレジタタ2
1を使用することにより、単一の2値破壊のみを一度に
解消することが可能である。このレジスタ21と同様な
別のレジスタを加えることにより、3値破壊、および/
または多重の2値破壊を解消することができる。各レジ
スタおよびそれに付随するマルチプレクサ22が必要と
する回路面積の増加は極く僅かである。
【0029】機能ユニットの構成および個数、それらの
オペランドの個数および長さ、対応するメモリ・ユニッ
トにおける位置の数を自由に選択して、装置が応用され
る対象物に合わせることができる。次に、比較的小規模
のVLIW装置を、一例として図2乃至図6を参照して
説明する。
【0030】図2において、イミテーション・マルチポ
ート・メモリ回路30は、5つの機能ユニットに結合さ
れている。この機能ユニットには、コンスタント・ユニ
ットCO、算術論理ユニットAL、レジスタ・ユニット
RG、データ・メモリ・ユニットDMおよび分岐ユニッ
トBRが含まれている。メモリ回路30内には、概略的
にメモリ・ユニット26、マルチプレクサ27および、
マルチプレクサ29が付設されたスペシャル・レジスタ
SPが示されている。
【0031】グローバル・コントローラ41が配置され
ており、これは、シーケンサSEQと命令発生パイプラ
インIIPを有している。シーケンサSEQは各サイク
ルにおいてプログラム・カウンタ・ワードPCを発生さ
せる。このワードは命令発生パイプラインIIPに供給
される。この命令発生パイプランIIPはオフ・チップ
とすることができ、実行されるプログラムを形成してい
るベリー・ロング命令語がエンコードされたプログラム
・メモリを有している。或る回数のサイクル遅延の後に
、命令発生パイプラインIIPは、オン・チップの命令
レジスタ46に対して、アドレスPCにおけるプログラ
ム・メモリ内に記憶されているベリー・ロング命令語I
Wを供給する。
【0032】レジスタ46内の命令語IWは、デステイ
ネーション・コントロール・フィールドDECと、個々
の機能ユニットCO,AL,RG,DM,BRをそれぞ
れ制御するための多数のフィールドCOC,ALC,R
GC,DMC,BRCとを有している。命令語IWのビ
ットの総数は162であるが、本例のプロセッサは極め
てシンプルなものである。図3には更に詳細に命令語I
Wのフィールドを示してある。ここには、各フィールド
のビット数がそのフィールドの下側に記載されている。
【0033】コンスタント・ユニットCOはオペランド
入力は持たず、1個の32ビットの結果出力(CO.O
)がメモリ回路30の入力に結合されている。コンスタ
ント・ユニットCOは実際には、命令語IW(図3)内
の32ビットフィールドCOCとコンスタント・ユニッ
トCOの出力との間の直接結合から成り立っている。 コンスタント・ユニットCOはこれより、命令語内から
の定数値をメモリ・ユニット30内の他のユニットに供
給することが可能である。
【0034】算術論理ユニットALは、1ビットのガー
ド値入力(AL.G)と、メモリ回路30内の各メモリ
・ユニットに結合された二つ(左および右の)32ビッ
トアーギュメント入力(AL.LおよびAL.R)を有
している。このユニットALはメモリ回路30に結合さ
れた32ビットの出力(AL.O)を有しており、命令
語IWの16ビット・フィールドALCによって制御さ
れる。
【0035】図4には、算術論理ユニットALに付設さ
れたイミテーション・マルチポート・メモリ回路30の
部分を詳細に示してある。図1の全体的な例における場
合のように、セパレート形のメモリ・ユニット(RAM
群)48、50、52にはそれぞれオペランドAL.G
、AL.L、AL.Rがそれぞれ付設されている。図1
の例と比較すると、図2から図4の装置におけるメモリ
・ユニットには、セパレート書き込みイネーブル信号.
WEは供給されない。この代わりに、そのメモリ・ユニ
ットに対する書き込みが望まれない場合には、少なくと
も一つのノン・イグジステント記憶位置あるいはノン・
ライタブル記憶位置をアドレス可能になっている。 したがって、.WEビットの値が、結果が特定のメモリ
・ユニットの位置に割り当てられる場合のスケジューリ
ングの時点で、既に分かっていると仮定した場合には、
これらのビット命令語IWの幅を、.WEビットが存在
しない分だけ減少させることができる。ガード・ビット
AL.G用のメモリ・ユニット48は、ブール値(ビッ
ト)を記憶するための8個の1ビット位置を有している
。これらには、上記した1つのノン・ライタブル位置が
含まれている。メモリ・ユニット用の3ビットの読み出
しアドレスは、命令レジスタ46によって、命令語IW
(図3を参照)のコントロール・フィールド内の3ビッ
ト・フィールドAL.G.RAから供給され、メモリ・
ユニットの1ビットの読み出しポート54は、アドレス
されたメモリ位置からユニットALに向けてガード・ビ
ットAL.Gを供給する。
【0036】マルチプレクサ56は、多数の1ビット入
力を有しており、これらは、各種の機能ユニットの結果
出力(CO.O、AL.Oなど)に結合されている32
ビットのバス・ラインの最下位ビット(第1のビット)
に結合されている。マルチプレクサの別に入力は、別の
32ビットのバス・ライン58の第1ビットに結合され
ており、このバス・ラインはスペシャル・レジスタSP
からの遅延された結果出力を転送する。このレジスタは
図1において符号21が付された遅延エレメントと同一
のタイプである。ガード・ビット用の第1のビットを使
用することにより、或るプログラミング規約、例えばC
言語などの規約との互換性が可能になる。他の環境にお
いては、最上位ビット(msb)あるいはその他のビッ
トを使用した方が便利である場合もある。
【0037】マルチプレクサ56は、メモリ・ユニット
48の書き込みポートに結合された1ビットの出力60
を有している。このマルチプレクサ56は、命令語IW
のデスティネーション・コントロール・フィールドDE
Cにおける3ビットの選択フィールドによって制御され
る。メモリ・ユニット48の3ビットの書き込みアドレ
スはデスティネーション・コントロール・フィールドD
ECにおける隣接した3ビットのフィールドAL.G.
WAによって供給される。
【0038】同様にして、32ビット構成のメモリ・ユ
ニト50(AL.L用)と52(AL.R用)は、それ
ぞれ付設された32ビットのマルチプレクサ62、64
を有している。それぞれは、16個の位置を有し、その
中には1つのノン・ライタブル位置が含まれている。デ
スティネーション・コントロール・フィールドDECは
、マルチプレクサ62、64を制御するための2つの3
ビット構成の選択フィールドAL.L.SEおよびAL
.R.SEと、メモリ・ユニット50、52のそれぞれ
に対して4ビットの書き込みポートアドレスを供給する
2つの4ビット構成のフィールドAL.L.WAおよび
AL.R.WAを有している。コントロール・フィール
ドALCにおける2つの4ビット構成のフィールドAL
.L.RAおよびAL.R.RAによって、それぞれ、
メモリ・ユニット50(AL.L用)および52(AL
.R用)の読み出しポート用のアドレスが提供される。
【0039】算術論理ユニットALのオペコードAL.
OPは、ユニットAL用のコントロール・ビットALC
内のSビット構成のフィールドによって提供される。各
サイクルにおいて、オペコードAL.OPは、どのよう
な動作(加算、減算、比較、AND、OR等)をアーギ
ュメントAL.Lに行って結果AL.Oを生成するのか
を決定する。
【0040】図2に戻って、レジスタ・ユニットRGに
よって、頻繁に使用されるそれぞれ32ビット構成の1
6個ののプログラム変数のオン・チップ記憶領域が提供
される。このユニットRGはガード・ビットRG.G用
のメモリ回路30内のメモリ・ユニットと、32ビット
構成のデータ入力RG.Iを有している。これらのメモ
リ・ユニットは、それぞれ、一つのノン・ライタブル位
置を含む4個だけの位置を有している。データ出力(R
G.O)はメモリ回路30の入力に結合されており、各
バス・ライン(RG.O、図4も参照のこと)を形成し
ている。デスティネーション・コントロール・フィール
ドDECは、付設されたマルチプレクサを制御するため
の2つの3ビット構成の選択フィールドRG.G.SE
およびRG.I.SEと、各メモリ・ユニット内におけ
る4つの位置の間を選択するための2つの2ビット構成
の書き込みアドレス・フィールドRG.G.WAおよび
RG.I.WAを有している。
【0041】9ビット構成のレジスタ・コントロール・
フィールドRGC内には、2つの2ビット構成の読み出
しアドレスRG.G.RAおよびRG.I.RAが配置
され、これらにより、それぞれのメモリ・ユニットによ
り読み出される値RG.GおよびRG.Iの位置が選択
されるようになっている。5ビット構成のオペコード・
フィールドRG.OPは、レジスタの読み出しおよび書
き込み機能を選択するための1ビットと、ユニットRG
内の16個のレジスタを選択するための4ビットを有し
ている。したがって、レジスタ・ユニットRG内の変数
の位置はコンパイラによって固定される。
【0042】データ・メモリ・ユニットDMは、少なく
とも概念的には、より多くの変数記憶位置を有しており
、実際上は、当該技術分野において公知の態様でオン・
チップ・キャッシュメモリを介して、読み出し/書き込
みおよび/またはリードオンリメモリに対するインタフ
ェースを構成する。イミテーション・マルチポート・メ
モリ回路30内においては、セパレート・メモリ・ユニ
ットが、ガート・ビットDM.G、32ビットのアドレ
ス語DM.Aおよび32ビットのデータ語DM.I用に
配置されている。これらのメモリ・ユニットは、それぞ
れ256個の位置を有し、その中には、一つのノン・ラ
イタブル位置が含まれている。データ・メモリ・ユニッ
トDMはメモリかろ30の入力に結合された32ビット
のデータ出力(DM.O)を有し、それぞれのバス・ラ
イン(DM.O、図4も参照のこと)を形成している。 デスティネーション・コントロール・フィールドDEC
は、メモリ回路30内のマルチプレクサを制御するため
の3個の3ビット構成の選択フィールドDM.G.SE
、DM.A.SEおよびDM.I.SEと、各メモリ・
ユニット内の256個の位置を選択するための3個の8
ビット構成の書き込みアドレス・フィールドDM.G.
WA、DM.A.WAおよびDM.I.WAを有してい
る。
【0043】25ビット構成のデータ・メモリ・ユニッ
ト・コントロール・フィールドDMC内においては、3
個の8ビット構成の読み出しアドレスDM.G.RA、
DM.A.RAおよびDM.I.RAが配置され、各メ
モリ・ユニットにより読み出される値DM.G、DM.
AおよびDM.Iを選択するようになっている。1ビッ
ト構成のオペコード・フィールドDM.OPは、メモリ
の読み出し、書き込み機能を選択するための1ビットを
有している。アドレス語DM.Aによって、データ語D
M.Iの書き込みあるいはデータ語DM.Oの読み出し
用のアドレスが規定される。これにより、プログラムの
走行中において、232個の位置をアドレスするのに充
分な32ビットのダイナミックなアドレス計算が可能に
なる。
【0044】分岐ユニットBRにより、シーケンサSE
によって発生した命令アドレスPCのシーケンスを修正
して、プログラム実行における分岐を行なわせることが
可能である。このユニットBRは、メモリ回路30内に
おいて、ガード・ビットBR.Gおよび32ビットのデ
スティネーション・アドレスBR.A用のメモリ・ユニ
ットを有している。これらのメモリ・ユニットは、4つ
の位置を有し、これらの各位置は、ノン・ライタブル位
置を含んでいる。デスティネーション・コントロール・
フィールドDECは、付随のマルチプレクサを制御する
ための2つの3ビット選択フィールドBR.G.SEお
よびBR.A.SEと、各メモリ・ユニット内の4個の
位置を選択するための2つの2ビット構成の書き込みア
ドレス・フィールドBR.G.WAおよびBR.A.W
Aを有している。
【0045】4ビット構成の分岐ユニット・コントロー
ル・フィールドBRC内において、2つの2ビット構成
の読み出しアドレスBR.G.RAおよびBR.A.R
Aが配置され、各メモリ・ユニットから読み出される値
BR.GおよびBR.Aの位置を選択できるようになっ
ている。分岐ユニットBRは、ガード・ビットBR.G
およびデスティネーション・アドレスBR.Aを単に通
過して、シーケンサSEQに至っている。オペコード・
フィールドBR.OPは不要である。シーケンサSEQ
内において、ガード・ビットBR.Gのブール値がテス
トされる。BR.GがTRUEである場合には、分岐が
発生して、シーケンサSEQは次のPCの値をメモリ回
路30から受け取ったデスティネーション・アドレスB
R.Aに等しくなるようにする。BR.AがFALSE
である場合には、シーケンサは単に、PCの値をPC+
1にインクリメントして、記憶されているプログラムに
おける次の命令をアドレスする。
【0046】したがって、論理結果AL.OをBR.G
(第1のビットのTRUEあるいはFALSE)用のメ
モリ・ユニットに差し向けることにより、条件付き分岐
を行うことができる。
【0047】無条件(必ず行われる、あるいは決して行
われない)分岐は、BG.Gとしてコンスタント結果C
O.Oをメモリ・ユニットに差し向けることにより、あ
るいは、そのメモリ・ユニット内のノン・ライタブル位
置を永久的にTRUEあるいはFALSEとなるように
することによって、達成することができる。本例におい
ては、このようにすることが実際上においては便利であ
る。その理由は、各メモリ・ユニット内の少なくとも一
つの位置が、既に上記したようにノン・ライタブルとな
っているからである。ガード・ビットBR.GをFAL
SEにすること(分岐が決して発生しない場合)は、或
るサイクルにおいて非分岐動作を開始すべき場合にはし
ばしば必要とされる。
【0048】シーケンサSEQはまた、疑似プログラム
値PPCを発生し、この値は、メモリ回路30の入力に
供給され、バス・ライン(PPC、図4を参照のこと)
を形成する。このPPCを、分岐ユニットを含む別の機
能ユニットにより使用して、プログラム・カウンタに関
するアドレスを行うようにすることもできる。このため
には、読み出しの遅延を、バス・ラインからメモリユニ
ット内に値PPCを読み出す命令のサイクル数とPPC
の値と同一のPCを有する命令のサイクル数との差とし
て規定すればよい。
【0049】動作を説明する。分岐命令が発生するサイ
クルiと、命令語IW(i+b)が分岐命令により行わ
れた第1のサイクルi+bとの間において、bサイクル
の分岐遅延が発生する。分岐命令の条件を設定する同一
のブール値を、ガード・ビット入力AL.G、RG.G
およびBR.Gに差し向けて、サイクルを中断させて、
条件付きで、次の分岐を含む分岐遅延の間における各種
の機能ユニットをスケジュールするための状態変化動作
を遮ることができる。分岐の可能性を知ることによって
、コンパイラを、起こりえない条件付き分岐命令内にお
いて有用な動作にスケジュールすることができ、分岐条
件が満される希有な場合における正しい状態を確保する
。これらのユニット上においてアンガーデッド動作を最
も効率良く開始するために、各ガード・メモリ・ユニッ
トのノン・ライタブル位置を、適切な読み出しアドレス
.RAに応答してそれらの読み出しポートからTRUE
を引き出すことができるように構成すればよい。32ビ
ットのオペラント・メモリ・ユニットのノン・ライタブ
ル位置を、しばしば必要される公知の値、例えば零を引
き出すことができるように構成してもよい。
【0050】オフ・チップ・メモリ、レジスタ・ユニッ
トRGおよびプログラム・カウンタPCの内容のみが、
本例においては、処理装置におけるプログラマーが可視
可能な部分と見なされる。イミテーション・マルチポー
ト・メモリ回路30は、コンパイラによって、一時的に
変数を仲介するために使用される。したがって、コンス
タント・ユニットCOなどの機能ユニットはガーディン
グを必要としない。算術論理ユニットALは、それ自体
では装置におけるプログラマーが可視できる状態を変更
する能力はないが、このユニットALには、非論理的に
発生する算術オーバーフロー等の例外を回避するための
ガーディングが組み込まれている。
【0051】分岐ユニットBRの分岐遅延に加えて、ス
ケジューリング用コンパイラは、全ての機能ユニットに
おけるいわゆる「待ち時間」を知っていなければならな
い。機能ユニットにおけるこの待ち時間は、動作が開始
するサイクルの数と、その動作による結果(AL.O等
)が生成されて、デスティネション・コントロール・フ
ィールドDECによってイミテーション・マルチポート
・ユニット30内の目標とする位置(群)に差し向けら
れるサイクルの数との差として定義される。上記した分
岐遅延は、分岐ユニットBRによる待ち時間と、シーケ
ンサSEQおよびオフ・チップ・命令発生パイプライン
IIPによる待ち時間との合計であると考えることがで
きる。
【0052】次のプログラミング例においては、機能ユ
ニット群の待ち時間は次のように想定される。
【0053】ユニットCO・・零サイクル数の待ち時間
ユニットAL・・1サイクル数の待ち時間ユニットRG
・・1サイクル数の待ち時間ユニットDM・・2サイク
ル数の待ち時間ユニットBR・・5サイクル数の待ち時
【0054】以下のリスティング1は、高級言語のソ
ースコードのフラグメントから構成されている。2つの
メモリ内のレコードが変数pおよびqによって指定され
る。このプログラムの目的は、qレコード内のフィール
ド群から2つの対応するpレコード内のフィールド群ま
での2つの32ビット構成の値のコピーを行われること
にある。
【0055】 リステイング  1 p^.field1:=q^.field;p^.fi
eld2:=q^.field2:
【0056】作表1
の高水準命令を実現するために用いることのできるデー
タの1つの可能な構成を図5に示す。プログラム変数用
記憶は、0から15までの番号のついた16の記憶場所
および(チップ外)読出し書込み用メモリの大型バンク
MEMを持つ高速レジスタファイルREGによってプロ
ットされる。ローカルベースアドレスLBは、レジスタ
ファイルREGの場所0に記憶される。アドレスLBは
、メモリバンクMRM内の可変値表の開始点をポイント
し、このメモリバンクでは、場所LB+12及びLB+
8に2つのレコードポインタp及びqがそれぞれ記憶さ
れる。各変数p及びqは、メモリーバンクMEMの他の
場所を占める対応するレコードの開始点に対するポイン
タである。各レコードの第1のフィールドは、関連ポイ
ンタ変数によって定義されるアドレスからのオフセット
がゼロとなるように記憶される。 各レコードの第2のフィールドは、関連ポインタ変数か
らのオフセットが4になるように記憶される。従って、
値q^.fleld2は、アドレスがq+4である場所
から読出すことができる。
【0057】前記図5に示すデータ構成であるものと仮
定した場合において、作表1の高水準命令をVLIWプ
ロセッサで実行するためにコンパイラによって生成され
るT1とラベルされた中間コードフラグメントを作表2
に示す。作表2の各行は、適当な機能ユニットによって
実行するためにスケジュールしなければならない1つの
単一基本オペレーションOP001からOP014まで
を定義する。各行の端末の注釈(*...*)は、最初
に、必要な機能ユニットのタイプ(AL、RG、CO等
)を示し、次に、当該オペレーションの結果(出力)を
示す。オペレーションOp003(例えば)における参
照001及び002は、OP003のためのオペランド
が各々Op001およびOp002の結果であることを
示す。従って、オペレーションOp003の効果は、オ
ペレーションOp001とOp002の結果を加算する
ことであり、オペレーションOP009の効果は、OP
004の結果によってアドレスされた場所のオフ・チッ
プデータメモリーへOp008の結果を書込むことであ
る。この情報を前記図5の記述と組合わせると、作表1
によって指定された機能を実現する際における作表2の
Op001からOp014までの各オペレーションの目
的は説明するまでもないはずである。
【0058】
【0059】中間のコードフラグメントT1は順次に表
示されており、各オペレーションを実施するために少な
くとも1つの機能ユニットが適切であるならば、VLI
Wプロセサの特別なコンフィギュレーションに特有のも
のでないことが理解出来るはずである。コンパイラが、
アプリケーションを構成するフラグメントを収集する段
階に達すると、特定の装置コンフィギュレーショウにお
ける特定のサイクルにおいて、フラグメントの各オペレ
ーションを特定の機能ユニットにマップすることはスケ
ジューラのタスクである。スケジューラは、特定のVL
IWプロセッサの構造によって定義される一組の制約条
件の下で動作する。これらの制約条件には、主として、
ターゲットVLIWプロセッサにおいて利用可能な機能
ユニットの数とタイプが含まれる。別の制約条件には、
イミテーションマルチ・ポートメモリの各メモリユニッ
トにおけるロケーションの数が含まれる。これらのロケ
ーションは、スケジューラにより、必要に応じて、動的
に割り当てられる。フラグメントT1によって呈示され
るスケジューリング上の簡単な問題を解決するためには
、図2から4までに示すVLIW処理装置における各メ
モリユニット内のロケーションの数は充分であり、メモ
リユニットの容量上の制限は、当記述においては制約条
件として取り扱う必要のないことが理解されるはずであ
る。
【0060】他のオペレーションの結果に依存するオペ
レーションは、これらの他のオペレーション全てのレイ
テンシーが満了してしまうまで、スケジュールしてはな
らないので、各オペレーションに対するレイテンシーは
重要である。従って、例えば、オペレーションOp00
9は、Op004(DMレイテンシーは2)よりも少な
くとも2サイクル後に、また、オペレーションOp00
8よりも少なくとも2サイクル後に、スケジュールされ
なければならない。同様に、オペレーションOp011
は、Op010(COレイテンシーはゼロ)と同じサイ
クルにスケジュールすることができるが、Op004(
DMレイテンシーは2)より少なくとも2サイクル後に
スケジュールしなければならない。この場合、メモリユ
ニットロケーションの同時書込み及び読取りが可能であ
るものと仮定する。そのほかの条件として、各タイプの
オペレーションに対して、更に1サイクルのレイテンシ
ーが必要とされる場合もある。
【0061】3つの異なるスケジュール(I,II、及
び、III)を示す図6において、各スケジュールは、
中間コードフラグメントT1は、図2、3および4を参
照して既に述べた特定のVLIWプロセッサにマッピン
グする。各表の各列は、非常に長い1つの命令語IW、
従って1マシンサイクルを表す。サイクル数は、Cyを
項目名とする左端欄に示される。その次の5つの欄は、
5つの機能ユニット(図2のCO等)に対する5つの制
御フィールドCOC、ALC、RGC、DMC、及び、
BRCを表す。各制御フィールドは、そのそれぞれの機
能ユニットに対するオペレーションを開始する。このよ
うに、スケジュール1において、サイクル0、フィール
ドCOCは、コンスタントユニット(図2におけるCO
)に対して、Op005の開始を命令し、その結果とし
て、同じサイクル(Coレイテンシーはゼロ)における
ユニットCOの出力に、結果CO.O=8が現れる。 同様に、レジスタ読取りオペレーションOp001を読
むレジスタは、フィールドRGCによってサイクル0に
おいて開始される。従って、ローカルベースアドレスの
値LBは、サイクル1(RGレイテンシーは1)におけ
るRG.Oである。
【0062】各命令内の行先制御フィールドDECの選
択フィールドDEC.−−.−−.SEは、機能ユニッ
ト制御フィールドの右部分に表示される。これらのフィ
ールドは、様々なオペレーションOp001からOp0
14までの結果を、利用可能になった結果として、それ
ぞれのメモリーユニット内に導く。スケジューラは、行
先制御フィールドDECを定義する際に種々の機能ユニ
ットのレイテンシーを適当に処理する。従って、例えば
、サイクル0においてフィールドRGCによって開始さ
れるレジスタ読取りオペレーションOp001の結果R
G.Oは、サイクル1内のその次の命令に際してフィー
ルドDEC.AL.L.SEにより、算術および論理ユ
ニットALの左これは、スケジュール1、サイクル1に
おけるAL.L欄に指示されます。同様に、メモリ読取
りオペレーションOp007はサイクル2のフィールド
DMCによって開始され、他方では、サイクル4(DM
レイテンシーは2)において、フィールドDEC.DM
.A.SEを“DM”にセットすることにより、当該オ
ペレーションの結果DM.Oが、データメモリユニット
DMのアドレスメモリユニットに導かれる。
【0063】スケジューラは、作表2における次のフラ
グメント(”GOTO  EXIT”)へのジャンプを
実施するために、それ自身のオペレーションNw015
とNw016を加える。NwO15は、ブランチに対す
るターゲットアドレスを定義するために、サイクル1に
おいて、コンスタントユニットCOを使用し、当該ブラ
ンチは、サイクル1において、選択フィールドDEC.
BR.A.SEを”CO”にセットすることによってブ
ランチユニットBRのアドレスメモリユニットに向けら
れる。Nw016は、同じくサイクル1において、ター
ゲットアドレスに対して無条件(BR.G=1)ブラン
チを開始するためにブランチ制御フィールドBRCを用
いる。5サイクルに相当する長いブランチ遅延により、
ターゲットアドレスヘの制御の移動が、フラグメントT
1が完成した後で、サイクル8までは発生しないことが
保証される。換言すれば、有用なオペレーションがブラ
ンチ遅延の間に実行されるようにスケジュール可能にす
るために、スケジュールにおいてブランチオペレーショ
ンは前方に置かれている。図6のスケジュールIにおい
ては、オペレーションの最大可能数のわずかに約3分の
1だけが実際にスケジュールされていることに注意され
たい。これは、例にあげたフラグメントのサイズが非常
に小さいことが原因であり、そして、当該技術分野での
の熟達者にとっては、更に長いフラグメントをスケジュ
ールする場合には、スケジュールできる有用なオペレー
ションの割合が更に大きくなることが理解できるはずで
ある。理由は、フラグメントが長くなれば、長いフラグ
メントに固有の並行性が高くなるからである。
【0064】長めのフラグメントに固有の多数の条件付
き分岐オペレーションは、ここに記述する実施例におい
ては、ブール値化されたガードビット.Gの使用によっ
て克服される、即ち、大部分の条件付ブランチは、ブラ
ンチ確立が1に近いか、或いは、ゼロに近くなるように
アレンジすることができるという事実を利用する。例え
ば、100回実行しようとするループは、0.99又は
0.01の確率で起きることを予測可能なブランチに関
係する。
【0065】図6のスケジュールIは、行先制御フィー
ルドDECを完全に無視することにより、真のマルチポ
ートメモリを持つVLIWマシンによって実行可能なは
ずである。しかしながら、スケジュールIは、模倣マル
チポートメモリのメモリーユニットへアクセスするため
の衝突を含み、従って、オペレーションOp001から
Op014までを、図2,3、及び、4に示すプロセッ
サに正当にマッピングしていない。スケジュールIのサ
イクル5において、Op004の結果DM.Oは、算術
および論理ユニットALの左のオペランドメモリユニッ
ト(AL.L)に対し、及び、データメモリユニットD
Mのアドレスメモリユニット(DM.A)に対して予定
される。同じサイクル4において、Op012の結果A
L.Oは、同様に、データメモリユニットDMのアドレ
スメモリユニット(DM.A)に対して予定される。こ
の衝突は、スケジュールIのサイクル5におけるフィー
ルドDEC.DM.A.SEのコードXXによってマー
クされる。
【0066】遅延エレメント(特殊レジスタSP)が不
在である場合、スケジューラは、その衝突を発見した時
点で、プロセッサのハードウェアに対する制約条件が満
足されるまで、これらのオペレーションをスケジュール
し直すように強制される。当例において、この状況は、
図6のスケジュールIIへと導く。スケジュールIIに
おいて,Op004は、サイクル4における開始が1サ
イクルだけ遅延した。しかし、オペレーションOp00
9、Op011、及び、Cp014はOp004の結果
に依存するので、これらのオペレーションも少なくとも
1サイクルだけ遅延しなければならない。これらのオペ
レーションは、スケジュールIにおいて、他のオペレー
ションOp0012,Op008、Op013、及び、
Op014によってインタリーブされたので、ハードウ
ェアに関する制約条件のために、同様に、スケジュール
し直さなければならない。
【0067】スケジュールし直すプロセス、即ち、「バ
ックトラッキング」は、必ず、ハードウェア制約条件を
満足させるように完成することができるが、スケジュー
ルし直されたフラグメントT1は、8サイクルの代わり
に9サイクルを占めることとなる。この事は、アプリケ
ーションプログラムのこの部分が、同じ機能ユニットを
持つ理想的なVLIWマシンの場合よりも12.5%だ
け余計に長い事を意味する。更に、バックトラッキング
は、第1の衝突を解決する際に起こる新規な衝突の解決
を含む余分の仕事にコンパイラを巻き込むことのなる。 コンパイラの仕事が増加する問題は、ほとんど全サイク
ルごとに衝突が発生する可能性のある大型マシンにおい
て特に重大性を増す。一般に、衝突の起きたサイクルに
亙って多数の命令がスケジュールされている場合まで、
衝突の存在が検出されないことは、明白である。機能ユ
ニットの数が10以上に達する大型マシンにおいてこれ
は、数十ないし数百のオペレーションさえスケジュール
し直す必要があり、しかも、スケジュールし直し中に、
スケジュールし直し回数と同じ件数の新規な衝突が起き
る可能性がある。
【0068】図6のスケジュールIIIは、図1の一般
化されたマシンに関して既に述べたように、特殊レジス
タSPの形の遅延エレメントを用いてバックトラッキン
グを行うことなしに、例として呈示れた衝突を解決する
方法を示す。行先制御フィールドDECにおける選択フ
ィールドDEC.SP.SEを、スケジュールIII内
の右に示す。オペレーションOp001からOp014
まで、及び、NW015からNW016までのスケジュ
ーリングは、スケジュールI(真のマルチポートメモリ
)の場合とほとんど同じであるということが分かるはず
である。しかし、スケジュールIIIにおいては、DM
.Aメモリに対して予定された2つの結果の間のサイク
ル5における衝突は、Op004の結果DM.Oを特殊
レジスタに向けることにより、即ち、フィールドDEC
.SP.SEを行先制御フィールドDECにおける「D
M」にセットすることにより解決される。次に、サイク
ル6におけるOp009のデータメモリユニットDMが
読取るために要する時間内に、Op004の遅延された
結果をDM.Aメモリユニットに向けるために、サイク
ル6において、フィールドDEC.DM.A.SEが「
SP」にセットされる。
【0069】この段階で、Op004の遅延された結果
は、サイクル6において、Op011の結果と衝突し、
両方結果ともDM.Aメモリユニットに対して予定され
る。従って、スケジュールIIIにおいて、Op011
のスタートは、サイクル6まで遅延され、他のオペレー
ションには結果的な影響は及ぼさない。この第2の衝突
に対して解決するの代りの方法はOp011をサイクル
5に残すことになり、一方、サイクル6においてフィー
ルドDEC.SP.SEを「AL」にセットすることに
よってOp011の結果を遅延させる。次に、Op01
1の遅延された結果は、サイクル7におけるフィールド
DEC.DM.A.SEを「SF」にセットすることに
よって、Op014の開始に必要な時間内に、DM.A
メモリユニットに向けることができるはずである。
【0070】あらゆる所定サイクル内でただ1つの単一
2値衝突だけが起きる限り、バックトラッキングを回避
しながら、真のマルチポートマシンの性能レベルを維持
するには、特殊レジスタSPは、常に効果的であるはず
である。これは、機能ユニットが各サイクル内にメモリ
ユニットから読出すことができるのは1つの値だけに限
られるということ、即ち、衝突結果のうちの1つが、1
つの衝突結果の前に、必ず、必要とされるという事実か
ら帰結される。引き数を実施するために、Op004の
結果が必要とするよりもさらに急速にOp011の結果
が求められた場合には、Op004の結果は、2サイク
ル、又は最終的にこの結果が衝突結果より緊急を要する
ようになるまで、任意のサイクル数だけ遅延させること
ができるはずである。全ての場合に、他のオペレーショ
ンの結果的なスケジュールし直しの必要性は回避するこ
とができる。
【0071】図1の一般化されたVLIWマシンに戻っ
て記述すると、一定の遅延を実現するための1つの単一
レジスタでなく、多数のロケーションを持つ特殊ランダ
ムアクセスメモリユニット70の形の強化遅延エレメン
トを図7に示す。当実施例用の命令レジスタは、特殊メ
モリユニット70に対して読取りポートアドレスSP.
RA、書込みポートアドレスSP.WA及び関連書込み
可能化信号SP.Aを定義する追加制御フィールドを供
給する。スケジューラは、特殊メモリユニットの種々の
ロケーションを用いて、対応する数の「重複する」2値
衝突を解決できる。これらの重複する衝突は、結果が1
サイクル以上遅延することを必要とするために、異なる
サイクルにおいて起こるが相互に重なる衝突である。
【0072】1つの単一サイクル内で起こるより高位衝
突、及び/又は、多重2値衝突の解決を可能にするため
に、遅延エレメントを更に付加することは簡単である。 VLIWマシンの設計者は、コスト効果の高いマシンを
設計するために、機能ユニットおよびメモリユニットそ
れぞれのオペランドに対してユニットの数およびタイプ
を変える事が出来ると同様な方法で、この種エレメント
の数を変えることができる。遅延エレメントは、単一遅
延レジスタ又はアドレスされたランダムアクセスメモリ
ユニット、或はこれら双方の混合体の形、又は、他の有
用な任意の形であっても差し支えない。各遅延は、必要
なバスラインによって占められる回路面積を減少させる
ために、マシンの入力、及び/又は、出力に関して、マ
シンの機能ユニットの部分集合としての機能を果たすよ
うに制限できるはずである。
【0073】自動スケジューラが、所定のハードウェア
コンフィギュレーションによって定義された制約条件に
基づいてプログラムされると、人間のプログラマは、V
ILWプロセッサ内でのオペレーションの詳細な割り振
りに関係する必要がない。この種の詳細は、コンパイル
する際にスケジューラによって決定され、自身のいずれ
かの並列コンピュータにおけるラン−タイムスケジュー
ラによって決定されるのではないので、VLIWマシン
の設計者は、作動するマシンを作成する必要なしに、該
当する制約条件を用いてスケジューラをランさせるだけ
で、種々のコンフィギュレーションの性能を迅速に比較
することができる。
【0074】同様に、2値衝突を回避する能力を備えた
模倣マルチ・ポートメモリの代替構成を図8に示す。例
として、第1の機能ユニットF1の左のオペランド入力
を参照すると、オペランドF1.L(図1)用のメモリ
ユニット15は、それぞれのマルチプレクサ84または
85を介して任意のバスライン16に接続された接続可
能な2つの書込みポート81および82を持つメモリユ
ニット80と交換されている。メモリユニット80は、
それぞれ関連した使用可能化信号.WEを伴った2つの
書込みアドレス、F1.L1.WA、及び、F1.L2
.WAを必要とし、マルチプレクサ84及び85は、そ
れぞれの選択信号F1.L1.SE、及び、F1.L2
.SEを必要とする。これらの信号は、既に述べたよう
に、非常に長い命令語内の追加フィールドによって供給
される。
【0075】遅延エレメント21(図  1)、SP(
図  2)、及び、70(図7)を備えることと比較す
ると、単一メモリユニット80に多重書込みポートを備
えることは、回路が余分に複雑化するのにひきかえ、F
1.Lメモリユニットにおける衝突だけが回避されると
いう短所を持つ。しかし、特定の1つの機能ユニット、
または、機能ユニットの或るタイプに限って衝突が最も
頻繁に起きるということがあるかも知れない。このよう
な場合に、当該タイプの機能ユニットをついか装備する
ことがコスト効果的でないならば、図8の実施例が魅力
的となる可能性がある。図8の回路は、スイッチング回
路に1本のバスライン(24…図1)を追加しないとい
う長所を持つ。典型的なVLIWマシンにおいては、バ
スラインが、回路面積のかなりの部分を占有する傾向が
ある。マルチポートメモリユニット80では、その占有
面積は同様に増大するが、模倣マルチポートメモリ全体
としては、全ての共通機能ユニットとして役立つ真のマ
ルチポートメモリより効率的な状態を維持する。どんな
ことがあっても、図8における鎖線24は、あらゆる場
合に、メモリユニット80は、厳密な意味での代替品で
ある代わりに、遅延エレメントの外に多重書込みポート
を備えることが可能であることを示す。更に、マルチポ
ート付きメモリユニット80には1つの書込み不能ロケ
ーションを備えさせることが可能であり、従って、既に
述べた図2から4までの実施例の場合のように、2つの
書込み可能化信号F1.L1.WE、及び、F1.L2
.WEの必要性を排除できる。
【0076】最終的な結果として、VLIWプロセッサ
の設計者は、模倣マルチポートメモリの性能を改良する
ために或る技術範囲が利用可能であり、従って、真のマ
ルチポートメモリに更に近付けることができる。設計者
は、あらゆる所定のアプリケーションに適した技術また
は技術の組合わせを選択可能であり、この種技術は、ア
プリケーションの特性によって変化するはずである。
【0076】装備させようとする機能ユニットの数およ
びタイプの選択も実質的に全く自由である。図2に示す
特定の実施例における各ユニットは、特定の機能または
機能のグループを遂行するために或る程度専門化される
が、スケジューリングに最大限の融通性を持たせるため
に、これら機能グループは、更に一般的な多目的タイプ
の機能ユニットに組み合わせることができる,このタイ
プのユニットの短所は、完全な逐次制御方式を可能にす
るには、全てのオペレーションに対してレイテンシーが
一定であることが望ましく、従って、速い方のオペレー
ション(例えば一定の生成のような)を最も遅いオペレ
ーションの速度まで減速しなければならないことである
。一方、更に専門化したタイプの機能ユニットは、アプ
リケーションによっては有用であり、例えば浮動小数点
乗算、バレルシフチング、または、入力/出力機能を遂
行する。この技術分野における熟達者にとって、従来の
マイクロプロセッサに使われるユニットと同じタイプの
ユニットを、本発明に基づき、処理装置にとり入れるこ
とは適切かつ容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1の発明による処理装置の全体構成を
示すブロック図である。
【図2】本願の第1の発明による処理装置の例を示すブ
ロック図である。
【図3】図2に示す装置におけるベリー・ロング命令後
のフィーマットを示す説明図である。
【図4】図2の装置におけるイミテーション・マルチポ
ート・メモリの部分を示すブロック図である。
【図5】例示したプログラムの部分的な動作を示す説明
図である。
【図6】図2の装置用に例示したプログラムの一部分の
スケジューリングを示す説明図であり、ここには破壊と
いう問題点が含まれている。
【図7】図1の処理装置の修正例を示すブロック図であ
る。
【図8】本願の第2の発明にしたがって構成した、図1
の処理装置の別の実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
F1、F2、・・・FN  ・・・機能ユニット10・
・・イミテーション・メモリ・ユニット12・・・デー
タ出力 13・・・制御入力 14・・・データ入力 15・・・メモリ・ユニット 16、24・・・バス・ライン 18・・・スイッチング回路 20、22・・・マルチプレクサ 21・・・レジスタ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理装置の連続した作動サイクルに対応し
    た単一かつ一連のプログラム命令の制御の下に並列作動
    するように配列された機能ユニットの1つのグループと
    1つのメモリ回路を備えた処理装置であり、グループ内
    の少なくとも1つの機能ユニットは、メモリ回路の関連
    出力からオペランドを受取るための少なくとも1つのデ
    ータ入力を備え、そして、グループ内の少なくとも2つ
    の機能ユニットは、メモリ回路の各入力に結果を供給す
    るための各データ出力を備え、この場合のメモリ回路は
    ; −  各メモリユニットがメモリ回路の出力のそれぞれ
    1つを形成する書込みポート及び読取りポートを備えた
    複数のメモリユニット; −  機能ユニットの出力と個別のメモリユニットの書
    込みポートを接続する交換回路、この交換回路は一連の
    プログラム命令によって制御され、各機能ユニットから
    の結果は、各作動サイクルにおける一連のプログラム命
    令によって選択された1以上のメモリユニットの書込み
    ポートに伝達可能であり;及び −  交換回路に接続された入力を持つ遅延エレメント
    を備え、機能ユニットの中の1つによって1つの作動サ
    イクルにおいて作られた結果は、そのメモリ回路内で遅
    延させることが可能であり、そして、その次の作動サイ
    クルにおいてメモリ回路のメモリユニットに書込み可能
    である。
  2. 【請求項2】請求項1記載の処理装置であり、遅延エレ
    メントが単一場所メモリユニットを有する。
  3. 【請求項3】請求項1記載の処理装置であり、遅延エレ
    メントが、1以上の作動サイクルの一定時間遅延を実行
    する。
  4. 【請求項4】請求項3記載の処理装置であり、交換回路
    が、1作動サイクル以上結果を遅延させるために、遅延
    エレメントの入力をその遅延エレメントの出力に接続さ
    せるプログラム命令によって制御可能である。
  5. 【請求項5】請求項1記載の処理装置であり、遅延エレ
    メントが、複数のアドレス可能なロケーションを持つメ
    モリユニットを備え、複数の結果の同時遅延を可能にす
    る。
  6. 【請求項6】請求項1記載の処理装置であり、複数の遅
    延エレメントを備え、1つの単一作動サイクルにおいて
    作られた複数の結果の同時遅延を可能にする。
  7. 【請求項7】請求項1記載の処理装置であり:−  一
    連のプログラム命令において条件付きブランチを起こさ
    せる手段、このブランチは少なくとも1作動サイクルの
    ブランチ遅延に関係する;及び −  ブランチ遅延中に機能ユニットのグループの中の
    少なくとも1つによって行われるオペレーションを条件
    付で抑制するための手段を有する。
  8. 【請求項8】請求項7記載の処理装置であり、少なくと
    も1つの機能ユニットに対するオペレーションを条件付
    きで抑制するための手段が、オペレーションを抑制する
    か否かを決定するブール保護値を受け取るための、当該
    機能ユニットへの保護値入力、及び、交換回路に接続さ
    れた書込みポート及び機能ユニットの保護値入力に接続
    された読取りポートを持つメモリ回路内の保護値メモリ
    ユニットを有する。
  9. 【請求項9】請求項8記載の処理装置であり、保護値メ
    モリユニットが、所定のブール値を記憶する1以上の書
    込み不可能なロケーションを有する。
  10. 【請求項10】請求項1記載の処理装置であり、少なく
    とも1つのメモリユニットが、各プログラム命令に含ま
    れる書込みアドレス値を受け取るための書込みアドレス
    入力を有し、更に、異なる書込みアドレス値に対応する
    書込み可能および書込み不可能なロケーションを備え、
    非書込みオペレーションは、プログラム命令内に個別の
    書込み可能化値を設けておくことなしに、書込み不可能
    ロケーションに対応する書込みアドレス値によって、所
    定のプログラム命令内で実施可能である。
  11. 【請求項11】請求項1記載の処理装置であり、少なく
    とも1つのメモリユニットが、交換回路に接続された1
    以上の書込みポートを有する。
  12. 【請求項12】請求項1記載の処理装置であり、機能ユ
    ニットのグループ及びメモリ回路がモノリシック集積回
    路の一部を構成する。
  13. 【請求項13】処理装置の連続した作動サイクルに対応
    した単一かつ一連のプログラム命令の制御の下に並列作
    動するように配列された機能ユニットの1つのグループ
    と1つのメモリ回路を備えた処理装置であり、グループ
    内の少なくとも1つの機能ユニットは、メモリ回路の関
    連出力からオペランドを受取るための少なくとも1つの
    データ入力を備え、そして、グループ内の少なくとも2
    つの機能ユニットは、メモリ回路の各入力に結果を供給
    するための各データ出力を備え、この場合のメモリ回路
    は: −  各メモリユニットがメモリ回路の出力のそれぞれ
    1つを形成する書込みポート及び読取りポートを備えた
    複数のメモリユニット; −機能ユニットの出力と個別のメモリユニットの書込み
    ポートを接続する交換回路、この交換回路は一連のプロ
    グラム命令によって制御され、各機能ユニットからの結
    果は、各作動サイクルにおける一連のプログラム命令に
    よって選択された1以上のメモリユニットの書込みポー
    トに伝達可能であり、メモリユニットの少なくとも1つ
    が、交換回路に接続された1以上の書込みポート以上を
    有する。
  14. 【請求項14】請求項13記載の処理装置であり:− 
     一連のプログラム命令において条件付きブランチを起
    こさせる手段、このブランチは少なくとも1作動サイク
    ルのブランチ遅延に関係する;及び −  ブランチ遅延中に機能ユニットのグループの中の
    少なくとも1つによって行われるオペレーションを条件
    付で抑制するための手段を有する。
  15. 【請求項15】請求項14記載の処理装置であり、少な
    くとも1つの機能ユニットに対するオペレーションを条
    件付きで抑制するための手段が、オペレーションを抑制
    するか否かを決定するブール保護値を受け取るための、
    当該機能ユニットへの保護値入力、及び、交換回路に接
    続された書込みポート及び機能ユニットの保護値入力に
    接続された読取りポートを持つメモリ回路内の保護値メ
    モリユニットを有する。
  16. 【請求項16】請求項15記載の処理装置であり、保護
    値メモリユニットが、所定のブール値を記憶する1以上
    の書込み不可能なロケーションを有する。
  17. 【請求項17】請求項13記載の処理装置であり、少な
    くとも1つのメモリユニットが、各プログラム命令に含
    まれる書込みアドレス値を受け取るための書込みアドレ
    ス入力を有し、更に、異なる書込みアドレス値に対応す
    る書込み可能および書込み不可能なロケーションを備え
    、非書込みオペレーションは、プログラム命令内に個別
    の書込み可能化値を設けておくことなしに、書込み不可
    能ロケーションに対応する書込みアドレス値によって、
    所定のプログラム命令内で実施可能である。
  18. 【請求項18】  請求項13記載の処理装置であり、
    機能ユニットのグループ及びメモリ回路がモノリシック
    集積回路の一部を構成する。
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