JPH04299993A - Hiv中和モノクローナル抗体およびそれを産生するハイブリドーマ - Google Patents

Hiv中和モノクローナル抗体およびそれを産生するハイブリドーマ

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JPH04299993A
JPH04299993A JP3145781A JP14578191A JPH04299993A JP H04299993 A JPH04299993 A JP H04299993A JP 3145781 A JP3145781 A JP 3145781A JP 14578191 A JP14578191 A JP 14578191A JP H04299993 A JPH04299993 A JP H04299993A
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hiv
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antibody
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ジェイド・チン
W Gerard Robey
ダブリュー・ジェラルド・ロビー
Mary S Gibadlo
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒト免疫不全ウイルス
(HIV)の活性を実質的に中和し得るモノクローナル
抗体および該抗体を産生するハイブリドーマに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ヒト
免疫不全ウイルス(HIV)は、後天性免疫不全症候群
(AIDS)およびAIDS関連症候群(ARC)など
の関連疾患の病因である。HIVは、Tリンパ球のヘル
パー/インデューサー部分集合に特異的なレセプター、
CD4を認識する[ダルグライシュ(Dalgleis
h)ら、Nature(1984)312:763〜6
7]。このリンパ球の部分集合は、AIDS患者には欠
失している。HIVにより誘発された免疫抑制のため、
AIDS患者はニューモシスティス・カリニ肺炎などの
日和見感染およびカポジ肉腫などの異常な新生物と闘う
能力をそがれてしまう。
【0003】HIVの細胞レセプター(CD4)への結
合は、該ウイルスのエンベロープ(env)遺伝子によ
りコードされるタンパク質によって媒介されている。H
IVのウイルスエンベロープタンパク質は、前駆体タン
パク質であるgp160として発現され、このタンパク
質がタンパク質加水分解により開裂されて外部エンベロ
ープ糖タンパク質であるgp120と経膜エンベロープ
糖タンパク質であるgp41とを生じる。gp120は
、かなり糖付加されている。ラットナー(Ratner
)ら[Nature(1985)313:277〜84
]は、N−糖付加部位として機能している可能性のある
20以上のアスパラギン残基を同定した。オリゴマンノ
ース化およびフコース化し部分的にシアル酸化した二お
よび三分岐複合体炭水化物(bi−and tri− 
antennary complex carbohy
drates)は、gp120の質量の約半分を占める
[ガイヤー(Geyer)ら、J.Biol.Chem
.(1988)263:11760〜67]。現在のと
ころ、gp120分子がCD4レセプターに結合する際
のgp120炭水化物の正確な役割は殆どわかっていな
い。しかしながら、マシューズ(Matthews)ら
のProc.Natl.Acad.Sci.USA(1
987)84:5424〜28に記載されているように
、CD4結合には糖付加が必要であるという証拠はある
【0004】gp120分子の他の役割は、中和抗体を
誘発する能力に関係する。たとえば、ロビー(Robe
y)ら[Proc.Natl.Acad.Sci.US
A(1986)83:7023〜27]は、精製gp1
20が実験動物においてポリクローナル中和抗体を誘発
したことを報告した。加えて、gp120タンパク質に
対するマウスのモノクローナル中和抗体を産生させるこ
とに成功している[スキナー(Skinner)ら、A
IDSRes.Hum.Retroviruses(1
988)62:2107〜14]。これら抗体は、T細
胞の感染性をインビトロで抑制することが示された。こ
れらモノクローナル抗体がgp120の非糖付加組換え
タンパク質および合成ペプチドと結合するかどうかを決
定することにより、これら中和抗体と関係する主要なエ
ピトープがgp120タンパク質のアミノ酸配列301
〜341に局在化された。gp120のシステイン残基
303および338により形成されるジスルフィドルー
プは、このエピトープのコンホメーションの完全性を維
持するのに必須であると思われる[ジャバヘリアン(J
avaherian)ら、Proc.Natl.Aca
d.Sci.USA(1989)86:6768〜72
]。既知のgp120中和モノクローナル抗体は、非糖
付加gp120組換えタンパク質に結合する。それゆえ
、そのようなモノクローナル抗体はHIV gp120
タンパク質のポリペプチド鎖を認識するように思われる
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、分子量が約1
20,000ダルトンのHIV糖タンパク質(gp12
0)上のエピトープに特異的であることを特徴とするモ
ノクローナル抗体を提供する。本発明の抗体は、およそ
アミノ酸301〜およそアミノ酸358の領域に局在す
るgp120の炭水化物部分を認識する。本発明はまた
、該モノクローナル抗体を産生するハイブリドーマをも
提供する。
【0006】本発明は、HIVウイルスを実質的に中和
し得るモノクローナル抗体および該モノクローナル抗体
を産生するハイブリドーマを提供する。本発明のモノク
ローナル抗体は、実験室および臨床の両方における種々
広範囲のHIV株を中和する。本明細書において「中和
」とは、インビトロにおけるH9細胞でのHIV感染の
抑制を意味する。
【0007】本発明のモノクローナル抗体は、外部エン
ベロープ糖タンパク質であるgp120およびその前駆
体タンパク質であるgp160に特異的に結合すること
ができる。本発明のモノクローナル抗体は、gp120
タンパク質の中和領域におけるエピトープを認識するこ
とができることを特徴とする。本発明のモノクローナル
抗体はさらに、主要なgp120中和領域の炭水化物部
分(およそアミノ酸301〜およそアミノ酸341の領
域に局在する)を認識することができることを特徴とす
る。
【0008】本発明の特に好ましい2つのモノクローナ
ル抗体は、モノクローナル抗体52−581−290お
よび52−684−238である。これらモノクローナ
ル抗体52−581−290および52−684−23
8を産生するハイブリドーマは、それぞれHB1039
9およびHB10400の受託番号にてアメリカン・タ
イプ・カルチャー・コレクション(ロックビル、メリー
ランド)に1990年3月29日に寄託してある。
【0009】本発明のモノクローナル抗体は、AIDS
の診断、予防および治療に用いることができる。本発明
の抗体は、gp120抗原を一層特徴付けるために用い
ることができる。該抗原は、感染経路の最初の出来事と
して感受性T細胞のCD4レセプターと結合することが
知られている。本発明のモノクローナル抗体はさらに、
インビトロでのHIV感染の抑制能に基づき、ヒト宿主
においてウイルスの増殖を抑制したり、または非感染T
4細胞の感染を防御することによりさらに感染が進むこ
とを抑制するために用いることもできる。
【0010】方法 天然gp120の精製   ロビーらの方法[Proc.Natl.Acad.
Sci.USA(1986)83:7023〜27]に
従い、HIV gp120抗原を精製した。簡単に説明
すると、HTLV−IIIB[ガロ(R.Gallo)
、国民健康機構(National Institut
e of Health)、から得たHTLV−III
原型株]に感染したH9細胞を、0.5%トリトンRX
−100および1mMフェニルメチルスルホニルフルオ
ライド(PMSF)を含有するリン酸緩衝食塩水(PB
S)中に再懸濁した。細胞ペレット1gに緩衝液約6m
l〜約10mlの比で細胞を再懸濁した。この再懸濁細
胞を500×gで10分間遠心分離した。上澄み液を−
20℃で一夜凍結し、解凍し、再凍結した。2回解凍し
た上澄み液を9000rpm(JA10ローター)で2
0分間遠心分離にかけた。 この上澄み液を約2L/時〜約3L/時の流速で30,
000rpmにて連続流の高スピードローター(CF3
2)で遠心分離した。
【0011】回収した上澄み液を1.0M KClおよ
び0.01Mトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン
(トリス)、pH8.5に調節した。この上澄み液をg
p41モノクローナル抗体樹脂と混合し、カラムの流出
(flow−through)画分(すなわち、gp4
1抗体に結合しなかった画分)をポリクローナルAID
S抗体樹脂(主としてenv遺伝子産物に対する抗体を
含有するように選択した)に加えた。この混合物をロー
ラーミル上で回転しながら室温で一夜インキュベートし
た。ついで、混合物をカラム中に注いだ。このカラムを
4M MgCl2で溶出した。溶出したgp120を、
沈殿が生成するまで(約2日)、約4℃で貯蔵した水に
対して(水を1日に2回変えながら)透析した。透析し
たgp120を12,000rpmで30分間遠心分離
にかけて清澄化した。得られた上澄み液を液体窒素で凍
結し、一夜凍結乾燥した。凍結乾燥したgp120を水
中に再溶解したときに濁りが残っておれば、上記工程を
繰り返した。凍結乾燥したgp120を水中に再溶解し
、濁りがある場合は混合物を清澄化した。
【0012】酵素イムノアッセイ(EIA)  ポリス
チレン96−ウエルマイクロタイタープレートをウエル
当たり100μlのgp120抗原溶液(1μg/ml
、PBS(pH7.4)中)で室温にて一夜コーティン
グした。ポリスチレンウエルの残りの結合部位をPBS
中の3%ウシ血清アルブミン[BSA;アーマー・ファ
ーマシューティカル(Armour Pharmace
utical Co.,)、カンカキー、IL]で室温
にて30分間ブロッキングした。プレートを3回水洗し
た。該ウエル中で10%ウシ胎仔血清(FBS;ハイク
ローン、ローガン、UT)を含有するイスコーブ修正ダ
ルベッコ培地(Iscove’s modifiedD
ulbecco’s medium;IMDM;ギブコ
、グランドアイランド、NY)中で作成したマウス血清
希釈液またはモノクローナル抗体組織培養上澄み液を室
温にて約2時間インキュベートし、ウエルを3回水洗し
た。PBS中に1:1000の濃度に希釈したヤギ抗マ
ウスIgG+M−西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP
O)[キルケガール−ペリー・ラボラトリーズ(Kie
kegaard−Perry Laboratorie
s;KPL)、ガイセルスバーグ、MD]を用い、モノ
クローナル抗体結合を検出した。O−フェニレンジアミ
ン基質(OPD;アボット・ラボラトリーズ、アボット
パーク、IL)を色原体として用い、プレートを490
nmで読み取った。
【0013】ウエスタンブロット   HIV−1タンパク質をドデシル硫酸ナトリウムゲ
ル電気泳動(SDS−PAGE)により電気泳動にかけ
、ついで製造業者の指示に従って[シュライヒャー&シ
ュエル(Schleicher&Schuell)、キ
ーン、NH;ホーファー・サイエンティフィック・イン
スツルメンツ(Hoefer Scientific 
Instruments Co.,)、サンフランシス
コ、CA;バイオ−ラド、リッチモンド、CA]ニトロ
セルロースに移した。このニトロセルロースストリップ
をPBS中の1%ウシヘモグロブリン(シグマ・ケミカ
ル、セントルイス、MO)および0.5%ツイーン20
[フィッシャー・サイエンティフィック(Fisher
 Scientific)、ピッツバーグ、PA]で室
温にて30分間ブロッキングし、ついで組織培養上澄み
液またはブロッキング溶液中で調製した精製抗体の希釈
液とともにストリップをインキュベートした。インキュ
ベーション期間の後にストリップをPBSで洗浄した。 色原体基質としてヤギ抗マウスIgG+M−HRPOお
よび4−クロロ−1−ナフトールを用いて視覚化を行っ
た。
【0014】放射免疫沈降法   確立されたプロトコール[サン(Sun)ら、J.
Virol.(1989)63:3579〜85]に従
って、放射免疫沈降法(RIPA)を行った。簡単に説
明すると、[35S]システインおよび[35S]メチ
オニン(100μCi/ml;ICNファーマシューテ
ィカルズ、アーバイン、CA)を用いてH9細胞(HI
V単離物IIIB、RF、MN、AL、Z34、Z84
およびACで感染させたもの)を代謝的に4時間標識し
、RIPA溶解緩衝液(50mMトリス塩酸塩、pH8
.0、150mMNaCl、1%トリトンRX−100
、1%デオキシコール酸ナトリウム、0.1%ドデシル
硫酸ナトリウム(SDS)および1mM PMSF)に
懸濁した。マウスκL鎖に対するウサギ抗血清(カッペ
ル・ラボラトリーズ、ウエストチェスター、PA)(k
−PAS)に結合したプロテインA−セファロース(シ
グマ)を用い室温で3時間、溶解液を前以て清澄化した
【0015】標識し清澄化した溶解液(200μl)に
精製マウスモノクローナル抗体(3μg)およびk−P
ASの10%懸濁液(0.2ml)を加えることにより
RIPAを行った。試料を4℃で18時間インキュベー
トし、ビーズをRIPA溶解緩衝液で洗浄した。ペレッ
トを電気泳動試料緩衝液中に懸濁し、3分間沸騰させた
。SDS−PAGE、ついでオートラジオグラフィーに
かけてタンパク質を分析した。
【0016】ペプチド合成   バラリー(Barary)およびメリフィールド(
Merrifield)により記載された一般的手順[
グロス&マイネホーファー(Gross&Meineh
ofer)編、The Peptides、vol.2
[アカデミックプレス、ニューヨーク、1980]]に
従い、HIV−1 gp120エンベロープタンパク質
のペプチド配列を合成した。合成した配列は、ラットナ
ーら[Nature(1985)313:277〜84
]による番号付けでアミノ酸37〜59、68〜85、
272〜323、329〜384、462〜518およ
び491〜518であった。
【0017】HIV−1 gp120タンパク質の配列
272〜323に対応するペプチドを、カルボキシル末
端残基から開始して段階的固相合成法により樹脂支持体
上に組み立てた。BOC−L−Ala−OCH2−Pa
m樹脂をアプライドバイオシステムズ合成機、モデル4
30Aの反応容器に移した。アルギニン、アスパラギン
およびグルタミンの付加の場合を除き[ケーニッヒ(K
onig)およびガイガー(Geiger)によって記
載されたDCC/HOBTプロトコールを用いた(Ch
em.Ber.(1970)103:788〜798)
]、前以て生成した対称無水物化学により、保護アミノ
酸を樹脂支持体に段階的に二重カップリングした。すべ
てのα−アミノ酸残基をt−ブチルオキシカルボニル(
t−BOC)結合により保護し、種々アミノ酸残基の側
鎖を下記基で保護した:Glu、OBzl;Arg、T
os;Ser、Bzl;Thr、Bzl;Asp、OB
zl;Lys、2−Cl−Z;およびCys、4−Me
Bzl。
【0018】保護ペプチド−樹脂(300mg)を塩化
メチレン(CH2Cl2)中で5分間膨潤させた。60
%トリフルオロ酢酸(TFA/CH2Cl2)洗浄、C
H2Cl2洗浄、10%N,N−ジイソプロピルエチル
アミン(DIEA/CH2Cl2)中和、および最後に
CH2Cl2洗浄することによりNa−BOC保護基を
除去した。この樹脂を真空乾燥させた。かくして得られ
たペプチド−樹脂を、p−クレゾール(0.5ml)お
よびp−チオクレゾール(0.5g)を添加した無水フ
ッ化水素酸(HF)(HF「カクテル」;9ml)で0
°Cにて60分間処理した。 HFを0°Cにて真空留去した。解離した遊離のペプチ
ドおよび樹脂をジエチルエーテルの15mlアリコート
で3回洗浄した。ついで、このペプチドを40%酢酸水
溶液の10mlアリコートで6回抽出した。コンバイン
した水性抽出物を凍結乾燥して精製用の粗製のペプチド
を得た。
【0019】この粗製のペプチドをC4カラム上の逆相
高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により、溶媒
系として0.1%TFA/水(A)および100%アセ
トニトリル(B)の勾配を用い、分析カラム[Vyda
c−214−TP54、ビダック・セパレーション・グ
ループ(Vydac Separation Grou
p)、ヘスペリア、カリフォルニア]では1ml/分の
流速または半調製カラム(Vydac−214−TP1
022)では12ml/分の流速にて精製した。勾配は
17%Bから開始した。3分後、20分間で勾配を60
%Bまで直線的に増加させ、ついで2分間で17%Bま
でもっていった。
【0020】ペプチドの存在を225nmおよび280
nmでモニターした。ペプチドの組成は、6N塩酸/0
.3%フェノール中、150°Cで2時間、真空下で加
水分解し、ベックマン6300アミノ酸分析機で分析す
ることにより確認した。
【0021】同様にして他のgp120ペプチドも上記
のようにして組み立てた。さらに、アミノ酸保護を基:
Tyr、2−Br−Z;およびHis、Tosにより行
った。アミノ酸のトリプトファンおよびメチオニンは側
鎖の保護を行うことなく使用した。トリプトファンを組
み込んだ後、トリフルオロ酢酸にインドールを1%(w
/v)の濃度で添加してその後のすべてのNa−保護(
BOC)基を除去した。メチオニンを組み込んだ後、ト
リフルオロ酢酸にエタンジオールをも0.25%(v/
v)の濃度で加えた。ペプチド37〜59および491
〜518のためのHFカクテルは、HF(9ml)およ
びp−クレゾール(1ml)を含んでいた。ペプチド6
1〜78のためのHFカクテルは、HF(9ml)、p
−クレゾール(0.5ml)およびp−チオクレゾール
(0.5g)を含んでいた。ペプチド322〜377お
よび462〜518のためのHFカクテルは、HF(1
0ml)、p−クレゾール(1ml)およびジメチルス
ルフィド(1ml)を含んでいた。ペプチド322〜3
77のためのHFカクテルも、p−チオクレゾール(0
.2g)を含んでいた。
【0022】
【実施例】つぎに、実施例に基づいて本発明をさらに詳
しく説明するが、本発明はこれらに限られるものではな
い。 実施例1(動物の免疫および融合) RIBIアジュバント[RIBIイムノケム・リサーチ
(RIBI Immunochem Research
,Inc.)、ハミルトン、MT]中の上記ウイルス性
gp120(50μg)を用い、1週目、4週目、5週
目および7週目にBALB/cマウスに皮下および腹腔
内にて免疫した。下記酵素イムノアッセイ(EIA)法
で評価した応答動物を、融合3日前にPBS中のgp1
20抗原(10μg)で静脈内ブースター投与した。マ
ウスを屠殺し、脾臓細胞を単離した。
【0023】ミエローマパートナー細胞としてSP2/
O細胞を用い、公知の常法[コーラー(G.Kohle
r)およびミルシュテイン(C.Milstein)、
Nature(1975)256:495〜497;ゴ
ーディング(J.Goding)、モノクローナル・ア
ンタイボディーズ:プリンシプルズ・アンド・プラクテ
ィス(Monoclonal Antibodies:
Principlesand Practice)[ニ
ューヨーク:アカデミックプレス、1983]]に従っ
て融合を行った。増殖培地にヒポキサンチン、アミノプ
テリンおよびチミジンを添加してハイブリッドを選択し
た。ハイブリッドのスクリーニングは、下記のように、
免疫抗原に対するEIAにより融合から7〜10日後に
行い、ウエスタンブロッティングにより確認した。ハイ
ブリッドのクローニングは、標準法に従い(一般的には
上記ゴーディングの文献参照)、限界希釈法およびBA
LB/cマウスの所望のクローンから得た腹水により行
った。アイ(Ey)らのImmunochem.(19
78)15:429〜36に記載されているように、プ
ロテインA−セファロースカラムクロマトグラフィーに
より腹水から抗体を精製した。
【0024】上記融合実験からのハイブリッドクローン
を上記EIA法によりgp120に対する反応性につい
てスクリーニングし、陽性の反応を示したハイブリッド
を拡張した。同じ融合からの2つのモノクローナル抗体
(「52−581−290」および「52−684−2
28」と称する)が強い陽性の反応を示した。
【0025】実施例2(エピトープの同定)モノクロー
ナル抗体52−581−290および52−684−2
38を上記ウエスタンブロッティング法によりさらに試
験したところ、これらモノクローナル抗体は免疫株(H
TLV−IIIB)のgp120と特異的に反応した。 これら抗体を、代謝的に標識したHIV−1株IIIB
、RF、MN、AL、Z34、Z84およびACに感染
したH9細胞を用いRIPAによっても調べた。各モノ
クローナル抗体は、免疫株IIIBのgp120および
gp160の両方を特異的に沈降させた。しかしながら
、これら2つの抗体は、HIV−1の他の株との反応性
において異なっていた。
【0026】     表1 Mab        IIIB  RF  MN  
AL  Z34  Z84  AC52−581−29
0      +       +    +    
+     −      −     −52−68
4−238      +       −    −
    −     −      −     −(
注)Mab:モノクローナル抗体     「+」:gp120およびgp160との反応
性を示す。 表1に示すように、抗体52−581−290はHIV
株のRF、MNおよびALと交差反応するが、抗体52
−684−238は免疫株とのみ反応した。
【0027】さらに、モノクローナル抗体52−581
−290および52−684−238のいずれも組換え
タンパク質pE3、pB1またはpenv9[それぞれ
、グレーブ(J.Ghrayeb)、セントコール(C
entocor);パットニー(S.Putney)、
レプリジェン(Repligen);およびペットウエ
イ(S.Petteway)、デュポンより入手]と反
応しなかった。組換えタンパク質pE3、pB1および
penv9は細菌中で発現させたため、糖付加していな
いタンパク質として発現された。これらタンパク質は、
エンベロープの84%を越えて広がっていた。pB1は
、中和エピトープを含有するgp120のカルボキシル
末端の半分からの断片である。この非反応性は、モノク
ローナル抗体52−581−290およびモノクローナ
ル抗体52−684−238によって認識されるエピト
ープがコンホメーション依存性のものであるかまたは実
質的にgp120タンパク質の炭水化物残基からなって
いることを示唆している。
【0028】IgGのタイプ分け   モノクローナル抗体52−581−290および5
2−684−238のアイソタイプは、それぞれIgG
2aおよびIgG1と決定された。簡単に説明すると、
マイクロタイタープレートをヤギ抗マウスIgG+M免
疫グロブリン(KPL)でコーティングし、3%BSA
でブロッキングした。ウエルに培養液試料を加え、プレ
ートを室温で1時間インキュベートした。プレートを洗
浄し、標識ヤギ抗マウスアイソタイプ結合体[サザーン
・バイオテク(Southern Biotech)、
バーミンガム、AL]を加え、プレートを室温にて30
分間インキュベートした。過剰の結合体を洗浄して除去
し、ついでOPDを加えた。マウス免疫グロブリンに結
合したヤギ抗マウスアイソタイプの量は、490nmで
測定した吸光度と比例した。
【0029】ペプチド抑制アッセイ   HIV−1アミノ酸配列37〜59、68〜85、
272〜323、329〜384、462〜518およ
び491〜518[番号付けはラットナーらのNatu
re(1985)313:277〜84による]につい
て上記方法に従って合成ペプチドを合成した。これらペ
プチドを、非標識抗体の代わりにペプチドの系列希釈を
用いる他は上記方法に従って競合アッセイに用いた。5
0μlのモノクローナル抗体52−581−290もし
くは52−684−238またはコントロール抗体52
−445−22(アボット・ラボラトリーズ、アボット
パーク、ILより3A18−59として市販)もしくは
44−322−51を、直接EIAアッセイにおける最
大吸光度の50%の値が得られるのと同じ希釈にて加え
た。これらペプチドおよびモノクローナル抗体は同時に
加えた。生成した免疫複合体を検出するため、HRPO
標識ヤギ抗マウス抗体結合体(KPL)を用いた。
【0030】     表2                          
         アミノ酸配列  抗体      
    37−59  68−85  272−323
  329−384  462−518  491−5
1852−581−290       −     
−      −       −       − 
      −52−684−238       −
     −      −       −    
   −       −52−445−33    
    −     −      +       
−       −       −44−322−5
1        −     −      +  
     −       −       −
【00
31】表2に示すように、モノクローナル抗体52−5
81−290および52−684−238は中和領域を
カバーするペプチド272〜323を認識しなかったが
、モノクローナル抗体52−445−33および44−
322−51は両方ともペプチド272〜323を認識
した。このデータは、モノクローナル抗体52−581
−290および52−684−238が中和抗体である
ならば、これら抗体は中和領域のペプチド骨格を認識し
ないことを示唆している。
【0032】抗体競合結合研究   アボットおよび市販の(デュポン、ウイルミントン
、DE)抗gp120モノクローナル抗体を本発明の標
識モノクローナル抗体とともに競合結合アッセイに用い
て反応性を決定した。非標識抗体が標識抗体の結合と競
合する能力を、該抗体が同一または隣接するエピトープ
を認識する能力とした。モノクローナル抗体52−44
5−22は合成ペプチド(上記)と反応するが炭水化物
部分は認識しないことが知られている。モノクローナル
抗体44−322−151もまた合成ペプチド272−
323と反応することが知られているが、52−445
−22とは異なるエピトープを認識することがわかった
。というのは、これら2つのモノクローナル抗体は互い
に競合しないからである。デュポンの9284抗体は、
アミノ酸残基307〜319の領域にあるエピトープを
認識することを特徴とする。この抗体は、gp120の
ポリペプチド骨格を認識することが決定された[スキナ
ー(Skinner)ら、AIDS Res.Hum.
Retroviruses(1988)4:187〜9
7]。
【0033】簡単に説明すると、モノクローナル抗体5
2−581−290および52−684−238を製造
業者の教示に従ってNHS−ビオチン[ピアス・ケミカ
ル(Pierce Chemical Co.)、ロッ
クビル、IL]で標識した。マイクロタイタープレート
を上記のようにしてgp120抗原でコーティングした
。まず、非標識抗体の系列希釈をウエル中で15分間プ
レインキュベートし、ついで所定量のビオチン化抗体(
最大吸光度値の50%の値を与える直接EIAアッセイ
におけるビオチン化抗体単独の希釈液)を加えた。プレ
ートを3回水洗した。ウエルに希釈ストレプトアビジン
−HRPO[ザイムド(Zymed)、サウスサンフラ
ンシスコ、CA]を加え、ウエルを30分間インキュベ
ートした。プレートを再び洗浄し、OPDを加えた。発
色後、1N硫酸で反応停止させ、490nmで吸光度を
読み取った。
【0034】     表3 非標識抗体              52−581
−290*  52−684−238*52−581−
290            +         
               +52−684−23
8            +           
             +52−445−22  
            −            
            −44−322−151  
          −              
          −9284(デュポン)    
          −              
          −(注)*:ビオチン化抗体
【0035】表3に示すように、モノクローナル抗体5
2−581−290および52−684−238はお互
いの間でのみ競合した。これら抗体のいずれも中和領域
のペプチド骨格にマッピングした抗体(52−445−
22、44−322−151および9284)を含む他
のいずれの抗体とも競合しなかった。これらの結果は、
これら2つのモノクローナル抗体がgp120抗原の同
じ領域内のエピトープを認識することを示している。
【0036】gp120のV8タンパク質加水分解  
ニグレン(Nygren)らのProc.Nat’l.
Acad.Sci.USA(1988)に記載の方法に
従い、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphy
lococcus aureus)V8からのグルタメ
ート特異的プロテアーゼを用いて上記精製gp120を
消化した。ジスルフィド結合を還元した後、およその分
子質量が95、60、50および25キロダルトン(k
Da)の断片を得た。CD4陽性細胞への結合について
試験したところ、gp120の選択結合能を保持した開
裂生成物中に2つの断片(95kDaペプチドおよび2
5kDaペプチド)のみが観察された。下記位置は、シ
グナルペプチドを含むgp120中のアミノ酸残基を示
す[ラットナーら、Nature(1985)313:
277〜84]。gp120内の95、50および25
kDa断片のニグレンの仮の地図に基づき、アミノ酸残
基179および358で開裂した、50kDaタンパク
質の一層大きな断片として60kDa断片を位置付ける
ことが可能である。
【0037】gp120をグルタメート特異的V8プロ
テアーゼで消化した後、モノクローナル抗体52−58
1−290および52−684−238の両方とも開裂
gp120の95kDa断片および60kDa断片とは
反応したが、50kDa断片とは反応しなかった。この
データは、両モノクローナル抗体がアミノ酸残基301
〜358の領域中のgp120タンパク質に結合するこ
とを示している。
【0038】gp120のエンドグリコシダーゼFおよ
びH処理   モノクローナル抗体52−581−290および5
2−684−238がgp120の炭水化物部分を認識
するかどうかを決定するため、特定のエンドグリコシダ
ーゼを用いてgp120抗原からそのグリカンを選択的
に除去した。天然のgp120をストレプトマイセス・
リビダンス(Streptomyceslividan
s)(カルバイオケム、ラジョラ、CA)由来の組換え
エンドグリコシダーゼHで処理した。該酵素はN−結合
オリゴ糖を特異的に開裂する。0.1M酢酸緩衝液(p
H5.8)中、gp120抗原100ng当たり10−
3単位(U)の酵素の比で37°Cにて30分間用いた
。消化したgp120抗原を電気泳動にかけ、ニトロセ
ルロースに移した。
【0039】同様に、gp120抗原をエンドグリコシ
ダーゼF(ベーリンガー−マンハイム、インディアナポ
リス、IN)で処理してgp120分子から複合炭水化
物を除去した。1%SDS緩衝液中、gp120抗原1
00ng当たり0.1Uの酵素の濃度のエンドグリコシ
ダーゼFを37°Cにて24時間用いた。
【0040】上記方法に従い、gp120をエンドグリ
コシダーゼHで処理してgp120分子からアスパラギ
ン結合炭水化物の約60%を除去し、約95kDaの糖
タンパク質を得た。gp120抗原をエンドグリコシダ
ーゼFでも処理して、gp120分子に付随する複合炭
水化物を実質的に除去した。それゆえ、みかけの分子量
は58〜60kDaに減少した。
【0041】モノクローナル抗体52−581−290
はエンドグリコシダーゼH処理gp120とは反応した
が、エンドグリコシダーゼF処理gp120とは反応し
なかった。このことは、モノクローナル抗体52−58
1−290により認識されるエピトープはもっぱらgp
120抗原の炭水化物部分にのみ向けられていることを
示唆している。一方、モノクローナル抗体52−684
−238は、エンドグリコシダーゼH処理gp120お
よびエンドグリコシダーゼF処理gp120の両方と反
応した。このことは、モノクローナル抗体52−684
−238によって認識されるエピトープが、炭水化物と
ペプチド骨格との組合せ領域に向けられたものであるこ
とを示唆している。
【0042】実施例3(レクチン競合結合研究)モノク
ローナル抗体52−581−290および52−684
−238をレクチントリチクム・ブルガリス(Trit
icum vulgaris)(小麦麦芽)、テトラゴ
ノロブス・プルプレアス(Tetragonolobu
s purpureas)(アスパラガスエンドウ)、
グリシネ・マックス(Glycine max)(大豆
)およびカナバリア・エンシフォルミス(Canava
lia ensiformis)(タチナタマメ)コン
カナバリンAに対して競合させた。マイクロタイタープ
レートを上記方法の欄に記載したようにして上記gp1
20抗原でコーティングした。 製造業者の指示(ピアス)に従って、モノクローナル抗
体52−581−290および52−684−238の
Fab断片を生成した。これらFab断片を開裂Fc断
片からプロテインAクロマトグラフィーにより分離した
。 目的gp120抗原への結合についてビオチン標識レク
チン(シグマ)をFabモノクローナル抗体と競合させ
た。
【0043】簡単に説明すると、0.2%FBSを含有
するPBS中にFab断片を100μg/mlから約0
.4μg/mlの濃度に系列希釈し、一方、レクチン濃
度は一定に保持した(トリチクム・ブルガリスおよびコ
ンカナバリンAについては12.5μg/ml、テトラ
ゴノロブス・プルプレアスおよびグリシネ・マックスに
ついては50μg/ml)。これらFab断片希釈液を
ウエル中で15分間インキュベートし、標識レクチンを
ウエルに加え、ウエルを30分間インキュベートした。 マイクロタイタープレートを3回水洗した。希釈したス
トレプトアビジン−HRPOをウエルに加え、上記のよ
うにして発色させた。レクチン結合部位についてのFa
b断片による競合は、標識レクチンを単独で反応させた
場合と比較して490nmにおける吸光度が少なくとも
50%減少するものとして定義した。
【0044】     表4 レクチン(特異性)              52
−581−290    52−684−238   
 コントロールT.ブルガリス(D−glcNAc)2
        0.4        0.4   
       NCT.プルプレアス(a−L−fuc
)        6.25      6.25  
      NCグリシネ・マックス(D−galNA
c)    NC         NC      
     NCコンカナバリンA(a−D−man) 
      NC         NC      
     NC(注)NC=競合なし。競合とは、吸光
度が50%減少するモノクローナル抗体の最小濃度(μ
g/ml)として定義される。コントロール抗体は52
−445−22である。
【0045】表4に示されるように、モノクローナル抗
体52−581−290および52−684−238の
両方ともT.ブルガリスおよびT.プルプレアスのレク
チンと競合したが、コントロール抗体である52−44
5−22は競合しなかった。グリシネ・マックスおよび
コンカナバリンAのレクチンとはいずれのモノクローナ
ル抗体も競合しなかった。このデータは、これら2つの
モノクローナル抗体がgp120タンパク質のペプチド
骨格に近い炭水化物側鎖の一部を認識していることを示
唆している。
【0046】さらに、gp120を過ヨウ素酸ナトリウ
ム(NaIO4)および水素化ホウ素ナトリウム(Na
BH4)で2サイクルの酸化/還元工程で処理して末端
シアル酸糖を対応グリコールに還元しても、モノクロー
ナル抗体52−581−290または52−684−2
38と還元gp120との反応性は影響を受けないこと
がウエスタンブロッティングにより示された。簡単に説
明すると、gp120(10μg)を0.12M Na
IO4(10μl)とともに室温にて1時間インキュベ
ートした。0.1%NaBH4(20μl)を加え、混
合物をさらに1時間インキュベートした。NaIO4(
40μl)およびNaBH4(80μl)を用いて上記
サイクルを繰り返した。各モノクローナル抗体52−5
81−290および52−684−238は還元gp1
20と特異的に反応した。このデータは、これら2つの
モノクローナル抗体がエピトープを認識するにはgp1
20の炭水化物残基のシアル酸部分を必要としないこと
を示唆している。
【0047】実施例4(中和アッセイ)ホー(Ho)ら
により開示された方法[Science(1988)2
39:1021〜23;J.Virol.(1987)
61:2024〜28]に従い、中和アッセイを行った
。簡単に説明すると、ウイルス接種物(100μl;5
0 50%組織培養感染投与量)を異なる濃度の被験抗
体(100μl)とともに37°Cで1時間インキュベ
ートした。ついで、このウイルス−抗体混合物を用い、
RPMI 1640培地(1.5mL;15%ウシ胎仔
血清、10mM HEPES(N−2−ヒドロキシエチ
ルピペラジン−N’−2−エタンスルホン酸)、1mL
当たり250Uのペニシリン、1mL当たり250μg
のストレプトマイシン、および2mM L−グルタミン
添加)中の0.75×106個のH9細胞を完成させた
。7〜8日培養した後、EIA(アボットHTLV−I
II抗原EIA、アボット・ラボラトリーズ)によりH
IV p24抗原をアッセイするため細胞不含培養上澄
み液を回収した。
【0048】コントロールの感染H9細胞に比べてHI
V p24抗原の発現が50%抑制される濃度(ID5
0)にて、HIVの特定の株はモノクローナル抗体によ
り中和されると思われた。     表5                          
         ID50(μg)ウイルス単離物 
     52−581−290  52−684−2
38  実験室株 IIIB                    0
.8                 0.4RF 
                       0.
7                 2.0Z84 
                     0.15
               0.05AL    
                  >10    
            >10  臨床株 T.B.                     
 0.3               >10L.L
.                    >10 
               >10A.C.   
                   0.04  
             0.09L.S.    
                  0.04   
            0.03C.C.     
               >10       
           0.2R.P.       
               0.03      
         0.07
【0049】表5に示すよ
うに、モノクローナル抗体52−581−290および
52−684−238は、実験室株および臨床株を含む
広範囲のHIV単離物を中和した。10μgのモノクロ
ーナル抗体でなおコントロールH9細胞の50%を越え
るp24発現を示した株は中和したとは思われなかった

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  分子量が約120,000ダルトンの
    ヒト免疫不全ウイルス(HIV)糖タンパク質(gp1
    20)上のエピトープに特異的で、該gp120の炭水
    化物部分を認識するモノクローナル抗体。
  2. 【請求項2】  およそアミノ酸301〜およそアミノ
    酸358の領域に局在するエピトープと結合する特性を
    さらに有する、請求項1に記載のモノクローナル抗体。
  3. 【請求項3】  HIVを実質的に中和し得る特性をさ
    らに有する、請求項1に記載のモノクローナル抗体。
  4. 【請求項4】  HIVを実質的に中和し得る特性をさ
    らに有する、請求項2に記載のモノクローナル抗体。
  5. 【請求項5】  分子量が約120,000ダルトンの
    ヒト免疫不全ウイルス(HIV)糖タンパク質(gp1
    20)上のエピトープに特異的で、およそアミノ酸30
    1〜およそアミノ酸358の領域に局在するgp120
    の炭水化物部分を認識し、かつHIVを実質的に中和し
    得る特性を有するモノクローナル抗体。
  6. 【請求項6】  アメリカン・タイプ・カルチャー・コ
    レクションに寄託した試料の同定特性を有するハイブリ
    ドーマ細胞株、ATCC No. HB10399によ
    り産生されたモノクローナル抗体。
  7. 【請求項7】  アメリカン・タイプ・カルチャー・コ
    レクションに寄託した試料の同定特性を有するハイブリ
    ドーマ細胞株、ATCC No. HB10400によ
    り産生されたモノクローナル抗体。
  8. 【請求項8】  分子量が約120,000ダルトンの
    ヒト免疫不全ウイルス(HIV)糖タンパク質(gp1
    20)の炭水化物部分を認識し、およそアミノ酸301
    〜およそアミノ酸358の領域に局在するエピトープと
    結合するモノクローナル抗体を産生し得るハイブリドー
    マ。
  9. 【請求項9】  分子量が約120,000ダルトンの
    ヒト免疫不全ウイルス(HIV)糖タンパク質(gp1
    20)の炭水化物部分に対する抗体を産生するハイブリ
    ドーマ細胞株ATCC No. HB10399。
  10. 【請求項10】  分子量が約120,000ダルトン
    のヒト免疫不全ウイルス(HIV)糖タンパク質(gp
    120)の炭水化物部分に対する抗体を産生するハイブ
    リドーマ細胞株ATCC No. HB10400。
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