JPH0430032Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0430032Y2
JPH0430032Y2 JP1985002543U JP254385U JPH0430032Y2 JP H0430032 Y2 JPH0430032 Y2 JP H0430032Y2 JP 1985002543 U JP1985002543 U JP 1985002543U JP 254385 U JP254385 U JP 254385U JP H0430032 Y2 JPH0430032 Y2 JP H0430032Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin layer
net
resin
reinforcing
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985002543U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61118724U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985002543U priority Critical patent/JPH0430032Y2/ja
Publication of JPS61118724U publication Critical patent/JPS61118724U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0430032Y2 publication Critical patent/JPH0430032Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、アーケードの屋根材、車のガレージ
の屋根材や壁材などに主として使用されるネツト
補強樹脂板に関するものである。
[背景技術] この種の樹脂板にあつて、従来より補強用ネツ
トとして金網やガラス繊維ネツトを用い、これを
芯材として入れて補強したものが一般的に用いら
れてきた。そして本出願人は補強用ネツトとして
ガラス繊維ネツトを用いたものについて例えば実
開昭52−49383号公報等によつて既に提供してい
る。このものは第4図に示すように、ガラス繊維
ネツト1′の片側と他の片側とにポリ塩化ビニルの
樹脂層5,5を積層させ、両樹脂層5,5をガラ
ス繊維ネツト1′の網目を通して融着させて形成
されたものであるが、ガラス繊維ネツト1′は板厚
の中央に積層されており、つまり各樹脂層5,5
の厚みを等しく形成しているものであつた。この
ことは補強用ネツトとして金網を用いる場合にお
いても同様である。そしてこのように各樹脂層
5,5の厚みを等しく設定すると、板の基本的強
度は樹脂層5によつて発揮されているところ、各
樹脂層5はガラス繊維ネツト1′によつて板厚の
半分づつの薄い厚みに分断されていることになる
ため各樹脂層5に具備される強度は小さく、全体
としての強度もあまり大きなものを得ることがで
きないものであつた。また樹脂層5の伸縮性がガ
ラス繊維ネツトや金網のような補強用ネツトとは
異なるために、気温の変化などによつて伸縮が生
じた場合、補強用ネツトと樹脂層5との融着部分
に応力が掛かることになつてこの部分において樹
脂層5に亀裂が生じる傾向にあるところ、各樹脂
層5は薄く形成されることになるために亀裂に対
する抵抗力が弱く、この点においても強度が低下
するものであつた。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであ
り、強度を向上させることのできるネツト補強樹
脂板を提供することを目的とするものである。
[考案の開示] しかして本考案に係るネツト補強樹脂板は、ガ
ラス繊維で作成される補強用ネツト1の片面にポ
リ塩化ビニルシートによる厚みの厚い樹脂層2
が、他の片面にアクリル樹脂フイルムによる厚み
の薄い樹脂層3がそれぞれ積層され、厚い樹脂層
2の厚みは薄い樹脂層3の4〜14倍に設定されて
いると共に、各樹脂層2,3は補強用ネツト1の
網目4を通して融着されて成ることを特徴とする
ものであり、補強用ネツト1の片面における樹脂
層2の厚みを大きくして形成することによつて上
記目的を達成するようにしたものであつて、以下
本考案を実施例により詳述する。
補強用ネツト1としては、ガラス繊維ネツトが
用いられるもので、方形目や丸目、菱目など任意
の形状の網目4を有するように形成されているも
のである。補強用ネツト1としてガラス繊維ネツ
トを用いる場合、網目4の大きさを3〜15メツシ
ユ程度に設定し、さらにガラス繊維は単一の丸繊
維よりも複数本の撚糸にして使用し、最大径を
0.03〜0.2mm程度に設定するのがよい。網目4の
大きさが15メツシユ程度より小さくなると樹脂層
2,3の融着面積が小さくなつて融着強度の低下
を招き、3メツシユより大きくなるとガラス繊維
ネツト1による補強効果を十分に得ることができ
なくなるものであり、またガラス繊維の最大径が
太すぎると樹脂層2,3との接着性に問題が生
じ、細すぎると補強効果が劣ることになるもので
ある。この補強用ネツト1の片面に樹脂層2を他
の片面に樹脂層3をそれぞれ積層してネツト補強
樹脂板Aを作成するものであるが、例えば第3図
に示すような装置を用いておこなうことができ
る。
まず、錫系安定剤入りなどのポリ塩化ビニルを
用いて押し出し成型機6のダイ7からシート状に
押し出し、この押し出した直後のポリ塩化ビニル
のシート8を圧着ローラ9に導く。一方例えばポ
リメチルメタクリレートなどアクリル樹脂によつ
て長尺に作成したアクリル樹脂フイルム10と、
同じく長尺に作成した補強用ネツト1とをそれぞ
れロールから繰り出して補強用ネツト1がポリ塩
化ビニルシート8とアクリル樹脂フイルム10と
の間に挟まれるように圧着ローラ9に導く。そし
てこのようにポリ塩化ビニルシート8と補強用ネ
ツト1とアクリル樹脂フイルム10とを重ねた状
態で圧着ローラ9に通すと、押し出し直後で軟化
状態にあるポリ塩化ビニルシート8は補強用ネツ
ト1に圧着されると共にポリ塩化ビニルシート8
の一部が補強用ネツト1の網目4を通してアクリ
ル樹脂フイルム10に融着されることになり、ポ
リ塩化ビニルシート8と補強用ネツト1とアクリ
ル樹脂フイルム10との3層が一体になつた複合
シート11を得ることができる。このようにシー
ト8にフイルム10を融着させるようにしている
ために、フイルム10は極めて容易に軟化して簡
単に積層をおこなうことができると共に融着強度
が高く層間剥離の発生のおそれはないものであ
る。この複合シート11を波付けローラ12が設
けられた波付け装置13内に通して波付け及びサ
イジングを施し、これを切断装置14によつて所
定寸法に切断する。切断装置14は車輪15を具
備して自走できるように形成してあり、切断装置
14を自走させてリミツトスイツチのアクチユエ
ーター部材16が複合シート11の端面に当接し
たところで切断がなされるようにして所定の一定
寸法で切断がなされるようにしてある。
このようにして第1図及び第2図に示すような
波板状のネツト補強樹脂板Aを得ることができる
ものである。ここでこのネツト補強樹脂板Aにあ
つて、ポリ塩化ビニルシートによる樹脂層2は厚
みを例えば0.6〜0.7mm程度に、アクリル樹脂フイ
ルムによる樹脂層3の厚みを例えば0.05〜0.15mm
程度に設定して、樹脂層2の厚みを樹脂層3の厚
みの4〜14倍程度に厚く設定してある。すなわ
ち、ネツト補強樹脂板Aとしての板厚はほとんど
ポリ塩化ビニルシートによる樹脂層2によつて与
えられるようにしてあるものである。このように
樹脂層2の厚みはネツト補強樹脂板Aの厚みの大
部分を占める厚みであるため、ネツト補強用樹脂
板Aの板厚そのものの厚みを厚くすることなくこ
の厚い樹脂層2に具備される高い強度で板全体と
しての強度を高めることができるものである。ま
た補強用ネツト1に圧着することになる樹脂層2
は厚みが厚いために、補強用ネツト1と樹脂層2
との間の伸縮性の相異による応力に対して、補強
用ネツト1との圧着部分での耐亀裂性を向上させ
ることができるものである。また樹脂層3は上記
のごとく薄いフイルムであるので、補強用ネツト
1の撚糸の部分の樹脂層3が突起して網目4の突
条模様を呈することもあるが、これを強調してネ
ツト補強樹脂板Aに網目模様を作ることもできる
ものである。そして上記のように樹脂層3はアク
リル樹脂フイルムによつて形成されているため
に、アクリル樹脂による優れた耐候性をネツト補
強樹脂板Aに与えることができることになり、従
来の第4図のものにおいては耐候性を向上させる
ためにアクリル樹脂フイルムを貼ると4層構造に
なつてしまうが、3層構造でよいということにな
る。またポリ塩化ビニルシートの樹脂層2にアク
リル樹脂フイルムの樹脂層3を積層するものであ
るため、着色フイルムを用いることで色付けのネ
ツト補強樹脂板Aを形成することができると共
に、色の異なるフイルムを使い分けることによつ
てネツト補強樹脂板Aの色分けを簡単におこなう
ことができることになる。
尚、上記実施例にあつては合成樹脂製波板につ
いて説明したが、これに限らず平板や異形波など
種々の形状のものでもよい。また上記実施例では
厚い樹脂層2をポリ塩化ビニルの押し出し直後で
軟化状態にあるシートによつて形成されるように
し、アクリル樹脂フイルムに対するポリ塩化ビニ
ルシートの融着で樹脂層2,3の融着がなされる
ようにしたが、シートとフイルムとを共に押し出
し直後の軟化状態にしておいて融着させるように
しても、またシートやフイルムとして予め成型さ
れたものを用いてこれを加熱ローラなどに通して
加熱しつつ融着させるようにしてもよい。
[考案の効果] 上述のように本考案にあつては、補強用ネツト
の片面に熱可塑性樹脂による厚みの厚い樹脂層が
他の片面に熱可塑性樹脂による厚みの薄い樹脂層
がそれぞれ積層され、各樹脂層は補強用ネツトの
網目を通して融着されたものであるため、ネツト
補強用樹脂板の板厚そのものの厚みを厚くするこ
となく厚い樹脂層に具備される高い強度で板全体
としての強度を高めることができるものであり、
また補強用ネツトと樹脂層との間の伸縮性の相異
による応力に対して、厚みの厚い樹脂層において
補強用ネツトとの融着部分での耐亀裂性を向上さ
せることができるものであつて、この面からも板
全体としての強度を高めることができるものであ
る。また本考案は、補強用ネツトの片面にポリ塩
化ビニルシートによる厚みの厚い樹脂層が、他の
片面にアクリル樹脂フイルムによる厚みの薄い樹
脂層がそれぞれ積層されたものであるために、シ
ートとフイルムとによつて厚い樹脂層と薄い樹脂
層の層厚の差を大きくしたものを容易に製造する
ことができ、しかも薄い樹脂層をアクリル樹脂で
形成することによつて耐候性を高めることができ
る一方、厚い樹脂層をポリ塩化ビニルで形成する
ことによつて原料コストの安価なポリ塩化ビニル
で樹脂板を安く製造することができると共に強度
の優れたポリ塩化ビニル樹脂で樹脂板の強度を高
く得ることができるものである。さらに本考案
は、厚い樹脂層の厚みは薄い樹脂層の4〜14倍に
設定されているものであるために、厚い樹脂層と
薄い樹脂層との層の厚みの差を大きくして、厚い
樹脂層の熱伸縮に対する薄い樹脂層の熱伸縮の影
響を小さくすることができ、ポリ塩化ビニルとア
クリル樹脂を積層しているにもかかわらず、それ
らの熱伸縮の差に起因する樹脂板の反りの発生を
小さくすることができるものであり、加えてガラ
ス繊維で作成される補強用ネツトを使用するよう
にしたものであるから、ガラス繊維の補強ネツト
は金網等に比べて柔らかいものであつて、厚みの
薄い層の表面に補強ネツトの存在に起因する凹凸
が発生することを防ぐことができると共に、樹脂
板を波状等に容易に屈曲して成型することがで
き、さらに錆びるようなおそれもないという利点
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における厚みを拡大
して示した断面図、第2図は同上の斜視図、第3
図は同上における製造装置の概略図、第4図は従
来例の断面図である。 1は補強用ネツト、2は厚い樹脂層、3は薄い
樹脂層、4は網目である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガラス繊維で作成される補強用ネツトの片面に
    ポリ塩化ビニルシートによる厚みの厚い樹脂層
    が、他の片面にアクリル樹脂フイルムによる厚み
    の薄い樹脂層がそれぞれ積層され、厚い樹脂層の
    厚みは薄い樹脂層の4〜14倍に設定されていると
    共に、各樹脂層は補強用ネツトの網目を通して融
    着されて成るネツト補強樹脂板。
JP1985002543U 1985-01-11 1985-01-11 Expired JPH0430032Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985002543U JPH0430032Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985002543U JPH0430032Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61118724U JPS61118724U (ja) 1986-07-26
JPH0430032Y2 true JPH0430032Y2 (ja) 1992-07-21

Family

ID=30476318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985002543U Expired JPH0430032Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0430032Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5441470U (ja) * 1977-08-27 1979-03-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61118724U (ja) 1986-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09512067A (ja) 変形可能な屋根の水切り材料およびかかる材料の製造方法
US4107372A (en) Composite
US7803727B2 (en) Vinyl floor covering system with woven or non-woven glass fiber mat segmented reinforcement
EP0396316B1 (en) Laminated waterproofing material
JPH0430032Y2 (ja)
US3535180A (en) Methods of making reinforced plastic sheeting
JPH0249222B2 (ja)
US4233350A (en) Formaminous sheet
JP3396401B2 (ja) 複合成形品
CN2892469Y (zh) 芯层增强型聚乙烯丙纶防水卷材
CN100406533C (zh) 芯层增强型聚乙烯丙纶防水卷材及其生产方法
JPS6245900Y2 (ja)
JPH0435165Y2 (ja)
JP3884524B2 (ja) 積層成形品およびその製造方法
JPS6320743Y2 (ja)
JP2740195B2 (ja) 波形中芯を有する板状部材
JPH02276625A (ja) 長尺複合成形体及びその製造方法
JPH064294B2 (ja) Frp製ビ−ムの製造方法
JPS6134125Y2 (ja)
JPS58526Y2 (ja) 鉄道車輛用屋根仕上材
JPS6242018Y2 (ja)
JPS6047087B2 (ja) 建築用防水シ−トの製造方法
JPS6320742Y2 (ja)
JPH0428747Y2 (ja)
JPS635865Y2 (ja)