JPH04300402A - 可変容量型油圧ポンプ制御装置 - Google Patents

可変容量型油圧ポンプ制御装置

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JPH04300402A
JPH04300402A JP8984891A JP8984891A JPH04300402A JP H04300402 A JPH04300402 A JP H04300402A JP 8984891 A JP8984891 A JP 8984891A JP 8984891 A JP8984891 A JP 8984891A JP H04300402 A JPH04300402 A JP H04300402A
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JP
Japan
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pressure
pilot
hydraulic pump
valve
control
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Application number
JP8984891A
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English (en)
Inventor
Manabu Ozawa
学 小澤
Masao Takagi
高木 政男
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば油圧ショベル、
油圧クレーン等の建設機械に用いて好適な可変容量型油
圧ポンプ制御装置に関し、特に、センタバイパス管路か
らのパイロット圧により吐出容量を制御するようにした
ネガティブコントロールタイプの可変容量型油圧ポンプ
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3ないし図6に従来技術の可変容量型
油圧ポンプ制御装置を示す。
【0003】図において、1は原動機によって回転駆動
される可変容量型の油圧ポンプを示し、該油圧ポンプ1
は容量可変部1Aが後述のサーボシリンダ2で傾転駆動
されることにより、圧油の吐出容量Q(以下、吐出量Q
という)が可変に制御される。
【0004】2は油圧ポンプ1に付設された制御アクチ
ュエータとしてのサーボシリンダを示し、該サーボシリ
ンダ2は内部が制御圧室2Aとばね室2Bとに画成され
、ロッド2Cの突出端側が容量可変部1Aに連結されて
いる。そして、該サーボシリンダ2はばね室2Bからの
ばね荷重により、容量可変部1Aを常時最大傾転側に付
勢し、後述のパイロット管路9から制御圧室2A内に供
給されるパイロット圧P(図4参照)が増大するに応じ
て容量可変部1Aの傾転角を小さくし、これによって油
圧ポンプ1の吐出量Qを最大吐出量Qaから最小吐出量
Qiの範囲で可変に制御するようになっている。
【0005】3は一対の主管路4A,4Bを介して油圧
ポンプ1,タンク5に接続されるアクチュエータとして
の油圧シリンダを示し、該油圧シリンダ3は、例えば油
圧ショベルの作業装置(図示せず)に設けられるブーム
シリンダ等を構成している。そして、該油圧シリンダ3
は油圧ポンプ1からの圧油が油室3A,3B内に給排さ
れることによりロッド3Cを伸縮させ、例えば油圧ショ
ベルのブーム(図示せず)を俯仰動させるようになって
いる。
【0006】6は主管路4A,4Bの途中に設けられた
センタバイパス型の方向切換弁を示し、該方向切換弁6
は、例えば操作レバー6Aによって中立位置(イ)から
切換位置(ロ)、(ハ)に切換えられ、油圧ポンプ1か
ら油圧シリンダ3の油室3A,3Bに給排される圧油の
流量および方向を制御する。そして、該方向切換弁6は
切換位置(ロ)で油圧シリンダ3のロッド3Cを伸長さ
せ、切換位置(ハ)でロッド3Cを縮小させると共に、
このときの切換操作量に応じてロッド3Cの伸縮速度を
制御する。
【0007】7は方向切換弁6のセンタバイパス6Bを
介して油圧ポンプ1とタンク5との間に接続されるセン
タバイパス管路、8は該センタバイパス管路7の下流側
に設けた圧力発生手段として可変絞り弁を示し、該可変
絞り弁8はセンタバイパス管路7内を流通する圧油の通
過流量に応じてその上流側に圧力を発生させ、この圧力
を後述のパイロット管路9からパイロット圧Pとして取
出させるようになっている。ここで、このパイロット圧
Pは方向切換弁6が中立位置(イ)のときにセンタバイ
パス管路7内を流れる圧油の流量が最大となるから、図
4に例示するように圧力Pi以上となり、方向切換弁6
が中立位置(イ)から切換位置(ロ)、(ハ)側に切換
えられ、センタバイパス管路7内を流れる圧油の流量が
減少するに応じて圧力Piから圧力Pa側に向けて漸次
低下する。
【0008】9はセンタバイパス管路7内の圧力をパイ
ロット圧Pとして取出す第1のパイロット管路を示し、
該パイロット管路9は一端側が方向切換弁6と絞り弁8
との間でセンタバイパス管路7に接続され、他端側が後
述のシャトル弁22に接続されている。そして、該パイ
ロット管路9はシャトル弁22を介してサーボアクチュ
エータ2の制御圧室2Aにパイロット圧Pを供給し、油
圧ポンプ1の吐出量Qを図4に示す如くパイロット圧P
に応じて制御させるようになっている。
【0009】10は油圧ポンプ1と共に原動機によって
駆動されるパイロットポンプ、11,12は電磁弁13
,14によって該パイロットポンプ10とタンク5とに
切換接続される第2のパイロット管路を示し、該パイロ
ット管路11,12の途中には電磁弁13,14とパイ
ロットポンプ10,タンク5との間に位置して減圧弁1
5,16が設けられ、該減圧弁15,16はパイロット
管路11,12内のパイロット圧Pを圧力P1,P2(
Pa<P1<P2<Pi)に設定する。
【0010】17,18は電磁弁13,14のソレノイ
ド部13A,14Aと直流電源19との間に設けられた
選択スイッチを示し、該選択スイッチ17,18は油圧
ショベル等の運転室(図示せず)内に設けられ、作業内
容に応じて開、閉成操作される。そして、該選択スイッ
チ17が閉成されたときにはパイロット管路11が電磁
弁13によりパイロットポンプ10に切換接続され、パ
イロット管路11のパイロット圧Pは減圧弁15により
圧力P1に設定される。また、選択スイッチ18が閉成
されたときにはパイロット管路12が電磁弁14により
パイロットポンプ10に切換接続され、パイロット管路
12のパイロット圧Pは減圧弁16により圧力P2に設
定される。
【0011】20はパイロット管路11,12のうち高
圧側のパイロット圧Pを選択するシャトル弁を示し、該
シャトル弁20は高圧側のパイロット圧Pを第2のパイ
ロット管路11,12の一部をなす他のパイロット管路
21に導き、このパイロット圧Pをシャトル弁22に作
用させる。22はパイロット管路9,21のうち高圧側
のパイロット圧Pを選択する高圧選択弁としてのシャト
ル弁を示し、該シャトル弁22は高圧側のパイロット圧
Pをサーボシリンダ2の制御圧室2A内にパイロット管
路23を介して導くようになっている。
【0012】このように構成される従来技術では、選択
スイッチ17,18を共に開成しているときは、センタ
バイパス管路7に接続されたパイロット管路9からのパ
イロット圧Pがシャトル弁22によって選択され、パイ
ロット管路23を介してサーボシリンダ2の制御圧室2
A内に供給される。これにより、油圧ポンプ1から吐出
される圧油の吐出量Qは、方向切換弁6を中立位置(イ
)に戻している間、パイロット管路9のパイロット圧P
が圧力Pi以上となるから、図4に示す特性線の如く最
小吐出量Qiとなり、油圧ポンプ1による原動機の負荷
トルクは最小となって、原動機の燃費を節約でき、始動
性等を向上できる。
【0013】そして、方向切換弁6を中立位置(イ)か
ら切換位置(ロ)、(ハ)側に切換えると、このときの
切換操作量に応じてセンタバイパス管路7内を流通する
圧油の流量が減少し、パイロット管路9からのパイロッ
ト圧Pが圧力Piから圧力Pa側に向けて漸次低下する
ので、サーボシリンダ2はばね室2Bからのばね荷重に
より油圧ポンプ1の容量可変部1Aを最大傾転側に向け
て傾転駆動し、油圧ポンプ1からの圧油の吐出量Qは図
4に示す如く最小吐出量Qiから最大吐出量Qaに向け
て漸次増大される。
【0014】また、例えば油圧ショベルのブームを俯仰
動させてクレーン作業等を行うべく、油圧ポンプ1の吐
出量Qを図5に示す特性線の如く吐出量Q1以下に抑え
たいときには、選択スイッチ17を閉成して電磁弁13
によりパイロット管路11をパイロットポンプ10に接
続すると、パイロット管路11からのパイロット圧Pが
減圧弁15により圧力P1に設定され、この圧力P1は
シャトル弁20を介してパイロット管路21からシャト
ル弁22へと作用するので、方向切換弁6を中立位置か
ら切換位置(ロ)、(ハ)に切換え、パイロット管路9
からのパイロット圧Pが圧力P1よりも小さくなってい
る間は、シャトル弁22によりパイロット管路11から
のパイロット圧としての圧力P1が高圧選択され、パイ
ロット管路23からサーボシリンダ2の制御圧室2A内
に供給されて油圧ポンプ1の吐出量Qは吐出量Q1以下
に制御される。
【0015】そして、方向切換弁6を切換位置(ロ)、
(ハ)から中立位置(イ)側に戻すように操作して、パ
イロット管路9からのパイロット圧Pが圧力P1以上に
上昇してきたときには、パイロット管路21よりもパイ
ロット管路9側が高圧となり、シャトル弁22からはパ
イロット管路9からの圧力P1以上のパイロット圧Pが
サーボシリンダ2の制御圧室2Aに供給されるので、こ
のパイロット圧Pにより油圧ポンプ1の吐出量Qは吐出
量Q1から最小吐出量Qiの範囲で方向切換弁6の操作
量に応じて制御される。
【0016】さらに、選択スイッチ18を閉成して電磁
弁14によりパイロット管路12をパイロットポンプ1
0と接続すれば、パイロット管路12からのパイロット
圧Pが減圧弁16により圧力P2(P2>P1)に設定
され、この圧力P2がシャトル弁20を介してパイロッ
ト管路21からシャトル弁22に作用するので、該シャ
トル弁22を介してパイロット管路23からサーボシリ
ンダ2の制御圧室2A内に供給されるパイロット圧Pは
圧力P2以上となり、油圧ポンプ1の吐出量Qは図6に
示す特性線の如く吐出量Q2から最小吐出量Qiの範囲
で制御され、例えばブーム等を微操作でき、ブーム等の
作動速度を低く抑えることができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、選択スイッチ17,18の開、閉成操作に
より、油圧ポンプ1の吐出量Qを図4,図5,図6に示
す特性線の如く3段階で可変に制御できるものの、第2
のパイロット管路11,12の途中にはそれぞれ電磁弁
13,14、減圧弁15,16を設ける必要がある上に
、パイロット管路11,12のうち高圧側のパイロット
圧Pを選択するシャトル弁20がさらに必要となり、部
品点数が増加して油圧回路が複雑化し、組立て時の作業
性が非常に悪くなるという問題がある。
【0018】また、油圧ポンプ1の吐出量Qを4段階以
上で制御しようとする場合には、選択スイッチ17,1
8、電磁弁13,14および減圧弁15,16に加えて
他の選択スイッチ、電磁弁および減圧弁を追加し、さら
にシャトル弁等を追加しなければならず、配管作業等が
非常に複雑となり、配管の接続箇所が増加し、圧油の漏
洩等が発生し易くなる上に、組立て時の作業性がさらに
悪くなるという問題がある。
【0019】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は部品点数を削減して油圧回路を
大幅に簡略化でき、組立て時の作業性を向上できる上に
、油圧ポンプの吐出量を複数段で可変に制御できるよう
にした可変容量型油圧ポンプ制御装置を提供することを
目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用する構成は、容量可変部を有する可
変容量型の油圧ポンプと、外部からのパイロット圧によ
り該油圧ポンプの容量可変部を駆動し、該油圧ポンプの
吐出容量を制御する制御アクチュエータと、前記油圧ポ
ンプおよびタンクをアクチュエータに接続する一対の主
管路の途中に設けられ、前記油圧ポンプからアクチュエ
ータに給排される圧油の流量および方向を制御するセン
タバイパス型の方向切換弁と、該方向切換弁のセンタバ
イパスを介して前記油圧ポンプとタンクとを接続するセ
ンタバイパス管路の途中に設けられ、通過流量に応じた
圧力を上流側に発生させる圧力発生手段と、該圧力発生
手段と方向切換弁との間で前記センタバイパス管路の途
中に接続され、該圧力発生手段の上流側に発生する圧力
をパイロット圧として取出す第1のパイロット管路と、
パイロットポンプに接続される第2のパイロット管路の
途中に設けられ、該第2のパイロット管路のパイロット
圧を可変に制御する圧力制御手段と、前記第1,第2の
パイロット管路のうち、高圧側のパイロット圧を選択し
、高圧側のパイロット圧を前記制御アクチュエータに導
く高圧選択弁とからなり、前記圧力制御手段は外部から
の信号に基づいて前記第2のパイロット管路のパイロッ
ト圧を可変に制御する電磁比例減圧弁によって構成した
ことにある。
【0021】
【作用】上記構成により、圧力制御手段を構成する電磁
比例減圧弁の設定圧を外部の選択スイッチ等によって複
数段に変えるようにすれば、第2のパイロット管路のパ
イロット圧をこの設定圧に応じて可変に制御でき、油圧
ポンプから吐出される圧油の吐出容量を複数段で可変に
制御することが可能となる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2に基
づき説明する。なお、実施例では前述した図3ないし図
6に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し
、その説明を省略するものとする。
【0023】図中、31は本実施例で用いる第2のパイ
ロット管路を示し、該パイロット管路31は後述の電磁
比例減圧弁32によりパイロットポンプ10とタンク5
とに切換接続され、高圧選択弁としてのシャトル弁22
にパイロット圧Pを供給するようになっている。32は
パイロット管路31の途中に設けられ、該パイロット管
路31のパイロット圧Pを可変に制御する圧力制御手段
としての電磁比例減圧弁を示し、該電磁比例減圧弁32
はソレノイド部32Aが後述するコントローラ35に接
続され、コントローラ35からの制御信号に基づきその
設定圧が可変に制御されるようになっている。
【0024】ここで、該電磁比例減圧弁32はソレノイ
ド部32Aが消磁されたときに、設定圧を図4に示す圧
力Pa以下のタンク圧状態とし、ソレノイド部32Aに
所定レベルの電圧が通電されたときに、その設定圧を図
5に示す圧力P1とし、さらに電圧レベルを上げたとき
にはその設定圧を図6に示す圧力P2に設定する。これ
によって、パイロット管路31のパイロット圧Pは電磁
比例減圧弁32により、例えば圧力Pa以下のタンク圧
と圧力P1,P2との3段階に設定される。
【0025】33,34は運転室内に設けられ、作業内
容に応じて開,閉成操作される第1,第2の選択スイッ
チを示し、該選択スイッチ33,34は従来技術で述べ
た選択スイッチ17,18とほぼ同様に構成されている
ものの、該選択スイッチ17,18はその開、閉成信号
(選択信号)をコントローラ35に出力するようになっ
ている。
【0026】35はマイクロコンピュータ等によって構
成されるコントローラを示し、該コントローラ35はそ
の入力側が第1,第2の選択スイッチ33,34等に接
続され、出力側が電磁比例減圧弁32等に接続されてい
る。そして、該コントローラ35はその記憶回路内に図
2に示すプログラム等を格納し、電磁比例減圧弁32の
設定圧制御処理等を行うようになっている。また、該コ
ントローラ35の記憶回路にはその記憶エリア35A内
に電磁比例減圧弁32の設定圧を、例えばタンク圧およ
び圧力P1,P2に設定するため、それぞれ異なる制御
信号の電圧値が格納されている。
【0027】本実施例による可変容量型油圧ポンプ制御
装置は上述の如き構成を有するもので、その基本的な作
動については従来技術によるものと格別差異はない。
【0028】そこで、コントローラ35による電磁比例
減圧弁32の設定圧制御処理について図2を参照して説
明する。
【0029】まず、処理動作がスタートすると、ステッ
プ1で第1,第2の選択スイッチ33,34からの開,
閉成信号を読込み、ステップ2で第1の選択スイッチ3
3が閉成されているか否かを判定し、「NO」と判定し
たときには該選択スイッチ33が開成されているから、
ステップ3に移って第2の選択スイッチ34が閉成され
ているか否かを判定する。そして、ステップ3で「NO
」と判定したときには選択スイッチ33,34が共に開
成されているから、ステップ4に移って電磁比例減圧弁
32の設定圧をタンク圧状態に設定し、ステップ5でリ
ターンさせる。これにより、第2のパイロット管路31
のパイロット圧Pはタンク圧状態となり、通常時では第
1のパイロット管路9からのパイロット圧Pの方が高圧
となるので、シャトル弁22からパイロット管路23を
介してサーボシリンダ2の制御圧室2A内にパイロット
管路9からのパイロット圧Pが供給されるようになり、
油圧ポンプ1の吐出量Qは図4に示す特性線の如く最大
吐出量Qaと最小吐出量Qiとの間で方向切換弁6の操
作量に応じて可変に制御される。
【0030】また、前記ステップ2で「YES」と判定
したときには選択スイッチ33が閉成され、例えば油圧
ショベルのブームを俯仰動してクレーン作業等を行なう
場合であるから、ステップ6に移って電磁比例減圧弁3
2の設定圧を圧力P1に設定し、ステップ5でリターン
させる。これにより、第2のパイロット管路31のパイ
ロット圧Pは圧力P1に設定されるから、図5に示す如
く第1のパイロット管路9のパイロット圧Pが圧力P1
以下まで低下した場合でも、シャトル弁22によりパイ
ロット圧Pは圧力P1として高圧選択され、サーボシリ
ンダ2の制御圧室2Aには圧力P1以上のパイロット圧
Pのみが供給されるようになり、油圧ポンプ1の吐出量
Qは図5に示す特性線の如く吐出量Q1と最小吐出量Q
iとの間で方向切換弁6の操作量に応じて制御される。
【0031】一方、ステップ3で「YES」と判定した
ときには選択スイッチ34が閉成され、油圧ポンプ1の
吐出量Qをさらに大きく制限しようとしているから、ス
テップ7に移って電磁比例減圧弁32の設定圧を圧力P
2に設定し、第2のパイロット管路31のパイロット圧
Pを圧力P2とする。これにより、第1のパイロット管
路9のパイロット圧Pが圧力P2以下となっても、サー
ボシリンダ2の制御圧室2A内にはシャトル弁22から
圧力P2のパイロット圧Pが供給され、油圧ポンプ1の
吐出量Qは図6に示す特性線の如く吐出量Q2以下に制
限され、方向切換弁6の操作量に応じて吐出量Q2と最
小吐出量Qiの範囲で可変に制御される。
【0032】かくして、本実施例によれば、選択スイッ
チ33,34の開,閉成操作により、油圧ポンプ1の吐
出量Qを図4,図5,図6に示す特性線の如く3段階で
可変に制御できる上に、従来技術で用いている電磁弁1
3,14、減圧弁15,16およびシャトル弁20等を
省略でき、部品点数を大幅に削減できる。また、油圧ポ
ンプ1の吐出量Qを4段階以上で制御する場合にも、選
択スイッチ33,34に加えて他の選択スイッチを追加
し、コントローラ35から電磁比例減圧弁32に4段階
以上の異なる電圧値をもった制御信号を出力するように
すればよく、簡単に対処することができる。
【0033】従って、本実施例では、電磁比例減圧弁3
2,選択スイッチ33,34およびコントローラ35等
を用いることにより、全体の回路構成を大幅に簡略化で
き、組立て時の作業性を向上できる上に、第2のパイロ
ット管路31の接続箇所を確実に減少でき、圧油の漏洩
事故が発生する等の問題を解消できる。
【0034】なお、前記実施例では、選択スイッチ33
,34を開、閉成操作することにより、電磁比例減圧弁
32の設定圧を可変に制御するものとして述べたが、こ
れに替えて、選択スイッチをロータリ式のスイッチ等に
よって構成してもよく、または選択信号の値を連続的に
変化させるポテンショメータ等の選択手段を用いてもよ
く、場合によってはコントローラ35を省略し、選択ス
イッチまたはポテンショメータ等の選択手段からの信号
を直接電磁比例減圧弁32に供給して、設定圧を変える
ようにしてもよい。
【0035】また、前記実施例では、図2に示すプログ
ラムの如く選択スイッチ33,34を同時に閉成した場
合に選択スイッチ33が優先され、電磁比例減圧弁32
の設定圧を圧力P1に設定するようにしたが、これに替
えて、選択スイッチ34を優先させて設定圧を圧力P2
に設定する場合には、図2中のステップ2,6とステッ
プ3,7とを入れ換えればよい。
【0036】一方、前記実施例では、センタバイパス型
の方向切換弁6を操作レバー6Aにより直接切換操作す
る場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず
、センタバイパス型の方向切換弁を油圧パイロット式の
方向切換弁によって構成してもよく、この場合にはパイ
ロットポンプ10からのパイロット圧により方向切換弁
を切換操作するようにすればよい。
【0037】さらに、前記実施例では、アクチュエータ
として油圧シリンダ3を用いる場合を例に挙げて説明し
たが、これに替えて、走行用または旋回用の油圧モータ
等をアクチュエータとして用いるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、セン
タバイパス管路に発生する圧力を第1のパイロット管路
からパイロット圧として取出し、第2のパイロット管路
の途中には外部からの信号に基づきパイロット圧を可変
に制御する電磁比例減圧弁を設け、第1,第2のパイロ
ット管路のうち高圧側のパイロット圧を油圧ポンプの制
御シリンダに導く構成としたから、全体の回路を大幅に
簡略化でき、組立て時の作業性を向上できる上に、電磁
比例減圧弁の設定圧に応じて油圧ポンプの吐出容量を複
数段で可変に制御でき、作業内容に応じて吐出容量を適
宜に選択できる等、種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による可変容量型油圧ポンプ制
御装置を示す回路図である。
【図2】電磁比例減圧弁の設定圧制御処理を示す流れ図
である。
【図3】従来技術による可変容量型油圧ポンプ制御装置
を示す回路図である。
【図4】通常の作業時における油圧ポンプの吐出量特性
を示す特性線図である。
【図5】クレーン作業時等における油圧ポンプの吐出量
特性を示す特性線図である。
【図6】油圧ポンプの吐出量をさらに制限した状態を示
す特性線図である。
【符号の説明】
1  油圧ポンプ 2  サーボシリンダ(制御アクチュエータ)3  油
圧シリンダ(アクチュエータ)4A,4B  主管路 6  方向切換弁 7  センタバイパス管路 8  可変絞り弁(圧力発生手段) 9  第1のパイロット管路 10  パイロットポンプ 22  シャトル弁(高圧選択弁) 31  第2のパイロット管路 32  電磁比例減圧弁 33,34  選択スイッチ 35  コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  容量可変部を有する可変容量型の油圧
    ポンプと、外部からのパイロット圧により該油圧ポンプ
    の容量可変部を駆動し、該油圧ポンプの吐出容量を制御
    する制御アクチュエータと、前記油圧ポンプおよびタン
    クをアクチュエータに接続する一対の主管路の途中に設
    けられ、前記油圧ポンプからアクチュエータに給排され
    る圧油の流量および方向を制御するセンタバイパス型の
    方向切換弁と、該方向切換弁のセンタバイパスを介して
    前記油圧ポンプとタンクとを接続するセンタバイパス管
    路の途中に設けられ、通過流量に応じた圧力を上流側に
    発生させる圧力発生手段と、該圧力発生手段と方向切換
    弁との間で前記センタバイパス管路の途中に接続され、
    該圧力発生手段の上流側に発生する圧力をパイロット圧
    として取出す第1のパイロット管路と、パイロットポン
    プに接続される第2のパイロット管路の途中に設けられ
    、該第2のパイロット管路のパイロット圧を可変に制御
    する圧力制御手段と、前記第1,第2のパイロット管路
    のうち、高圧側のパイロット圧を選択し、高圧側のパイ
    ロット圧を前記制御アクチュエータに導く高圧選択弁と
    からなり、前記圧力制御手段は外部からの信号に基づい
    て前記第2のパイロット管路のパイロット圧を可変に制
    御する電磁比例減圧弁によって構成してなる可変容量型
    油圧ポンプ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013545948A (ja) * 2010-11-30 2013-12-26 ボルボ コンストラクション イクイップメント アーベー 建設機械の油圧ポンプ制御システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013545948A (ja) * 2010-11-30 2013-12-26 ボルボ コンストラクション イクイップメント アーベー 建設機械の油圧ポンプ制御システム
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