JPH04301693A - 電子楽器の波形発生装置 - Google Patents

電子楽器の波形発生装置

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JPH04301693A
JPH04301693A JP3066817A JP6681791A JPH04301693A JP H04301693 A JPH04301693 A JP H04301693A JP 3066817 A JP3066817 A JP 3066817A JP 6681791 A JP6681791 A JP 6681791A JP H04301693 A JPH04301693 A JP H04301693A
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JP
Japan
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data
waveform
loop
end address
lfo
Prior art date
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Application number
JP3066817A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Kasai
河西 俊明
Jun Yoshino
順 吉野
Kotaro Hanzawa
半沢 耕太郎
Hiroyuki Sasaki
博之 佐々木
Masatoshi Watanuki
正敏 綿貫
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、波形メモリから波形デ
ータを読み出して楽音波形を生成する電子楽器に関する
【0002】
【従来の技術】電子楽器、特にPCM音源方式などを用
いる電子楽器においては、波形メモリから、例えば方形
波などの波形データを繰り返し読み出すループ動作によ
って、持続音などの楽音信号を生成することができる。
【0003】このようにして得られた楽音信号は、通常
、その音色を時間的に変化させるために、特性が時間的
に変化するフィルタやエフェクタなどによって処理され
た後に出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ループ動作に
基づいて生成された楽音波形データに対してフィルタ処
理やエフェクト処理を施しただけでは、生成される楽音
には、同一波形を単に繰り返し再生する感じが残り、演
奏される楽曲に添わない場合が多かった。
【0005】本発明の課題は、ループ動作に基づいて生
成される楽音波形に、演奏者の音楽表現に適するさらに
豊かな特性を付加することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ROMなどの
波形データ記憶手段から波形データを読み出して楽音波
形を生成する電子楽器の波形発生装置を前提とする。
【0007】まず、波形データ記憶手段における所定の
ループ区間のアドレスの波形データを繰り返して読み出
すループ読み出し手段を有する。同手段は、上記波形記
憶手段である例えばROMなどの所定のループ区間のア
ドレスに記憶された波形データを繰り返し読み出す際に
、ループ区間のスタートアドレスや、エンドアドレス、
およびループ長等をCPUの制御のもとで指定するアド
レスカウンタ回路、およびそこで指定されたアドレスに
応じて波形データ記憶手段から波形を読み出す波形デー
タ読み出し回路である。
【0008】さらに、ループ読み出し手段により波形デ
ータが繰り返し読み出される場合の所定のループ区間の
最終アドレスであるループ・エンドアドレスをループ長
を一定に保ちながら制御するループ・エンドアドレス制
御手段を有する。同手段は、例えばループ・エンドアド
レスの制御を、予め設定されたエンベロープ・データや
、LFOの波形データ、あるいは演奏中に操作されるモ
ジュレーション・ホイールなどの操作子からの制御デー
タに基づいて行う手段である。
【0009】
【作用】ループ読み出し手段により、波形データ記憶手
段から所定のループ区間の波形データが繰り返し読み出
される場合に、ループ・エンドアドレス制御手段により
、ループ・エンドアドレスが、ループ長は一定に保ちつ
つ時間の経過とともに変化させられる。このため、例え
ば方形波などの波形を波形データ記憶手段から繰り返し
読み出す毎に、時間経過とともに波形を変化させ、それ
によって音色が複雑に変化する。
【0010】
【実施例】つぎに、図面を用いて本発明を電子鍵盤楽器
に適用した一実施例につき説明する。 <実施例の構成>図1は、本発明の一実施例の全体構成
図である。
【0011】同図において、CPU1は、図示していな
いROMに書き込まれているプログラムに従って、シス
テム全体を制御するとともに、各種のパラメータの値を
設定するパラメータ設定部3、および、モジュレーショ
ン・ホイールや、サスティーン・ペダルなどのコントロ
ーラである操作子4等を一定の周期で走査する。
【0012】その結果、CPU1は、押鍵操作に基づい
て得られるノートオン/オフ情報やピッチデータ、音長
データなどの演奏情報、あるいはパラメータ設定部3や
操作子4で設定された設定データなどを取り込む。そし
て、CPU1は、上述の演奏情報に基づき、パラメータ
設定部3により設定されたパラメータを用いて、波形R
OM5から楽音波形を読み出し、音源部6に楽音信号を
作成させる。
【0013】作成された楽音信号は、D/A変換器7で
アナログ信号に変換され、サウンドシステム8から楽音
が放音される。つぎに、図2は、音源部6の全体構成を
示すブロック図である。
【0014】同図において、複数のRAMからなるRA
Mブロック10には、CPU1から転送されるピッチデ
ータPT、後述のループ動作のパラメータであるループ
エンド・アドレスWEや、ループ長データWLなどが書
き込まれる。
【0015】これらのデータは、アドレスカウンタ回路
11のアドレスカウントに用いられる。また、CPU1
からRAMブロック10に書き込まれた、ピッチデータ
の小数部WAと係数FVは補間回路13での直線補間処
理に用いられ、係数GVはレベル制御回路15での楽音
信号レベルの制御に用いられる。
【0016】アドレスカウンタ回路11は、後述する動
作フローチャート(図4)でループアドレスが決まると
、そのループアドレスで定まる区間でアドレスを変化さ
せながら、そのアドレスを楽音データ読み出し回路12
に与えることにより、波形ROM5から楽音データを繰
り返し読み出させる。
【0017】一方、押鍵された鍵の音高に応じて、図1
の波形ROM5から、二つの連続するサンプリング・ク
ロックにより、隣接する2つのデータ(データ1、デー
タ2)が楽音データ読み出し回路12によって読み出さ
れ、ピッチデータの小数部WAと係数FVを用いて、補
間回路13で公知の直線補間が施される。これにより得
られた楽音データについて、さらにエンベロープ回路9
から出力される制御信号FEに基づいて動作するフィル
タ回路14により、その音色が時間的に変化される。
【0018】その後、エンベロープ回路9から出力され
る制御信号LEと前述の係数GVによって制御されるレ
ベル制御回路15において、上述の楽音データの振幅レ
ベルが制御され、D/A変換器7(図1)へ出力される
【0019】上述のような構成を有する本実施例の動作
について以下に説明する。 <実施例の概要>本実施例では、波形ROM5から楽音
波形データが繰り返し読み出されるループ動作において
、ループ動作に必要なパラメータが制御されるとともに
、ループエンド・アドレスが時間経過とともに制御され
ることによって、音色が複雑に変化させられることが特
徴である。
【0020】ここで、音源部6は、ピッチ、フィルタ、
音量、パンニング等の制御を行うが、以下に、本発明に
大きく関わる、波形ROM5からの波形データの読み出
し制御動作を中心として説明する。
【0021】まず、演奏者は、パラメータ設定部3を用
いて、ループエンド・アドレス(以後、エンドアドレス
と略称する)WEを制御する各種パラメータを設定する
。この制御手段としては、エンベロープ、LFO(低周
波数発振器)、および前述の各種のコントローラである
操作子4などがある。
【0022】図3は、エンベロープ・データの変化によ
って、ループ長が一定でループ開始位置とエンドアドレ
スが変化する様子を示している。図3(a) に示すエ
ンベロープ・データが、図3(b) のような波形デー
タのエンドアドレス(デフォルト値)に加算される、ル
ープ長を一定にした場合、エンドアドレスは図3(c)
 のように時間の経過とともに変化し、それに伴いルー
プスタート・アドレス(以後、スタートアドレスと略称
する)も同様に変化する。このため、波形データは図3
(d)のように変化し、それに従って音色が時間経過と
ともに大きく変化する。
【0023】つぎに、演奏者が、鍵盤2(図1)を演奏
操作すると、CPU1は音源部6に各種の制御パラメー
タをセットする。この場合の波形データ読み出しに関す
るパラメータとしては、スタートアドレス、ループ長、
エンドアドレスがある。
【0024】本実施例は、前述したように、エンドアド
レスを時間的に制御することを特徴とするが、ノートオ
ンの時点では、エンドアドレスとしてデフォルト値がセ
ットされる。音源部6は、スタートアドレスからエンド
アドレスまで、ピッチ(音高)に対応した歩進幅(速度
)で、アドレスを順次更新しながら波形データを読み出
し、読み出しアドレスがエンドアドレスと一致すると、
読み出しアドレスから一定のループ長データを減算して
、スタートアドレス付近へアドレスを戻す。
【0025】上述のようにして、ループ動作による波形
データの読み出し動作が繰り返される。本実施例では、
一定時間毎に予め設定されたエンベロープ・データ等の
制御データが、エンドアドレスのデフォルト値に加算さ
れ、得られたエンドアドレス・データが音源部6にセッ
トされる。 <エンドアドレスが音源部にセットされる際の動作>つ
ぎに、上述のエンドアドレスが音源部6にセットされる
場合の動作を、図4の動作フローチャートを用いて説明
する。なお、以下のフローで使用されるレジスタ及び変
数データ等は、図1のCPU1内に設けられるものとす
る。
【0026】まず、レジスタMODENDにエンドアド
レスのデフォルト値がセットされ(ステップS401)
、そのあと、このMODENDにエンベロープデータE
NV、LFOデータ、操作子4によるコントローラ・デ
ータCNTの各々が順次加算される(ステップS402
〜S404)。なお、エンベロープ・データ(ENV)
、LFOデータ(LFO)、およびコントローラデータ
(CNT)の生成動作については後述する。
【0027】このあと、上記演算で得られたMODEN
Dに制限が加えられる。まず、MODENDがループ長
より小さい場合(ステップS405の判定がNOの場合
)、読み出しアドレスがエンドアドレスに達したとき、
読み出しアドレスからループ長を減算すると、読み出し
アドレスがオーバーフローするので、この場合は、MO
DENDを強制的にループ長LPと同じにする(ステッ
プS406)。また、もしレジスタMODENDが波形
ROM5の最上位アドレスHIGHを越えていたとき(
ステップS407の判定がNOの場合)も、MODEN
Dを強制的に波形ROM5の最上位アドレスHIGHと
同じにする(ステップS408)。
【0028】以上の処理が一定時間毎に行われ、得られ
たエンドアドレスMODENDが音源部6にセットされ
ることにより(ステップS409)、前述し図3の(d
) のように、楽音波形を時間的に変化させることがで
きる。 <エンベロープ・データENVの生成処理>つぎに、上
述したエンドアドレスの音源部6へのセット処理のステ
ップS402において使用されるエンベロープ・データ
ENVを生成するための処理について説明する。このエ
ンベロープ・データENVは、演奏者による設定に基づ
いて例えば図5に示すように変化する。なお、図5のS
TEPは各STOP(目標値)間の時間区分を表す。そ
して、エンベロープ・データENVは、図6のノートオ
ン/オフ時におけるエンベロープ処理、図7の発音中の
エンベロープ処理、および図8のstep更新処理によ
って生成される。以下、これらの処理について順次説明
する。 ノートオン/オフ時におけるエンベロープ処理の動作ま
ず、エンベロープ・データENVを生成するためのノー
トオン/オフ時におけるエンベロープ処理の動作を、図
6の動作フローチャートで説明する。
【0029】最初にノートオン時のエンベロープ処理を
説明する。まず、エンベロープ・データをストアーして
いるENVレジスタがクリアされる(ステップS601
)。 つぎに、アタック部に相当するSTEP=1のエンベロ
ープ処理を行うために、エンベロープ・ステップ(の番
号)を記憶するSTEPレジスタの値が1にされる(ス
テップS602)。
【0030】つぎに、現在はサスティーン時でないので
、サスティーン・フラグSUSが論理値0にされて(ス
テップS603)、特には図示しないメインルーチンに
戻る。つぎに、ノートオフ時のエンベロープ処理は、今
までのサスティーン部からリリース部に移る際の処理で
ある。まず、STEPレジスタの値が4にセットされる
(ステップS604)。そのあと、サスティーン・フラ
グSUSが論理値0にされ(ステップS605)、メイ
ンルーチンに戻る。
【0031】以上説明したノートオン/オフ時における
エンベロープ処理の間に、つぎに説明する発音中のエン
ベロープ処理が行われる。 発音中のエンベロープ処理、およびstep更新処理に
関する動作 つぎに、エンベロープ・データENVを生成するための
ノートオンからノートオフまでの発音中のエンベロープ
処理の動作を、図6のエンベロープ・データの変化に応
じながら、図7及び図8の動作フローチャートで説明す
る。
【0032】このフローによる処理は、前述の図6のノ
ートオン時のエンベロープ処理のフローにつづいて行わ
れ、図6の処理により、エンベロープ・データENVは
0、STEPは1、またサスティーン・フラグSUSは
0にセットされている。
【0033】まず、サスティーン・フラグが0であるか
否かが判定される(ステップS701)。図5のSTE
P=1に相当する区間では、サスティーン・フラグは0
であるので、この場合はつぎのステップS702に進む
。そして、エンベロープ・データENVがSTOP[1
]のレベルより高くなるまではステップS705に進み
、エンベロープ・データENVに、STEP=1のレー
ト・レベル・データRATE[1]が加算される。なお
、このレート・レベル・データRATE[1]は、ST
EP=1の時間軸に対する傾き、すなわち、エンベロー
プ・データENVの単位時間当たりの変化分に対応する
角度を表す。
【0034】そして、エンベロープ・データENVがS
TOP[1]のレベルに達するまで、ステップS706
→RETURN→S701→S702〜S706のルー
プ処理が行われ、エンベロープ・データENVがSTO
P[1]のレベルに達するか、それ以上に大きくなると
(ステップS706)、ステップS707に進み、図8
に示すステップ更新処理が行われる。
【0035】ステップ更新処理では、まずエンベロープ
・データENVがSTOP[1]のレベルの等しくされ
る(ステップS801)。つぎに、現在のステップが4
であるか(ステップS802)、または3であるか(ス
テップS803)が判定される。この場合、現在のステ
ップは1であるので、以上2つの判定はいずれもNOな
ので、ステップS804に進む。ここで、STEPに1
が加算され(ステップS804)、STEP=2に更新
される。
【0036】このあと、特には図示しないメインルーチ
ンを介して、ふたたび前述と同じように、図7のステッ
プS701→S702と進み、以下のSTEP=2のエ
ンベロープ処理が行われる。
【0037】まず、図6のSTOP[1]からSTOP
[2]に至る間は、ステップS702の判定はYESで
あり、現在のエンベロープ・データENVから、STE
P=2のレートレベル・データRATE[2]が減算さ
れる(ステップS703)。そのあとエンベロープ・デ
ータENVがSTOP[2]のレベルに達するまでは、
ステップS704の判定はNOであり、メインルーチン
を介してステップS704→S701〜S704のルー
プ処理が行われ、エンベロープ・データENVがSTO
P[2]のレベルに等しくなるか、またはそれより低く
なれば、ステップS704の判定がYESとなり、ステ
ップS707でステップ更新処理が行われる。
【0038】ステップ更新では、前回と同様に、図8の
ステップS801〜S804の処理が行われ、STEP
に1が加算され(ステップS804)、STEP=3に
更新される。 このあと、メインルーチンを介して、ふたたび前述の場
合と同様にして、図7のステップS701→S702と
進み、以下のSTEP=3のエンベロープ処理が行われ
る。
【0039】まず、図5のSTOP[2]からSTOP
[3]に至る間は、ステップS702の判定はNOであ
り、現在のエンベロープ・データENVに、STEP=
3のレートレベル・データRATE[3]が加算される
(ステップS705)。そのあとエンベロープ・データ
ENVがSTOP=3のレベル(サスティーン・レベル
)に達するまでは、ステップS706の判定はNOであ
り、メインルーチンを介してステップS706→S70
1〜S704のループ処理が行われ、その結果、エンベ
ロープ・データENVがSTEP=3のレベルに達する
か、またはそれより高くなれば、ステップS706→S
707と進み、ステップ更新処理が行われる。
【0040】ステップ更新では、前回と同様に、ステッ
プS801〜S802の処理が行われ、ステップS80
3で判定がYESとなる。この場合は、前回までのよう
なステップ更新は行われず、サスティーン・フラグ1が
立てられ(ステップS805)、メインルーチンを介し
て図7のステップS701に戻る。そして、ノートオフ
が行われるまでS701→メインルーチン→S701の
ループ処理がつづけられる。
【0041】そのあと、ノートオフが行われるとリリー
ス部に入り(図5参照)、前述の図6のノートオフ時の
エンベロープ処理のフローに入る。そこでは、エンベロ
ープ・ステップレジスタSTEPに値4がセットされ(
ステップS604)、さらにサスティーン・フラグSU
Sが論理値0にされて(ステップS605)、メインル
ーチンに戻る。
【0042】その後、エンベロープ・データENVが図
5のSTOP[4]のレベルに達するまで、ステップS
701→S702〜S704→RETURN→S701
〜S704のループ処理が行われ、ステップS704の
判定がYESになると、楽音の発音は終了する。 <LFOデータの生成処理>次に、図4のステップS4
03において使用されるLFOデータを生成するための
処理について説明する。
【0043】図9は、LFOデータとして用いられるサ
イン波(sine)、三角波(triangle)、方
形波(rectangle) 、鋸歯状波(saw u
p,saw down) の5種類の波形を示した図で
あり、いずれの波形も、LFOデータの最大値は7ff
fH 、最小値は8000H である。
【0044】これら5種類のLFOの種類、およびその
周波数、振幅などは、パラメータ設定部3の選択スイッ
チ(図示していない)や可変抵抗器などによって演奏者
により選択または制御される。
【0045】つぎに、LFOデータの算出動作、および
LFOデータとして用られるサイン波、三角波その他の
波形データの算出動作を、図10、図11の動作フロー
チャートを用いて説明する。 全体動作 図10は、LFOデータ算出のための全体動作フローで
ある。ここで、FORM=1〜5は、それぞれ sin
e データ、 triangle データ、recta
ngle データ、saw upデータ、およびsaw
 downデータなどのLFO波形データを指示し、前
述したパラメータ設定部3の選択スイッチにより選択さ
れる。
【0046】まず、LFO時間データTIMEに、LF
Oの周波数を定めるLFOレート・データが加算される
(ステップS1001 )。つぎに、ステップS100
2 〜ステップS1006 でLFO波形データが選択
される。FORM=1の場合(ステップS1002 )
は、sineデータの算出が図11の動作フローのステ
ップS1101 以下で行われる(ステップS1007
 )。
【0047】以下同様にして、FORM=2の場合(ス
テップS1003 )は、triangleデータの算
出が図11のステップS1103 以下で行われる(ス
テップS1008 )。さらに、FORM=3 の場合
(ステップS1004 )は、rectangle デ
ータの算出が図11のステップS1106 以下で行わ
れ(ステップS1009 )、FORM=4 の場合(
ステップS1005 )は、saw upデータの算出
が図11のステップS1109 以下で行われ(ステッ
プS1010 )、FORM=5の場合(ステップS1
006 )には、sawdownデータの算出が図11
のステップS1110 以下で行われる(ステップS1
011 )。
【0048】つぎに、上述した各LFO波形のデータ算
出の動作を説明する  。 sineデータの算出 図11において、まず、LFOの1波形の時間データT
IMEを8ビット右シフトしたもの、すなわち、TIM
Eの1/28 =1/256が1テーブル・ポインタと
してセットされる(ステップS1101 )。そしてこ
のテーブル・ポインタに対応する波形ROM5内のサイ
ン波形テーブルから、サイン波形のサンプル値が読み出
されてLFOデータにセットされる(ステップS110
2 )。
【0049】このあと、特には図示しないメインルーチ
ンを介して図10のステップS1001に戻る。そして
、LFOレート・データが加算され、ステップS100
2 →S1007 と進み、ふたたび前述と同様の処理
が行われる。
【0050】このようにして、sineデータ1波形分
のLFOデータがサイン波形テーブルから読み出され、
LFOデータ(レジスタ)にセットされる。 triangleデータのデータ算出 まず、LFO時間データTIMEが4000H に等し
いか、またはそれより大きいか、およびC000H よ
り小さいか否かが判定される(ステップS1103 )
。判定がYESの場合、LFOデータは7fffH と
LFO時間データTIMEの差を左シフト(2倍)した
値とされる(ステップS1104 )。また、ステップ
S1103 の判定がNOの場合は、LFOデータは、
LFO時間データTIMEを1ビット左シフト(2倍)
して得られる値とされる(ステップS1105 )。
【0051】そのあと、メインルーチンを介して図10
のステップS1001 で、LFO時間データTIME
にLFOレート・データが加算される。以上の処理が繰
り返されることによって、LFO時間データTIMEが
0 →ffffH と変化する毎に、図9に示すような
θ=60°の三角波1周期分のLFOデータが得られる
。 rectangle データの算出 まず、LFO時間データTIMEが、0000H に等
しいか、またはそれより大きいか、および8000H 
より小さいか否かが判定される(ステップS1106 
)。判定がYESの場合、LFOデータに7fffH 
がセットされる(ステップS1107 )。また、ステ
ップS1106 の判定がNOの場合は、LFOデータ
に、8000H がセットされる(ステップS1108
 )。そのあと、メインルーチンを介して図10のステ
ップS1101 で、LFO時間データTIMEにLF
Oレート・データが加算される。
【0052】以上の処理が繰り返されることにより、L
FO時間データTIMEが0 →ffffH と変化す
る毎に、図10に示すように、デューティ比1:1のr
ectangle (方形)波1周期分のLFOデータ
が得られる。
【0053】saw up データの算出LFO時間デ
ータTIMEに等しい値が、LFOデータとされること
によって(図12のステップS1109 )、LFO時
間データTIMEが0 →ffffH と変化する毎に
、図9に示すような波形が得られる。
【0054】saw down データの算出LFO時
間データTIMEの符号を逆にした値が、LFOデータ
とされることによって(ステップS1110 )、同じ
く図9に示すような波形が得られる。 <コントローラデータCNTの生成処理>最後に、図4
のステップS404において使用されるコントローラデ
ータCNTは、CPU1が、モジュレーション・ホイー
ルなどの図1の操作子4の演奏者による操作量を検出し
、それに対応する値を設定することにより生成される。 <エンドアドレスが音源部にセットされる際の動作の他
の実施例>前述したエンドアドレスが音源部6にセット
される場合の図4の動作フローチャートでは、波形RO
M5から楽音波形が読み出される際に、エンドアドレス
が時間的に変化させられたが、音源部6に使用されるL
SIによっては、波形データ読み出し制御用のパラメー
タのうち、エンドアドレスに関しては整数部のみを有し
、小数部を持たないものがある。そのため、エンドアド
レスを時間的に変化させた場合、楽音波形の変化が滑ら
かでなく、段階的に聞こえることがある。その点を改善
した図4に代わる動作フローチャートを図12および図
13に示す。
【0055】まず、16ビットのレジスタMODEND
にはエンドアドレスのデフォルト値ENDが、また16
ビットのレジスタMODLPには、ループ長データ(小
数部)のデフォルト値PLPがセットされる。また、エ
ンベロープ・データENV、LFOデータ、操作子4の
コントローラデータCNTの合計が演算され、この演算
結果が、変化させたエンドアドレスとして、16ビット
のレジスタMODDATにセットされる(以上、ステッ
プS1201 )。
【0056】つぎに、上述の演算結果のうち、レジスタ
MODDATの下位8ビット(小数部)がXレジスタに
、また同じく上位8ビット(整数部)がYレジスタに、
それぞれセットされる(ステップS1202 )。
【0057】そのあと、変化させたエンドアドレスMO
DDATの正負が判定される(ステップS1203 )
。判定がYESの場合は、まず、ステップS1201 
でエンドアドレスのデフォルト値ENDがセットされた
MODENDに、MODDATの上位8ビット(Yとす
る)が加算される(ステップS1204 )。また、同
じくステップS1201 でループ長(小数部)のデフ
ォルト値PLPがセットされた、変化させたループ長(
小数部)MODLPから、MODDATの下位8ビット
(Xとする)が減算される(ステップS1205 )。
【0058】この減算で、ボローが発生したら(ステッ
プS1206 )、ステップS1204 におけるMO
DENDと、MODDATの上位8ビットの加算結果に
、さらに値1が加えられ(ステップS1207 )、図
13のステップS1301 に進む。また、ボローが発
生しない場合(ステップS1206 )は、ステップS
1207 は実行されずにステップS1301 に進む
【0059】一方、ステップS1203 の判定がNO
の場合は、まず、ステップS1201 でエンドアドレ
スのデフォルト値ENDがセットされたMODENDか
ら、MODDATの上位8ビット(Y)が減算される(
ステップS1208 )。また、同じくステップS12
01 でループ長(小数値)のデフォルト値PLPがセ
ットされたMODLPに、MODDATの下位8ビット
(X)が加算される(ステップS1209 )。
【0060】この加算で、キャリーが発生したら(ステ
ップS1210 )、ステップS1208 におけるM
ODENDと、MODDATの上位8ビットの加算結果
から、さらに値1が引かれ(ステップS1211 )、
図13のステップS1301 に進む。また、キャリー
が発生しない場合(ステップS1210 )は、ステッ
プS1211 は実行されずにステップS1301 に
進む。
【0061】以上のように、エンドアドレスの演算と、
ループ長の小数部の演算を関連づけることによって、エ
ンドアドレスに小数部を持たせたような効果を与えるこ
とができる。
【0062】さらに、ステップS1301 〜S130
4 において、図4のステップS405〜S408と同
様にして、上述の演算の結果得られたMODENDとM
ODLPに制限が加えられる。
【0063】そのあと、ステップS1305 において
エンドアドレスとループ長データが音源部6にセットさ
れ、特には図示しないメインルーチンに戻る。 <波形ROM5に記憶される波形データの他の実施例>
以上の実施例では、図1の波形ROM5に記憶される波
形データを方形波としたが、本発明はこれに限られず、
波形データとして鋸歯状波、三角波、更にはPCM波形
などでも差し支えない。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、波形データ記憶手段か
ら所定のループ区間の波形データを繰り返して読み出す
ループ動作において、そのエンドアドレスを、予め設定
されたエンベロープ・データやLFO、あるいは演奏時
に用いられる演奏用の操作子により、時間的に変化させ
ることが可能である。
【0065】その結果、発音される音色を複雑に変化さ
せることができ、今までのエフェクト処理やフィルタ処
理では得られなかった豊かな楽音を得ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成図である。
【図2】音源部6の全体構成を示すブロック図である。
【図3】エンベロープ・データによる、ループ・エンド
アドレスと波形の変化を示す図である。
【図4】エンドアドレス・データが音源部にセットされ
る場合の動作フローチャートである。
【図5】設定されたエンベロープ・データの時間的変化
を示す図である。
【図6】ノートオン/オフ時におけるエンベロープ処理
に関する動作フローチャートである。
【図7】発音中のエンベロープ処理に関する動作フロー
チャートである。
【図8】発音中のステップ更新処理に関する動作フロー
チャートである。
【図9】5種類のLFOの波形図である。
【図10】各種のLFOデータ算出の動作フローチャー
トである。
【図11】各LFO波形のデータ算出の動作フローチャ
ートである。
【図12】エンドアドレスとループ長が音源部にセット
される場合の動作フローチャート(その1)である。
【図13】エンドアドレスとループ長が音源部にセット
される場合の動作フローチャート(その2)である。
【符号の説明】
1    CPU 2    鍵盤 3    パラメータ設定部 4    操作子 5    波形ROM 6    音源部 7    D/A変換器 8    サウンドシステム 9    エンベロープ回路 10  RAMブロック 11  アドレスカウンタ回路 12  楽曲データ読み出し回路 13  補間回路 14  フィルタ回路 15  レベル制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  波形データ記憶手段から波形データを
    読み出して楽音波形を生成する電子楽器の波形発生装置
    において、該波形データ記憶手段における所定のループ
    区間のアドレスに記憶された波形データを繰り返して読
    み出すループ読み出し手段と、該ループ読み出し手段に
    より前記波形データが繰り返し読み出される場合の前記
    所定のループ区間の最終アドレスであるループ・エンド
    アドレスをループ長を一定に保ちながら制御するループ
    ・エンドアドレス制御手段と、を有することを特徴とす
    る電子楽器の波形発生装置。
  2. 【請求項2】  前記ループ・エンドアドレス制御手段
    は、前記ループ・エンドアドレスの制御を、予め設定さ
    れたエンベロープ・データに基づいて行う、ことを特徴
    とする請求項1記載の電子楽器の波形発生装置。
  3. 【請求項3】  前記ループ・エンドアドレス制御手段
    は、前記ループ・エンドアドレスの制御を、低周波発振
    器の出力波形データに基づいて行う、ことを特徴とする
    請求項1又は2記載の電子楽器の波形発生装置。
  4. 【請求項4】  前記ループ・エンドアドレス制御手段
    は、前記ループ・エンドアドレスの制御を、演奏用操作
    子の操作に基づいて行う、ことを特徴とする請求項1、
    2又は3記載の電子楽器の波形発生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102401322B1 (ko) * 2020-11-30 2022-05-23 이승준 복합 파형 생성시스템

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