JPH0430260B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0430260B2 JPH0430260B2 JP60286773A JP28677385A JPH0430260B2 JP H0430260 B2 JPH0430260 B2 JP H0430260B2 JP 60286773 A JP60286773 A JP 60286773A JP 28677385 A JP28677385 A JP 28677385A JP H0430260 B2 JPH0430260 B2 JP H0430260B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tea
- coffee
- extraction
- extract
- extraction step
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Tea And Coffee (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、美味で、舌触りがよく、現代感覚に
溢れる嗜好飲料、殊に該飲料製造用原液の製造法
に関するものである。 (従来の技術) 茶類、コーヒー等のカフエイン飲料は、ココア
と共に古くから嗜好飲料として親しまれ、人々の
食生活及び文化を豊かにすると共に、その中に含
有されるカフエインが精神系統を刺激して疲労を
癒やす薬理効果を奏することにより、仕事の能率
を増進させるという薬理効果を有する。 これらの嗜好飲料のうち、茶は、中国が起源で
あるとされ、本邦へは遺唐使を通じてもたらさ
れ、鎌倉時代以来一般に普及して現在に至つた。 一方、コーヒーの飲用は十一世紀にアラビア地
方に始まり、その後、十六世紀の後半にトルコを
経てヨーローツパに伝えられてから急速に世界各
地に広まつたもので、本邦へは十八世紀に長崎出
島のオランダ人を経て伝来したものと考えられて
いる。 とまれ、これらの嗜好飲料が与える影響は極め
て大きく、もはや人類の生活に欠かせないものと
なつている。しかしながら、従来の茶類やコーヒ
ーの飲用方法は数百年来基本的に変化しておら
ず、このことは多様性とをフアツシヨン性とを重
視する近代間隔にマツチしないという問題点を含
む。特に、今日では生活速度の増大に伴なう忙し
さという点かインスタント食品やコンベニエント
食品に対する需要が増大してきた結果、缶入りコ
ーヒーは既に古くから開発され、また一部ではあ
るが缶入り煎茶も市販されているが、風味という
点から見ればこれらは到底出したての新鮮な茶や
コーヒーに及ばない。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は、新規な茶類又はコーヒー飲料、殊
に、新鮮な茶又はコーヒーの芳醇な風味を有し、
かつ栄養的にも優れた炭酸飲料を提供するのを主
要な目的とする。 (問題点を解決するための手段) 本発明者は、上記問題点を解決せんがため鋭意
研究を続けた結果、茶類やコーヒーの新鮮な香味
を長く維持するには、原料の茶葉やコーヒー末を
嫌気的条件下になるべく低温で抽出すると共に、
抽出液の炭酸化が最適であること、及び、しかし
ながらそのためには、炭酸化の前に除蛋白が必須
であること、並びに、抽出液の濃縮化が必要であ
ることを知つた。本発明はこれらの知見に基くも
ので、茶類若しくはコーヒーを嫌気的雰囲気下に
100℃以下の温度で水性媒質で抽出後、抽出液を
除蛋白することを特徴とする炭酸入り茶類又はコ
ーヒー飲料製造用原液の製造法の存する。 即ち、茶葉やコーヒー末中の香気成分は不安定
であつて、空気中の酸素により速やかに酸化され
る。更に茶葉中に多様含まれているアスコルビン
酸(ビタミンC)やコーヒー実中多量(約15%)
に含まれているコーヒー油(ヨード価約100)、コ
ーヒー酸、クロロゲン酸及びイソクロロゲン酸も
不安定な物質であつて、その酸化は異常な渋味や
苦味の原因となる。従つて、茶葉やコーヒー末の
抽出に際しては、酸化を避けるため、なるべく低
温に、殊に100℃以下の水性媒質を使用すると共
に例えば実公昭56−40356号公報記載のような特
殊な抽出装置を用い、抽出用容器内への酸素の供
給を遮断して、又は窒素、炭酸ガス又はアルゴン
等の不活性ガスの存在下の如き嫌気的環境下に抽
出操作を行なうのが好ましい。かつ被抽出液は、
できるだけ急速に冷却するのを可とする。特に新
鮮な緑茶の香気と色彩を維持するためには、可及
的温和な温度条件で抽出すると共に、アスコルビ
ン酸ナトリウムの如き抗酸化剤やリン酸ナトリウ
ム又はEDTAナトリウムの如きキレート剤の存
在下に抽出を行ない、かつ抽出液を嫌気手的状態
で保存するのが好適である。なお、原料茶葉又は
コーヒー末の固形分抽出率は、適当な可食性非イ
オン性界面活性剤、特にソルビタンモノ高級脂肪
酸エステル、プロレングコールモノ高級脂肪酸エ
ステル又は高級脂肪酸モノグリセライドの如き
HLB5程度の親抽性界面活性剤の存在下に抽出す
ることにより5%又はそれ以上増加する。これ
は、原料植物細胞中の親抽性成分が界面活性剤の
作用で乳化し、抽出され易い状態に変化すること
によるものであろう。 因に、発明者は濃厚な抽出液を得るためには、
一度抽出された残渣と同条件で再抽出した液を抽
出用媒質として使用するのが特に好適であるのを
見出した。この詳細な理由は不明であるが、これ
により一回毎に多量の茶葉やコーヒー末を使用す
るよりは高い抽出率で濃縮液(エキス)を得るこ
とができる。恐らく、上の再抽出液中には例えば
何等かの溶解補助成分が存在し、これが抽出時に
おける成分の溶出を補助することによるものであ
ろう。因に、この場合、抽出条件を一定化するこ
とにより、常に同一状態の再抽出液を得るよう、
操作条件を制御することが必要である。 以上、説明した再抽出操作を含む抽出工程は、
下図の如く要約されうる。
溢れる嗜好飲料、殊に該飲料製造用原液の製造法
に関するものである。 (従来の技術) 茶類、コーヒー等のカフエイン飲料は、ココア
と共に古くから嗜好飲料として親しまれ、人々の
食生活及び文化を豊かにすると共に、その中に含
有されるカフエインが精神系統を刺激して疲労を
癒やす薬理効果を奏することにより、仕事の能率
を増進させるという薬理効果を有する。 これらの嗜好飲料のうち、茶は、中国が起源で
あるとされ、本邦へは遺唐使を通じてもたらさ
れ、鎌倉時代以来一般に普及して現在に至つた。 一方、コーヒーの飲用は十一世紀にアラビア地
方に始まり、その後、十六世紀の後半にトルコを
経てヨーローツパに伝えられてから急速に世界各
地に広まつたもので、本邦へは十八世紀に長崎出
島のオランダ人を経て伝来したものと考えられて
いる。 とまれ、これらの嗜好飲料が与える影響は極め
て大きく、もはや人類の生活に欠かせないものと
なつている。しかしながら、従来の茶類やコーヒ
ーの飲用方法は数百年来基本的に変化しておら
ず、このことは多様性とをフアツシヨン性とを重
視する近代間隔にマツチしないという問題点を含
む。特に、今日では生活速度の増大に伴なう忙し
さという点かインスタント食品やコンベニエント
食品に対する需要が増大してきた結果、缶入りコ
ーヒーは既に古くから開発され、また一部ではあ
るが缶入り煎茶も市販されているが、風味という
点から見ればこれらは到底出したての新鮮な茶や
コーヒーに及ばない。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は、新規な茶類又はコーヒー飲料、殊
に、新鮮な茶又はコーヒーの芳醇な風味を有し、
かつ栄養的にも優れた炭酸飲料を提供するのを主
要な目的とする。 (問題点を解決するための手段) 本発明者は、上記問題点を解決せんがため鋭意
研究を続けた結果、茶類やコーヒーの新鮮な香味
を長く維持するには、原料の茶葉やコーヒー末を
嫌気的条件下になるべく低温で抽出すると共に、
抽出液の炭酸化が最適であること、及び、しかし
ながらそのためには、炭酸化の前に除蛋白が必須
であること、並びに、抽出液の濃縮化が必要であ
ることを知つた。本発明はこれらの知見に基くも
ので、茶類若しくはコーヒーを嫌気的雰囲気下に
100℃以下の温度で水性媒質で抽出後、抽出液を
除蛋白することを特徴とする炭酸入り茶類又はコ
ーヒー飲料製造用原液の製造法の存する。 即ち、茶葉やコーヒー末中の香気成分は不安定
であつて、空気中の酸素により速やかに酸化され
る。更に茶葉中に多様含まれているアスコルビン
酸(ビタミンC)やコーヒー実中多量(約15%)
に含まれているコーヒー油(ヨード価約100)、コ
ーヒー酸、クロロゲン酸及びイソクロロゲン酸も
不安定な物質であつて、その酸化は異常な渋味や
苦味の原因となる。従つて、茶葉やコーヒー末の
抽出に際しては、酸化を避けるため、なるべく低
温に、殊に100℃以下の水性媒質を使用すると共
に例えば実公昭56−40356号公報記載のような特
殊な抽出装置を用い、抽出用容器内への酸素の供
給を遮断して、又は窒素、炭酸ガス又はアルゴン
等の不活性ガスの存在下の如き嫌気的環境下に抽
出操作を行なうのが好ましい。かつ被抽出液は、
できるだけ急速に冷却するのを可とする。特に新
鮮な緑茶の香気と色彩を維持するためには、可及
的温和な温度条件で抽出すると共に、アスコルビ
ン酸ナトリウムの如き抗酸化剤やリン酸ナトリウ
ム又はEDTAナトリウムの如きキレート剤の存
在下に抽出を行ない、かつ抽出液を嫌気手的状態
で保存するのが好適である。なお、原料茶葉又は
コーヒー末の固形分抽出率は、適当な可食性非イ
オン性界面活性剤、特にソルビタンモノ高級脂肪
酸エステル、プロレングコールモノ高級脂肪酸エ
ステル又は高級脂肪酸モノグリセライドの如き
HLB5程度の親抽性界面活性剤の存在下に抽出す
ることにより5%又はそれ以上増加する。これ
は、原料植物細胞中の親抽性成分が界面活性剤の
作用で乳化し、抽出され易い状態に変化すること
によるものであろう。 因に、発明者は濃厚な抽出液を得るためには、
一度抽出された残渣と同条件で再抽出した液を抽
出用媒質として使用するのが特に好適であるのを
見出した。この詳細な理由は不明であるが、これ
により一回毎に多量の茶葉やコーヒー末を使用す
るよりは高い抽出率で濃縮液(エキス)を得るこ
とができる。恐らく、上の再抽出液中には例えば
何等かの溶解補助成分が存在し、これが抽出時に
おける成分の溶出を補助することによるものであ
ろう。因に、この場合、抽出条件を一定化するこ
とにより、常に同一状態の再抽出液を得るよう、
操作条件を制御することが必要である。 以上、説明した再抽出操作を含む抽出工程は、
下図の如く要約されうる。
【表】
最終製品
註) * 両抽出液の固形分含量が常に略々
定常化するように制御。
本発明の原料である茶類としては、例えば緑茶
(玉露、ひき茶、抹茶、煎茶、玉緑茶、番茶、焙
茶、緑てん茶、青柳茶、嬉野茶等)、ウーロン茶、
包種茶、紅茶、紅てん茶等の不醗酵茶、半醗酵茶
及び醗酵茶を包含する一切の茶類が含まれる。一
方、コーヒーは、コフエア(Coffea)属に属す
るアラビカ種、リベリア種及びロブスタ種の種子
であるが、市場に出回つているブラジル、コロン
ビア、グアテマラ、ジヤマイカ、ジヤワ、モカ、
キリマンジヤロ、マンデリンなどの銘柄は殆んど
アラビア種のものである。 普通飲料に供される茶類やコーヒー中に蛋白質
その他の固形分の量は比較的小量であるが、本発
明の如く濃厚エキスとした場合には、その量は
0.6%にも達する。それ故、任意の除蛋白剤、例
えば柿渋起源の「玉渋」又は「オリトール」(以
上商品名)を加えて除蛋白を行なう。 以上除蛋白された抽出液にはカーボネーシヨン
を行なうが、この場合は飲用濃度まで稀釈後、冷
時40Kg/cm2程度の高圧炭酸ガスを吹きこむ。しか
し抽出液が高濃度のエキスである場合には、炭酸
水で稀釈するのが望ましい。これら場合、必要に
応じ庶糖、転化糖、麦芽等、果糖、ブドウ糖、非
糖甘味剤等の甘味料、香料、保存料等を加える。
但し、多量の糖類を添加しておくと、保存性が著
しく向上し、密閉して保存すれば長く新鮮な風味
が持続する。 (作用) 本発明に係る濃縮炭酸入り茶類又はコーヒー飲
料製造用原液は、低温に貯蔵される限り長く安定
で、腐敗するすることなしに貯蔵できる。そして
これを炭酸化したものは、新鮮な茶類やレギユラ
コーヒーを直接炭酸化したのと区別できない程の
まろやかな旨味と芳醇な香気とを備える優れた清
涼飲料である。 (実施例) 次に実施例について本発明を更に詳細に説明す
るが、例示は説明用のものであつて、発明精神の
限定を意図したものではない。 実施例 1 荒ひきコーヒー豆(ブレント品;C)100gを
第1図に示した撹拌機付抽出装置1のガラス製容
器2内に入れ、密閉後、該容器の蓋3に取付けら
れたガス導入管4のコツク5及び注液管6のコツ
ク7を開いてコツク5から2内に窒素ガスを導入
して内部の空気を窒素ガス置換した後、コツク5
を閉じ、コツク7を開き、該7の先端の漏吐8か
ら内部に手早く80℃の熱湯1500mlを注入後、コ
ツク7を閉じた。 容器を時々撹拌しながら10分間放置後、直ちに
冷蔵庫内に移し、4℃まで冷却した後、蓋2を外
して内部の抽出液Eを遠心櫨過して上精と残渣と
に分けた。 別に上と同様のガラス製抽出容器を準備し、内
部に500gの荒びきコーヒーを投入後、蓋3を閉
じ、全体を80℃の湯煎内に浸漬した。次いで、上
と同様に内部の空気を窒素ガスで置換後、櫨吐8
から先の冷上清(総量約1400ml)を注入し、撹
拌しながら約20分間抽出し、その後、前記と同様
に容器を冷却に、冷後、オリトール5mlを加えて
5分間撹拌後、遠心分離して、濃縮液(約
900ml)と残渣(約1Kg)とに分離した。この濃
縮液を加糖炭酸水で5〜6倍に稀釈すると、泡の
立たない極めて美味な清涼コーヒー飲料となり、
瓶又は缶入りとして保存しても長く新鮮な香味を
保つ。また残渣は、上式の如く更に水1500mlを
用いて上と同様に再抽出し、遠心された抽出液
(約1500ml)に上と同様に荒びきコーヒー500g
を加えて濃縮液を製造する工程に反復利用する。 実施例 2 前例の実験において、コーヒーを煎茶葉に置換
した他は前例全く同様に実施し、濃縮煎茶を得
た。この濃縮煎茶は、このまま熱湯又は水で稀釈
しても新鮮なお茶と同様の香味と色彩とを有する
お茶となるが、更に加糖炭酸水で稀釈すれば、新
規な炭酸入りグリーンテイーとして、優れた清涼
飲料となる。 実施例 3 実施例1の濃縮液に50%量の砂糖を加え、濃厚
コーヒーシロツプとした。このシロツプは密栓し
た保存する限り長く安定で、これを5〜6倍に稀
釈すれば直ちにホツトコーヒー又は冷コーヒーと
して飲用できる他、ストレートの炭酸水で割つて
美味しい清涼飲料となる。 比較例 実施例1において、荒びきコーヒー600gに80
℃の熱湯1500mlを加え、直接濃厚抽出液約900ml
を得た以外は該例と同様に操作した。得られた抽
出液を稀釈した液の風味は良好てあつたが、抽出
液中の固形分含量は、同例のものに比べて約5%
少なかつた。 (発明の効果) 以上述べた如く、新規な茶又はコーヒー濃厚液
を提供し、ひいてはこれにより美味でかつ栄養価
に富む新規な炭酸入り茶飲料又はコーヒー飲料を
提供しうることにより、国民の食生活に貢献しう
る。
註) * 両抽出液の固形分含量が常に略々
定常化するように制御。
本発明の原料である茶類としては、例えば緑茶
(玉露、ひき茶、抹茶、煎茶、玉緑茶、番茶、焙
茶、緑てん茶、青柳茶、嬉野茶等)、ウーロン茶、
包種茶、紅茶、紅てん茶等の不醗酵茶、半醗酵茶
及び醗酵茶を包含する一切の茶類が含まれる。一
方、コーヒーは、コフエア(Coffea)属に属す
るアラビカ種、リベリア種及びロブスタ種の種子
であるが、市場に出回つているブラジル、コロン
ビア、グアテマラ、ジヤマイカ、ジヤワ、モカ、
キリマンジヤロ、マンデリンなどの銘柄は殆んど
アラビア種のものである。 普通飲料に供される茶類やコーヒー中に蛋白質
その他の固形分の量は比較的小量であるが、本発
明の如く濃厚エキスとした場合には、その量は
0.6%にも達する。それ故、任意の除蛋白剤、例
えば柿渋起源の「玉渋」又は「オリトール」(以
上商品名)を加えて除蛋白を行なう。 以上除蛋白された抽出液にはカーボネーシヨン
を行なうが、この場合は飲用濃度まで稀釈後、冷
時40Kg/cm2程度の高圧炭酸ガスを吹きこむ。しか
し抽出液が高濃度のエキスである場合には、炭酸
水で稀釈するのが望ましい。これら場合、必要に
応じ庶糖、転化糖、麦芽等、果糖、ブドウ糖、非
糖甘味剤等の甘味料、香料、保存料等を加える。
但し、多量の糖類を添加しておくと、保存性が著
しく向上し、密閉して保存すれば長く新鮮な風味
が持続する。 (作用) 本発明に係る濃縮炭酸入り茶類又はコーヒー飲
料製造用原液は、低温に貯蔵される限り長く安定
で、腐敗するすることなしに貯蔵できる。そして
これを炭酸化したものは、新鮮な茶類やレギユラ
コーヒーを直接炭酸化したのと区別できない程の
まろやかな旨味と芳醇な香気とを備える優れた清
涼飲料である。 (実施例) 次に実施例について本発明を更に詳細に説明す
るが、例示は説明用のものであつて、発明精神の
限定を意図したものではない。 実施例 1 荒ひきコーヒー豆(ブレント品;C)100gを
第1図に示した撹拌機付抽出装置1のガラス製容
器2内に入れ、密閉後、該容器の蓋3に取付けら
れたガス導入管4のコツク5及び注液管6のコツ
ク7を開いてコツク5から2内に窒素ガスを導入
して内部の空気を窒素ガス置換した後、コツク5
を閉じ、コツク7を開き、該7の先端の漏吐8か
ら内部に手早く80℃の熱湯1500mlを注入後、コ
ツク7を閉じた。 容器を時々撹拌しながら10分間放置後、直ちに
冷蔵庫内に移し、4℃まで冷却した後、蓋2を外
して内部の抽出液Eを遠心櫨過して上精と残渣と
に分けた。 別に上と同様のガラス製抽出容器を準備し、内
部に500gの荒びきコーヒーを投入後、蓋3を閉
じ、全体を80℃の湯煎内に浸漬した。次いで、上
と同様に内部の空気を窒素ガスで置換後、櫨吐8
から先の冷上清(総量約1400ml)を注入し、撹
拌しながら約20分間抽出し、その後、前記と同様
に容器を冷却に、冷後、オリトール5mlを加えて
5分間撹拌後、遠心分離して、濃縮液(約
900ml)と残渣(約1Kg)とに分離した。この濃
縮液を加糖炭酸水で5〜6倍に稀釈すると、泡の
立たない極めて美味な清涼コーヒー飲料となり、
瓶又は缶入りとして保存しても長く新鮮な香味を
保つ。また残渣は、上式の如く更に水1500mlを
用いて上と同様に再抽出し、遠心された抽出液
(約1500ml)に上と同様に荒びきコーヒー500g
を加えて濃縮液を製造する工程に反復利用する。 実施例 2 前例の実験において、コーヒーを煎茶葉に置換
した他は前例全く同様に実施し、濃縮煎茶を得
た。この濃縮煎茶は、このまま熱湯又は水で稀釈
しても新鮮なお茶と同様の香味と色彩とを有する
お茶となるが、更に加糖炭酸水で稀釈すれば、新
規な炭酸入りグリーンテイーとして、優れた清涼
飲料となる。 実施例 3 実施例1の濃縮液に50%量の砂糖を加え、濃厚
コーヒーシロツプとした。このシロツプは密栓し
た保存する限り長く安定で、これを5〜6倍に稀
釈すれば直ちにホツトコーヒー又は冷コーヒーと
して飲用できる他、ストレートの炭酸水で割つて
美味しい清涼飲料となる。 比較例 実施例1において、荒びきコーヒー600gに80
℃の熱湯1500mlを加え、直接濃厚抽出液約900ml
を得た以外は該例と同様に操作した。得られた抽
出液を稀釈した液の風味は良好てあつたが、抽出
液中の固形分含量は、同例のものに比べて約5%
少なかつた。 (発明の効果) 以上述べた如く、新規な茶又はコーヒー濃厚液
を提供し、ひいてはこれにより美味でかつ栄養価
に富む新規な炭酸入り茶飲料又はコーヒー飲料を
提供しうることにより、国民の食生活に貢献しう
る。
第1図は、本明細書実施例1〜3及び比較例で
使用した抽出装置の略図である。図中の符号の意
味は以下の通り: 1:抽出装置全体、2:1の容器部、3:1の
蓋部、4:3のガス導入管、5:4のコツク、
6:3の注液管、7:6のコツク、8:7の漏吐
部;C:原料コーヒー末、E:抽出液。
使用した抽出装置の略図である。図中の符号の意
味は以下の通り: 1:抽出装置全体、2:1の容器部、3:1の
蓋部、4:3のガス導入管、5:4のコツク、
6:3の注液管、7:6のコツク、8:7の漏吐
部;C:原料コーヒー末、E:抽出液。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 茶類又はコーヒーを嫌気的雰囲気下に100℃
以下の温度で水性媒質で抽出し、得られる抽出液
に炭酸混入処理して炭酸入り茶類又はコーヒー飲
料製造用原液を製造する方法において、 前段の抽出工程で得られる抽出液を次段の抽出
用媒質として用いて濃縮抽出液を得ると共に、こ
の濃縮抽出工程で生ずる残渣を最初の抽出工程と
同一条件で再抽出して得られる再抽出液を上記濃
縮抽出工程に抽出用媒質として用い、 上記濃縮抽出工程で得られる濃縮抽出液を、徐
蛋白処理した後炭酸混入処理に付すことを特徴と
する炭酸入り茶類又はコーヒー飲料製造用原液を
製造。 2 再抽出液の濃度が毎回一定となるように規定
する特許請求の範囲第1項記載の製造法。 3 茶類が、緑茶、紅茶又はウーロン茶である特
許請求の範囲第1項記載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28677385A JPS62146559A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 炭酸入り茶類又はコ−ヒ−飲料製造用原液の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28677385A JPS62146559A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 炭酸入り茶類又はコ−ヒ−飲料製造用原液の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62146559A JPS62146559A (ja) | 1987-06-30 |
| JPH0430260B2 true JPH0430260B2 (ja) | 1992-05-21 |
Family
ID=17708858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28677385A Granted JPS62146559A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 炭酸入り茶類又はコ−ヒ−飲料製造用原液の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62146559A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2607114B2 (ja) * | 1988-04-04 | 1997-05-07 | 全国酪農業協同組合連合会 | 発泡炭酸飲料の製造方法 |
| JPH03180144A (ja) * | 1989-12-08 | 1991-08-06 | Kamiyama Kenichi | 炭酸入り、コーヒー |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5157863A (ja) * | 1974-11-18 | 1976-05-20 | Rokuzo Eto | Reitokoohiichushutsuekinochoseiho oyobi sochi |
| PH22775A (en) * | 1980-06-03 | 1988-12-12 | Nestle Sa | Coffee aromatization process |
| JPS5963137A (ja) * | 1982-10-05 | 1984-04-10 | Soda Koryo Kk | コ−ヒ−入り炭酸飲料の製造法 |
-
1985
- 1985-12-19 JP JP28677385A patent/JPS62146559A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62146559A (ja) | 1987-06-30 |
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