JPH04302837A - 選曲自動頭出し回路を備えた携帯型音声再生及び拡声装置 - Google Patents

選曲自動頭出し回路を備えた携帯型音声再生及び拡声装置

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JPH04302837A
JPH04302837A JP3067156A JP6715691A JPH04302837A JP H04302837 A JPH04302837 A JP H04302837A JP 3067156 A JP3067156 A JP 3067156A JP 6715691 A JP6715691 A JP 6715691A JP H04302837 A JPH04302837 A JP H04302837A
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JP
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signal
song
music selection
playback
circuit
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JP3067156A
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Hideo Takao
高尾 英雄
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声再生装置、スピー
カー、マイクロホンを一体的にケース内に収容した携帯
型カラオケ装置に関し、特に、その携帯型カラオケ装置
に適した音声再生装置の多機能化技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カセットテーププレーヤー等の音
声再生装置においては、早送り再生モードで曲間を認識
することができ、また曲間で自動的にテープ走行を停止
する自動頭出し機能を備えるものがある。
【0003】ところで、音声再生装置、スピーカー、及
びマイクロホンを一体的にケース内に収納した小型、軽
量の携帯型カラオケ装置が開発されている。この装置に
おいても、カラオケ使用上の多機能化が図られ、上記キ
ューレビュー機能や自動頭出し機能を備えたものが発売
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に設置型のカラオ
ケ装置としては、磁気テープ等に記録された複数曲から
歌唱者等が自己の希望する任意の曲を選びだす必要があ
るから、次曲の頭から再生できる単なる自動頭出し機能
ではなく、使用者等が複数曲の録音されたテープから任
意の曲目を選択して、その曲頭から再生できる選曲自動
頭出し機能を備えていることが望ましい。しかし、携帯
型カラオケ装置には、装置の小型化、低コスト化、低消
費電力化等の要請があり、装置自体の多機能化とこれら
の要請とは一般に相反するものと考えられていた。
【0005】また、従来の音声再生装置に備えられた選
曲自動頭出し機能においては、選曲動作が完了して指定
曲が頭出し状態になるとそのまま自動的に再生動作を開
始するようになっており、これをカラオケに用いる場合
には、歌唱者の意志とは裏腹に、準備が整わないうちに
演奏曲の再生が開始されてしまう事態が発生するおそれ
がある。したがって、歌唱者等は、選曲動作が開始され
ると、再生装置の選曲動作を監視して選曲完了のタイミ
ングについて常時注意を払い、選曲完了までに歌唱準備
ができていない場合には、一旦再生装置を停止するなど
の操作を行う必要があった。特に携帯型カラオケ装置に
あっては、歌唱者が自ら選曲操作等を行うので、歌唱を
取り止める場合、停止、再開操作等が煩雑であるという
問題点があった。
【0006】更に、この選曲動作が完了する前にテープ
が終了すると、強制的にテープ走行が停止された状態と
なり、テープや機構系に無用な張力や応力を与えること
は勿論、テープ負担を低減するためのスリップ機構が設
けられている場合には該スリップ機構の磨耗を促進させ
、しかも、電力を無駄に消費する。勿論、テープ終了を
感知して駆動状態を解除するオートストップ機構は存在
するものの、低コストで生産することが要求される低価
格の音声再生装置や携帯型カラオケ装置におけるオート
ストップ機構は、再生時にのみ稼働するものであり、早
送り又は巻戻し時には稼働しない。これは、安価かつ軽
量のオートストップ機構がテープデッキの再生ヘッドと
一体化された機械的テープ張力検知手段に基づいて起動
するものであるため、早送り又は巻戻し時にはテープ張
力検知手段を機能させることができないからである。 勿論、電気的にテープ終了を検出して早送り又は巻戻し
動作を解除する方法は存在するが、テープデッキの高価
格化、重量の増加、及び電力消費量の増大を招くため、
上記低価格かつ携帯型の装置には向かない。
【0007】そこで、本発明は上記問題点を解決するも
のであり、その課題は、コストの増大や電力消費量を抑
制しつつ、カラオケ使用に適する選曲自動頭出し機能を
備えた音声再生及び拡声装置を実現し、安価かつ携帯型
の装置に選曲自動頭出し機能を支障なく付加できる技術
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、記録媒体から再生信号を取出す再生装置及び信号
を音に変換する発音手段が収容されたケース本体と、ケ
ース本体の背面側に於いて連結されケース本体に対し略
平行に延伸する把持部と、ケース本体又は把持部の上部
に一体的に取付けされた音声入力手段とを有し、再生信
号と音声入力手段の入力信号とを混合増幅して発音手段
から出力する携帯型音声再生及び拡声装置において、本
発明が講じた手段は、再生信号の無信号状態又は低レベ
ル状態を検出する曲間検出手段と、所定の初期計数値に
対して曲間検出手段の曲間検出毎に減算又は加算を行う
計数手段と、計数手段の計数値を変更設定可能な計数値
設定手段と、その計数値が所定値に該当したときに駆動
モータへの給電を停止する曲間停止手段と、その曲間停
止状態を解除し再生状態に移行させる曲間停止解除手段
とを設けるものである。ここに、曲間停止解除手段は、
歌唱者等がボタンを押圧するなどの外部操作に基づいて
起動する再生装置の機構系で構成することが望ましく、
また、曲間停止状態に基づき発音手段に発音信号を出力
する報知音発生手段を備えることが好ましい。
【0009】また、選曲動作時に限らないが、オートス
トップ機能として、駆動モータの過負荷状態の検出を契
機に報知音発生手段を能動化する強制停止判定手段を設
けるものである。
【0010】更に、計数手段の計数値を表示する計数値
表示手段と、選曲動作中において計数値表示手段に点滅
信号を送出するとともに報知音発生手段の発音信号を断
続する点滅信号発生手段とを設けることが効果的であり
、計数値表示手段の表示体は、ケース本体の上面部にお
ける音声入力手段の設置位置の左右少なくともいずれか
一方に寄った位置に設けることが特に有効である。
【0011】
【作用】かかる手段によれば、計数手段は、初期設定値
又は計数値設定手段により設定された計数値を保持し、
選曲動作中に曲間検出手段が曲間を検出する毎にその計
数値を加算又は減算する。この計数値が所定値に該当す
ると曲間停止手段により駆動モータが停止状態になり、
選曲動作が完了する。この曲間停止状態は、使用者が曲
間停止解除手段を起動させるまで維持される。したがっ
て、使用者の意志で任意時点において指定曲の再生を開
始させることができる。この曲間停止解除手段を再生装
置の機構系で実現した場合には、停止状態の解除と再生
開始までの動作を電力消費なしで行うことができるので
、携帯型の音声再生及び拡声装置の省エネルギー化、内
蔵電池の長寿命化を図ることができる。
【0012】報知音発生手段が設けられている場合には
、曲間停止状態になると発音信号に基づいて発音手段が
報知音を発生する。この報知音に基づき使用者は選曲動
作が完了したことを知るので、テープ走行状態等によっ
て選曲動作を監視する必要がない。
【0013】次に、選曲動作中に、例えば磁気テープが
テープエンドとなると、強制停止判定手段がこれを検出
し、強制停止検出信号を発する。この強制停止検出信号
に基づいて報知音発生手段が能動化され、発音手段が報
知音を発生する。勿論、この強制停止判定手段は、早送
り又は巻き戻し動作時においても機能する。したがって
、使用者がこの報知音に従って駆動モータへの電力供給
を遮断すれば、機構的又は電気的な自動解除手段が不要
となり、重量、価格、及び消費電力の抑制を図ることが
できる。
【0014】上記各手段において、計数値表示手段及び
点滅信号発生手段を設けた場合には、点滅信号発生手段
の出力する点滅信号に基づいて選曲動作中に計数値の点
滅表示を行うことができるから、使用者に選曲動作が進
行していることを知らせることができるとともに、この
点滅信号に基づく発音信号の変調によって上記の報知音
を断続音とすることができる。また、計数値表示手段の
表示体をケース本体の上部であって、音声入力手段の取
付け位置の左右いずれかに寄った位置に設ける場合には
、歌唱者は自然な歌唱状態(音声入力手段に口を接近さ
せた状態)で、選曲表示を容易に確認することができる
【0015】
【実施例】次に、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。
【0016】(外観構成)図1乃至図5には、本発明に
係る選曲頭出し回路を備えた携帯型カラオケ装置の実施
例の外観構成を示す。この装置は、高さが約280mm
、幅が約100mm、奥行きが約150mmのコンパク
トな一体型のカラオケ装置であり、前面側に縦長略直方
体形状のケース本体12と、このケース本体12の背面
側で上部連結部10a及び下部連結部10bを介して一
体化された円筒形状の把持部14と、この把持部14の
上方に連続して形成されたマイク支持部17を介して設
けられたマイク部16とから大略構成される。
【0017】ケース本体12は、上部のテープカセット
を収納する音声媒体収納部120と、下部のスピーカー
収納部130とからなり、音声媒体収納部120のケー
ス側面上には、磁気テープの送り動作を停止し、再生回
路電源スイッチを開成するストップボタン120a、磁
気テープの高速送り動作を行うための早送りボタン12
0b、高速巻戻し動作を行うための巻戻しボタン120
c、磁気テープに記録された音声信号を再生する再生ボ
タン120d、選曲動作完了後に再生を開始するための
スタートボタン120eが突設されている。また、音声
媒体収納部120の前面は、右側面側においてヒンジ接
合された開閉蓋121が覆っている。
【0018】一方、スピーカー収納部130にはスピー
カーの出力面上にメッシュ状カバー134が取付けられ
、そのケース左側面上には、マイク音声のエコー音(残
響音)を調整するエコー調整回転盤130a、マイク音
量とテープ再生音量とのバランスを調整するテープ/マ
イク音量調整回転盤130bが設けられ、右側面上には
、音声多重テープを再生する場合の音声信号と演奏信号
とのバランスを調整するための音声/演奏調整回転盤1
30cが設けられている。これらの回転盤は、大人の指
頭よりも充分に広い表面積を備え、その表面には、それ
ぞれ半球状突起m及び半球状凹部nが形成されているの
で、一本の指で簡単に回転させることができる。なお、
音声/演奏調整回転盤130cの下部には、音声多重テ
ープ以外の普通の歌入りテープを再生する場合に、ボー
カル音量を小さくして演奏音量を大きくするためのボー
カル音量消去ボタン130dが設けられている。また、
ジャック130eは外部電源利用時に用いるACアダプ
ターの入力ジャックであり、ジャック130fは、例え
ば、デュエットを楽しむ場合など、外部マイクロホンを
用いる場合にそのコードを接続するための入力ジャック
である。
【0019】スピーカー収納部130の底面左右には、
弾性脚部132a及び132bが突設され、把持部14
の底部に取付けられた弾性脚部132cとともに、三角
形状に配置されて、装置の佇立安定性の向上、装置のす
べり防止、衝撃緩和等が図られている。
【0020】把持部14とケース本体12との間には貫
通空間部15が画成され、この貫通空間部15に面した
把持部14の前面上部表面上には、波状の凹凸14aが
上下方向に数周期形成されており、把持部14を握った
場合に指の腹がその凹部に合致して把持位置のずれを防
止するようになっている。また、把持部14の背面側下
部には、電池収納口14bが形成され、把持部14の内
部に乾電池14cが収容されるようになっている。この
乾電池14cの収容位置は、装置の小型化に寄与すると
同時に、ケース本体12との重量バランスを保つという
点で佇立安定性の向上にも寄与する。
【0021】上部連結部10aとほぼ同じ高さの把持部
14の背面側であって、把持した場合に親指で操作でき
る位置に、操作部18が形成され、その平表面上におい
て、下から順に、音量調整用のボリュームダイヤル18
a、押圧時にボーカル音声を出力させる音声補助ボタン
18b、自動頭出しの選曲動作に際し曲の指定を行うた
めの選曲ボタン18cが設けられている。なお、この操
作部18の上方には、把持部14とほぼ同径の円筒形状
でマイク支持部17が延長し、このマイク支持部17に
は、蛇腹状表皮部17aが形成されている。
【0022】本体ケースは、図2及び図5に示すように
、硬質樹脂製の前面型1a、右半型1b、及び左半型1
cを相互に嵌合させて形成する。このうち、図6には、
左半型1cのマイク部16及びマイク支持部17の部分
を拡大して示す。この左半型1cは、その表皮部Bが接
合部Aよりも突出して形成され、接合部Aが表皮部Bよ
りも突出している右半型と相互に係合するようになって
いる。ここで、上部のマイクケース部160の頂部中央
には嵌合孔160aが形成され、ここにマイクロホン1
50が挿入されている。また、マイクケース部160の
表面上には、並行な5本の延長孔160bが形成され、
音声波に基づくマイクロホン150の受圧面の振動阻害
と本体からの振動伝達に基づくハウリングとを防止して
いる。なお、160cは、右半型1bと左半型1cとを
合致結合させるためのねじ孔である。このマイクケース
部160には、比較的低密度の発泡樹脂(発泡ウレタン
)からなる風防スポンジ16aが装着され、マイクロホ
ン150に直接過大な音圧が加わらないようにしている
。このように、本実施例では、マイクケース部160を
ケースと一体成形しているため、製造時の部品点数が減
少し、また、組立時においても、マイクロホン150、
その配線、電池14c等をすべて右半型1b又は左半型
1cに装着した後に一体化できるようになっているので
、組立が容易となり、製造コストを低減することができ
る。
【0023】一方、マイク支持部17の下部には、蛇腹
状表皮部17aが形成されている。
【0024】この蛇腹状表皮部17aは、若干縮径され
た接合部Aから外側にU字状に突出した3つの湾曲部1
70a,170b,170cを備えた表皮部Bで構成さ
れる。
【0025】この蛇腹状表皮部17aは、他の表皮部B
が厚さ2.5mmで形成されているのに対し厚さ1.5
mmと薄肉化されており、本体から伝播する振動をこの
部分で吸収緩和するようになっている。更に、蛇腹状表
皮部17aの上方には、遮音壁171が形成され、マイ
ク支持部17の内部を伝播する音波を遮断する。ここで
遮音壁171の上下面には必要に応じて吸音部材が取付
けられる。このようにして、このマイク支持部の構造に
よって、マイクロホン150への音波及び振動の帰還量
が低減され、ハウリングが防止される。
【0026】本実施例では、ケース本体12は、把持部
14の延長方向に対して前方に凸状の弧を描くような湾
曲形状に形成されており、音声媒体収納部120の前面
は上方に、スピーカー収納部130の前面は下方に向い
ている。即ち、図3に示すように、音声媒体収納部12
0の前面は、把持部の延長方向に対して約15度上を向
き、一方、スピーカー収納部130の前面、即ち、スピ
ーカーの出力面は、把持部14の延長方向に対して約2
0度下を向くようになっている。スピーカー収納部13
0の前面の把持部に対する角度は、歌唱者が把持部を握
って歌唱する姿勢において、スピーカーの出力方向が上
向きになることを防ぐ効果があり、しかも、マイクロホ
ンの指向性中心方向とのずれを大きくするので、ハウリ
ングを抑制する効果もある。これに対して、音声媒体収
納部120の角度は、装置の前方への出っ張りを無くし
、全体をコンパクトにする効果がある。これらに加えて
、ケース本体12が全体として湾曲形状となっているこ
とによって、コンパクト化の要請に基づき音声媒体収納
部120の上部と把持部との間隔を狭めた場合でも、把
持するに充分な貫通空間部15を確保することができ、
その上、音声媒体の寸法やスピーカーの径によって所定
数値に定められるケース本体の高さ、即ち装置全体の高
さを抑制することができる。
【0027】また、把持部14の延長方向は、装置を佇
立状態にした場合に垂直方向から約5度後方に傾くよう
に形成されており、これには、重心位置を後方へ移動さ
せることによって、比較的重量の大きなケース本体12
との重量の均衡を保ち、佇立安定性を更に向上させる効
果がある。
【0028】なお、本実施例では、後述する選曲自動頭
出し回路の選曲表示用として、ケース本体12の頂面の
左寄りに7−セグメントのLED表示体140が取付け
られている。LED表示体140を収容する部分は、前
面型1aの切欠部と左半型1cの切欠部の間にある。ケ
ースに孔を設けず、LED表示体140が両切欠部を合
わせた部位に収容されて構造であるので、ケースの樹脂
成形型は雄型と雌型だけで済み、スライド型を使用しな
くても良い。このため、成形型の製作コストの低廉化を
図れる。このように、LED表示体140がマイク部1
6に近接した前方位置に設けられていることによって、
歌唱者が自然な歌唱姿勢で視認することができる。更に
、その位置が左寄りであるため、たとえ歌唱姿勢に無い
とき(例えば、マイク部16を口から遠ざけた状態で把
持部の延長方向が垂直方向に近い場合)であっても、右
利きの歌唱者が右手で把持部14を握った状態で視認し
易いようになっている。この位置は右寄りでも構わない
(左利きの人にとっては、この方が良い。)が、いずれ
にしても、左右何れかの位置に寄った位置に形成するこ
とによって、装置の上方から覗き込むような無理な姿勢
をとらずとも、マイク部16やマイク支持部17の影に
なることなく容易に選曲状態を確認することができる。 なお、このLED表示体140は、他の表示体、例えば
液晶表示体(LCD)等でもよい。
【0029】(回路系の構成)次に、図7には、音声媒
体収納部120背面側に内蔵されるテープデッキに採用
された再生回路70の基本回路構成を示す。
【0030】この再生回路70は、音声多重テープを再
生するために音声再生磁気ヘッド70aと演奏再生磁気
ヘッド70bとを備え、ここでそれぞれ再生された微弱
な音声再生信号及び演奏再生信号は、プリアンプ71a
及び71bにてそれぞれ増幅され、それらの増幅信号は
抵抗Ra1,Ra2及びRb1,Rb2を介して混合さ
れる。そして上記ボリュームダイヤル18aにて調整さ
れる可変抵抗Rvoを経て出力アンプ72で電力増幅さ
れ、スピーカー73に送出される。ここに、音声補助ス
イッチS5は常態では閉成しており、上記音声補助ボタ
ン18bが押圧された場合に開成されて、音声再生信号
をスピーカーに流すものである。可変抵抗Rpは、音声
補助スイッチS5が閉成された状態で音声再生信号と演
奏再生信号との出力比を定めるためのものであり、通常
は、演奏再生信号に対して音声再生信号を微弱なものに
するように、前記音声/演奏調整回転盤130cによっ
て調整される。音声補助スイッチS5が開成されると、
可変抵抗Rpの分割された各抵抗値を介して供給されて
いた接地電位が遮断され、可変抵抗Rpが不能化される
ことにより、音声再生信号が演奏再生信号とほぼ同レベ
ルで出力される。したがって、歌唱者が歌詞を忘れた場
合には、音声補助ボタン18bを押圧することにより、
歌唱者の歌声に代わって音声再生信号をスピーカー73
から流すことができる。
【0031】なお、マイク部16に取り付けられたコン
デンサマイクロホン150で入力された音声入力信号は
、プリアンプ81で増幅された後、可変抵抗RvI、抵
抗Rmを介して再生回路70の出力部分で前記音声再生
信号及び演奏再生信号と混合され、スピーカー73から
伴に出力されるようになっている。
【0032】プリアンプ71a及び71bにて増幅され
た音声再生信号及び演奏再生信号は、それぞれ抵抗Ra
3及びRb3を介して混合され、容量Cを介して選曲自
動頭出し回路の一部を構成する曲間検出回路67にも供
給される。以下、図8に示すブロック構成を参照して、
本実施例の選曲自動頭出し回路を説明する。
【0033】この選曲自動頭出し回路は、スイッチ判定
回路10、低周波発振回路20、高周波発振回路30、
強制停止判定回路40、モータ駆動回路50、オートセ
ット回路61、論理回路62、LED駆動回路63、L
ED表示体64、セットパルス発生回路65、アップダ
ウンカウンタ66、曲間検出回路67、及び曲間停止回
路68によって構成される。
【0034】スイッチ判定回路10は、上記再生ボタン
120d(PLAY)に連動して開閉するリーフスイッ
チS1、早送りボタン120b(FF)に連動するリー
フスイッチS2、及び巻戻しボタン120c(REW)
に連動するリーフスイッチS3の開閉状態に応じて、H
レベル又はLレベルの選曲モード信号aを送出する。
【0035】このスイッチ判定回路10の動作を以下の
表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】また、低周波発振回路20は、選曲モード
信号aがHレベルにある場合及び強制停止判定回路40
から強制停止信号eが供給された場合に周波数2.5H
zの点滅信号fを高周波発振回路30及びLED表示体
64に送出する。高周波発振回路30は、モータ駆動回
路50からの停止検出信号d及び強制停止判定回路40
からの強制停止信号eが供給された場合に周波数1.6
7kHzの報知信号gをスピーカー73に送出する。強
制停止判定回路40は、電子ガバナーモータ51がテー
プ終了又はその他の外力により強制的に停止された状態
をモータ駆動回路50から検出して、強制停止信号eを
低周波発振回路20及び高周波発振回路30に送出する
。モータ駆動回路50は、電源オンで駆動状態となり、
曲間停止回路68の曲間停止信号bに基づき電子ガバナ
ーモータ51への電流供給を停止する。オートセット回
路61は、選曲モード信号aがHレベルになった時点で
論理回路62及びアップダウンカウンタ66を初期化し
、アップダウンカウンタ66の計数値を1にセットする
。論理回路62は、アップダウンカウンタ66の計数値
に対応する出力信号を変換してLED駆動回路63に送
出する。LED駆動回路63はLED表示体64に表示
信号を送出して、アップダウンカウンタ66の計数値を
表示させるものである。セットパルス発生回路65は、
選曲ボタンS4が押圧される毎に選曲設定信号をアップ
ダウンカウンタ66に送出する。アップダウンカウンタ
66はセットパルス発生回路65の選曲設定信号を受け
る毎に計数値を1つ増加して記憶し、曲間検出回路67
の曲間検出信号を受ける度に計数値を1つ減算して記憶
する。曲間停止回路68は、選曲モード信号aがHレベ
ルで、かつ、アップダウンカウンタ66の計数値がゼロ
である場合に、曲間停止信号bをモータ駆動回路50に
送出する。
【0038】以上の回路構成を基に、選曲自動頭出し回
路の動作を説明する。
【0039】まず、再生ボタン120dのみを押圧する
と、全回路に電源が投入され、モータ駆動回路50がテ
ープカセットのリール駆動用の電子ガバナーモータ51
を回転駆動し、コンパクトカセットテープを再生する再
生回路70からの再生信号がスピーカー73に送出され
て再生音が出力される。この状態では曲間検出回路67
にも電源が投入されているので、曲間検出回路67は再
生信号の入力状態を検出し、無信号状態又は低レベル状
態が0.15秒間継続すると、アップダウンカウンタ6
6に曲間検出信号を出力し、その計数値を1つ減算させ
る。
【0040】この状態では、再生ボタン120dと連動
するリーフスイッチS1のみがオン状態にあり、スイッ
チ判定回路10の出力する選曲モード信号aはLレベル
に維持されている。
【0041】この状態で再生ボタン120dに加えて、
早送りボタン120b又は巻戻しボタン120cのいず
れかを押圧すると、機構系に基づき、テープは早送り又
は巻戻し走行を開始する。ここで、リーフスイッチS1
に加えて、リーフスイッチS2又はS3がオン状態とな
るので、スイッチ判定回路10の選曲モード信号aはH
レベルとなり、装置は選曲動作を開始する。
【0042】このとき、Hレベルの選曲モード信号aを
受けたオートセット回路61は、論理回路62及びアッ
プダウンカウンタ66を初期状態にセットし、アップダ
ウンカウンタ66にはその初期値たる計数値1が設定さ
れる。この計数値1は論理回路62に導入され、LED
駆動回路63により7−セグメントのLED表示体64
にて表示される。ここに、選曲ボタンS4を押圧して、
セットパルス発生回路65によりアップダウンカウンタ
66に選曲設定信号を送出させることによって、アップ
ダウンカウンタ66の計数値を1つづつ増加させ、歌唱
者の望む指定曲に応じた任意の値に設定できるようにな
っている。
【0043】また、選曲モード信号aは低周波発振回路
20にも入力されており、低周波発振回路20を発振さ
せてその点滅出力fをLED表示体64に送り、表示さ
れている計数値を点滅状態とするようになっている。
【0044】この選曲動作中、アップダウンカウンタ6
6の計数値は曲間検出回路67により曲間通過毎に減算
されていき、その計数値がゼロになると、Hレベルの選
曲モード信号aの導入されている曲間停止回路68は、
モータ駆動回路50に曲間停止信号bを送出する。この
とき、モータ駆動回路50は、モータ51を停止させる
とともに、停止検出信号dを送出して高周波発振回路3
0の入力電位を強制的に上昇させて発振させる。この高
周波発振回路30の出力gは、上記低周波発振回路20
の点滅信号fによって変調されてスピーカー73に送出
され、スピーカー73からは断続音が出力される。この
断続音の発生時にはテープ走行は曲間で停止状態とされ
ているが、この状態でスタートボタンが押圧されると、
後述するように、押込み状態にあった早送りボタンFF
又は巻戻しボタンREWが解放され、通常の再生状態に
復帰して指定曲の再生が開始される。
【0045】次に、上述の選曲状態で選曲が完了する以
前に、テープの終了、あるいは他の機構的な障害により
、強制的にテープ走行が停止された場合の動作について
説明する。この場合には、モータには大きな負荷応力が
加わっており、モータの駆動電流が増大する。この駆動
電流の増大をモータ停止判定回路40が検出して強制停
止信号eを出力し、これが低周波発振回路20と高周波
発振回路30双方の入力電位を引き上げて、スピーカー
73に断続音を発生させる。
【0046】図9は、図1に示すスイッチ判定回路10
、低周波発振回路20、高周波発振回路30、モータ停
止判定回路40、及びモータ停止回路50の主要回路構
成例の概念図を示すものである。
【0047】6Vの電源電圧と接地電位との間に、リー
フスイッチS2とS3の並列部とリーフスイッチS1が
直列に接続されており、このリーフスイッチS1とリー
フスイッチS2又はS3が閉成された時にのみ、選曲モ
ード信号aがHレベルになるように構成されている。こ
こで、選曲スイッチS4は、これらのスイッチと接続さ
れており、リーフスイッチS1のみが閉成されている場
合、及びリーフスイッチS2又はS3のみが閉成されて
いる場合には、セットパルス発生回路65に接地電位を
供給して、選曲設定信号を発生させる。リーフスイッチ
S1とリーフスイッチS2又はS3が閉成されると、こ
の選曲スイッチS4の接地側の電位が上昇するので、選
曲設定信号を発生させることができなくなる。
【0048】選曲モード信号aがHレベルになると、オ
ートセット回路61にHレベルの電位が供給されて、上
記のようにアップダウンカウンタ66が初期化される。 また、低周波発振回路20の入力電位が上昇して、2.
5Hzの周波数をもつ点滅信号fを発生し、LED表示
体64を点滅表示とする。
【0049】この状態で選曲が完了すると、ドライバー
回路68からHレベルの曲間停止信号bが送出され、ナ
ンドゲートG3を経てLレベルの信号がトランジスタV
1のベースに印加され、トランジスタV1が遮断される
。すると、トランジスタV3のゲート電位が上昇するの
でトランジスタV3も遮断され、モータ51が停止する
。この状態では、抵抗R1,ダイオードD3を介して伝
達される停止検出信号dが高電位となるので、高周波発
振回路30が約1.67kHzで発振する。ここで、低
周波発振回路20の点滅信号fは、ダイオードを介して
高周波発振回路30に入力されており、点滅信号fの電
位が低下すると高周波発振回路30の入力電位も低下し
、その発振が停止されるので、丁度、点滅信号fの周期
で高周波発振回路30の発振状態が断続されることとな
る。したがって、高周波発振回路30の出力する報知信
号gは、2.5Hzの周期で変調されることとなり、ス
ピーカー73は断続音を発生する。
【0050】次に、選曲動作中にテープが終了し、モー
タ51が強制的に停止状態になると、モータに過負荷が
加わり、その駆動電流が増大する。本実施例における早
送り又は巻戻し時のテープの巻取りトルクは2乃至6g
cmであり、そのときのモータの駆動電流は100mA
程度である。これに対し、テープ走行が強制的に停止し
た過負荷状態では、その駆動電流は400乃至500m
A程度まで急増する。
【0051】したがって、1.8Ωに設定された抵抗R
2の電圧降下は0.6V以上になってトランジスタV2
がオン状態となり、強制停止信号eが高電位となって、
ダイオードD4及びD3を介して低周波発振回路20及
び高周波発振回路30双方の入力電位を上昇させる。し
たがって、この場合にも、上述の選曲完了時と同様にス
ピーカー73から断続音が出力される。ここで、選曲状
態では、低周波発振回路20に対しては、その入力電位
が選曲モード信号aによって既に高電位となっているの
で、ダイオードD4を介してわざわざ高電位を供給する
必要はないが、これによって、選曲モード信号aがLレ
ベルとなっている単なる早送り又は巻戻し状態において
も断続音が発生するようになっている。
【0052】この選曲自動頭出し回路では、指定曲の頭
で曲間停止状態となり、この状態が維持されるとともに
断続音で選曲完了が報知される。この後、後述する機構
系に基づいてスタートボタン120eを操作すると、再
生動作が開始されるようになっている。したがって、選
曲完了を聴覚にて明確に知ることができる上に、後述す
るスタートボタンを起動するまでは再生が開始されない
から、選曲動作の進行を意識して把握する必要がなく、
しかも任意の時点で再生を開始できる。
【0053】また、選曲動作中及び早送り又は巻戻し動
作中において、テープが終了した場合、断続音によって
これを知らせる回路構成としたため、機構的又は電気的
なテープ走行解除手段が不要となり、テープに与える負
荷低減やテープリールに備えられたスリップ機構の磨耗
を防止しつつ、再生装置の軽量化又は消費電力の低減を
図ることができる。ここで、LED表示体64には、指
定曲までの曲数が表示されるとともに、選曲動作中には
その数字が点滅するので、視覚によっても選曲動作中で
あることを明確に知ることができる。この点滅表示のた
めの低周波発振回路20は、高周波発振回路30の出力
する上記報知音を断続音とするための変調手段としても
機能するので、回路構成の簡略化を図ることができ、上
述の回路構成とともに、再生装置の低コスト化を達成す
ることができる。
【0054】(機構系の構成)最後に、選曲自動頭出し
回路に関係するテープデッキの機構系について説明する
。図10は、本実施例におけるテープデッキの分解斜視
図であり、図11乃至図16は、同テープデッキの各ボ
タン操作に伴うロック動作とロック解除動作を説明する
ための概略平面図である。
【0055】このテープデッキ400では、上記停止ボ
タン120a、早送りボタン120b、巻戻しボタン1
20c、再生ボタン120d、及びスタートボタン12
0eが、それぞれの係合片440、433、419、4
05、428に固定される。
【0056】このうち、早送りボタン120b、巻戻し
ボタン120c、及び再生ボタン120dの背面側には
、それぞれ突起S、T、及びRが一体成形で設けられ、
これが、樹脂製基板401の前面側下部に取り付けられ
るリーフスイッチS2,S3,S1の接点を押圧するよ
うになっている。オフ状態時に接点が閉成状態となるス
イッチでは、再生装置の振動等に基づく接点離反が原因
となって誤動作を招来するなどの不安定性要因が付きま
とうが、これとは逆に、リーフスイッチS1,S2,S
3は、再生ボタン120d、早送りボタン120b、巻
戻しボタン120cがオフ状態の時にそれぞれの端子が
開放状態となっており、接点離反に起因する不安定性の
排除が図られている。
【0057】テープデッキ400は、図10に示すよう
に、樹脂製基板401の表裏に所要の構成要素を組付け
たものである。樹脂製基板401の表面側にはテープカ
セットのリール孔に嵌合するリール軸402が突出し、
また、音声再生磁気ヘッド70a及び演奏再生磁気ヘッ
ド70bを内蔵したヘッドアセンブリ403を搭載した
プレイレバー404が、樹脂製基板401上のY+ ,
Y− 方向に摺動自在に取り付けられている。このプレ
イレバー404は、再生ボタン120dの裏側が嵌合す
る係合片405を有し、更に、樹脂製基板401との間
にコイルスプリング406が架設され、Y− 方向に移
動した状態ではその弾性力によってY+ 方向に付勢さ
れるようになっている。
【0058】一方、樹脂製基板401の裏面側には、図
11に示すように、下スライド板407と上スライド板
408が取付けられている。下スライド板407はX+
 ,X− 方向に摺動可能であり、トーションスプリン
グ407aの弾性力によりX+ 方向に移動した場合に
X− 方向に付勢される。上スライド板408は下スラ
イド板407の上をX+ ,X− 方向に摺動可能とな
っており、X+ 方向に移動した場合にはコイルスプリ
ング408aの弾性力によりX− 方向に付勢されるよ
うになっている。
【0059】次に、上述の選曲自動頭出し回路の操作に
伴う機構系の動作を説明する。まず、再生ボタン120
dが押圧されると、図10に示すリーフスイッチS1の
接点が閉じるとともに、プレイレバー404(図12の
1点鎖線で示す。)がY− 方向に押動される。このプ
レイレバー404には、樹脂製基板401の貫通孔を通
って裏面側に延びた突起409を有し、その突起409
が滑り板410(図12の2点鎖線で示す。)をY− 
方向に押し、滑り板410の突起411が電源スイッチ
たるリーフスイッチ412を閉成させる。このリーフス
イッチ412の閉成により、モータや回路系に電源電位
が供給される。これと同時に、やはり樹脂製基板401
を貫通するプレイレバー404の別の突起413が下ス
ライド板407の爪状部414の斜面を押圧することに
より、下スライド板407はトーションスプリング40
7aの弾性力に抗して上スライド板408を伴ってX+
 方向に移動し、突起413が爪状部414に係合して
プレイレバー404がロックされる。
【0060】この再生状態において、図10に示す巻戻
しボタン120cが押圧されると、リーフスイッチS3
の接点が閉じて選曲動作が開始されるとともに、図13
に示すように、巻戻しボタン120cに嵌合する巻戻し
レバー415がトーションスプリング416の弾性力に
抗してY− 方向に押動される。これに伴って巻戻しレ
バー415の爪状部417の斜面が上スライド板408
の突起418を押圧し、上スライド板408はコイルス
プリング408aの弾性力に抗して下スライド板407
に対しX+ 方向に移動し、爪状部417と突起418
との係合によって巻戻しレバー415がロックされる。
【0061】このようにして選曲動作が開始されると、
上記回路系の動作に基づいて、指定曲直前の曲間でモー
タ駆動が停止される。
【0062】従来の曲間停止方法としては、一般に曲間
停止信号が検出されると、その信号を電磁プランジャー
等を介して機械的駆動力に変換し、後述する解除レバー
等を移動させ、上記プレイレバー404、巻戻しレバー
415のロック状態を解除することにより、モータを停
止させていた。しかし、この電磁プランジャーの起動に
際しては、瞬時に数アンペアの電流が発生し、大きな電
力が消費される。また、従来巻戻し状態を電気的にロッ
クしておく方式もあるが、この方式も電力消費量が大き
いという問題点がある。これらに対して、本実施例では
、巻戻し状態を機構的にロックしつつ、曲間停止信号の
発生を契機にモータの駆動を停止し、これを報知する方
式を採用しているため、巻戻し状態の解除に伴う電力消
費を節約することができる。本実施例の携帯型音声再生
装置、即ち携帯型カラオケ装置にあっては、電池電力は
スピーカー出力や再生動作のみに用いることができるの
で、軽量の電池でも交換なしで長時間使用することがで
きる。
【0063】次に、曲間停止状態に伴って報知音が出力
された場合、歌唱者が図10に示すスタートボタン12
0eを押圧すると、図13に示すスタートレバー420
がトーションスプリング407aの弾性力に抗してY−
 方向に押され、その突起421が上スライド板408
の開口傾斜部422を押して、上スライド板408をX
+ 方向に移動させる。これによって、巻戻しレバー4
15の爪状部417と上スライド板408の突起418
との係合が解かれ、図14に示すように、巻戻しレバー
415のロック状態が解除され、トーションスプリング
416の弾性力に基づきY+ 方向に復帰する。そして
、巻戻しボタン120cがY+ 方向に戻るに従ってリ
ーフスイッチS3も開成状態に戻る。
【0064】このリーフスイッチS3の開成によって、
選曲モード信号aがLレベルに復帰し、モータ駆動回路
50の曲間停止状態が解除され、モータが回転して再生
モードに復帰する。このように、曲間停止状態でスター
トボタン120eを押圧するだけで再生が開始されるの
で、非常に操作性が良いとともに、歌唱者の準備状況に
応じた任意の時点で歌唱を開始することができる。
【0065】再生モードにおいて、図10に示す早送り
ボタン120bを押圧した場合も、上記巻戻しボタン1
20cを押圧した場合と同様であり、リーフスイッチS
2が閉じて選曲動作が開始されるとともに、図16に示
すように、早送りレバー430がトーションスプリング
416に抗してY− 方向に押動され、その爪状部43
1の傾斜部が上スライド板408の突起432をX+方
向に押し、爪状部431と突起432との係合によって
早送りレバー430がロックされる。
【0066】曲間停止状態に移行した後にスタートボタ
ン120eを押圧すると、図15に示すように、スター
トレバー420がY− 方向に押動され、その突起42
1が開口傾斜部422を押すことにより、上スライド板
408をX+ 方向に移動させ、図16に示すように、
爪状部431と突起432との係合を解き、ロック状態
が解除される。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、携帯型
の音声再生及び拡声装置に選曲自動頭出し回路を設け、
指定曲の直前で曲間停止手段により駆動モータへの電力
供給を一時的に停止し、この曲間停止状態を解除すると
ともに再生動作を開始する曲間停止解除手段を備えたも
のである。したがって、歌唱者は、その準備状況に応じ
て任意の時点で歌唱を開始することができ、歌唱者等が
選曲動作の進行状態に注意を払う必要性が低減される。 ここで、曲間停止解除手段を再生装置の機構系で実現す
る場合には、曲間停止状態の解除や機構系の電気的駆動
が不要となり、装置の電力消費量の増加を来すことなく
、選曲自動頭出し機能を付加できる。
【0068】報知音発生手段が設けられている場合には
、曲間停止状態になると発音信号に基づいて発音手段が
報知音を発生し、この報知音に基づき使用者は選曲動作
の完了を知るので、テープ走行状態等による選曲動作の
監視が全く不要となる。
【0069】次に、記録媒体の高速動作時は勿論である
が、選曲動作中に、例えば記録媒体として磁気テープが
終了するなど、テープ走行が強制的に停止された場合、
強制停止判定手段がこれを検出し、強制停止検出信号を
発する。この強制停止検出信号に基づいて報知音発生手
段が能動化され、発音手段が報知音を発生する。したが
って、使用者がこの報知音に従って再生装置の駆動状態
を解除すれば、テープへの負担、機構系の消耗、無駄な
電力消費を防止できる一方で、機構的又は電気的な自動
解除手段が不要となり、装置の軽量化、低価格化、及び
低消費電力化を図ることができる。
【0070】これらの手段において、計数値表示手段及
び点滅信号発生手段を設けた場合には、選曲中には点滅
信号発生手段の出力する点滅信号を計数値表示手段に送
出することによって計数値の点滅表示を行う一方で、こ
の点滅信号に基づいて発音信号を断続することによって
報知音を断続音とすることができる。即ち、点滅信号発
生手段に表示点滅機能と発音信号の変調機能とを兼ねさ
せることによって、回路構成の簡略化と消費電力の低減
を図りながら、点滅表示により選曲動作中であることを
知ることができるとともに、報知音の注意喚起力を増強
することができる。
【0071】以上の選曲自動頭出し回路は、携帯型の音
声再生及び拡声装置に用いられると装置の低消費電力化
、軽量化、低価格化の要請と、多機能付加との均衡を図
ることができる。この場合に、選曲表示を行う表示体を
ケース本体の上部であって、音声入力手段の取付け位置
の左右いずれか寄りに設けることによって、自然な歌唱
状態(音声入力手段に口を接近させた状態)で、選曲表
示を容易に確認できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る選曲自動頭出し回路を備えた携帯
型カラオケ装置の実施例の外観を示す正面図である。
【図2】同実施例の外観を示す平面図である。
【図3】同実施例の外観を示す右側面図である。
【図4】同実施例の外観を示す左側面図である。
【図5】同実施例の外観を示す背面図である。
【図6】同実施例の左半型におけるマイク部近傍の構造
を示す断面図である。
【図7】同実施例における再生回路系の構成を示す概念
回路図である。
【図8】同実施例における選曲自動頭出し回路の構成を
示すブロック図である。
【図9】同実施例における選曲自動頭出し回路の主要部
分の構成例を示す概念回路図である。
【図10】同実施例におけるテープデッキの分解斜視図
である。
【図11】同テープデッキの各ボタン操作に伴うロック
動作及びロック解除動作を説明するための機構系の概略
平面図である。
【図12】同テープデッキの各ボタン操作に伴うロック
動作及びロック解除動作を説明するための機構系の概略
平面図である。
【図13】同テープデッキの各ボタン操作に伴うロック
動作及びロック解除動作を説明するための機構系の概略
平面図である。
【図14】同テープデッキの各ボタン操作に伴うロック
動作及びロック解除動作を説明するための機構系の概略
平面図である。
【図15】同テープデッキの各ボタン操作に伴うロック
動作及びロック解除動作を説明するための機構系の概略
平面図である。
【図16】同テープデッキの各ボタン操作に伴うロック
動作及びロック解除動作を説明するための機構系の概略
平面図である。
【符号の説明】
1a              前面型1b    
          右半型1c          
    左半型12              ケー
ス本体14              把持部15 
             貫通空間部16     
         マイク部17          
    マイク支持部18             
 操作部10              スイッチ判
定回路20              低周波発振回
路30              高周波発振回路4
0              強制停止判定回路50
              モータ駆動回路51  
            モータ61        
      オートセット回路62         
     論理回路63              
LED駆動回路64              LE
D表示体65              セットパル
ス発生回路66              アップダ
ウンカウンタ67              曲間検
出回路68              曲間停止回路
70              再生回路73   
           スピーカーS1,S2,S3 
 リーフスイッチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録媒体から再生信号を取出す再生装
    置及び信号を音に変換する発音手段が収容されたケース
    本体と、該ケース本体の背面側に於いて連結され該ケー
    ス本体に対し略平行に延伸する把持部と、該ケース本体
    又は該把持部の上部に一体的に取付けされた音声入力手
    段とを有し、該再生信号と該音声入力手段の入力信号と
    を混合増幅して前記発音手段から出力する携帯型音声再
    生及び拡声装置において、前記再生信号の無信号状態又
    は低レベル状態を検出する曲間検出手段と、所定の初期
    計数値に対して該曲間検出手段の曲間検出毎に減算又は
    加算を行う計数手段と、該計数手段の計数値を変更設定
    する計数値設定手段と、該計数手段の計数値が所定値に
    該当したとき駆動モータへの給電を停止する曲間停止手
    段と、その曲間停止状態を解除し再生状態に移行させる
    曲間停止解除手段とを有することを特徴とする選曲自動
    頭出し回路を備えた携帯型音声再生及び拡声装置。
  2. 【請求項2】  請求項1において、前記曲間停止解除
    手段は、外部操作に基づいて起動する前記再生装置の機
    構系であることを特徴とする選曲自動頭出し回路を備え
    た携帯型音声再生及び拡声装置。
  3. 【請求項3】  請求項1又は請求項2において、前記
    曲間停止状態に基づき前記発音手段に発音信号を出力す
    る報知音発生手段を有することを特徴とする選曲自動頭
    出し回路を備えた携帯型音声再生及び拡声装置。
  4. 【請求項4】  請求項3において、前記駆動モータの
    過負荷状態の検出を契機に前記報知音発生手段を能動化
    する強制停止判定手段を有することを特徴とする選曲自
    動頭出し回路を備えた携帯型音声再生及び拡声装置。
  5. 【請求項5】  請求項1又は請求項2において、前記
    計数手段の計数値を表示する計数値表示手段を有するこ
    とを特徴とする選曲自動頭出し回路を備えた携帯型音声
    再生及び拡声装置。
  6. 【請求項6】  請求項3又は請求項4において、前記
    計数手段の計数値を表示する計数値表示手段を有するこ
    とを特徴とする選曲自動頭出し回路を備えた携帯型音声
    再生及び拡声装置。
  7. 【請求項7】  請求項6において、選曲動作中におい
    て前記計数値表示手段に点滅信号を送出すると共に前記
    報知音発生手段の発音信号を断続する点滅信号発生手段
    を有することを特徴とする選曲自動頭出し回路を備えた
    携帯型音声再生及び拡声装置。
  8. 【請求項8】  請求項5又は請求項6において、前記
    計数値表示手段の表示体は、前記ケース本体の上面部に
    おける前記音声入力手段の設置位置の左右少なくともい
    ずれか一方に寄った位置に設けられていることを特徴と
    する選曲自動頭出し回路を備えた携帯型音声再生及び拡
    声装置。
JP3067156A 1991-03-29 1991-03-29 選曲自動頭出し回路を備えた携帯型音声再生及び拡声装置 Pending JPH04302837A (ja)

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