JPH0430592B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0430592B2 JPH0430592B2 JP58168351A JP16835183A JPH0430592B2 JP H0430592 B2 JPH0430592 B2 JP H0430592B2 JP 58168351 A JP58168351 A JP 58168351A JP 16835183 A JP16835183 A JP 16835183A JP H0430592 B2 JPH0430592 B2 JP H0430592B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- fixing
- heat
- toner
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2017—Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
- G03G15/2025—Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with special means for lubricating and/or cleaning the fixing unit, e.g. applying offset preventing fluid
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電子写真複写機、同フアクシミリ、
同プリンター等電子写真プロセスを利用した機器
に使用する定着装置に関するものである。 〔従来技術〕 従来電子写真プロセスを利用した複写機等にお
いては、コピー用紙上に形成された未定着トナー
像を定着して永久画像にする必要があり、その定
着法として溶剤定着法、圧力定着法、加熱定着法
等が知られている。 上記溶剤定着法とは、蒸気溶剤、あるいは液体
溶剤を用いてトナーを溶かし、コピー用紙の繊維
中に浸透させる方法で、他の定着法と較べ効率的
ではあるが、溶剤蒸気が飛散し、臭気や衛生上の
問題が多く、あまり採用されていない。 また圧力定着法とは力学的な力をトナーに加え
てコピー用紙上にトナーを付着させる方法で少な
いエネルギーによつて定着可能であり、しかもク
イツクスタートおよび高速化が可能となる長所を
有しているが、定着性が他の定着法のものより悪
く、また圧力感応性トナーはその製法が複雑であ
つて高価なものとなる欠点を有しており、広く実
用化されていないのが実状である。 従つて未定着トナー像の定着には一般に加熱に
よつてトナーを溶融させ、コピー用紙上に付着さ
せる加熱定着法が広く採用されている。 この加熱定着としては、少なくとも一方を加熱
した一対のロール(定着ロール及び加圧ロール)
間に一定圧力を加え未定着トナー像を有するコピ
ー用紙を通過させることにより定着を行うヒート
ロール方式が従来より知られており、これは他の
加熱定着装置と較べ低電力かつ定着部での紙づま
りによる火災の危険性の少ないこと等の利点があ
ることから最も広く利用されている。 そしてこの加熱定着ロールとしては、円筒状芯
金の表面にポリテトラフルオルエチレン
(PTFE)等の耐熱性樹脂を被覆したものや、
HTVシリコーンゴム(High Temperature
Vulcanization Silicone Rubber)、RTVシリコ
ーンゴム(Room Temperature Vulcanization
Silicone Rubber)等の耐熱弾性体を被覆したも
のが使われ、一方の加圧ロールとしては、上記加
熱定着ロールと加圧接触した場合、ある接触幅を
持たせるために円筒状芯金の表面にHTVシリコ
ーンゴム、LTVシリコーンゴム(Low
Temperature Vulcanization Silicone
Rubber)、RTVシリコーンゴム、フツ素ゴム、
EPDAゴム(Ethy−lene Propylene Diene
Acryl Rubber)等の耐熱弾性体を被覆したもの
が使用されている。 しかしこのヒートロール方式の最大の欠点はコ
ピー用紙のトナー面が直接加熱定着ロール表面と
接触するため、コピー用紙上の未定着トナーの一
部が加熱定着ロール側に転写され、そのトナーが
そのコピー用紙の後端あるいは次に通過するコピ
ー用紙に再転写されてそのコピー用紙を汚してし
まういわゆるオフセツト現象が起こることであ
る。 そこでこの現象を防止するために上記加熱定着
ロール表面にシリコーンオイル等の離型剤を塗布
する方法が採られているが、オイル貯蔵用タンク
や塗布するための装置が必要となり装置の複雑化
や大型化を招くばかりか、そのオイルによつてコ
ピー用紙が汚れてしまう危険性があり、事実オイ
ルによるトラブルは定着装置全体の約30%を占め
ている。 そのため最近は、離型剤を塗布する方法を採ら
ずにシリコーンオイル等の離型剤をしみ込ませた
ロールを加熱定着ロールに圧接させ、このロール
表面からシリコーンオイルをしみ出させて加熱定
着ロールに付与する方法、トナー中に低分子量ポ
リエチレン、低分子量ポリプロピレン等の離型性
を高める処理物質を予め含有させておく方法ある
いは、加熱定着ロール表面にクリーニングロール
を付設して上記ロール表面に付着したトナーを清
掃する方法等が実用化されている。 [発明が解決しようとする課題] しかし、シリコーンオイルをしみ込ませたロー
ルを加熱定着ロールに圧接する方法では、シリコ
ーンオイルがすぐに枯渇してしまいオフセツト現
象を長期に亘つて防止することのできない弊害が
あり、一方トナー中に離型性を高める処理物質を
含有させておく方法も、オフセツト現象を防止す
るには不完全で、例えばPTFE等の耐熱性樹脂を
被覆した加熱定着ロールにおいては、コピー枚数
が10万枚を超えたあたりから、またシリコーンゴ
ム等の耐熱弾性体を被覆した加熱定着ロールにお
いてはコピー枚数が5万枚を超えたあたりから定
着ロール表面が摩耗により粗面化しオフセツト現
象が発生した定着ロール表面にトナーが堆積して
しまう欠点を有している。またクリーニングロー
ルを付設する方法もクリーニングロール表面にト
ナーが堆積して固化してしまうため、固化したト
ナーにより加熱定着ロール表面を傷つけてしまつ
たり、定着不良を起こす弊害があり、この弊害は
クリーニングロールの替わりに耐熱フエルト等を
用いたクリーニング装置を使用した場合にも同様
に起こるものであつた。 本発明は、上記した従来技術の欠点を除去、改
良したもので、オフセツト現象や定着不良を防止
し、それによつて、長期に亘つて安定したトナー
定着性が得られる定着装置を提供するものであ
る。 [課題を解決するための手段] すなわち、本発明は、互いに圧接しながら回転
する加熱定着ロールと加圧ロールとを備え、未定
着トナー像が形成されたシートをこれらロール間
に挿通して未定着トナー像の定着を行なう定着装
置を前提とし、円筒状芯金の表面にシロキサンの
添加率が30〜70%で加熱定着ロールより離型性の
劣る耐熱弾性体であるシリコーン変性ゴム製の被
覆層が形成された加圧ロールを使用すると共に、
この加圧ロールにはその被覆層に接してその表面
が研摩される研摩部材を配設したことを特徴とす
るものである。 [作用] 上述したような技術的手段によれば、加圧ロー
ルが円筒状芯金の表面にシロキサンの添加率が30
〜70%で加熱定着ロールより離型性の劣る耐熱弾
性体であるシリコーン変性ゴム製の被覆層を形成
したものであり、加熱定着ロールと加圧ロールの
離型性のバランスによつて、加熱定着ロール上の
未定着トナーが加圧ロール側へ確実に転移する。 このとき、上記加圧ロールには、表面研摩用の
研摩部材が接触配置されているため、加圧ロール
上に転移した未定着トナーは研摩部材によつて除
去される。 〔実施例〕 以下本発明の実施例について図面を参照して説
明する。尚第1図は本発明の定着装置の説明断面
図を示している。 すなわち本発明の定着装置は、第1図に示すよ
うに、加熱定着ロール1、加圧ロール2及び研摩
部材3とから構成されるものである。 まず上記加熱定着ロール1は、矢印A方向に回
動可能に軸受された円筒状の芯金4と、この芯金
4表面を被覆するRTVシリコーン等の耐熱弾性
体層5とから成り、上記芯金4内には、定着ロー
ルを加熱するためのヒーター6が配設されてい
る。 一方加圧ロール2は上記加熱定着ロール1の下
方位置に設けられ、定着ロール同様円筒状の芯金
7と、この芯金7表面を被覆し、上記加熱定着ロ
ール1より離型性の劣る耐熱弾性体、例えばシリ
コーン変性させたEPDMゴム(商品名SEPラバ
ー、信越化学工業(株)社製 Ethylene Propylene
Diene Methacryl Rubber)等の耐熱弾性体層8
とから成り、上記芯金7は上記加熱定着ロール1
の回転に伴つて矢印B方向に回動可能に軸受され
ており、かつ上記加熱定着ロール1と加圧ロール
2間には図示されていない機構によつて適当な圧
力が印加されている。 尚シリコーン変性させたEPDMゴムとはシロ
キサンを混入したEPDMゴムのことであり、ト
ナー離型性の悪いEPDMゴムにシロキサンを混
入してトナー離型性を適宜調整したゴムである。 また上記加圧ロール2には、その耐熱弾性体層
8に接してその表面を研摩する板状の研摩部材3
が上記加圧ロール2の長さ方向に沿つて配設され
ており、この研摩部材3は、上記加圧ロール2表
面に付着したトナーを除去するものである。 ここで第1図中9は上記加熱定着ロール1に設
けられたコピー用紙分離爪を、10はコピー用紙
を上記ロール間に挿通させるためのペーパーガイ
ドを又は11は未定着トナー像の形成されたコピ
ー用紙を示している。 そして本発明の定着装置を使用してトナー定着
を行うには、第1図に示すように未定着トナー像
を有するコピー用紙1を搬送して加熱定着ロール
1及び加圧ロール2間を挿通させ、加熱定着ロー
ル1からの伝熱でトナーを溶融させてコピー用紙
11の繊維内に流し込み、冷却させて定着させる
ものである。 このときコピー用紙11上の未定着トナーの一
部が上記加熱定着ロール1表面へ付着しても、こ
のトナーは離型性の劣る加圧ロール2に接触した
ときにこのロール2は転移するため加熱定着ロー
ル1がトナーにより汚されることがなく、従つ
て、オフセツト現象等を防止することができる。
尚上記加圧ロール2に転移したトナーは、上記研
摩部材3により除去されるため、加圧ロール2上
にトナーが堆積することもない。 ここで本発明の定着装置と、トナー離型性がほ
ぼ同等の加熱定着ロールと加圧ロールとを使用す
る従来の定着装置をそれぞれ使用して、オフセツ
ト現象、定着不良等の発生に基づく加熱定着ロー
ルの交換寿命を比較するため、比較実験を行つ
た。尚本発明の定着装置としては、加熱定着ロー
ルとしてRTV60(ゼネラルエレクトリツク社製
RTVシリコーンゴム)を被覆したものを、又加
圧ロールとしては、シロキサンをそれぞれ90%、
70%、50%、30%添加してシリコーン変性させた
EPDMゴムを被覆したものを使用し、又研摩部
材として、アルミ板を使用した。 一方従来の定着装置としては、加熱定着ロー
ル、加圧ロール共RTV60を被覆したロールを使
用し、かつ研摩部材を付設しないものを使用し
た。 尚両装置共、加熱定着ロールの設定温度は160
℃であり、両ロール間の荷重は60Kgであり、複写
速度は12枚/分である。 その結果、以下の表1に示す測定結果が得られ
た。
同プリンター等電子写真プロセスを利用した機器
に使用する定着装置に関するものである。 〔従来技術〕 従来電子写真プロセスを利用した複写機等にお
いては、コピー用紙上に形成された未定着トナー
像を定着して永久画像にする必要があり、その定
着法として溶剤定着法、圧力定着法、加熱定着法
等が知られている。 上記溶剤定着法とは、蒸気溶剤、あるいは液体
溶剤を用いてトナーを溶かし、コピー用紙の繊維
中に浸透させる方法で、他の定着法と較べ効率的
ではあるが、溶剤蒸気が飛散し、臭気や衛生上の
問題が多く、あまり採用されていない。 また圧力定着法とは力学的な力をトナーに加え
てコピー用紙上にトナーを付着させる方法で少な
いエネルギーによつて定着可能であり、しかもク
イツクスタートおよび高速化が可能となる長所を
有しているが、定着性が他の定着法のものより悪
く、また圧力感応性トナーはその製法が複雑であ
つて高価なものとなる欠点を有しており、広く実
用化されていないのが実状である。 従つて未定着トナー像の定着には一般に加熱に
よつてトナーを溶融させ、コピー用紙上に付着さ
せる加熱定着法が広く採用されている。 この加熱定着としては、少なくとも一方を加熱
した一対のロール(定着ロール及び加圧ロール)
間に一定圧力を加え未定着トナー像を有するコピ
ー用紙を通過させることにより定着を行うヒート
ロール方式が従来より知られており、これは他の
加熱定着装置と較べ低電力かつ定着部での紙づま
りによる火災の危険性の少ないこと等の利点があ
ることから最も広く利用されている。 そしてこの加熱定着ロールとしては、円筒状芯
金の表面にポリテトラフルオルエチレン
(PTFE)等の耐熱性樹脂を被覆したものや、
HTVシリコーンゴム(High Temperature
Vulcanization Silicone Rubber)、RTVシリコ
ーンゴム(Room Temperature Vulcanization
Silicone Rubber)等の耐熱弾性体を被覆したも
のが使われ、一方の加圧ロールとしては、上記加
熱定着ロールと加圧接触した場合、ある接触幅を
持たせるために円筒状芯金の表面にHTVシリコ
ーンゴム、LTVシリコーンゴム(Low
Temperature Vulcanization Silicone
Rubber)、RTVシリコーンゴム、フツ素ゴム、
EPDAゴム(Ethy−lene Propylene Diene
Acryl Rubber)等の耐熱弾性体を被覆したもの
が使用されている。 しかしこのヒートロール方式の最大の欠点はコ
ピー用紙のトナー面が直接加熱定着ロール表面と
接触するため、コピー用紙上の未定着トナーの一
部が加熱定着ロール側に転写され、そのトナーが
そのコピー用紙の後端あるいは次に通過するコピ
ー用紙に再転写されてそのコピー用紙を汚してし
まういわゆるオフセツト現象が起こることであ
る。 そこでこの現象を防止するために上記加熱定着
ロール表面にシリコーンオイル等の離型剤を塗布
する方法が採られているが、オイル貯蔵用タンク
や塗布するための装置が必要となり装置の複雑化
や大型化を招くばかりか、そのオイルによつてコ
ピー用紙が汚れてしまう危険性があり、事実オイ
ルによるトラブルは定着装置全体の約30%を占め
ている。 そのため最近は、離型剤を塗布する方法を採ら
ずにシリコーンオイル等の離型剤をしみ込ませた
ロールを加熱定着ロールに圧接させ、このロール
表面からシリコーンオイルをしみ出させて加熱定
着ロールに付与する方法、トナー中に低分子量ポ
リエチレン、低分子量ポリプロピレン等の離型性
を高める処理物質を予め含有させておく方法ある
いは、加熱定着ロール表面にクリーニングロール
を付設して上記ロール表面に付着したトナーを清
掃する方法等が実用化されている。 [発明が解決しようとする課題] しかし、シリコーンオイルをしみ込ませたロー
ルを加熱定着ロールに圧接する方法では、シリコ
ーンオイルがすぐに枯渇してしまいオフセツト現
象を長期に亘つて防止することのできない弊害が
あり、一方トナー中に離型性を高める処理物質を
含有させておく方法も、オフセツト現象を防止す
るには不完全で、例えばPTFE等の耐熱性樹脂を
被覆した加熱定着ロールにおいては、コピー枚数
が10万枚を超えたあたりから、またシリコーンゴ
ム等の耐熱弾性体を被覆した加熱定着ロールにお
いてはコピー枚数が5万枚を超えたあたりから定
着ロール表面が摩耗により粗面化しオフセツト現
象が発生した定着ロール表面にトナーが堆積して
しまう欠点を有している。またクリーニングロー
ルを付設する方法もクリーニングロール表面にト
ナーが堆積して固化してしまうため、固化したト
ナーにより加熱定着ロール表面を傷つけてしまつ
たり、定着不良を起こす弊害があり、この弊害は
クリーニングロールの替わりに耐熱フエルト等を
用いたクリーニング装置を使用した場合にも同様
に起こるものであつた。 本発明は、上記した従来技術の欠点を除去、改
良したもので、オフセツト現象や定着不良を防止
し、それによつて、長期に亘つて安定したトナー
定着性が得られる定着装置を提供するものであ
る。 [課題を解決するための手段] すなわち、本発明は、互いに圧接しながら回転
する加熱定着ロールと加圧ロールとを備え、未定
着トナー像が形成されたシートをこれらロール間
に挿通して未定着トナー像の定着を行なう定着装
置を前提とし、円筒状芯金の表面にシロキサンの
添加率が30〜70%で加熱定着ロールより離型性の
劣る耐熱弾性体であるシリコーン変性ゴム製の被
覆層が形成された加圧ロールを使用すると共に、
この加圧ロールにはその被覆層に接してその表面
が研摩される研摩部材を配設したことを特徴とす
るものである。 [作用] 上述したような技術的手段によれば、加圧ロー
ルが円筒状芯金の表面にシロキサンの添加率が30
〜70%で加熱定着ロールより離型性の劣る耐熱弾
性体であるシリコーン変性ゴム製の被覆層を形成
したものであり、加熱定着ロールと加圧ロールの
離型性のバランスによつて、加熱定着ロール上の
未定着トナーが加圧ロール側へ確実に転移する。 このとき、上記加圧ロールには、表面研摩用の
研摩部材が接触配置されているため、加圧ロール
上に転移した未定着トナーは研摩部材によつて除
去される。 〔実施例〕 以下本発明の実施例について図面を参照して説
明する。尚第1図は本発明の定着装置の説明断面
図を示している。 すなわち本発明の定着装置は、第1図に示すよ
うに、加熱定着ロール1、加圧ロール2及び研摩
部材3とから構成されるものである。 まず上記加熱定着ロール1は、矢印A方向に回
動可能に軸受された円筒状の芯金4と、この芯金
4表面を被覆するRTVシリコーン等の耐熱弾性
体層5とから成り、上記芯金4内には、定着ロー
ルを加熱するためのヒーター6が配設されてい
る。 一方加圧ロール2は上記加熱定着ロール1の下
方位置に設けられ、定着ロール同様円筒状の芯金
7と、この芯金7表面を被覆し、上記加熱定着ロ
ール1より離型性の劣る耐熱弾性体、例えばシリ
コーン変性させたEPDMゴム(商品名SEPラバ
ー、信越化学工業(株)社製 Ethylene Propylene
Diene Methacryl Rubber)等の耐熱弾性体層8
とから成り、上記芯金7は上記加熱定着ロール1
の回転に伴つて矢印B方向に回動可能に軸受され
ており、かつ上記加熱定着ロール1と加圧ロール
2間には図示されていない機構によつて適当な圧
力が印加されている。 尚シリコーン変性させたEPDMゴムとはシロ
キサンを混入したEPDMゴムのことであり、ト
ナー離型性の悪いEPDMゴムにシロキサンを混
入してトナー離型性を適宜調整したゴムである。 また上記加圧ロール2には、その耐熱弾性体層
8に接してその表面を研摩する板状の研摩部材3
が上記加圧ロール2の長さ方向に沿つて配設され
ており、この研摩部材3は、上記加圧ロール2表
面に付着したトナーを除去するものである。 ここで第1図中9は上記加熱定着ロール1に設
けられたコピー用紙分離爪を、10はコピー用紙
を上記ロール間に挿通させるためのペーパーガイ
ドを又は11は未定着トナー像の形成されたコピ
ー用紙を示している。 そして本発明の定着装置を使用してトナー定着
を行うには、第1図に示すように未定着トナー像
を有するコピー用紙1を搬送して加熱定着ロール
1及び加圧ロール2間を挿通させ、加熱定着ロー
ル1からの伝熱でトナーを溶融させてコピー用紙
11の繊維内に流し込み、冷却させて定着させる
ものである。 このときコピー用紙11上の未定着トナーの一
部が上記加熱定着ロール1表面へ付着しても、こ
のトナーは離型性の劣る加圧ロール2に接触した
ときにこのロール2は転移するため加熱定着ロー
ル1がトナーにより汚されることがなく、従つ
て、オフセツト現象等を防止することができる。
尚上記加圧ロール2に転移したトナーは、上記研
摩部材3により除去されるため、加圧ロール2上
にトナーが堆積することもない。 ここで本発明の定着装置と、トナー離型性がほ
ぼ同等の加熱定着ロールと加圧ロールとを使用す
る従来の定着装置をそれぞれ使用して、オフセツ
ト現象、定着不良等の発生に基づく加熱定着ロー
ルの交換寿命を比較するため、比較実験を行つ
た。尚本発明の定着装置としては、加熱定着ロー
ルとしてRTV60(ゼネラルエレクトリツク社製
RTVシリコーンゴム)を被覆したものを、又加
圧ロールとしては、シロキサンをそれぞれ90%、
70%、50%、30%添加してシリコーン変性させた
EPDMゴムを被覆したものを使用し、又研摩部
材として、アルミ板を使用した。 一方従来の定着装置としては、加熱定着ロー
ル、加圧ロール共RTV60を被覆したロールを使
用し、かつ研摩部材を付設しないものを使用し
た。 尚両装置共、加熱定着ロールの設定温度は160
℃であり、両ロール間の荷重は60Kgであり、複写
速度は12枚/分である。 その結果、以下の表1に示す測定結果が得られ
た。
以上説明してきたように、本発明によれば、加
熱定着ロールと加圧ロールの離型性バランスを微
妙に調整し、加熱定着ロールから加圧ロール側へ
未定着トナーを確実に転移させ、研摩部材にて加
圧ロール側へ転移した未定着トナーを除去するよ
うにしたので、未定着トナーの一部が加熱定着ロ
ール表面に付着したとしても、当該加熱定着ロー
ル上の未定着トナーを加圧ロール及び研摩部材を
介して総て除去することが可能になり、その分、
加熱定着ロールや加圧ロール上に未定着トナーが
堆積し、シートを汚す虞れは全くない。 従つて、従来のように、トナーのオフセツト現
象や定着不良の発生がなく、安定したトナー定着
性が得られると共に、加熱定着ロールの交換寿命
を著しく延ばすことができる。
熱定着ロールと加圧ロールの離型性バランスを微
妙に調整し、加熱定着ロールから加圧ロール側へ
未定着トナーを確実に転移させ、研摩部材にて加
圧ロール側へ転移した未定着トナーを除去するよ
うにしたので、未定着トナーの一部が加熱定着ロ
ール表面に付着したとしても、当該加熱定着ロー
ル上の未定着トナーを加圧ロール及び研摩部材を
介して総て除去することが可能になり、その分、
加熱定着ロールや加圧ロール上に未定着トナーが
堆積し、シートを汚す虞れは全くない。 従つて、従来のように、トナーのオフセツト現
象や定着不良の発生がなく、安定したトナー定着
性が得られると共に、加熱定着ロールの交換寿命
を著しく延ばすことができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は本発明の定着装置の説明断面図であり、又第2
図〜第5図は本発明の他の実施例を示すもので、
それぞれ研摩部材を変更した定着装置の説明断面
図である。 符号説明、1……加熱定着ロール、2……加圧
ロール、3……研摩部材、4,7……芯金、5,
8……耐熱弾性体層、6……ヒーター、9……コ
ピー用紙分離爪、10……ペーパーガイド、11
……コピー用紙、12……研摩ロール、13,1
5……ブラシロール、14,16……ケース。
は本発明の定着装置の説明断面図であり、又第2
図〜第5図は本発明の他の実施例を示すもので、
それぞれ研摩部材を変更した定着装置の説明断面
図である。 符号説明、1……加熱定着ロール、2……加圧
ロール、3……研摩部材、4,7……芯金、5,
8……耐熱弾性体層、6……ヒーター、9……コ
ピー用紙分離爪、10……ペーパーガイド、11
……コピー用紙、12……研摩ロール、13,1
5……ブラシロール、14,16……ケース。
Claims (1)
- 1 互いに圧接しながら回転する加熱定着ロール
と加圧ロールとを備え、未定着トナー像が形成さ
れたシートをこれらロール間に挿通して未定着ト
ナー像の定着を行なう定着装置において、円筒状
芯金の表面にシロキサンの添加率が30〜70%で加
熱定着ロールより離型性の劣る耐熱弾性体である
シリコーン変性ゴム製の被覆層が形成された加圧
ロールを使用すると共に、この加圧ロールにはそ
の被覆層に接してその表面が研摩される研摩部材
を配設したことを特徴とする定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16835183A JPS6060674A (ja) | 1983-09-14 | 1983-09-14 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16835183A JPS6060674A (ja) | 1983-09-14 | 1983-09-14 | 定着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6060674A JPS6060674A (ja) | 1985-04-08 |
| JPH0430592B2 true JPH0430592B2 (ja) | 1992-05-22 |
Family
ID=15866453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16835183A Granted JPS6060674A (ja) | 1983-09-14 | 1983-09-14 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6060674A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6598562B2 (ja) * | 2015-08-05 | 2019-10-30 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置及び画像加熱装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5893935U (ja) * | 1981-12-21 | 1983-06-25 | 株式会社リコー | 定着装置 |
-
1983
- 1983-09-14 JP JP16835183A patent/JPS6060674A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6060674A (ja) | 1985-04-08 |
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