JPH04306003A - バンドパスフィルタ - Google Patents
バンドパスフィルタInfo
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- JPH04306003A JPH04306003A JP13883891A JP13883891A JPH04306003A JP H04306003 A JPH04306003 A JP H04306003A JP 13883891 A JP13883891 A JP 13883891A JP 13883891 A JP13883891 A JP 13883891A JP H04306003 A JPH04306003 A JP H04306003A
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- electrode
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- electrodes
- bandpass filter
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Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、数百MHz〜数GHz
の周波数の携帯用無線機等に用いられる誘電体積層形の
バンドパスフィルタに関する。
の周波数の携帯用無線機等に用いられる誘電体積層形の
バンドパスフィルタに関する。
【従来の技術】従来の共振器としては、ストリップライ
ンを用いたものと、コイルパターンを用いたものとに大
別することができる。そして、このような共振器を用い
てバンドパスフィルタを作製する場合には、複数の共振
器を磁気的に結合させるような構造である。ここで、上
記ストリップラインを用いたものとしては、図32に示
すように、ラインの両端が開放された1/2波長の共振
器と、図33に示すように、ラインの一端は開放され、
他端は短絡状態にある1/4波長の共振器とがある。一
方、コイルパターンを用いたものとしては、本願出願人
が先に提案(図34参照)したように、誘電体層202
を挟んで両側に渦巻き状のコイルパターン201とアー
スパターン203とが形成されるようなものがある。
ンを用いたものと、コイルパターンを用いたものとに大
別することができる。そして、このような共振器を用い
てバンドパスフィルタを作製する場合には、複数の共振
器を磁気的に結合させるような構造である。ここで、上
記ストリップラインを用いたものとしては、図32に示
すように、ラインの両端が開放された1/2波長の共振
器と、図33に示すように、ラインの一端は開放され、
他端は短絡状態にある1/4波長の共振器とがある。一
方、コイルパターンを用いたものとしては、本願出願人
が先に提案(図34参照)したように、誘電体層202
を挟んで両側に渦巻き状のコイルパターン201とアー
スパターン203とが形成されるようなものがある。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の共振器を用いたバンドパスフィルタでは、それぞれ
以下に示すような課題を有していた。 ■ストリップラインを用いたもの (a) 共振周波数が2〜3GHzの共振器は、かなり
大きいものとなる。特に、共振器を複数結合する構造の
バンドパスフィルタでは、著しい大型化を招くことにな
る。 これは、以下に示す理由による。即ち、ストリップライ
ンの長さL10,L11は、数1(1/2波長の共振器
),数2(1/4波長の共振器)に示すように定められ
る。
来の共振器を用いたバンドパスフィルタでは、それぞれ
以下に示すような課題を有していた。 ■ストリップラインを用いたもの (a) 共振周波数が2〜3GHzの共振器は、かなり
大きいものとなる。特に、共振器を複数結合する構造の
バンドパスフィルタでは、著しい大型化を招くことにな
る。 これは、以下に示す理由による。即ち、ストリップライ
ンの長さL10,L11は、数1(1/2波長の共振器
),数2(1/4波長の共振器)に示すように定められ
る。
【数1】
【数2】
尚、上記数1,数2におけるλは波長,εは誘電体積層
シートの誘電率である。ここで、現在、銀或いは銅と同
時焼成可能で、且つ温度特性に優れた誘電体積層シート
の誘電率は余り大きくすることができず、ε≒10程度
である。したがって、上記数1,数2において、ε=1
0とすると、L10=15.8mm、L11=7.9m
mと、非常に長くなり、上記の如く共振器(バンドパス
フィルタ)の大型化を招く。 (b) バンドパスフィルタにおいては、組み込まれる
装置によって入出力インピーダンスを調整(バンドパス
フィルタと装置とのインピーダンスのマッチング)する
ことが望ましい。ところが、ストリップライン形のもの
にあっては入出力インピーダンスがストリップライン毎
に固有の値を有しているため、取出位置等を変えても調
整を行うことができず、マッチングできない。 ■コイルパターンを用いたもの コイルパターンは渦巻き状であるため、隣接するパター
ン間で磁束が影響しあって電流が流れ難くなる。このた
め、実質的な抵抗が増大して、Qが低くなる。例えば、
図34において、パターン片201aとパターン片20
1bとにおいては、電流の流れる方向は同一(共に、D
方向に流れる)であるため、磁界が打ち消しあって磁束
が粗になり、その結果電流が流れ難くなって、実質的な
抵抗が増大する。このようにQが低くなると、バンドパ
スフィルタの挿入損失が大きくなるという課題を有して
いた。本発明はかかる現状に鑑みてなされたものであり
、Qが高くて挿入損失が少なく、且つ小型化が可能であ
り、しかも入出力インピーダンスを任意に調整可能なバ
ンドパスフィルタを提供することを目的とする。
シートの誘電率である。ここで、現在、銀或いは銅と同
時焼成可能で、且つ温度特性に優れた誘電体積層シート
の誘電率は余り大きくすることができず、ε≒10程度
である。したがって、上記数1,数2において、ε=1
0とすると、L10=15.8mm、L11=7.9m
mと、非常に長くなり、上記の如く共振器(バンドパス
フィルタ)の大型化を招く。 (b) バンドパスフィルタにおいては、組み込まれる
装置によって入出力インピーダンスを調整(バンドパス
フィルタと装置とのインピーダンスのマッチング)する
ことが望ましい。ところが、ストリップライン形のもの
にあっては入出力インピーダンスがストリップライン毎
に固有の値を有しているため、取出位置等を変えても調
整を行うことができず、マッチングできない。 ■コイルパターンを用いたもの コイルパターンは渦巻き状であるため、隣接するパター
ン間で磁束が影響しあって電流が流れ難くなる。このた
め、実質的な抵抗が増大して、Qが低くなる。例えば、
図34において、パターン片201aとパターン片20
1bとにおいては、電流の流れる方向は同一(共に、D
方向に流れる)であるため、磁界が打ち消しあって磁束
が粗になり、その結果電流が流れ難くなって、実質的な
抵抗が増大する。このようにQが低くなると、バンドパ
スフィルタの挿入損失が大きくなるという課題を有して
いた。本発明はかかる現状に鑑みてなされたものであり
、Qが高くて挿入損失が少なく、且つ小型化が可能であ
り、しかも入出力インピーダンスを任意に調整可能なバ
ンドパスフィルタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、誘電体材料から成る板体の一方の主表面に
は2つの第1の電極が配置される一方、他方の主表面に
は第2の電極が配置されたバンドパスフィルタであって
、上記第1の電極は共にループ状を成し、且つ各第1電
極が磁気結合状態で配置されると共に、一方の第1の電
極から上記板体の端部に向けて所定のインピーダンスを
有する間隔で引き出される取出端子及びアース端子と、
他方の第1の電極から上記板体の端部に向けて所定のイ
ンピーダンスを有する間隔で引き出される取出端子及び
アース端子とが異なる側面に引き出され、更に上記第2
の電極は面状を成し、上記板体の端部に向けてアース端
子が引き出されることを特徴とする。誘電体材料から成
る2枚の板体の一方の主表面間には2つの第1の電極が
配置される一方、上記2つの板体の他方の主表面のうち
少なくとも1つの主表面には第2の電極がそれぞれ配置
されたバンドパスフィルタであって、上記第1の電極は
共にループ状を成し、且つ各第1の電極が磁気結合状態
で配置されると共に、一方の第1の電極から上記板体の
端部に向けて所定のインピーダンスを有する間隔で引き
出される取出端子及びアース端子と、他方の第1の電極
から上記板体の端部に向けて所定のインピーダンスを有
する間隔で引き出される取出端子及びアース端子とが異
なる側面に引き出され、更に上記第2の電極は面状を成
し、上記板体の端部に向けてアース端子が引き出される
ことを特徴とする。誘電体材料から成る2枚の板体の一
方の主表面間には2つの第1の電極が配置される一方、
上記2つの板体の他方の主表面には第2の電極がそれぞ
れ配置されたバンドパスフィルタであって、上記第1の
電極は共にループ状を成し、且つ各第1の電極が磁気結
合状態で配置されると共に、一方の第1の電極から上記
板体の端部に向けて所定のインピーダンスを有する間隔
で引き出される取出端子及びアース端子と、他方の第1
の電極から上記板体の端部に向けて所定のインピーダン
スを有する間隔で引き出される取出端子及びアース端子
とが異なる側面に引き出され、更に上記第2の電極のう
ち、少なくとも一つの電極は前記第1電極より若干大き
な形状となるように2分割され、且つ2分割された電極
から前記板体の端部に向けて各々アース端子が引き出さ
れていることを特徴とする。前記第1の電極と少なくと
も一方の第2の電極との間には、第1電極と同形状の第
3の電極が形成されていることを特徴とする。
するために、誘電体材料から成る板体の一方の主表面に
は2つの第1の電極が配置される一方、他方の主表面に
は第2の電極が配置されたバンドパスフィルタであって
、上記第1の電極は共にループ状を成し、且つ各第1電
極が磁気結合状態で配置されると共に、一方の第1の電
極から上記板体の端部に向けて所定のインピーダンスを
有する間隔で引き出される取出端子及びアース端子と、
他方の第1の電極から上記板体の端部に向けて所定のイ
ンピーダンスを有する間隔で引き出される取出端子及び
アース端子とが異なる側面に引き出され、更に上記第2
の電極は面状を成し、上記板体の端部に向けてアース端
子が引き出されることを特徴とする。誘電体材料から成
る2枚の板体の一方の主表面間には2つの第1の電極が
配置される一方、上記2つの板体の他方の主表面のうち
少なくとも1つの主表面には第2の電極がそれぞれ配置
されたバンドパスフィルタであって、上記第1の電極は
共にループ状を成し、且つ各第1の電極が磁気結合状態
で配置されると共に、一方の第1の電極から上記板体の
端部に向けて所定のインピーダンスを有する間隔で引き
出される取出端子及びアース端子と、他方の第1の電極
から上記板体の端部に向けて所定のインピーダンスを有
する間隔で引き出される取出端子及びアース端子とが異
なる側面に引き出され、更に上記第2の電極は面状を成
し、上記板体の端部に向けてアース端子が引き出される
ことを特徴とする。誘電体材料から成る2枚の板体の一
方の主表面間には2つの第1の電極が配置される一方、
上記2つの板体の他方の主表面には第2の電極がそれぞ
れ配置されたバンドパスフィルタであって、上記第1の
電極は共にループ状を成し、且つ各第1の電極が磁気結
合状態で配置されると共に、一方の第1の電極から上記
板体の端部に向けて所定のインピーダンスを有する間隔
で引き出される取出端子及びアース端子と、他方の第1
の電極から上記板体の端部に向けて所定のインピーダン
スを有する間隔で引き出される取出端子及びアース端子
とが異なる側面に引き出され、更に上記第2の電極のう
ち、少なくとも一つの電極は前記第1電極より若干大き
な形状となるように2分割され、且つ2分割された電極
から前記板体の端部に向けて各々アース端子が引き出さ
れていることを特徴とする。前記第1の電極と少なくと
も一方の第2の電極との間には、第1電極と同形状の第
3の電極が形成されていることを特徴とする。
【作用】上記構成であれば、第1の電極と第2の電極と
が対向する所謂ストリップライン構造であるという理由
、及び渦巻き状コイルパターンのように第1の電極のパ
ターン片同士が隣接していないという理由により、Qが
飛躍的に向上して、挿入損失が小さくなり、スカート特
性の切れが良くなる。また、第1の電極はループ状を成
しているので、素子の寸法が小さくなる。加えて、第1
の電極の取出端子とアース端子との間隔を変えるだけで
インピーダンスを調整できるので、インピーダンスの調
整が極めて容易となる。
が対向する所謂ストリップライン構造であるという理由
、及び渦巻き状コイルパターンのように第1の電極のパ
ターン片同士が隣接していないという理由により、Qが
飛躍的に向上して、挿入損失が小さくなり、スカート特
性の切れが良くなる。また、第1の電極はループ状を成
しているので、素子の寸法が小さくなる。加えて、第1
の電極の取出端子とアース端子との間隔を変えるだけで
インピーダンスを調整できるので、インピーダンスの調
整が極めて容易となる。
【実施例】(第1実施例)本発明の第1実施例を、図1
〜図11に基づいて、以下に説明する。図1及び図2は
本発明の第1実施例に係るバンドパスフィルタの構造を
示す図であり、図1は平面図、図2は分解斜視図、図3
は本発明に用いる誘電体シートの平面図、図4は図3の
誘電体シートにコイル電極パターンを形成した状態を示
す平面図、図5は図3の誘電体シートにアース電極パタ
ーンを形成した状態を示す平面図、図6及び図7は誘電
体シートを積層したときの図であって、図6は正面図、
図7は側面図、図8は積層体を圧着したときの正面図、
図9は外部電極を形成したときの正面図、図10はバン
ドパスフィルタの等価回路図、図11は上記バンドパス
フィルタの周波数特性を示すグラフである。図2に示す
ように、本発明のバンドパスフィルタは、複数枚の誘電
体シート101…より成る誘電体層1と、この誘電体層
1の上下に設けられた保護層2・3とを有している。上
記誘電体シート101…のうち最上部に位置する誘電体
シート101の一方の主表面101aには、2つのコイ
ル電極パターン41・42が形成されている。そして、
これらは互いに焼成,一体化される。具体的な上記コイ
ル電極パターン41の構造は、直線状を成し対向配置さ
れたパターン片41a・41bが、これらパターン片4
1a・41bの一方端に設けられた直線状のパターン片
41cを介して接続され、且つパターン片41bの他端
には、上記パターン片41cと平行となるようにパター
ン片41a方向に延設されたパターン片41dが形成さ
れるような構造(即ち、ループ状)となっている。ここ
で、上記コイル電極パターン41の全長L3 は下記数
3に示す長さとなるように構成されている。
〜図11に基づいて、以下に説明する。図1及び図2は
本発明の第1実施例に係るバンドパスフィルタの構造を
示す図であり、図1は平面図、図2は分解斜視図、図3
は本発明に用いる誘電体シートの平面図、図4は図3の
誘電体シートにコイル電極パターンを形成した状態を示
す平面図、図5は図3の誘電体シートにアース電極パタ
ーンを形成した状態を示す平面図、図6及び図7は誘電
体シートを積層したときの図であって、図6は正面図、
図7は側面図、図8は積層体を圧着したときの正面図、
図9は外部電極を形成したときの正面図、図10はバン
ドパスフィルタの等価回路図、図11は上記バンドパス
フィルタの周波数特性を示すグラフである。図2に示す
ように、本発明のバンドパスフィルタは、複数枚の誘電
体シート101…より成る誘電体層1と、この誘電体層
1の上下に設けられた保護層2・3とを有している。上
記誘電体シート101…のうち最上部に位置する誘電体
シート101の一方の主表面101aには、2つのコイ
ル電極パターン41・42が形成されている。そして、
これらは互いに焼成,一体化される。具体的な上記コイ
ル電極パターン41の構造は、直線状を成し対向配置さ
れたパターン片41a・41bが、これらパターン片4
1a・41bの一方端に設けられた直線状のパターン片
41cを介して接続され、且つパターン片41bの他端
には、上記パターン片41cと平行となるようにパター
ン片41a方向に延設されたパターン片41dが形成さ
れるような構造(即ち、ループ状)となっている。ここ
で、上記コイル電極パターン41の全長L3 は下記数
3に示す長さとなるように構成されている。
【数3】
λは波長、εは誘電率である。尚、パターン片41dと
パターン片41aとの距離L1 (図1参照)は、パタ
ーン片41a(パターン片41b〜パターン片41dも
同様)の幅L2 と同等かそれ以下であることが望まし
い。 また、以下の実施例においては、上記パターン片41a
・41d間の隙間を隙間部30と称する。上記両コイル
電極パターン41には、アース端子パターン6aと取出
電極パターン7aとが接続されており、これらアース端
子パターン6a及び取出電極パターン7aは端部がバン
ドパスフィルタの側面Aまで延設されている。一方、上
記コイル電極パターン42は、図1に示すように、上記
構造のコイル電極パターン41と略同形状を成している
。但し、隙間部31が42bと42cとの間に形成され
ているという点、及びアース端子パターン6b及び取出
電極パターン7bの端部はバンドパスフィルタの側面B
(前記側面Aとは反対の面)まで延設されているという
点で異なっている。そして、上記両コイル電極パターン
41・42のパターン片41d・42c同士は隣接して
設けられ、磁気結合されるような構造である。前記保護
層3における誘電体層1側の面3aにはアース電極パタ
ーン5が形成されており、このアース電極パターン5の
大きさは上記コイル電極パターン41・42の外周より
も大きくなるよう上記面3aの略全面に構成されている
。また、面3aにおける上記アース端子パターン6a・
6bに対応する位置には、一端がアース電極パターン5
と接続され他端がバンドパスフィルタの側面A或いは側
面Bまで延設されたアース端子パターン8a・8bが形
成されている。そして、アース端子パターン6aとアー
ス端子パターン8aとは外部アース電極9aに、アース
端子パターン6bとアース端子パターン8bとは外部ア
ース電極9bに、取出電極パターン7aは外部取出電極
10aに、取出電極パターン7bは外部取出電極10b
にそれぞれ接続されている。上記両外部アース電極9a
・9b及び両外部取出電極10a・10bは断面コ字状
を成し、バンドパスフィルタの側面に形成される。ここ
で、上記構造のバンドパスフィルタを、以下の手順で作
製した。先ず、図3に示す誘電体シート101(厚み約
数十μm)の一方の主表面に、図4に示すようなパター
ン(前記コイル電極パターン41・42及び両端子パタ
ーン6a・6b・7a・7bと同一のパターン)12と
なるように銅ペースト等を塗布する。一方、これと並行
して、上記誘電体シート101と同様の構成の保護シー
ト11(但し、厚みは異なっていてもよい)における一
方の面に、図5に示すようなパターン(前記アース電極
パターン5及びアース端子パターン8a・8bと同様の
パターン)13となるように銅ペースト等を塗布する。 次に、図6及び図7に示すように、上記誘電体シート1
01より成るシート層16を介して、上記パターン12
とパターン13とが対向配置されるように、保護シート
2と、シート層16と、保護シート11(保護シート2
と同様の構造)とを順に積層し,更に圧着して積層体1
5を作製する。この後、図8に示すペースト層の露出部
17a・17b〜19a・19bに対応する部位(外部
アース電極9a・9b及び外部取出電極10a・10b
となる部位)に、図9に示すように、銅ペースト等を印
刷或いは塗布してペースト層20a・20b・21a・
21bを作製する。しかる後、この積層体を焼成するこ
とにより、誘電体シートが一体化され、これによってバ
ンドパスフィルタが作製される。尚、積層体の焼成とペ
ースト層20a・20b・21a・22aの焼付とは、
別工程で行ってもよい。ところで、上記のようにして作
製したバンドパスフィルタにおいてはコンデンサパター
ンが形成されていないが、図10に示すような等価回路
を有する(図中Mは磁気結合を示している)。これは、
以下に示す2つの理由による。■コイル電極パターン4
1・42はアース電極パターン5と同電位(即ち、アー
スされた状態)となっている。■コイル電極パターン4
1・42とアース電極パターン5との間には誘電体層1
が介在しているので、浮遊容量が生じる。このようにし
てコンデンサが形成されると共に、上記の如くコイル電
極パターン41・42のパターン片41d・42c間で
磁気結合されることになるので、図10に示すような等
価回路を有することになる。尚、上記浮遊容量は、主と
してコイル電極パターン41・42とアース電極パター
ン5との間に生じるので、コイル電極パターン41・4
2とアース電極パターン5とを近接,離反させることに
よりコンデンサ容量が変化し、通過帯域の周波数を変え
ることが可能となる。具体的には、コイル電極パターン
41・42とアース電極パターン5とを近接(誘電体シ
ート101の枚数を減少)させれば、コンデンサ容量が
大きくなるので、通過帯域の周波数が低くなる一方、コ
イル電極パターン41・42とアース電極パターン5と
を離反(誘電体シート101の枚数を増加)させれば、
コンデンサ容量が小さくなるので、通過帯域の周波数が
高くなる。また、浮遊容量は、誘電体層1の誘電率やコ
イル電極パターン41・42の太さによっても、変える
ことが可能である。例えば、コイル電極パターン41・
42の幅L2 を太くすると、浮遊容量が大きくなって
通過帯域の周波数を下げることができるので、より小型
化を図ることができる。但し、パターン片41a・41
b間、パターン片41c・41d間、パターン片42a
・42b間、パターン片42c・42d間の間隔が余り
狭くなると、波形が悪化するので、必要以上にコイル電
極パターン41・42の幅L2 を太くするのは好まし
くない。また、上記バンドパスフィルタの帯域幅の変更
は、パターン片41d・42c間の距離L6 を変える
ことにより行う。具体的には、距離L6 を狭くすると
帯域幅は広くなる一方、距離L6 を広くすると帯域幅
は狭くなる。但し、距離L6 を必要以上に狭くすると
双峰特性となるので、好ましくない。入出力インピーダ
ンスの変更は、アース端子パターン6aと取出電極パタ
ーン7aとの距離L7 或いはアース端子パターン6b
と取出電極パターン7bとの距離L8 を変えることに
より行う。実験によれば、誘電体層1の誘電率や厚み或
いはコイル電極パターン4の面積等を調整することによ
り、本発明バンドパスフィルタの適用可能周波数を数1
00MHz〜数GHzにすることができた。その一例を
、下記実験に示す。 〔実験〕上記構造のバンドパスフィルタの周波数特性を
調べたので、その結果を図11に示す。 〔その他の事項〕■本発明のバンドパスフィルタを実装
する場合には、プリント基板上の電極と外部アース電極
9a・9b及び外部取出電極10a・10bとを位置合
わせした状態で、本発明バンドパスフィルタを載置し、
半田付けを行えばよい。このとき、外側が保護層2・3
にて覆われているので、コイル電極パターン41・42
やアース電極パターン5が傷付くのを防止できる。■上
記誘電体層1としては、薄肉の誘電体シート101を複
数枚重ねるような構造に限定するものではなく、予め所
定の厚みに形成した誘電体シートを用いても良い。■本
発明品の製造は1個ずつ行う必要はなく、広い1枚の誘
電体シートに複数のコイル電極パターン41・42を形
成し、また同様の誘電体シートに同数のアース電極パタ
ーン5を形成し、この状態のものを積層した後、切断し
て1個ずつに分断し、焼成するような方法であってもよ
い。 (第2実施例)本発明の第2実施例を、図12及び図1
3に基づいて、以下に説明する。図12は本発明の第2
実施例に係るバンドパスフィルタの要部平面図、図13
は図12に示すバンドパスフィルタの周波数特性を示す
グラフである。尚、上記第1実施例と同様の機能を有す
る部材には同一の番号を付し、その説明を省略する。こ
れは、以下の実施例についても同様である。図12に示
すように、パターン片41d・42cの端部を、それぞ
れパターン片41a・42aの端部に接続する(即ち、
隙間部30・31を形成しない)他は、上記第1実施例
と同様の構成である。 〔実験〕上記構造のバンドパスフィルタの周波数特性を
調べたので、その結果を図13に示す。 (第3実施例)本発明の第3実施例を、図14及び図1
5に基づいて、以下に説明する。図14は本発明の第3
実施例に係るバンドパスフィルタの要部平面図、図15
は図14に示すバンドパスフィルタの周波数特性を示す
グラフである。図14に示すように、コイル電極パター
ン41の隙間部30をパターン片41aとパターン片4
1cとの間に形成する他は、上記第1実施例と同様の構
成である。 〔実験〕上記構造のバンドパスフィルタの周波数特性を
調べたので、その結果を図15に示す。 (第4実施例)本発明の第4実施例を、図16及び図1
7に基づいて、以下に説明する。図16は本発明の第4
実施例に係るバンドパスフィルタの要部平面図、図17
は図16に示すバンドパスフィルタの周波数特性を示す
グラフである。図16に示すように、コイル電極パター
ン41の隙間部30をパターン片41aとパターン片4
1cとの間に形成し、且つコイル電極パターン42の隙
間部31をパターン片42bとパターン片42dとの間
に形成する他は、上記第1実施例と同様の構成である。 〔実験〕上記構造のバンドパスフィルタの周波数特性を
調べたので、その結果を図17に示す。 (第5実施例)本発明の第5実施例を、図18〜図20
に基づいて、以下に説明する。図18及び図19は本発
明の第5実施例に係るバンドパスフィルタを示す図であ
り、図18は分解斜視図、図19は要部平面図、図20
は図18及び図19に示すバンドパスフィルタの周波数
特性を示すグラフである。図18及び図19に示すよう
に、コイル電極パターン41・42の形状を異ならしめ
る他は、上記第1実施例と同様の構成である。具体的に
は、横方向に対向配置された直線状のパターン片41e
・41f及びパターン片42e・42fが、それぞれ、
これらパターン片41e・41f及びパターン片42e
・42fの一方端に接続された直線状のパターン片41
g及びパターン片42gを介して接続される。そして、
上記パターン片41eの一方端には、B端面まで延設さ
れたアース端子パターン6aと取出電極パターン7aと
が接続され、上記パターン片42eの一方端には、A端
面まで延設されたアース端子パターン6bと取出電極パ
ターン7bとが接続されるような構造である。 〔実験〕上記構造のバンドパスフィルタの周波数特性を
調べたので、その結果を図20に示す。 (第6実施例)本発明の第6実施例を、図21〜図26
に基づいて、以下に説明する。図21,図23,図25
は本発明の第6実施例に係るバンドパスフィルタの分解
斜視図、図22,図24,図26はそれぞれ図21,図
23,図25に示すバンドパスフィルタの周波数特性を
示すグラフである。図21,図23,図25に示すよう
に、コイル電極パターン41・42の一方側だけではな
く両側に、誘電体層1とアース電極パターン5とを順に
設ける他は、それぞれ上記第1実施例、第3実施例、第
4実施例と同様の構造である。 〔実験〕上記構造のバンドパスフィルタの周波数特性を
調べたので、その結果をそれぞれ図22,図24,及び
図26に示す。図22、図24、及び図26から明らか
なように、上記バンドパスフィルタは、通過帯域の周波
数が若干低くなっていることが認められる。これは、コ
イル電極パターン41・42の一方側のみならず両方に
浮遊容量が形成されるため、バンドパスフィルタのコン
デンサ容量が増大するという理由によるものと考えられ
る。尚、上記実施例には示さないが、前記第2実施例及
び第5実施例に示すバンドパスフィルタを同様の構造と
した場合にも上記と同様の効果を有することを実験によ
り確認している。 (第7実施例)本発明の第7実施例を、図27及び図2
8に基づいて、以下に説明する。図27及び図28は本
発明の第7実施例に係るバンドパスフィルタを示す図で
あって、図27は分解斜視図、図28は要部平面図であ
る。図27及び図28に示すように、一方のアース電極
パターン(図27においては上方のパターン)の形状を
異ならしめる他は、上記第6実施例の図21に示すバン
ドパスフィルタと同様の構成である。具体的には、アー
ス電極パターン5が2分割され、各々のパターン51・
52がコイル電極パターン41・42よりも一回り大き
くなるように構成されると共に、各アース電極パターン
51・52にはそれぞれアース端子パターン8a・8b
が接続されるような構造である。このような構成とすれ
ば、パターン片41d・42cに対応するアース電極パ
ターン51・52の一部(例えば、図27における二点
鎖線Cで示す部位)を切断するだけで、浮遊容量を調整
できるので、周波数を簡単に調整することが可能となる
。尚、上記第1実施例〜第5実施例のアース電極パター
ン(略全面に形成される。)でも、上記の調整は可能で
あるが、切断長さが長くなるので、周波数を調整するの
であれば、本実施例の構成とするのが望ましい。また、
本実施例のアース電極パターンは第6実施例の図21に
示す構造のバンドパスフィルタに限定されるものではな
く、その他の実施例に示すものにも適用可能である。 (第8実施例)本発明の第8実施例を、図29に基づい
て、以下に説明する。図29は本発明の第8実施例に係
るバンドパスフィルタの分解斜視図である。図29に示
すように、コイル電極パターン41・42が形成された
誘電体シート101に隣接する誘電体シート101に、
コイル電極パターン41・42と同形状の浮かし電極パ
ターン33・34を形成する他は、上記第6実施例の図
21に示すバンドパスフィルタと同様の構成である。 尚、図示はしないが、このような構造とすることにより
、第6実施例の図21に示すバンドパスフィルタより、
一層通過帯域の周波数のピークが低くなることを、実験
により確認している。これは、コイル電極パターン41
・42と浮かし電極パターン33・34との間で浮遊容
量が形成されるため、バンドパスフィルタのコンデンサ
容量が増大するということに起因するものと考えられる
。 〔その他の事項〕コイル電極パターン41・42の構造
としては上記各種の実施例に示すものに限定すものでは
なく、例えば、図30,図31に示すようなループ状の
ものであっても良い。
パターン片41aとの距離L1 (図1参照)は、パタ
ーン片41a(パターン片41b〜パターン片41dも
同様)の幅L2 と同等かそれ以下であることが望まし
い。 また、以下の実施例においては、上記パターン片41a
・41d間の隙間を隙間部30と称する。上記両コイル
電極パターン41には、アース端子パターン6aと取出
電極パターン7aとが接続されており、これらアース端
子パターン6a及び取出電極パターン7aは端部がバン
ドパスフィルタの側面Aまで延設されている。一方、上
記コイル電極パターン42は、図1に示すように、上記
構造のコイル電極パターン41と略同形状を成している
。但し、隙間部31が42bと42cとの間に形成され
ているという点、及びアース端子パターン6b及び取出
電極パターン7bの端部はバンドパスフィルタの側面B
(前記側面Aとは反対の面)まで延設されているという
点で異なっている。そして、上記両コイル電極パターン
41・42のパターン片41d・42c同士は隣接して
設けられ、磁気結合されるような構造である。前記保護
層3における誘電体層1側の面3aにはアース電極パタ
ーン5が形成されており、このアース電極パターン5の
大きさは上記コイル電極パターン41・42の外周より
も大きくなるよう上記面3aの略全面に構成されている
。また、面3aにおける上記アース端子パターン6a・
6bに対応する位置には、一端がアース電極パターン5
と接続され他端がバンドパスフィルタの側面A或いは側
面Bまで延設されたアース端子パターン8a・8bが形
成されている。そして、アース端子パターン6aとアー
ス端子パターン8aとは外部アース電極9aに、アース
端子パターン6bとアース端子パターン8bとは外部ア
ース電極9bに、取出電極パターン7aは外部取出電極
10aに、取出電極パターン7bは外部取出電極10b
にそれぞれ接続されている。上記両外部アース電極9a
・9b及び両外部取出電極10a・10bは断面コ字状
を成し、バンドパスフィルタの側面に形成される。ここ
で、上記構造のバンドパスフィルタを、以下の手順で作
製した。先ず、図3に示す誘電体シート101(厚み約
数十μm)の一方の主表面に、図4に示すようなパター
ン(前記コイル電極パターン41・42及び両端子パタ
ーン6a・6b・7a・7bと同一のパターン)12と
なるように銅ペースト等を塗布する。一方、これと並行
して、上記誘電体シート101と同様の構成の保護シー
ト11(但し、厚みは異なっていてもよい)における一
方の面に、図5に示すようなパターン(前記アース電極
パターン5及びアース端子パターン8a・8bと同様の
パターン)13となるように銅ペースト等を塗布する。 次に、図6及び図7に示すように、上記誘電体シート1
01より成るシート層16を介して、上記パターン12
とパターン13とが対向配置されるように、保護シート
2と、シート層16と、保護シート11(保護シート2
と同様の構造)とを順に積層し,更に圧着して積層体1
5を作製する。この後、図8に示すペースト層の露出部
17a・17b〜19a・19bに対応する部位(外部
アース電極9a・9b及び外部取出電極10a・10b
となる部位)に、図9に示すように、銅ペースト等を印
刷或いは塗布してペースト層20a・20b・21a・
21bを作製する。しかる後、この積層体を焼成するこ
とにより、誘電体シートが一体化され、これによってバ
ンドパスフィルタが作製される。尚、積層体の焼成とペ
ースト層20a・20b・21a・22aの焼付とは、
別工程で行ってもよい。ところで、上記のようにして作
製したバンドパスフィルタにおいてはコンデンサパター
ンが形成されていないが、図10に示すような等価回路
を有する(図中Mは磁気結合を示している)。これは、
以下に示す2つの理由による。■コイル電極パターン4
1・42はアース電極パターン5と同電位(即ち、アー
スされた状態)となっている。■コイル電極パターン4
1・42とアース電極パターン5との間には誘電体層1
が介在しているので、浮遊容量が生じる。このようにし
てコンデンサが形成されると共に、上記の如くコイル電
極パターン41・42のパターン片41d・42c間で
磁気結合されることになるので、図10に示すような等
価回路を有することになる。尚、上記浮遊容量は、主と
してコイル電極パターン41・42とアース電極パター
ン5との間に生じるので、コイル電極パターン41・4
2とアース電極パターン5とを近接,離反させることに
よりコンデンサ容量が変化し、通過帯域の周波数を変え
ることが可能となる。具体的には、コイル電極パターン
41・42とアース電極パターン5とを近接(誘電体シ
ート101の枚数を減少)させれば、コンデンサ容量が
大きくなるので、通過帯域の周波数が低くなる一方、コ
イル電極パターン41・42とアース電極パターン5と
を離反(誘電体シート101の枚数を増加)させれば、
コンデンサ容量が小さくなるので、通過帯域の周波数が
高くなる。また、浮遊容量は、誘電体層1の誘電率やコ
イル電極パターン41・42の太さによっても、変える
ことが可能である。例えば、コイル電極パターン41・
42の幅L2 を太くすると、浮遊容量が大きくなって
通過帯域の周波数を下げることができるので、より小型
化を図ることができる。但し、パターン片41a・41
b間、パターン片41c・41d間、パターン片42a
・42b間、パターン片42c・42d間の間隔が余り
狭くなると、波形が悪化するので、必要以上にコイル電
極パターン41・42の幅L2 を太くするのは好まし
くない。また、上記バンドパスフィルタの帯域幅の変更
は、パターン片41d・42c間の距離L6 を変える
ことにより行う。具体的には、距離L6 を狭くすると
帯域幅は広くなる一方、距離L6 を広くすると帯域幅
は狭くなる。但し、距離L6 を必要以上に狭くすると
双峰特性となるので、好ましくない。入出力インピーダ
ンスの変更は、アース端子パターン6aと取出電極パタ
ーン7aとの距離L7 或いはアース端子パターン6b
と取出電極パターン7bとの距離L8 を変えることに
より行う。実験によれば、誘電体層1の誘電率や厚み或
いはコイル電極パターン4の面積等を調整することによ
り、本発明バンドパスフィルタの適用可能周波数を数1
00MHz〜数GHzにすることができた。その一例を
、下記実験に示す。 〔実験〕上記構造のバンドパスフィルタの周波数特性を
調べたので、その結果を図11に示す。 〔その他の事項〕■本発明のバンドパスフィルタを実装
する場合には、プリント基板上の電極と外部アース電極
9a・9b及び外部取出電極10a・10bとを位置合
わせした状態で、本発明バンドパスフィルタを載置し、
半田付けを行えばよい。このとき、外側が保護層2・3
にて覆われているので、コイル電極パターン41・42
やアース電極パターン5が傷付くのを防止できる。■上
記誘電体層1としては、薄肉の誘電体シート101を複
数枚重ねるような構造に限定するものではなく、予め所
定の厚みに形成した誘電体シートを用いても良い。■本
発明品の製造は1個ずつ行う必要はなく、広い1枚の誘
電体シートに複数のコイル電極パターン41・42を形
成し、また同様の誘電体シートに同数のアース電極パタ
ーン5を形成し、この状態のものを積層した後、切断し
て1個ずつに分断し、焼成するような方法であってもよ
い。 (第2実施例)本発明の第2実施例を、図12及び図1
3に基づいて、以下に説明する。図12は本発明の第2
実施例に係るバンドパスフィルタの要部平面図、図13
は図12に示すバンドパスフィルタの周波数特性を示す
グラフである。尚、上記第1実施例と同様の機能を有す
る部材には同一の番号を付し、その説明を省略する。こ
れは、以下の実施例についても同様である。図12に示
すように、パターン片41d・42cの端部を、それぞ
れパターン片41a・42aの端部に接続する(即ち、
隙間部30・31を形成しない)他は、上記第1実施例
と同様の構成である。 〔実験〕上記構造のバンドパスフィルタの周波数特性を
調べたので、その結果を図13に示す。 (第3実施例)本発明の第3実施例を、図14及び図1
5に基づいて、以下に説明する。図14は本発明の第3
実施例に係るバンドパスフィルタの要部平面図、図15
は図14に示すバンドパスフィルタの周波数特性を示す
グラフである。図14に示すように、コイル電極パター
ン41の隙間部30をパターン片41aとパターン片4
1cとの間に形成する他は、上記第1実施例と同様の構
成である。 〔実験〕上記構造のバンドパスフィルタの周波数特性を
調べたので、その結果を図15に示す。 (第4実施例)本発明の第4実施例を、図16及び図1
7に基づいて、以下に説明する。図16は本発明の第4
実施例に係るバンドパスフィルタの要部平面図、図17
は図16に示すバンドパスフィルタの周波数特性を示す
グラフである。図16に示すように、コイル電極パター
ン41の隙間部30をパターン片41aとパターン片4
1cとの間に形成し、且つコイル電極パターン42の隙
間部31をパターン片42bとパターン片42dとの間
に形成する他は、上記第1実施例と同様の構成である。 〔実験〕上記構造のバンドパスフィルタの周波数特性を
調べたので、その結果を図17に示す。 (第5実施例)本発明の第5実施例を、図18〜図20
に基づいて、以下に説明する。図18及び図19は本発
明の第5実施例に係るバンドパスフィルタを示す図であ
り、図18は分解斜視図、図19は要部平面図、図20
は図18及び図19に示すバンドパスフィルタの周波数
特性を示すグラフである。図18及び図19に示すよう
に、コイル電極パターン41・42の形状を異ならしめ
る他は、上記第1実施例と同様の構成である。具体的に
は、横方向に対向配置された直線状のパターン片41e
・41f及びパターン片42e・42fが、それぞれ、
これらパターン片41e・41f及びパターン片42e
・42fの一方端に接続された直線状のパターン片41
g及びパターン片42gを介して接続される。そして、
上記パターン片41eの一方端には、B端面まで延設さ
れたアース端子パターン6aと取出電極パターン7aと
が接続され、上記パターン片42eの一方端には、A端
面まで延設されたアース端子パターン6bと取出電極パ
ターン7bとが接続されるような構造である。 〔実験〕上記構造のバンドパスフィルタの周波数特性を
調べたので、その結果を図20に示す。 (第6実施例)本発明の第6実施例を、図21〜図26
に基づいて、以下に説明する。図21,図23,図25
は本発明の第6実施例に係るバンドパスフィルタの分解
斜視図、図22,図24,図26はそれぞれ図21,図
23,図25に示すバンドパスフィルタの周波数特性を
示すグラフである。図21,図23,図25に示すよう
に、コイル電極パターン41・42の一方側だけではな
く両側に、誘電体層1とアース電極パターン5とを順に
設ける他は、それぞれ上記第1実施例、第3実施例、第
4実施例と同様の構造である。 〔実験〕上記構造のバンドパスフィルタの周波数特性を
調べたので、その結果をそれぞれ図22,図24,及び
図26に示す。図22、図24、及び図26から明らか
なように、上記バンドパスフィルタは、通過帯域の周波
数が若干低くなっていることが認められる。これは、コ
イル電極パターン41・42の一方側のみならず両方に
浮遊容量が形成されるため、バンドパスフィルタのコン
デンサ容量が増大するという理由によるものと考えられ
る。尚、上記実施例には示さないが、前記第2実施例及
び第5実施例に示すバンドパスフィルタを同様の構造と
した場合にも上記と同様の効果を有することを実験によ
り確認している。 (第7実施例)本発明の第7実施例を、図27及び図2
8に基づいて、以下に説明する。図27及び図28は本
発明の第7実施例に係るバンドパスフィルタを示す図で
あって、図27は分解斜視図、図28は要部平面図であ
る。図27及び図28に示すように、一方のアース電極
パターン(図27においては上方のパターン)の形状を
異ならしめる他は、上記第6実施例の図21に示すバン
ドパスフィルタと同様の構成である。具体的には、アー
ス電極パターン5が2分割され、各々のパターン51・
52がコイル電極パターン41・42よりも一回り大き
くなるように構成されると共に、各アース電極パターン
51・52にはそれぞれアース端子パターン8a・8b
が接続されるような構造である。このような構成とすれ
ば、パターン片41d・42cに対応するアース電極パ
ターン51・52の一部(例えば、図27における二点
鎖線Cで示す部位)を切断するだけで、浮遊容量を調整
できるので、周波数を簡単に調整することが可能となる
。尚、上記第1実施例〜第5実施例のアース電極パター
ン(略全面に形成される。)でも、上記の調整は可能で
あるが、切断長さが長くなるので、周波数を調整するの
であれば、本実施例の構成とするのが望ましい。また、
本実施例のアース電極パターンは第6実施例の図21に
示す構造のバンドパスフィルタに限定されるものではな
く、その他の実施例に示すものにも適用可能である。 (第8実施例)本発明の第8実施例を、図29に基づい
て、以下に説明する。図29は本発明の第8実施例に係
るバンドパスフィルタの分解斜視図である。図29に示
すように、コイル電極パターン41・42が形成された
誘電体シート101に隣接する誘電体シート101に、
コイル電極パターン41・42と同形状の浮かし電極パ
ターン33・34を形成する他は、上記第6実施例の図
21に示すバンドパスフィルタと同様の構成である。 尚、図示はしないが、このような構造とすることにより
、第6実施例の図21に示すバンドパスフィルタより、
一層通過帯域の周波数のピークが低くなることを、実験
により確認している。これは、コイル電極パターン41
・42と浮かし電極パターン33・34との間で浮遊容
量が形成されるため、バンドパスフィルタのコンデンサ
容量が増大するということに起因するものと考えられる
。 〔その他の事項〕コイル電極パターン41・42の構造
としては上記各種の実施例に示すものに限定すものでは
なく、例えば、図30,図31に示すようなループ状の
ものであっても良い。
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、所
謂ストリップライン構造であるという理由及び第1の電
極のパターン片同士が隣接していないという理由により
、Qを飛躍的に向上させることが可能となる。この結果
、バンドパスフィルタの挿入損失が小さくなって、スカ
ート特性の切れが良くなる。また、第1の電極はループ
状を成しているので、素子の寸法が小さくなる。加えて
、第1の電極の取出端子とアース端子との間隔を変える
だけでインピーダンスを調整できるので、インピーダン
スの調整が極めて容易となる。これらのことから、挿入
損失が小さく、且つ小型で、しかも入出力インピーダン
スを任意に調整可能な、極めて優れたバンドパスフィル
タを提供することができるといった効果を奏する。
謂ストリップライン構造であるという理由及び第1の電
極のパターン片同士が隣接していないという理由により
、Qを飛躍的に向上させることが可能となる。この結果
、バンドパスフィルタの挿入損失が小さくなって、スカ
ート特性の切れが良くなる。また、第1の電極はループ
状を成しているので、素子の寸法が小さくなる。加えて
、第1の電極の取出端子とアース端子との間隔を変える
だけでインピーダンスを調整できるので、インピーダン
スの調整が極めて容易となる。これらのことから、挿入
損失が小さく、且つ小型で、しかも入出力インピーダン
スを任意に調整可能な、極めて優れたバンドパスフィル
タを提供することができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るバンドパスフィルタ
の平面図である。
の平面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るバンドパスフィルタ
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図3】本発明に用いる誘電体シートの平面図である。
【図4】図3の誘電体シートにコイル電極パターンを形
成した状態を示す平面図である。
成した状態を示す平面図である。
【図5】図3の誘電体シートにアース電極パターンを形
成した状態を示す平面図である。
成した状態を示す平面図である。
【図6】誘電体シートを積層したときの正面図である。
【図7】誘電体シートを積層したときの側面図である。
【図8】積層体を圧着したときの正面図である。
【図9】外部電極を形成したときの正面図である。
【図10】図1に示すバンドパスフィルタの等価回路図
である。
である。
【図11】図1に示すバンドパスフィルタの周波数特性
を示すグラフである。
を示すグラフである。
【図12】本発明の第2実施例に係るバンドパスフィル
タの要部平面図である。
タの要部平面図である。
【図13】図12に示すバンドパスフィルタの周波数特
性を示すグラフである。
性を示すグラフである。
【図14】本発明の第3実施例に係るバンドパスフィル
タの要部平面図である。
タの要部平面図である。
【図15】図14に示すバンドパスフィルタの周波数特
性を示すグラフである。
性を示すグラフである。
【図16】本発明の第4実施例に係るバンドパスフィル
タの要部平面図である。
タの要部平面図である。
【図17】図16に示すバンドパスフィルタの周波数特
性を示すグラフである。
性を示すグラフである。
【図18】本発明の第5実施例に係るバンドパスフィル
タの分解斜視図である。
タの分解斜視図である。
【図19】本発明の第5実施例に係るバンドパスフィル
タの要部平面図である。
タの要部平面図である。
【図20】図18、図19に示すバンドパスフィルタの
周波数特性を示すグラフである。
周波数特性を示すグラフである。
【図21】本発明の第6実施例に係るバンドパスフィル
タの分解斜視図である。
タの分解斜視図である。
【図22】図21に示すバンドパスフィルタの周波数特
性を示すグラフである。
性を示すグラフである。
【図23】第6実施例の変形例に係るバンドパスフィル
タの分解斜視図である。
タの分解斜視図である。
【図24】図23に示すバンドパスフィルタの周波数特
性を示すグラフである。
性を示すグラフである。
【図25】第6実施例の他の変形例に係るバンドパスフ
ィルタの分解斜視図である。
ィルタの分解斜視図である。
【図26】図25に示すバンドパスフィルタの周波数特
性を示すグラフである。
性を示すグラフである。
【図27】本発明の第7実施例に係るバンドパスフィル
タの分解斜視図である。
タの分解斜視図である。
【図28】本発明の第7実施例に係るバンドパスフィル
タの要部平面図である。
タの要部平面図である。
【図29】本発明の第8実施例に係るバンドパスフィル
タの分解斜視図である。
タの分解斜視図である。
【図30】本発明のバンドパスフィルタの変形例を示す
要部平面図である。
要部平面図である。
【図31】本発明のバンドパスフィルタの他の変形例を
示す要部平面図である。
示す要部平面図である。
【図32】従来のストリップライン型誘電体共振器を示
す説明図である。
す説明図である。
【図33】従来のストリップライン型誘電体共振器を示
す説明図である。
す説明図である。
【図34】従来のコイルパターン型誘電体共振器を示す
説明図である。
説明図である。
1 誘電体層
5 アース電極パターン
6a アース端子パターン
6b アース端子パターン
7a 取出電極パターン
7b 取出電極パターン
8a アース端子パターン
8b アース端子パターン
33 浮かし電極パターン
34 浮かし電極パターン
41 コイル電極パターン
42 コイル電極パターン
101 誘電体シート
Claims (4)
- 【請求項1】 誘電体材料から成る板体の一方の主表
面には2つの第1の電極が配置される一方、他方の主表
面には第2の電極が配置されたバンドパスフィルタであ
って、上記第1の電極は共にループ状を成し、且つ各第
1電極が磁気結合状態で配置されると共に、一方の第1
の電極から上記板体の端部に向けて所定のインピーダン
スを有する間隔で引き出される取出端子及びアース端子
と、他方の第1の電極から上記板体の端部に向けて所定
のインピーダンスを有する間隔で引き出される取出端子
及びアース端子とが異なる側面に引き出され、更に上記
第2の電極は面状を成し、上記板体の端部に向けてアー
ス端子が引き出されることを特徴とするバンドパスフィ
ルタ。 - 【請求項2】 誘電体材料から成る2枚の板体の一方
の主表面間には2つの第1の電極が配置される一方、上
記2つの板体の他方の主表面のうち少なくとも1つの主
表面には第2の電極がそれぞれ配置されたバンドパスフ
ィルタであって、上記第1の電極は共にループ状を成し
、且つ各第1の電極が磁気結合状態で配置されると共に
、一方の第1の電極から上記板体の端部に向けて所定の
インピーダンスを有する間隔で引き出される取出端子及
びアース端子と、他方の第1の電極から上記板体の端部
に向けて所定のインピーダンスを有する間隔で引き出さ
れる取出端子及びアース端子とが異なる側面に引き出さ
れ、更に上記第2の電極は面状を成し、上記板体の端部
に向けてアース端子が引き出されることを特徴とするバ
ンドパスフィルタ。 - 【請求項3】 誘電体材料から成る2枚の板体の一方
の主表面間には2つの第1の電極が配置される一方、上
記2つの板体の他方の主表面には第2の電極がそれぞれ
配置されたバンドパスフィルタであって、上記第1の電
極は共にループ状を成し、且つ各第1の電極が磁気結合
状態で配置されると共に、一方の第1の電極から上記板
体の端部に向けて所定のインピーダンスを有する間隔で
引き出される取出端子及びアース端子と、他方の第1の
電極から上記板体の端部に向けて所定のインピーダンス
を有する間隔で引き出される取出端子及びアース端子と
が異なる側面に引き出され、更に上記第2の電極のうち
、少なくとも一つの電極は前記第1電極より若干大きな
形状となるように2分割され、且つ2分割された電極か
ら前記板体の端部に向けて各々アース端子が引き出され
ていることを特徴とするバンドパスフィルタ。 - 【請求項4】 前記第1の電極と少なくとも一方の第
2の電極との間には、第1電極と同形状の第3の電極が
形成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3
記載のバンドパスフィルタ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3138838A JP2730322B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-06-11 | バンドパスフィルタ |
| DE4203961A DE4203961C2 (de) | 1991-02-15 | 1992-02-11 | Bandpaßfilter |
| US08/112,652 US5400000A (en) | 1991-02-15 | 1993-08-26 | Band-pass filter having two loop-shaped electrodes |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-21875 | 1991-02-15 | ||
| JP2187591 | 1991-02-15 | ||
| JP3138838A JP2730322B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-06-11 | バンドパスフィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04306003A true JPH04306003A (ja) | 1992-10-28 |
| JP2730322B2 JP2730322B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=26359005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3138838A Expired - Fee Related JP2730322B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-06-11 | バンドパスフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2730322B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0691790A2 (en) | 1994-07-08 | 1996-01-10 | Sony Corporation | Image display apparatus |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5068448A (ja) * | 1973-10-17 | 1975-06-07 | ||
| JPS5696705U (ja) * | 1979-12-24 | 1981-07-31 | ||
| JPS58103202A (ja) * | 1981-12-16 | 1983-06-20 | Fujitsu Ltd | 誘電体フイルタ |
| JPS5991005U (ja) * | 1982-12-10 | 1984-06-20 | 株式会社村田製作所 | 高周波フイルタの外装構造 |
| JPH0272001U (ja) * | 1988-11-18 | 1990-06-01 |
-
1991
- 1991-06-11 JP JP3138838A patent/JP2730322B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|---|
| EP0691790A2 (en) | 1994-07-08 | 1996-01-10 | Sony Corporation | Image display apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2730322B2 (ja) | 1998-03-25 |
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