JPH04306609A - 自動焦点調節装置を有するカメラ - Google Patents
自動焦点調節装置を有するカメラInfo
- Publication number
- JPH04306609A JPH04306609A JP7127691A JP7127691A JPH04306609A JP H04306609 A JPH04306609 A JP H04306609A JP 7127691 A JP7127691 A JP 7127691A JP 7127691 A JP7127691 A JP 7127691A JP H04306609 A JPH04306609 A JP H04306609A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- amount
- focus
- group
- zoom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 103
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 41
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 29
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 43
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 24
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 23
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 16
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 13
- 230000004044 response Effects 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 9
- 238000003491 array Methods 0.000 description 8
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 8
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 6
- 230000008569 process Effects 0.000 description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 description 5
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000005375 photometry Methods 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- NAWXUBYGYWOOIX-SFHVURJKSA-N (2s)-2-[[4-[2-(2,4-diaminoquinazolin-6-yl)ethyl]benzoyl]amino]-4-methylidenepentanedioic acid Chemical compound C1=CC2=NC(N)=NC(N)=C2C=C1CCC1=CC=C(C(=O)N[C@@H](CC(=C)C(O)=O)C(O)=O)C=C1 NAWXUBYGYWOOIX-SFHVURJKSA-N 0.000 description 1
- 101000582320 Homo sapiens Neurogenic differentiation factor 6 Proteins 0.000 description 1
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 102100030589 Neurogenic differentiation factor 6 Human genes 0.000 description 1
- 206010047513 Vision blurred Diseases 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動焦点調節装置、詳
しくは、撮影光学系の合焦位置を検出して、その検出位
置まで該光学系を移動させる自動焦点調節装置に関する
ものである。
しくは、撮影光学系の合焦位置を検出して、その検出位
置まで該光学系を移動させる自動焦点調節装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年のカメラの小型化、軽量化は、目ざ
ましいものがあり、その撮影光学系の構造も同様に小型
軽量化が進んでいる。更に、撮影レンズ系の長焦点距離
化も年々進んでおり、長い光路を有する光学系を、より
高精度に位置制御する必要が生じている。
ましいものがあり、その撮影光学系の構造も同様に小型
軽量化が進んでいる。更に、撮影レンズ系の長焦点距離
化も年々進んでおり、長い光路を有する光学系を、より
高精度に位置制御する必要が生じている。
【0003】そして、カメラの光学系の自動調節装置に
おいて、撮影光学系の合焦位置までの該光学系の駆動量
を検出し、検出した駆動量に基づいて該光学系を移動せ
しめる自動焦点調節装置に関して従来から数多く提案さ
れている。更にまた、撮影光学系を複数のレンズ群で構
成し、それらのレンズ群の位置関係を調節することによ
って焦点調節および倍率の調節を行うカメラの撮影光学
系も数多く提案されている。以上のような撮影光学系の
場合、露光時の光量を制御する絞り装置は光束の関係か
らレンズ群とレンズ群の間に配設されている。そして、
露光時に絞り込むことによって光量の調節を行なってい
る。
おいて、撮影光学系の合焦位置までの該光学系の駆動量
を検出し、検出した駆動量に基づいて該光学系を移動せ
しめる自動焦点調節装置に関して従来から数多く提案さ
れている。更にまた、撮影光学系を複数のレンズ群で構
成し、それらのレンズ群の位置関係を調節することによ
って焦点調節および倍率の調節を行うカメラの撮影光学
系も数多く提案されている。以上のような撮影光学系の
場合、露光時の光量を制御する絞り装置は光束の関係か
らレンズ群とレンズ群の間に配設されている。そして、
露光時に絞り込むことによって光量の調節を行なってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の撮影光学系等に
おいて、合焦位置の制御を行なおうとすると鏡枠構造の
複雑化避けられず、次のような問題が生じていた。即ち
、撮影レンズ群は保持枠によって保持され、その枠はロ
ッド等によって支持される。ところが、該光学系を合焦
駆動すると、各部嵌合ガタによるずれや上記ロッドの撓
みが発生し光学系の位置に微少なずれが生じる。一方、
撮影レンズ群の中間位置に配置された絞りの絞り込み動
作によっても、上記光学系の位置ずれが変化する。 即ち、露光時に光学系の位置が微少変化するような現象
が生じる。短焦点距離のレンズではこの微少な位置ずれ
は問題にならないが、長焦点距離のレンズではこの位置
ずれはフィルム面のピントずれに直すと大きな値となり
、ピントの合った写真が得られなくなる。
おいて、合焦位置の制御を行なおうとすると鏡枠構造の
複雑化避けられず、次のような問題が生じていた。即ち
、撮影レンズ群は保持枠によって保持され、その枠はロ
ッド等によって支持される。ところが、該光学系を合焦
駆動すると、各部嵌合ガタによるずれや上記ロッドの撓
みが発生し光学系の位置に微少なずれが生じる。一方、
撮影レンズ群の中間位置に配置された絞りの絞り込み動
作によっても、上記光学系の位置ずれが変化する。 即ち、露光時に光学系の位置が微少変化するような現象
が生じる。短焦点距離のレンズではこの微少な位置ずれ
は問題にならないが、長焦点距離のレンズではこの位置
ずれはフィルム面のピントずれに直すと大きな値となり
、ピントの合った写真が得られなくなる。
【0005】また、上述の例に限らず、小型軽量化され
た機構においても、より複雑な撮影光学系の位置制御を
行なうとすると、上記露光時に生じる撮影光学系の位置
ずれが無視できなくなる。
た機構においても、より複雑な撮影光学系の位置制御を
行なうとすると、上記露光時に生じる撮影光学系の位置
ずれが無視できなくなる。
【0006】本発明の目的は、上述の不具合を解決する
ためなされたものであって、撮影光学系に発生したずれ
量を補正する手段を設けるようにして、正確な焦点調節
を行なうことのできる自動焦点調節装置を提供するにあ
る。
ためなされたものであって、撮影光学系に発生したずれ
量を補正する手段を設けるようにして、正確な焦点調節
を行なうことのできる自動焦点調節装置を提供するにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】撮影光学系の合焦位置ま
での駆動量を検出する駆動量検出手段と、上記駆動量に
基づいて撮影光学系を駆動する駆動手段と、露光動作に
より生じる上記撮影光学系の移動量を求め、上記駆動量
に補正を加える補正手段とを具備することを特徴とする
。
での駆動量を検出する駆動量検出手段と、上記駆動量に
基づいて撮影光学系を駆動する駆動手段と、露光動作に
より生じる上記撮影光学系の移動量を求め、上記駆動量
に補正を加える補正手段とを具備することを特徴とする
。
【0008】
【作用】上記露光動作により生じる移動量の補正を行な
って位置ずれの少ない位置まで撮影光学系を移動させる
ものとする。
って位置ずれの少ない位置まで撮影光学系を移動させる
ものとする。
【0009】
【実施例】以下図示の実施例に基づいて本発明を説明す
る。
る。
【0010】図1は、本発明の一実施例を示す自動焦点
調節装置を有する撮影光学系を内蔵するカメラの光路図
である。被写体は、5つのレンズ群20〜24と撮影絞
りからなる撮影レンズ101 を通りメインミラー10
2 に入射する。該撮影レンズ101 は、第1群,第
2群レンズ20,21がフォーカシング作用を行い、第
5群レンズ24は固定である。ズーミング動作時は第3
群,第4群レンズ22,23 を動かすと同時に第1群
,第2群レンズ20,21 をカム機構で駆動し、ズー
ミング時のピントズレを防いでいる。
調節装置を有する撮影光学系を内蔵するカメラの光路図
である。被写体は、5つのレンズ群20〜24と撮影絞
りからなる撮影レンズ101 を通りメインミラー10
2 に入射する。該撮影レンズ101 は、第1群,第
2群レンズ20,21がフォーカシング作用を行い、第
5群レンズ24は固定である。ズーミング動作時は第3
群,第4群レンズ22,23 を動かすと同時に第1群
,第2群レンズ20,21 をカム機構で駆動し、ズー
ミング時のピントズレを防いでいる。
【0011】上記メインミラー102 は、ハーフミラ
ーになっており入射光量の2/3 をファインダー光学
系103 に反射する。残りの1/3 は、メインミラ
ーを浸透しサブミラー104 で反射してAF光学系1
05 へ導かれる。AF光学系105 は、視野絞り8
6,赤外カットフィルター87,コンデンサレンズ88
,ミラー89,再結像絞り90,再結像レンズ91R,
91L、光電変換素子列92R,92Lを含むAF(オ
ートフォーカス)IC92で構成される。視野絞り86
は、撮影画面中からAF検出する視野を決定し、再結像
レンズ91R,91Lによって分割されるので光像が干
渉しないようにする。赤外カットフィルタ87はAF検
出に不用な赤外光をカットし、赤外光により収差ずれを
防止する。コンデンサレンズ88は、撮影レンズ101
による被写体光像の結像面、即ち、フィルム119
の等価面の近傍に設置され、再結像レンズ91R,91
Lとともにフィルム等価面近傍に結像した被写体をAF
IC92に再結像する。 再結像絞り90は、光軸に対称な対をなしており、コン
デンサレンズ88を通過した被写体光の中から2つの光
束を選択して通過させる。再結像絞りを通過した2つの
光束はAFIC92上2つの光電変換素子列92R,9
2Lに結像される。
ーになっており入射光量の2/3 をファインダー光学
系103 に反射する。残りの1/3 は、メインミラ
ーを浸透しサブミラー104 で反射してAF光学系1
05 へ導かれる。AF光学系105 は、視野絞り8
6,赤外カットフィルター87,コンデンサレンズ88
,ミラー89,再結像絞り90,再結像レンズ91R,
91L、光電変換素子列92R,92Lを含むAF(オ
ートフォーカス)IC92で構成される。視野絞り86
は、撮影画面中からAF検出する視野を決定し、再結像
レンズ91R,91Lによって分割されるので光像が干
渉しないようにする。赤外カットフィルタ87はAF検
出に不用な赤外光をカットし、赤外光により収差ずれを
防止する。コンデンサレンズ88は、撮影レンズ101
による被写体光像の結像面、即ち、フィルム119
の等価面の近傍に設置され、再結像レンズ91R,91
Lとともにフィルム等価面近傍に結像した被写体をAF
IC92に再結像する。 再結像絞り90は、光軸に対称な対をなしており、コン
デンサレンズ88を通過した被写体光の中から2つの光
束を選択して通過させる。再結像絞りを通過した2つの
光束はAFIC92上2つの光電変換素子列92R,9
2Lに結像される。
【0012】ファインダ光学系103 は、フォーカシ
ングスクリーン73,コンデンサレンズ74プリズム7
5, モールドダハミラー76,接眼レンズ77とで構
成される。撮影レンズを通過した被写体光はフォーカシ
リングスクリーン73上に結像される。結像された像を
コンテンサレンズ74,接眼レンズ77を通して撮影者
は観察することができる。
ングスクリーン73,コンデンサレンズ74プリズム7
5, モールドダハミラー76,接眼レンズ77とで構
成される。撮影レンズを通過した被写体光はフォーカシ
リングスクリーン73上に結像される。結像された像を
コンテンサレンズ74,接眼レンズ77を通して撮影者
は観察することができる。
【0013】フィルム露光時には、メインミラー102
とサブミラー104 は図1の点線の位置まで退避す
る。そして、撮影レンズ101 を通過した被写体光は
、シャッタ118 の先幕が開く時から後幕が閉じる間
にフィルム119 に露光される。
とサブミラー104 は図1の点線の位置まで退避す
る。そして、撮影レンズ101 を通過した被写体光は
、シャッタ118 の先幕が開く時から後幕が閉じる間
にフィルム119 に露光される。
【0014】図2は、本実施例のカメラの電気制御回路
のブロック構成図である。本図に示されるように、本制
御回路は、全システムをコントロールするCPU201
,CPU201 に対するインタフェースIC202
,電源ユニット203 ,ストロボユニット204
,ミラーシャッタユニット205 ,巻き上げユニット
206 ,レンズユニット207 ,ファインダユニッ
ト208 ,表示ユニット209 ,AF(オートフォ
ーカス)ユニット210 の各ユニットより構成される
。CPU201 は、シリアル通信ライン211 を介
して、インターフェースIC202 ,LCDIC35
,AFIC92,E2PROM37とデータの送受信を
行なう。また、インターフェースIC202 との間に
は別の通信ラインがあり、各種アナログ信号の入力、P
Iの波形整形後の信号入力等を行なう。アナログ信号は
CPU201 のA/D変換入力端子に入力されデジタ
ル変換される。CPU201 内には各種の演算部やデ
ータの記憶部、時間の計測部が内蔵されている。
のブロック構成図である。本図に示されるように、本制
御回路は、全システムをコントロールするCPU201
,CPU201 に対するインタフェースIC202
,電源ユニット203 ,ストロボユニット204
,ミラーシャッタユニット205 ,巻き上げユニット
206 ,レンズユニット207 ,ファインダユニッ
ト208 ,表示ユニット209 ,AF(オートフォ
ーカス)ユニット210 の各ユニットより構成される
。CPU201 は、シリアル通信ライン211 を介
して、インターフェースIC202 ,LCDIC35
,AFIC92,E2PROM37とデータの送受信を
行なう。また、インターフェースIC202 との間に
は別の通信ラインがあり、各種アナログ信号の入力、P
Iの波形整形後の信号入力等を行なう。アナログ信号は
CPU201 のA/D変換入力端子に入力されデジタ
ル変換される。CPU201 内には各種の演算部やデ
ータの記憶部、時間の計測部が内蔵されている。
【0015】インタフェースIC202 は、デジタル
・アナログ回路混在のBi−CMOSICであって、モ
ータ・マグネットの駆動、測光、バッテリチェック、バ
ックライトLED・補助光LEDの点灯、フォトインタ
ラプタの波形整形等の回路であるアナログ処理部と、ス
イッチ信号の入力やシリアル通信データ変換等のデジタ
ル処理部で構成されている。
・アナログ回路混在のBi−CMOSICであって、モ
ータ・マグネットの駆動、測光、バッテリチェック、バ
ックライトLED・補助光LEDの点灯、フォトインタ
ラプタの波形整形等の回路であるアナログ処理部と、ス
イッチ信号の入力やシリアル通信データ変換等のデジタ
ル処理部で構成されている。
【0016】電源ユニット203 は、2系統の電源を
供給し、1つはモータ・マグネット等のパワーを必要と
するドライバに使用される電源であって、常時、電池5
2の電圧を供給する。他の1つはDC/DCコンバータ
53で安定化された小信号用の電源であって、CPU2
01 によりインタフェース202 を介して制御され
る。
供給し、1つはモータ・マグネット等のパワーを必要と
するドライバに使用される電源であって、常時、電池5
2の電圧を供給する。他の1つはDC/DCコンバータ
53で安定化された小信号用の電源であって、CPU2
01 によりインタフェース202 を介して制御され
る。
【0017】ストロボユニット204 は、ストロボ充
電回路54,メインコンデンサ55,ストロボ発光回路
56,ストロボ発光管57等から成る。低輝度又は逆光
状態でストロボの発光が必要なときは、CPU201
の制御信号によりインタフェースIC202 を介して
ストロボ充電回路54が電池電圧を昇圧してメインコン
デンサ55を充電する。同時にストロボ充電回路54か
ら分圧された充電電圧がCPU201 のA/D変換入
力端子に入力され、CPU201 は充電電圧の制御を
行なう。その充電電圧が所定のレベルに達したならば、
そこでCPU201 からインタフェースIC202
を介してストロボ充電回路54に充電停止信号が通信さ
れてメインコンデンサ55の充電が停止される。CPU
201 はフィルム露光時に所定のタイミングでストロ
ボ発光回路56を介してストロボ発光管57の発光開始
・発光停止を制御する。該ストロボの発光方式としては
、後述するシーケンスSW(スイッチ)24の一つであ
る先幕走行完了スイッチの入力により発光する先幕発光
と、後幕の走行開始直前に発光する後幕発光と、先幕走
行完了から後幕の走行開始直前の間に等時間間隔で等光
量だけ複数回発光するマルチ発光等がある。
電回路54,メインコンデンサ55,ストロボ発光回路
56,ストロボ発光管57等から成る。低輝度又は逆光
状態でストロボの発光が必要なときは、CPU201
の制御信号によりインタフェースIC202 を介して
ストロボ充電回路54が電池電圧を昇圧してメインコン
デンサ55を充電する。同時にストロボ充電回路54か
ら分圧された充電電圧がCPU201 のA/D変換入
力端子に入力され、CPU201 は充電電圧の制御を
行なう。その充電電圧が所定のレベルに達したならば、
そこでCPU201 からインタフェースIC202
を介してストロボ充電回路54に充電停止信号が通信さ
れてメインコンデンサ55の充電が停止される。CPU
201 はフィルム露光時に所定のタイミングでストロ
ボ発光回路56を介してストロボ発光管57の発光開始
・発光停止を制御する。該ストロボの発光方式としては
、後述するシーケンスSW(スイッチ)24の一つであ
る先幕走行完了スイッチの入力により発光する先幕発光
と、後幕の走行開始直前に発光する後幕発光と、先幕走
行完了から後幕の走行開始直前の間に等時間間隔で等光
量だけ複数回発光するマルチ発光等がある。
【0018】ミラーシャッタユニット205 は、ミラ
ーシャッタモータ58と、先幕と後幕の走行を制御する
2つのシャッタマグネット59と、シーケンスSW群4
4に含まれる先幕走行完了スイッチで構成される。ミラ
ーシャッタモータ58は、CPU201 によりインタ
フェースIC202 およびモータドライバ51を介し
て、正回転させメインミラー102 のアップ、撮影絞
りの絞り込み、シャッタ118 のチャージ、即ち、先
幕を閉じ後幕を開ける動作などを行なう。シャッタマグ
ネット59はCPU201 によりインタフェースIC
202 を介して制御される。
ーシャッタモータ58と、先幕と後幕の走行を制御する
2つのシャッタマグネット59と、シーケンスSW群4
4に含まれる先幕走行完了スイッチで構成される。ミラ
ーシャッタモータ58は、CPU201 によりインタ
フェースIC202 およびモータドライバ51を介し
て、正回転させメインミラー102 のアップ、撮影絞
りの絞り込み、シャッタ118 のチャージ、即ち、先
幕を閉じ後幕を開ける動作などを行なう。シャッタマグ
ネット59はCPU201 によりインタフェースIC
202 を介して制御される。
【0019】露光開始時には、まず、開始直前にミラー
シャックモータ58によりメインミラーの退避と撮影絞
りの絞り込みが行われる。次に、シャッタマグネット5
9に通電を行いマグネットを吸着する。露光開始と同時
に先幕のシャッタマグネット59の吸着が解除されるこ
とにより先幕が開かれる。そして、先幕先行完了スイッ
チの出力検出時より所望の露光時間経過後に後幕のシャ
ッタマグネット59の吸着が解除されることにより後幕
が閉じる。先幕開と後幕閉の間でフィルムは露光される
。次に、ミラーシャッタモータ58の正転によりミラー
102 が降下し、撮影絞りが開放状態になる。同時に
シャッタ118 のチャージを行う。なお、ミラーシャ
ッタモータ58は逆転によりフィルムの巻き戻しを行う
。
シャックモータ58によりメインミラーの退避と撮影絞
りの絞り込みが行われる。次に、シャッタマグネット5
9に通電を行いマグネットを吸着する。露光開始と同時
に先幕のシャッタマグネット59の吸着が解除されるこ
とにより先幕が開かれる。そして、先幕先行完了スイッ
チの出力検出時より所望の露光時間経過後に後幕のシャ
ッタマグネット59の吸着が解除されることにより後幕
が閉じる。先幕開と後幕閉の間でフィルムは露光される
。次に、ミラーシャッタモータ58の正転によりミラー
102 が降下し、撮影絞りが開放状態になる。同時に
シャッタ118 のチャージを行う。なお、ミラーシャ
ッタモータ58は逆転によりフィルムの巻き戻しを行う
。
【0020】巻き上げユニット206 は、巻き上げモ
ータ60とフィルム検出用のフォトインタラプタ(以下
、PIと称する)61で構成される。巻き上げモータ6
0はCPU201よりインタフェースIC202および
モータドライバ51を介して制御される。フィルム検出
PI61の出力はインタフェースIC202 で波形整
形され、CPU201 に伝達され、巻き上げ量のフィ
ードバックパルスを生成する。 CPU201はこのパルス数をカウントすることによっ
て1コマ分の巻き上げ量を制御する。
ータ60とフィルム検出用のフォトインタラプタ(以下
、PIと称する)61で構成される。巻き上げモータ6
0はCPU201よりインタフェースIC202および
モータドライバ51を介して制御される。フィルム検出
PI61の出力はインタフェースIC202 で波形整
形され、CPU201 に伝達され、巻き上げ量のフィ
ードバックパルスを生成する。 CPU201はこのパルス数をカウントすることによっ
て1コマ分の巻き上げ量を制御する。
【0021】レンズユニット207 は、撮影レンズ1
01 ,ズームモータ61,ズームギア列62,AFモ
ータ67,AFギア列63,AFPI68,ズームエン
コータ28,絞りPI29,絞りマグネット30で構成
される。ズームモータ61とAFモータ67はCPU2
01 よりインタフェースIC202 ,モータドライ
バ51を介して制御される。ズームモータ61の回転は
ズームギア列62により減速され、撮影レンズ101
のズーム系を駆動する。ズームエンコーダ28は撮影レ
ンズ101 を支持する鏡筒の周囲に配設される接片台
13とエンコーダ基板14とで構成され、6本のスイッ
チからなるエンコーダで6本のスイッチのON−OFF
データがCPU201 に入力され、ズームレンズの絶
対位置が検出される。CPU201 はズームレンズの
絶対位置より焦点距離を求めて焦点距離記憶部47に記
憶する。AFモータ67の回転はAFギャー列63によ
り減速され撮影レンズ101 のフォーカス系レンズを
駆動する。一方、AFギャー列63の中間よりAFPI
68の出力が取り出される。このAFPI68の出力は
インタフェースIC202 で波形整形されCPU20
1 に伝達され、AFレンズ駆動量のフィードバックパ
ルスを生成する。CPU201 はこのパルス数をカウ
ントすることによってAFレンズ駆動量を制御する。ま
た、AFレンズの機械的ストッパまたは無限遠基準位置
からの繰り出し量はAFPI68のパルス量としてCP
U201 内のレンズ繰り出し量記憶部46に記憶され
る。
01 ,ズームモータ61,ズームギア列62,AFモ
ータ67,AFギア列63,AFPI68,ズームエン
コータ28,絞りPI29,絞りマグネット30で構成
される。ズームモータ61とAFモータ67はCPU2
01 よりインタフェースIC202 ,モータドライ
バ51を介して制御される。ズームモータ61の回転は
ズームギア列62により減速され、撮影レンズ101
のズーム系を駆動する。ズームエンコーダ28は撮影レ
ンズ101 を支持する鏡筒の周囲に配設される接片台
13とエンコーダ基板14とで構成され、6本のスイッ
チからなるエンコーダで6本のスイッチのON−OFF
データがCPU201 に入力され、ズームレンズの絶
対位置が検出される。CPU201 はズームレンズの
絶対位置より焦点距離を求めて焦点距離記憶部47に記
憶する。AFモータ67の回転はAFギャー列63によ
り減速され撮影レンズ101 のフォーカス系レンズを
駆動する。一方、AFギャー列63の中間よりAFPI
68の出力が取り出される。このAFPI68の出力は
インタフェースIC202 で波形整形されCPU20
1 に伝達され、AFレンズ駆動量のフィードバックパ
ルスを生成する。CPU201 はこのパルス数をカウ
ントすることによってAFレンズ駆動量を制御する。ま
た、AFレンズの機械的ストッパまたは無限遠基準位置
からの繰り出し量はAFPI68のパルス量としてCP
U201 内のレンズ繰り出し量記憶部46に記憶され
る。
【0022】絞りマグネット30はインタフェースIC
202 を介してCPU201 により制御される。ミ
ラーアップスタートと同時に通電されて絞りマグネット
30が吸着される。撮影絞りは、前述のミラーシャッタ
ユニット205 のミラーシャッタ58のミラーアップ
動作と同時にバネにより機械的に絞り込みが開始され、
所望の絞り値に達したときに絞りマグネット30の吸着
が解除されて、絞り込み動作が停止されることによって
設定される。絞りPI29の出力はインタフェースIC
202 で波形整形されCPU201 に伝達されて、
絞り込み量フィードバックパルスを生成する。CPU2
01 はそのパルス数をカウントすることによって撮影
絞り込み量を制御する。
202 を介してCPU201 により制御される。ミ
ラーアップスタートと同時に通電されて絞りマグネット
30が吸着される。撮影絞りは、前述のミラーシャッタ
ユニット205 のミラーシャッタ58のミラーアップ
動作と同時にバネにより機械的に絞り込みが開始され、
所望の絞り値に達したときに絞りマグネット30の吸着
が解除されて、絞り込み動作が停止されることによって
設定される。絞りPI29の出力はインタフェースIC
202 で波形整形されCPU201 に伝達されて、
絞り込み量フィードバックパルスを生成する。CPU2
01 はそのパルス数をカウントすることによって撮影
絞り込み量を制御する。
【0023】ファインダユニット208 は、ファイン
ダ内LCDパネル31とバックライトLEDL32と測
光用8分割フォトダイオードの測光素子33等から構成
される。ファインダ内LCDパネル31は透過形液晶で
CPU201 からLCDIC35に送られる表示内容
に従ってLCDIC35によって表示制御される。バッ
クライトLED32はCPU201 によってインタフ
ェースIC201 を介して点灯制御され、ファインダ
内LCDパネル31を照明する。測光素子33はCPU
201 よりインタフェースIC202 を介して制御
される。測光素子33で発生した光電流は8素子ごとに
インタフェースIC202 に送られ、内部で電流/電
圧変換される。そして、CPU201 で指定された素
子の出力のみがインタフェースIC202 よりCPU
201 のA/D入力変換素子に送られデジタル変換さ
れ、測光演算に用いられる。
ダ内LCDパネル31とバックライトLEDL32と測
光用8分割フォトダイオードの測光素子33等から構成
される。ファインダ内LCDパネル31は透過形液晶で
CPU201 からLCDIC35に送られる表示内容
に従ってLCDIC35によって表示制御される。バッ
クライトLED32はCPU201 によってインタフ
ェースIC201 を介して点灯制御され、ファインダ
内LCDパネル31を照明する。測光素子33はCPU
201 よりインタフェースIC202 を介して制御
される。測光素子33で発生した光電流は8素子ごとに
インタフェースIC202 に送られ、内部で電流/電
圧変換される。そして、CPU201 で指定された素
子の出力のみがインタフェースIC202 よりCPU
201 のA/D入力変換素子に送られデジタル変換さ
れ、測光演算に用いられる。
【0024】表示ユニット209 は、外部LCDパネ
ル34,LCDIC35,第1キーSW群36等から構
成される。LCDパネル34は反射型液晶で、CPU2
01 からLCDIC35に送られる表示内容に従って
LCDIC35によって表示制御される。第1キーSW
群36は主にカメラのモードを設定するためのスイッチ
群でAFモード選択スイッチ、カメラ露出モード選択ス
イッチ、ストロボモード選択スイッチ、AF(オートフ
ォーカス)/PF(パワーフォーカス)切換スイッチ、
マクロモードスイッチ、等が含まれる。スイッチの状態
はLCDIC35を介してCPU201 に読み込まれ
てそれぞれのモードが設定される。
ル34,LCDIC35,第1キーSW群36等から構
成される。LCDパネル34は反射型液晶で、CPU2
01 からLCDIC35に送られる表示内容に従って
LCDIC35によって表示制御される。第1キーSW
群36は主にカメラのモードを設定するためのスイッチ
群でAFモード選択スイッチ、カメラ露出モード選択ス
イッチ、ストロボモード選択スイッチ、AF(オートフ
ォーカス)/PF(パワーフォーカス)切換スイッチ、
マクロモードスイッチ、等が含まれる。スイッチの状態
はLCDIC35を介してCPU201 に読み込まれ
てそれぞれのモードが設定される。
【0025】AFユニット210 はE2 PROM3
7,コンデンサレンズ88,再結像レンズ91R,91
L、AFIC92等で構成される。被写体光の一部はコ
ンデンサレンズ88,再結像レンズ91R,91Lによ
って像に分割されAFIC92の2つの光電変換素子列
92R,92Lに受光される。AFIC92は各素子ご
とに光強度に応じたデジタル出力を発生しCPU201
に送り、CPU201 内の素子出力記憶部45に記
憶される。CPU201 は記憶した素子出力に基づい
て、分割した2像の像間隔を相関演算回路部48で計算
する。また、CPU201 はAFIC92の光電変換
動作を制御する。E2 PROM37には後述する光電
変換素子出力の不均一補正データや、合焦時のて像間隔
などの様々な調整データが工場出荷時に書き込まれる。 カメラ動査中はフィルムコマ数等の電源オフ状態になっ
ても記憶しておく必要のあるデータが書き込まれる。
7,コンデンサレンズ88,再結像レンズ91R,91
L、AFIC92等で構成される。被写体光の一部はコ
ンデンサレンズ88,再結像レンズ91R,91Lによ
って像に分割されAFIC92の2つの光電変換素子列
92R,92Lに受光される。AFIC92は各素子ご
とに光強度に応じたデジタル出力を発生しCPU201
に送り、CPU201 内の素子出力記憶部45に記
憶される。CPU201 は記憶した素子出力に基づい
て、分割した2像の像間隔を相関演算回路部48で計算
する。また、CPU201 はAFIC92の光電変換
動作を制御する。E2 PROM37には後述する光電
変換素子出力の不均一補正データや、合焦時のて像間隔
などの様々な調整データが工場出荷時に書き込まれる。 カメラ動査中はフィルムコマ数等の電源オフ状態になっ
ても記憶しておく必要のあるデータが書き込まれる。
【0026】モータドライバ51は前述したミラーシャ
ッタモータ58,巻き上げモータ60,ズームモータ6
1,AFモータ67等の大電流を制御するためのドライ
バである。 補助光LED42は低輝度時に被写体を照明するための
LEDでAFIC92が所定時間内に光電変換が終了せ
ず、2像の像間隔が検出できないときに点灯して照明光
による被写体像をAFIC92が光電変換できるように
するためのものである。
ッタモータ58,巻き上げモータ60,ズームモータ6
1,AFモータ67等の大電流を制御するためのドライ
バである。 補助光LED42は低輝度時に被写体を照明するための
LEDでAFIC92が所定時間内に光電変換が終了せ
ず、2像の像間隔が検出できないときに点灯して照明光
による被写体像をAFIC92が光電変換できるように
するためのものである。
【0027】第2キーSW群43は、カメラの動作を制
御するスイッチ群であって、レリーズスイッチの第1ス
トローク信号(1 R),第2ストローク(2 R)、
ズームレンズを長焦点側に駆動する支持を与えるスイッ
チ、短焦点側に駆動する指示を与えるスイッチ、スポッ
ト測光値を記憶するスイッチ等が含まれる。これらのス
イッチの状態はインタフェースIC202 を介してC
PU201 に読み込まれカメラ動作の制御が行われる
。
御するスイッチ群であって、レリーズスイッチの第1ス
トローク信号(1 R),第2ストローク(2 R)、
ズームレンズを長焦点側に駆動する支持を与えるスイッ
チ、短焦点側に駆動する指示を与えるスイッチ、スポッ
ト測光値を記憶するスイッチ等が含まれる。これらのス
イッチの状態はインタフェースIC202 を介してC
PU201 に読み込まれカメラ動作の制御が行われる
。
【0028】シーケンスSW群44は、カメラの状態を
検出するスイッチ群であって、ミラーの上昇位置を検出
するスイッチ、シャッターチャージ完了を検出するスイ
ッチ、シャッタ先幕走行完了を検出する。スイッチ、電
源スイッチ、ストロボホップアップ状態を検出するスイ
ッチ等が含まれる。ブザー49は、AF合焦、非合焦時
、電源投入時、手振れ警告時などに発音表示する。
検出するスイッチ群であって、ミラーの上昇位置を検出
するスイッチ、シャッターチャージ完了を検出するスイ
ッチ、シャッタ先幕走行完了を検出する。スイッチ、電
源スイッチ、ストロボホップアップ状態を検出するスイ
ッチ等が含まれる。ブザー49は、AF合焦、非合焦時
、電源投入時、手振れ警告時などに発音表示する。
【0029】次に、本実施例のカメラに用いられるズー
ムレンズ鏡筒について説明する。図3〜6および図7は
、上記ズームレンズ鏡筒の分解斜視図および沈胴状態で
の縦断面図である。このズームレンズ鏡筒はズーミング
とフォーカシングおよび沈胴動作を行うことを可能とす
るものである。本ズームレンズ鏡筒の主要構成は、固定
枠1と、固定枠1に固着される固定鏡枠2と、フォーカ
スリング3と、第1の枠である内側ズーム環4と、第2
の枠であつて外側ズーム環のカム環5と、合焦レンズ群
を構成する第1群レンズ20のレンズ群枠である第1群
枠6と、同じく、合焦レンズ群を構成する第2群レンズ
21のレンズ群枠である第2群レンズ保持枠7と、合焦
レンズ以外のレンズ群枠である第3,4群レンズ保持枠
8,9と、第5群レンズ保持枠10と上記各枠に直接あ
るいは間接的にそれぞれ保持される第1,2,3,4,
5群レンズ20,21,22,23,24(図7参照)
と、フォーカス駆動ユニット11と、ズーム駆動ユニッ
ト12、絞りユニット17およびズームエンコーダ28
によって構成されている。
ムレンズ鏡筒について説明する。図3〜6および図7は
、上記ズームレンズ鏡筒の分解斜視図および沈胴状態で
の縦断面図である。このズームレンズ鏡筒はズーミング
とフォーカシングおよび沈胴動作を行うことを可能とす
るものである。本ズームレンズ鏡筒の主要構成は、固定
枠1と、固定枠1に固着される固定鏡枠2と、フォーカ
スリング3と、第1の枠である内側ズーム環4と、第2
の枠であつて外側ズーム環のカム環5と、合焦レンズ群
を構成する第1群レンズ20のレンズ群枠である第1群
枠6と、同じく、合焦レンズ群を構成する第2群レンズ
21のレンズ群枠である第2群レンズ保持枠7と、合焦
レンズ以外のレンズ群枠である第3,4群レンズ保持枠
8,9と、第5群レンズ保持枠10と上記各枠に直接あ
るいは間接的にそれぞれ保持される第1,2,3,4,
5群レンズ20,21,22,23,24(図7参照)
と、フォーカス駆動ユニット11と、ズーム駆動ユニッ
ト12、絞りユニット17およびズームエンコーダ28
によって構成されている。
【0030】上記固定枠1は、カメラ本体のミラーボッ
クスにスペーサ15,16を介して固着される。また、
固定枠1はその中央部に第5群レンズ枠10を支持する
穴1aを、また、固定鏡枠2が嵌合する嵌合部1dを取
付フランジ部に一体的に有している。更に、内側ズーム
環4を光軸O回りに回動自在に支持する円筒部1eを有
し、その内側ズーム環4の光軸方向の移動を規制するた
めの摺動ピン1gがネジ1fによって上記円筒部1e上
に固着されている。
クスにスペーサ15,16を介して固着される。また、
固定枠1はその中央部に第5群レンズ枠10を支持する
穴1aを、また、固定鏡枠2が嵌合する嵌合部1dを取
付フランジ部に一体的に有している。更に、内側ズーム
環4を光軸O回りに回動自在に支持する円筒部1eを有
し、その内側ズーム環4の光軸方向の移動を規制するた
めの摺動ピン1gがネジ1fによって上記円筒部1e上
に固着されている。
【0031】また、上記固定枠1には第2群メインロッ
ド 7eおよび第2群サブロッド7fを光軸方向に摺
動自在に支持する嵌合穴部1bと嵌合長穴1cが設けら
れている。更に、フォーカス駆動ユニット11が、上記
円筒部1eの一部を切欠いて設けられる取付面1hに取
り付けられる。また、ズーミング駆動ユニット12も同
様に固定枠1に取り付けられている。更に、絞りユニッ
ト17を操作するチャージレバー18も固定枠1にその
軸穴18a部を介して枢着されている。
ド 7eおよび第2群サブロッド7fを光軸方向に摺
動自在に支持する嵌合穴部1bと嵌合長穴1cが設けら
れている。更に、フォーカス駆動ユニット11が、上記
円筒部1eの一部を切欠いて設けられる取付面1hに取
り付けられる。また、ズーミング駆動ユニット12も同
様に固定枠1に取り付けられている。更に、絞りユニッ
ト17を操作するチャージレバー18も固定枠1にその
軸穴18a部を介して枢着されている。
【0032】固定鏡枠2は、円筒形状を有し、上記固定
枠1の嵌合部1dにその内周部2aが嵌合した状態で固
着される。その円筒部には、光軸Oに沿って第1群枠6
と第2群レンズ保持枠7の案内用直進溝2b,2cと、
また、固定枠1側の内周の周方向に沿ってフォーカスリ
ング3の軸方向位置規制用の有底の内周溝2gが、また
同様に、固定枠側と反対の円筒部の周方向に沿って接点
台13の軸方向位置規制用の長穴2dがそれぞれ設けら
れている。なお、上記直進溝2cは嵌入されるローラ
7jの外径寸法に対して等しい幅を持つズーム領域の
溝部と、該外径寸法より大きい幅を持つ沈胴領域の溝部
とから形成されるものとする。この沈胴領域の溝部は鏡
枠沈胴時に用いられる部分である。
枠1の嵌合部1dにその内周部2aが嵌合した状態で固
着される。その円筒部には、光軸Oに沿って第1群枠6
と第2群レンズ保持枠7の案内用直進溝2b,2cと、
また、固定枠1側の内周の周方向に沿ってフォーカスリ
ング3の軸方向位置規制用の有底の内周溝2gが、また
同様に、固定枠側と反対の円筒部の周方向に沿って接点
台13の軸方向位置規制用の長穴2dがそれぞれ設けら
れている。なお、上記直進溝2cは嵌入されるローラ
7jの外径寸法に対して等しい幅を持つズーム領域の
溝部と、該外径寸法より大きい幅を持つ沈胴領域の溝部
とから形成されるものとする。この沈胴領域の溝部は鏡
枠沈胴時に用いられる部分である。
【0033】フォーカスリング3はリング形状であって
、その外周部は固定鏡枠2の内周2aと嵌合し、また、
その内周部にはフォーカス駆動ユニット11の出力ギヤ
ー11aと噛合する内歯ギヤー3eが設けられている。 また、上記外周部のピン固着部には、摺動ピン3bがネ
ジ3aによって固着される。摺動ピン3bは上記固定鏡
枠2の内周溝2gに摺動自在に嵌合され、本フォーカス
リング3の光軸O方向の移動を禁止している。また、カ
ム環5の内周に遊嵌する突起部上のピン固着部3gには
、該ズーム環5を光軸方向に移動させる摺動ピン3dが
ネジ3cによって固着される。なお、該摺動ピン3dは
該ズーム環5のフォーカスカム溝5bに摺動自在に嵌入
される。
、その外周部は固定鏡枠2の内周2aと嵌合し、また、
その内周部にはフォーカス駆動ユニット11の出力ギヤ
ー11aと噛合する内歯ギヤー3eが設けられている。 また、上記外周部のピン固着部には、摺動ピン3bがネ
ジ3aによって固着される。摺動ピン3bは上記固定鏡
枠2の内周溝2gに摺動自在に嵌合され、本フォーカス
リング3の光軸O方向の移動を禁止している。また、カ
ム環5の内周に遊嵌する突起部上のピン固着部3gには
、該ズーム環5を光軸方向に移動させる摺動ピン3dが
ネジ3cによって固着される。なお、該摺動ピン3dは
該ズーム環5のフォーカスカム溝5bに摺動自在に嵌入
される。
【0034】更に、フォーカスリング3には切欠部3h
が設けてあり、円周方向の回転により切欠部3hが固定
枠1に固着されたストッパピン1iに当て付いた位置を
、ズーム環5の光軸方向Oの移動における繰り込み側の
機械的終端とする。
が設けてあり、円周方向の回転により切欠部3hが固定
枠1に固着されたストッパピン1iに当て付いた位置を
、ズーム環5の光軸方向Oの移動における繰り込み側の
機械的終端とする。
【0035】内側ズーム環4は、円筒形状の部材であっ
て、その内周部は前記固定枠1の円筒部1eに回動自在
に嵌合し、その内周部に設けられる内周溝4dに固定枠
1の摺動ピン1gが嵌入され、本ズーム環4の光軸方向
の移動が禁止される。そして、該内周部には、ズーム制
御信号に基づいて駆動される前記ズーム駆動ユニット1
2の出力ギヤー12aが噛合する内歯ギヤー4cが設け
られている。
て、その内周部は前記固定枠1の円筒部1eに回動自在
に嵌合し、その内周部に設けられる内周溝4dに固定枠
1の摺動ピン1gが嵌入され、本ズーム環4の光軸方向
の移動が禁止される。そして、該内周部には、ズーム制
御信号に基づいて駆動される前記ズーム駆動ユニット1
2の出力ギヤー12aが噛合する内歯ギヤー4cが設け
られている。
【0036】また、このズーム環4は第3,4群レンズ
保持枠8,9をズーミング駆動させるための第1のカム
手段であるカム溝4a,4bが設けられる。そして、そ
れらのカム溝4a,4bには第3,4群レンズ保持枠8
,9に固着される摺動ピン8j,9fが嵌合されるが、
そのカム形状はそれぞれ光軸方向の変位を有しない鏡枠
沈胴状態に対応する沈胴領域のカム溝部と、光軸方向の
ズーム変位を有するズーム領域のカム溝とで形成されて
いる。また、その外周部にはカム環5の直進溝5aに嵌
入される連結部材であるローラ4fがピン4eによって
回転自在に支持されている。
保持枠8,9をズーミング駆動させるための第1のカム
手段であるカム溝4a,4bが設けられる。そして、そ
れらのカム溝4a,4bには第3,4群レンズ保持枠8
,9に固着される摺動ピン8j,9fが嵌合されるが、
そのカム形状はそれぞれ光軸方向の変位を有しない鏡枠
沈胴状態に対応する沈胴領域のカム溝部と、光軸方向の
ズーム変位を有するズーム領域のカム溝とで形成されて
いる。また、その外周部にはカム環5の直進溝5aに嵌
入される連結部材であるローラ4fがピン4eによって
回転自在に支持されている。
【0037】カム環5は、円筒形状部材であって、その
外周部および内周部は、上記固定鏡枠2および第1群枠
6に、それぞれ回動あるいは摺動自在に嵌入される。そ
して、光軸Oに沿って直進溝5aが設けられ、その溝に
嵌合されるローラ4fを介して上記内側ズーム環4によ
ってズーム量に対応した回動駆動がなされる。更に、本
カム環5にはフォーカシング繰出し量に対応するフォー
カスカム溝5bが設けられ、フォーカスリング3の摺動
ピン3dが嵌入されているので、本ズーム環5はフォー
カシング量だけ光軸方向に直進移動せしめられる。
外周部および内周部は、上記固定鏡枠2および第1群枠
6に、それぞれ回動あるいは摺動自在に嵌入される。そ
して、光軸Oに沿って直進溝5aが設けられ、その溝に
嵌合されるローラ4fを介して上記内側ズーム環4によ
ってズーム量に対応した回動駆動がなされる。更に、本
カム環5にはフォーカシング繰出し量に対応するフォー
カスカム溝5bが設けられ、フォーカスリング3の摺動
ピン3dが嵌入されているので、本ズーム環5はフォー
カシング量だけ光軸方向に直進移動せしめられる。
【0038】更に、本カム環5には、第2のカム手段で
あるカム溝5c,5dが設けられている。そして、それ
らのカム溝5c,5dには、第1群枠6、および、第2
群レンズ保持枠7に支持される第1,2群ローラ6b,
7jが嵌入される。従って、本ズーム環5のズーミング
による回動に応じて、または、フォーカシングによる軸
方向の移動に応じて第1群枠6よおび第2群レンズ保持
枠7は光軸O方向に変位せしめられる。なお、上記カム
溝 5c,5dは、それぞれフォーカシング,ズーミ
ング時の駆動位置を与えるズーム領域のカム部とカメラ
非使用時に第1群枠6、または、第2群レンズ保持枠7
を沈胴位置まで移動させるため、即ち、カメラ本体側へ
繰り込むための沈胴領域のカム部とから形成されている
。
あるカム溝5c,5dが設けられている。そして、それ
らのカム溝5c,5dには、第1群枠6、および、第2
群レンズ保持枠7に支持される第1,2群ローラ6b,
7jが嵌入される。従って、本ズーム環5のズーミング
による回動に応じて、または、フォーカシングによる軸
方向の移動に応じて第1群枠6よおび第2群レンズ保持
枠7は光軸O方向に変位せしめられる。なお、上記カム
溝 5c,5dは、それぞれフォーカシング,ズーミ
ング時の駆動位置を与えるズーム領域のカム部とカメラ
非使用時に第1群枠6、または、第2群レンズ保持枠7
を沈胴位置まで移動させるため、即ち、カメラ本体側へ
繰り込むための沈胴領域のカム部とから形成されている
。
【0039】第1群枠6は、第1群レンズ保持枠6cが
螺着されるものであって、円筒形状を有している。その
外周部は、そのカム環5に摺動自在に嵌入している。そ
して、その外周部のカム溝5cの対応部6fには、ピン
6aによって第1群ローラ6bが回転自在に取り付けら
れている。該第1群ローラ6bは上記カム溝5c並びに
固定鏡枠2の直進溝2bにも嵌入されている。従って、
この第1群枠6は直進溝2によって光軸O方向に直進案
内されながら該ズーム環5の回動乃至直進移動に応じて
移動せしめられる。
螺着されるものであって、円筒形状を有している。その
外周部は、そのカム環5に摺動自在に嵌入している。そ
して、その外周部のカム溝5cの対応部6fには、ピン
6aによって第1群ローラ6bが回転自在に取り付けら
れている。該第1群ローラ6bは上記カム溝5c並びに
固定鏡枠2の直進溝2bにも嵌入されている。従って、
この第1群枠6は直進溝2によって光軸O方向に直進案
内されながら該ズーム環5の回動乃至直進移動に応じて
移動せしめられる。
【0040】第1群レンズ20は、第1群レンズ保持枠
6cに保持され、スペーサ6dによってレンズ間隔の調
節がなされ、上記第1群枠6に支持される。
6cに保持され、スペーサ6dによってレンズ間隔の調
節がなされ、上記第1群枠6に支持される。
【0041】第2群レンズ保持枠7は、第2群レンズ2
1が取り付けられている第2群レンズ枠7aを保持する
ものである。切欠き部7bに、棒状の案内部材である第
2群メインロッド7eあるいは第2群サブロッド7fの
一端を挿入し、くの字状の固定片7dを用いネジ7gを
介して、固定片 7dの斜面により該ロッド7e,7
fを圧接して固定せしめられる。
1が取り付けられている第2群レンズ枠7aを保持する
ものである。切欠き部7bに、棒状の案内部材である第
2群メインロッド7eあるいは第2群サブロッド7fの
一端を挿入し、くの字状の固定片7dを用いネジ7gを
介して、固定片 7dの斜面により該ロッド7e,7
fを圧接して固定せしめられる。
【0042】そして、装着された上記ロッド7e,7f
の他の端部は、上記固定枠1の嵌合穴1b,嵌合長穴1
cに摺動自在に挿入される。従って、第2群レンズ21
が装着されている第2群レンズ保持枠7は、回転するこ
となく光軸Oに沿って進退摺動可能となる。また、上記
ロッド7e,7fの中間部には、それらのロッドに摺動
自在に支持案内される他のレンズ保持枠の第3群レンズ
保持枠8が挿入される。
の他の端部は、上記固定枠1の嵌合穴1b,嵌合長穴1
cに摺動自在に挿入される。従って、第2群レンズ21
が装着されている第2群レンズ保持枠7は、回転するこ
となく光軸Oに沿って進退摺動可能となる。また、上記
ロッド7e,7fの中間部には、それらのロッドに摺動
自在に支持案内される他のレンズ保持枠の第3群レンズ
保持枠8が挿入される。
【0043】また、本保持枠7にはその軸方向の駆動用
であって、光軸方向に延出した第2群駆動板7hがネジ
を介して固着されている。そして、この駆動板7hの先
端部にはローラ7jがピン7iを介して回転自在に取り
付けられている。また、上記ローラ7jは、前述のよう
にカム環5のカム溝5cおよび固定鏡枠2の直進溝2c
に嵌入される。従って、カム環5の回動および軸方向移
動に伴って、上記駆動板7hを介して第2群レンズ保持
枠7が光軸O方向に移動し、第2群レンズ21も同様に
移動せしめられる。
であって、光軸方向に延出した第2群駆動板7hがネジ
を介して固着されている。そして、この駆動板7hの先
端部にはローラ7jがピン7iを介して回転自在に取り
付けられている。また、上記ローラ7jは、前述のよう
にカム環5のカム溝5cおよび固定鏡枠2の直進溝2c
に嵌入される。従って、カム環5の回動および軸方向移
動に伴って、上記駆動板7hを介して第2群レンズ保持
枠7が光軸O方向に移動し、第2群レンズ21も同様に
移動せしめられる。
【0044】第3群レンズ保持枠8は、第3群レンズ2
2を保持するものであって、第2群レンズ枠7上の光軸
に対して対の位置に固着された第2群メインロッド7e
およびサブロッド7fによって光軸方向に摺動自在に支
持される。即ち、上記ロッド7eは、第3群レンズ保持
枠8の切欠部8cに嵌入され、一方サブロッド7fは、
それが嵌合するスリーブ8aを介して上記保持枠8を支
持する。
2を保持するものであって、第2群レンズ枠7上の光軸
に対して対の位置に固着された第2群メインロッド7e
およびサブロッド7fによって光軸方向に摺動自在に支
持される。即ち、上記ロッド7eは、第3群レンズ保持
枠8の切欠部8cに嵌入され、一方サブロッド7fは、
それが嵌合するスリーブ8aを介して上記保持枠8を支
持する。
【0045】なお、上記第3群レンズ保持枠8と第2群
レンズ保持枠7との間のロッド7fには両枠のガタ取り
のための圧縮バネ18が挿入されているものとする。
レンズ保持枠7との間のロッド7fには両枠のガタ取り
のための圧縮バネ18が挿入されているものとする。
【0046】また、本第3群レンズ保持枠8には、後述
する第4群レンズ保持枠9を光軸O方向に摺動自在に支
持するための二本の第3群ロッド8h,サブロッド8k
が取付けられている。
する第4群レンズ保持枠9を光軸O方向に摺動自在に支
持するための二本の第3群ロッド8h,サブロッド8k
が取付けられている。
【0047】この第3群レンズ保持枠8のピン取付部8
sには、内側ズーム環4に設けられるカム溝4aに嵌入
される摺動ピン8jがネジ8iによって固着されている
ので、該ズーム環4の回動により、上記保持枠8が光軸
O方向に進退移動せしめられる。 また、上記第3群
レンズ保持枠8の被写体側の面には絞りユニット17が
装着されている。そして、前記固定枠1に枢着されてい
るチャージレバー18により、被チャージレバー17a
を介して絞りユニット17の絞り操作が行われる。なお
、被チャージレバー17aは光軸方向に長い部材となっ
ているので上記保持枠8が光軸方向に移動してもチャー
ジレバー18との係合は外れない。
sには、内側ズーム環4に設けられるカム溝4aに嵌入
される摺動ピン8jがネジ8iによって固着されている
ので、該ズーム環4の回動により、上記保持枠8が光軸
O方向に進退移動せしめられる。 また、上記第3群
レンズ保持枠8の被写体側の面には絞りユニット17が
装着されている。そして、前記固定枠1に枢着されてい
るチャージレバー18により、被チャージレバー17a
を介して絞りユニット17の絞り操作が行われる。なお
、被チャージレバー17aは光軸方向に長い部材となっ
ているので上記保持枠8が光軸方向に移動してもチャー
ジレバー18との係合は外れない。
【0048】上記第4群レンズ保持枠9は、第4群レン
ズ23を保持するものであって、上述したように第3群
レンズ保持枠8の二本のロッド8h,8kによって光軸
方向に摺動自在に支持されている。なお、ロッド8hは
スリーブ9cを介して支持する。そして、この第4群レ
ンズ保持枠9の摺動腕部9aには、内側ズーム環4に設
けられるカム溝4bに嵌入される摺動ピン9fがネジ9
eによって固着されているので、該ズーム環4の回動に
より、上記保持枠9が光軸O方向に進退移動せしめられ
る。
ズ23を保持するものであって、上述したように第3群
レンズ保持枠8の二本のロッド8h,8kによって光軸
方向に摺動自在に支持されている。なお、ロッド8hは
スリーブ9cを介して支持する。そして、この第4群レ
ンズ保持枠9の摺動腕部9aには、内側ズーム環4に設
けられるカム溝4bに嵌入される摺動ピン9fがネジ9
eによって固着されているので、該ズーム環4の回動に
より、上記保持枠9が光軸O方向に進退移動せしめられ
る。
【0049】第5群レンズ保持枠10は、第5群レンズ
24を保持するものであって、その取付けは、まず、そ
の外周10aを固定枠の嵌合穴1aと嵌合させて該レン
ズ光軸と光軸Oを一致させる。そして、光軸方向位置決
めのため保持枠10の固定部10bをネジなどによって
固定枠1に取付けるものとする。
24を保持するものであって、その取付けは、まず、そ
の外周10aを固定枠の嵌合穴1aと嵌合させて該レン
ズ光軸と光軸Oを一致させる。そして、光軸方向位置決
めのため保持枠10の固定部10bをネジなどによって
固定枠1に取付けるものとする。
【0050】以上のように構成された本実施例のズーム
レンズ鏡筒のズーミングとフォーカシング動作について
説明する。なお、以下の説明において、回転方向は被写
体側から見た回転方向によって指示する。図7は、上記
鏡筒の鏡枠沈胴状態を示しており、第1群枠6と第2群
レンズ保持枠7が沈胴して、第2群メインロッド7eが
固定枠の後方に突き出した状態となっている。まず、こ
の状態からの長焦点側へのズーミング動作から説明する
。
レンズ鏡筒のズーミングとフォーカシング動作について
説明する。なお、以下の説明において、回転方向は被写
体側から見た回転方向によって指示する。図7は、上記
鏡筒の鏡枠沈胴状態を示しており、第1群枠6と第2群
レンズ保持枠7が沈胴して、第2群メインロッド7eが
固定枠の後方に突き出した状態となっている。まず、こ
の状態からの長焦点側へのズーミング動作から説明する
。
【0051】CPU201からのズーム駆動指示に基づ
いてズーム駆動ユニット12のズームモータ61の駆動
により、上記繰出し位置まで第1群〜第4群レンズを移
動させる。即ち、上記駆動ユニット12の出力ギヤー1
2aを介して内側ズーム環4を時計回りに回動させる。 その回動に伴ない摺動ピン8j,9fがカム溝4a,4
bのうち沈胴領域の溝からズーム領域の溝に位置するよ
うになる。そして、上記各ピンが固着されている第3,
4群レンズ枠8,9が移動し、第3,4群レンズ22,
23が各ズーム位置に繰出される。一方、カム環5も内
側ズーム環4に支持されるローラ4fを介して同方向に
回動する。その回動によりローラ6b,7jがカム溝5
c,5dのうち沈胴領域の溝部からズーム領域の溝部に
位置せしめられる。同時に、上記ローラ6b,7jは固
定鏡枠2の直進溝2b,2cにも嵌入しているので直進
して被写体方向に移動せしめられる。なお、上記直進溝
2cにおいては、沈胴領域の溝からズーム領域の直進溝
に移行する。そして、更に、ズーム駆動時には位置不動
である摺動ピン3dがカム環5のフォーカスカム溝5b
に嵌入しているので、このカムの作用によりカム環5自
体が被写体側方向にピント補正量だけ移動する。従って
、上記ローラ6b,7jが直接あるいは間接的に固着さ
れている第1群枠6あるいは第2群レンズ保持枠7のズ
ーミングによる移動量は、カム環5のカム溝5c,5d
によって駆動される移動量と上記フォーカスカム溝5b
によって駆動されるピント補正量とが加算された量の移
動となる。なお、上記ズーム移動量の説明は長焦点側へ
のズーム駆動の場合を示したが、短焦点側へのズーム駆
動は、内側ズーム環を反時計方向に駆動して行うことが
でき、その場合の動作を上記のズーム駆動と逆方向の動
作となる。
いてズーム駆動ユニット12のズームモータ61の駆動
により、上記繰出し位置まで第1群〜第4群レンズを移
動させる。即ち、上記駆動ユニット12の出力ギヤー1
2aを介して内側ズーム環4を時計回りに回動させる。 その回動に伴ない摺動ピン8j,9fがカム溝4a,4
bのうち沈胴領域の溝からズーム領域の溝に位置するよ
うになる。そして、上記各ピンが固着されている第3,
4群レンズ枠8,9が移動し、第3,4群レンズ22,
23が各ズーム位置に繰出される。一方、カム環5も内
側ズーム環4に支持されるローラ4fを介して同方向に
回動する。その回動によりローラ6b,7jがカム溝5
c,5dのうち沈胴領域の溝部からズーム領域の溝部に
位置せしめられる。同時に、上記ローラ6b,7jは固
定鏡枠2の直進溝2b,2cにも嵌入しているので直進
して被写体方向に移動せしめられる。なお、上記直進溝
2cにおいては、沈胴領域の溝からズーム領域の直進溝
に移行する。そして、更に、ズーム駆動時には位置不動
である摺動ピン3dがカム環5のフォーカスカム溝5b
に嵌入しているので、このカムの作用によりカム環5自
体が被写体側方向にピント補正量だけ移動する。従って
、上記ローラ6b,7jが直接あるいは間接的に固着さ
れている第1群枠6あるいは第2群レンズ保持枠7のズ
ーミングによる移動量は、カム環5のカム溝5c,5d
によって駆動される移動量と上記フォーカスカム溝5b
によって駆動されるピント補正量とが加算された量の移
動となる。なお、上記ズーム移動量の説明は長焦点側へ
のズーム駆動の場合を示したが、短焦点側へのズーム駆
動は、内側ズーム環を反時計方向に駆動して行うことが
でき、その場合の動作を上記のズーム駆動と逆方向の動
作となる。
【0052】上記ズーム駆動に伴うズーム状態の検出は
カム環5の回動をズームエンコーダ28で検出する。こ
のエンコーダ28は、固定鏡枠2に取付けられたエンコ
ーダ基板14上の導通パターンをカム環5に取り付けら
れた接片台13に支持された接片13dを摺接させてズ
ーム位置に関するコード化信号を取り出すものである。
カム環5の回動をズームエンコーダ28で検出する。こ
のエンコーダ28は、固定鏡枠2に取付けられたエンコ
ーダ基板14上の導通パターンをカム環5に取り付けら
れた接片台13に支持された接片13dを摺接させてズ
ーム位置に関するコード化信号を取り出すものである。
【0053】次にフォーカスリング動作について図8〜
11を用いて説明する。この図8〜11は、フォーカス
リング3とその摺動ピン3dがカム環5のフォーカスカ
ムシ溝5bを摺動する様子を示している。そして、図8
は焦点距離f0に対応するカム環5が回転角θf0 だ
け回動し、フォーカス状態が無限遠側のメカストッパに
当接した状態、即ち、フォーカスリング3の切欠部3h
が固定枠1のストッパリング1iに当て付いた状態を示
す。
11を用いて説明する。この図8〜11は、フォーカス
リング3とその摺動ピン3dがカム環5のフォーカスカ
ムシ溝5bを摺動する様子を示している。そして、図8
は焦点距離f0に対応するカム環5が回転角θf0 だ
け回動し、フォーカス状態が無限遠側のメカストッパに
当接した状態、即ち、フォーカスリング3の切欠部3h
が固定枠1のストッパリング1iに当て付いた状態を示
す。
【0054】この図8の状態からCPU201 のフォ
ーカス駆動指示に基づいて前記フォーカス駆動ユニット
11のAFモータ67を駆動しユニット出力ギャー11
aを介してフォーカスリング3 を反時計回りにθΔF
だけ回転させる。この回転に伴い、フォーカスカム溝
5bを摺動ピン3dが摺動するので、カム環5が被写体
側へ移動する。 この場合、内側ズーム環4は正し状態であるのでカム環
5は移動量ΔL1 だけ直進移動する(図9参照)。そ
して、ローラ6b,7jを介して第1群枠6,あるいは
、第2群レンズ保持枠7を移動し、合焦レンズ群である
第1群レンズ20,第2群レンズ21を被写体方向に繰
り出す。
ーカス駆動指示に基づいて前記フォーカス駆動ユニット
11のAFモータ67を駆動しユニット出力ギャー11
aを介してフォーカスリング3 を反時計回りにθΔF
だけ回転させる。この回転に伴い、フォーカスカム溝
5bを摺動ピン3dが摺動するので、カム環5が被写体
側へ移動する。 この場合、内側ズーム環4は正し状態であるのでカム環
5は移動量ΔL1 だけ直進移動する(図9参照)。そ
して、ローラ6b,7jを介して第1群枠6,あるいは
、第2群レンズ保持枠7を移動し、合焦レンズ群である
第1群レンズ20,第2群レンズ21を被写体方向に繰
り出す。
【0055】図10は、図8の状態から前述したズーミ
ング動作により焦点距離f1 に対応する回転角θf1
だけカム環5を反時計回りに回転した状態を示す。こ
の回転によりカム環5は移動量ΔL2 だけ直進移動す
る。図11は、上記図10の状態からフォーカスシング
動作によりフォーカスリング3を回転角θΔF だけ反
時計方向に回転させた状態を示す。前述したようにカム
環5は移動量ΔL3 だけ直進移動するが、カム溝5b
の傾きが大きくなっているので移動量ΔL3 は焦点距
離f0 の場合の移動量ΔL1 より大きい値となる。 なお、焦点距離f0 ,f1 はエンコーダ28により
検出されるカム環5の回転位置により演算される。また
、被写体の近距離側から遠距離側へのフォーカスシング
動作は、フォーカスリング3の駆動を上記とは逆の方向
に駆動することによって行われる。
ング動作により焦点距離f1 に対応する回転角θf1
だけカム環5を反時計回りに回転した状態を示す。こ
の回転によりカム環5は移動量ΔL2 だけ直進移動す
る。図11は、上記図10の状態からフォーカスシング
動作によりフォーカスリング3を回転角θΔF だけ反
時計方向に回転させた状態を示す。前述したようにカム
環5は移動量ΔL3 だけ直進移動するが、カム溝5b
の傾きが大きくなっているので移動量ΔL3 は焦点距
離f0 の場合の移動量ΔL1 より大きい値となる。 なお、焦点距離f0 ,f1 はエンコーダ28により
検出されるカム環5の回転位置により演算される。また
、被写体の近距離側から遠距離側へのフォーカスシング
動作は、フォーカスリング3の駆動を上記とは逆の方向
に駆動することによって行われる。
【0056】図12は、フォーカスリング3とカム環5
との相対回転角θとカム環5の直進移動量Lの関係を示
す。本図の曲線はカム環5のカム溝5bの形状を示し、
回転角θと移動量Lは次式の関係を有している。即ち、
L=B/(A−θ)−C ………………………(1)
但し、A,B,Cは定数とする。
との相対回転角θとカム環5の直進移動量Lの関係を示
す。本図の曲線はカム環5のカム溝5bの形状を示し、
回転角θと移動量Lは次式の関係を有している。即ち、
L=B/(A−θ)−C ………………………(1)
但し、A,B,Cは定数とする。
【0057】前述したように回転角θfとフォーカスリ
ング3が無限遠側のメカストッパに当接した状態でのカ
ム環5の回転角θfとフォーカスリング3の回転角θF
の和であるから、移動量Lは次式で示される。
ング3が無限遠側のメカストッパに当接した状態でのカ
ム環5の回転角θfとフォーカスリング3の回転角θF
の和であるから、移動量Lは次式で示される。
【0058】
L=B/(A−(θf+θF ))−C ………(2
)いま、基準位置においてθf,θF が0のとき,L
を0とすると、(2)式は次式のようになる。即ち、L
=B/(A−(θf+θF ))−B/A …(3)
通常は、この基準位置(θf=0)を通常撮影領域の短
焦点側端(ワイド端)にすることによってフォーカスレ
ンズの繰り出し量制御を行なう。この場合、回転角θf
はズームレンズの焦点距離、即ち、エンコーダの出力値
により求められ、回転角θF は無限遠側メカストッパ
からのAFモータ67の繰り出しパルス数により求めら
れる。
)いま、基準位置においてθf,θF が0のとき,L
を0とすると、(2)式は次式のようになる。即ち、L
=B/(A−(θf+θF ))−B/A …(3)
通常は、この基準位置(θf=0)を通常撮影領域の短
焦点側端(ワイド端)にすることによってフォーカスレ
ンズの繰り出し量制御を行なう。この場合、回転角θf
はズームレンズの焦点距離、即ち、エンコーダの出力値
により求められ、回転角θF は無限遠側メカストッパ
からのAFモータ67の繰り出しパルス数により求めら
れる。
【0059】いま、任意の回転角θf′,θF ′の位
置から移動量ΔLだけフォーカスレンズを繰り出すため
のフォーカスリング3の回転角ΔθF は次のようにし
て求められる。
置から移動量ΔLだけフォーカスレンズを繰り出すため
のフォーカスリング3の回転角ΔθF は次のようにし
て求められる。
【0060】
ΔL=B/{A−( θf′+θF ′+ΔθF)}−
B/{A−( θf′+θF ′)}
…………………(
4)この(4)式から、回転角ΔθF は次のように求
められる。
B/{A−( θf′+θF ′)}
…………………(
4)この(4)式から、回転角ΔθF は次のように求
められる。
【0061】
ΔθF =A−(θf′+θF ′)−B/{ΔL+B
/(θf′+θF ′)}
…………………(5)後述す
る焦点検出手段により、合焦状態に至らしめるレンズ移
動量ΔLを検出することによって上記(5)によりAF
モータ67の駆動量制御を行う。
/(θf′+θF ′)}
…………………(5)後述す
る焦点検出手段により、合焦状態に至らしめるレンズ移
動量ΔLを検出することによって上記(5)によりAF
モータ67の駆動量制御を行う。
【0062】フォーカスリング3の摺動ピン3dはカム
環5のフォーカスカム溝5bに嵌合されることはすでに
述べたが、一般的には摺動ピン3dとカム溝5bの間に
は嵌合ガタがある。図13はその嵌合状態を示し、フォ
ーカスリング3を時計回り(近距離側から遠距離側)に
駆動した後の状態から反時計回り(遠距離側から近距離
側)へ駆動したときの様子を示している。本図に示すよ
うに嵌合ガタΔgのために空送り回転角Δθg0,Δθ
g1,即ち、フォーカスリング3の回転に対してカム環
5が回転しない角度が生じる。しかも、この空送り回転
角は図13から判るようにフォーカスリング3の回転角
とカム環5の回転角の和の回転角θが大きくなるほどΔ
θgは小さくなる。本実施例の鏡筒における代表的な空
送り(バックラッシュ)回転角Δθgと回転角θとの関
係を図14に示す。原理的には、図14の曲線はカム溝
5bの曲線形状によって決定される筈であるが、実際に
は一致しない。これはカム溝5bの溝巾の精度やカム環
5の駆動トルクがカム溝5bの位置によって変化するた
めである。
環5のフォーカスカム溝5bに嵌合されることはすでに
述べたが、一般的には摺動ピン3dとカム溝5bの間に
は嵌合ガタがある。図13はその嵌合状態を示し、フォ
ーカスリング3を時計回り(近距離側から遠距離側)に
駆動した後の状態から反時計回り(遠距離側から近距離
側)へ駆動したときの様子を示している。本図に示すよ
うに嵌合ガタΔgのために空送り回転角Δθg0,Δθ
g1,即ち、フォーカスリング3の回転に対してカム環
5が回転しない角度が生じる。しかも、この空送り回転
角は図13から判るようにフォーカスリング3の回転角
とカム環5の回転角の和の回転角θが大きくなるほどΔ
θgは小さくなる。本実施例の鏡筒における代表的な空
送り(バックラッシュ)回転角Δθgと回転角θとの関
係を図14に示す。原理的には、図14の曲線はカム溝
5bの曲線形状によって決定される筈であるが、実際に
は一致しない。これはカム溝5bの溝巾の精度やカム環
5の駆動トルクがカム溝5bの位置によって変化するた
めである。
【0063】次に、ロッドと枠構造における撓みと嵌合
ガタの影響について枠構造の模式図である図15〜17
により説明する。第2群レンズ保持枠7はロード7e,
7fによって支持され、そのロッド7e,7fは第3群
レンズ保持枠8にスリーブ8d,切欠部8cを通して嵌
合され、更に、固定枠1に嵌合長穴1c,嵌合穴1bを
通して嵌合される。第2群レンズ保持枠7はカム環5の
カム溝5cに嵌合している摺動ピン7jによって光軸方
向に駆動される。
ガタの影響について枠構造の模式図である図15〜17
により説明する。第2群レンズ保持枠7はロード7e,
7fによって支持され、そのロッド7e,7fは第3群
レンズ保持枠8にスリーブ8d,切欠部8cを通して嵌
合され、更に、固定枠1に嵌合長穴1c,嵌合穴1bを
通して嵌合される。第2群レンズ保持枠7はカム環5の
カム溝5cに嵌合している摺動ピン7jによって光軸方
向に駆動される。
【0064】図16は、図15の状態から第2群レンズ
枠7を繰り出した状態を示す。第3群レンズ保持枠8お
よび固定枠1とロッド7e,7fの嵌合ガタと同ロッド
の撓みにより第2群レンズレンズ枠7は摺動ピン7jが
カム環5のカム環5cによって前に押された形で傾く。 一方、第2群レンズ7を繰り込む場合は、図17に示す
ように摺動ピン7jが後方に押された形で傾く。このと
き傾きのない図15の状態に対して、繰り出したときは
光学的等価距離でΔP1 だけ繰り込まれた状態になる
。 また繰り込んだときはΔP2 だけ繰り出された状態に
なる。この等価的なレンズのずれ量は第2群レンズ保持
枠7と第3群レンズ保持枠8の位置関係によって決まる
がカム溝5cがカム環5の回転によって、非線型の形状
をしているため第2群レンズ保持枠7の位置によりずれ
量を求めるのは難しい。そこで、第3群レンズ保持枠8
の位置、即ち、ズーム焦点による結像位置のずれ量とし
て求める。結像位置のずれ量で求めると光学系の特性に
より第2群レンズ保持枠7と第3群レンズ保持枠8間隔
の変化による影響が小さくなることが知られている。ズ
ーム焦点距離に対する結像位置のずれ量(ピント移動量
)の関係を図18に示す。本実施例では短焦点側の所定
の焦点距離fのずれ量と長焦点の所定の焦点距離f1
のずれ量を結んだ直線で近似して求める(図18参照)
。
枠7を繰り出した状態を示す。第3群レンズ保持枠8お
よび固定枠1とロッド7e,7fの嵌合ガタと同ロッド
の撓みにより第2群レンズレンズ枠7は摺動ピン7jが
カム環5のカム環5cによって前に押された形で傾く。 一方、第2群レンズ7を繰り込む場合は、図17に示す
ように摺動ピン7jが後方に押された形で傾く。このと
き傾きのない図15の状態に対して、繰り出したときは
光学的等価距離でΔP1 だけ繰り込まれた状態になる
。 また繰り込んだときはΔP2 だけ繰り出された状態に
なる。この等価的なレンズのずれ量は第2群レンズ保持
枠7と第3群レンズ保持枠8の位置関係によって決まる
がカム溝5cがカム環5の回転によって、非線型の形状
をしているため第2群レンズ保持枠7の位置によりずれ
量を求めるのは難しい。そこで、第3群レンズ保持枠8
の位置、即ち、ズーム焦点による結像位置のずれ量とし
て求める。結像位置のずれ量で求めると光学系の特性に
より第2群レンズ保持枠7と第3群レンズ保持枠8間隔
の変化による影響が小さくなることが知られている。ズ
ーム焦点距離に対する結像位置のずれ量(ピント移動量
)の関係を図18に示す。本実施例では短焦点側の所定
の焦点距離fのずれ量と長焦点の所定の焦点距離f1
のずれ量を結んだ直線で近似して求める(図18参照)
。
【0065】このレンズの傾きに関して、露光時には次
のような現象が発生する。前述したように、本体内のミ
ラーシャッタモータ58により絞りレバー18を通して
第3群レンズ保持枠8に設置された撮影絞り17の絞り
込み動作を行うと、第3群レンズ保持枠8には回転方向
に力が加わり嵌合穴8a,8cを通してロッド7e,7
fを加圧する。この加圧により前述のロッド7e,7f
の撓みが復元され、第3群レンズ保持枠8の傾きがなく
なる。このとき、第2群レンズ保持枠7は摺動ピン7j
によりカム環5に規制されているので図16,図17の
破線で示す位置にもどされ位置ずれがなくなる方向に動
く。従って、露光時にはこのレンズの位置ずれを予測し
た位置に制御する。
のような現象が発生する。前述したように、本体内のミ
ラーシャッタモータ58により絞りレバー18を通して
第3群レンズ保持枠8に設置された撮影絞り17の絞り
込み動作を行うと、第3群レンズ保持枠8には回転方向
に力が加わり嵌合穴8a,8cを通してロッド7e,7
fを加圧する。この加圧により前述のロッド7e,7f
の撓みが復元され、第3群レンズ保持枠8の傾きがなく
なる。このとき、第2群レンズ保持枠7は摺動ピン7j
によりカム環5に規制されているので図16,図17の
破線で示す位置にもどされ位置ずれがなくなる方向に動
く。従って、露光時にはこのレンズの位置ずれを予測し
た位置に制御する。
【0066】次に、図19のフローチャートに基づいて
、順次本装置のAF測距処理を説明する。まず、光電変
換素子列92R,92Lの出力を取り込むが、そのAF
光学系から説明すると、撮影レンズ101 によって形
成される被写体像を再結像光学系により2つの被写体像
に分割し、光電変換素子列上に再結像と、その2つの被
写体像の位置ずれを検出することにより合焦検出を行う
ような焦点検出光学系は従来から提案されている。その
代表的なものは、図20に示すように、撮影レンズ10
1 の結像面122 近傍に位置するコンデンサレンズ
88と一対の再結像レンズ91R,91Lによって構成
される。上記結像面122 上に撮影レンズ101 の
合焦時に被写体像123が結像する。この被写体像12
3 はコンデンサレンズ88と一対の再結像レンズ91
R,91Lにより光軸0に対して垂直な光電変換素子列
の2次結像面127 上に再形成され、第1の被写体像
123 L、第2の被写体像123 Rとなる。
、順次本装置のAF測距処理を説明する。まず、光電変
換素子列92R,92Lの出力を取り込むが、そのAF
光学系から説明すると、撮影レンズ101 によって形
成される被写体像を再結像光学系により2つの被写体像
に分割し、光電変換素子列上に再結像と、その2つの被
写体像の位置ずれを検出することにより合焦検出を行う
ような焦点検出光学系は従来から提案されている。その
代表的なものは、図20に示すように、撮影レンズ10
1 の結像面122 近傍に位置するコンデンサレンズ
88と一対の再結像レンズ91R,91Lによって構成
される。上記結像面122 上に撮影レンズ101 の
合焦時に被写体像123が結像する。この被写体像12
3 はコンデンサレンズ88と一対の再結像レンズ91
R,91Lにより光軸0に対して垂直な光電変換素子列
の2次結像面127 上に再形成され、第1の被写体像
123 L、第2の被写体像123 Rとなる。
【0067】撮影レンズ101 が前ピン、即ち、結像
面122 の前方に被写体像124 が形成される場合
、その被写体像124 は、互いに光軸0に近づいた形
で光軸0に対して垂直に再結像されて第1の被写体像1
24 L、第2の被写体像124 Rとなる。また、撮
影レンズ101 が後ピン、即ち、上記結像面122
の後方に被写体像125 に形成される場合、その被写
体像125 は、互いに光軸0から離れた位置に光軸0
に対して垂直に再結像されて第1の被写体像125 L
、第2の被写体像125 Rとなる。これらの第1,第
2の被写体像は同一方向を向いており、両像において互
いに対応する部分の間隔を検出することにより撮影レン
ズ101 の合焦状態を前ピン、後ピン等を含めて検出
することができる。
面122 の前方に被写体像124 が形成される場合
、その被写体像124 は、互いに光軸0に近づいた形
で光軸0に対して垂直に再結像されて第1の被写体像1
24 L、第2の被写体像124 Rとなる。また、撮
影レンズ101 が後ピン、即ち、上記結像面122
の後方に被写体像125 に形成される場合、その被写
体像125 は、互いに光軸0から離れた位置に光軸0
に対して垂直に再結像されて第1の被写体像125 L
、第2の被写体像125 Rとなる。これらの第1,第
2の被写体像は同一方向を向いており、両像において互
いに対応する部分の間隔を検出することにより撮影レン
ズ101 の合焦状態を前ピン、後ピン等を含めて検出
することができる。
【0068】図21は光電変換素子列92R,92Lの
うち一つの光電変換素子の変換装置回路の原理を示す図
である。まず、リセットトランジスタTr1 をオンす
ることにより接続点P1 の電位をV0 に設定する。 次に、リセットトランジスタTr1 をオフにするとフ
ォトダイオードPD1 は受光した光強度に応じた光電
流iを流してフォトダイオードPD1 の接合コンデン
サC1 に電荷を蓄積し、接続点P1 の電位は徐々に
上がる。この電位が基準電圧Vref を越えるとコン
パレータCP1 の出力が反転し、ラッチ回路146
にストローブ信号を出力する。そして、カウンタ147
の値(8ビット)をラッチする。
うち一つの光電変換素子の変換装置回路の原理を示す図
である。まず、リセットトランジスタTr1 をオンす
ることにより接続点P1 の電位をV0 に設定する。 次に、リセットトランジスタTr1 をオフにするとフ
ォトダイオードPD1 は受光した光強度に応じた光電
流iを流してフォトダイオードPD1 の接合コンデン
サC1 に電荷を蓄積し、接続点P1 の電位は徐々に
上がる。この電位が基準電圧Vref を越えるとコン
パレータCP1 の出力が反転し、ラッチ回路146
にストローブ信号を出力する。そして、カウンタ147
の値(8ビット)をラッチする。
【0069】一方、クロックジェネレータ148 は時
間と共に伸長するクロックを発生する。そして、光電変
換素子列の中で最も早く基準電圧Vrefに達した素子
よりセンサOR信号149 が出力されスイッチ150
を閉じる。このスイッチ150 のオンによりカウン
タ147 はクロックジェネレータ148 のクロック
をカウントする。従って、光電変換素子列の中で最も強
い光を受けた素子のラッチ回路146 にはカウンタ出
力「0」がラッチされる。他の素子は受けた光の強さに
応じて電圧Vref に達するまでの時間だけ遅れ、こ
の遅れ時間に応じたカウンタ出力がそれぞれラッチされ
る。
間と共に伸長するクロックを発生する。そして、光電変
換素子列の中で最も早く基準電圧Vrefに達した素子
よりセンサOR信号149 が出力されスイッチ150
を閉じる。このスイッチ150 のオンによりカウン
タ147 はクロックジェネレータ148 のクロック
をカウントする。従って、光電変換素子列の中で最も強
い光を受けた素子のラッチ回路146 にはカウンタ出
力「0」がラッチされる。他の素子は受けた光の強さに
応じて電圧Vref に達するまでの時間だけ遅れ、こ
の遅れ時間に応じたカウンタ出力がそれぞれラッチされ
る。
【0070】最も明るい素子の出力が電圧Vref に
達した時間をt0とすると素子番号Iの他の素子が電圧
Vref に達するまでの時間t(I)とラッチされる
カウンタ出力値D(I)とは次式のような関係を有する
ことが知られている。
達した時間をt0とすると素子番号Iの他の素子が電圧
Vref に達するまでの時間t(I)とラッチされる
カウンタ出力値D(I)とは次式のような関係を有する
ことが知られている。
【0071】
t(I)=t0 ×16×256/(16×256−1
5×D(I))…(6)時間t(I)は素子が受光する
光強度に応じて変化するので、カウンタ出力値D(I)
を読み出すことによって被写体像信号レベルを得ること
ができる。なお、カウンタ147 は8ビット分のカウ
ントを行うとカウントを停止する。従って、光強度が弱
く時間t(I)が所定時間より長い素子の出力は「25
5 」に固定される。
5×D(I))…(6)時間t(I)は素子が受光する
光強度に応じて変化するので、カウンタ出力値D(I)
を読み出すことによって被写体像信号レベルを得ること
ができる。なお、カウンタ147 は8ビット分のカウ
ントを行うとカウントを停止する。従って、光強度が弱
く時間t(I)が所定時間より長い素子の出力は「25
5 」に固定される。
【0072】次に被写体像信号光電変換素子の応答時間
より被写体の輝度データを求める。輝度データはフィル
ム露出値の計算に利用したり、測距データの信頼性、A
F補助光の必要性判定のために用いられる。前述したよ
うに光電変換素子出力D(I)とその応答時間t(I)
には前記(6)式の関係を有しているが、この光電変換
装置は素子列の中で最も暗い素子の蓄積電荷が基準電圧
に達した時、あるいは、カウンタが8ビットのカウント
を終了したときに検出終了信号を発生する。そして、光
電変換装置を制御するCPU201 は光電変換装置に
リセット信号を出力してから検出終了信号が発生するま
での時間を検出する。以下、この時間を積分時間Tと称
する。
より被写体の輝度データを求める。輝度データはフィル
ム露出値の計算に利用したり、測距データの信頼性、A
F補助光の必要性判定のために用いられる。前述したよ
うに光電変換素子出力D(I)とその応答時間t(I)
には前記(6)式の関係を有しているが、この光電変換
装置は素子列の中で最も暗い素子の蓄積電荷が基準電圧
に達した時、あるいは、カウンタが8ビットのカウント
を終了したときに検出終了信号を発生する。そして、光
電変換装置を制御するCPU201 は光電変換装置に
リセット信号を出力してから検出終了信号が発生するま
での時間を検出する。以下、この時間を積分時間Tと称
する。
【0073】該積分時間Tを決定するのは素子列の中で
最も暗い光を受けた素子であり、前述したようにこの出
力が最も大きな値となる。従って、該積分時間Tを該素
子出力の中の最大値Dmax とは次の関係にある。
最も暗い光を受けた素子であり、前述したようにこの出
力が最も大きな値となる。従って、該積分時間Tを該素
子出力の中の最大値Dmax とは次の関係にある。
【0074】
T=t0 ×16×256/(16×256−
15×Dmax ) ……(7)ところで、輝度を求
める場合、素子列の中の平均的な輝度を求めなければな
らない。従って、素子数nとして該素子出力の平均値、
即ち、
15×Dmax ) ……(7)ところで、輝度を求
める場合、素子列の中の平均的な輝度を求めなければな
らない。従って、素子数nとして該素子出力の平均値、
即ち、
【0075】
【数1】
【0076】の応答時間tを求めると、
【0077】
【数2】
【0078】輝度と応答時間は比例関係にあるので求め
る輝度Bは上式を対数圧縮して、
る輝度Bは上式を対数圧縮して、
【0079】
【数3】
【0080】係数Hは応答時間と輝度を対応づけるため
の係数で均一光源に対する応答時間より製品個々に測定
し記憶装置に記憶される。これは製品個々で光学系の明
るさや光電変換感度にバラツキがあるためである。
の係数で均一光源に対する応答時間より製品個々に測定
し記憶装置に記憶される。これは製品個々で光学系の明
るさや光電変換感度にバラツキがあるためである。
【0081】また、画面内の複数の点で輝度を求めたり
、複数の光電変換装置で輝度を求める場合は、各点また
は各装置ごとに積分時間、素子最大出力を求めて輝度を
検出する。係数Hも各点または各装置ごとに記憶する。 素子出力の平均値、即ち、
、複数の光電変換装置で輝度を求める場合は、各点また
は各装置ごとに積分時間、素子最大出力を求めて輝度を
検出する。係数Hも各点または各装置ごとに記憶する。 素子出力の平均値、即ち、
【0082】
【数4】
【0083】は全素子の平均から求めてもよいが、検出
光学系により分割された第1の被写体像と第2の被写体
像は等しいものであるから、いずれかの素子列92Lま
たは92R内で平均を求めてもよい。更に、狭い領域で
の輝度値を検出する場合は素子列の中の一部を用いると
よい。光学系の性能で光電変換素子列92R,92Lの
一部に被写体像が投影されないおそれのある部分があれ
ばその部分の出力は平均化しない。
光学系により分割された第1の被写体像と第2の被写体
像は等しいものであるから、いずれかの素子列92Lま
たは92R内で平均を求めてもよい。更に、狭い領域で
の輝度値を検出する場合は素子列の中の一部を用いると
よい。光学系の性能で光電変換素子列92R,92Lの
一部に被写体像が投影されないおそれのある部分があれ
ばその部分の出力は平均化しない。
【0084】全素子の中で最も暗い素子によって積分が
決まることを述べたが、積分時間をきめる素子が全素子
の一部であるような光電変換装置の場合には前述の最大
値Dmax は積分時間を決める素子出力の中から求め
る。
決まることを述べたが、積分時間をきめる素子が全素子
の一部であるような光電変換装置の場合には前述の最大
値Dmax は積分時間を決める素子出力の中から求め
る。
【0085】なお、スポット測光などで高精度の輝度値
が必要なときは無用な光が光電変換素子に入射するのを
防ぐために光電変換中はファインダ内へ発光表示やLC
DのバックライトLED32の照明を消したり、ファイ
ンダー光路に遮光部材を挿入する。光電変換素子は特性
上低輝度時に暗電流が発生し、積分時間と輝度の比例関
係が成立しなくなる。従って、低輝度時には積分時間ま
たは求めた輝度値に応じて輝度値を補正する。補正値は
光電変換装置個々で異なるので、予め測定して記憶装置
に記憶しておく。また温度によっても暗電流の大きさが
異なるので温度検出手段により検出した温度により補正
値を変えてもよい。
が必要なときは無用な光が光電変換素子に入射するのを
防ぐために光電変換中はファインダ内へ発光表示やLC
DのバックライトLED32の照明を消したり、ファイ
ンダー光路に遮光部材を挿入する。光電変換素子は特性
上低輝度時に暗電流が発生し、積分時間と輝度の比例関
係が成立しなくなる。従って、低輝度時には積分時間ま
たは求めた輝度値に応じて輝度値を補正する。補正値は
光電変換装置個々で異なるので、予め測定して記憶装置
に記憶しておく。また温度によっても暗電流の大きさが
異なるので温度検出手段により検出した温度により補正
値を変えてもよい。
【0086】次に得られた被写体像信号に不均一補正を
行う。これは再結像光学系による照度不均一、受光素子
の感度不均一を補正するためのものである。均一光源に
対する各素子出力より計算された補正係数が記憶装置に
記憶されており、被写体像信号入力時に毎回補正される
。補正係数は以下のようにして求められる。
行う。これは再結像光学系による照度不均一、受光素子
の感度不均一を補正するためのものである。均一光源に
対する各素子出力より計算された補正係数が記憶装置に
記憶されており、被写体像信号入力時に毎回補正される
。補正係数は以下のようにして求められる。
【0087】均一の光源の光電変換素子出力をD0 (
I)とするとこの素子の応答時間t(I)は上述したよ
うに、次式で示される。
I)とするとこの素子の応答時間t(I)は上述したよ
うに、次式で示される。
【0088】
t(I)=t0 ×16×256/(16×2
56−15×D0 (I))ここで、t0 は光電変換
素子列の中で最も早く応答した素子の応答時間であり、
均一光源においては全素子の応答時間がt0 であるこ
とが望ましい。任意の被写体の素子出力をD(I)、補
正後の素子出力をD′(I)として応答時間より補正す
ると、補正式は次式により求められる。
56−15×D0 (I))ここで、t0 は光電変換
素子列の中で最も早く応答した素子の応答時間であり、
均一光源においては全素子の応答時間がt0 であるこ
とが望ましい。任意の被写体の素子出力をD(I)、補
正後の素子出力をD′(I)として応答時間より補正す
ると、補正式は次式により求められる。
【0089】
16×256/(16×256−15×D′(I)
)={16×256/(16×256−15×D(I)
}×t0 /t(I)={16×256/(16×25
6−15×D(I)} ×(16×256−15×D
0 (I))/16×256 …………(10)補正
係数H(I)は記憶装置に記憶しやすい形に変形する。
)={16×256/(16×256−15×D(I)
}×t0 /t(I)={16×256/(16×25
6−15×D(I)} ×(16×256−15×D
0 (I))/16×256 …………(10)補正
係数H(I)は記憶装置に記憶しやすい形に変形する。
【0090】
H(I)={{16×256/(16×256−15×
D0 (I)}−1}×Q
……………(11)
ここで、Qは記憶装置の容量内で補正レンジを有効に記
憶するための圧縮係数で例えば104 である。補正係
数H(I)を用いると前述の補正式(10)は、 1
6×256/(16×256−15×D′(I))=1
6×256/(16×256−15×D(I))/{(
H(I)/Q+1}
……………(12)従って、補
正後の素子出力D′(I)は、次により求められる。
D0 (I)}−1}×Q
……………(11)
ここで、Qは記憶装置の容量内で補正レンジを有効に記
憶するための圧縮係数で例えば104 である。補正係
数H(I)を用いると前述の補正式(10)は、 1
6×256/(16×256−15×D′(I))=1
6×256/(16×256−15×D(I))/{(
H(I)/Q+1}
……………(12)従って、補
正後の素子出力D′(I)は、次により求められる。
【0091】
D′(I)=D(I)×{(H(I)/Q)+1}
−{(16/15)×256×H
(I)/Q}+α……(13)ここで、αはD′(I)
の値がマイナスにならないようにするためのオフセット
値である。この補正は素子出力が正しく光電変換された
ものに対してのみ有効であり、前述したように光強度が
小さいため、カウンタのカウントが停止した内容をラッ
チした素子出力や、外部より強制的に検出動作を停止さ
せられた時に蓄積電荷が基準電圧に達しない素子出力に
対しては補正しない。
−{(16/15)×256×H
(I)/Q}+α……(13)ここで、αはD′(I)
の値がマイナスにならないようにするためのオフセット
値である。この補正は素子出力が正しく光電変換された
ものに対してのみ有効であり、前述したように光強度が
小さいため、カウンタのカウントが停止した内容をラッ
チした素子出力や、外部より強制的に検出動作を停止さ
せられた時に蓄積電荷が基準電圧に達しない素子出力に
対しては補正しない。
【0092】次に2つの被写体像で相関演算を行い、2
像の間隔を検出する。便宜上、第1の被写体像をL像と
し、第1の被写体像信号をL(I)とする。また、第2
の被写体像をR像とし、第2の被写体像信号をR(I)
とする。Iは素子番号で本実施例出は配置順に1,2,
3,……,64とする。即ち、各素子列92L,92R
は各64ケの素子を持っているものとする。図22によ
って、2像間隔演算処理について説明する。まず、変数
SL,SR,Jに初期値として、それぞれ5,37,8
をセットする。SLは、被写体像信号L(I)のうちか
ら、相関検出する小ブロック素子列の先頭番号を記憶す
る変数、同様にSRは、被写体像信号R(I)のうちか
ら相関検出する小ブロック素子列の先頭番号を記憶する
変数、Jは被写体像信号L(I)での小ブロックの移動
回数をカウントする変数である。
像の間隔を検出する。便宜上、第1の被写体像をL像と
し、第1の被写体像信号をL(I)とする。また、第2
の被写体像をR像とし、第2の被写体像信号をR(I)
とする。Iは素子番号で本実施例出は配置順に1,2,
3,……,64とする。即ち、各素子列92L,92R
は各64ケの素子を持っているものとする。図22によ
って、2像間隔演算処理について説明する。まず、変数
SL,SR,Jに初期値として、それぞれ5,37,8
をセットする。SLは、被写体像信号L(I)のうちか
ら、相関検出する小ブロック素子列の先頭番号を記憶す
る変数、同様にSRは、被写体像信号R(I)のうちか
ら相関検出する小ブロック素子列の先頭番号を記憶する
変数、Jは被写体像信号L(I)での小ブロックの移動
回数をカウントする変数である。
【0093】そして、相関出力F(S)を次式により計
算する。
算する。
【0094】
【数5】
【0095】この場合、小ブロックの素子数は27であ
る。小ブロックの素子数はファインダーに表示された測
距枠の大きさと、検出光学系の倍率によって定まる。
る。小ブロックの素子数はファインダーに表示された測
距枠の大きさと、検出光学系の倍率によって定まる。
【0096】次に、相関出力F(S)の最小値を検出す
る。即ち、F(S)をFmin と比較しもしF(S)
かFmin より小さければFminにF(S)を代入
し、その時のSL,SRをSLM,SRMとして記憶す
る。次にSRから1を減算し、Jから1を減算する。J
が0でなければ相関演算を繰り返す。即ち、像Lでの小
ブロック位置を固定し、像Rでの小ブロック位置を1素
子づつずらせながら相関をとる。Jが0になると、次に
SLに4を加算してSRに3を加算して相関演算を続け
る。即ち、像Lでの小ブロック位置を4素子づつずらせ
ながら相関演算を繰り返す。SLの値が29になると相
関演算を終了する。以上により、効率的に相関演算を行
い、相関出力の最小値を検出することができる。この相
関出力の最小値を示す小ブロックの位置が最も相関性の
高い像信号の位置関係を示している。る次に、検出した
最も相関性の高いブロック像信号について、相関性の判
定を行なう。まず、相関出力FM,FPを次式で演算す
る。
る。即ち、F(S)をFmin と比較しもしF(S)
かFmin より小さければFminにF(S)を代入
し、その時のSL,SRをSLM,SRMとして記憶す
る。次にSRから1を減算し、Jから1を減算する。J
が0でなければ相関演算を繰り返す。即ち、像Lでの小
ブロック位置を固定し、像Rでの小ブロック位置を1素
子づつずらせながら相関をとる。Jが0になると、次に
SLに4を加算してSRに3を加算して相関演算を続け
る。即ち、像Lでの小ブロック位置を4素子づつずらせ
ながら相関演算を繰り返す。SLの値が29になると相
関演算を終了する。以上により、効率的に相関演算を行
い、相関出力の最小値を検出することができる。この相
関出力の最小値を示す小ブロックの位置が最も相関性の
高い像信号の位置関係を示している。る次に、検出した
最も相関性の高いブロック像信号について、相関性の判
定を行なう。まず、相関出力FM,FPを次式で演算す
る。
【0097】
【数6】
【0098】即ち、被写体像Rについて最少の相関出力
を示す小ブロック位置に対して±1素子だけずらせた時
の相関出力を計算する。このときFM,Fmin ,F
Pは図23,24のような関係になる。なお、本図の横
軸は光変換素子の位置であって、縦軸は相関出力を示し
ている。相関出力F(S)は点S0おいて0になる。一
方、相関性の低いものであれば図24のように0にはな
らない。
を示す小ブロック位置に対して±1素子だけずらせた時
の相関出力を計算する。このときFM,Fmin ,F
Pは図23,24のような関係になる。なお、本図の横
軸は光変換素子の位置であって、縦軸は相関出力を示し
ている。相関出力F(S)は点S0おいて0になる。一
方、相関性の低いものであれば図24のように0にはな
らない。
【0099】ここで、次式のような相関性指数SKを求
める。
める。
【0100】
FM>または=FPのとき、
SK=(FP+Fmin )/(FM
−Fmin ) ………………(17)FP>FMの
とき、 SK=(FM+Fmin )/(FP
−Fmin ) ………………(18)相関性指数S
Kは図23,24よりわかるように相関性の高い場合は
、SK=1となり相関性の低い場合はSK>1となる。 従って、相関性指数SKの値により、検出する像のずれ
量が信頼性のあるものであるか判定できる。
−Fmin ) ………………(17)FP>FMの
とき、 SK=(FM+Fmin )/(FP
−Fmin ) ………………(18)相関性指数S
Kは図23,24よりわかるように相関性の高い場合は
、SK=1となり相関性の低い場合はSK>1となる。 従って、相関性指数SKの値により、検出する像のずれ
量が信頼性のあるものであるか判定できる。
【0101】実際には、光学系のバラツキや光電変換素
子のノイズ、変換誤差等により第1,第2被写体像の不
一致成分が生じるため、相関性指数SKは1にはならな
い。従って、所定の判定値αを用い値SK<または=α
のときは相関ありと判断して像ずれ量を求める。また、
値SK>αの時は相関性がないと判断してAF検出不能
と判断する。なお、判定値αの値は2〜3であるが製品
個々によってバラツキがあるので調整値として製品個々
に記憶する。また、光電変換素子に暗電流が発生すると
相関性が悪くなり、AF検出不能になる確率が大きくな
るので、暗電流の大きさ、積分時間、あるいは、温度と
積分時間によって判定値を大きくする。補助光点灯時は
、補助光の色収差等の影響で相関性が悪くなるので、判
定値を大きくしてAF検出不能になりにくいようにする
。
子のノイズ、変換誤差等により第1,第2被写体像の不
一致成分が生じるため、相関性指数SKは1にはならな
い。従って、所定の判定値αを用い値SK<または=α
のときは相関ありと判断して像ずれ量を求める。また、
値SK>αの時は相関性がないと判断してAF検出不能
と判断する。なお、判定値αの値は2〜3であるが製品
個々によってバラツキがあるので調整値として製品個々
に記憶する。また、光電変換素子に暗電流が発生すると
相関性が悪くなり、AF検出不能になる確率が大きくな
るので、暗電流の大きさ、積分時間、あるいは、温度と
積分時間によって判定値を大きくする。補助光点灯時は
、補助光の色収差等の影響で相関性が悪くなるので、判
定値を大きくしてAF検出不能になりにくいようにする
。
【0102】次に、収差の補正を行なう。検出した被写
体像は光学系の収差により像高誤差を持っており、検出
した像位置は正しい像位置ではない。従って、これを補
正する必要がある。前述の光学系の撮影レンズ101
、コンデンサレンズ88、再結像レンズ91R,91L
、光電変換素子列92R,92Lにより、該素子列92
R,92L上では図25に示されるように光軸0を中心
に対称な形の収差率で収差が発生することが知られてい
る。この収差率の変化は光学系の性能により様々な変化
を示すが本実施例の光学系においては図25のような曲
線を描く。従って、図25の破線の直線で収差率を近似
することができる。
体像は光学系の収差により像高誤差を持っており、検出
した像位置は正しい像位置ではない。従って、これを補
正する必要がある。前述の光学系の撮影レンズ101
、コンデンサレンズ88、再結像レンズ91R,91L
、光電変換素子列92R,92Lにより、該素子列92
R,92L上では図25に示されるように光軸0を中心
に対称な形の収差率で収差が発生することが知られてい
る。この収差率の変化は光学系の性能により様々な変化
を示すが本実施例の光学系においては図25のような曲
線を描く。従って、図25の破線の直線で収差率を近似
することができる。
【0103】
K=K0 ×SL+K1 あるいは K=K0
×(64−SR)+K1
……………(19)収差
を補正する場合、相関検出した最も相関性の高い小ブロ
ックの中心位置で補正すると被写体像Lで検出した小ブ
ロックの位置SLMと補正後の位置SLM′は、SLM
′+13.5=(SLM+13.5)×(1+K)
…………(20)従って、 SLM′=SLM+(SLM+13.5)
×{K0 ×(SLM+13.5)+K1 }
………………(21)なお、小ブロックの素子数を27
としている。同様に、被写体像Rでは、 SRM′+13.5=(SRM+13.5)×(1+K
) …………(22)従って、 SRM′=SRM+(SRM+13.5)×{K0
×{64−(SRM+13.5)}
+K1 } ……………(23)光電変換素子上の位
置と収差率を示す式は光学系の性能を近似したものであ
り、一次式とは限らない。また、収差率を求める位置を
小ブロックの中心位置SLM+13.5としたが、小ブ
ロック内の重心位置とした補正後の位置SLM′を求め
てもよい。
×(64−SR)+K1
……………(19)収差
を補正する場合、相関検出した最も相関性の高い小ブロ
ックの中心位置で補正すると被写体像Lで検出した小ブ
ロックの位置SLMと補正後の位置SLM′は、SLM
′+13.5=(SLM+13.5)×(1+K)
…………(20)従って、 SLM′=SLM+(SLM+13.5)
×{K0 ×(SLM+13.5)+K1 }
………………(21)なお、小ブロックの素子数を27
としている。同様に、被写体像Rでは、 SRM′+13.5=(SRM+13.5)×(1+K
) …………(22)従って、 SRM′=SRM+(SRM+13.5)×{K0
×{64−(SRM+13.5)}
+K1 } ……………(23)光電変換素子上の位
置と収差率を示す式は光学系の性能を近似したものであ
り、一次式とは限らない。また、収差率を求める位置を
小ブロックの中心位置SLM+13.5としたが、小ブ
ロック内の重心位置とした補正後の位置SLM′を求め
てもよい。
【0104】
【数7】
【0105】また、コントラスト中心位置とした補正後
の位置SLM′を求めると、次式となる。
の位置SLM′を求めると、次式となる。
【0106】
【数8】
【0107】図25では光電変換素子列の中心と光軸0
とが一致しているが調整誤差等により一致しない場合は
誤差量を記憶し補正する。また、光軸0に対する距離よ
り求められる収差率の式の係数K0 ,K1 は設計値
あるいは製品個々の測定値として記憶手段に記憶されて
いる。このように第1,第2の被写体像ごとに像ずれ量
を検出した小ブロックの光軸に対する距離によって収差
を補正することによって正確な補正ができる。
とが一致しているが調整誤差等により一致しない場合は
誤差量を記憶し補正する。また、光軸0に対する距離よ
り求められる収差率の式の係数K0 ,K1 は設計値
あるいは製品個々の測定値として記憶手段に記憶されて
いる。このように第1,第2の被写体像ごとに像ずれ量
を検出した小ブロックの光軸に対する距離によって収差
を補正することによって正確な補正ができる。
【0108】2像のずれ量S0 は図23より求められ
る。
る。
【0109】
FM>または=FPのとき、
S0 =SRM′−SLM′+(FM−FP)/{(F
M−Fmin )・2}
……………(26)FP>
FMのとき、 S0 =SRM′−SLM′+(FM−FP)/{(F
P−Fmin )・2}
……………(27)合焦か
らの像のずれ量ΔZは、 ΔZ=S0 −ΔZ0 ×{1+C・(T−T0 )}
………………………(28)ΔZ0 は合焦時の像
ずれ量であり製品個々に測定されて記憶手段に記憶され
ている。Cは温度係数、Tは温度検出手段によって検出
された温度、T0 はΔZ0 を測定したときの温度で
ある。以上により光学系の温度変化による温度補正を行
なう。
M−Fmin )・2}
……………(26)FP>
FMのとき、 S0 =SRM′−SLM′+(FM−FP)/{(F
P−Fmin )・2}
……………(27)合焦か
らの像のずれ量ΔZは、 ΔZ=S0 −ΔZ0 ×{1+C・(T−T0 )}
………………………(28)ΔZ0 は合焦時の像
ずれ量であり製品個々に測定されて記憶手段に記憶され
ている。Cは温度係数、Tは温度検出手段によって検出
された温度、T0 はΔZ0 を測定したときの温度で
ある。以上により光学系の温度変化による温度補正を行
なう。
【0110】光軸上のフィルム面に対する結像位置のず
れ量、即ち、デフォーカス量ΔDは、次式で求められる
ことが特開昭62−100718号公報に開示されてい
る。
れ量、即ち、デフォーカス量ΔDは、次式で求められる
ことが特開昭62−100718号公報に開示されてい
る。
【0111】
ΔD=B/(A−ΔZ)−C ……
……………………………(29)但し、A,B,Cは光
学系による定まる定数である。
……………………………(29)但し、A,B,Cは光
学系による定まる定数である。
【0112】次に、撮影レンズ101 の収差の補正を
行なう。これは撮影レンズ101 の収差の影響で焦点
距離、焦点調節レンズの繰り出し位置に応じてAF光学
系の合焦焦点位置がずれるためこれを補正する。補正値
は焦点距離と被写体までの距離に応じて記憶された補正
値により補正される。
行なう。これは撮影レンズ101 の収差の影響で焦点
距離、焦点調節レンズの繰り出し位置に応じてAF光学
系の合焦焦点位置がずれるためこれを補正する。補正値
は焦点距離と被写体までの距離に応じて記憶された補正
値により補正される。
【0113】次に、露光時のピントずれ量を補正する。
これは前述したように撮影絞り込み動作により結像位置
がずれるのを予測するためのものである。前回のレンズ
駆動が繰り出し動作であり、レンズ機構のバックラッシ
ュが繰り出し側に詰まっている場合、補正ずれ量は次式
となる。
がずれるのを予測するためのものである。前回のレンズ
駆動が繰り出し動作であり、レンズ機構のバックラッシ
ュが繰り出し側に詰まっている場合、補正ずれ量は次式
となる。
【0114】
ΔD′=ΔD−ΔP ………………
…(30)即ち、露光時にはΔPだけ結像位置が前にず
れる。従って、検出したデフォーカス量からΔPを引く
。前回のレンズ駆動が繰り込み動作であり、バックラッ
シュが繰り込み側に詰まっている場合は、補正ずれ量Δ
D′は次式で示される。
…(30)即ち、露光時にはΔPだけ結像位置が前にず
れる。従って、検出したデフォーカス量からΔPを引く
。前回のレンズ駆動が繰り込み動作であり、バックラッ
シュが繰り込み側に詰まっている場合は、補正ずれ量Δ
D′は次式で示される。
【0115】
ΔD′=ΔD+ΔP ………………
…(31)露光時にはΔPだけ結像位置が後にずれるの
で、検出したデフォーカス量にΔPを加える。前回の露
光の直後でまだレンズ駆動を行なう前の状態あるいはプ
レビュー(露光を行なわずに絞り込み動作のみ行なう)
動作を行なった直後では補正しない。これは絞り込み動
作により結像位置のずれが解消されており、次の露光時
には結像位置のずれが発生しないためである。
…(31)露光時にはΔPだけ結像位置が後にずれるの
で、検出したデフォーカス量にΔPを加える。前回の露
光の直後でまだレンズ駆動を行なう前の状態あるいはプ
レビュー(露光を行なわずに絞り込み動作のみ行なう)
動作を行なった直後では補正しない。これは絞り込み動
作により結像位置のずれが解消されており、次の露光時
には結像位置のずれが発生しないためである。
【0116】ΔPの値は前述したように、繰り込み、繰
り出しごとに焦点距離の1次式で求められる。焦点距離
f0 のずれ量ΔP0 、焦点距離f1 のずれ量は製
品ごとに繰り出し繰り込み時の測定値が記憶手段に記憶
される。焦点距離fの時のピントずれ量ΔPは次式で求
められる。
り出しごとに焦点距離の1次式で求められる。焦点距離
f0 のずれ量ΔP0 、焦点距離f1 のずれ量は製
品ごとに繰り出し繰り込み時の測定値が記憶手段に記憶
される。焦点距離fの時のピントずれ量ΔPは次式で求
められる。
【0117】
ΔP=f・(ΔP1 −ΔP0 )/(f1 −f0
) +(f1 ・ΔP0 −f0 ・ΔP1
)/(f1 −f0 ) ………(32)本実施例
の鏡筒構造では焦点距離によってピントずれ補正量を求
めることができるが、これは鏡筒構造の特性により決ま
るものであり、補正法はこの限りではない。焦点距離の
他に焦点レンズの位置、焦点レンズの位置、カメラ姿勢
差、電源電圧、モータの駆動速度、撮影絞りの絞り込み
量を考慮して求めてもよい。
) +(f1 ・ΔP0 −f0 ・ΔP1
)/(f1 −f0 ) ………(32)本実施例
の鏡筒構造では焦点距離によってピントずれ補正量を求
めることができるが、これは鏡筒構造の特性により決ま
るものであり、補正法はこの限りではない。焦点距離の
他に焦点レンズの位置、焦点レンズの位置、カメラ姿勢
差、電源電圧、モータの駆動速度、撮影絞りの絞り込み
量を考慮して求めてもよい。
【0118】また、本実施例では焦点距離の一次式によ
って求めているが鏡筒構造により他の近似式で補正して
もよい。また、近似するのが難しい場合は、焦点距離ご
とに記憶してもよい。また、焦点の代わりにズームエン
コーダパターン数で求めてもよい。本実施例では、撮影
時のレンズ移動をピントずれの形でデフォーカス量に対
して補正しているが、これは鏡筒構造の特性によるもの
であり、特性によっては被写体像間隔や後述するカム回
転駆動角に対して補正してもよい。デフォーカス量に対
して補正すると露光時のピントずれ量を予測した上で次
の合焦判定を行なえるメリットがある。
って求めているが鏡筒構造により他の近似式で補正して
もよい。また、近似するのが難しい場合は、焦点距離ご
とに記憶してもよい。また、焦点の代わりにズームエン
コーダパターン数で求めてもよい。本実施例では、撮影
時のレンズ移動をピントずれの形でデフォーカス量に対
して補正しているが、これは鏡筒構造の特性によるもの
であり、特性によっては被写体像間隔や後述するカム回
転駆動角に対して補正してもよい。デフォーカス量に対
して補正すると露光時のピントずれ量を予測した上で次
の合焦判定を行なえるメリットがある。
【0119】次に、検出したデフォーカス量が合焦許容
範囲内に入っているか判定する。合焦許容範囲は被写界
深度、即ち、撮影時の絞りの値によって決定される。低
コントラスト被写体や低輝度被写体、補助光点灯時、長
焦点レンズの場合は検出値の変動が大きいため合焦許容
範囲を大きくしてAF動作の安定化を計る。合焦許容範
囲に入っている場合はLCDまたはブザーにより合焦表
示を行ってレンズ駆動は行わない。
範囲内に入っているか判定する。合焦許容範囲は被写界
深度、即ち、撮影時の絞りの値によって決定される。低
コントラスト被写体や低輝度被写体、補助光点灯時、長
焦点レンズの場合は検出値の変動が大きいため合焦許容
範囲を大きくしてAF動作の安定化を計る。合焦許容範
囲に入っている場合はLCDまたはブザーにより合焦表
示を行ってレンズ駆動は行わない。
【0120】デフォーカス量ΔD′よりレンズ駆動量Δ
Lを求める手段は従来より数多く提案されているので、
ここでは詳細な説明は省略する。例えば、特開昭64−
54409号公報に開示されているものでは、次式で求
めている。 ΔL=b−(a×b)/(a×ΔD′)+C×
ΔD′ …………(33)ここで、a,b,cは焦点
距離ごとに記憶した定数である。なお、このレンズ駆動
量ΔLは、図7における第1,2群の焦点調節レンズ群
の等価的な光学位置の駆動量であって、ここのレンズ群
の駆動量ではない。ここのレンズ群はカム構造により所
定の駆動が行われる。
Lを求める手段は従来より数多く提案されているので、
ここでは詳細な説明は省略する。例えば、特開昭64−
54409号公報に開示されているものでは、次式で求
めている。 ΔL=b−(a×b)/(a×ΔD′)+C×
ΔD′ …………(33)ここで、a,b,cは焦点
距離ごとに記憶した定数である。なお、このレンズ駆動
量ΔLは、図7における第1,2群の焦点調節レンズ群
の等価的な光学位置の駆動量であって、ここのレンズ群
の駆動量ではない。ここのレンズ群はカム構造により所
定の駆動が行われる。
【0121】レンズ駆動量よりフォーカスリングの回転
角ΔθF を求める式は前述の(5)式より求められる
。 ΔθF =A−(θf+θF )−B/{ΔL+B/(
θf+θF )}…(34)ここで、A,Bはカム形状
によって決定される定数であり、θfは焦点距離ごとに
記憶されたズーム環回転角であり、θF は焦点検出時
のフォーカスリングの回転角でAFモータの繰り出しパ
ルスの積算カウンタの値から求められる。ズームエンコ
ーダの1領域が略等回転角になっている場合はθfをズ
ームエンコーダの出力値によって求めてもよい。例えば
、基準位置からn番目のエンコーダの出力値によると、 θf=Δθf×n また、回転角ΔθF にPIのパルス数を乗ずれば、合
焦までのAFモータ駆動制御パルス量が求められる。
角ΔθF を求める式は前述の(5)式より求められる
。 ΔθF =A−(θf+θF )−B/{ΔL+B/(
θf+θF )}…(34)ここで、A,Bはカム形状
によって決定される定数であり、θfは焦点距離ごとに
記憶されたズーム環回転角であり、θF は焦点検出時
のフォーカスリングの回転角でAFモータの繰り出しパ
ルスの積算カウンタの値から求められる。ズームエンコ
ーダの1領域が略等回転角になっている場合はθfをズ
ームエンコーダの出力値によって求めてもよい。例えば
、基準位置からn番目のエンコーダの出力値によると、 θf=Δθf×n また、回転角ΔθF にPIのパルス数を乗ずれば、合
焦までのAFモータ駆動制御パルス量が求められる。
【0122】なお、(28)式のずれ量ΔZ、(29)
式のデフォーカス量ΔD、いずれも符号付の値であり、
正の場合は後ピン、即ち、フィルムの後側に結像してお
りレンズを繰り出す方向を示す。負の場合は、前ピンで
レンズを繰り込む方向を示す。
式のデフォーカス量ΔD、いずれも符号付の値であり、
正の場合は後ピン、即ち、フィルムの後側に結像してお
りレンズを繰り出す方向を示す。負の場合は、前ピンで
レンズを繰り込む方向を示す。
【0123】次に、前記AF測距の結果に基づいて撮影
レンズ101の駆動が行われる。そのレンズ駆動処理は
、図27のサブルーチンのフロ−チャ−トに示されるよ
うに、まず、レンズ駆動方向の反転検知処理であるステ
ップS1において、焦点検出の結果に基づいてレンズ駆
動方向の判定が行われ、前回のレンズ駆動方向と同一の
場合、ステップS8にジャンプして測距データそのもの
によるレンズ駆動が行われる。また、上記検出されたレ
ンズ駆動方向が前回の駆動方向に対して反転方向であっ
た場合、ステップS2に進みバックラッシュ量の計算を
行い、続いて、後述するバックラッシュ駆動、 およ
び、AF処理を実行する。
レンズ101の駆動が行われる。そのレンズ駆動処理は
、図27のサブルーチンのフロ−チャ−トに示されるよ
うに、まず、レンズ駆動方向の反転検知処理であるステ
ップS1において、焦点検出の結果に基づいてレンズ駆
動方向の判定が行われ、前回のレンズ駆動方向と同一の
場合、ステップS8にジャンプして測距データそのもの
によるレンズ駆動が行われる。また、上記検出されたレ
ンズ駆動方向が前回の駆動方向に対して反転方向であっ
た場合、ステップS2に進みバックラッシュ量の計算を
行い、続いて、後述するバックラッシュ駆動、 およ
び、AF処理を実行する。
【0124】フォーカスレンズの駆動方向が前回と同じ
場合は(34)式で求めたΔθF だけフォーカスリン
グ3を回転駆動することによって合焦状態にすることが
できる。しかし、駆動方向が反転する場合は前述したよ
うにバックラッシュのためレンズ駆動量に対して空送り
分が発生し、駆動量が不足する。
場合は(34)式で求めたΔθF だけフォーカスリン
グ3を回転駆動することによって合焦状態にすることが
できる。しかし、駆動方向が反転する場合は前述したよ
うにバックラッシュのためレンズ駆動量に対して空送り
分が発生し、駆動量が不足する。
【0125】そこで、駆動方向反転時には、まず、次式
で示されるバックラッシュ量ΔθGを駆動する。
で示されるバックラッシュ量ΔθGを駆動する。
【0126】
ΔθG =(Δθg+Δ
θp+Δθl)×α …………(35)ここで、Δθ
gは前記フォーカスリングの摺動ピン3dとカム溝5b
の間に発生するバックラッシュ回転角で、図14の空送
り回転角として示される。また、Δθpは、前述したレ
ンズ駆動方向による光学系の位置ずれで図16,17で
示される繰り出し方向の位置ずれΔP1 と繰り込み方
向の位置ずれΔP2 とを加算した量を回転角に変換し
た量である。図16の状態から繰り込み方向に反転する
場合を考えると、まず、最初にΔP1 の間は繰り出し
の位置ずれが解消されるので、光学的等価位置は変わら
ない。次に、ΔP2 の間は繰り込みの方向の位置ずれ
が発生するのでやはり光学的等価位置は変わらない。従
って、ΔP1 +ΔP2 がバックラッシュとして存在
する。前述したようにΔθpは光学系の位置関係により
変化するがほぼ焦点距離によって変化すると考えてよい
。Δθlは、AFモータのギャー列63と、ギャー列と
フォーカスリング3の内歯ギャーとの間に発生する噛合
ガタによるバックラッシュやフォーカスレンズ群の保持
枠とカム環5の嵌合ガタによるバックラッシュなどを加
算した量で、回転角θによらない固定値である。αは、
後述するバックラッシュの近似誤差や経時変化、カメラ
姿勢差、電源電圧などで変化するバックラッシュの最大
量を予測する係数で、1.2程度の値となる。即ち、基
準状態に対して20%増のバックラッシュは起り得るも
のとする。
θp+Δθl)×α …………(35)ここで、Δθ
gは前記フォーカスリングの摺動ピン3dとカム溝5b
の間に発生するバックラッシュ回転角で、図14の空送
り回転角として示される。また、Δθpは、前述したレ
ンズ駆動方向による光学系の位置ずれで図16,17で
示される繰り出し方向の位置ずれΔP1 と繰り込み方
向の位置ずれΔP2 とを加算した量を回転角に変換し
た量である。図16の状態から繰り込み方向に反転する
場合を考えると、まず、最初にΔP1 の間は繰り出し
の位置ずれが解消されるので、光学的等価位置は変わら
ない。次に、ΔP2 の間は繰り込みの方向の位置ずれ
が発生するのでやはり光学的等価位置は変わらない。従
って、ΔP1 +ΔP2 がバックラッシュとして存在
する。前述したようにΔθpは光学系の位置関係により
変化するがほぼ焦点距離によって変化すると考えてよい
。Δθlは、AFモータのギャー列63と、ギャー列と
フォーカスリング3の内歯ギャーとの間に発生する噛合
ガタによるバックラッシュやフォーカスレンズ群の保持
枠とカム環5の嵌合ガタによるバックラッシュなどを加
算した量で、回転角θによらない固定値である。αは、
後述するバックラッシュの近似誤差や経時変化、カメラ
姿勢差、電源電圧などで変化するバックラッシュの最大
量を予測する係数で、1.2程度の値となる。即ち、基
準状態に対して20%増のバックラッシュは起り得るも
のとする。
【0127】本実施例における代表的なバックラッシュ
星ΔθG と、フォーカスリング3、カム環5の合成回
転角θの関係を図26に示す。Δθgがθによって変化
するのに対してΔθpは焦点距離、即ち、カム環5の回
転角によって決まるので図26のように複数の関係が存
在する。焦点距離ごとに近似することも可能であるが、
本実施例においては図26の破線のように1つの関係式
により近似させ、演算量の低減や後述する製品個々の測
定工数が低減される。このように近似したバックラッシ
ュ量ΔθG は ΔθG ={(ΔθGT−ΔθGW)/(θT −θW
)}×θ +(ΔθGW×θT −Δ
θGT×θW )/(θT −θW )………(36)
但し、 θ=θ
f+θF …………………………(37)
θfはフォーカスリングの回転角で、無限遠側の当て付
き位置からのAFモータ繰り出しパルス積算値より求め
られる。θF はカム環5の回転角で、ズームエンコー
ダ28により検出された焦点距離ごとに記憶されている
。 ズームエンコーダ28の1領域が略等回転角と見做せる
場合はズームエンコーダ出力値により求めてもよい。回
転角θW でのバックラッシュΔθGW、回転角θT
でのバックラッシュΔθGTが製品個々に測定され記憶
手段に記憶されている。本実施例の鏡筒構造ではフォー
カスリング3の回転角とカム環5の回転角によってバッ
クラッシュ量を求めることができるが、これは鏡筒構造
の特性により決まるものであり、計算法はこの限りでは
ない。フォーカスレンズの繰り出し位置、カメラ姿勢、
電源電圧等を考慮して求めてもよい。また、本実施例で
は、(36)式によって近似して求めているが、他の近
似式で求めてもよい。また、近似するのが難しい場合は
、数点の回転角ごとに記憶し補間して求めてもよい。
星ΔθG と、フォーカスリング3、カム環5の合成回
転角θの関係を図26に示す。Δθgがθによって変化
するのに対してΔθpは焦点距離、即ち、カム環5の回
転角によって決まるので図26のように複数の関係が存
在する。焦点距離ごとに近似することも可能であるが、
本実施例においては図26の破線のように1つの関係式
により近似させ、演算量の低減や後述する製品個々の測
定工数が低減される。このように近似したバックラッシ
ュ量ΔθG は ΔθG ={(ΔθGT−ΔθGW)/(θT −θW
)}×θ +(ΔθGW×θT −Δ
θGT×θW )/(θT −θW )………(36)
但し、 θ=θ
f+θF …………………………(37)
θfはフォーカスリングの回転角で、無限遠側の当て付
き位置からのAFモータ繰り出しパルス積算値より求め
られる。θF はカム環5の回転角で、ズームエンコー
ダ28により検出された焦点距離ごとに記憶されている
。 ズームエンコーダ28の1領域が略等回転角と見做せる
場合はズームエンコーダ出力値により求めてもよい。回
転角θW でのバックラッシュΔθGW、回転角θT
でのバックラッシュΔθGTが製品個々に測定され記憶
手段に記憶されている。本実施例の鏡筒構造ではフォー
カスリング3の回転角とカム環5の回転角によってバッ
クラッシュ量を求めることができるが、これは鏡筒構造
の特性により決まるものであり、計算法はこの限りでは
ない。フォーカスレンズの繰り出し位置、カメラ姿勢、
電源電圧等を考慮して求めてもよい。また、本実施例で
は、(36)式によって近似して求めているが、他の近
似式で求めてもよい。また、近似するのが難しい場合は
、数点の回転角ごとに記憶し補間して求めてもよい。
【0128】前述した焦点検出結果によるレンズ駆動方
向が前回のレンズ駆動に対して反転した場合は、(36
)式で求められるバックラッシュ量をまず駆動し、駆動
後に焦点検出をやりなおす。(36)式で求めたバック
ラッシュ量は予測される最大のバックラッシュ量である
からバックラッシュを除去した後の焦点検出で得られた
レンズ駆動量は確実に光学位置を駆動できる量である。 また、前述した駆動方向によるレンズの結像位置ずれも
起きない。従って、合焦精度が充分に見込まれる場合は
バックラッシュ除去後に検出したレンズ駆動した後は、
合焦状態であることを確認するための測距動作は行わな
い。なお、合焦精度が充分に見込まれる場合とは、レン
ズ駆動量が小さい、あるいは、被写体輝度が明るい、ま
たは、レンズ駆動に要する時間が短い等の理由で被写体
の変化が起らないと予測される場合や、動体検出手段に
より被写体が静止していると判定された場合、あるいは
、被写体のコントラストが高く前述した相関性指数((
17),(18)式参照)の値が小さく焦点検出精度が
充分高いと判定される場合である。
向が前回のレンズ駆動に対して反転した場合は、(36
)式で求められるバックラッシュ量をまず駆動し、駆動
後に焦点検出をやりなおす。(36)式で求めたバック
ラッシュ量は予測される最大のバックラッシュ量である
からバックラッシュを除去した後の焦点検出で得られた
レンズ駆動量は確実に光学位置を駆動できる量である。 また、前述した駆動方向によるレンズの結像位置ずれも
起きない。従って、合焦精度が充分に見込まれる場合は
バックラッシュ除去後に検出したレンズ駆動した後は、
合焦状態であることを確認するための測距動作は行わな
い。なお、合焦精度が充分に見込まれる場合とは、レン
ズ駆動量が小さい、あるいは、被写体輝度が明るい、ま
たは、レンズ駆動に要する時間が短い等の理由で被写体
の変化が起らないと予測される場合や、動体検出手段に
より被写体が静止していると判定された場合、あるいは
、被写体のコントラストが高く前述した相関性指数((
17),(18)式参照)の値が小さく焦点検出精度が
充分高いと判定される場合である。
【0129】焦点検出結果による駆動量がバックラッシ
ュ量に比べて充分小さい場合にバックラッシュ除去駆動
を行なうと次のような不具合を起すおそれがある。バッ
クラッシュ量は予測されるバックラッシュ量の最大量を
求めているので予測したバックラッシュ量と実際のバッ
クラッシュ量の差が焦点検出したレンズ駆動量よりも大
きいと、バックラッシュ除去駆動で合焦点をオーバラン
してしまう。従って、バックラッシュ除去駆動後に再焦
点検出すると再び駆動の方向が反転するので、再びバッ
クラッシュ除去駆動を繰り返す。つまり、合焦点近傍で
往復運動を繰り返して合焦できない状態になる。
ュ量に比べて充分小さい場合にバックラッシュ除去駆動
を行なうと次のような不具合を起すおそれがある。バッ
クラッシュ量は予測されるバックラッシュ量の最大量を
求めているので予測したバックラッシュ量と実際のバッ
クラッシュ量の差が焦点検出したレンズ駆動量よりも大
きいと、バックラッシュ除去駆動で合焦点をオーバラン
してしまう。従って、バックラッシュ除去駆動後に再焦
点検出すると再び駆動の方向が反転するので、再びバッ
クラッシュ除去駆動を繰り返す。つまり、合焦点近傍で
往復運動を繰り返して合焦できない状態になる。
【0130】この不具合を防止するためバックラッシュ
除去駆動を行う場合には、焦点検出により得られたレン
ズ駆動量が(36)式で求められるバックラッシュ量よ
り充分小さいとき、バックラッシュ駆動量を小さくする
ことによってオーバーランを防ぐ。本実施例では、焦点
検出により得られたレンズ駆動量がバックラッシュ予測
量の半分以下の場合は予測量の半分を駆動する。
除去駆動を行う場合には、焦点検出により得られたレン
ズ駆動量が(36)式で求められるバックラッシュ量よ
り充分小さいとき、バックラッシュ駆動量を小さくする
ことによってオーバーランを防ぐ。本実施例では、焦点
検出により得られたレンズ駆動量がバックラッシュ予測
量の半分以下の場合は予測量の半分を駆動する。
【0131】次に、バックラッシュ量と合焦許容範囲の
関係について説明する。予測したバックラッシュ量が合
焦許容範囲に相当するレンズ駆動量に比べて充分小さい
場合は、バックラッシュ除去駆動を行なう必要はない。 これはバックラッシュによる駆動量不足が生じても充分
に合焦許容範囲に入るためである。この場合は、焦点検
出により得られたレンズ駆動量だけ駆動してもよいし、
予測したバックラッシュ量を加算して一度に駆動しても
よい。合焦許容範囲に相当するレンズ駆動量は厳密には
(33),(34)式で求められるが略焦点距離によっ
て判断して差しつかえなく、短焦点側ほど大きくなる。 従って、予測したバックラッシュ量が焦点距離ごとに記
憶した所定量より小さい場合は、バックラッシュ除去駆
動を行わない。あるいは、バックラッシュ量のバラツキ
を予測した上で所定の焦点距離より短焦点側ではバック
ラッシュ除去駆動をしないようにしてもよい。
関係について説明する。予測したバックラッシュ量が合
焦許容範囲に相当するレンズ駆動量に比べて充分小さい
場合は、バックラッシュ除去駆動を行なう必要はない。 これはバックラッシュによる駆動量不足が生じても充分
に合焦許容範囲に入るためである。この場合は、焦点検
出により得られたレンズ駆動量だけ駆動してもよいし、
予測したバックラッシュ量を加算して一度に駆動しても
よい。合焦許容範囲に相当するレンズ駆動量は厳密には
(33),(34)式で求められるが略焦点距離によっ
て判断して差しつかえなく、短焦点側ほど大きくなる。 従って、予測したバックラッシュ量が焦点距離ごとに記
憶した所定量より小さい場合は、バックラッシュ除去駆
動を行わない。あるいは、バックラッシュ量のバラツキ
を予測した上で所定の焦点距離より短焦点側ではバック
ラッシュ除去駆動をしないようにしてもよい。
【0132】次に、予測したバックラッシュ量と実際の
バックラッシュ量の差が合焦許容範囲に相当する駆動量
に比べて充分小さい場合は焦点検出によって得られた駆
動量に予測バックラッシュ量を加えて一度に駆動しても
よい。また、バックラッシュ除去駆動を行うが駆動開始
直後に次の焦点検出動作をスタートさせて、レンズ駆動
都光電変換素子の変換動作を並行して行わせてもよい。 これは予測したバックラッシュ量と実際のバックラッシ
ュ量の差が問題にならないためである。レンズ駆動と光
電変換動作を同時に行うことによって合焦動作時間の短
縮が計れる。この判断も前の判断と同様に予測したバッ
クラッシュ量を焦点距離ごとに記憶した所定量と比較し
てもよいし、また、単に焦点距離で判断してもよい。
バックラッシュ量の差が合焦許容範囲に相当する駆動量
に比べて充分小さい場合は焦点検出によって得られた駆
動量に予測バックラッシュ量を加えて一度に駆動しても
よい。また、バックラッシュ除去駆動を行うが駆動開始
直後に次の焦点検出動作をスタートさせて、レンズ駆動
都光電変換素子の変換動作を並行して行わせてもよい。 これは予測したバックラッシュ量と実際のバックラッシ
ュ量の差が問題にならないためである。レンズ駆動と光
電変換動作を同時に行うことによって合焦動作時間の短
縮が計れる。この判断も前の判断と同様に予測したバッ
クラッシュ量を焦点距離ごとに記憶した所定量と比較し
てもよいし、また、単に焦点距離で判断してもよい。
【0133】以上の処理動作をまとめると、図27のフ
ローチャートに示されるように、焦点距離fが所定の焦
点距離f0 ,f1 (但し、f0 <f1 とする)
に対して、f<f0 のときは、バックラッシュ除去の
レンズ駆動は行わず検出したレンズ駆動量でレンズを駆
動する(ステップS8)。また、f0 <f<f1 の
ときは、予測したバックラッシュ量でバックラッシュ除
去駆動を行い、駆動と同時に次の焦点検出動作を行う(
ステップS5)。更に、f1 <または=fのときは、
予測したバックラッシュ量でバックラッシュ除去駆動し
た後に焦点検出動作を行なう(ステップS6,S7 )
。
ローチャートに示されるように、焦点距離fが所定の焦
点距離f0 ,f1 (但し、f0 <f1 とする)
に対して、f<f0 のときは、バックラッシュ除去の
レンズ駆動は行わず検出したレンズ駆動量でレンズを駆
動する(ステップS8)。また、f0 <f<f1 の
ときは、予測したバックラッシュ量でバックラッシュ除
去駆動を行い、駆動と同時に次の焦点検出動作を行う(
ステップS5)。更に、f1 <または=fのときは、
予測したバックラッシュ量でバックラッシュ除去駆動し
た後に焦点検出動作を行なう(ステップS6,S7 )
。
【0134】
【発明の効果】上述のように本発明の自動焦点調節装置
は、合焦位置までの駆動量を検出、演算し、更に、露光
動作により生じるものであって、例えば、ロッドのたわ
みや嵌合ガタにより発生するピントずれ分の補正を行い
、その駆動量に基づいて合焦駆動するので、本発明のも
のは、焦点調節時のロッドのたわみや嵌合ガタなどによ
り露光直前に発生するピントずれを補正し、露光時にピ
ントのあった写真が撮影可能であるなどの顕著な効果を
有する。
は、合焦位置までの駆動量を検出、演算し、更に、露光
動作により生じるものであって、例えば、ロッドのたわ
みや嵌合ガタにより発生するピントずれ分の補正を行い
、その駆動量に基づいて合焦駆動するので、本発明のも
のは、焦点調節時のロッドのたわみや嵌合ガタなどによ
り露光直前に発生するピントずれを補正し、露光時にピ
ントのあった写真が撮影可能であるなどの顕著な効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動焦点調節装置を内
蔵するカメラの光学系を示す図。
蔵するカメラの光学系を示す図。
【図2】上記図1のカメラの主要ブロック構成図。
【図3】上記図1のカメラのレンズ鏡筒の要部分解斜視
図。
図。
【図4】上記図1のカメラのレンズ鏡筒の要部分解斜視
図。
図。
【図5】上記図1のカメラのレンズ鏡筒の要部分解斜視
図。
図。
【図6】上記図1のカメラのレンズ鏡筒の要部分解斜視
図。
図。
【図7】上記図1のカメラのレンズ鏡筒の縦断面図。
【図8】上記図1のカメラのフォーカスリングとカム環
の動作状態を示す図。
の動作状態を示す図。
【図9】上記図1のカメラのフォーカスリングとカム環
の動作状態を示す図。
の動作状態を示す図。
【図10】上記図1のカメラのフォーカスリングとカム
環の動作状態を示す図。
環の動作状態を示す図。
【図11】上記図1のカメラのフォーカスリングとカム
環の動作状態を示す図。
環の動作状態を示す図。
【図12】上記図1のカメラのフォーカスリングとカム
環の相対回転角とレンズ移動量の関係を示す線図。
環の相対回転角とレンズ移動量の関係を示す線図。
【図13】上記図1のカメラのカム環のカム溝と駆動ピ
ンの嵌合状態を示す図。
ンの嵌合状態を示す図。
【図14】上記図1のカメラのフォーカスリングとカム
環の相対回転角と空送り(バックラッシュ)回転角の関
係を示す線図。
環の相対回転角と空送り(バックラッシュ)回転角の関
係を示す線図。
【図15】上記図1のカメラのレンズ保持枠を支持する
ロッドの嵌合支持状態を示す図。
ロッドの嵌合支持状態を示す図。
【図16】上記図1のカメラのレンズ保持枠を支持する
ロッドの嵌合支持状態を示す図。
ロッドの嵌合支持状態を示す図。
【図17】上記図1のカメラのレンズ保持枠を支持する
ロッドの嵌合支持状態を示す図。
ロッドの嵌合支持状態を示す図。
【図18】上記図1のカメラの撮影レンズの焦点距離に
対するピント移動量を示す図。
対するピント移動量を示す図。
【図19】上記図1のカメラのAF測距処理のフロ−チ
ャ−ト。
ャ−ト。
【図20】2像間隔検出式の焦点検出光学系の光路図。
【図21】上記図1のカメラの光電変換素子列の一つの
素子出力処理回路図。
素子出力処理回路図。
【図22】上記図1のカメラの焦点検出動作における2
像間隔演算処理のフロ−チャ−ト。
像間隔演算処理のフロ−チャ−ト。
【図23】上記図1のカメラの光電変換素子列の各素子
位置に対する相関出力値を示す図。
位置に対する相関出力値を示す図。
【図24】上記図1のカメラの光電変換素子列の各素子
位置に対する相関出力値を示す図。
位置に対する相関出力値を示す図。
【図25】上記図1のカメラの焦点検出光学系における
収差率の変化を示す図。
収差率の変化を示す図。
【図26】上記図1のカメラのフォーカスリングとカム
環の相対回転角θに対するバックラッシュ回転角△θg
の変化を示す図。
環の相対回転角θに対するバックラッシュ回転角△θg
の変化を示す図。
【図27】上記図1のカメラのレンズ合焦駆動処理のフ
ロ−チャ−ト。
ロ−チャ−ト。
67……………………AFモータ(撮影光学系を駆動す
る手段) 201……………………CPU(合焦位置までの駆動量
検出手段、撮影光学系の移動量に補正を加える補正手段
) 210……………………AFユニット(合焦位置までの
駆動量検出手段)
る手段) 201……………………CPU(合焦位置までの駆動量
検出手段、撮影光学系の移動量に補正を加える補正手段
) 210……………………AFユニット(合焦位置までの
駆動量検出手段)
Claims (1)
- 【請求項1】撮影光学系の合焦位置までの駆動量を検出
する駆動量検出手段と、上記駆動量に基づいて撮影光学
系を駆動する駆動手段と、露光動作により生じる上記撮
影光学系の移動量を求め、上記駆動量に補正を加える補
正手段と、を具備することを特徴とする自動焦点調節装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7127691A JPH04306609A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 自動焦点調節装置を有するカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7127691A JPH04306609A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 自動焦点調節装置を有するカメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04306609A true JPH04306609A (ja) | 1992-10-29 |
Family
ID=13456030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7127691A Pending JPH04306609A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 自動焦点調節装置を有するカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04306609A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0882734A (ja) * | 1994-09-13 | 1996-03-26 | Seikosha Co Ltd | レンズ駆動装置 |
| JP2013145385A (ja) * | 2013-02-20 | 2013-07-25 | Nikon Corp | カメラ |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP7127691A patent/JPH04306609A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0882734A (ja) * | 1994-09-13 | 1996-03-26 | Seikosha Co Ltd | レンズ駆動装置 |
| JP2013145385A (ja) * | 2013-02-20 | 2013-07-25 | Nikon Corp | カメラ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3183902B2 (ja) | 自動焦点装置 | |
| JP3963568B2 (ja) | カメラの自動焦点調節装置 | |
| JPS6138445B2 (ja) | ||
| US4873543A (en) | Automatic focusing camera | |
| JP3328263B2 (ja) | 自動焦点調節装置 | |
| JPH04306609A (ja) | 自動焦点調節装置を有するカメラ | |
| JPH11305315A (ja) | カメラシステム | |
| JP3169973B2 (ja) | 自動焦点調節装置 | |
| JP4063924B2 (ja) | カメラの自動焦点調節装置 | |
| JP3055961B2 (ja) | 自動焦点装置 | |
| JPH11281884A (ja) | 焦点位置検出装置 | |
| JPH09297335A (ja) | カメラの自動焦点調節装置 | |
| JP3038595B2 (ja) | フォーカスレンズ制御装置 | |
| JP3385478B2 (ja) | カメラ | |
| JP3038609B2 (ja) | 測距方向変更可能な可変焦点レンズ付カメラ | |
| JP3038608B2 (ja) | 可変焦点距離カメラ | |
| JPH0961910A (ja) | カメラシステムおよびストロボ装置 | |
| JP4020481B2 (ja) | 自動焦点調節装置 | |
| JP2001242368A (ja) | レンズ装置 | |
| JP2997752B2 (ja) | カメラのフォーカス制御装置 | |
| JP4599383B2 (ja) | カメラの製造方法 | |
| JPH04323505A (ja) | 測長装置を内蔵したカメラ | |
| JP2001194573A (ja) | カメラ | |
| JP4294257B2 (ja) | カメラ、該カメラの製造方法および焦点補正調整装置 | |
| JPH0763973A (ja) | 自動焦点式カメラ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000801 |