JPH04308273A - セルロース系特殊糸の製造方法 - Google Patents
セルロース系特殊糸の製造方法Info
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- JPH04308273A JPH04308273A JP7203291A JP7203291A JPH04308273A JP H04308273 A JPH04308273 A JP H04308273A JP 7203291 A JP7203291 A JP 7203291A JP 7203291 A JP7203291 A JP 7203291A JP H04308273 A JPH04308273 A JP H04308273A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、染着性がきわめて小さ
い又は塩素処理水・汗−耐光堅牢度にすぐれたセルロー
ス系特殊糸の製造方法に関するものである。
い又は塩素処理水・汗−耐光堅牢度にすぐれたセルロー
ス系特殊糸の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】セルロース系の糸を撥水剤を付着させて
染着性を小さくする方法があるが、セルロース系の糸の
特徴である吸水性がそこなわれる問題がある。又塩素処
理水・汗−耐光堅牢度にすぐれた先染糸は開発されてい
ない。
染着性を小さくする方法があるが、セルロース系の糸の
特徴である吸水性がそこなわれる問題がある。又塩素処
理水・汗−耐光堅牢度にすぐれた先染糸は開発されてい
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、セル
ロース系の糸の特徴である吸水性がそこなわれる課題が
ある。又塩素処理水・汗−耐光堅牢度のすぐれた先染糸
の要望がある。
ロース系の糸の特徴である吸水性がそこなわれる課題が
ある。又塩素処理水・汗−耐光堅牢度のすぐれた先染糸
の要望がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題は、セルロース
系の糸にリンアミド化合物を付着させ次いで熱処理する
ことを特徴とするセルロース系特殊糸の製造方法により
解決された、以下本発明について説明する。
系の糸にリンアミド化合物を付着させ次いで熱処理する
ことを特徴とするセルロース系特殊糸の製造方法により
解決された、以下本発明について説明する。
【0005】本発明においてリンアミド系化合物が付着
されるセルロース系の糸の繊維基材であるベース素材は
セルロース系繊維であり、その例として木綿、ラミー、
リネン等の天然繊維、ビスコースレーヨン、ポリノジッ
ク、キュプラ等の再生セルロース繊維が挙げられる。ま
た前記ベース素材以外の繊維、例えばポリアミド、ポリ
エステル、ポリアクリルニトリル、スパンデックスのよ
うな有機合成繊維、ガラス繊維、カーボン繊維、シリコ
ーンカーバイド繊維のような無機繊維のいかなるものを
混合しても良い。
されるセルロース系の糸の繊維基材であるベース素材は
セルロース系繊維であり、その例として木綿、ラミー、
リネン等の天然繊維、ビスコースレーヨン、ポリノジッ
ク、キュプラ等の再生セルロース繊維が挙げられる。ま
た前記ベース素材以外の繊維、例えばポリアミド、ポリ
エステル、ポリアクリルニトリル、スパンデックスのよ
うな有機合成繊維、ガラス繊維、カーボン繊維、シリコ
ーンカーバイド繊維のような無機繊維のいかなるものを
混合しても良い。
【0006】このセルロース系の糸に付着されるリンア
ミド系化合物の例としては、アミドホスファゼン系化合
物やリン酸アミド系化合物等があり、この内アミドホス
ファゼン系化合物は、一般式
ミド系化合物の例としては、アミドホスファゼン系化合
物やリン酸アミド系化合物等があり、この内アミドホス
ファゼン系化合物は、一般式
【化1】
(式(1)中nは3以上の整数である)の環状アミドホ
スファゼン化合物、又は一般式 Pn Nn (NH2 )2n+2 …(2)(式
(2)中nは正の整数である)又は一般式Pn Nn−
1 (NH2 )2n+3 …(3)(式
(3)中nは2以上の正の整数である)の線状アミドホ
スファゼン系化合物等で構成される。一般式(1),(
2)及び(3)中、アミド基の一部が未置換のクロル基
、加水分解による水酸基、さらにはメトキシ基、エトキ
シ基等のアルコキシ基、フェノキシ基、モノ低級アルキ
ルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、メチロール基、
メトキシメチル基等で置換されているものも含まれる。
スファゼン化合物、又は一般式 Pn Nn (NH2 )2n+2 …(2)(式
(2)中nは正の整数である)又は一般式Pn Nn−
1 (NH2 )2n+3 …(3)(式
(3)中nは2以上の正の整数である)の線状アミドホ
スファゼン系化合物等で構成される。一般式(1),(
2)及び(3)中、アミド基の一部が未置換のクロル基
、加水分解による水酸基、さらにはメトキシ基、エトキ
シ基等のアルコキシ基、フェノキシ基、モノ低級アルキ
ルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、メチロール基、
メトキシメチル基等で置換されているものも含まれる。
【0007】またリン酸アミド系化合物はリン酸トリア
ミド、リン酸トリアミド縮合物及びそれらのアミド基の
一部が他の置換基で置換された形のアミド置換誘導体の
1種又は2種以上で構成される。リン酸トリアミド縮合
物の例としては2分子のリン酸トリアミドから1分子の
NH3 を放出して縮合したイミド2リン酸テトラアミ
ドNH(PO)2 (NH2 )4,3分子のリン酸ト
リアミドから2分子のNH3 を放出して縮合したジイ
ミド3リン酸ペンタアミド(NH)2 (PO)3 (
NH2 )5 、同様にしてリン酸トリアミドの4分子
縮合物、リン酸トリアミドの5分子縮合物、リン酸トリ
アミドの6分子縮合物等があげられる。
ミド、リン酸トリアミド縮合物及びそれらのアミド基の
一部が他の置換基で置換された形のアミド置換誘導体の
1種又は2種以上で構成される。リン酸トリアミド縮合
物の例としては2分子のリン酸トリアミドから1分子の
NH3 を放出して縮合したイミド2リン酸テトラアミ
ドNH(PO)2 (NH2 )4,3分子のリン酸ト
リアミドから2分子のNH3 を放出して縮合したジイ
ミド3リン酸ペンタアミド(NH)2 (PO)3 (
NH2 )5 、同様にしてリン酸トリアミドの4分子
縮合物、リン酸トリアミドの5分子縮合物、リン酸トリ
アミドの6分子縮合物等があげられる。
【0008】アミド置換誘導体を用いても良く、その例
としては、リン酸アミド及びリン酸トリアミド縮合物の
アミド基の一部が、
としては、リン酸アミド及びリン酸トリアミド縮合物の
アミド基の一部が、
【化2】
等にて置換された形のものがある。また少量の未反応の
塩素(−C1)が残存しているもの、また未反応の塩素
(−C1)が加水分解により水酸基(−OH)になった
ものもアミド置換誘導体を構成する。
塩素(−C1)が残存しているもの、また未反応の塩素
(−C1)が加水分解により水酸基(−OH)になった
ものもアミド置換誘導体を構成する。
【0009】これらリンアミド系化合物は水溶液の形で
セルロース系の糸に付着処理されるのが好ましく、かか
る水溶液としては、リンアミド系化合物を中性の水又は
酢酸アンモニウム、塩化ナトリウム、硝酸ナトリウム、
塩化マグネシウム等の中性の化合物の水溶液に溶解した
リンアミド系化合物の中性水溶液;リンアミド系化合物
をアンモニア水溶液、炭酸ソーダ水溶液、苛性ソーダ水
溶液、リン酸水素2アンモニウム水溶液、リン酸ナトリ
ウム水溶液、水酸化カルシウム水溶液、シュウ酸ナトリ
ウム水溶液などのアルカリ性水溶液に溶解したリンアミ
ド系化合物のアルカリ性水溶液;及びリンアミド系化合
物をリン酸水溶液、塩化アンモニウム水溶液、リン酸水
素1ナトリウム水溶液、酢酸水溶液、シュウ酸水溶液、
コハク酸水溶液などの酸性水溶液に溶解したリンアミド
系化合物の酸性水溶液が挙げられる。
セルロース系の糸に付着処理されるのが好ましく、かか
る水溶液としては、リンアミド系化合物を中性の水又は
酢酸アンモニウム、塩化ナトリウム、硝酸ナトリウム、
塩化マグネシウム等の中性の化合物の水溶液に溶解した
リンアミド系化合物の中性水溶液;リンアミド系化合物
をアンモニア水溶液、炭酸ソーダ水溶液、苛性ソーダ水
溶液、リン酸水素2アンモニウム水溶液、リン酸ナトリ
ウム水溶液、水酸化カルシウム水溶液、シュウ酸ナトリ
ウム水溶液などのアルカリ性水溶液に溶解したリンアミ
ド系化合物のアルカリ性水溶液;及びリンアミド系化合
物をリン酸水溶液、塩化アンモニウム水溶液、リン酸水
素1ナトリウム水溶液、酢酸水溶液、シュウ酸水溶液、
コハク酸水溶液などの酸性水溶液に溶解したリンアミド
系化合物の酸性水溶液が挙げられる。
【0010】粗製リンアミド系化合物は通常オキシ塩化
リンとアンモニアとの脱塩化アンモニウム反応により得
られるため、副生物の塩化アンモニウムを多量に含んで
いるが、粗製リンアミド系化合物の水溶液は好ましい実
施態様の1つである。リンアミド系化合物の水溶液を熟
成して得られる水溶液も本発明で用いられるリンアミド
系化合物の水溶液に含まれる。ここに熟成とはリンアミ
ド系化合物の水溶液に化学変化を与えることをいう。熟
成時の水溶液のpHは酸性、中性、アルカリ性のいずれ
であってもよい。また水溶液中には有機溶媒などの有機
化合物、酸、アルカリ、塩類などの無機化合物が含まれ
ていてもよい。アンモニウムイオンを含む水溶液はとく
に好ましい結果を与える。熟成温度は10〜70℃が、
好ましく、熟成時間は熟成温度によっても異なるが、好
ましくは1時間以上、特に好ましくは5時間以上とする
のが良い。
リンとアンモニアとの脱塩化アンモニウム反応により得
られるため、副生物の塩化アンモニウムを多量に含んで
いるが、粗製リンアミド系化合物の水溶液は好ましい実
施態様の1つである。リンアミド系化合物の水溶液を熟
成して得られる水溶液も本発明で用いられるリンアミド
系化合物の水溶液に含まれる。ここに熟成とはリンアミ
ド系化合物の水溶液に化学変化を与えることをいう。熟
成時の水溶液のpHは酸性、中性、アルカリ性のいずれ
であってもよい。また水溶液中には有機溶媒などの有機
化合物、酸、アルカリ、塩類などの無機化合物が含まれ
ていてもよい。アンモニウムイオンを含む水溶液はとく
に好ましい結果を与える。熟成温度は10〜70℃が、
好ましく、熟成時間は熟成温度によっても異なるが、好
ましくは1時間以上、特に好ましくは5時間以上とする
のが良い。
【0011】熟成中においてアミドホスファゼン系化合
物は化学変化を生じるが、このことは熟成前後のアミド
ホスファゼン系化合物の31PのNMR曲線の変化によ
って裏付けられる。図1は、粗製アミドホスファゼン系
化合物(純分41.4%、塩化アンモニウム約58%)
の熟成前の31PのNMR曲線を示し、ピークCは主成
分のピークである。図2は、第1図に31PのNMR曲
線を示した粗製アミドホスファゼン系化合物を14%の
アンモニア水に溶解し、400g/lの粗製アミドホス
ファゼン系化合物の濃度とした水溶液を、50℃にて1
2時間熟成した後の31PのNMR曲線を示す。第2図
によれば、第1図に見られたピークCは消滅する一方、
第1図に見られなかったピークAおよびBの発生が見ら
れる。
物は化学変化を生じるが、このことは熟成前後のアミド
ホスファゼン系化合物の31PのNMR曲線の変化によ
って裏付けられる。図1は、粗製アミドホスファゼン系
化合物(純分41.4%、塩化アンモニウム約58%)
の熟成前の31PのNMR曲線を示し、ピークCは主成
分のピークである。図2は、第1図に31PのNMR曲
線を示した粗製アミドホスファゼン系化合物を14%の
アンモニア水に溶解し、400g/lの粗製アミドホス
ファゼン系化合物の濃度とした水溶液を、50℃にて1
2時間熟成した後の31PのNMR曲線を示す。第2図
によれば、第1図に見られたピークCは消滅する一方、
第1図に見られなかったピークAおよびBの発生が見ら
れる。
【0012】図3は、粗製リン酸アミド系化合物(純分
36.6%、塩化アンモニウム63%)の熟成前の31
PのNMR曲線を示す。ピークD及びEは主成分のピー
クである。図4は、第3図に31PのNMR曲線を示し
た粗製リン酸アミド系化合物を10%アンモニア水溶液
に溶解し、400g/lの粗製リン酸アミド系化合物の
濃度とした水溶液を、50℃にて50時間熟成した後の
31PのNMR曲線を示す。第4図によれば、第3図に
見られたピークD及びEは消失し、第3図には見られな
かったピークF及びGで示される成分にほとんど変化し
ている。なお、第4図のピークF及びGは、それぞれ第
2図のピークA及びBとほぼ同一ppm 値であり、同
一物質と推定される。
36.6%、塩化アンモニウム63%)の熟成前の31
PのNMR曲線を示す。ピークD及びEは主成分のピー
クである。図4は、第3図に31PのNMR曲線を示し
た粗製リン酸アミド系化合物を10%アンモニア水溶液
に溶解し、400g/lの粗製リン酸アミド系化合物の
濃度とした水溶液を、50℃にて50時間熟成した後の
31PのNMR曲線を示す。第4図によれば、第3図に
見られたピークD及びEは消失し、第3図には見られな
かったピークF及びGで示される成分にほとんど変化し
ている。なお、第4図のピークF及びGは、それぞれ第
2図のピークA及びBとほぼ同一ppm 値であり、同
一物質と推定される。
【0013】上述したように、本発明におけるセルロー
ス系の糸へのリンアミド系化合物の付着はリンアミド系
化合物(熟成したものを含む)の水溶液(以下加工剤溶
液という)を用いて行なうのが好ましく、加工剤溶液は
、単独で用いても良く、リン酸2アンモニウム、塩化ア
ンモニウム、有機アミン塩酸塩、塩化亜鉛、塩化マグネ
シウム、硝酸亜鉛、硼弗化亜鉛、塩酸及びリン酸等の酸
性触媒、それに従来から用いられてきた少量の樹脂加工
剤、柔軟剤、撥水剤及び/又はセルロース架橋剤などを
補助成分として添加することもできる。糸に加工剤溶液
を付着させる方法としては、糸を加工剤溶液中を走行さ
せる方法、チーズ又は綛を加工剤溶液中に浸漬し、遠心
脱水機などで脱液する方法、加工剤溶液を糸に噴霧、塗
布する方法などにより実施することができる。
ス系の糸へのリンアミド系化合物の付着はリンアミド系
化合物(熟成したものを含む)の水溶液(以下加工剤溶
液という)を用いて行なうのが好ましく、加工剤溶液は
、単独で用いても良く、リン酸2アンモニウム、塩化ア
ンモニウム、有機アミン塩酸塩、塩化亜鉛、塩化マグネ
シウム、硝酸亜鉛、硼弗化亜鉛、塩酸及びリン酸等の酸
性触媒、それに従来から用いられてきた少量の樹脂加工
剤、柔軟剤、撥水剤及び/又はセルロース架橋剤などを
補助成分として添加することもできる。糸に加工剤溶液
を付着させる方法としては、糸を加工剤溶液中を走行さ
せる方法、チーズ又は綛を加工剤溶液中に浸漬し、遠心
脱水機などで脱液する方法、加工剤溶液を糸に噴霧、塗
布する方法などにより実施することができる。
【0014】加工剤溶液の糸への付着量としては、乾燥
時(熱処理前)に糸に対し、リンアミド系化合物の有効
成分が2〜7重量%付着する量が好ましい。加工上りの
糸に固着された加工剤の重量は、糸のリン含有量に比例
する。好ましい含有量は0.1〜1.5重量%、特に好
ましくは0.5〜1.2重量%である。付着量が少ない
と形状記憶効果も小さくなり、付着量が多いと素材によ
っては強力及び白度が低下するからである。
時(熱処理前)に糸に対し、リンアミド系化合物の有効
成分が2〜7重量%付着する量が好ましい。加工上りの
糸に固着された加工剤の重量は、糸のリン含有量に比例
する。好ましい含有量は0.1〜1.5重量%、特に好
ましくは0.5〜1.2重量%である。付着量が少ない
と形状記憶効果も小さくなり、付着量が多いと素材によ
っては強力及び白度が低下するからである。
【0015】加工剤溶液の付着後、水分を除去するため
の乾燥方法としては、熱風、赤外線、遠赤外線、、マイ
クロウェーブ、水蒸気、電気などの熱源を用い輻射、電
熱、対流などの方法により実施することができる。なお
、乾燥せずに未乾燥の状態で後続の熱処理工程を行なう
こともできる。
の乾燥方法としては、熱風、赤外線、遠赤外線、、マイ
クロウェーブ、水蒸気、電気などの熱源を用い輻射、電
熱、対流などの方法により実施することができる。なお
、乾燥せずに未乾燥の状態で後続の熱処理工程を行なう
こともできる。
【0016】熱処理の方法としては熱風による方法によ
る方法、赤外線、遠赤外線、マイクロウェーブによる方
法、熱板による方法などがある。1回の熱処理でも良い
し、2回以上の熱処理を行っても良い。
る方法、赤外線、遠赤外線、マイクロウェーブによる方
法、熱板による方法などがある。1回の熱処理でも良い
し、2回以上の熱処理を行っても良い。
【0017】好ましい熱処理温度は50〜190℃で、
特に好ましい熱処理温度は、90〜130℃である。特
に糸がチーズ形状の場合、熱処理温度が高いと表面と芯
の部分の白度差及び色差が大きくなる場合がある。
特に好ましい熱処理温度は、90〜130℃である。特
に糸がチーズ形状の場合、熱処理温度が高いと表面と芯
の部分の白度差及び色差が大きくなる場合がある。
【0018】好ましい熱処理時間は1〜300分で、特
に好ましい熱処理時間は30〜240分である。熱処理
時間が短かすぎると、リンアミド系化合物の線維への固
定化が不十分となる場合があり、長すぎると糸の機械的
性質か低下する場合がある。熱処理により加工剤は、硬
化して糸に固定される熱処理後湯洗いなどを行ない糸に
付着した水溶性成分を除去するのが好ましい。
に好ましい熱処理時間は30〜240分である。熱処理
時間が短かすぎると、リンアミド系化合物の線維への固
定化が不十分となる場合があり、長すぎると糸の機械的
性質か低下する場合がある。熱処理により加工剤は、硬
化して糸に固定される熱処理後湯洗いなどを行ない糸に
付着した水溶性成分を除去するのが好ましい。
【0019】
【実施例】実施例1
綿100%50番手単糸の精練上りのソフトチーズを用
い、これを加工剤溶液である粗製リン酸アミド系化合物
110g/l水溶液にチーズ染色機を用いて浸漬し、ピ
ックアップ120%に絞液し、熱風型チーズ乾燥機にて
120℃で2時間熱処理した。次に前記チーズ染色機を
用いてソーピングを行い乾燥した。得られた特殊糸を用
いて製編し天竺組織のニット生地を得た。
い、これを加工剤溶液である粗製リン酸アミド系化合物
110g/l水溶液にチーズ染色機を用いて浸漬し、ピ
ックアップ120%に絞液し、熱風型チーズ乾燥機にて
120℃で2時間熱処理した。次に前記チーズ染色機を
用いてソーピングを行い乾燥した。得られた特殊糸を用
いて製編し天竺組織のニット生地を得た。
【0020】得られた本発明のニット生地及び精練上り
の糸にて得られた同様のニット生地をプロシオンレッド
HE3B 0.1%及びプロシオンブルーHERD
0.1%の染料を用いて、プロシオン標準染法にて染
色した染着率はそれぞれ5%及び75%であった。本発
明の特殊糸は低い染着率を示した。また、JIS L
−0217,103法にて洗濯しタンブラー乾燥したそ
れぞれの収縮率はたて7%、よこ6%及びたて14%、
よこ7%で、本発明の特殊糸を用いたニット生地はきわ
めて良好な収縮率を示した。
の糸にて得られた同様のニット生地をプロシオンレッド
HE3B 0.1%及びプロシオンブルーHERD
0.1%の染料を用いて、プロシオン標準染法にて染
色した染着率はそれぞれ5%及び75%であった。本発
明の特殊糸は低い染着率を示した。また、JIS L
−0217,103法にて洗濯しタンブラー乾燥したそ
れぞれの収縮率はたて7%、よこ6%及びたて14%、
よこ7%で、本発明の特殊糸を用いたニット生地はきわ
めて良好な収縮率を示した。
【0021】精練上りの糸をたて糸に用い、本発明の特
殊糸をよこ糸に用いてたて密度96本/インチ、よこ密
度80本/インチの平織を製織し、ブルー色に染色した
、たて糸が濃く染まった民芸調の織物が得られた。
殊糸をよこ糸に用いてたて密度96本/インチ、よこ密
度80本/インチの平織を製織し、ブルー色に染色した
、たて糸が濃く染まった民芸調の織物が得られた。
【0022】実施例2
木綿100%30番手単糸の精練上りをプロシオンレッ
トHE3B 0.1%、プロシオンブルーHERD
0.1%の染料を用いてチーズ染色機にて標準染法で
染色した。染上りの糸を加工剤溶液である粗製アミドホ
スファゼン系化合物110g/l水溶液にチーズ染色機
を用いて浸漬し、ピックアップ130%に絞液し、熱風
型チーズ乾燥機にて105℃で3時間熱処理した。次に
前記チーズ染色機を用いてソーピングを行い乾燥した。 得られた本発明の特殊糸及び染上りの糸を用いて製編し
、天竺組織のニット生地を得た。これらのニット生地の
汗−耐光(JIS L 0888B法)・塩素処理
水堅牢度(JIS L−0884強試験)を測定した
。本発明の特殊糸より得られたニット生地の堅牢度はそ
れぞれ4級及び5級であるのに対し、染上りの糸より得
られたニット生地の堅牢度は、それぞれ2級及び3級で
あった。
トHE3B 0.1%、プロシオンブルーHERD
0.1%の染料を用いてチーズ染色機にて標準染法で
染色した。染上りの糸を加工剤溶液である粗製アミドホ
スファゼン系化合物110g/l水溶液にチーズ染色機
を用いて浸漬し、ピックアップ130%に絞液し、熱風
型チーズ乾燥機にて105℃で3時間熱処理した。次に
前記チーズ染色機を用いてソーピングを行い乾燥した。 得られた本発明の特殊糸及び染上りの糸を用いて製編し
、天竺組織のニット生地を得た。これらのニット生地の
汗−耐光(JIS L 0888B法)・塩素処理
水堅牢度(JIS L−0884強試験)を測定した
。本発明の特殊糸より得られたニット生地の堅牢度はそ
れぞれ4級及び5級であるのに対し、染上りの糸より得
られたニット生地の堅牢度は、それぞれ2級及び3級で
あった。
【0023】実施例3
レーヨン100%30番手単糸の精練上りの綛を、加工
剤溶液である粗製アミドホスファゼン160g/l水溶
液を40℃にて21時間熟成した溶液に浸漬し、ピック
アップ100%に絞液し、120℃にて4時間熱処理し
た。続いて弱酸性溶液を用い80℃にて20分間洗い、
さらに湯洗いを行った後乾燥した。
剤溶液である粗製アミドホスファゼン160g/l水溶
液を40℃にて21時間熟成した溶液に浸漬し、ピック
アップ100%に絞液し、120℃にて4時間熱処理し
た。続いて弱酸性溶液を用い80℃にて20分間洗い、
さらに湯洗いを行った後乾燥した。
【0024】得られた特殊糸及び精練上りの糸を用いて
オフ白のブラウス生地を製織した。得られた織物を螢光
増白剤入り洗剤(ザブ)を用いてJIS−L 021
7,103法にて洗濯を行った。本発明の生地の洗濯収
縮率はたて8%、よこ8%であったのに対し、精練上り
の生地の洗濯収縮率はたて19%、よこ10%であった
。
オフ白のブラウス生地を製織した。得られた織物を螢光
増白剤入り洗剤(ザブ)を用いてJIS−L 021
7,103法にて洗濯を行った。本発明の生地の洗濯収
縮率はたて8%、よこ8%であったのに対し、精練上り
の生地の洗濯収縮率はたて19%、よこ10%であった
。
【0025】精練上りの糸を用いたブラウス生地は、洗
濯時洗剤中の螢光増白剤を吸着し、オフ白の色合いを失
っていた。一方特殊糸を用いたブラウス生地は、洗剤中
の螢光増白剤をほとんど吸着せずオフ白の色合いを保っ
ていた。
濯時洗剤中の螢光増白剤を吸着し、オフ白の色合いを失
っていた。一方特殊糸を用いたブラウス生地は、洗剤中
の螢光増白剤をほとんど吸着せずオフ白の色合いを保っ
ていた。
【0026】リネン100%85番手(麻番手)の1/
4晒をたて糸に用い、得られた本発明の特殊糸をよこ糸
に用いたて74本/インチ、よこ68本/インチの平織
を製織した。本発明の特殊糸は、すぐれた洗濯収縮率、
すぐれた耐螢光増白剤汚染、すぐれた高染色堅牢度を有
しているにもかかわらずスフ糸の吸水性、ドレープ性、
光沢等は全く損われていないので、得られた織物は洗濯
収縮率が良好で、麻の硬さが減少し、ソフトな風合いを
示していた。
4晒をたて糸に用い、得られた本発明の特殊糸をよこ糸
に用いたて74本/インチ、よこ68本/インチの平織
を製織した。本発明の特殊糸は、すぐれた洗濯収縮率、
すぐれた耐螢光増白剤汚染、すぐれた高染色堅牢度を有
しているにもかかわらずスフ糸の吸水性、ドレープ性、
光沢等は全く損われていないので、得られた織物は洗濯
収縮率が良好で、麻の硬さが減少し、ソフトな風合いを
示していた。
【0027】実施例4
レーヨンフィラメント75デニールの精練上りをレマゾ
ールターコイスブルーG0.3%o.w.jの染料を用
いてチーズ染色機にてヘキスト60℃染色の標準染法に
て染色した。染上りの糸を加工剤溶液である精製リン酸
アミド系化合物(純分61%、塩化アンモニウム39%
)100g/l水溶液に浸漬し、ピックアップ110%
に絞液し、高周波熱処理機にて115℃にて3時間熱処
理した。続いて炭酸ソーダ3g/lの水溶液を用い70
℃にて3分洗い、さらに水洗いを行って乾燥した。
ールターコイスブルーG0.3%o.w.jの染料を用
いてチーズ染色機にてヘキスト60℃染色の標準染法に
て染色した。染上りの糸を加工剤溶液である精製リン酸
アミド系化合物(純分61%、塩化アンモニウム39%
)100g/l水溶液に浸漬し、ピックアップ110%
に絞液し、高周波熱処理機にて115℃にて3時間熱処
理した。続いて炭酸ソーダ3g/lの水溶液を用い70
℃にて3分洗い、さらに水洗いを行って乾燥した。
【0028】得られた特殊糸及び染色上りの糸を用いて
たて120本/インチ、よこ90本/インチの平織りを
製織した。得られた織物の汗−耐光(JIS L−0
888B法)・塩素処理水(JIS L−0884強
試験)堅牢度を測定した。本発明の特殊糸より得られた
平織りの堅牢度はそれぞれ4級及び5級であるのに対し
、染上りの糸より得られた平織りの堅牢度は、それぞれ
3級及び2級であった。
たて120本/インチ、よこ90本/インチの平織りを
製織した。得られた織物の汗−耐光(JIS L−0
888B法)・塩素処理水(JIS L−0884強
試験)堅牢度を測定した。本発明の特殊糸より得られた
平織りの堅牢度はそれぞれ4級及び5級であるのに対し
、染上りの糸より得られた平織りの堅牢度は、それぞれ
3級及び2級であった。
【0029】又特殊糸と染上りの糸とを4本おきに交互
にたて糸、よこ糸共に使用し、たて120本/インチ、
よこ80本/インチの平織を製織した。得られた織物を
液流染色機を用いて20g/lの苛性ソーダ溶液中にて
リラックス処理し、水洗後タンブラー乾燥を行った。染
上り糸の部分が、特殊糸にくらべ多く収縮し、シボ立っ
た模様となった。
にたて糸、よこ糸共に使用し、たて120本/インチ、
よこ80本/インチの平織を製織した。得られた織物を
液流染色機を用いて20g/lの苛性ソーダ溶液中にて
リラックス処理し、水洗後タンブラー乾燥を行った。染
上り糸の部分が、特殊糸にくらべ多く収縮し、シボ立っ
た模様となった。
【0030】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明の特殊糸は、染
着性がきわめて小さく、また低収縮性なので、この性質
を利用して、民芸調、シボ立て模様等の布帛を低コスト
で製造出来、又本発明の特殊糸を用いて、洗濯収縮率が
きわめて小さく塩素処理水・汗−耐光堅牢度にすぐれた
先染布帛を得ることができる。
着性がきわめて小さく、また低収縮性なので、この性質
を利用して、民芸調、シボ立て模様等の布帛を低コスト
で製造出来、又本発明の特殊糸を用いて、洗濯収縮率が
きわめて小さく塩素処理水・汗−耐光堅牢度にすぐれた
先染布帛を得ることができる。
【図1】粗製アミドホスファゼン系化合物の熟成前の3
1PのNMR曲線図。
1PのNMR曲線図。
【図2】図1の粗製アミドホスファゼン系化合物を14
%アンモニア水に溶解し、50℃・12時間熟成した後
の31PのNMR曲線図。
%アンモニア水に溶解し、50℃・12時間熟成した後
の31PのNMR曲線図。
【図3】粗製リン酸アミド系化合物の熟成前の31Pの
NMR曲線図。
NMR曲線図。
【図4】図3の粗製リン酸アミド系化合物を10%アン
モニア水溶液に溶解し、50℃・50時間熟成した後の
31P NMR曲線図。
モニア水溶液に溶解し、50℃・50時間熟成した後の
31P NMR曲線図。
Claims (1)
- 【請求項1】 セルロース系の糸にリンアミド系化合
物を付着させ次いで熱処理することを特徴とするセルロ
ース系特殊糸の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7203291A JPH04308273A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | セルロース系特殊糸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7203291A JPH04308273A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | セルロース系特殊糸の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04308273A true JPH04308273A (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=13477666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7203291A Pending JPH04308273A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | セルロース系特殊糸の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04308273A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018086102A1 (zh) * | 2016-11-14 | 2018-05-17 | 曹阳 | 一种结构合理的色织布 |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP7203291A patent/JPH04308273A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018086102A1 (zh) * | 2016-11-14 | 2018-05-17 | 曹阳 | 一种结构合理的色织布 |
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