JPH0565623B2 - - Google Patents

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JPH0565623B2
JPH0565623B2 JP86295168A JP29516886A JPH0565623B2 JP H0565623 B2 JPH0565623 B2 JP H0565623B2 JP 86295168 A JP86295168 A JP 86295168A JP 29516886 A JP29516886 A JP 29516886A JP H0565623 B2 JPH0565623 B2 JP H0565623B2
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amidophosphazene
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knitted fabric
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Tadao Sasakura
Otohiko Yamazoe
Yukio Ootsuka
Tetsuro Ikeda
Masaru Daimon
Shinjuro Tamura
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Nitto Boseki Co Ltd
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Nittobo Itamikako Co Ltd
Nitto Boseki Co Ltd
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、セルロース系繊維を含む編織物に、
少くともアミドホスフアゼン化合物及び酸性触媒
を含む水溶液を、アミドホスフアゼン化合物の編
織物への附着量が3〜7重量%となるよう附着さ
せ、次いで、乾燥、キユアリング、続いてソーピ
ングを行うことを特徴とする、セルロース系繊維
を含む編織物の加工方法に関するものである。 [従来の技術] 米国特許第2782133号明細書には、クロルホス
フアゼンに無水アンモニアを反応させて得られる
水溶性物質を用いたセルロース系製品の防炎加工
方法が開示されているが、少量のアミドホスフア
ゼン化合物を用いたセルロース系繊維を含む編織
物の進行収縮率の改善についての記載はない。 一方、セルロース系繊維を含む編織物の進行収
縮率を改善するために、尿素−ホルムアルデヒ
ド、メラミン−ホルムアルデヒド、メチル化メチ
ロールメラミン、ジメチロールエチレン尿素、ジ
メチロールウロン、テトラメチロールアセチレン
ジ尿素、ジメチロールトリアゾン及びトリメチロ
ールメラミン等のアミノプラスト樹脂加工剤、及
びグリオキザール系樹脂加工剤を用いる方法が行
われている。しかし、これらの方法は満足される
ものでなく、特にビスコースレーヨン、強力ビス
コースレーヨン、ポリノジツク及びキユプラ等の
再生繊維素系の編織物について進行収縮率の改善
が望まれている。 [発明が解決しようとする問題点] セルロース系繊維を含む編織物は、洗たく回数
の増加に従い収縮率が徐々に増大するいわゆる進
行収縮性の欠点があり、特に再生繊維素系の編織
物の進行収縮性は大きい。 [発明が解決するための手段] 本発明によつて、セルロース系繊維を含む編織
物の前記欠点は、セルロース系繊維を含む編織物
に少くともアミドホスフアゼン化合物及び酸性触
媒を含む水溶液を、アミドホスフアゼン化合物の
編織物への附着量が3〜7重量%となるように附
着させ、次いで、乾燥、キユアリング、続いてソ
ーピングを行うことにより防止出来る。 セルロース系繊維を含む編織物は進行収縮性を
有し、用途は限定されていた。特に、再生繊維素
系の編織物は進行収縮率が大きく、再生繊維素が
65%以上含まれる編織物は寸法安定性が要求され
る分野において用いられることは稀である。 本発明者等は、アミドホスフアゼン化合物を用
いたセルロース系繊維を含む編織物の防炎加工方
法について研究を行い、すでに防炎加工方法に関
する特許出願(特願昭第60−103388号、同第
103389号、同第60−219611号及び同第61−34799)
号を行つている。これら特許出願においては、防
炎性能を満足させるためには、アミドホスフアゼ
ン化合物の約10重量%より多い量を編織物に附着
させ、次いで、乾燥、キユアリング、続いてソー
ピングを行つている。しかし、この研究過程で、
本発明者等は、アミドホスフアゼン化合物の3〜
7重量%を編織物に附着させると、セルロース系
繊維を含む編織物の進行収縮率が顕著に改善され
ることを見い出し本発明に到達した。また、本発
明の方法によると、進行収縮率の改善に加え洗た
く後のしわ及び毛羽立ちも改善される。即ち、本
発明は、セルロース系繊維を含む編織物に、少く
ともアミドホスフアゼン化合物及び酸性触媒を含
む水溶液を、アミドホスフアゼン化合物の編織物
への附着量が3〜7重量%となるよう附着させ、
次いで、乾燥、キユアリング、続いてソーピング
を行うことを特徴とする、セルロース系繊維を含
む編織物の加工方法に関するものである。 セルロース系繊維としては、ビスコースレーヨ
ンフイラメント、ビスコースレーヨンステープ
ル、強力ビスコースレーヨンフイラメント、強力
ビスコースレーヨンステープル、ポリノジツク、
キユプラフイラメント、キユプラステープル、ア
セテートフイラメン及び木綿等をあげることがで
きる。セルロース系繊維を含む編織物としては、
セルロース系繊維100%からなる編織物、セルロ
ース系繊維と他の繊維とを混紡した糸より得られ
る編織物及びセルロース系繊維と他の繊維との混
編織により得られる編織物等をあげることができ
る。本発明の効果が顕著であるセルロース系繊維
を含む編織物としては、ビスコースレーヨン、強
力ビスコースレーヨン、ポリノジツク及びキユプ
ラが65%以上含まれる編織物をあげることがで
き、本発明の効果が最も顕著であるセルロース系
繊維を含む編織物としては、ビスコースレーヨ
ン、強力ビスコースレーヨン、ポリノジツク及び
キユポラ100%の編織物をあげることができる。 本発明に使用されるアミドホスフアゼン化合物
としては、水溶性のものであれば全て使用出来
る。例えば一般式
【式】(式中、x は正の整数)の環状アミドホスフアゼン化合物又
は一般式PoNo(NH22o(2)及びPoNo-1(NH22o+3
(3)(式中、nは正の整数)の線状アミドホスフア
ゼン化合物が使用出来、好ましい環状アミドホス
フアゼン化合物としては、 一般式 で示される6員環、その他に8員環、10員環及び
12員環等をあげることができる。好ましい線状ア
ミドホスフアゼン化合物としては、次の(5)〜(9)式
等で示されるものをあげることができるが、さら
に高重合体のものも使用可能である。アミドホス
フアゼン化合物の重合度が大きくなればなるほど
加工編織物の風合いが硬くなる傾向があるが、進
行収縮率の面では良好である。加工編織物の風合
いの面で特に好ましいアミドホスフアゼン化合物
として(4)式で示される6員環をあげることができ
る。 アミドホスフアゼン化合物のアミド基(−
NH2)の少量が、他の置換基例えば−Cl、−
OCH3、−OC2H5、−OC3H7及び−OH等で置換さ
れてはいるが、全体として水溶性で上記したアミ
ドホスフアゼン化合物の効果と同様の効果を与え
るものも当然本発明のアミドホスフアゼン化合物
に含まれる。 本発明に用いられる酸性触媒としては、編織物
の樹脂加工に用いられる酸性触媒であれば全て有
効であり、例えば、尿素−ホルムアルデヒド、メ
ラミン−ホルムアルデヒド、メチル化メチロール
メラミン、ジメチロールエチレン尿素、ジメチロ
ールウロン、テトラメチロールアセチレンジ尿
素、ジメチロールトリアゾン及びトリメチロール
メラミン等のアミノプラスト樹脂加工剤、および
グリオキザール系樹脂加工剤に用いられるリン酸
二アンモニウム、塩化アンモニウム、有機アミン
塩酸塩、塩化亜鉛、塩化マグネシウム、硝酸亜
鉛、硼弗化亜鉛、塩酸及びリン酸等の触媒が好ま
しい。 本発明のセルロース系繊維を含む編織物を加工
する液は、少くとも1種のアミドホスフアゼン化
合物及び少くとも1種の酸性触媒を含むが、2種
以上のアミドホスフアゼン化合物及び/又は2種
以上の酸性触媒を使用することもできる。また、
アミドホスフアゼン化合物及び酸性触媒の他に、
少量の樹脂加工剤、柔軟剤、浸透剤、撥水剤及
び/又はセルロース架橋剤が添加されても本発明
の効果が失われない場合、これら他成分混合加工
液も本発明の範囲に含まれる。また、本発明者等
は、耐洗たく性の向上を目的したアミドホスフア
ゼン化合物の防炎加工方法として、特願昭第60−
103388号、同第60−103389号、同第60−219611号
及び同第61−34799号を特許出願しているが、こ
れら出願の耐洗たく性向上に用いられる加工剤を
本発明の加工液にさらに添加して使用することも
効果的に実施出来る。加工液中のアミドホスフア
ゼン化合物の濃度としては、好ましくは0.5〜15
重量%、特に好ましくは1〜10重量%である。ま
た、酸性触媒の濃度としては、好ましくは0.01〜
14重量%、特に好ましくは0.1〜10重量%である。 セルロース系繊維を含む編織物は、加工液を附
着しているが、アミドホスフアゼン化合物の編織
物への圧搾後の附着量は3〜7重量%である。附
着量が1重量%より低いの場合、進行収縮率への
有効な効果が得られない。また、附着量が10重量
%より多い場合、進行収縮率及びしわに対する効
果の増加はほとんどなく、逆に摩耗強さの低下、
黄変及び薬剤コスト上昇等の問題が発生する。特
に、再生繊維素系からなる編織物の場合、附着量
が10重量%を超えると摩耗強さの低下及び黄変が
著しく商品化が困難となる。 附着量の好ましい範囲は2〜9重量%であり、
特に好ましい範囲は3〜7重量%である。加工液
を附着した編織物を乾燥し、続いてキユアリング
する。好ましいキユアリング温度は、150〜200℃
であり、好ましいキユアリング時間は2〜6分で
ある。キユアリングによりアミドホスフアゼン化
合物の1部は水に不溶性となり、セルロース系繊
維内に充填されて本発明に効果を与える。本発明
のアミドホスフアゼン化合物の編織物への圧搾後
の附着量が1〜10重量%の場合、本発明の加工編
織物中の燐含有量は、絶乾加工編織物に対し約
0.15〜3%の範囲となる。酸性触媒は前記水への
不溶化及び繊維内への充填を効率的にするものと
思われ、進行収縮率を向上させる。キユアリング
後編織物をソーピング即ち弱アルカリ性の溶液に
浸漬し、湯洗い及び/又は水洗後乾燥する、又は
湯洗い及び/又は水洗後柔軟剤等を附着して乾燥
する。 次いで、本発明に使用する測定法について述べ
る。 (1) 進行収縮率 (イ) 試料の採取及び試験片の作り方 JIS L−1042−1983:7項記載の試料の採
取及び試験片の作り方により40×40cmの試験
片を作成した。 (ロ) 洗たく 昭和48年6月1日付消防庁告示第11号「防
炎性能に係る耐洗たく性能の基準(以下「告
示第11号」という)」の水洗い洗たく試験法
に準じ、次により行つた。 (i) 洗じよう時間を60℃の液で75分間連続し
て行う。なお、告示第11号の方法は、洗じ
よう時間が15分であるが、本法では 15分×5(回) =75分とする。 洗じよう時間以外の洗たく試験方法は、
告示第11号と同じとする。ただし、洗剤
は、粉末洗たくせつけん(JIS K3303に規
定された1種)とし、水1当り1gを用
いた。 (ii) (i)の洗たく方法(60℃の給水→洗剤投入
→試験体投入→60℃の液で75分間洗じよう
→排水・給水・40℃の水で5分間すすぎ×
3回→排水→脱水2分間→60℃乾燥)を6
回繰り返した。なお、(i)の洗たく試験が5
回繰り返しに相当するので、これを6回繰
り返すので合計30回繰り返しに相当する。 (ハ) 測定 洗たく後、JIS L−1042−1983:9項記載
の測定の方法により行つた。 (ニ) 計算 JIS L−1042−1083:10項記載の計算の
方法により行つた。すなわなち、たて・よこ
それぞれ3線の長さの平均値を求め、次の式
で収縮率を算出し、たて・よこそれぞれ3回
の平均値で表わした。 進行収縮率(%)=L−L′/L×100 ここに、L:洗たく前の長さ(mm) L′:洗たく後の長さ(mm) (2) 洗たく後のしわ JIS L1096−1979:6.23.1項A法により、乾
燥はタンブル乾燥にて測定した。 (3) 摩耗強さ JIS L1096−1979:6.17.1項(2)A−2法(屈
曲)により測定した。 (4) アミドホスフアゼン化合物の圧搾後の編織物
への附着量 アミドホスフアゼン化合物の附着量(%)=[加工液附
着後の編織物重量(g)−加工液附着前の編/加工液附
着前の編織物重量(g)※ ※織物重量(g)]×加工液のアミドホスフアゼン化
合物の重量(%)/ (5) 炭化面積 JIS L1091に規定されるA−1法(45°ミクロ
バーナー1分間加熱)の燃焼試験により求め
た。 (6) 燐含有量 硫酸分解−比色法によつて燐含有量を測定し
た。 試 薬 1 精密分析用硫酸(試薬特級、98%) 2 60%過塩素酸 3 モリブデン酸アンモニウム溶液:モリブデン
酸アンモニウム(試薬一級)17.7gを水にと
かして500mlとする。 4 メタバナジン酸アンモニウム溶液;メタバナ
ジン酸アンモニウム(試薬一級)0.6gを水
に溶かし、60%過塩素酸100mlを加えて水で
500mlに希釈する。 測定機器 化学天秤、50mlケールダールフラスコ、10mlホ
ールピペツト、5mlホールピペツト、ケールダー
ル加熱分解台、25mlメスフラスコ、50mlメスフラ
スコ、50mlメスシリンダー、500mlメスフラスコ、
100mlメスシリンダー、沸石、分光光度計 操 作 1 試料の分解処理 絶乾試料200〜300mgを化学天秤を用いて精
秤し、50mlケールダールフラスコに採る。水
5ml、硫酸5ml、沸石(ガラス製)2〜3粒
を加え、ケールダール加熱分解台にセツトし
加熱分解する。試料が炭化し硫酸に溶けて褐
色を呈したら(加熱開始後約30分間)加熱を
止め、5分間放冷して60%過塩素酸3滴を加
え再び加熱分解する。分解液が無色透明にな
る迄、加熱分解−冷却−過塩素酸添加操作を
くり返し完全に分解させる。室温迄冷却して
分解液を25mlメスフラスコに水で洗い出し秤
線迄希釈する。 2 測定 推定リン含有量に応じて分解液を50mlメス
フラスコに秤取し、水30mlを加えた後、モリ
ブデン酸アンモニウム溶液5ml、メタバナジ
ン酸アンモニウム溶液5mlを加え、水で秤線
迄希釈する。併行してBlankテストを同様操
作で行う。30分間放置後、Blankを対照液と
して400nmでの吸光度を測定する。 推定リン含有量 分解液採取量 0.5〜15% 0.5ml 0.1〜3% 2.5ml 3 計算 P(%)= 25/分解液採取量×50/1000×11.65×吸光度×100/試
料採取量(mg) (11.65mg/=Ab1.0) =125/分解液採取量×11.65×吸光度/試料採取量(mg
) 加工布のリン含有量は、3%以下であるの
で分解液採取量は2.5mlを適用し次の計算で
算出する。 P(%)=吸光度×11.65×50/試料採取量(m
g) (7) 収縮率F−2法 JIS L1042−1983:8.2.2項F−2法により
求めた。 (8) 収縮率D法 JIS L1042−1983:8.1.4項D法により求め
た。 (9) 白色度 JIS L1013−1981:7.20項B法
(2波長法)により求めた。 [本発明の効果 本発明により得られる編織物は、従来法の樹脂
加工でしばしば起こりうる編織物の硬化はほとん
ど起こらない。即ち、加工前後の編織物の硬さは
ほとんど変化なく進行収縮率が著しく改善され
る。従つて、本発明の加工編織物は、寸法安定性
の要求される分野に使用出来る。特に、再生繊維
素系編織物への効果が大きい。また、進行収縮率
の改善に加えしわ及び毛羽立ちも改善される。更
に、アミドホスフアゼン化合物、酸性触媒、柔軟
剤及び浸透剤を含む本発明の好ましい加工液にて
加工した場合、実質的に遊離ホルムアルデヒドを
含まない加工織物を得ることができる。 実施例 1 ビスコースレーヨンステープル紡績糸を用い製
織されたモスリン (30×30/68本/インチ×60本/インチ、目付117g/ m2)の精練上りを、6員環約100%のアミドホス
フアゼン化合物5重量%、塩化アンモニウム6.9
重量%、及びノニオン系浸透剤0.2重量%を含む
パツド液に浸漬し、織物に対して前記アミドホス
フアゼン化合物の圧搾後の附着量が5重量%とな
るよう圧搾した。続いて乾燥、160℃にて4分間
キユアリングしたのち、炭酸ソーダ2重量%及び
ノニオン系浸透剤0.2重量%を含む水溶液に浸漬
し、湯洗い、水洗い及び乾燥した。得られた本発
明の加工品をA、精練上りの未加工品をB及び従
来法による樹脂加工[グリオキザール系樹脂(商
品名LFK:附着量10重量%]品をCとし、これ
らの性能を第1表に示す。
【表】 実施例 2 ノニオン系浸透剤0.2重量%、6員環アミドホ
スフアゼン化合物約60%、8員環以上の環状アミ
ドホスフアゼン化合物約20%及び線状アミドホス
フアゼン化合物約20%からなるアミドホスフアゼ
ン化合物の添加重量%を変化させて添加した。こ
の変化させたアミドホスフアゼン化合物の添加重
量%に対し1.38倍の重量%の塩化アンモウニムを
添加したパツド液に、実施例1と同様のモスリン
の精練上りを浸漬し、圧搾して織物に対する前記
アミドホスフアゼン化合物の圧搾後の附着量を変
化させ、続いて乾燥、160℃にて4分間キユアリ
ング後、炭酸ソーダ3重量%、ノニオン系浸透剤
0.2重量%を含む水溶液に浸漬し、湯洗い、水洗、
続いて乾燥して得られた本発明の加工品のアミド
ホスフアゼン化合物の圧搾後の附着量と諸性質の
関係を第2表に示す。本実施例の結果によると、
タテ進行収縮率(%)はアミドホスフアゼン化合
物の圧搾後の附着量が4%以上では殆んど変化し
なかつた。附着量9.9重量%以上になると、摩耗
強さの低下及び黄変による白度の低下が大きく、
消費者の所望性能を満たさないレベルとなつた。
なお、第2表記載の全焼とは、「炎が試験布の最
高位置まで達し試験布のほぼ全体が燃焼炭化する
状態」をいう。
【表】 実施例 3 ビスコースレーヨンステープル70%、ポリエス
テル30%からなる紡績糸を用いて製織された織物
の精練上りを (30×30/68本/インチ×68本/インチ、目付128g/ m2)を、実施例2と同様にして作成したパツド液
に浸漬し、圧搾して、織物に対するアミドホスフ
アゼン化合物の圧搾後の附着量を変化させ、続い
て乾燥、170℃にて3分間キユアリング後、炭酸
ソーダ0.5重量%及びノニオン系浸透剤0.2重量%
を含む水溶液に浸漬し、湯洗い、水洗、続いて乾
燥して得られた本発明の加工品のアミドホスフア
ゼン化合物の圧搾後の附着量と諸性質の関係を第
3表に示す。タテ進行収縮率(%)はアミドホス
フアゼン化合物の圧搾後の附着量が3.3%以上で
ほとんど変化しなかつた。附着量3%前後が摩耗
強さ及び白色度を考慮すると最も好ましい。附着
量3%前後では防炎性の効果はなかつた。
【表】 実施例 4 ビスコースレーヨンフイラメントを用いて製織
物された織物(120D×150D/107本インチ×72本/イン
チ)の 生機を、6員環アミドホスフアゼン化合物約60
%、8員環以上の環状アミドホスフアゼン化合物
約20%及び線状アミドホスフアゼン化合物約20%
からなり、かつアミドホスフアゼン化合物のアミ
ド基の約30がメトキシ基(−OCH3)で置換され
ていアミドホスフアゼン化合物4重量%、塩化ア
ンモニウム5重量%、85%燐酸2重量%及びノニ
オン系浸透剤0.2重量%を含むパツド液に浸漬し、
織物に対する前記アミドホスフアゼン化合物の圧
搾後の附着量が4重量%となるよう圧搾し、続い
て乾燥、170℃にて3分キユアリングしたのち、
炭酸ソーダ4重量%及びノニオン系浸透剤0.3重
量%を含む水溶液に浸漬し、湯洗い、水洗、次に
乾燥して得られた本発明の加工品をA、加工前の
未加工品をBとする。これらの進行収縮率を第4
表に示す。
【表】 実施例 5 木綿100紡績糸を用いて製織したブロード織物
(品番7420、目付118g/m2)の精練上りを、ノニ
オン系浸透剤0.3重量%、85%燐酸2重量%並び
に6員環アミドホスフアゼン化合物約60%、8員
環以上の環状アミドホスフアゼン化合物約20%及
び線状アミドホスフアゼン化合物約20%からなる
アミドホスフアゼン化合物の添加重量%を変化さ
せて添加し、この変化させたアミドホスフアゼン
化合物の添加重量%に対し1.38倍の重量%の塩化
アンモニウムを添加したパツド浴に浸漬し、圧搾
して織物に対するアミドホスフアゼン化合物の圧
搾後の附着量を変化させ、続いて乾燥、170℃に
て4分間キユアリング後、炭酸ソーダ6重量%及
びノニオン系浸透剤0.2重量%を含む水溶液に浸
漬し、湯洗い、水洗続いて乾燥して得られた本発
明の加工品のアミドホスフアゼン化合物の圧搾後
の附着量と諸性質の関係を第5表に示す。本実施
例の結果によると、タテ進行収縮率(%)は、ア
ミドホスフアゼン化合物の圧搾後の附着量が約4
%以上で殆んど変化しなかつた。摩耗強さ及び白
色度を考慮する附着量約4%が最もよい。
【表】 実施例 6 ビスコースレーヨンステープル紡績糸を用いて
製織した綾織(20/1×20/2/154本/インチ×48本
/インチ) の精練上りを、実施例2と同様の組成のアミドホ
スフアゼン化合物7.0重量%、塩化アンモニウム
9.7重量%、及びノニオン系浸透剤0.2重量%を含
む水溶液に浸漬し、織物に対するアミドホスフア
ゼン化合物の附着量が7.0重量%となるよう圧搾
し、続いて乾燥、160℃にて3分キユアリング後、
炭酸ソーダ3重量%及びノニオン系浸透剤0.2重
量%を含む溶液に浸漬し、湯洗い、水洗し、高密
度ポリエチレン系柔軟剤3%水溶液に浸漬、圧
搾、続いて乾燥して得られた本発明の加工品を
A、塩化アンモニウムを添加しないこと以外は同
様にして得られた加工品をBとし、精練上りの未
加工品をCとする。これらの諸性能を第6表に示
す。
【表】 実施例 7 ノニオン系浸透剤0.2重量%、6員環アミドホ
スフアゼン化合物の添加重量%を変化させて添加
した。この変化させた6員環アミドホスフアゼン
化合物の添加重量%に対し、1.44倍の重量%の塩
化アンモニウムを添加した加工液に、綿100%の
ニツトスムース(40s′/16インチ×1600本
(25G)、目付216g/m)の精練上りを、浸漬し、
圧搾して編物に対する前記アミドホスフアゼン化
合物の圧搾後の附着量を変化させ、続いて乾燥
し、160℃で1.5分キユアリングした。次いで、炭
酸ソーダ2重量%、ノニオン浸透剤0.2重量%を
含む水溶液に浸漬し、湯洗、水洗、続いて乾燥し
て得られた本発明の加工品のアミドホスフアゼン
化合物の圧搾後の附着量と諸性質との関係を第7
表に示す。
【表】 第7表で明らかな如く、綿編物に於て極めて秀
れた防縮性を示した。又これらの附着量に於ては
実用上の防炎性能は示さなかつた。 実施例 8 ノニオン系浸透剤0.2重量%、6員環アミドホ
スフアゼン化合物の添加重量%を変化させて添加
した。この変化させた6員環アミドホスフアゼン
化合物の添加重量%に対し、1.35倍の重量%の塩
化アンモニウムを添加した加工液にレーヨンステ
ープル100%のニツトスムース(30s′/20インチ
×1500本、目付210g/m)の精練上りを、浸漬
し、圧搾して編物に対する前記アミドホスフアゼ
ン化合物の圧搾後の附着量を変化させ、続いて乾
燥、160℃で1.5分キユアリングした。次いで、炭
酸ソーダ2重量%、ノニオン浸透剤0.2重量%を
含む水溶液に浸漬し、湯洗、水洗続いて乾燥して
得られた本発明の加工品のアミドホスフアゼン化
合物の圧搾後の附着量と諸性質との関係を第8表
に示す。
【表】 第8表で明らかな如く、スフ編物に於て秀れた
タテ進行収縮率の低下を示した。又これらの附着
量に於ては防炎性能は示さなかつた。 本発明の加工品の進行収縮率測定後(洗たく30
回相当が行われている)の表面は、平滑で光沢が
あり、洗たく前と殆んど変りがなかつた。これに
対し精練上りの未加工品の表面は、毛羽ちが極め
て多く、いわゆる“もゝけ”現象があり、光沢が
なくなり商品価値の全くないものとなつていた。
この現象については実施例1〜8についても同じ
であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 セルロース系繊維を含む編織物に、少くとも
    アミドホスフアゼン化合物及び酸性触媒を含む水
    溶液を、前記アミドホスフアゼン化合物の前記編
    織物への附着量が3〜7重量%となるように附着
    させ、次いで、乾燥、キユアリング、続いてソー
    ピングを行うことを特徴とする、セルロース系繊
    維を含む編織物の加工方法。 2 セルロース系繊維を含む編織物が、ビスコー
    スレーヨン、強力ビスコースレーヨン、ポリノジ
    ツク及びキユプラが65%以上含まれる編織物であ
    る、特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP29516886A 1986-06-13 1986-12-11 編織物の加工方法 Granted JPS63120173A (ja)

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