JPH04309347A - 眼内レンズ - Google Patents

眼内レンズ

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JPH04309347A
JPH04309347A JP10053191A JP10053191A JPH04309347A JP H04309347 A JPH04309347 A JP H04309347A JP 10053191 A JP10053191 A JP 10053191A JP 10053191 A JP10053191 A JP 10053191A JP H04309347 A JPH04309347 A JP H04309347A
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JP
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intraocular lens
support
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optical
support part
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Masanori Daicho
大長 正典
Sukeo Hamano
濱野 右生
Yuichi Ogino
荻野 雄一
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Hoya Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体適合性透明硬質樹
脂製一体成形眼内レンズに関する。さらに詳しくは、柔
軟性に富んだ支持部を有する眼内レンズ、並びに柔軟性
及び復元性に富んだ支持部を有する眼内レンズに関する
【0002】
【従来の技術】眼内レンズは、白内障のために透明性を
失った水晶体の代わりに、眼の水晶体を除去した後に挿
入して用いられる。眼内レンズは、一般に光学部及び支
持部とからなり、光学部は光透過性等を考慮してポリメ
チルメタクリレート(PMMA)が用いられ、また支持
部は柔軟性等を考慮してポリプロピレン(PP)が用い
られていることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】PP製の支持部は、熱
溶着或いは接着剤を用いてPMMA製の光学部に接着さ
れる。しかし、この接着が十分ではなく、装着手術中あ
るいは眼内に装着中に支持部が光学部から脱離したりす
る可能性があった。また、眼内レンズは、通常2つ、場
合によっては3つ以上の支持部を有するが、これら複数
の支持部のループ形状を所望の形状のまま一定に(対称
性及び/又は平衡安定性を保って)接着することは、実
際上は難しい。各支持部間のループ形状の対称性及び/
又は平衡安定性が悪いと、眼内での眼内レンズの位置決
めに支障がでることがある。
【0004】一方、光学部及び支持部をPMMA等の生
体適合性透明硬質樹脂で一体に成形した眼内レンズも知
られている。このような一体成形眼内レンズでは、支持
部を接着している訳ではないので、上記の如き接着不良
やループ形状の対称性及び/又は平衡安定性の悪さの問
題は生じない。
【0005】しかし、PMMA等は、PPに比べて柔軟
性に乏しい。そのため、支持部を撓めて行う眼内への装
着が難しく、ときに支持部が破損することもある。また
、眼内に装着した後も、柔軟性に乏しいことから、眼内
の組織の変形が生じて瞳孔の正円形状が保たれないこと
があり、また場合により光学部を所定の位置に維持し続
けることが難しくなることもある。
【0006】そこで、本発明の第1の目的は、全体をP
MMA等の生体適合性透明硬質樹脂で一体成形した眼内
レンズであって、柔軟性に富んだ支持部を有する眼内レ
ンズを提供することにある。さらに、本発明の第2の目
的は、全体をPMMA等の生体適合性透明硬質樹脂で一
体成形した眼内レンズであって、柔軟性及び復元性に富
んだ支持部を有する眼内レンズを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様は、
光学部、支持部、及び光学部と支持部とを連結する連結
部からなる生体適合性透明硬質樹脂製一体成形眼内レン
ズであって、眼内レンズの光軸と垂直な平面上における
最長軸長の両方向から、軸長が10mmになるように前
記支持部を圧縮したときの圧縮荷重が0.7g以下であ
る眼内レンズに関する。
【0008】さらに本発明の第2の態様は、光学部、支
持部、及び光学部と支持部とを連結する連結部からなる
生体適合性透明硬質樹脂製一体成形眼内レンズであって
、前記支持部と前記連結部との境界から支持部の先端へ
向かって支持部全長の80%以上の範囲において、前記
支持部が実質的に一定の幅を有し、前記支持部の厚みに
対する幅の比率が0.5以上1未満の範囲であり、かつ
この比率が実質的に一定である眼内レンズに関する。
【0009】以下本発明について説明する。図1及び図
3に本発明の実施態様である眼内レンズ1の平面図を示
す。図2には、図1の眼内レンズの軸長方向と直角方向
からの眼内レンズ1の側面図を示す。図1及び図3に示
した眼内レンズ1は、いずれも光学部2、支持部3、及
び光学部2と支持部3の中間に位置し、両者を連結する
連結部4とから構成される。但し、図1の眼内レンズ1
は、光学部2が円形であり、図3の眼内レンズ1は光学
部2が楕円形である。
【0010】本発明の眼内レンズの特徴は、眼内レンズ
の光軸5と垂直な平面上における最長軸長の両方向から
、軸長が10mmになるように前記支持部を圧縮したと
きの圧縮荷重が0.7g以下であることである。眼内レ
ンズ1が圧縮される最長軸長の両方向は、図1及び図3
中に矢印で示した。本発明の眼内レンズは、前記軸長が
10mmになるように眼内レンズ1の支持部3を圧縮し
たときに、0.7g以下、好ましくは0.3〜0.6g
の圧縮荷重を有する。ここで、軸長を10mmまで圧縮
したときの圧縮荷重を規定したのは、人体の水晶体嚢が
通常約10mmであり、約10mmに圧縮したときの圧
縮荷重、即ち柔軟性が支持部の性能にとって重要だから
である。本発明者らは、ポリメチルメタクリレート等の
生体適合性透明硬質樹脂製の一体成形眼内レンズにあっ
ては、軸長が10mmにおける圧縮荷重を0.7g以下
にすることにより、PP製の支持部を有する眼内レンズ
と同等若しくはそれ以上の柔軟性を有する眼内レンズが
得られることを見出した。軸長が10mmにおける圧縮
荷重が0.7gを超える眼内レンズの支持部は、柔軟性
に欠けるものである。
【0011】尚、圧縮荷重は、図4に示す装置を用いて
測定することができる。即ち、荷重検出器14を連動し
た荷重検出部11と移動可能な移動部12とからなる微
小ロード計10に眼内レンズ1を、眼内レンズ1の最長
軸長方向と微小ロード計10の移動方向が一致するよう
にセットし、マイクロメーター13で微小ロード計10
の移動部12を移動させ、所定の移動量のときの荷重を
荷重検出器14に連結したデジタル表示器15の表示か
ら読み取る。
【0012】さらに本発明の眼内レンズは、支持部3と
連結部4との境界から支持部3の先端に向かって支持部
全長の80%以上の範囲において、支持部3が実質的に
一定の幅を有し、支持部3の厚みに対する幅の比率が0
.5以上1未満の範囲であり、かつこの比率が実質的に
一定である。このような条件を満たすことにより、PP
製の支持部と同等或いはそれ以上の柔軟性と復元性を持
たせることができる。尚、ここで幅とは、眼内レンズの
平面図上に現れる寸法であって、例えば図1のaの矢印
で示す寸法をいう。また、厚みとは、眼内レンズの側面
図上に現れる寸法であって、例えば図2のbの矢印で示
す寸法をいう。幅及び厚幅比(幅/厚)がこの条件を満
足するのは、支持部3の全長の80%以上であれば良く
、支持部3の先端部付近は、幅が広くなっても、或いは
厚幅比が1以上であっても良い。実質的に一定の幅とは
、基準値(設計上の所望する設定値)の最大と最小の偏
差が0.02mm以内であることを意味する。また、好
ましい厚幅比は、0.6〜0.9であり、より好ましく
は0.7〜0.8である。厚幅比が実質的に一定である
とは、厚幅比の最大と最小の偏差が0.1以内であるこ
とを意味する。尚、支持部3と連結部4との境界とは、
連結部4から支持部3方向に位置を徐々にずらして幅を
測定し、その幅が実質的に一定になり始めた点を指すも
のとする。また、連結部4が小さく、支持部3と連結部
4との境界が光学部2にほぼ接する形状の眼内レンズも
本発明の眼内レンズに包含される。
【0013】本発明の眼内レンズにおいて、生体適合性
透明硬質樹脂としては、ポリメチルメタクリレート、ポ
リアクリレート等のアクリル樹脂、ポリカーボネート、
ポリオレフィン、ポリスルホン、ポリイミド等を例示で
きる。生体適合性透明硬質樹脂としては、特にポリメチ
ルメタクリレートが好ましい。尚、本発明においてポリ
メチルメタクリレートとは、メチルメタクリレートの単
独重合体のみならず、メチルメタクリレートと適当な架
橋剤、例えばエチレングリコールジメタクリレート、ト
リエチレングリコールジメタクリレート等のジオール又
はポリオールのジ又はポリ(メタ)アクリレート等との
共重合体である架橋ポリメチルメタクリレートもを意味
する。そして、このポリメチルメタクリレートには、所
望より、紫外線吸収剤及び/又は着色剤等を添加するこ
ともできる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。 但し、本発明は、これら実施例に限定されるものではな
い。
【0015】実施例1 以下の方法により、光学部が直径6.5mmの円形であ
り、軸長が13mmあり、支持部の幅が0.16mm、
厚みが0.12mmとなるように眼内レンズを作製した
。アクリル樹脂(メチルメタクリレート98%、エチレ
ングリコールジメタクリレート2%)の平板をミーリン
グマシン(フライス旋盤)を用いて切り抜き加工するこ
とにより、眼内レンズの略平面形状を有する平板である
眼内レンズ前駆体を得た。次いで、その上面と下面をN
C旋盤(数値制御旋盤)を用いて眼内レンズの前面と後
面に旋削し、その後、タンブル研磨(バレル研磨)を行
うことにより、本発明の一体成形眼内レンズを得た。
【0016】得られた眼内レンズの支持部の幅及び厚み
を図1に示すAからFの点について測定した。尚、点F
は連結部にあり、点Eは連結部と支持部の境界にあり、
点D、C、B及びAは、それぞれ、点Eから支持部の全
長の30%、50%、80%及び98%の点である。結
果を表1に示す。
【0017】さらに、この眼内レンズの支持部の柔軟性
を図4の装置を用いて測定した。眼内レンズを微小ロー
ド計10に眼内レンズ1の最長軸長方向と微小ロード計
10の移動方向が一致するようにセットし、マイクロメ
ーター13で微小ロード計10の移動部12を約1mm
/10秒の割合で移動させ、所定の移動量のときの荷重
(ma)を荷重検出器14の表示から読み取った。結果
を図5に示す。この眼内レンズの軸長が10mmにおけ
る圧縮荷重は0.35gであった。
【0018】さらに、眼内レンズの支持部の復元性を試
験するために、上記眼内レンズを直径10mmのリング
ホルダー内に保持したままで、一定時間37℃の生理食
塩水に浸漬した後に、リングから取り出してその最長軸
長を測定した。結果を図6に示す。尚、リングホルダー
20内に保持されている状態(水晶体嚢に保持されてい
る状態を想定)の眼内レンズ1Aと、保持される前の状
態(挿着手術前、即ち製品として販売される状態)の眼
内レンズ1Bを図7に示す。
【0019】実施例2 実施例1と同様にして光学部が長径6mm、短径5mm
の楕円形である眼内レンズを作製した。得られた眼内レ
ンズの支持部の幅及び厚みを図3に示すAからFの点に
ついて測定した。尚、点Fは連結部にあり、点Eは連結
部と支持部の境界にあり、点D、C、B及びAは、それ
ぞれ、点Eから支持部の全長の30%、50%、80%
及び98%の点である。結果を表1に示す。
【0020】さらに、この眼内レンズの支持部の柔軟性
を実施例1と同様に測定した。結果を図5に示す。この
眼内レンズの軸長が10mmにおける圧縮荷重は0.7
3gであった。さらに、上記眼内レンズの支持部の復元
性を実施例1と同様に試験し、その結果、実施例1とほ
ぼ同様の復元性を示した(結果は図示せず)。
【0021】比較例1 光学部がPMMA製であり、支持部がPP製の眼内レン
ズ(MC−5TE、ホーヤ(株)製)(光学部の直径:
6.5mm、軸長:13.5mm、支持部の断面:円形
、直径0.15mm)の支持部の柔軟性を、実施例1と
同様に測定した。結果を図5に示す。この眼内レンズの
軸長が10mmにおける圧縮荷重は0.50gであった
。さらに、上記眼内レンズの復元性を実施例1と同様に
測定した。結果を図6に示す。
【0022】比較例2 実施例1と同様にして、但し、AからFの点における支
持部の幅及び厚みを表1に示すようにしてPMMA製一
体成形眼内レンズを作製した。尚、実施例1と同様に、
点Fは連結部にあり、点Eは連結部と支持部の境界にあ
り、点D、C、B及びAは、それぞれ、点Eから支持部
の全長の30%、50%、80%及び98%の点である
【0023】この眼内レンズの支持部の柔軟性を、実施
例1と同様に測定した。結果を図5に示す。この眼内レ
ンズの軸長が10mmにおける圧縮荷重は1.13gで
あった。さらに、上記眼内レンズの復元性を実施例1と
同様に測定した。結果を図6に示す。
【0024】
【表1】
【0025】以上の結果から明らかなように、比較例1
の支持部がPP製の眼内レンズは、支持部の復元性に劣
り、比較例2の支持部の幅及び厚幅比が共に連結部から
離れるにつれて大きくなる傾向を示す眼内レンズは、そ
の最長軸長が10mmのとき0.7gを大きく上回り、
そのため柔軟性に乏しいものであった。
【0026】それに対して、実施例1及び2の眼内レン
ズは、いずれも顕著な柔軟性と良好な復元性とを併せ持
つものであった。従って、本発明の各実施例の眼内レン
ズは、術者が容易に眼内に挿着することができ、破損の
可能性が極めて低い上に、さらに眼内装着後、所定の位
置からずれが生じることのない眼内レンズである。
【0027】
【発明の効果】本発明の第1の態様によれば、全体をP
MMA等の生体適合性透明硬質樹脂で一体成形した眼内
レンズであって、柔軟性に富んだ支持部を有する眼内レ
ンズを提供することができる。さらに本発明の第2の態
様によれば、全体をPMMA等の生体適合性透明硬質樹
脂で一体成形した眼内レンズであって、柔軟性及び復元
性に富んだ支持部を有する眼内レンズを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光学部が円形である本発明の眼内レンズの平面
図を示す。
【図2】図1に示す光学部が円形である本発明の眼内レ
ンズの側面図を示す。
【図3】光学部が楕円形である本発明の眼内レンズの平
面図を示す。
【図4】眼内レンズの圧縮荷重測定装置の概略図を示す
【図5】眼内レンズの圧縮比と圧縮荷重との関係を示す
【図6】眼内レンズの復元性の試験結果を示す。
【図7】リングホルダー20内に保持された眼内レンズ
1Aと、保持される前の眼内レンズ1Bを示す。
【符号の説明】
1    眼内レンズ 2    光学部 3    支持部 4    連結部 5    眼内レンズの光軸 10  微小ロード計 11  荷重検出部 12  移動部 13  マイクロメーター 14  荷重検出器 15  デジタル表示器 20  リングホルダー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光学部、支持部、及び光学部と支持部
    とを連結する連結部からなる生体適合性透明硬質樹脂製
    一体成形眼内レンズであって、眼内レンズの光軸と垂直
    な平面上における最長軸長の両方向から、軸長が10m
    mになるように前記支持部を圧縮したときの圧縮荷重が
    0.7g以下である眼内レンズ。
  2. 【請求項2】  光学部、支持部、及び光学部と支持部
    とを連結する連結部からなる生体適合性透明硬質樹脂製
    一体成形眼内レンズであって、前記支持部と前記連結部
    との境界から支持部の先端へ向かって支持部全長の80
    %以上の範囲において、前記支持部が実質的に一定の幅
    を有し、前記支持部の厚みに対する幅の比率が0.5以
    上1未満の範囲であり、かつこの比率が実質的に一定で
    ある眼内レンズ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0767896A (ja) * 1993-08-31 1995-03-14 Menicon Co Ltd 眼内レンズ
JP2019055152A (ja) * 2017-09-22 2019-04-11 株式会社メニコン 眼内レンズ

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JPS6099246A (ja) * 1983-10-07 1985-06-03 ク−パ−ビジヨン インコ−ポレイテツド 眼内レンズ
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