JPH04309471A - 多電極片面サブマージアーク溶接法 - Google Patents
多電極片面サブマージアーク溶接法Info
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- JPH04309471A JPH04309471A JP9616891A JP9616891A JPH04309471A JP H04309471 A JPH04309471 A JP H04309471A JP 9616891 A JP9616891 A JP 9616891A JP 9616891 A JP9616891 A JP 9616891A JP H04309471 A JPH04309471 A JP H04309471A
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- welding
- electrodes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は片面溶接、特に造船の大
板継ぎなどで用いられている多電極片面サブマージアー
ク溶接法に関するものである。
板継ぎなどで用いられている多電極片面サブマージアー
ク溶接法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】造船の大板継ぎなどでは、高能率溶接法
として2〜3電極を用いた片面サブマージアーク溶接が
採用されている。図7は片面サブマージアーク溶接を溶
接方向から見た正面図である。片面サブマージアーク溶
接法は、7図(a)、(b)に示すように、銅当金2上
に層状に散布したバッキングフラックス4、または耐火
性キャンバス7内に収納されたバッキングフラックス4
をエアーホース5等の押上機構により突き合わされた被
溶接材1、1aの裏面に押圧しておき、表側よりワイヤ
3、フラックス6を用いてサブマージアーク溶接を行い
、被溶接材の表側と裏側に同時にビード形成する溶接方
法である。
として2〜3電極を用いた片面サブマージアーク溶接が
採用されている。図7は片面サブマージアーク溶接を溶
接方向から見た正面図である。片面サブマージアーク溶
接法は、7図(a)、(b)に示すように、銅当金2上
に層状に散布したバッキングフラックス4、または耐火
性キャンバス7内に収納されたバッキングフラックス4
をエアーホース5等の押上機構により突き合わされた被
溶接材1、1aの裏面に押圧しておき、表側よりワイヤ
3、フラックス6を用いてサブマージアーク溶接を行い
、被溶接材の表側と裏側に同時にビード形成する溶接方
法である。
【0003】しかしながら、従来の片面サブマージアー
ク溶接法は、特公昭48−22572号公報や特公昭4
9−38420号公報等に開示されているように、溶接
速度は最大でも60〜70cm/minであり、ここ2
0年ほとんど進歩していない。一方、最近、海洋汚染防
止の観点からタンカーは2重構造船化の方向にあり、こ
れが実施された場合、大板継ぎは2倍の工程がかかり、
前後工程に空き時間が生じ、作業能力が低下してしまう
ことが予想される。そこで、この大板継ぎ工程を従来と
同一速度で流すためには工場を増やすか、大板継ぎ工程
で用いられている片面サブマージアーク溶接の能率を2
倍以上に上げることが必要となる。しかしながら、前者
は工場敷地の確保のみならず、資金面でも莫大なものに
なる。そこで、近年、片面サブマージアーク溶接の高速
化が強く要望されている。
ク溶接法は、特公昭48−22572号公報や特公昭4
9−38420号公報等に開示されているように、溶接
速度は最大でも60〜70cm/minであり、ここ2
0年ほとんど進歩していない。一方、最近、海洋汚染防
止の観点からタンカーは2重構造船化の方向にあり、こ
れが実施された場合、大板継ぎは2倍の工程がかかり、
前後工程に空き時間が生じ、作業能力が低下してしまう
ことが予想される。そこで、この大板継ぎ工程を従来と
同一速度で流すためには工場を増やすか、大板継ぎ工程
で用いられている片面サブマージアーク溶接の能率を2
倍以上に上げることが必要となる。しかしながら、前者
は工場敷地の確保のみならず、資金面でも莫大なものに
なる。そこで、近年、片面サブマージアーク溶接の高速
化が強く要望されている。
【0004】この場合、片面サブマージアーク溶接にお
ける高速化には以下の3点が特に重要である。
ける高速化には以下の3点が特に重要である。
【0005】(1)高速化における表・裏ビードの形成
【0006】(2)後行電極の溶込み形状の制御
【00
07】(3)高溶着量の確保
07】(3)高溶着量の確保
【0008】この内、(1)、(3)については、特公
昭63−10570号公報等のサブマージアーク溶接の
高速化に見られるように、多電極化および高電流化によ
り達成可能である。
昭63−10570号公報等のサブマージアーク溶接の
高速化に見られるように、多電極化および高電流化によ
り達成可能である。
【0009】ところが、片面サブマージアーク溶接法に
おいては、先行電極の溶接金属が突合せ凝固になり、割
れ易い傾向がある。図8は、片面サブマージアーク溶接
金属のデンドライトの方向を説明するためのマクロ断面
図である。溶接の高速化に伴い、図8(a)に示す傾向
がさらに顕著になる。
おいては、先行電極の溶接金属が突合せ凝固になり、割
れ易い傾向がある。図8は、片面サブマージアーク溶接
金属のデンドライトの方向を説明するためのマクロ断面
図である。溶接の高速化に伴い、図8(a)に示す傾向
がさらに顕著になる。
【0010】そこで、図8(b)に示すように先行電極
が上向き凝固を呈するように、第3電極以降の後行電極
で溶接金属の溶け込みを適正に確保する必要がある。し
かし、溶込みが深すぎると裏ビードが過大となる。特に
、高速化に伴い高溶着量を確保するため各電極には大電
流が必要となり、溶込みが深くなり易い。この場合、溶
接速度60〜70cm/minの現状の3電極溶接の第
2−第3電極の距離(約100mm)では、後行電極の
溶接金属が先行電極で形成した裏ビードまで容易に到達
してしまう。図4は3電極溶接の側面図である。大電流
化により図4に示す第2−第3電極距離14は長くする
必要があり、その結果、第1電極から最終電極までの距
離Lはかなり長くなる。図5は4電極溶接の側面図であ
るが、電極数が増えるにつれてその傾向は著しいものと
なる。
が上向き凝固を呈するように、第3電極以降の後行電極
で溶接金属の溶け込みを適正に確保する必要がある。し
かし、溶込みが深すぎると裏ビードが過大となる。特に
、高速化に伴い高溶着量を確保するため各電極には大電
流が必要となり、溶込みが深くなり易い。この場合、溶
接速度60〜70cm/minの現状の3電極溶接の第
2−第3電極の距離(約100mm)では、後行電極の
溶接金属が先行電極で形成した裏ビードまで容易に到達
してしまう。図4は3電極溶接の側面図である。大電流
化により図4に示す第2−第3電極距離14は長くする
必要があり、その結果、第1電極から最終電極までの距
離Lはかなり長くなる。図5は4電極溶接の側面図であ
るが、電極数が増えるにつれてその傾向は著しいものと
なる。
【0011】そこで、実際の溶接で第1電極から最終電
極までを同時にスタートしようとすると、スタートタブ
が非常に長くなり、非能率的であるばかりでなく、工場
内にタブ長さの分の余計なスペースが必要となってくる
。従って、最終電極までを同時スタートするのは現実的
ではない。
極までを同時にスタートしようとすると、スタートタブ
が非常に長くなり、非能率的であるばかりでなく、工場
内にタブ長さの分の余計なスペースが必要となってくる
。従って、最終電極までを同時スタートするのは現実的
ではない。
【0012】ところで、溶接速度60〜70cm/mi
nの場合は、先行電極で生成されるスラグの凝固が終了
しないうちに第3電極のアークスタートが開始されるた
め、非常にスムーズに溶接が可能であり、実施工でも第
1、第2電極は溶接台車走行前にアークスタートするも
のの、第3電極はタブ低減を目的にランニングスタート
(溶接台車走行後にアークを発生すること)を行って、
第1、第2電極で形成されたスラグ上でアークを発生し
ている。
nの場合は、先行電極で生成されるスラグの凝固が終了
しないうちに第3電極のアークスタートが開始されるた
め、非常にスムーズに溶接が可能であり、実施工でも第
1、第2電極は溶接台車走行前にアークスタートするも
のの、第3電極はタブ低減を目的にランニングスタート
(溶接台車走行後にアークを発生すること)を行って、
第1、第2電極で形成されたスラグ上でアークを発生し
ている。
【0013】しかしながら、溶接速度が大きくなると上
述のように第2−第3電極の距離が長くなり、また高速
ゆえに先行電極のスラグの凝固も速く、通常の方法では
ランニングスタートは不可能である。従って、実施工へ
の適用の大きな障害となっている。
述のように第2−第3電極の距離が長くなり、また高速
ゆえに先行電極のスラグの凝固も速く、通常の方法では
ランニングスタートは不可能である。従って、実施工へ
の適用の大きな障害となっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記高速多
電極片面サブマージアーク溶接法において、耐割れ性が
良好な凝固組織を得るとともに、スタートタブの低減を
可能にした溶接法を提供する事を目的としたものである
。
電極片面サブマージアーク溶接法において、耐割れ性が
良好な凝固組織を得るとともに、スタートタブの低減を
可能にした溶接法を提供する事を目的としたものである
。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、第1電
極と第2電極の溶接アーク発生直後に溶接台車が走行を
開始し、第3電極以降の後行電極は溶接台車走行後にア
ークを発生する3電極以上の多電極片面サブマージアー
ク溶接法において、第1電極と第2電極の距離を10〜
60mm、第2電極と第3電極の距離を130〜300
mmとし、かつ、第3電極の溶接電流はアークスタート
時およびアークスタート直後の2段階制御とすることを
特徴とする多電極片面サブマージアーク溶接法である。
極と第2電極の溶接アーク発生直後に溶接台車が走行を
開始し、第3電極以降の後行電極は溶接台車走行後にア
ークを発生する3電極以上の多電極片面サブマージアー
ク溶接法において、第1電極と第2電極の距離を10〜
60mm、第2電極と第3電極の距離を130〜300
mmとし、かつ、第3電極の溶接電流はアークスタート
時およびアークスタート直後の2段階制御とすることを
特徴とする多電極片面サブマージアーク溶接法である。
【0016】
【作用】以下、本発明について詳細に説明する。
【0017】まず、本発明においては3本以上の電極を
用いる事が必要である。これにより、第1、2電極で裏
ビードを形成し、第3電極以降で表ビードを形成し、必
要な溶着量を確保する事が可能となる。
用いる事が必要である。これにより、第1、2電極で裏
ビードを形成し、第3電極以降で表ビードを形成し、必
要な溶着量を確保する事が可能となる。
【0018】第1電極と第2電極の距離の限定理由
【0
019】第1電極と第2電極は先行電極として裏ビード
形成を担うものである。この第1電極と第2電極の距離
が短いと裏ビードが出過ぎ、極端な場合割れが発生しや
すくなる。一方、この距離が長すぎると裏ビードが出に
くくなると同時に不安定になり、バラツキも大きくなる
。従って、本発明においては第1電極と第2電極の距離
を10〜60mmに限定した。
019】第1電極と第2電極は先行電極として裏ビード
形成を担うものである。この第1電極と第2電極の距離
が短いと裏ビードが出過ぎ、極端な場合割れが発生しや
すくなる。一方、この距離が長すぎると裏ビードが出に
くくなると同時に不安定になり、バラツキも大きくなる
。従って、本発明においては第1電極と第2電極の距離
を10〜60mmに限定した。
【0020】なお、ここでいう電極距離とは板表面上に
おけるワイヤ中心の距離を示しており、以下の説明でも
全て同様である。
おけるワイヤ中心の距離を示しており、以下の説明でも
全て同様である。
【0021】第2電極と第3電極の距離の限定理由
【0
022】第3電極以降は、融合不良およびスラグ巻き込
み等の内部欠陥の発生を防止し、必要な溶着量を確保す
るために用いるのであるが、同時に第1、第2電極で形
成された溶接金属の凝固方向を図8(b)に示すように
上むきに制御する役割がある。しかし、第3電極の配置
が第1、第2電極で形成される溶融池(プール)に近す
ぎるといわゆるワンプールとなり、ビードが出過ぎる。 従って、第3電極は第1、第2電極により形成されるプ
ールの外側に配置する必要がある。第1、第2電極で形
成されるプールの長さを検討した結果、最大約120m
mであったので、第2電極と第3電極の距離は130m
m以上必要である。しかし、この長さが300mmを超
えると後行電極の溶込みを十分に確保する事ができない
。従って、第2電極と第3電極の距離は130〜300
mmに限定した。
022】第3電極以降は、融合不良およびスラグ巻き込
み等の内部欠陥の発生を防止し、必要な溶着量を確保す
るために用いるのであるが、同時に第1、第2電極で形
成された溶接金属の凝固方向を図8(b)に示すように
上むきに制御する役割がある。しかし、第3電極の配置
が第1、第2電極で形成される溶融池(プール)に近す
ぎるといわゆるワンプールとなり、ビードが出過ぎる。 従って、第3電極は第1、第2電極により形成されるプ
ールの外側に配置する必要がある。第1、第2電極で形
成されるプールの長さを検討した結果、最大約120m
mであったので、第2電極と第3電極の距離は130m
m以上必要である。しかし、この長さが300mmを超
えると後行電極の溶込みを十分に確保する事ができない
。従って、第2電極と第3電極の距離は130〜300
mmに限定した。
【0023】第3電極のアークスタート時およびアーク
スタート直後の溶接条件の2段階制御
スタート直後の溶接条件の2段階制御
【0024】高速溶接では先行電極の溶融スラグの凝固
が速く、第3電極をランニングスタートする場合、第3
電極が第1、第2電極で形成されたスラグ上に到達した
段階ではスラグは完全に凝固している。従って、第3電
極はこの凝固スラグを破砕してその直下の溶接金属との
間にアークを発生する必要がある。
が速く、第3電極をランニングスタートする場合、第3
電極が第1、第2電極で形成されたスラグ上に到達した
段階ではスラグは完全に凝固している。従って、第3電
極はこの凝固スラグを破砕してその直下の溶接金属との
間にアークを発生する必要がある。
【0025】図2は、第3電極のランニングスタート性
に及ぼす第2−第3電極の距離と第3電極の電流の影響
を調べたものである。溶接は表1に示す板厚16mmの
鋼板を用いて3電極で行った。溶接条件は、第1電極:
1700A、第2電極:1300A、速度150cm/
minとした。アークスタートを良好に行うには、第2
−第3電極の距離が150mmで1200A以上、距離
が250mmで1400Aの大電流が必要となる。
に及ぼす第2−第3電極の距離と第3電極の電流の影響
を調べたものである。溶接は表1に示す板厚16mmの
鋼板を用いて3電極で行った。溶接条件は、第1電極:
1700A、第2電極:1300A、速度150cm/
minとした。アークスタートを良好に行うには、第2
−第3電極の距離が150mmで1200A以上、距離
が250mmで1400Aの大電流が必要となる。
【0026】一方、適正な溶込みおよび溶着量を得るた
めに実際に必要な電流はかなり小さい値である。即ち、
ランニングスタートを行う大電流のまま溶接を行うと、
溶着量が多すぎたり、第3電極による溶込みが深くなり
裏ビードに悪影響を及ぼす。従って、第3電極はランニ
ングスタートを行った直後に電流を速やかに低減する必
要がある。
めに実際に必要な電流はかなり小さい値である。即ち、
ランニングスタートを行う大電流のまま溶接を行うと、
溶着量が多すぎたり、第3電極による溶込みが深くなり
裏ビードに悪影響を及ぼす。従って、第3電極はランニ
ングスタートを行った直後に電流を速やかに低減する必
要がある。
【0027】図3は、第4電極のランニングスタート性
に及ぼす第3電極と第4電極の電流の影響を調べたもの
である。溶接は表1に示す板厚16mmの鋼板を用いて
4電極で行った。この場合、第4電極のランニングスタ
ート性を調査するため、第1〜第3電極は同時スタート
とし、溶接条件は第1電極:1700A、第2電極:1
300A、速度150cm/minとした。第4電極は
、第3電極のアークがスタートしていれば特に高電流を
用いなくてもランニングスタートが可能であった。
に及ぼす第3電極と第4電極の電流の影響を調べたもの
である。溶接は表1に示す板厚16mmの鋼板を用いて
4電極で行った。この場合、第4電極のランニングスタ
ート性を調査するため、第1〜第3電極は同時スタート
とし、溶接条件は第1電極:1700A、第2電極:1
300A、速度150cm/minとした。第4電極は
、第3電極のアークがスタートしていれば特に高電流を
用いなくてもランニングスタートが可能であった。
【0028】従って、ランニングスタートの問題は第3
電極が良好にアークを発生するかどうかにかかってくる
。ところが、前述の結果より、第3電極のランニングス
タート性を良好にするためには、実際に必要な電流より
もかなり大きい電流が必要となる。
電極が良好にアークを発生するかどうかにかかってくる
。ところが、前述の結果より、第3電極のランニングス
タート性を良好にするためには、実際に必要な電流より
もかなり大きい電流が必要となる。
【0029】一方、溶着量および後行電極の溶込みを適
正にするため、第3電極以降はアークスタート直後に短
時間で低減しなければならない。即ち、第3電極はアー
クスタート時およびアークスタート直後の2段階制御が
必要となる。図1は第3電極の2段階制御を説明するた
めの図である。図1に示すように、第3電極はアークス
タート時には本溶接に必要な電流I0 (A)より大き
い電流I1 (A)を通電し、アークスタート直後に本
来のI0 (A)に戻す。I1 (A)の通電時間はで
きるだけ短い方がよい。
正にするため、第3電極以降はアークスタート直後に短
時間で低減しなければならない。即ち、第3電極はアー
クスタート時およびアークスタート直後の2段階制御が
必要となる。図1は第3電極の2段階制御を説明するた
めの図である。図1に示すように、第3電極はアークス
タート時には本溶接に必要な電流I0 (A)より大き
い電流I1 (A)を通電し、アークスタート直後に本
来のI0 (A)に戻す。I1 (A)の通電時間はで
きるだけ短い方がよい。
【0030】この場合の2段階制御の方法としては、例
えばシステム電源、パルス発生装置、あるいはスタート
時のみ負荷する別電源の採用等が考えられるが、本発明
はこれらに限定されるものではない。
えばシステム電源、パルス発生装置、あるいはスタート
時のみ負荷する別電源の採用等が考えられるが、本発明
はこれらに限定されるものではない。
【0031】ところで、本発明溶接法は片面サブマージ
アーク溶接法であり、溶接材料として表側フラックス、
バッキングフラックスおよび電極ワイヤを必要とするが
、これら溶接材料に関しては、目的に応じた適正な溶接
金属を得ることの出来るものであればそれらの組成につ
いては特に限定されるものではない。
アーク溶接法であり、溶接材料として表側フラックス、
バッキングフラックスおよび電極ワイヤを必要とするが
、これら溶接材料に関しては、目的に応じた適正な溶接
金属を得ることの出来るものであればそれらの組成につ
いては特に限定されるものではない。
【0032】即ち、表側フラックスとしては、SiO2
、Al2O3 、TiO2 、MnO、MgO等の金
属酸化物、CaF2 、MgF2 等の金属弗化物、C
aCO3 等の金属炭酸塩、Si、Mn等の脱酸剤、N
i、Mo等の合金剤あるいは鉄粉を適宜配合して作製さ
れたフラックスを用いればよい。フラックスタイプはメ
ルト形、ボンド形フラックスのいずれでもよい。バッキ
ングフラックスについても同様である。
、Al2O3 、TiO2 、MnO、MgO等の金
属酸化物、CaF2 、MgF2 等の金属弗化物、C
aCO3 等の金属炭酸塩、Si、Mn等の脱酸剤、N
i、Mo等の合金剤あるいは鉄粉を適宜配合して作製さ
れたフラックスを用いればよい。フラックスタイプはメ
ルト形、ボンド形フラックスのいずれでもよい。バッキ
ングフラックスについても同様である。
【0033】電極ワイヤはフラックス組成との関連で選
択されるものであるが、Mn:0.3〜3.2%、Mo
:0.15〜0.75%の一種または二種を含有するワ
イヤが強度および靱性を確保する上で好ましい。なお、
ワイヤ径は板厚等に応じて適宜選択すればよい。
択されるものであるが、Mn:0.3〜3.2%、Mo
:0.15〜0.75%の一種または二種を含有するワ
イヤが強度および靱性を確保する上で好ましい。なお、
ワイヤ径は板厚等に応じて適宜選択すればよい。
【0034】以上本発明について詳述したが、本発明の
効果をさらに明確にするため、以下実施例について述べ
る。
効果をさらに明確にするため、以下実施例について述べ
る。
【0035】
【実施例】表1に示す鋼板に対して、表2のワイヤ、表
3のフラックス、表4のバッキングフラックスを用いて
8種類の片面サブマージアーク溶接を行った。
3のフラックス、表4のバッキングフラックスを用いて
8種類の片面サブマージアーク溶接を行った。
【0036】表3のフラックスは、原料粉を水ガラスを
用いて造粒した後、400℃×120minの条件でロ
ータリーキルンで焼成したボンドフラックスで、仕上が
りフラックスの粒度は12×100メッシュに整粒した
。また、表4のバッキングフラックスは、図7(a)に
示した銅当金併用型のバッキングフラックスで、ボンド
形フラックスである。尚、フェノール樹脂は水およびア
ルコールをそれぞれ溶媒として溶解し、粘液とした後、
フラックス粒子に被覆した。
用いて造粒した後、400℃×120minの条件でロ
ータリーキルンで焼成したボンドフラックスで、仕上が
りフラックスの粒度は12×100メッシュに整粒した
。また、表4のバッキングフラックスは、図7(a)に
示した銅当金併用型のバッキングフラックスで、ボンド
形フラックスである。尚、フェノール樹脂は水およびア
ルコールをそれぞれ溶媒として溶解し、粘液とした後、
フラックス粒子に被覆した。
【0037】溶接結果を表5、6に示す。本発明例であ
るNo.1〜4はいずれも良好な溶接部を得ることが出
来たが、一方、比較例のNo.5〜8の場合、溶接結果
の欄に記載したように満足できる結果が得られなかった
。
るNo.1〜4はいずれも良好な溶接部を得ることが出
来たが、一方、比較例のNo.5〜8の場合、溶接結果
の欄に記載したように満足できる結果が得られなかった
。
【0038】尚、開先形状は図6に示す形状を用いた。
試験板の板厚は16mm、ルートフェースは3mm、開
先角度は50°である。
先角度は50°である。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】
【表4】
【0043】
【表5】
【0044】
【表6】
【0045】
【発明の効果】本発明により、耐割れ性が良好な凝固組
織が得られる。また、スタートタブの低減が可能となる
。
織が得られる。また、スタートタブの低減が可能となる
。
【図1】本発明溶接法の第3電極の2段階制御を説明す
るための図である。
るための図である。
【図2】第3電極のランニングスタート性に及ぼす第2
−第3電極の距離と第3電極の電流の影響を説明するた
めの図である。
−第3電極の距離と第3電極の電流の影響を説明するた
めの図である。
【図3】第4電極のランニングスタート性に及ぼす第3
電極の電流と第4電極の電流の影響を説明するための図
である。
電極の電流と第4電極の電流の影響を説明するための図
である。
【図4】3電極溶接の側面図である。
【図5】4電極溶接の側面図である。
【図6】実施例に用いた開先形状を示す正面図である。
【図7】片面サブマージアーク溶接法を説明するための
正面図である。
正面図である。
【図8】溶接金属のデンドライトの方向を説明するため
の断面マクロ図である。
の断面マクロ図である。
1、1a 被溶接材
2 銅当金
3 電極ワイヤ
4 バッキングフラックス
5 エアーホース
6 フラックス
7 耐火性キャンバス
8 第1電極
9 第2電極
10 第3電極
11 開先底面
12 板表面
13 第1−第2電極距離
14 第2−第3電極距離
19 第4電極
Claims (1)
- 【請求項1】 第1電極と第2電極の溶接アーク発生
直後に溶接台車が走行を開始し、第3電極以降の後行電
極は溶接台車走行後にアークを発生する3電極以上の多
電極片面サブマージアーク溶接法において、第1電極と
第2電極の距離を10〜60mm、第2電極と第3電極
の距離を130〜300mmとし、かつ、第3電極の溶
接電流はアークスタート時およびアークスタート直後の
2段階制御とすることを特徴とする多電極片面サブマー
ジアーク溶接法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9616891A JPH04309471A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 多電極片面サブマージアーク溶接法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9616891A JPH04309471A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 多電極片面サブマージアーク溶接法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04309471A true JPH04309471A (ja) | 1992-11-02 |
Family
ID=14157806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9616891A Withdrawn JPH04309471A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 多電極片面サブマージアーク溶接法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04309471A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100318081B1 (ko) * | 1993-06-17 | 2002-04-22 | 에로 메킨넨, 타비 소이닌바라 | 용접방법 |
| CN102161125A (zh) * | 2010-02-22 | 2011-08-24 | 株式会社神户制钢所 | 多电极单面焊接装置的起弧方法及多电极单面焊接装置 |
| JP2023023454A (ja) * | 2021-08-05 | 2023-02-16 | 株式会社神戸製鋼所 | 多電極片面サブマージアーク溶接方法 |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP9616891A patent/JPH04309471A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100318081B1 (ko) * | 1993-06-17 | 2002-04-22 | 에로 메킨넨, 타비 소이닌바라 | 용접방법 |
| CN102161125A (zh) * | 2010-02-22 | 2011-08-24 | 株式会社神户制钢所 | 多电极单面焊接装置的起弧方法及多电极单面焊接装置 |
| JP2011167745A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-01 | Kobe Steel Ltd | 多電極片面溶接装置のアークスタート方法および多電極片面溶接装置 |
| JP2023023454A (ja) * | 2021-08-05 | 2023-02-16 | 株式会社神戸製鋼所 | 多電極片面サブマージアーク溶接方法 |
| CN115703163A (zh) * | 2021-08-05 | 2023-02-17 | 株式会社神户制钢所 | 多电极单面埋弧焊接方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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