JPH0510195B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0510195B2 JPH0510195B2 JP5716085A JP5716085A JPH0510195B2 JP H0510195 B2 JPH0510195 B2 JP H0510195B2 JP 5716085 A JP5716085 A JP 5716085A JP 5716085 A JP5716085 A JP 5716085A JP H0510195 B2 JPH0510195 B2 JP H0510195B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- starting
- flux
- welding
- cut wire
- arc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K25/00—Slag welding, i.e. using a heated layer or mass of powder, slag or the like in contact with the material to be joined
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Nonmetallic Welding Materials (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、エレクトロスラグ溶接のスタート方
法に関する。 〔従来の技術と問題点〕 一般にエレクトロスラグ溶接を開始するには、
母材と当金が形成する開先の下端に配置したタブ
材上に起動用フラツクスを散布しながら溶接用ワ
イヤを供給し、アークを発生、維持させてフラツ
クスの溶融、スラグ浴の生成を行なわせる。この
溶接開始作業は調整が比較的難かしく、失敗する
とスラグ溶接移行前にワイヤと母材が短絡してア
ークが中断したり、いつまでも安定したスラグ溶
接にならず溶接部に欠陥を生じたりする。そして
煩しい溶接準備のやり直しや手直し等を行うこと
なる。このため従来、起動用フラツクスを散布す
るに先立つてタブ材上にスチールウールあるいは
中実カツトワイヤを配置することが実施されてい
るがまだ満足できる処置ではなく、改良の余地が
残されていた。 〔問題点を解決するための手段・作用〕 本発明は上記従来の問題点を解消するためにな
されたものであつて、アークの発生性、維持性が
良好でかつ安定したスラグ溶接への移行が容易な
エレクトロスラグ溶接のスタート方法を提供する
ことを目的とする。 この目的を構成する本発明の要旨とするところ
はエレクトロスラグ溶接のスタートに際して、開
先始端部に起動用補助材としてフラツクス入りカ
ツトワイヤを散布してから溶接を開始することに
ある。 本発明で使用するフラツクス入りカツトワイヤ
(以下単にカツトワイヤという)とは、特公49−
16023号公報で知られるカツトワイヤであり、短
尺鋼管(直径:1.0〜2.0mm程度、長さ:直径の1
〜4倍)内にフラツクス(スラグ生成剤、合金
剤、脱酸剤等)を充填したカツトワイヤをいう。
以下図面を参照しながら本発明を説明する。 第1図は本発明のエレクトロスラグ溶接のスタ
ート方法の具体例を示す断面図である。母材1,
2を所定の間隙を開けて設置し、その間隙を閉じ
るように1対の銅当金(図示せず)を配置して開
先3を形成し、そして該開先3の下端、上端にそ
れぞれ銅製のスタートタブ材4、エンドタブ材5
を設置している。6はこの開先内に挿入され、ク
ランプ7にて固定保持された消耗ノズルであり、
該ノズル6を介して溶接用ワイヤWを開先3内へ
と送給ローラ8により供給する。開先始端部とな
るスタートタブ材4の凹部にはあらかじめカツト
ワイヤ9を散布し、そして該カツトワイヤ9の上
に溶融スラグ浴を生成するための起動用フラツク
スを散布しておく。 溶融スラグ浴の生成過程を述べる。まずワイヤ
Wの先端とカツトワイヤ9との間でアークが発生
し、該アークはカツトワイヤ層9により順調に維
持される。このアーク熱であらかじめ散布されて
いるフラツクス10およびカツトワイヤ9の充填
フラツクスそしてアーク発生後に追加補充される
起動用フラツクスが順次溶融して溶融スラグ浴を
生成する。溶融スラグ浴が生成するとアークは消
え、本溶接へと移つていく。 アーク発生から本溶接に移行するためには、溶
融スラグ浴が一定の深さとなることが必要である
が、本発明ではこのようにカツトワイヤ自身の溶
融に伴ないカツトワイヤ中の充填フラツクスのス
ラグ化も同時に進行してスラグ量が徐々に増加す
るので、起動用フラツクスのスラグ化と相まつて
溶融スラグ浴の生成が容易になり、本溶接へと順
調に移行する。この点従来の起動用補助材として
スチールウールを使用する場合は熱容量が小さい
のでアーク発生性は良好であるがアーク維持性が
やや劣り、中実カツトワイヤを使用する場合は熱
容量が比較的大きいのでアーク維持性は良好であ
るがアーク発生性がやや劣る。そしてスチールウ
ール、中実カツトワイヤいずれを使用する場合も
起動用補助材自身によるスラグ化促進機能をもた
ないために本発明のフラツクスを充填したカツト
ワイヤによる場合に比べてスラグ溶接移行性が劣
る。第1表はこれら3種の起動用補助材を起動時
の性能について比較した表である。
法に関する。 〔従来の技術と問題点〕 一般にエレクトロスラグ溶接を開始するには、
母材と当金が形成する開先の下端に配置したタブ
材上に起動用フラツクスを散布しながら溶接用ワ
イヤを供給し、アークを発生、維持させてフラツ
クスの溶融、スラグ浴の生成を行なわせる。この
溶接開始作業は調整が比較的難かしく、失敗する
とスラグ溶接移行前にワイヤと母材が短絡してア
ークが中断したり、いつまでも安定したスラグ溶
接にならず溶接部に欠陥を生じたりする。そして
煩しい溶接準備のやり直しや手直し等を行うこと
なる。このため従来、起動用フラツクスを散布す
るに先立つてタブ材上にスチールウールあるいは
中実カツトワイヤを配置することが実施されてい
るがまだ満足できる処置ではなく、改良の余地が
残されていた。 〔問題点を解決するための手段・作用〕 本発明は上記従来の問題点を解消するためにな
されたものであつて、アークの発生性、維持性が
良好でかつ安定したスラグ溶接への移行が容易な
エレクトロスラグ溶接のスタート方法を提供する
ことを目的とする。 この目的を構成する本発明の要旨とするところ
はエレクトロスラグ溶接のスタートに際して、開
先始端部に起動用補助材としてフラツクス入りカ
ツトワイヤを散布してから溶接を開始することに
ある。 本発明で使用するフラツクス入りカツトワイヤ
(以下単にカツトワイヤという)とは、特公49−
16023号公報で知られるカツトワイヤであり、短
尺鋼管(直径:1.0〜2.0mm程度、長さ:直径の1
〜4倍)内にフラツクス(スラグ生成剤、合金
剤、脱酸剤等)を充填したカツトワイヤをいう。
以下図面を参照しながら本発明を説明する。 第1図は本発明のエレクトロスラグ溶接のスタ
ート方法の具体例を示す断面図である。母材1,
2を所定の間隙を開けて設置し、その間隙を閉じ
るように1対の銅当金(図示せず)を配置して開
先3を形成し、そして該開先3の下端、上端にそ
れぞれ銅製のスタートタブ材4、エンドタブ材5
を設置している。6はこの開先内に挿入され、ク
ランプ7にて固定保持された消耗ノズルであり、
該ノズル6を介して溶接用ワイヤWを開先3内へ
と送給ローラ8により供給する。開先始端部とな
るスタートタブ材4の凹部にはあらかじめカツト
ワイヤ9を散布し、そして該カツトワイヤ9の上
に溶融スラグ浴を生成するための起動用フラツク
スを散布しておく。 溶融スラグ浴の生成過程を述べる。まずワイヤ
Wの先端とカツトワイヤ9との間でアークが発生
し、該アークはカツトワイヤ層9により順調に維
持される。このアーク熱であらかじめ散布されて
いるフラツクス10およびカツトワイヤ9の充填
フラツクスそしてアーク発生後に追加補充される
起動用フラツクスが順次溶融して溶融スラグ浴を
生成する。溶融スラグ浴が生成するとアークは消
え、本溶接へと移つていく。 アーク発生から本溶接に移行するためには、溶
融スラグ浴が一定の深さとなることが必要である
が、本発明ではこのようにカツトワイヤ自身の溶
融に伴ないカツトワイヤ中の充填フラツクスのス
ラグ化も同時に進行してスラグ量が徐々に増加す
るので、起動用フラツクスのスラグ化と相まつて
溶融スラグ浴の生成が容易になり、本溶接へと順
調に移行する。この点従来の起動用補助材として
スチールウールを使用する場合は熱容量が小さい
のでアーク発生性は良好であるがアーク維持性が
やや劣り、中実カツトワイヤを使用する場合は熱
容量が比較的大きいのでアーク維持性は良好であ
るがアーク発生性がやや劣る。そしてスチールウ
ール、中実カツトワイヤいずれを使用する場合も
起動用補助材自身によるスラグ化促進機能をもた
ないために本発明のフラツクスを充填したカツト
ワイヤによる場合に比べてスラグ溶接移行性が劣
る。第1表はこれら3種の起動用補助材を起動時
の性能について比較した表である。
次に本発明の実施例を示す。次に示す条件でエ
レクトロスラグ溶接を行なつた。 母材…鋼種:SM41B、板厚20mm 開先形状…I開先でルートギヤツプ25mm(図面参
照) 溶接用ワイヤ…成分:C0.07、Si0.30、Mn1.30
(%) 線径:2.4mm 消耗ノズル…鋼管:軟鋼 被覆フラツクス:起動用フラツクと同一のも
の ノズル外径:10mm 起動用フラツクス…成分:中酸化マンガン系フラ
ツクス 粒度:20メツシユ×Dust 起動用補助材…フラツクス入りカツトワイヤ径:
1.2mm×長さ1.5mm 外皮:軟鋼 充填フラツクス:起動用フラツクスと同一の
もの 溶接条件…電流:420A 電圧:42V 速度:2.5cm/min スラグ浴深さ:40mm 起動用フラツクス散布量:110g(あらかじ
め30〜40gを散布しアーク発生後徐々に残量
を投入散布する) 起動用補助材散布厚:3〜4mm 以上の各条件でエレクトロスラグ溶接を行なつ
たところ、溶接のスタート時においてアークは容
易に発生し、かつ安定してアークが維持され、そ
して所定深さの溶接スラグ浴が生成されて本溶接
のスラグ溶接に順調に移行した。その結果健全な
溶接部が得られた。 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明のエレクトロスラグ
溶接のスタート方法によればアーク発生性、維持
性が良好でスラグ溶接への移行がスムーズに行な
える。しかも開先始端部に起動用補助材としてフ
ラツクス入りカツトワイヤを散布するだけでよい
ので簡便で手間がかからない。
レクトロスラグ溶接を行なつた。 母材…鋼種:SM41B、板厚20mm 開先形状…I開先でルートギヤツプ25mm(図面参
照) 溶接用ワイヤ…成分:C0.07、Si0.30、Mn1.30
(%) 線径:2.4mm 消耗ノズル…鋼管:軟鋼 被覆フラツクス:起動用フラツクと同一のも
の ノズル外径:10mm 起動用フラツクス…成分:中酸化マンガン系フラ
ツクス 粒度:20メツシユ×Dust 起動用補助材…フラツクス入りカツトワイヤ径:
1.2mm×長さ1.5mm 外皮:軟鋼 充填フラツクス:起動用フラツクスと同一の
もの 溶接条件…電流:420A 電圧:42V 速度:2.5cm/min スラグ浴深さ:40mm 起動用フラツクス散布量:110g(あらかじ
め30〜40gを散布しアーク発生後徐々に残量
を投入散布する) 起動用補助材散布厚:3〜4mm 以上の各条件でエレクトロスラグ溶接を行なつ
たところ、溶接のスタート時においてアークは容
易に発生し、かつ安定してアークが維持され、そ
して所定深さの溶接スラグ浴が生成されて本溶接
のスラグ溶接に順調に移行した。その結果健全な
溶接部が得られた。 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明のエレクトロスラグ
溶接のスタート方法によればアーク発生性、維持
性が良好でスラグ溶接への移行がスムーズに行な
える。しかも開先始端部に起動用補助材としてフ
ラツクス入りカツトワイヤを散布するだけでよい
ので簡便で手間がかからない。
図面は本発明のエレクトロスラグ溶接のスター
ト方法の具体例を示す説明図である。 1,2…母材、3…開先、9…フラツクス入り
カツトワイヤ、10…起動用フラツクス。
ト方法の具体例を示す説明図である。 1,2…母材、3…開先、9…フラツクス入り
カツトワイヤ、10…起動用フラツクス。
Claims (1)
- 1 開先始端部に起動用補助材としてフラツクス
入りカツトワイヤを散布してから溶液を開始する
ことを特徴とするエレクトロスラグ溶接のスター
ト方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5716085A JPS61216881A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | エレクトロスラグ溶接のスタ−ト方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5716085A JPS61216881A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | エレクトロスラグ溶接のスタ−ト方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61216881A JPS61216881A (ja) | 1986-09-26 |
| JPH0510195B2 true JPH0510195B2 (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=13047809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5716085A Granted JPS61216881A (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | エレクトロスラグ溶接のスタ−ト方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61216881A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH066235B2 (ja) * | 1989-04-19 | 1994-01-26 | 新日本製鐵株式会社 | レールの自動溶接方法 |
| JP7623566B2 (ja) * | 2020-10-07 | 2025-01-29 | 日本製鉄株式会社 | 溶接継手の製造方法及び開先充填用のフラックス入りカットワイヤ |
| JP7623565B2 (ja) * | 2020-10-07 | 2025-01-29 | 日本製鉄株式会社 | 溶接継手の製造方法及び開先充填用のフラックス入りカットワイヤ |
| JP7795066B2 (ja) * | 2021-03-31 | 2026-01-07 | 日本製鉄株式会社 | フラックス入りカットワイヤ及び溶接継手の製造方法 |
-
1985
- 1985-03-20 JP JP5716085A patent/JPS61216881A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61216881A (ja) | 1986-09-26 |
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